JPH04317623A - 内視鏡洗浄消毒装置 - Google Patents

内視鏡洗浄消毒装置

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JPH04317623A
JPH04317623A JP3085300A JP8530091A JPH04317623A JP H04317623 A JPH04317623 A JP H04317623A JP 3085300 A JP3085300 A JP 3085300A JP 8530091 A JP8530091 A JP 8530091A JP H04317623 A JPH04317623 A JP H04317623A
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cleaning
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Hisao Yabe
久雄 矢部
Daisaku Negoro
大作 根来
Hideo Ito
秀雄 伊藤
Yoshihiro Iida
飯田 善洋
Ichiro Nakamura
一郎 中村
Akira Suzuki
明 鈴木
Yoshinao Ooaki
義直 大明
Koji Koda
幸田 好司
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は使用済みの内視鏡を洗浄
消毒する内視鏡洗浄消毒装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば患者の治療等に使用され
た使用済みの内視鏡は内視鏡洗浄消毒装置によって洗浄
消毒されて滅菌されたのち、再使用される。この種の内
視鏡洗浄消毒装置には洗浄槽内に内視鏡の載置台および
この載置台に装着された内視鏡に洗浄液を吹き付ける噴
射ノズルがそれぞれ設けられている。そして、内視鏡の
洗浄消毒作業時には噴射ノズルから載置台上の内視鏡に
洗浄液を吹き付けてこの内視鏡の表面に付着されている
汚物などを洗い流すとともに、場合によってはさらにこ
の洗浄槽内にすすぎ水を供給してすすぎ洗いしたのち、
この洗浄槽内を消毒液で満たし、内視鏡を消毒液中に浸
漬させて消毒を行ない、その後、温風等を吹き付けて内
視鏡を乾燥させるようにしている。
【0003】また、内視鏡の操作部に設けられた各種シ
リンダ口金や処置具挿入口等の内視鏡管路の口金取付け
部に洗浄消毒装置側の管路洗浄部における送液チュ−ブ
のコネクタを水密的に接続し、この送液チュ−ブから洗
浄液、消毒液、すすぎ水を順次送り込むことによって送
気送水通路や、吸引通路、処置具挿通チャンネルなどの
内部管路を洗浄、消毒するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来構
成のものにあっては例えば特開昭59−203534号
公報に示すように内視鏡の内部管路の洗浄、消毒等の作
業時には内視鏡側の各種シリンダ口金や処置具挿入口に
送液チュ−ブのコネクタが例えばねじ止め等の手段によ
ってそれぞれ固定的に接続されている。しかしながら、
内視鏡を洗浄消毒装置にセットした状態では送液チュ−
ブのコネクタと内視鏡側の各種シリンダ口金や処置具挿
入口との接触部分や洗浄消毒装置側の送液チュ−ブに装
着されたOリング等には洗浄液や、消毒液、すすぎ水等
が流れないので、これらの接触部分の洗浄、消毒、すす
ぎ等の作業を行なうことができない問題があった。その
ため、このように送液チュ−ブのコネクタと内視鏡側の
各種シリンダ口金や処置具挿入口との接触部分や洗浄消
毒装置側の送液チュ−ブに装着されたOリング等のシ−
ル材は汚れたままの状態で残されるので、このような部
分の洗浄、消毒等の作業が不十分なものとなるおそれが
あった。
【0005】なお、人間の病気の中には例えばエイズや
、B型肝炎等のように感染し易い、危険な感染症がある
。そのため、内視鏡のように患者の体内に直接挿入され
る医療機器では他人への感染を確実に予防するために内
視鏡の外表面および全ての内部管路の洗浄、消毒等の作
業を確実に行なうことが要望されているのが実情であっ
た。
【0006】本発明は、前記事情に着目してなされたも
ので、内視鏡側の各管路の口金取付け部と管路洗浄部と
の接触部分のように従来、洗浄、消毒等の作業ができな
かった部分に容易に洗浄、消毒等の作業を施すことがで
き、内視鏡の外表面および全ての内部管路の洗浄、消毒
等の作業を確実に行なうことができる内視鏡洗浄消毒装
置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は洗浄槽内に内視
鏡の保持部が設けられるとともに、前記内視鏡の管路の
口金取付け部に接続され、前記内視鏡の管路内に洗浄液
等を供給して洗浄する管路洗浄部が設けられた内視鏡洗
浄消毒装置において、前記管路洗浄部を前記口金取付け
部との接続位置とこの接続位置から離間した前記口金取
付け部との接続解除位置との間で移動操作する移動操作
手段を設けたものである。
【0008】
【作用】上記の構成において、内視鏡の内部管路の洗浄
、消毒等の作業時には洗浄槽内で管路洗浄部を内視鏡側
の口金取付け部との接続位置とこの接続位置から離間し
た口金取付け部との接続解除位置との間で移動操作させ
ることにより、内視鏡側の各管路の口金取付け部と管路
洗浄部との接触部分を洗浄槽内に露出させ、これらの部
分を洗浄槽内の液体を接触させて洗浄、消毒等の作業を
容易に行なうようにしたものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図7を参
照して説明する。図3および図4は図2に示すような内
視鏡1の洗浄消毒装置を示すものである。また、図2は
この洗浄消毒装置で洗浄消毒の対象となる内視鏡1全体
の概略構成を示すものである。
【0010】図2中で、2は内視鏡1の挿入部、3は操
作部、4はユニバ−サルコ−ドである。これらの挿入部
2、操作部3およびユニバ−サルコ−ド4内には送気管
路5および送水管路6がそれぞれ配設されている。
【0011】これらの送気管路5および送水管路6の下
流側は内視鏡1の挿入部2の先端部付近で合流して一本
の共通の送気送水チュ−ブ75となり、この送気送水チ
ュ−ブ75の先端の送気送水ノズル7を経て送気、ある
いは送水された気体あるいは(洗浄水等の)液体を観察
窓の外表面に吹き付けることができるようにしてある。
【0012】また、ユニバ−サルコ−ド4の先端部には
コネクタ部8が設けられている。このコネクタ部8には
送気送水口金9、送気口金10および吸引口金17がそ
れぞれ設けられている。この場合、送気送水口金9には
送気管路5および送水管路6の上流側に連結される送気
口および送水口がそれぞれ設けられている。そして、こ
の送気送水口金9の送気口および送水口には送水タンク
11の送気チュ−ブ12および送水チュ−ブ13がそれ
ぞれ連結される。
【0013】さらに、送気口金10には送気管路5の上
流側を分岐させた分岐管路が連結されている。そして、
この送気口金10はユニバ−サルコ−ド4のコネクタ部
8が光源装置14に接続された際にこの光源装置14内
の送気ポンプ15に接続されるようになっている。
【0014】また、コネクタ部8の吸引口金17には吸
引器16が接続される。この吸引口金17はユニバ−サ
ルコ−ド4内に配設された下流側吸引管路18の下流側
の連結端部に連結されている。この下流側吸引管路18
の上流側の連結端部は吸引切換え弁19に連結されてい
る。
【0015】さらに、挿入部2および操作部3内には処
置具挿通用の鉗子チャンネル20が配設されている。こ
の鉗子チャンネル20の一端側は挿入部2の先端開口部
に連結されている。また、この鉗子チャンネル20の他
端側は操作部3に設けられた鉗子挿入口に連結されてい
る。この鉗子挿入口には鉗子栓21が装着されている。 さらに、この鉗子チャンネル20は吸引切換え弁19に
連結されている。そして、この吸引切換え弁19によっ
て鉗子チャンネル20と下流側吸引管路18との連通状
態を開閉操作できるようになっており、下流側吸引管路
18との連通時にはこの鉗子チャンネル20によって上
流側吸引管路が形成されるようになっている。
【0016】また、送気管路5および送水管路6の途中
には送気と送水との管路切換え用の送気送水切換え弁2
2が配設されている。そして、この送気送水切換え弁2
2の操作によって送気管路5が閉じられると送気口金1
0から送られる空気は送気チュ−ブ12を通り、送水タ
ンク11中に供給されてこの送水タンク11の水面を押
圧する状態に切換え操作されるようになっている。この
状態では送水タンク11内の水は送水管路6を経由して
送気送水ノズル7から注水されるようになっている。
【0017】さらに、吸引切換え弁19には操作部3内
に形成された吸引シリンダ19aが設けられている。こ
の吸引シリンダ19aの開口端縁部にはシリンダ口金(
口金取付け部)32が突設されている。このシリンダ口
金32には吸引ボタンユニット30Aが取り外し可能に
装着されている。
【0018】この吸引ボタンユニット30Aには操作部
3の吸引シリンダ19a内に摺動自在に装着された吸引
ピストン、このピストンの頭部に形成された吸引ボタン
、吸引ボタン取付けゴム、リタ−ンスプリング等の構成
部品が設けられている。そして、この吸引切換え弁19
の吸引ボタンを操作することによって、吸引の切換を行
なうことができるようになっている。
【0019】また、送気送水切換え弁22には操作部3
内に形成された送気送水シリンダ22aが設けられてい
る。この送気送水シリンダ22aの開口端縁部にはシリ
ンダ口金(口金取付け部)33が突設されている。この
シリンダ口金33には送気送水ボタンユニット30Bが
取り外し可能に装着されている。
【0020】この送気送水ボタンユニット30Bには操
作部3の送気送水シリンダ22a内に摺動自在に装着さ
れた送気送水ピストン、このピストンの頭部に形成され
た送気送水ボタン、送気送水ボタン取付けゴム、リタ−
ンスプリング等の構成部品が設けられている。そして、
この送気送水切換え弁22の送気送水ボタンを操作する
ことによって、送気及び送水動作を切換えられるように
してある。
【0021】一方、内視鏡1の洗浄消毒装置は図3およ
び図4に示す構成になっている。図3中で、23は洗浄
消毒装置の本体である。この洗浄消毒装置本体23内に
は上部に洗浄槽24が設けられている。この洗浄槽24
の上部空間は装置本体23に装着された洗浄槽カバ−2
5によって開閉可能に閉塞されている。
【0022】この洗浄槽24の略中央部位には洗浄水供
給ノズルユニット28が回転自在に装着されている。こ
の洗浄水供給ノズルユニット28の外周面の上部および
下部にはそれぞれ回転噴射ノズル26,27が突設され
ている。なお、この洗浄水供給ノズルユニット28は洗
浄槽24の下方の機械室内に配設された駆動モ−タ29
によって回転駆動されるようになっている。
【0023】さらに、洗浄水供給ノズルユニット28の
周囲には内視鏡1の載置棚(保持部)31が設けられて
いる。この載置棚31は上下の回転噴射ノズル26,2
7の間に配置されており、洗浄水供給ノズルユニット2
8の駆動時には上下の回転噴射ノズル26,27から噴
射される洗浄水が載置棚31上に載置された内視鏡1の
外表面全体に亙り、洗浄水が吹き付けられるようになっ
ている。
【0024】また、洗浄槽24の内周面には図4に示す
ように載置棚31の定位置に載せられた内視鏡1のシリ
ンダ口金32、33と対向する位置に管路洗浄口金ホル
ダ34が突設されている。この管路洗浄口金ホルダ34
には図1に示すように内視鏡連結部35が形成されてい
る。この内視鏡連結部35には内視鏡1のシリンダ口金
32、33を係脱可能に係止する係止穴35a,35b
が形成されている。
【0025】さらに、管路洗浄口金ホルダ34の内部に
は送液口金収容室36が形成されている。この送液口金
収容室36内には内視鏡1の管路洗浄用の一対の(第1
,第2の)送液口金(管路洗浄部)37,38およびこ
れらの第1,第2の送液口金37,38を内視鏡1のシ
リンダ口金32、33との接続位置とこの接続位置から
離間したシリンダ口金32、33との接続解除位置との
間で移動操作する移動操作機構(移動操作手段)41が
それぞれ設けられている。
【0026】この移動操作機構41には定位置で回転駆
動される回転部材42とこの回転部材42を回転駆動す
る駆動モ−タ43とが設けられている。この回転部材4
2の外周面には略雄ねじ状の回転伝達溝42aが形成さ
れている。
【0027】また、第1,第2の送液口金37,38の
外周面には回転部材42の回転伝達溝42aに噛合する
噛合溝43,44およびこれらの第1,第2の送液口金
37,38の軸方向に沿って延設されたガイド溝45,
46がそれぞれ設けられている。これらのガイド溝45
,46には図7に示すように送液口金収容室36側に突
設された回り止め用のガイド突起47,48が挿入され
ている。そして、回転部材42の回転にともない第1,
第2の送液口金37,38がガイド溝45,46とガイ
ド突起47,48との係合部にガイドされた状態で第1
,第2の送液口金37,38の軸方向に進退駆動され、
第1,第2の送液口金37,38を内視鏡1のシリンダ
口金32、33との接続位置とこの接続位置から離間し
たシリンダ口金32、33との接続解除位置との間で移
動操作されるようになっている。
【0028】さらに、第1,第2の送液口金37,38
の先端部外周面にはOリング装着溝37a,38aがそ
れぞれ形成されている。これらのOリング装着溝37a
,38a内には内視鏡1のシリンダ口金32、33と第
1,第2の送液口金37,38の外周面と内視鏡1のシ
リンダ口金32、33の内周面との間を水密状態にシ−
ルするOリング39,40が嵌着されている。
【0029】また、洗浄消毒装置本体23の機械室内に
は洗浄水タンク51および消毒液タンク52がそれぞれ
設けられている。この場合、洗浄水タンク51には給水
弁53を介して水道蛇口54が接続されている。そして
、この水道蛇口54から供給された水道水が洗浄水とし
て洗浄水タンク51内に貯えられるようになっている。 さらに、この洗浄水タンク51は洗浄ポンプ55に接続
され、この洗浄ポンプ55は第1の電磁弁56に接続さ
れている。
【0030】さらに、消毒液タンク52内には所定の消
毒薬が収容されている。この消毒液タンク52は消毒液
ポンプ57に接続され、この消毒液ポンプ57は第1の
電磁弁56に接続されている。この第1の電磁弁56の
吐出ポ−トは洗浄水供給ノズルユニット28内を通り、
上部および下部の回転噴射ノズル26,27および送液
口金収容室36内の第1,第2の送液口金37,38に
それぞれ接続されている。
【0031】また、洗浄槽24の内底部には排水口58
が形成されている。この排水口58は第2の電磁弁59
に接続されている。この第2の電磁弁59の一方の吐出
ポ−トは消毒液タンク52に接続され、他方の吐出ポ−
トは排水ポンプ60を介して配水管61に接続されてい
る。
【0032】さらに、洗浄消毒装置本体23の前部には
制御装置62が設けられている。この制御装置62は洗
浄消毒装置本体23の前部上面に設置した操作パネル6
3に接続されている。そして、この操作パネル63の操
作にともない制御装置62に洗浄および消毒時間等を設
定することにより、予め設定された所定のプログラムに
したがってこの洗浄消毒装置本体23によって自動的に
洗浄消毒等の作業が行なわれるようになっている。
【0033】また、図6は図5(A)に示す内視鏡1の
挿入部2内に配設された送気送水チュ−ブ75の連結状
態を示すものである。この送気送水チュ−ブ75におけ
る操作部3側の連結端部は配管接続具71を介して送気
管路5および送水管路6の下流側の端部にそれぞれ連結
されている。
【0034】この配管接続具71には上流側に一対のチ
ュ−ブ連結部72,73、下流側に単一のチュ−ブ連結
部74がそれぞれ形成されている。この場合、配管接続
具71の上流側のチュ−ブ連結部72,73の管径は送
気管路5および送水管路6の管径D1 よりも小径に形
成され、下流側のチュ−ブ連結部74の管径は送気送水
チュ−ブ75の管径D2 よりも大径に形成されている
。そして、送気管路5および送水管路6の下流側の端部
には配管接続具71の上流側のチュ−ブ連結部72,7
3が挿入された状態で連結され、送気送水チュ−ブ75
の上流側の端部は下流側のチュ−ブ連結部74内に挿入
された状態で連結されている。
【0035】したがって、送気管路5および送水管路6
の流路内に露出されている配管接続具71の上流側のチ
ュ−ブ連結部72,73の端面72a,73a、および
配管接続具71の下流側のチュ−ブ連結部74の流路内
に露出されている送気送水チュ−ブ75の上流側の端面
75aを吸引切換え弁19の吸引シリンダ19a側に向
けた状態で揃えて配置させることができるので、吸引切
換え弁19の吸引シリンダ19a側から洗浄ブラシを挿
入した際に、各露出端面72a,73a、75aの付近
に付着ている汚物を確実に除去することができ、洗浄ブ
ラシのブラッシング作業を容易化することができる。
【0036】さらに、挿入部2の先端に配設された先端
構成部の本体76には送気送水孔77が形成されている
。この送気送水孔77の上流側および下流側には凹陥状
の取付け溝がそれぞれ形成されている。そして、この送
気送水孔77の上流側の取付け溝内に金属製の連結口金
78の一端部、下流側の取付け溝内には送気送水ノズル
7を形成するノズルチュ−ブ79の基端部がそれぞれ挿
入状態で固定されている。この場合、連結口金78の管
径D3 は送気送水チュ−ブ75の管径D2 よりも小
径に形成されている。そして、連結口金78の上流側端
部は送気送水チュ−ブ75の下流側の端部内に挿入され
た状態で連結されている。
【0037】したがって、この場合も同様に送気送水チ
ュ−ブ75の流路内に露出されている連結口金78の上
流側端部の端面78aを吸引切換え弁19の吸引シリン
ダ19a側に向けた状態で揃えて配置させることができ
るので、吸引切換え弁19の吸引シリンダ19a側から
洗浄ブラシを挿入した際に、連結口金78の上流側端部
の端面78aの付近に付着ている汚物を確実に除去する
ことができ、洗浄ブラシのブラッシング作業を容易化す
ることができる。さらに、上流側の送気管路5および送
水管路6の管径D1 、送気送水チュ−ブ75の管径D
2 および下流側の連結口金78の管径D3 をD1 
>D2 >D3
【0038】に設定したので、管路の管径を上流側から
下流側に向かうにしたがって段階的に小さくすることが
でき、この管路内を流れる洗浄水等の水圧を徐々に高め
、洗浄効果の向上を図ることができる。
【0039】また、先端構成部本体76の外周面には図
5(B)に示すように先端側にリング状の先端カバ−取
付け用の段部81が形成されている。この先端カバ−取
付け段部81には例えばプラスチック材料によって形成
された略円筒状の先端カバ−82が装着されている。こ
の場合、先端カバ−取付け段部81の外周面には係合突
部83が突設されている。そして、先端カバ−82の内
周面にはこの係合突部83に係脱可能に係合する凹部が
形成されており、これらの凹凸嵌合部を介して先端カバ
−82が先端構成部本体76の先端カバ−取付け段部8
1に着脱可能に装着されている。
【0040】また、先端カバ−82の先端側の開口端部
には内方向に向けて屈曲された突設部84が突設されて
いる。さらに、送気送水ノズル7のノズルチュ−ブ79
は例えばシリコンゴム、塩化ビニル等の弾性材料によっ
て形成されている。この場合、ノズルチュ−ブ79の先
端部は先端構成部本体76の前面よりも前方に突設され
ている。そして、先端カバ−82を先端構成部本体76
に装着する際に、先端カバ−82の突設部84によって
ノズルチュ−ブ79の突出部を先端構成部本体76の前
面の略中央部位に配設された観察窓85の方向に屈曲さ
せるようになっている。
【0041】したがって、上記構成の送気送水ノズル7
の場合には先端構成部本体76から先端カバ−82を取
外すことにより、簡単にノズルチュ−ブ79を真っ直ぐ
の形状に変形させることができる。そのため、送気送水
ノズル7の洗浄作業を容易化することができる。さらに
、送気送水孔77の下流側に凹陥状の取付け溝を形成し
、この送気送水孔77の下流側の取付け溝内に送気送水
ノズル7を形成するノズルチュ−ブ79の基端部を挿入
状態で固定したので、送気送水ノズル7と送気送水孔7
7との接続部に段差が形成されるおそれがなく、送気送
水ノズル7と送気送水孔77との接続部に汚物がたまり
にくくすることができる。
【0042】なお、先端構成部本体76の前面には図6
に示すように観察窓85の周囲に照明窓86が配設され
ている。さらに、観察窓85には光学系87を介して例
えば光ファイバによって形成されるイメ−ジガイド88
の入射端面が対向配置され、照明窓86には光ファイバ
によって形成されるライトガイド89の出射端面が対向
配置されている。
【0043】次に、上記構成の内視鏡洗浄消毒装置によ
る内視鏡1の洗浄消毒作業について後掲する表1を参照
して説明する。なお、表1中で、Aは第1,第2の送液
口金37,38が管路洗浄口金ホルダ34の内部の所定
の収容位置に収容されている状態、Bは第1,第2の送
液口金37,38のOリング39,40がシリンダ口金
32、33との接続解除位置で保持されている状態、C
は第1,第2の送液口金37,38のOリング39,4
0がシリンダ口金32、33内の正規の管路洗浄位置に
挿入されて内視鏡1のシリンダ口金32、33と第1,
第2の送液口金37,38の外周面と内視鏡1のシリン
ダ口金32、33の内周面との間を水密状態にシ−ルし
た状態での第1,第2の送液口金37,38の位置をそ
れぞれ示すものである。
【0044】
【表1】
【0045】まず、洗浄消毒装置本体23の洗浄槽カバ
−25を開き、使用済みの内視鏡1を洗浄槽24の載置
棚31上に載置する。さらに、内視鏡1の操作部3のシ
リンダ口金32、33を管路洗浄口金ホルダ34におけ
る内視鏡連結部35の係止穴35a,35bに係止する
(内視鏡セット)。この場合、管路洗浄口金ホルダ34
の第1,第2の送液口金37,38はA位置の状態で保
持されている。
【0046】さらに、この状態で洗浄消毒装置本体23
の操作パネル63に配設されているスタ−トボタンが押
圧操作される(スタ−トスイッチオン)。この操作にと
もない駆動モ−タ29、駆動モ−タ43、洗浄ポンプ5
5、排水ポンプ60が駆動されるとともに、第1の電磁
弁56が洗浄水タンク51側と洗浄水供給ノズルユニッ
ト28の回転噴射ノズル26,27および第1,第2の
送液口金37,38側との間を連通させる状態に切換わ
り、かつ第2の電磁弁59が洗浄槽24の排水口58側
と排水ポンプ60側との間を連通させる状態に切換わる
【0047】そして、駆動モ−タ43によって回転部材
42が例えば正回転方向に回転駆動される。さらに、こ
の回転部材42の回転に連動して第1,第2の送液口金
37,38が図1中で下方向に向けて移動操作され、内
視鏡1のシリンダ口金32、33内の所定の挿入位置C
まで挿入される。このとき、内視鏡1のシリンダ口金3
2、33と第1,第2の送液口金37,38の外周面と
内視鏡1のシリンダ口金32、33の内周面との間はO
リング39,40によって水密状態にシ−ルされた状態
で保持される。
【0048】また、洗浄ポンプ55の駆動にともない洗
浄水タンク51内の洗浄水が洗浄水供給ノズルユニット
28の回転噴射ノズル26,27および第1,第2の送
液口金37,38側に供給される。そのため、洗浄水供
給ノズルユニット28の回転噴射ノズル26,27から
噴射される洗浄水によって内視鏡1の外表面が洗浄され
るとともに、第1,第2の送液口金37,38から噴射
される洗浄水が内視鏡1の管路内に導入され、この管路
内が洗浄される(洗浄作業)。なお、このとき内視鏡1
の洗浄に使用された洗浄水は排水ポンプ60によって洗
浄槽24の排水口58から配水管61側に圧送され、外
部に排水される(排水作業)。
【0049】また、上記洗浄作業が設定時間経過し、上
記洗浄作業が終了すると、洗浄ポンプ55の駆動が停止
され、消毒液ポンプ57が駆動されるとともに、第1の
電磁弁56が消毒液タンク52側と洗浄水供給ノズルユ
ニット28の回転噴射ノズル26,27および第1,第
2の送液口金37,38側との間を連通させる状態に切
換わり、かつ第2の電磁弁59が排水口58を閉塞する
状態に切換わる。
【0050】そして、この状態では消毒液タンク52内
の消毒液が洗浄水供給ノズルユニット28の回転噴射ノ
ズル26,27および第1,第2の送液口金37,38
側に供給される。そのため、洗浄水供給ノズルユニット
28の回転噴射ノズル26,27から噴射される消毒液
によって内視鏡1の外表面が消毒されるとともに、第1
,第2の送液口金37,38から噴射される消毒液が内
視鏡1の管路内に導入され、この管路内が消毒される(
消毒作業)。
【0051】また、上記消毒作業中は排水口58は閉塞
状態に切換えられているので、回転噴射ノズル26,2
7および第1,第2の送液口金37,38から噴射され
た内視鏡の消毒液は内視鏡1の外表面および内視鏡1の
管路内の消毒に使用された後、洗浄槽24内に溜められ
る。そして、洗浄槽24内に溜まる消毒液が予め設定さ
れた所定量に達し、内視鏡1全体が洗浄槽24内の消毒
液中に浸漬された状態(消毒浸漬)で、消毒液ポンプ5
7の駆動が停止されるとともに、移動操作機構41の駆
動モ−タ43によって回転部材42が例えば逆回転方向
に回転駆動される。この回転部材42の回転動作にとも
ない第1,第2の送液口金37,38が図1中で上方向
に向けてB位置まで移動操作される。
【0052】このB位置では第1,第2の送液口金37
,38のOリング39,40がシリンダ口金32、33
から外れ、第1,第2の送液口金37,38とシリンダ
口金32、33との間に隙間が形成されるので、この第
1,第2の送液口金37,38とシリンダ口金32、3
3との間の隙間内に洗浄槽24内の消毒液が浸入し、そ
の部分(第1,第2の送液口金37,38がA位置で保
持されている状態での第1,第2の送液口金37,38
とシリンダ口金32、33との間の接合部分)が消毒さ
れる。
【0053】さらに、この消毒浸漬作業が設定時間経過
し、その作業が終了すると第2の電磁弁59が洗浄槽2
4の排水口58と消毒液タンク52との間を連通する状
態に切換え操作され、洗浄槽24内の消毒液が消毒液タ
ンク52内に戻される(消毒液戻し作業)。
【0054】この消毒液戻し作業が終了すると、上記洗
浄作業と略同様に洗浄ポンプ55の駆動にともない洗浄
水タンク51内の洗浄水が洗浄水供給ノズルユニット2
8の回転噴射ノズル26,27および第1,第2の送液
口金37,38側に供給され、洗浄水供給ノズルユニッ
ト28の回転噴射ノズル26,27から噴射される洗浄
水によって内視鏡1の外表面が洗浄されるとともに、第
1,第2の送液口金37,38から噴射される洗浄水が
内視鏡1の管路内に導入され、この管路内が洗浄される
すすぎ作業が行なわれる。このとき、内視鏡1の洗浄に
使用された洗浄水は排水ポンプ60によって洗浄槽24
の排水口58から配水管61側に圧送され、外部に排水
される(排水作業)。
【0055】そして、すすぎ、排水作業が終了した時点
で、第1,第2の送液口金37,38がA位置に戻され
、第1,第2の送液口金37,38が管路洗浄口金ホル
ダ34の内部の所定の収容位置に収容される。このよう
に第1,第2の送液口金37,38がA位置に戻された
時点で移動操作機構41の駆動モ−タ43の駆動が停止
され(ストップ)、内視鏡1の洗浄消毒作業が終了する
【0056】そこで、上記構成のものにあっては洗浄槽
24内に管路洗浄口金ホルダ34の第1,第2の送液口
金37,38を内視鏡1のシリンダ口金32、33との
接続位置とこの接続位置から離間したシリンダ口金32
、33との接続解除位置との間で移動操作する移動操作
機構41を設けたので、内視鏡1の内部管路の洗浄、消
毒等の作業時には洗浄槽24内の洗浄水、消毒液中に内
視鏡1を浸漬させた状態で、第1,第2の送液口金37
,38を内視鏡1側のシリンダ口金32、33との接続
位置から離間したシリンダ口金32、33との接続解除
位置まで移動操作させることにより、内視鏡1側の各管
路のシリンダ口金32、33と管路洗浄口金ホルダ34
の第1,第2の送液口金37,38との接触部分を洗浄
槽24内に露出させることができる。そのため、従来、
洗浄、消毒等の作業を行なうことができなかった内視鏡
1側の各管路のシリンダ口金32、33と管路洗浄口金
ホルダ34の第1,第2の送液口金37,38との接触
部分を洗浄槽24内の液体に接触させることにより、容
易に洗浄、消毒等の作業を行なうことができるので、内
視鏡1の外表面および全ての内部管路の洗浄、消毒等の
作業を確実に行なうことができる。
【0057】また、図8は内視鏡1の挿入部2の先端の
第1の変形例を示すものである。これは、先端構成部本
体76の基端部側外周面に雄ねじ状の先端カバ−取付け
ねじ部91を設け、例えば透明なプラスチック材料によ
って形成された略円筒状の先端カバ−92の基端部にこ
のねじ部91に螺合するねじ穴部93を設けて先端カバ
−92を先端構成部本体76に螺着させる構成にすると
ともに、先端カバ−92の先端部に内方向に向けて屈曲
された突設部94を全周に亙り設けたものである。した
がって、この場合にも図5(B)に示す構成の内視鏡1
と略同様の効果を得ることができる。
【0058】さらに、図9(A)〜(F)は内視鏡1の
挿入部2の先端の第2の変形例を示すものである。これ
は、先端構成部本体76に使い捨て型の先端カバ−10
1 を装着したものである。
【0059】この場合、内視鏡1の挿入部2の先端構成
部本体76には図9(B)に示すようにその先端部外周
面に略リング状の先端カバ−取付け用の段部102 が
形成されている。この取付け段部102 には先端カバ
−固定溝103 が形成されている。
【0060】また、先端構成部本体76の前面には略中
央部位に観察窓104が配設され、この観察窓104 
の周囲に一対の照明窓105 ,105 、鉗子挿通チ
ャンネル106 、送気送水ノズル107 がそれぞれ
配設されている。
【0061】さらに、先端カバ−101 には図9(C
)に示すように先端構成部本体76の観察窓104 、
照明窓105 ,105 、鉗子挿通チャンネル106
 、送気送水ノズル107 とそれぞれ対向する位置に
これらを挿通する開口部108 、109 ,109 
、110 、111がそれぞれ形成されているとともに
、この先端カバ−101 の筒部101aの端縁部位に
は破壊用工具挿入用の切欠部112 が形成されている
【0062】また、先端カバ−101 の筒部101a
の内周面には先端構成部本体76の先端カバ−固定溝1
03 内に嵌合するフック113が突設されている。こ
のフック113 は先端構成部本体76の軸方向に沿っ
て切欠部112 に並設された状態で配置されている。 さらに、この先端カバ−101 の筒部101a内周面
には一端側が切欠部112 に連結された一対の破壊用
ガイド溝114 ,114 が形成されている。これら
の破壊用ガイド溝114 ,114 の他端側はフック
113 および送気送水ノズル107 挿通用の開口部
111 の両側部分を通り、観察窓104 挿通用の開
口部108 の近傍位置まで延設されている。
【0063】そして、内視鏡1の組み立て時には先端カ
バ−101 の筒部101aが先端構成部本体76の取
付け段部102 に挿入されるとともに、先端構成部本
体76の先端カバ−固定溝103 内に先端カバ−10
1 のフック113 が嵌合された状態でこの先端カバ
−101 が先端構成部本体76に固定される。
【0064】また、内視鏡1の使用後はこの先端カバ−
101 は先端構成部本体76から取外される。この先
端カバ−101 の取り外し作業時には図9(E)に示
すように先端カバ−101 の筒部101aの切欠部1
12 に例えばドライバ等の破壊用工具115 を挿入
した状態で、この工具115 を同図中に矢印で示す方
向に倒す。これにより、図9(F)に示すように先端カ
バ−101 の一部が破壊用ガイド溝114 ,114
 に沿って破壊され、フック113 および送気送水ノ
ズル107 挿通用の開口部111 の周縁部位116
 が先端カバ−101 の本体から切り離される。その
ため、この先端カバ−101を先端構成部本体76から
簡単に取外すことができる。
【0065】そこで、上記構成のものにあっては内視鏡
1による検査時には常に新しい先端カバ−101 を先
端構成部本体76に装着して使用し、内視鏡1による検
査終了後は使用済みの先端カバ−101 を先端構成部
本体76から取外して廃棄することができる。そのため
、従来のように内視鏡1による検査時に先端カバ−10
1 に傷が付いた場合にその傷の部分に汚物が付着した
り、先端カバ−101 の材料が加水分解によって経時
的に劣化し、水切れ性が悪くなる等の問題が生じること
を防止することができる。
【0066】また、図10(A)〜(G)は内視鏡1の
挿入部2の先端の第3の変形例を示すものである。これ
は、図9の使い捨て型の先端カバ−101 に図10(
C)に示すように送気送水ノズル121 を一体的に設
けたものである。この場合、先端構成部本体76には図
10(B)に示すようにこの送気送水ノズル121 の
基端部側に連結される送気送水孔122 が形成されて
いる。
【0067】さらに、送気送水ノズル121 の基端部
外周面には図10(D),(E)に示すようにOリング
等のシ−ル部材123 が装着されている。そして、先
端カバ−101が先端構成部本体76に固定された状態
で、送気送水ノズル121 の基端部と先端構成部本体
76の送気送水孔122 との間がシ−ル部材123 
によって水密に連結されるようになっている。
【0068】そこで、上記構成のものにあっては図9の
使い捨て型の先端カバ−101 と同様の効果を得るこ
とができるとともに、この場合には特に先端カバ−10
1 を先端構成部本体76から簡単に取外した際に、送
気送水ノズル121 も先端カバ−101 と一緒に先
端構成部本体76から取外されるので、先端構成部本体
76の送気送水孔122 をブラッシングによって洗浄
し易くすることができる。
【0069】さらに、図11乃至図13は内視鏡1の挿
入部2の先端の第4の変形例を示すものである。これは
、図10の使い捨て型の先端カバ−101 に図12に
示すように送気送水ノズル131 の基端部およびこの
送気送水ノズル131 に連結された送気送水チュ−ブ
131aの先端部をそれぞれ固定するとともに、図13
(B)に示すように先端カバ−101 を略中央部位か
ら2分割に分割する2分割式にしたものである。この場
合、先端カバ−101 の送気送水チュ−ブ131aの
長さ寸法Lは略15cm以上程度に設定されている。ま
た、先端構成部本体76の前面には先端カバ−101 
の送気送水チュ−ブ131aを挿通する挿通孔132 
が形成されているとともに、この先端構成部本体76の
先端カバ−取付け用の段部102 には一対の先端カバ
−固定溝133 ,133 が形成されている。これら
の固定溝133 ,133 は段部102 の周面上で
略180°離間させた位置に配置されている。
【0070】さらに、この先端カバ−101 の筒部1
01aの端縁部位には一対の破壊用工具挿入用の切欠部
134 ,134 が形成されている。また、この先端
カバ−101 の筒部101aの内周面には先端構成部
本体76の先端カバ−固定溝133 ,133 内に嵌
合するフック135 ,135 が突設されている。こ
れらのフック135,135 は先端構成部本体76の
軸方向に沿って切欠部134 ,134 に並設された
状態で配置されている。さらに、この先端カバ−101
 の筒部101a内周面には図11(D)に示すように
一端側が各切欠部134 に連結された一対の破壊用ガ
イド溝136 ,136 が形成されている。これらの
破壊用ガイド溝136 ,136 の他端側は観察窓1
04 挿通用の開口部108 の近傍位置まで延設され
ている。
【0071】また、先端構成部本体76の挿通孔132
 には接続パイプ141 の先端部が固定されている。 この接続パイプ141 の基端部には外装チュ−ブ14
2 の先端部が連結されている。この外装チュ−ブ14
2 の基端部は接続口金143 を介して送気送水チュ
−ブ75の下流側の端部に連結されている。
【0072】この接続口金143 には上流側の接続端
部143aと下流側の接続端部143bとの間に大径な
Oリング装着部144 が形成され、このOリング装着
部144 内にOリング145 が装着されている。
【0073】そして、内視鏡1の組み立て時には先端カ
バ−101 の送気送水チュ−ブ131aが先端構成部
本体76の挿通孔132 内に挿通された状態で、先端
カバ−101 の筒部101aが先端構成部本体76の
取付け段部102 に挿入されるとともに、先端構成部
本体76の先端カバ−固定溝133 ,133 内に先
端カバ−101 のフック135 ,135が嵌合され
た状態でこの先端カバ−101 が先端構成部本体76
に固定される。この場合、送気送水チュ−ブ131aの
先端部は接続パイプ141 および外装チュ−ブ142
 内を通して接続口金143 内に挿入され、先端カバ
−101 が先端構成部本体76の所定の装着位置に装
着された状態で、図12に示すように接続口金143 
内のOリング145 によって水密にシ−ルされる。
【0074】また、内視鏡1の使用後はこの先端カバ−
101 は先端構成部本体76から取外される。この先
端カバ−101 の取り外し作業時には図13(A)に
示すように先端カバ−101 の筒部101aの切欠部
134 ,134 に例えばドライバ等の破壊用工具1
15 をそれぞれ挿入した状態で、この工具115 を
同図中に矢印で示す方向に倒す。これにより、図13(
B)に示すように先端カバ−101 が破壊用ガイド溝
136 ,136 に沿って2分割され、下半部151
 が先端カバ−101 の本体から切り離される。その
ため、この先端カバ−101 を先端構成部本体76か
ら簡単に取外すことができる。
【0075】そこで、上記構成のものにあっても図10
の使い捨て型の先端カバ−101 と同様の効果を得る
ことができるとともに、この場合には特に先端カバ−1
01 の送気送水チュ−ブ131aの長さ寸法Lを略1
5cm以上程度に設定したので、内視鏡検査中に体腔内
を膨張させた際に、体腔内圧による体腔内の汚物の逆流
をこの送気送水チュ−ブ131a内だけで止めることが
できる。そのため、内視鏡1の送気送水チュ−ブ75側
に体腔内の汚物が流入することを防止することができる
ので、内視鏡検査終了後にブラシ152 によって内視
鏡1側の送気送水管路をブラッシングして洗浄する作業
を容易化することができる。なお、この発明は上記実施
例に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々変形実施できることは勿論である。
【0076】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
内視鏡の管路内に洗浄液等を供給して洗浄する管路洗浄
部を内視鏡の管路の口金取付け部との接続位置とこの接
続位置から離間した口金取付け部との接続解除位置との
間で移動操作する移動操作手段を設けたので、内視鏡側
の各管路の口金取付け部と管路洗浄部との接触部分のよ
うに従来、洗浄、消毒等の作業ができなかった部分に容
易に洗浄、消毒等の作業を施すことができ、内視鏡の外
表面および全ての内部管路の洗浄、消毒等の作業を確実
に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  この発明の一実施例の内視鏡洗浄消毒装置
の要部の概略構成図。
【図2】  内視鏡の内部管路の配管状態を示す全体の
概略構成図。
【図3】  内視鏡洗浄消毒装置全体の概略構成図。
【図4】  洗浄槽に内視鏡を設置した状態を示す平面
図。
【図5】  内視鏡の概略構成を示すもので、(A)は
全体の斜視図、(B)は挿入部先端の縦断面図。
【図6】  内視鏡の送気送水チュ−ブの連結状態を示
す要部の縦断面図。
【図7】  図1のX−X線断面図。
【図8】  内視鏡の挿入部先端の第1の変形例を示す
要部の縦断面図。
【図9】  内視鏡の挿入部先端の第2の変形例を示す
もので、(A)は先端カバ−の装着状態を示す要部の斜
視図。(B)は先端カバ−の装着前の先端構成部本体を
示す要部の斜視図、(C)は先端カバ−を示す斜視図、
(D)は先端カバ−の係合爪部を示す斜視図、(E)は
先端カバ−の取り外し作業を説明するための要部の斜視
図、(F)は先端構成部本体から取り外された先端カバ
−を示す斜視図。
【図10】  内視鏡の挿入部先端の第3の変形例を示
すもので、(A)は先端カバ−の装着状態を示す要部の
斜視図。(B)は先端カバ−の装着前の先端構成部本体
を示す要部の斜視図、(C)は先端カバ−を示す斜視図
、(D)は先端カバ−の係合爪部を示す斜視図、(E)
は先端カバ−の縦断面図、(F)は先端カバ−の取り外
し作業を説明するための要部の斜視図、(G)は先端構
成部本体から取り外された先端カバ−を示す斜視図。
【図11】  内視鏡の挿入部先端の第4の変形例を示
すもので、(A)は先端カバ−の装着状態を示す要部の
斜視図。(B)は先端カバ−の装着前の先端構成部本体
を示す要部の斜視図、(C)は先端カバ−を示す斜視図
、(D)は先端カバ−の係合爪部を示す斜視図。
【図12】  先端カバ−が装着された先端構成部本体
を示す要部の縦断面図。
【図13】  内視鏡の送気送水チュ−ブの洗浄作業を
説明するためのもので、(A)は先端カバ−の取り外し
作業を説明するための要部の斜視図、(B)は先端構成
部本体から取り外された先端カバ−を示す斜視図、(C
)は洗浄ブラシの挿入作業を示す要部の縦断面図。
【符号の説明】
1…内視鏡,24…洗浄槽,31…載置棚(保持部),
32,33…シリンダ口金(口金取付け部),37…第
1の送液口金(管路洗浄部),38…第2の送液口金(
管路洗浄部),41…移動操作機構(移動操作手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  洗浄槽内に内視鏡の保持部が設けられ
    るとともに、前記内視鏡の管路の口金取付け部に接続さ
    れ、前記内視鏡の管路内に洗浄液等を供給して洗浄する
    管路洗浄部が設けられた内視鏡洗浄消毒装置において、
    前記管路洗浄部を前記口金取付け部との接続位置とこの
    接続位置から離間した前記口金取付け部との接続解除位
    置との間で移動操作する移動操作手段を設けたことを特
    徴とする内視鏡洗浄消毒装置。
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