JPH04320506A - アクティブフィルタ装置 - Google Patents

アクティブフィルタ装置

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Publication number
JPH04320506A
JPH04320506A JP8858291A JP8858291A JPH04320506A JP H04320506 A JPH04320506 A JP H04320506A JP 8858291 A JP8858291 A JP 8858291A JP 8858291 A JP8858291 A JP 8858291A JP H04320506 A JPH04320506 A JP H04320506A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reactor
circuit
current
active filter
resistor
Prior art date
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Pending
Application number
JP8858291A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Okawa
克実 大川
Hirobumi Kikuchi
博文 菊地
Hideshi Saito
秀史 西塔
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアクティブフィルタ装置
に関し、特にリアクタに流れる電流を制御するアクティ
ブフィルタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、整流電源のノイズ対策の点からア
クティブフィルタが注目されている。一般的なアクティ
ブフィルタを図4を参照して説明する。このアクティブ
フィルタは、ダイオードD1〜D4からなるブリッジ整
流回路、ブリッジ整流回路の正の直流出力端に一端が接
続されるリアクタL、このリアクタLの他端とグランド
間にコレクタ、エミッタがそれぞれ接続されるトランジ
スタQ、このトランジスタQのコレクタにアノードが接
続されるダンパ・ダイオードD5、このダンパ・ダイオ
ードD5のカソードとグランド間に接続される平滑コン
デンサCdおよびトランジスタQのベースに制御パルス
φを供給する制御回路COMから構成される。
【0003】制御回路COMの主回路はマイクロコンピ
ュータ等により構成されて、15KHz以上の周波数の
制御パルスφを出力している。次に、このアクティブフ
ィルタの動作を説明する。商用交流のダイオードD1と
D2の接続点電位が正となる半周期では、制御回路CO
Mから出力される15KHz以上の周波数の制御パルス
φがハイレベルのときトランジスタQがオンし、ダイオ
ードD1−リアクタL−トランジスタQ−ダイオードD
4の閉回路が形成されてリアクタLに電流ILが流れる
。 そして、制御パルスφがローレベルのときトランジスタ
Qがオフして先の閉回路が開路されると、リアクタLは
それ以前の電気的状態を接続させようとして逆起電力を
発生する。このリアクタLの逆起電力とブリッジ整流回
路出力とが加算された電圧はコンデンサ入力型の整流回
路に比較して長い期間において平滑コンデンサCdの充
電電圧を上回り、ダンパ・ダイオードD5を介して平滑
コンデンサCdを充電する。
【0004】また、商用交流のダイオードD1とD2の
接続点電位が負となる半周期では、制御パルスφがハイ
レベルのときトランジスタQがオンし、ダイオードD3
−リアクタL−トランジスタQ−ダイオードD2の閉回
路が形成されてリアクタLに電流ILが流れる。そして
、制御パルスφがローレベルとなってトランジスタQが
オフし、先の閉回路が開路されると、先と同様にリアク
タLに逆起電力を生じ、逆起電力とブリッジ整流回路出
力とが加算された電圧により平滑コンデンサCdが充電
される。
【0005】斯上したアクティブフィルタでは、制御回
路COMからの制御パルスφでトランジスタQのオンオ
フを制御している。即ち、この制御パルスφはリアクタ
Lに流れるコイル電流ILの制御を行っている。図4に
示すアクティブフィルタでは、補助巻線(1)によるコ
イル電流の検出を行う制御方式を採用している。補助巻
線(1)はリアクタLに磁気結合して巻かれ、リアクタ
Lを流れるコイル電流ILの極性を検出する。つまり、
トランジスタQがオンしコイル電流ILが流れて、リア
クタLにエネルギが蓄積されている期間は補助巻線(1
)からは負の電圧が出力され、トランジスタQがオフし
リアクタLのエネルギが放出されている期間は補助巻線
(1)からは正の電圧が出力され、コイル電流ILがゼ
ロになると補助巻線(1)はゼロ電圧となる。この波形
を図5に示している。制御回路COMはこのゼロ電圧を
検知して次の一定期間の制御パルスφを出力し、リアク
タLにコイル電流ILを流す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】斯上したアクティブフ
ィルタ装置では以下の問題点を有している。第1に、リ
アクタLは補助巻線(1)を巻く必要があり、リアクタ
Lが複雑な構造となり、高価格となる問題点がある。第
2に、補助巻線(1)の巻数の設定を制御回路COMお
よび2次出力電圧とマッチングする必要があり、アクテ
ィブフィルタの設計が複雑化する問題点がある。
【0007】第3に、整流回路の整流電圧と充電電圧と
の差が小さくなると、補助巻線(1)の出力電圧が非常
に小さくなり、制御回路COMを正常に動作させること
ができない問題点がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は斯上した諸々の
問題点に鑑みて為され、リアクタに流れる電流を金属抵
抗体で検出する検出回路を設けることにより、従来の問
題点を解決したアクティブフィルタ装置を実現するもの
である。
【0009】
【作用】本発明に依れば、リアクタに流れる電流を抵抗
温度係数(TCR)の低い金属抵抗体を検出抵抗として
備えた検出回路で直接検出しているため、従来の如き、
補助巻線を不要とし、且つ温度変化に関係することなく
電流検出レベルの変化に対応して確実に電流を検出する
ことができ、検出回路の検出出力で制御回路より制御パ
ルスφを出力でき、スイッチング素子のスイッチングを
制御できる。
【0010】
【実施例】本発明に依るアクティブフィルタ装置を図1
乃至図3を参照して詳細に説明する。本発明のアクティ
ブフィルタは、図1に示すように、ダイオードD1〜D
4からなるブリッジ整流回路、ブリッジ整流回路の正の
直流出力端に一端が接続されるリアクタL、このリアク
タLの他端とグランド間にコレクタ、エミッタがそれぞ
れ接続されるトランジスタQ0、 このトランジスタQ
0のコレクタにアノードが接続されるダンパ・ダイオー
ドD5、このダンパ・ダイオードD5のカソードとグラ
ンド間に接続される平滑コンデンサCdおよびトランジ
スタQ0のベースに制御パルスφを供給する制御回路C
OM、本発明の特徴とするリアクタに流れる電流を検出
する抵抗温度係数(TCR)の低い金属抵抗体を検出抵
抗体として備えた検出回路DECから構成されている。
【0011】制御回路COMの主回路はマイクロコンピ
ュータにより構成されて、可聴域外の15KHz以上の
周波数の制御パルスφを出力している。本発明の特徴と
する検出回路DECはリアクタLにトランジスタQ0が
オン時に流れるコイル電流I0を検出する金属抵抗体か
らなる検出抵抗R0に流し、その電圧降下によって得ら
れる電圧信号を発生する。その電圧信号を制御回路にて
定められた所定値、即ち、電源電圧と同期した正弦波状
のレベル以下のときにトランジスタQ0をオンさせ、リ
アクタLに電流を流す。この電流が所定の設定レベルに
なると、オペアンプOPの出力信号に基づいてトランジ
スタQ0がオフされ、リアクタLに流れる電流を遮断す
る。このようにトランジスタQ0を順次オン・オフをく
り返えして正弦波状の電流を流すようにする。
【0012】図2を参照して具体化された本発明の検出
回路を説明する。この検出回路は、トランジスタQ0の
エミッタと接地ラインに接続されリアクタLに流れる電
流を検出する金属の抵抗体からなる検出抵抗R0と、検
出抵抗R0とトランジスタQ0との接続点と+入力端子
が接続されたオペアンプOPと、検出抵抗R0(接地ラ
イン側)とオペアンプOPの−入力端子間に接続された
抵抗R1と、オペアンプOPの−端子とオペアンプOP
の出力端子間に接続された抵抗R2とから構成される。 尚、オペアンプOPは検出抵抗R0による検出電圧が大
きいときは省略することができる。
【0013】検出抵抗R0は抵抗温度係数(TCR)の
低い金属抵抗体を用いる。検出抵抗R0として、具体的
にはニッケルメッキ抵抗を用いる。かかる、ニッケルメ
ッキはTCRが銅、Ag等の金属よりも極めて低いため
、温度変化に関係なくある程度一定した電流を検出する
ことができる。ニッケルメッキは溶断電流値自体は小さ
いが、面積あるいは厚みを大きくすることにより、ある
程度の電流を検出することが可能である。
【0014】ニッケルメッキ抵抗体では、上記したよう
にある程度の電流を検出するためには面積を大きくする
か、あるいはメッキ厚を厚くしなければならないという
欠点はあるが、銅、Ag等の金属はTCRが極めて高い
ため検出抵抗として用いることができないためにリアク
タLに流れる電流を温度変化に関係なく確実に検出でき
ずニッケルメッキ抵抗体が不可欠となる。
【0015】次に図3を参照して、上記したアクティブ
フィルタ装置をリアクタLおよび平滑コンデンサCdを
除いて、絶縁金属基板よりなる混成集積回路基板上に実
装した実施例の具体構造を説明する。斜線が施された回
路パターンはグランド・パターンであり、回路基板はそ
のグランド・パターンの一部により、図面の略上半分の
空白部分に対応する小信号回路ブロックと図面の下半分
に対応する大電流回路ブロックに2分割される。本実施
例では小信号回路ブロックから大電流回路ブロックに供
給される制御パルスφの配線、リアクタLの出力側から
検出回路DECへの配線、あるいは大電流回路ブロック
から小信号回路ブロックへ供給されるトランジスタQ0
のエミッタ電位の配線は前記グランド・パターンの一部
を迂回するように形成されているが、これに限定される
ものではなく、例えば、トランジスタQ0のエミッタ電
位の配線は小信号回路ブロックの所定の位置へボンディ
ングワイアによって接続(ジャンピングワイア接続)し
てもよい。
【0016】更に、このグランド・パターンは高周波、
大電流が流れるトランジスタQ0のエミッタに最も近い
位置でアルミニウム基板にボンディングワイアWで接続
されて、アルミニウム基板電位をグランド・パターン電
位と等電位にしている。大電流回路ブロックには、ブリ
ッジ整流回路を構成するダイオードD1〜D4、ダンパ
・ダイオードD5、トランジスタQ0がヒートシンクを
介して表面実装され、更にトランジスタQ0のエミッタ
電流を制限し、またその値を計測するための検出抵抗R
0が形成される。これら素子は先の小信号回路ブロック
と大電流回路ブロックを分割するグランド・パターン部
に大電流が流れないようにそれぞれ配置される。大電流
回路ブロックと外部回路とを接続する外部リード端子と
小信号回路ブロックの外部リード端子は互いの結合が疎
になるように回路基板の相対する周端辺に配置される。
【0017】また、外部接続される平滑コンデンサCd
とダンパ・ダイオードD5の距離は平滑コンデンサCd
の充放電能に大きく影響するため、ダンパ・ダイオード
D5は図5にV+で示す端子に近接して配置される。ま
た、同様な理由によりこのV+で示す端子とグランド端
子GNDは隣接配置される。小信号回路ブロックには、
制御回路COMと抵抗温度係数(TCR)の低い金属抵
抗体を検出抵抗R0と接続される検出回路DECとが図
示されないが実装配置されている。
【0018】
【発明の効果】以上に詳述した如く、本発明に依れば、
TCRの低い金属抵抗体でリアクタLのコイル電流を検
出するために、従来の如き、補助巻線を不要とでき、リ
アクタLの構造を簡略化できる利点を有する。また、補
助巻線と制御回路COMとのマッチング設計も不要とな
る。
【0019】また、本発明では、TCRの低い金属抵抗
体を検出抵抗としているために、温度上昇変化に関係な
く確実に検出を行えることができる。その結果、アクテ
ィブフィルタ装置自体の信頼性が向上する。更に、本発
明では、補助巻線を不要とするために、検出回路を同一
の混成集積回路基板上に実装できる様になり、極めて小
型化した混成集積回路装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に依るアクティブフィルタ装置を
説明する回路図である。
【図2】図2は本発明に用いる検出回路DECを説明す
る回路図である。
【図3】図3は本発明のアクティブフィルタを混成集積
回路基板に実装した状態を説明する上面図である。
【図4】図4は従来のアクティブフィルタ装置を説明す
る回路図である。
【図5】図5は従来のアクティブフィルタ装置の動作を
説明する波形図である。
【符号の説明】
L        リアクタ D1〜D5    ダイオード Cd      平滑コンデンサ Q0       トランジスタ COM    制御回路 DEC    検出回路 R0       検出抵抗

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  整流回路とスイッチング素子とリアク
    タと前記リアクタより充電電圧を取り出すダイオードと
    充電電圧を充電されるコンデンサと前記スイッチング素
    子のスイッチングを制御する制御回路とを具備し、前記
    整流回路で交流電源を整流交流電圧に変換した後前記ス
    イッチング素子で前記リアクタに断続的にコイル電流を
    流すように構成したアクティブフィルタ装置において、
    前記リアクタに流れる電流を検出する金属抵抗体を備え
    た検出回路を設け、この検出出力を前記制御回路に印加
    することを特徴とするアクティブフィルタ装置。
  2. 【請求項2】  前記検出回路は、前記低抵抗の金属の
    検出抵抗の一端と+入力端子が接続されたオペアンプと
    前記低抵抗の金属の検出抵抗の他端と前記オペアンプの
    −入力端子間に接続された抵抗と前記比較器の−入力端
    子と出力端子間に接続された抵抗とを備えたことを特徴
    とする請求項1記載のアクティブフィルタ装置。
  3. 【請求項3】  前記金属抵抗体としてニッケルメッキ
    抵抗を用いたことを特徴とする請求項1記載のアクティ
    ブフィルタ装置。
  4. 【請求項4】  前記整流回路、前記スイッチング素子
    、前記ダイオード、前記制御回路を同一の混成集積回路
    基板上に実装することを特徴とする請求項1記載のアク
    ティブフィルタ装置。
JP8858291A 1991-04-19 1991-04-19 アクティブフィルタ装置 Pending JPH04320506A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH037066A (ja) * 1989-05-31 1991-01-14 Sanken Electric Co Ltd 直流電源装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH037066A (ja) * 1989-05-31 1991-01-14 Sanken Electric Co Ltd 直流電源装置

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Effective date: 20051226