JPH04312733A - 回路遮断器の電磁引外し装置 - Google Patents

回路遮断器の電磁引外し装置

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Publication number
JPH04312733A
JPH04312733A JP10681491A JP10681491A JPH04312733A JP H04312733 A JPH04312733 A JP H04312733A JP 10681491 A JP10681491 A JP 10681491A JP 10681491 A JP10681491 A JP 10681491A JP H04312733 A JPH04312733 A JP H04312733A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
armature
view
circuit breaker
tripping device
shaped
Prior art date
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Pending
Application number
JP10681491A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Takiura
瀧浦 広之
Tsuneo Ebisawa
海老沢 恒雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP10681491A priority Critical patent/JPH04312733A/ja
Publication of JPH04312733A publication Critical patent/JPH04312733A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、オイルダッシュポッ
ト構造の鉄心部を有する回路遮断器の電磁引外し装置に
関し、特にそのアーマチュア吸引力を増加させる手段に
関する。
【0002】
【従来の技術】図9はこの種の電磁引外し装置を備えた
回路遮断器(配線用遮断器)の一般的な内部構成を示す
ものである。図において、電流は電源側端子板と一体の
固定接触子1から、可動接触子2、リード線3、電磁引
外し装置4のコイル5を経て負荷側端子板6に流れる。 ここで、回路遮断器を通過する電流が過電流状態となる
と、電磁引外し装置4はアーマチュア7を吸引してトリ
ップクロスバー8を叩く。これにより、開閉機構9の鎖
錠が解かれ、可動接触子2は蓄勢されていた開閉スプリ
ング10のばね力により2点鎖線位置まで急速開離する
。11はその時に発生するアークである。
【0003】図10〜図13は上記電磁引外し装置4を
取り出して示したもので、図10は斜視図、図11は側
面図、図12はその矢印P方向から見た正面図、図13
の(A)は接極子の平面図、(B)はそのB−B線に沿
う断面図である。これらの図において、12はL形のヨ
ークで、その一方の脚にはオイルダッシュポット構造の
鉄心部13が固定され、他方の脚の上端部にはやはりL
形のアーマチュア7が回動自在に支持されている。鉄心
部13の外側にはコイル5が配置されている。
【0004】鉄心部13はオイルダッシュポット14と
接極子15とからなるが、オイルダッシュポット14は
非磁性の底付円筒体内に図示しないプランジャがバック
スプリングと共に挿入され、シリコン油が充填された構
造となっており、その開口端は図13に示すつば付円板
形の接極子15で密閉されている。一方、アーマチュア
7は接極子15と対向する板状の接極部7aと、ヨーク
12の背部に位置する操作脚7b及びその左右のばね受
け脚7cとからなっている。このアーマチュア7はヨー
ク12の背面に鋲で固定された板ばね16の保持ばね片
16aで押さえ付けられてヨーク12に保持される一方
、ばね受け脚7cが復帰ばね片16bの力を受けて接極
子15から離反させられている。その際、操作脚7bが
板ばね16の位置決め片16cに当接して接極子15と
接極部7aとの間の距離が規制されている。
【0005】このような電磁引外し装置4において、コ
イル5を流れる電流が過電流状態となり接極子15とア
ーマチュア7を通る磁束17があるレベル以上になると
、アーマチュア7は接極部7aが接極子15に吸引され
、それぞれの平坦な吸引面18と19とが互いに当接す
るまで図11の時計方向に回動する。そして、操作脚7
bですでに述べたようにトリップクロスバー8を叩き、
可動接触子2を開離させる。可動接触子2が開離すると
コイル5を通る電流が絶たれるため、アーマチュア7は
復帰ばね片16bにより図示状態に戻される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記アーマ
チュア7の吸引力を増加するのに、従来はコイル5の巻
数を増やすか、アーマチュア7や接極子15を大きくす
る方法をとっている。ところが、このような方法による
ときは電磁引外し装置4の外形が大きくなり、ひいては
それを収納する回路遮断器の大形化を招く。近年、配電
盤などの省スペース化が図られ、それに伴って回路遮断
器の小形化の要求が高まっているが、その面から上記従
来方法には問題があった。この発明は、外形を大きくす
ることなくアーマチュア吸引力を増加させることのでき
る回路遮断器の電磁引外し装置を提供することを目的と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、接極子及びアーマチュアの吸引面の一
方を凹面とし、他方を凸面とするものである。上記吸引
面の形状としては、接極子の吸引面を山形とし、アーマ
チュアの吸引面をへ字形としたり、接極子の吸引面を円
錐形とし、アーマチュアの吸引面をすり鉢形としたりす
ることができる。
【0008】
【作用】接極子及びアーマチュアの吸引面の一方を凹面
とし、他方を凸面とすることにより、これらの吸引面が
平坦な従来構成よりも同じ外形寸法で接極子とアーマチ
ュアとの対向面積が広くなる。したがって、磁束密度が
同じならば両者間の磁束が増え、それに伴って吸引力も
大きくなる。
【0009】
【実施例】以下、図に基づいてこの発明の実施例を説明
する。なお、各実施例において、従来例と対応する部分
には同一の符号を用いるものとする。 実施例1 図1〜図4はこの発明の第1の実施例を示し、図1は平
面図、図2は側面図、図3はその矢印P方向から見た正
面図、図4の(A)は接極子の平面図、(B)はそのB
−B線に沿う断面図である。図において、図10の従来
例と相違するのは、接極子15の吸引面19が前後方向
(図2の左右方向)に山形に形成され、それに応じてア
ーマチュア7の吸引面18が吸引面19に沿うへ字形と
なるように、接極部7aが屈曲されている点である。
【0010】これにより、アーマチュア7と接極子15
との対向面積が吸引面が平坦な場合より広くなり、接極
子15及びアーマチュア7を大きくした場合と実質的に
同じ作用を得ている。その結果、両者の間の磁束17が
増え、同一仕様のコイル5でも吸引力が従来構成よりも
大きくなる。その他の構成、作用は従来例と同じなので
省略する。
【0011】実施例2 図5〜図8はこの発明の第2の実施例を示し、図5は平
面図、図6は側面図、図7はその矢印P方向から見た正
面図、図8の(A)は接極子の平面図、(B)はそのB
−B線に沿う断面図である。この場合は、接極子15の
吸引面19は円錐形とされ、アーマチュア7の吸引面1
8は吸引面19に沿うすり鉢形されている。これによっ
ても、アーマチュア7と接極子15との対向面積が増え
、同様の効果が得られる。その他の構成、作用は第1の
実施例と同じなので説明を省略する。
【0012】以上の通り、図示実施例の構成によれば、
アーマチュア7の吸引面18をへ字形あるいはすり鉢形
の凹面とし、接極子15の吸引面19を山形あるいは円
錐形の凸面としたことにより、アーマチュア7及び接極
子15の外形寸法を同じにしたままで、吸引面が平坦な
場合よりも両者の間の対向面積を広くすることができる
ため、コイル5の仕様が同一でも磁束を増やしてアーマ
チュア吸引力を高めることが可能となる。
【0013】
【発明の効果】この発明によれば、接極子及びアーマチ
ュアの吸引面の一方を凹面とし、他方を凸面とすること
により、アーマチュアや接極子の寸法、あるいはコイル
容量を大きくすることなくアーマチュア吸引力を大きく
できるので、従来と同じ外形寸法の電磁引外し装置でよ
り大容量の回路遮断器に対応できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の平面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図2の矢印P方向から見た正面図である。
【図4】(A)は図2における接極子の平面図、(B)
はそのB−B線に沿う断面図である。
【図5】この発明の第2の実施例の平面図である。
【図6】図5の側面図である。
【図7】図6の矢印P方向から見た正面図である。
【図8】(A)は図6における接極子の平面図、(B)
はそのB−B線に沿う断面図である。
【図9】従来の電磁引外し装置を備えた回路遮断器の一
般的な構成を示す内部側面図である。
【図10】図9における電磁引外し装置の斜視図である
【図11】図10の側面図である。
【図12】図11の矢印P方向から見た正面図である。
【図13】(A)は図11における接極子の平面図、(
B)はそのB−B線に沿う断面図である。
【符号の説明】
4    電磁引外し装置 7    アーマチュア 13    鉄心部 14    オイルダッシュポット 15    接極子 18    アーマチュアの吸引面 19    接極子の吸引面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オイルダッシュポット構造の鉄心部と、こ
    の鉄心部の接極子と対向するアーマチュアとを備えた回
    路遮断器の電磁引外し装置において、接極子及びアーマ
    チュアの吸引面の一方を凹面とし、他方を凸面としたこ
    とを特徴とする回路遮断器の電磁引外し装置。
  2. 【請求項2】接極子の吸引面を山形とし、アーマチュア
    の吸引面をへ字形としたことを特徴とする請求項1記載
    の回路遮断器の電磁引外し装置。
  3. 【請求項3】接極子の吸引面を円錐形とし、アーマチュ
    アの吸引面をすり鉢形としたことを特徴とする請求項1
    記載の回路遮断器の電磁引外し装置。
JP10681491A 1991-04-11 1991-04-11 回路遮断器の電磁引外し装置 Pending JPH04312733A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10681491A JPH04312733A (ja) 1991-04-11 1991-04-11 回路遮断器の電磁引外し装置

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JP10681491A JPH04312733A (ja) 1991-04-11 1991-04-11 回路遮断器の電磁引外し装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04312733A true JPH04312733A (ja) 1992-11-04

Family

ID=14443303

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JP10681491A Pending JPH04312733A (ja) 1991-04-11 1991-04-11 回路遮断器の電磁引外し装置

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JP (1) JPH04312733A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113223903A (zh) * 2021-05-13 2021-08-06 三为电气股份有限公司 一种新型结构的电磁脱扣式漏电脱扣装置

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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