JPH0431506B2 - - Google Patents

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JPH0431506B2
JPH0431506B2 JP61133282A JP13328286A JPH0431506B2 JP H0431506 B2 JPH0431506 B2 JP H0431506B2 JP 61133282 A JP61133282 A JP 61133282A JP 13328286 A JP13328286 A JP 13328286A JP H0431506 B2 JPH0431506 B2 JP H0431506B2
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JP
Japan
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film
scratch
layer
support
adhesive
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JP61133282A
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JPS62294539A (ja
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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/22Secondary treatment of printed circuits
    • H05K3/28Applying non-metallic protective coatings
    • H05K3/281Applying non-metallic protective coatings by means of a preformed insulating foil

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は写真焼付法によるプリント配線板の製
造工程において、パターン焼付け時の原画となる
写真に露光時も貼付した侭用いる表面保護粘着フ
イルムに関するものである。 〔従来の技術及び問題点〕 近年、プリント配線板の高密度化に伴ない、そ
の製造工程に写真焼付法の利用が増加している。
写真焼付法によるプリント配線板の製造法は銅張
り積層板などにフオトレジストを塗布し、之に配
線パターンとなるポジ若しくはネガの写真を介し
て紫外光を露光し、フオトレジストの非硬化部を
除去、洗浄した後、銅箔をエツチングし回路パタ
ーンを作成するものである。 上述した写真乳剤表面の保護粘着フイルムとし
ては既に市販されているものがあるが(日東電気
工業(株)、商品名ネオマスク)、該フイルムは耐擦
傷性に劣るために貼付時または貼付に至るまでの
間に傷が入つたり保護フイルムを貼付した写真の
取扱い中に傷が入り、そのためパターン形成の露
光時に透過率が低下したり、パターン欠陥を発生
したりするなどの悪影響を及ぼしている。また写
真に直接、耐擦傷性を有する樹脂を塗工・硬化さ
せて保護層を設ける場合には、ゴミ、異物の混入
に細心の注意を払わねばならないと同時に一度塗
工した写真に傷が入つたり塗工時にゴミ、異物の
混入があつたりした場合には写真そのものを再
度、原版から作製し直さなければならない不便さ
があつた。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者は上述した欠点を解決すべく検討を重
ねた結果、該表面保護粘着フイルムに、該表面保
護粘着フイルムの光透過性を減じない様に耐擦傷
性を付与する塗工層を設けることにより之等の欠
点を解決出来ることを見出した。 透明な耐擦傷性層を有しているこの様な表面保
護粘着フイルムは貼付などの取扱い中に傷が入り
難く、また傷が入つても容易に剥離交換が可能で
ある。耐擦傷性を有する層を新たに設けることに
より光透過率が低下し写真焼付け時のコントラス
ト低下が懸念されるが、耐擦傷性層に用いる樹脂
の屈折率が支持体の屈折率より小さい樹脂を用い
れば表面保護粘着フイルムの表面での光の反射が
防止され、逆に光透過率が向上する。この事実は
支持体の他の一方の面に設けた粘着剤層にも当嵌
まる。即ち粘着剤の屈折率が支持体の屈折率より
も小さい粘着剤を用いれば更に光透過率は向上す
る。耐擦傷性層及び粘着剤層の各々の厚みは光透
過率のみに就いて云えば夫々最適値(光透過率が
最大になる値)が存在するが、実用上は、夫々の
層の他の機能(耐際傷性、接着性)との兼ね合い
で決定すればよい。 本発明で用いられる透明な耐擦傷性層として
は、フツ素系樹脂のような低い表面エネルギーと
低い摩擦係数を持つ塗膜を形成するもの;オルガ
ノポリシロキサン,多官能アクリレート,オルコ
キシメチル(またはメチロール)メラミンなどの
高度に架橋した塗膜を形成するもの;などから選
ばれる。フツ素系樹脂としては、ポリ四ふつ化エ
チレン,ペルフルオロアルコキシふつ素樹脂,四
ふつ化エチレン六フツ化プロピレン共重合体,エ
チレン四ふつ化エチレン共重合体,ふつ化ビニリ
デン,ポリクロロ三ふつ化エチレン,ふつ化ビニ
ルなどが挙げられる。オルガノポリシロキサンと
しては1〜4官能のオルガノアルコキシシランを
成分として用い、オルガノアルコキシシランの加
水分解により多次元架橋構造のオルガノポリシロ
キサンを形成させる。多官能アクリレートはラジ
カル重合により架橋構造を作るが、ラジカル重合
は紫外線、電子線などのエネルギー線その他によ
り可能であり、多官能(主として3官能)アクリ
ル化合物と反応性希釈剤、光反応開始剤、光増感
剤、各種添加剤を加えた塗工液を支持体に塗工す
る。多官能アクリレータとしては、エステルアク
リレート,ウレタンアクリレート,エポキシアク
リレート,メラミンアクリレートなどが挙げられ
る。この他にメラミン系、アルキド系、ウレタン
系及びアクリル系の熱硬化性樹脂など、その塗膜
が透明で支持体フイルムより耐擦傷性を有する塗
膜を形成する樹脂であれば、何れの樹脂を用いて
もよい。更に好ましくは支持体上に形成させた塗
膜の屈折率が支持体フイルムの屈折率よりも小さ
くなる樹脂を用いれば、該表面保護粘着フイルム
の光透過率が向上し使用上好適となる。光線透過
率の向上は耐擦傷性層と支持体フイルムとの界面
における光の干渉効果によると考えられる。 粘着剤層に用いる粘着剤としては透明且つ無着
色で、所望の接着力の得られるものであれば特に
限定するものではないが、光透過性を損なわない
という観点からアクリル系粘着剤が好適である。 本発明で用いられる支持体フイルムとしては透
明で耐擦傷性層を設けることが出来るプラスチツ
クスフイルムであればよいが、その例としては、
ポリエチレンテレフタレート,ポリカーボネー
ト,ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリメチル
ペンテン,アセテート,ポリ塩化ビニル,ナイロ
ン,ポリエーテルスルフオンなどが挙げられる。 支持体フイルムの厚みは特に限定されないが、
光線透過率、製品価格の点から50μ以下が望まし
い。 第1図は本発明の保護粘着フイルムの断面図で
あり、第2図は使用状態を示す断面図である。 図面中、1は透明耐擦傷性層、2は支持体フイ
ルム、3は粘着剤層、4は剥離フイルム(紙)、
5は写真フイルム乳剤層、6は写真フイルム支持
体である。 〔実施例〕 以下、実施例を挙げて更に詳しく説明するが、
本発明は本実施例の数値により限定されるもので
はない。 実施例 1 6μのポリエステルフイルム(帝人(株)製、屈折
率1.68)の一方のめに、塗膜とした時に耐擦傷性
を有する紫外線硬化型樹脂(屈折率1.53、エポキ
シアクリレートをオリゴマーとし、之に反応性希
釈剤、光反応開始剤などを添加したもの)を約5
g/m2塗工した後、紫外線を照射し硬化させた。
該支持体フイルムの他方の面にアクリル系粘着剤
(屈折率1.46)を約3g/m2転写法により塗工し
表面保護粘着フイルムとした。 該保護粘着フイルムの耐擦傷性を有する面を上
にしてガラス板に貼付し、その上に1Kg/cm2の荷
重を掛けたスチールウール(#0000)を当て100
回摺動した後の該表面粘着フイルムのヘイズ度変
化を曇度計(日本電色工業(株)、商品名ND−
H67)で測定し、耐擦傷性の目安とした。光透過
率は剥離フイルムを剥がし測定した。(日立分
光々度計330.開口率7.4%積分球)分光スペクト
ルから波長400ナノメーターでの透過率を光線透
過率とした。之は写真焼付時の光源波長が400ナ
ノメーター付近であるためである。 比較例 1 実施例1で用いた支持体フイルム(6μポリエ
ステルフイルム)を用い光線透過率のみ測定し
た。 比較例 2 実施例1において、耐擦傷性層を設けない他は
同様にして表面保護粘着フイルムとしたものを試
料とした。 比較例 3 市販の表面保護粘着フイルム(日東電工社製、
商品名ネオマスク) 試験結果を次表に示す。
〔発明の効果〕
本発明はプラスチツクフイルムの一方の面に耐
擦傷性層を有し、該支持体フイルムの他方の面に
粘着剤層を有する表面保護粘着フイルムに関する
ものであり、その効果を列挙すると以下の通りで
ある。 (1) 写真フイルムに貼付する作業時及び/または
貼付後の表面に傷が著しく入り難い。 (2) 支持体フイルムより屈折率の低い耐擦傷性透
明樹脂層及び/または、粘着剤層を用いること
により光線透過率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の表面保護粘着フイルムの断面
図であり、第2図はその使用状態を示す断面図で
ある。 1……透明耐擦傷性層、2……支持体フイル
ム、3……粘着剤層、4……剥離フイルム(紙)、
5……写真フイルム乳剤層、6……写真フイルム
支持体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プラスチツクスフイルムより成る支持体の一
    方の面に粘着剤層が、他方の面に耐擦傷性層が設
    けられており、該粘着剤層及び/または耐擦傷性
    層の屈折率が支持体の屈折率より小さいことを特
    徴とする透明な耐擦傷性層を有する表面保護粘着
    フイルム。 2 支持体フイルムの厚みが50μ以下である特許
    請求の範囲第1項記載の透明な耐擦傷性層を有す
    る表面保護粘着フイルム。
JP61133282A 1986-06-09 1986-06-09 透明な耐擦傷性層を有する表面保護粘着フイルム Granted JPS62294539A (ja)

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JP61133282A JPS62294539A (ja) 1986-06-09 1986-06-09 透明な耐擦傷性層を有する表面保護粘着フイルム

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JP61133282A JPS62294539A (ja) 1986-06-09 1986-06-09 透明な耐擦傷性層を有する表面保護粘着フイルム

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JPS62294539A JPS62294539A (ja) 1987-12-22
JPH0431506B2 true JPH0431506B2 (ja) 1992-05-26

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JP61133282A Granted JPS62294539A (ja) 1986-06-09 1986-06-09 透明な耐擦傷性層を有する表面保護粘着フイルム

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JP2002169269A (ja) * 2000-11-30 2002-06-14 Kimoto & Co Ltd フォトマスクの作製方法およびフォトマスク
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