JPH0431275A - 包装体の製造方法 - Google Patents

包装体の製造方法

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JPH0431275A
JPH0431275A JP12449890A JP12449890A JPH0431275A JP H0431275 A JPH0431275 A JP H0431275A JP 12449890 A JP12449890 A JP 12449890A JP 12449890 A JP12449890 A JP 12449890A JP H0431275 A JPH0431275 A JP H0431275A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、2種類の内容物、特にウェットティッシュと
ティッシュペーパー(乾燥状態のティッシュペーパー)
の組合わせ、または香りとが用途等の異なる2種類のウ
ェットティッシュの組合わせを収納した携帯用バックに
関し、更に詳しくは、収納したウェットティッシュとテ
ィッシュペーパとをそれぞれ別個に1枚ずつ取出すこと
ができ、特に密封を必要とするウェットティッシュに対
しては繰返し開封・密封できるようにした携帯用バック
に関する。
〔従来の技術〕
最近、不織布のような繊維素材にアルコールなどの清浄
液を含浸したウェットティッシュが手やその他の身体の
汚れを簡便に落せるものとして多用されている。筒状の
容器に入ったウェットティッシュは家庭や店で使用され
、また、携帯用として小さな袋に入ったものも市販され
、広く利用されている。また、身体の汚れ落としの他に
も、台所のレンジ周りの汚れ落としや冷蔵庫の汚れ落と
し、会社等のOA機器の汚れ落とし等にもウェットティ
ッシュが使用されている。
ウェットティッシュは汚れ落しには便利であるが、湿潤
状態であるので、用途が限られ、チリ紙や乾いたティッ
シュペーパーの代りに用いることができないことがある
。従って、外出時には、ウェットティッシュたけてなく
、ティッシュペーパーも携帯する必要がある。
外出時に、ウェットティッシュの小袋とティッシュペー
パーの小袋とを携帯しようとしても、何れか一方を忘れ
たりすることかよくある。従って、ウェットティッシュ
とティッシュペーパーとを組合せて携帯用バックとする
と便利である。
このような携帯用バックは実公昭57−60399号公
報に開示されている。この公報に開示されている携帯用
バックでは、耐水性合成樹脂フィルムからなる袋状バッ
クにウェットティッシュとティッシュペーパーとが横に
並列した状態で収納され、ウェットティッシュとティッ
シュペーパとの間の中央部およびバックの周囲がヒート
シルされている。そして、中央のシール部でバック全体
を二つ折りに折畳むようにしている。
また、本願出願人は特公昭58−41842号公報にお
いて、3枚のシート材を用い、その内の2枚を袋体に、
1枚を中仕切りとして重ね合わせ、中仕切りシートを挟
んで乾燥した内容物と湿潤した内容物をシート間に入れ
、シート材の周囲を四方シールした包装体を提案した。
また、本願出願人は特公昭59−46862号公報にお
いて、3枚のシート材を用い、その内の2枚を袋体に、
1枚を中仕切りとして重ね合わせ、中仕切りシートを挟
んで2種類の湿潤状態した内容物をシート間に入れ、シ
ート材の周囲を四方シールした包装体を提案した。
更に、本願出願人は先に特開昭61−203305号公
報において、第1の内容物(例えば、湿潤した物)を取
出し口および可撓性の開閉蓋を有する内袋に収納し、外
袋となるシートに開口を設け、内袋と第2の内容物を重
ね合わせた状態で外袋シートの開口の位置と内袋の開閉
蓋の位置とが一致するようにして外袋用シートで両者を
包んで外袋を形成し、2種類の品物を収納した包装体を
製造する方法を開示した。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述した実公昭57−60399号公報に開示されてい
る携帯用バックは、前述のような構造であるために、実
際には製造が困難である。
例えば、実公昭57−60399号公報の携帯用バック
を生産しようとする場合、下側の合成樹脂フィルムの上
にウェットティッシュとティッシュペーパーとを横に並
べて置き、それぞれの取出し口を設けた上側の合成樹脂
フィルムをその上に供給し、そして、ウェットティッシ
ュとティッシュペーパーとの間の中央部およびバックの
周囲をヒートシールして、袋状とする。
しかし、このような製造工程においては、下側の合成樹
脂フィルムの上にウェットティッシュとティッシュペー
パーとを並べて置いた際に、ウェットティッシュに含浸
されている液が周囲に滲み出したり、流れたりして、隣
に置いたティッシュペーパーを濡らして商品価値を損っ
てしまう。
更に、合成樹脂フィルムのヒートシールすべき箇所を濡
らして、ヒートシールし難くしたりする。
また、パックの周囲は比較的ヒートシールも行い易いが
、ウェットティッシュとティッシュペーパーの間の中間
部をシールすることは、ヒートシール時にウェットティ
ッシュやティッシュペーパーの位置が正確でないと、上
手にヒートシールすることができない。従って、ウェッ
トティ、ソシュやティッシュペーパーを下側のフィルム
の上に供給する際には、所定の位置に正確に載置しなけ
ればならないし、またシール工程までの搬送中に載置し
た品物が動いて、ずれたりしないようにしなければなら
ない。この様なことは、非常に微妙な管理、調整を要し
、実際には、非常に困難である。
従って、このような携帯用バックを連続生産することは
実際問題として不可能である。
また、前述の構造の携帯用パックの別の製造方法として
、予めパックの周囲の三方および中央部をシールして、
−辺が開いた袋を作り、前記開口からウェットティッシ
ュおよびティッシュペーパーをそれぞれ袋内に挿入し、
その後、前記開口をシールして、携帯用バックとするこ
とも考えられる。
しかし、このような方法では、袋内にティッシュペーパ
ーや特にウェットティッシュを自動的に挿入することが
困難であり、連続生産は不可能である。従って、前述の
構造の携帯用バックは非常にコスト高となる。
前記実公昭57−60399号公報の携帯用バックは、
パックの周囲全部をシールしているので、周囲の部分が
硬くなり、パックを手で持った時にその硬い部分が当た
り、従って、持ち難い。しかも、パックの大きさはつ官
物と必要な余裕分よりも、更にシールした周縁部の大き
さたけ大きくなり、嵩張ってしまう。
また、前記実公昭57−60399号公報の携帯用バッ
クでは、携帯時には中央のシール部でパック全体を二つ
折りに折畳むようにしているが、ウェットティッシュと
ティッシュペーパーと厚手のフィルムが4枚重なり合っ
た状態であり、しかも折畳んだ箇所が開き易いので、全
体として嵩張りでしまう。従って、よりコンパクトな携
帯用バックが要求される。
特公昭58−41842号公報の包装体を製造するには
、1枚のシート材の上に乾燥した内容物を置き、その上
に中仕切りのシート材を置き、更にその上に湿潤した内
容物を置き、その上に1枚のシート材を置いた状態で、
3枚のシート材の周縁をヒートシールする。このように
、2種類の内容物を中仕切りを挟んだ状態で重ね合わせ
て載置したり、2種類の内容物を挟んだ状態で3枚のシ
ート材を同時にヒートシールするため、連続製造するに
は調整がかなり難しい。特に、内容物の厚みが厚いと重
ね合わせがずれ易く、そのためシート材の大きさを内容
物の大きさよりもかなり大きくしなければならず、コン
パクトな包装体とすることか困難である。
また、特公昭58−41842号公報の包装体は、3枚
のシート材の周囲を四方シールした包装体であるため、
この包装体を連続シートから製造する際には3枚のシー
ト材をそれらの幅方向の位置(ヒートシールすべき長手
方向の側縁の位置)がずれれないようにフィルム(シー
ト材)の位置合わせしながら送出すことが必要である。
しかるに、フィルムは各送出しローラの速度、温度、ヒ
ートシール時の押圧力等で微妙に伸び縮みし、3枚のシ
ート材を正確に位置合わせすることは調整が非常に困難
である。
特公昭59−46862号公報の包装体の場合は、連続
シートから製造しようとすると特公昭58−41842
号公報の包装体と同様に製造するが、前述した問題の他
に、各収納部に設けられる蓋部材の位置も一致させなけ
ればならない、すなわちフィルムの長手方向の位置も合
わせなければならないという間通があり、フィルムの送
出し時の位置合わせがより一層困難である。
特公昭58−41842号公報や特公昭59−4686
2号公報の包装体を製造するには、3枚のシート材を送
出すための送出し機構がそれぞれのシート材に対して必
要である(3セツト必要)。
このため、装置が全体として複雑で大きいものとなり、
広い設置スペースを必要とする。
また、特公昭58−41842号公報や特公昭59−4
6862号公報の包装体は、3枚のシート材の周囲を四
方シールした包装体であるため、包装体の全周が硬く、
手で持った時にその硬い部分が当たり、持ち難い。しか
も、包装体の大きさは内容物の大きさとその収納に必要
な余裕分の和よりも、更にシールした周縁部の大きさだ
け大きくなり、嵩張ってしまう。
特開昭61−203305号公報の包装体の製造方法よ
れば、先ず第1の内容物を取出し口および可撓性の開閉
蓋を有する内袋に収納密封した物を製造する工程が必要
であり、その後に、この第1の内容物を密封した内袋と
第2の内容物とを外袋で包装する必要がある。従って、
製造工程が長くなり、生産効率が良くない。
また、この方法によれば、内袋と第2の内容物を重ね合
わせた状態で外袋シートの開口の位置と内袋の開閉蓋の
位置とを一致させなければならず、製造時の調整が比較
的面倒である。更に、内袋自体が完全な1つの密封包装
体となっているので、2種類の品物を収納して出来上が
った包装体は、例えば内袋をピロータイプの袋とした場
合は長手方向のシールのために厚みが厚くなって嵩張り
、或は内袋を四方シールとした場合は周縁部のために大
きくなって嵩張ってしまう。
〔発明の目的〕
本発明は上述のような従来技術の問題点に鑑み、また、
包装体に要求される種々の特性を考慮してなされたもの
である。
本発明の目的は、製造が容易であり、フィルムの位置合
わせが不要であるような構造のウェットティッシュとテ
ィッシュペーパー または2種類のウェットティッシュ
を収納した携帯用バックを提供することである。
また、本発明の目的は、2つの収納部を有し、各収納部
に内容物をそれぞれ収納した包装体を、長尺の連続フィ
ルムを用いて、複数枚のフィルムの位置合わせなどをし
ないで、連続的に製造する方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、容器本体が2つの収納部を有し、少なくとも
一方の収納部に湿潤状態の内容物が収納されている包装
体において、前記容器本体の2つの収納部を構成する壁
部が全て連続した1枚の液密性の柔軟なシートから構成
されていることを特徴とする包装体により、上述した目
的を達成する。
湿潤状態の内容物を収納した収納部には、湿潤状態の内
容物取出し用の開口部又は該開口部を形成するための切
離し用切込みが設けられ且つ該開口部を繰返し開放・密
封可能に覆う開閉蓋が設けられている。
乾燥状態のティッシュを収納した収納部は、袋体のシー
ト材の一方の側縁を、シールしないで乾燥状態の内容物
を取出す為の開口部としても良い。
または、側縁を手で引離すことができる程度に軽く接着
しておくと、最初に使用する際に手で開くことにより、
消費者が初めて使用するという心証を得られる。
或は、本発明は前記のような包装体において、シートの
側縁をシールしないで乾燥状態の内容物を取出す為の開
口部とする代わりに、完全にシルして、別に乾燥状態の
内容物を取出す為の開口部となるミシン目を1シートに
設けてもよい。
本発明の2つの収納部を有する包装体を連続的に製造す
るための第1の方法は、連続した長尺の液密性のシート
に所定間隔で第1の内容物を供給する工程と、前記内容
物を包むようにして前記シートの長手方向の側縁をシー
トの幅方向の中間部において固着する工程と、前記第1
の内容物に重なり合うように第2の内容物を供給する工
程と、前記中間部から反対側の側縁までの間のシート部
分で前記第2の内容物を包む工程と、前記2つの内容物
の前および後において横方向に固着する工程と、前記シ
ートを横方向に切断する工程とを含むことを特徴とする
また、本発明の2つの収納部を有する包装体を連続的に
製造するための具体的な第2の方法は、連続した長尺の
液密性のシートを幅方向の断面がS字状になるように折
り曲げる工程と、該折り曲げられたシート間に8字の2
つの開口から所定間隔で第1の内容物および第2の内容
物を互いに重なり合うようにそれぞれ供給する工程と、
前記折り曲げられたシートの8字の2つの開口の少なく
とも一方の開口を閉じるようにシートの長手方向の少な
くとも一方の側縁を固着する工程と、前記2つの内容物
の前および後において横方向に固着する工程と、前記シ
ートを横方向に切断する工程とを含むことを特徴とする
本発明の2つの収納部を有する包装体を連続的に製造す
るための第3の方法は、連続した長尺の液密性のシート
を幅方向の断面がW字状になるように折り曲げる工程と
、該折り曲げられたシート間にW字の上向きの2つの開
口から所定間隔て第1の内容物および第2の内容物を互
いに対応する箇所にそれぞれ供給する工程と、前記折り
曲げられたシートのW字の2つの開口の少なくとも一方
の開口を閉じるようにシートの長手方向の少なくとも一
方の側縁を固着する工程と、前記2つの内容物の前およ
び後において横方向に固着する工程と、前記シートを横
方向に切断する工程とを含むことを特徴とする。
更に別の方法として、前述した各方法において予めシー
トの側縁よりやや中央寄りの箇所に長手方向に延びるミ
シン状切離し用切込みを入れておくとともに、乾燥状態
の内容物をシートで包んで、シートの長手方向の側縁を
固着することを特徴とする。これら方法によれば、出来
上がった包装体において長手方向に延びるミシン状切離
し用切込みが乾燥状態の内容物の取り出し口となる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図示した図面を参照して、本発
明の詳細な説明する。
第1図は本発明の包装体の一実施例の片方の面から見た
斜視図で、開閉蓋が開いている状態の図面である。第2
図は第1図の■−■線に沿った断面を模式的に示した断
面図である。第3図から第13図は本発明の包装体のそ
れぞれ異なった実施例を示す、第2図と同様の模式的断
面図である。
発明の包装体は、例えば第2図に示すように、容器本体
が2つの収納部を有し、一方の収納部には湿潤状態の内
容物(ウェットティッシュ)21が収納され、他方の収
納部には乾燥状態の内容物(ティッシュペーパー)22
が収納されている。
或は、第6図に示すように、容器本体の2つの収納部に
それぞれ異なった湿潤状態の内容物(ウェットティッシ
ュ)21.21′か収納されている。
本発明における容器本体は、1枚の液密性(好ましくは
気密性)を有する柔軟なシート1から構成されたほぼ扁
平な袋体1である。すなわち、容器本体の2つの収納部
を構成する壁部全てが連続した1枚の液密性の柔軟なシ
ート1から構成されている。
第1図および第2図に示した第1実施例において、第2
図に示すようにシート1は3つ折り(3つ折りの各部分
を、第1側縁部分11、中間部分12および第2側縁部
分13と称す)になっている。第1側縁部分11の側縁
11aはシート1の幅方向の中間部分12においてシー
ト1に固着されている。図面では固着箇所を黒丸14で
模式的に示した。
第2側縁部分13は第1側縁部分11の上(すなわち第
1側縁部分11と同じ側)に折返されており、従って、
第1側縁部分11が中間部分12と第2側縁部分13の
間にある。
シート1の長手方向の両端部15は3つ折りの重なり合
った状態で互いに固着(シール)されている。
従って、この実施例の容器本体(袋体)1においては、
中間部分12と第2側縁部分13が容器の外壁を構成し
、第1側縁部分11が容器の内部を2つに仕切り、2つ
の収納部を形成する。
前記第1側縁部分11の側縁11aの固着14または両
端部15の固着は、従来公知の方法、例えばヒートシー
ル、ホットメルト接着剤、超音波シール等により行われ
る。
第1図および第2図に示した第1実施例においては、第
1側縁部分11と中間部分12とにより構成される収納
部には湿潤状態の内容物21が収納され、他方、第1側
縁部分11と第2側縁部分13により構成される別の収
納部には乾燥状態の内容物22が収納される。
湿潤状態の内容物21を収納した収納部には、湿潤状態
の内容物21取出すために、開口部2又は開口部2を形
成するための切離し用切込み(例えば、ミシン目状の切
込み、なお第14図では符号9で示している)が中間部
分12に設けられている。開口部2又は切離し用切込み
は円形、楕円形、菱形、トラック形等の閉ループまたは
U字形等の開ループを描くようにすればよい。
また、前記収納部には開口部2又は切離し用切込みを繰
返し開封密封可能に覆う開閉蓋4が中間部分12に設け
られている。
開閉蓋4の袋体1と接する側の面(以下内面と称ス)に
は、はぼ全体にコーティングされた感圧接着剤層6が形
成されている。
開閉蓋4は袋体1に貼着したたけでもよいが、好ましく
は、開閉蓋4を開いた場合にも開閉蓋4が袋体から剥が
れないように固定する。このようにするには、例えば、
開閉蓋4の一方の端部を袋体1にヒートシール、接着剤
等により、または両側縁からの切込みを入れたり、開閉
蓋4の端部の中央部に切り込みを入れたり、或は開口部
2を形成するための切離し用切込みをU字形等の閉ルー
プとすればよい。
開口部2を形成するための切離し用切込みを設けた場合
、切離し用切込みにより囲まれた袋体1(中間部分12
)の一部分5が包装体を最初に使用するときに袋体1か
ら切離されて、第1図に示すように、開閉蓋4の内面の
感圧接着剤層6に貼着される。この切離された部分5は
開閉蓋4を閉じた状態においては前記開口部2を実質的
に覆い、開口部2を塞ぐシール、すなわち閉塞シール5
の役目を行う。開閉1!E4は前記閉塞シール5の周囲
の感圧接着剤層6により袋体1に貼着され、袋体1の開
口部2を密封する。
なお、閉塞シール5を前述のように袋体1の一部から構
成するのではなく、袋体1に開口部2を設けると共に、
開口部2と同程度の大きさ、形状の別のシート片を開口
部2を塞ぐように感圧接着剤層6に貼着させて、閉塞シ
ール5として用いてもよい。
このように、閉塞シール5を用いると、閉塞シール5が
開口部2を覆うので、開閉蓋4を閉じた密封状態におい
ても、袋体1内部に収納した内容物21が感圧接着剤層
6と直接に接することがなく、内容物21は清潔な状態
に保たれる。なお、感圧接着剤層6を開閉蓋4の周縁部
にのみ形成するなどした場合は、閉塞シール5はなくて
もよい。
乾燥状態の内容物22を収納した第1側縁部分11と第
2側縁部分13により構成される他方の収納部には、内
容物22か乾燥状態の場合には、特に気密性を必要とし
ないため、開閉蓋は設けていない。この収納部において
、乾燥状態の内容物22を取出すための開口部20は、
第1図および第2図に示すように、第2側縁部分13の
両端が固着15されているたけで、その側縁13aかシ
ールされないで開いたままであるので、この開いた部分
が開口部20となる。
本発明において、液密性を有する袋体1を構成するシー
ト1の主たる材質としては、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリエステル、ポリビニルクロライド、ポリアミ
ド、セロハン、アセテト等の合成樹脂、フィルム等の単
体または各々のフィルムの貼合せ、複合材があげられる
。更に、内容物の種類によっては、前記各種フィルムと
、アルミニウムフォイルとの貼合ぜを行った複合材を用
いることができる。
前記シート1は、シートの片面または両面かヒートシー
ルができるような材質とすることが好ましい。或いはホ
ットメルト性を有しシー1−1よりも低温で融解する接
着剤を少なくとも袋体1の両端部に相当する箇所に塗布
したものを用いることも可能である。
開閉蓋4は前記シート1に用いるシート材として例示し
たものと同様の材質のシート材を使用すればよい。
開閉蓋4の形態について言えば、開閉蓋40面積は開口
部2より大きくし、その形状は円形、楕円形、角形、ト
ラック形等として装飾効果を持たせることが好ましい。
開閉蓋4の内面に設けられている感圧接着剤層6は、ア
クリル系、ゴム系、ポリエステル系、ポリオレフィン系
、樹脂等が良好であり、その塗布方法はロールコート、
ナイフコート、スプレーコート等の方法の何れかとする
ことが好ましい。
なお、開閉蓋4を透明なシート材とすれば、外から見て
、内容物および開口部2の状態がよくわかる。
更に、開閉蓋4において固定端部3とは反対側の端部に
突起状の取手部7を設けて、使用者が容易に開閉蓋4を
開閉てきるようにしている。この取手部分7には、図面
に示すように、感圧接着剤層6は塗布しないことが好ま
しい。
開閉蓋4と袋体1との固着方法としてはヒートシール、
超音波接着、高周波接着、接着剤による接着方法等の何
れの方法も可能であり、袋体1の材質により適宜選定す
る。或いは、両側から切込みを入れ、または中央に切込
みを入れた開閉蓋4を袋体1に貼着して、これらの切込
みから先は剥がれないようにしてもよい。
次に、第3図に示した第2実施例について簡単に説明す
る。
この実施例においては、次の点が異なるたけて、他の点
については前述した第1実施例と同様である。すなわち
、この実施例においては、第2側縁部分13の側縁13
aが手で引離すことができる程度に軽く接着16(軽く
ヒートシールまたは弱い接着剤を使用)している点で第
1実施例と異なっている。なお、図面では、手で引離す
ことができる程度に軽く接着16した状態を三角形16
て表した。そして、使用時に前記側縁13aを手で引離
して、乾燥状態の内容物を取出す為の開口部20とする
前述のように袋体1の側縁13aを手で引離すことがで
きる程度に軽く接着した場合は、使用時に消費者が側縁
13aを引離すことにより取出し口となるので、消費者
か初めて使用することを自分で確認できる。
次に、第4図に示した第3実施例について簡単に説明す
る。
この実施例においては、次の点が異なるだけで、他の点
については前述した第1実施例と同様である。すなわち
、この実施例においては、第2側縁部分13の側縁13
aがヒートシール、接着剤等により中間部分12に固着
(固着箇所を黒丸17で示した)されている点、および
乾燥状態の内容物22の取出し口となるミシン目状切離
し用切込み18(図面では点線で模式的に表した)を第
2側縁部分13に設けた点て第1実施例と異なっている
。そして、使用時に前記切離し用切込み18を手て切離
して、乾燥状態の内容物を取出す為の開口部20とする
前述のように袋体]の切離し用切込み18を手で切離す
ようにした場合は、使用時に消費者が切離し用切込み1
8を切離すことにより取出し口となるので、消費者が初
めて使用することを自分で確認できる。
次に、第5図に示した第4実施例について簡単に説明す
る。
この実施例においては、次の点か異なるだけで、他の点
については前述した第3実施例と同様である。
すなわち、この実施例においては第3実施例と異なって
、第1側縁部分1]と中間部分12により構成される収
納部に乾燥状態の内容物22が収納され、第1側縁部分
11と第2側縁部分13により構成される収納部に湿潤
状態の内容物21が収納されている。そして、湿潤状態
の内容物2]の取出し口となる開口およびそれを覆う開
閉蓋4が第2側縁部分13に設けられ、一方、乾燥状態
の内容物22の取出し口となる切離し用切込み18が中
間部分12に設けられている。
このように構造が異なるため、第3実施例の包装体を製
造する場合は湿潤状態の内容物21を包んでから乾燥状
態の内容物22を包むようにするが、第5図に示した第
4実施例の包装体を製造する場合は乾燥状態の内容物2
2を包んでから湿潤状態の内容物21を包むことになる
次に、第6図に示した第5実施例について簡単に説明す
る。
この実施例においては、次の点が異なるだけて、他の点
については前述した第3実施例と同様である。
すなわち、この実施例においては第3実施例と異なって
、第1側縁部分11と中間部分12により構成される収
納部に湿潤状態の内容物21を収納するたけでなく、第
1側縁部分11と第2側縁部分13により構成される収
納部にも湿潤状態の内容物21′が収納されている。そ
して、湿潤状態の内容物21′の取出し口となる開口お
よびそれを覆う開閉蓋4が第2側縁部分13に設けられ
ている。
このように2種類の異なる湿潤状態の内容物21および
21′を収納するのに、この実施例の包装体は好都合で
ある。特に、この包装体を製造する場合、2枚の開閉蓋
4をシート1の同一面に貼着すればよいので、2枚の開
閉蓋の位置合せが容易に行え、従って、製造が簡単であ
る。
次に、第7図から第10図の各実施例について説明する
これらの実施例が前述した第1実施例から第5実施例と
異なる主な点は、シート1の折り畳み状態である。
すなわち、前述した第1実施例から第5実施例において
は、シート1は3つ折りにされ、第2側縁部分13が第
1側縁部分11の上(すなわち第1側縁部分11と同じ
側)に折返されており、従って、第1側縁部分11が中
間部分12と第2側縁部分13の間にあって、袋体内部
の仕切りの役目を果たしている。
これに対して、第7図から第10図の各実施例において
はシート1は断面S字状に3つ折りにされ、第2側縁部
分13が中間部分12の上(すなわち第1側縁部分11
と反対側)に折返されており、従って、中間部分12か
第1側縁部分11と第2側縁部分13の間にあって、袋
体内部の仕切りの役目を果たしている。
従って、第7図から第10図の各実施例の容器本体(袋
体)1においては、第1側縁部分11と第2側縁部分1
3か容器の外壁を構成し、中間部分12が容器の内部を
2つに仕切り、2つの収納部を形成する。
その他の点は、先に説明した各実施例とそれぞれ同様で
ある。第7図に示した実施例は第2図に示した実施例と
同様である。第8図に示した実施例は第3図に示した実
施例と同様である。第9図に示した実施例は第4図に示
した実施例と同様である。第10図に示した実施例は第
6図に示した実施例と同様である。
これら第7図から第10図の各実施例の包装体を製造す
る場合、第1図から第6図の包装体の製造と同様に一方
の内容物を包んた後に、他方の内容物を包むという方法
でも良いし、或は後述するようにシート1をほぼS字状
に折り曲げた後に2つの内容物を同時にまたは時間的に
前後してシートの間に供給して包むようにしてもよい。
次に、第11図から第13の各実施例について説明する
これらの実施例が前述した第1実施例から第5実施例と
異なる主な点は、シート1の折り畳み状態である。
すなわち、前述した第1実施例から第5実施例において
は、シート1は3つ折りにされているが、これに対して
、第11図から第13図の各実施例においてはシート1
は断面W字状に4つに折り曲げられており、中間部分1
2.12′か第1側縁部分11と第2側縁部分13の間
にあって、逆U字状に折られて、容器本体1の仕切りの
役目を果たしている。
従って、第11図から第13図の各実施例の容器本体(
袋体)1においては、第1側縁部分11と第2側縁部分
13が容器の外壁を構成し、中間部分12.12′が容
器の内部を2つに仕切り、一方の収納部は第1側縁部分
11と中間部分12により構成され、他方の収納部は第
2側縁部分13と中間部分12′により構成される。
袋体1の両端は第1図に示した実施例と同様に横方向に
シールされているので、逆U字状に折られた中間部分1
2および12′により一側が開口したもう一つの収納部
23が形成される。
この収納部23は、使用済の内容物21または22を収
納するのに好都合である。或は、他のもの、例えばハン
カチ等を入れたりするのにも好都合である。
その他の点は、先に説明した各実施例とそれぞれ同様で
ある。第11図に示した実施例は第2図に示した実施例
と同様である。第12図に示した実施例は第4図に示し
た実施例と同様である。第13図に示した実施例は第6
図に示した実施例と同様である。
これら第11図から第13図の各実施例の包装体を製造
する場合、後述するようにシート1をほぼW字状に折り
曲げた後に2つの内容物を同時にまたは時間的に前後し
てW字の上向き(実際には上向きでも、下向きでも、或
は横向きでもよい)の2つの開口からシートの間に供給
して包むようにする。この場合、第11図に示した実施
例の場合は第2側縁部分13の側縁13aの位置を少し
ずらしておくと、シール14が行い易い。
また、固着箇所14および17は製造の際に2つの側縁
部分11および13を同時にシールすることにより形成
すると好都合である。
次に、第3図に示した実施例の包装体の製造方法の1つ
を第14図および第15図を参照して説明する。
袋体1となる連続シート1をシートのロールIAから送
出しローラ等の適宜の送出し装置により送出す。
次に、適宜な形状で開口部2を形成する為の切離し用切
込み(ミシン目)9をパンチングマシーン32によりシ
ート1の幅方向のほぼ中央に形成する。
別に、片面にアクリル酸エステル系又はゴム系等よりな
る感圧接着剤を、少なくとも開口部2よりも広い範囲に
塗布加工して、接着剤層を形成した開閉蓋4を用意して
おく。例えば、連続した離型紙33に開閉蓋4が貼着し
た状態として、これを離型紙ロール33Aとし、送出し
ローラ等の適宜の送出し装置により送出し、そこから開
閉蓋4を供給する。
離型紙33から開閉蓋4を剥して、開閉蓋4の感圧接着
剤が塗布された部分が前記工程で得られたシートの切離
し用切込み9を覆うように、開閉蓋4を公知の適当な貼
付機(例えば、ラベル貼付機)35又は人手により前記
シート1に貼着する。
なお、開閉蓋4の一端を袋体となるシート1にヒートシ
ール等により固着する場合は、図示しないが前記工程の
後にヒートシーラー等の手段により開閉蓋4の一端をシ
ート1に固着すればよい。
この工程は開閉蓋4の固定を別の方法、例えば切り込み
や接着剤により行う場合、或いは開閉蓋4をシート1に
貼着するだけの場合は省略すればよい。
以上のようにして得られた切離し用切込み9および開閉
蓋4を有するシート1は、送出しローラ等の適宜の供給
装置によりそのまま次工程に連続的に送出してももよい
が、この実施例では一旦ボビン上に巻取ってロールIB
として、その後、第15図に示すように、このロールI
Bから送出しローラ等の適宜の供給装置により次工程に
送出している。
なお、連続的にシート1を次工程に供給する場合は、前
工程と次工程とのタイミングを合せる必要があるが、巻
取り工程、巻取装置が不要であり、便利である。また、
−旦巻取ってから次工程にシート1を供給するようにし
た場合は、切離し用切込み9の形成や開閉蓋4の貼着の
タイミングと、次工程以下における内容物21.22の
供給および包装とタイミングとを合わさなくてよいので
好都合であり、装置としても前工程までの装置と、次工
程以降の装置とを別個に設置できるのでコンパクトにで
きる。
次に、前記工程で得られたシート1に合成又は天然繊維
の紙、織布、不織布、コツトン、ガーゼ、発泡シート等
に化粧料、薬剤等を含浸又は塗布したシート状繊維素材
(ウェットティッシュ)21を供給装置により供給する
。この場合、シート状繊維素材21はシート1の開閉蓋
4を貼着した面とは反対側の面で、開口部となる個所2
の上に置く。すなわち、出来上った製品において開閉蓋
4が表出するように、シート状繊維素材21を置く。
前記供給装置は従来から包装機械において被包装物の搬
送供給に使用されている適宜な装置を使用すればよい。
このような装置としては、例えば、被包装物をアタッチ
メント付チェーンのようなコンベアにより一定間隔でほ
ぼ水平方向に移送しながら、タイミングを合わせて1つ
ずつ包装シート上に送出すようにしたコンベア装置や、
被包装物を上下に堆積し、その最上段または最下段の被
包装物を把持して1つずつ取出すマテリアルハンドリン
グ装置や、被包装物をほぼ水平方向に移送するコンベア
と、被包装物を把持して1つずつ取出すマテリアルハン
ドリング装置との組合せ等がある。
次に、フォーマ36によりシート1の一方の側縁部分1
1が前記湿潤状態のシート状繊維素材21を覆うように
案内する。そして、第1側縁部分11の側縁11aをそ
の長手方向に沿って前記シート1の中間部分12に固着
する、すなわちシールする(固着部14)。固着するに
は、ヒートシーラー37によりヒートシールしたり、或
いは接着剤(好ましくはホットメルト接着剤)により接
着したり、超音波シール等適宜の手段を用いればよい。
第1側縁部分11を挾んて湿潤状態のシート状繊維素材
21の上に乾燥状態のシート状繊維素材(ティッシュペ
ーパー)22を供給装置により供給する。供給装置は前
述した湿潤状態のシート状繊維素材の供給装置と同様に
従来から使用されている装置を用いればよく、その構造
は前記供給装置の構造と同様である。
なお、上記説明では第1側縁部分11の側縁11aをシ
ート1に固着した後に乾燥状態のシート状繊維素材22
を第]側縁部分11の上に置いているが、これらの工程
を逆にして乾燥状態のシート状繊維素材22を第1側縁
部分11の上に置いてから、第1側縁部分11の側縁1
1aをシート1に固着してもよい。
次に、前記シート1の他方の側縁部分13をフォーマ3
8て案内して、前記乾燥状態のシート状繊維素材22を
前記シート1て包んで、第2側縁部分]3の側縁13a
をヒートシーラー39により、後に手で引離すことがで
きる程度に軽くヒトシール16する。
そして、重なり合った湿潤状態のシート状繊維素材2]
および乾燥状態のシート状繊維素材22の前後において
、袋体を構成する3つ折りになったシート]の横方向の
開口を公知の適宜のシール装置40、例えばヒートシー
ラー、超音波シータにより、シール15して固着する。
この横方向シール部15を切断装置41によりカットし
て、重装化し、第3図に示した実施例の包装体を得る。
なお、ヒートシール16を行わなければ、第2図に示し
た実施例の包装体か得られる。
以下に前述した実施例とは異なった、本発明の包装体の
製造方法の実施例を説明する。その実施例の説明におい
て、先の説明における図面に示した物、部品、装置等と
同じものは同じ符号で示した。また、既に詳述した点に
ついては説明を省略する。
第16図に示した方法は第9図に示した実施例の包装体
の製造方法の1つである。
この方法において、ジートド1に開口部2となる切離し
用切込み9およびそれを覆う開閉蓋4を貼着する点は第
14図に示した方法および装置と同様であるが、切離し
用切込み9および開閉蓋4をシート1の一方の側縁部分
11に設ける点が異なっている。
切離し用切込み9および開閉蓋4を設けた第1側縁部分
11と反対側の第2側縁部分13にミシン目形成装置4
2により長手方向に延びるミシン目状切り込み18を設
ける。第16図においてはこのミシン目状切込み21の
形成をパンチングマシーン32によるパンチング工程の
直く後に行うように図示したが、第2側縁部分13によ
りシート状繊維素材22を包み込む前、すなわちフォツ
38よりも前であれば、前記位置でなくともよい。
その他、第16図の方法は次の点で前述した第14図お
よび第15図の方法と異なっている。
第15図に示した実施例では開閉蓋4を貼着した箇所の
上に湿潤状態のシート状繊維素材を載置したが、第16
図の方法では中間部分12の上に湿潤状態のシート状繊
維素材21を置き、その上に開閉蓋4を設けた第1側縁
部分11を被せる。
そして、第1側縁部分11の側縁11aをヒートシール
14した後、中間部分12を挟んで湿潤状態のシート状
繊維素材21と対応する箇所に乾燥状態のシート状繊維
素材22を下方から供給する。
そして、フォーマ38によりシート1の第2側縁部分1
3が乾燥状態のシート状繊維素材22を下から包み込む
ように折り曲げる。そして、第2側縁部分13の側縁1
3a(第16図では下側となるため見えない)をヒート
シーラーによりヒートシール14し、シート1の横方向
の開口をシト状繊維素材21.22の前後においてヒー
トシーラー40によりヒートシール15して固着し、こ
の横方向シール部15を切断装置41によりカットして
、車装化する。
第17図は第13図に示した包装体を製造する方法の実
施例であり、全体として前述した方法と同様であるが、
次の点で異なっている。
すなわち、シート1の第1側縁部分11および第2側縁
部分13にそれぞれ、開口部2となる切離し用切込み9
およびそれを覆う開閉蓋4を設ける点、および中間部分
12の幅が広く取られている点が異なっている。
更に、図示しないガイドにより中間部分12が逆U字状
に折り曲げられ、そしてフォーマ43により第1側縁部
分11および第2側縁部分13も上方へ折り曲げられ、
シート1が全体としてW字状に折り曲げられる。そして
、第1側縁部分11と中間部分12の間に湿潤状態の内
容物21が供給され、第2側縁部分13と中間部分12
′の間に別の湿潤状態の内容物21′が供給される。
その後、ヒートシーラ44により第1側縁部分11の側
縁11aおよび第2側縁部分13の側縁13aが一緒に
シールされる。
シート1の横方向の開口をシート状繊維素材21.21
′の前後においてヒートシーラー40によりヒートシー
ル15して固着し、この横方向シル部15を切断装置4
1によりカットして、車装化する。
〔発明の効果〕
本発明の包装体は、容器本体が1枚のシートから構成さ
れているので製造が容易であり、安価なものとすること
ができる。
また、本発明によれば、ウェットティッシュとティッシ
ュペーパー または2種類のウェットティッシュを収納
したコンパクトで、掴み昌いような携帯用バックを得ら
れる。
また、本発明の方法によれば、2つの収納部を有し、各
収納部に内容物をそれぞれ収納した包装体を、1つの長
尺の連続フィルムを用いて連続的に製造するできる。本
発明によれば、容器本体を1枚のシートから構成するの
で、従来のように複数枚のフィルムの位置合わせを必要
としない。
更に1枚のフィルムを用意するたけよいので、フィルム
の調達が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の包装体の一実施例の片方の面から見た
斜視図で、開閉蓋か開いている状態の図面である。第2
図は第1図の■−■線に沿った断面を模式的に示した断
面図である。第3図から第13図は本発明の包装体のそ
れぞれ異なった実施例を示す、第2図と同様の模式的断
面図である。 第14図および第15図は本発明の第3図に示した包装
体の製造方法を示す工程図、第16図は本発明の第9図
に示した包装体の製造方法を示す工程図、第17図は本
発明の第13図に示した包装体の製造方法を示す工程図
である。 1・・・シートまたは袋体 11・・・第1側縁部分 12・・・中間部分 13・・・第2側縁部分 21・・・湿潤状態の内容物 22・・・乾燥状態の内容物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、容器本体が2つの収納部を有し、少なくとも一方の
    収納部に湿潤状態の内容物が収納されている包装体にお
    いて、前記容器本体の2つの収納部を構成する壁部が全
    て連続した1枚の液密性の柔軟なシートから構成されて
    いることを特徴とする包装体。 2、連続した長尺の液密性のシートに所定間隔で第1の
    内容物を供給する工程と、前記内容物を包むようにして
    前記シートの長手方向の側縁をシートの幅方向の中間部
    において固着する工程と、前記第1の内容物に重なり合
    うように第2の内容物を供給する工程と、前記中間部か
    ら反対側の側縁までの間のシート部分で前記第2の内容
    物を包む工程と、前記2つの内容物の前および後におい
    て横方向に固着する工程と、前記シートを横方向に切断
    する工程とを含むことを特徴とする包装体の製造方法。 3、連続した長尺の液密性のシートを幅方向の断面がS
    字状になるように折り曲げる工程と、該折り曲げられた
    シート間にS字の2つの開口から所定間隔で第1の内容
    物および第2の内容物を互いに重なり合うようにそれぞ
    れ供給する工程と、前記折り曲げられたシートのS字の
    2つの開口の少なくとも一方の開口を閉じるようにシー
    トの長手方向の少なくとも一方の側縁を固着する工程と
    、前記2つの内容物の前および後において横方向に固着
    する工程と、前記シートを横方向に切断する工程とを含
    むことを特徴とする包装体の製造方法。 4、連続した長尺の液密性のシートを幅方向の断面がW
    字状になるように折り曲げる工程と、該折り曲げられた
    シート間にW字の上向きの2つの開口から所定間隔で第
    1の内容物および第2の内容物を互いに対応する箇所に
    それぞれ供給する工程と、前記折り曲げられたシートの
    W字の2つの開口の少なくとも一方の開口を閉じるよう
    にシートの長手方向の少なくとも一方の側縁を固着する
    工程と、前記2つの内容物の前および後において横方向
    に固着する工程と、前記シートを横方向に切断する工程
    とを含むことを特徴とする包装体の製造方法。
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