JPH04316726A - ドラムブレーキの一体型バッキングプレート - Google Patents
ドラムブレーキの一体型バッキングプレートInfo
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- JPH04316726A JPH04316726A JP10810191A JP10810191A JPH04316726A JP H04316726 A JPH04316726 A JP H04316726A JP 10810191 A JP10810191 A JP 10810191A JP 10810191 A JP10810191 A JP 10810191A JP H04316726 A JPH04316726 A JP H04316726A
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- Japan
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- backing plate
- drum brake
- drum
- anchor
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- Pending
Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D51/00—Brakes with outwardly-movable braking members co-operating with the inner surface of a drum or the like
- F16D2051/001—Parts or details of drum brakes
- F16D2051/003—Brake supports
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車等の制動に使
用されるドラムブレーキのバッキングプレートに関する
。
用されるドラムブレーキのバッキングプレートに関する
。
【０００２】
【従来の技術】ドラムブレーキは、自動車のブレーキと
して広く使用されているが、このブレーキは、車輪に結
合されて共に回転するドラムの内周面にブレーキシュー
のライニングを押付け、両者の間で作用する摩擦力によ
りドラムを制動することにより車輪を制動する装置であ
って、図７に例示するように構成されている。
して広く使用されているが、このブレーキは、車輪に結
合されて共に回転するドラムの内周面にブレーキシュー
のライニングを押付け、両者の間で作用する摩擦力によ
りドラムを制動することにより車輪を制動する装置であ
って、図７に例示するように構成されている。
【０００３】図７において、１は鋼板製のバッキングプ
レートで、縁１ａを折立てて浅い皿状に形成され、縁１
ａを跨いでドラム２が設けられる。ドラム２は、その開
口側端面に溝を形成して折立てた縁１ａを図９に示すよ
うに嵌入させ、その内周面をバッキングプレート内に入
れている。バッキングプレートの中心には軸孔３を穿設
して車軸を挿通し、ドラムをこれに結合する。４はバッ
キングプレートを車体に固定するための複数のボルト挿
通孔、５はホイルシリンダ６の基部を嵌合固定するため
の孔である。２個のブレーキシュー７は、バッキングプ
レートに取付けたホールドダウン装置８により図７の横
方向にバッキングプレートに沿って可動に支持されてお
り、一端７ａをバッキングプレートに鋲９ａにより固定
したアンカ９に当接させ、他端７ｂをホイルシリンダ６
のピストンロッド６ａに当接させている。
レートで、縁１ａを折立てて浅い皿状に形成され、縁１
ａを跨いでドラム２が設けられる。ドラム２は、その開
口側端面に溝を形成して折立てた縁１ａを図９に示すよ
うに嵌入させ、その内周面をバッキングプレート内に入
れている。バッキングプレートの中心には軸孔３を穿設
して車軸を挿通し、ドラムをこれに結合する。４はバッ
キングプレートを車体に固定するための複数のボルト挿
通孔、５はホイルシリンダ６の基部を嵌合固定するため
の孔である。２個のブレーキシュー７は、バッキングプ
レートに取付けたホールドダウン装置８により図７の横
方向にバッキングプレートに沿って可動に支持されてお
り、一端７ａをバッキングプレートに鋲９ａにより固定
したアンカ９に当接させ、他端７ｂをホイルシリンダ６
のピストンロッド６ａに当接させている。
【０００４】そこでホイルシリンダ６に圧油を送ってピ
ストンロッド６ａを押出すと、ブレーキシューはアンカ
９を支点として回動し、ライニング７ｃをドラム２の内
周面に押付け制動する。ホイルシリンダ６から圧油を抜
けば、ブレーキシュー７、７は復帰ばね１０、１１に引
かれて復位し、ライニング７ｃをドラムから離して制動
を止める。
ストンロッド６ａを押出すと、ブレーキシューはアンカ
９を支点として回動し、ライニング７ｃをドラム２の内
周面に押付け制動する。ホイルシリンダ６から圧油を抜
けば、ブレーキシュー７、７は復帰ばね１０、１１に引
かれて復位し、ライニング７ｃをドラムから離して制動
を止める。
【０００５】１２は枢軸１３により一端を一方のブレー
キシューに枢着された駐車ブレーキ用レバー、１４はレ
バー１２を操作するため孔１５を通したケーブルをレバ
ー１２の他端に案内するケーブルガイドである。
キシューに枢着された駐車ブレーキ用レバー、１４はレ
バー１２を操作するため孔１５を通したケーブルをレバ
ー１２の他端に案内するケーブルガイドである。
【０００６】図８は、ホイルシリンダ、ブレーキシュー
、駐車ブレーキ用レバー等を除いて示したバッキングプ
レートの正面図、図９は図８のＡ−Ａ断面図、図１０は
図８のＢ−Ｂ断面図である。ドラム内への塵埃進入は、
バッキングプレートの縁１ａとドラム端面の溝との嵌合
により抑止されるが、この作用を一層良くするため、図
示のバッキングプレート１では外周に、輪形のダストシ
ールド１６を溶接して取付けている。
、駐車ブレーキ用レバー等を除いて示したバッキングプ
レートの正面図、図９は図８のＡ−Ａ断面図、図１０は
図８のＢ−Ｂ断面図である。ドラム内への塵埃進入は、
バッキングプレートの縁１ａとドラム端面の溝との嵌合
により抑止されるが、この作用を一層良くするため、図
示のバッキングプレート１では外周に、輪形のダストシ
ールド１６を溶接して取付けている。
【０００７】このようにバッキングプレート１にはホイ
ルシリンダ、アンカ、ブレーキシュー、駐車ブレーキ用
レバー、ケーブルガイド、ダストシールド等の多くの部
品が取付けられるが、従来は鋼板を使用し、多工程を経
てバッキングプレートを成形し、これに各部品を取付け
るようにしていた。
ルシリンダ、アンカ、ブレーキシュー、駐車ブレーキ用
レバー、ケーブルガイド、ダストシールド等の多くの部
品が取付けられるが、従来は鋼板を使用し、多工程を経
てバッキングプレートを成形し、これに各部品を取付け
るようにしていた。
【０００８】バッキングプレートを軽金属又は軽合金で
鋳造することが実開昭５５−９７２３０号公報に記載さ
れているが、これは部品取付用ボルトがバッキングプレ
ート外に露出しないようにプレートの内側部に螺合又は
固定するというもので、本発明とは別異なものである。
鋳造することが実開昭５５−９７２３０号公報に記載さ
れているが、これは部品取付用ボルトがバッキングプレ
ート外に露出しないようにプレートの内側部に螺合又は
固定するというもので、本発明とは別異なものである。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】自動車の性能向上のた
め、車体を軽量にすることが行なわれているが、バッキ
ングプレートを鋼板で造ると重量が嵩むのが避けられな
い。
め、車体を軽量にすることが行なわれているが、バッキ
ングプレートを鋼板で造ると重量が嵩むのが避けられな
い。
【００１０】バッキングプレートとしては図８、図９に
斜線で縁取りした部分は強度を大きくする必要があるが
、その他の部分は大きな強度を要しない。しかしながら
、鋼板製の場合は肉厚を部分により変えることができな
いから、不要な重量を持つことになる。又、高張力鋼板
を使用してバッキングプレートの厚さを小さくすること
も実用されているが、これによる重量軽減にも限度があ
る。
斜線で縁取りした部分は強度を大きくする必要があるが
、その他の部分は大きな強度を要しない。しかしながら
、鋼板製の場合は肉厚を部分により変えることができな
いから、不要な重量を持つことになる。又、高張力鋼板
を使用してバッキングプレートの厚さを小さくすること
も実用されているが、これによる重量軽減にも限度があ
る。
【００１１】且つこれに多工程のプレス作業を加え、溶
接、かしめ等の接合工程により部品を取付けるので加工
工数も多くなり、製造能率の点からも不利である。
接、かしめ等の接合工程により部品を取付けるので加工
工数も多くなり、製造能率の点からも不利である。
【００１２】
【課題を解決するための手段】この発明のバッキングプ
レートは、軽量化を図るためにアルミニウム合金、又は
セラミック粒子や繊維で強化したり、炭化珪素（ＳｉＣ
）を加えたアルミニウム基複合材を使用し、必要部分の
みを厚く、不要部分は減厚して溶湯鍛造法又はダイカス
ト法（この明細書では、これらを加圧鋳造法という。）
により製造して前記の課題を解決したものである。
レートは、軽量化を図るためにアルミニウム合金、又は
セラミック粒子や繊維で強化したり、炭化珪素（ＳｉＣ
）を加えたアルミニウム基複合材を使用し、必要部分の
みを厚く、不要部分は減厚して溶湯鍛造法又はダイカス
ト法（この明細書では、これらを加圧鋳造法という。）
により製造して前記の課題を解決したものである。
【００１３】
【作用】アルミニウム合金やアルミニウム基複合材を使
用し、必要部分のみを厚く、不要部分は減厚するから、
バッキングプレートの重量を軽減すると共に、従来は別
に製作してバッキングプレートに溶接、かしめ等の手段
で取付けていたアンカ部品、ダストカバー等をバッキン
グプレートと一体に形成するから、能率よく製造するこ
とができる。
用し、必要部分のみを厚く、不要部分は減厚するから、
バッキングプレートの重量を軽減すると共に、従来は別
に製作してバッキングプレートに溶接、かしめ等の手段
で取付けていたアンカ部品、ダストカバー等をバッキン
グプレートと一体に形成するから、能率よく製造するこ
とができる。
【００１４】
【実施例】図１は本発明の第一実施例を示すバッキング
プレートの正面図、図２は図１のＣ−Ｃ断面図、図３を
同じくＤ−Ｄ断面図、図４〜図６は第二実施例を示し、
図４はバッキングプレートの正面図、図５は図４のＥ−
Ｅ断面図、図６は図４のＦ矢視図である。図Ａ〜図Ｄに
示した従来例と同等部分には同符号を用いると共に説明
を省略して、次にこれを説明する。
プレートの正面図、図２は図１のＣ−Ｃ断面図、図３を
同じくＤ−Ｄ断面図、図４〜図６は第二実施例を示し、
図４はバッキングプレートの正面図、図５は図４のＥ−
Ｅ断面図、図６は図４のＦ矢視図である。図Ａ〜図Ｄに
示した従来例と同等部分には同符号を用いると共に説明
を省略して、次にこれを説明する。
【００１５】バッキングプレート１は、鋳型の中に溶融
したアルミニウム合金又はアルミニウム基複合材を注入
し加圧しつつ固める溶湯鍛造法又はダイキャスト等の加
圧鋳造法により成形される。
したアルミニウム合金又はアルミニウム基複合材を注入
し加圧しつつ固める溶湯鍛造法又はダイキャスト等の加
圧鋳造法により成形される。
【００１６】成形されたバッキングプレートには、アン
カ９、ケーブルガイド１４及びダストシールド１６が同
体に形成され、車軸を通す孔３、車体へ取付けるための
孔４、ホイルシリンダ５を取付ける孔５等が形成され、
図１、図２に斜線で縁取りした部分、即ちアンカ９、車
軸を通す孔３の周囲部分１７、ブレーキシューが摺動す
る周縁部１８、ホイルシリンダを取付ける孔５の周縁部
分１９を厚くしている。これらの部分は、制動時に大き
な力が加わり、又はブレーキシューと摺動して摩耗の多
くなる部分である。
カ９、ケーブルガイド１４及びダストシールド１６が同
体に形成され、車軸を通す孔３、車体へ取付けるための
孔４、ホイルシリンダ５を取付ける孔５等が形成され、
図１、図２に斜線で縁取りした部分、即ちアンカ９、車
軸を通す孔３の周囲部分１７、ブレーキシューが摺動す
る周縁部１８、ホイルシリンダを取付ける孔５の周縁部
分１９を厚くしている。これらの部分は、制動時に大き
な力が加わり、又はブレーキシューと摺動して摩耗の多
くなる部分である。
【００１７】図４は大きな力が加わり摩耗し易いアンカ
９のブレーキシューのウエブに当接する部分９ａ、ブレ
ーキシューが摺動する周縁部１８に、図５、図６のよう
に鉄片２０、２１を埋込んで補強した例を示す。このよ
うに構成することによりアルミニウム合金又はアルミニ
ウム基複合材を補強して摩耗を少なくすることができる
。
９のブレーキシューのウエブに当接する部分９ａ、ブレ
ーキシューが摺動する周縁部１８に、図５、図６のよう
に鉄片２０、２１を埋込んで補強した例を示す。このよ
うに構成することによりアルミニウム合金又はアルミニ
ウム基複合材を補強して摩耗を少なくすることができる
。
【００１８】
【考案の効果】（１） アルミニウム合金又はアルミニ
ウム基複合材を加圧鋳造するため、要部を厚く、他部は
薄くしてバッキングプレートを軽くできると共に、ドラ
ムブレーキに適した剛性、強度、耐摩耗性を確保できる
。
ウム基複合材を加圧鋳造するため、要部を厚く、他部は
薄くしてバッキングプレートを軽くできると共に、ドラ
ムブレーキに適した剛性、強度、耐摩耗性を確保できる
。
【００１９】（２） 加圧鋳造により能率よくバッキン
グプレートを製造できる。
グプレートを製造できる。
【００２０】（３） 従来のような溶接、かしめ等の手
段は不要であるから、大幅な工数削減ができる。
段は不要であるから、大幅な工数削減ができる。
【図１】第一実施例のバッキングプレートの正面図。
【図２】図１のＣ−Ｃ断面図。
【図３】図１のＤ−Ｄ断面図。
【図４】第二実施例のバッキングプレートの正面図。
【図５】図４のＥ−Ｅ断面図。
【図６】図４のＦ矢視図。
【図７】従来のドラムブレーキのドラムを除いた正面図
。
。
【図８】従来の鋼板製バッキングプレートの強度を必要
とする部分を示す正面図。
とする部分を示す正面図。
【図９】バッキングプレートの強度を必要とする部分を
示す図８のＡ−Ａ断面図。
示す図８のＡ−Ａ断面図。
【図１０】バッキングプレートの強度を必要とする部分
を示す図８のＢ−Ｂ断面図。
を示す図８のＢ−Ｂ断面図。
１ バッキングプレート
１ａ 縁
２ ドラム
３ 軸孔
４ ボルト孔
５ 孔
６ ホイルシリンダ
６ａ ピストンロッド
７ ブレーキシュー
７ａ 一端
７ｂ 他端
７ｃ ライニング
８ ホールドダウン装置
９ アンカ
９ａ 鋲
１０ 復帰ばね
１１ 復帰ばね
１２ 駐車ブレーキ用レバー
１３ 枢軸
１４ ケーブルガイド
１５ 孔
１６ ダストシールド
１７ 中央部
１８ 周縁部
１９ 周縁部
２０ 鉄片
２１ 鉄片
Claims (2)
- 【請求項１】 アルミニウム合金、又はアルミニウム
基複合材を使用して、少なくともアンカ部品およびダス
トカバーを同体に加圧鋳造により形成したドラムブレー
キの一体型バッキングプレート。 - 【請求項２】 大きな力の加わるアンカ部及びブレー
キシューが摺動して摩耗し易い部分に鉄片を埋込んだ請
求項１に記載のドラムブレーキの一体型バッキングプレ
ート。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10810191A JPH04316726A (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | ドラムブレーキの一体型バッキングプレート |
| DE4212356A DE4212356C2 (de) | 1991-04-15 | 1992-04-13 | Trägerplatte für eine Trommelbremse |
| US07/867,434 US5305861A (en) | 1991-04-15 | 1992-04-13 | Integrated backing plate for a drum brake |
| MYPI92000626A MY108416A (en) | 1991-04-15 | 1992-04-13 | An integrated backing plate for a drum brake |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10810191A JPH04316726A (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | ドラムブレーキの一体型バッキングプレート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04316726A true JPH04316726A (ja) | 1992-11-09 |
Family
ID=14475901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10810191A Pending JPH04316726A (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | ドラムブレーキの一体型バッキングプレート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04316726A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002098176A (ja) * | 2000-09-20 | 2002-04-05 | Hosei Brake Ind Ltd | ドラムブレーキ、およびブレーキシュー |
| JP2011196515A (ja) * | 2010-03-23 | 2011-10-06 | Honda Motor Co Ltd | ドラムブレーキのブレーキパネル構造 |
-
1991
- 1991-04-15 JP JP10810191A patent/JPH04316726A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002098176A (ja) * | 2000-09-20 | 2002-04-05 | Hosei Brake Ind Ltd | ドラムブレーキ、およびブレーキシュー |
| JP2011196515A (ja) * | 2010-03-23 | 2011-10-06 | Honda Motor Co Ltd | ドラムブレーキのブレーキパネル構造 |
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