JPH04320372A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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Publication number
JPH04320372A
JPH04320372A JP3113723A JP11372391A JPH04320372A JP H04320372 A JPH04320372 A JP H04320372A JP 3113723 A JP3113723 A JP 3113723A JP 11372391 A JP11372391 A JP 11372391A JP H04320372 A JPH04320372 A JP H04320372A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image sensor
gate conductor
color
polysilicon
thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3113723A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiro Udagawa
善郎 宇田川
Nobuhiro Takeda
伸弘 竹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Priority to US07/868,968 priority patent/US5237185A/en
Priority to EP92303440A priority patent/EP0509820B1/en
Priority to DE69223841T priority patent/DE69223841T2/de
Publication of JPH04320372A publication Critical patent/JPH04320372A/ja
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  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は撮像装置に関し、特にト
ランジスタ・イメージセンサ素子を用いた撮像装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より撮像素子としては様々な方式が
提案されてきている。すなわちCCD型、MOS型など
がその主たるものである。しかし今日、高品位テレビに
代表されるごとく高解像度映像を得る必要性が生じてい
るのに際して、上記方式を採用する上で、次のような問
題点が予想されている。
【0003】その第一は多画素配列に伴う開口率の低下
である。
【0004】例えば、CCD型においては、1/2イン
チサイズの40万画素の撮像素子の場合、開口率は30
%程度に落ち込んでおり、光ショットノイズの影響が増
大化しつつある。高品位映像に要求される画素数(13
0万〜200万画素)を1インチから2/3インチサイ
ズで実現することを考えた場合、開口率は10〜20%
に低下すると予想されており、極めて不都合である。
【0005】第二には読み出し動作の高速化への不適合
である。例えばCCD型においては転送効率の低下が心
配される。
【0006】さらに、従来方式の問題点としてスミア、
ブルーミングがある。このような問題点は上記従来方式
での完全な解決は困難とされている。
【0007】上記従来方式にみられる課題を解決する撮
像素子として、特開昭64−14959号公報の「基体
電荷変調型トランジスタのしきい値をセンスする素子及
びその製法」によって紹介される新しい方式の撮像素子
が提案されている。この方式の撮像素子の特徴は、各感
光セルが基体電荷変調型トランジスタによって構成され
ていることである。
【0008】まず、上記撮像素子の概略的構成について
、図6及び図7を用いて説明する。図6は感光セルの平
面図、図7は図6のA−A線断面図である。
【0009】図6に示すように、各感光セルはドレイン
領域18と、このドレイン領域18に囲まれており、さ
らにハニカム状(蜂の巣状)に配置されたゲート領域2
4、及びさらにそのゲート領域24の中心部に位置する
ソース領域26より成る。ソース領域26は各隣接セル
と信号読み出し線30で接続される。
【0010】一方、深さ方向について図7を用いて説明
すると、シリコン基板11の上に形成された埋込チャン
ネル34の上にさらにP型層38、さらにN型層36を
形成してゲート領域24が構成され、そしてゲートコン
ダクタ28をゲート領域24から分離するための酸化物
層40が形成され、さらにソースコンダクタ30から分
離するための酸化物層42が形成される。
【0011】次に、図8は感光セルのポテンシャルを示
す図である。前述したゲート領域24の層構造により、
深さに応じて、コンダクションバンド及びバレンスバン
ドのそれぞれの電位曲線96,98を生じる。距離Xd
1及びXd2は2個の空乏領域のそれぞれの厚さを示し
ている。電位曲線には正孔電位ウェル100、第1のウ
ェル102、第2のウェル103がある。光(hν)9
0が入射するとXd1領域で生成した正孔94はウェル
100に集まる。それにより電位分布が変化し、プロー
ビング電流がソースからドレインに流れる。
【0012】それによってウェル102にたくわえられ
る電子の数は一定に保たれ、結果的にMOSトランジス
タのしきい値の変化として感知される。ウェル100に
蓄えられた正孔は、トランジスタゲートを正のパルスで
パルシングすることによって基板へ掃きだされる。さら
にウェル100は基板表面から離れたところに正孔をた
くわえるので、従来の場合のように酸化物との界面にお
けるトラップの影響を受けてリセット不良を引き起こす
ことなく、正のパルシングによって完全に取り除くこと
ができる。このことはリセットノイズ(KTCノイズ)
をほとんど生じないという利点がある。
【0013】さらに、図9は撮像素子の等価回路を示す
ものである。アドレスデータ112が与えられたデコー
ダ110によって選択されたアドレスライン28、すな
わちゲートコンダクタ28に駆動パルスが加えられる。 感光セルはドレイン18、ゲート部24、ソース26よ
りなる。ソース26にはバイアストランジスタ118が
接続され、バイアス電源117につながる。また、ソー
ス26は読み出しライン120に接続され、クランプ回
路(クランプキャパシタCo122、トランジスタ12
6、及びパルス源128より成る)、サンプリング回路
(トランジスタ132より成る)を経てシフトレジスタ
回路46に入力され、不図示の出力アンプを通して信号
出力が出力される。
【0014】
【発明が解決しようとしている課題】しかしこの方式の
場合、ゲートコンダクタ28は開口部上に設けるために
、導電性の透明電極で形成することが好ましく、特開昭
64−14959号公報にも記載の通りに酸化すずで形
成することも可能であるが、技術的課題も多く、一般的
にはポリシリコン(多結晶シリコン)を用いることが望
ましい。
【0015】本発明の目的は、ポリシリコン等の材料を
ゲートコンダクタとして用いることができる撮像装置を
提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の撮像装置は、開
口部にゲートコンダクタを有する撮像素子を複数個用い
る撮像装置であって、入射光を光学的色分離手段によっ
て複数の色光に分離し、かつその色光の分光分布のピー
クと対応する撮像素子の分光感度分布のピークとが同一
又は近接した波長となるように、それぞれの撮像素子の
ゲートコンダクタ厚を設定したことを特徴とする。
【0017】
【作  用】ゲートコンダクタとしてポリシリコン(こ
こではポリシリコンを取り上げるが、必ずしもかかる材
料に限定されるものではない。)を3000Å〜500
0Åで被着した場合、分光透過率に与える影響が大きく
、特に400nm〜500nm附近のいわゆる青色感度
の低下を引き起こすことが予想され、そのためできるだ
け薄く被着することが望まれる。しかし、一方で薄くな
ればなるほど低圧CVD法等による制御がむずかしくな
ることも事実であり、良好な感度分布とプロセス上の容
易さを両立させることはきわめてむずかしい。適正なゲ
ートコンダクタ厚は、例えば、ポリシリコンの物理特性
及び多層膜干渉理論を電子計算器を用いて予測すること
ができ、適正なゲートコンダクタ厚を求めることにより
多板式カメラにおける各色に対して最適な分光感度を持
ちかつプロセス上の容易さを両立した撮像装置を得るこ
とができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。
【0019】本実施例では、ポリシリコンの物理特性及
び多層膜干渉理論を電子計算器を用いて予測することに
より、適正なゲートコンダクタ厚を得た撮像装置につい
て説明する。
【0020】なお、撮像素子の構成及びその動作につい
ては、図6〜図9を用いて説明した撮像素子と同じなの
で、説明を省略するものとし、ここでは、該撮像素子を
用いた撮像装置の構成、及び計算により適正なゲートコ
ンダクタ厚を得る方法及びその結果について説明する。
【0021】図1は本発明の撮像装置の一実施例のブロ
ック図である。
【0022】同図に示すように、光学系1でとらえられ
た光学像は光学的色分離手段たるプリズム2でR(赤)
,G(緑),B(青)の三色に分解され、R,G,B各
色センサー3,4,5に入射する。そこで光電変換によ
って電気信号となり、処理回路6を経てエンコーダ7に
よりビデオ信号として出力される。R,G,B各色セン
サー3,4,5は図6〜図9を用いて説明した撮像素子
と同じ構成となっている。ただし、本実施例におけるR
,G,B各色センサー3,4,5のゲートコンダクタ厚
(ここではポリシリコン)はそれぞれの色(R,G,B
)の適した厚さに設定されている。
【0023】図2は本発明によりR,G,Bに適合する
ようなコンダクタ厚に設定した場合の撮像素子の分光感
度特性を示す特性図である。
【0024】同図に示すように、ポリシリコン厚が極限
まで薄い100Åの場合と比較して、プロセス上の容易
さが極めて向上する500Å,650Å,800Åの厚
さをゲートコンダクタ厚としてそれぞれ、青色,緑色,
赤色用素子に適用したために、各色の感度を向上させる
ことができる。
【0025】以下に撮像素子の分光分布の計算方法を説
明する。かかる分光分布を求めることにより適正なゲー
トコンダクタ厚を求めることができる。
【0026】まず、ポリシリコン及びバルクシリコンの
屈折率を図3、図4、図5に示す。屈折率は複素屈折率
n−iKであらわされ、吸収係数αとは、α=(2π/
λ)・Kなる関係を有する。ポリシリコンについて10
0Å程度(図4)、3000Å程度(図3)で屈折率が
変化しているのは厚さによってポリシリコンの結晶状態
が変化するためである。なお、複素屈折率n−iKの値
はこのようにポリシリコン厚によって変化するが、以下
の計算ではポリシリコン厚が100Å程度の場合のデー
タと3000Å程度の場合のデータとを用いて補完する
ことで、所定のポリシリコン厚での複素屈折率n−iK
を求めている。
【0027】物質による光の吸収率は、吸収係数αを用
いて表わされる。
【0028】I(x)=Io exp(−αx)ここで
Io は表面に入射した光の強度を表す。Si基板内部
に吸収された光はキャリヤを発生する。
【0029】基板表面からX位置での光励起キャリヤの
発生割合は、
【0030】
【数1】 ここでIo は入射した光の強度、λは波長、Cは光速
度、hはプランク定数である。
【0031】前述したような構造の撮像素子について考
える。光電流に寄与すると考えられるのは、空間電荷領
域(Xd1<X<Xd2)内で発生したキャリヤである
。そこで発生する光電流Jは、
【0032】
【数2】 で表わされる。
【0033】ところで半導体デバイスではその構成から
表面がシリコン酸化膜や電極薄膜で被われる。このため
、各層間や半導体基板との間の界面で光の反射や吸収が
生じ、入射光量の損失を生む。
【0034】(j−1)面まである多層膜に第j面をつ
け加えたときの反射率は、
【0035】
【数3】 (ただし光の入射角を0°とする)エネルギー反射率R
は、次のように表わされる。
【0036】R=|rj,o |2 ただし、
【0037】
【数4】 ここでNは屈折率であり、通常N=n−iKであらわさ
れる。
【0038】したがって光の吸収物質を含む多層構造の
エネルギー透過率Tは次式で表わされる。
【0039】T=(1−R)・A ここでAは吸収物質による光の減衰量である。
【0040】したがってシリコン基板に入射する光量I
o は、センサ表面に入射する光量をIとすると、Io
 =I・T であらわされる。
【0041】なお、この計算においては以下の数値を用
いた。すなわち、 Xd1=0.05(μm) Xd2=1.0  (μm) シリコン酸化膜1(図7中40)=1000Åシリコン
酸化膜2(図7中42)=3000Åシリコン酸化膜の
屈折率=1.46 これらの数値は屈折率を除いて特開昭64−14959
号公報中に呈示されたデータである。
【0042】本実施例では主に特開昭64−14959
号公報で開示された「基体電荷変調型トランジスタのし
きい値をセンスする素子」について述べたが、他にも開
口部にゲートコンダクタを用いる素子についても適用す
ることができる。
【0043】本実施例では3板式カメラを例に説明した
が、もちろん2板式でもよいことは言うまでもない。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、使用する各色に対して
最良の分光分布を有する撮像素子を提供できるので、感
度に与える影響が極めて大きく、画質に多大な貢献をす
る効果を持つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による三板式カメラのブロックを示す図
である。
【図2】本発明によるR,G,B各色用センサーの分光
感度を示す図である。
【図3】ポリシリコン(100Å)の屈折率を示す図で
ある。
【図4】ポリシリコン(3000Å)の屈折率を示す図
である。
【図5】バルクシリコンの屈折率を示す図である。
【図6】基体電荷変調型素子を説明する図(感光セルの
平面図)である。
【図7】基体電荷変調型素子を説明する図(感光セルの
断面図)である。
【図8】基体電荷変調型素子を説明する図(感光セルの
ポテンシャル図)である。
【図9】基体電荷変調型素子を説明する図(素子の等価
回路)である。
【符号の説明】
1  光学系、  2  プリズム、  3  赤色セ
ンサー、  4  緑色センサー、5  青色センサー
、  6  処理回路、  7  エンコーダ、11 
 シリコン基板、  18  ドレイン領域、  24
  ゲート領域、  26ソース領域、  28  ゲ
ートコンダクタ、  30  信号読み出し線(ソース
コンダクタ)、34  埋込チャンネル、  36  
N型層、  38  P型層、  40酸化物層、  
42  酸化物層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  開口部にゲートコンダクタを有する撮
    像素子を複数個用いる撮像装置であって、入射光を光学
    的色分離手段によって複数の色光に分離し、かつその色
    光の分光分布のピークと対応する撮像素子の分光感度分
    布のピークとが同一又は近接した波長となるように、そ
    れぞれの撮像素子の前記ゲートコンダクタ厚を設定した
    撮像装置。
JP3113723A 1991-04-19 1991-04-19 撮像装置 Pending JPH04320372A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3113723A JPH04320372A (ja) 1991-04-19 1991-04-19 撮像装置
US07/868,968 US5237185A (en) 1991-04-19 1992-04-16 Image pickup apparatus with different gate thicknesses
EP92303440A EP0509820B1 (en) 1991-04-19 1992-04-16 Image pickup apparatus
DE69223841T DE69223841T2 (de) 1991-04-19 1992-04-16 Bilderempfangsapparat

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3113723A JPH04320372A (ja) 1991-04-19 1991-04-19 撮像装置

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ID=14619512

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JP3113723A Pending JPH04320372A (ja) 1991-04-19 1991-04-19 撮像装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007145087A1 (ja) * 2006-06-16 2007-12-21 Sony Corporation 撮像装置及び信号処理方法

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JP2007336387A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Sony Corp 撮像装置及び信号処理方法
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