JPH0668765A - 接点開閉装置 - Google Patents

接点開閉装置

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JPH0668765A
JPH0668765A JP22429892A JP22429892A JPH0668765A JP H0668765 A JPH0668765 A JP H0668765A JP 22429892 A JP22429892 A JP 22429892A JP 22429892 A JP22429892 A JP 22429892A JP H0668765 A JPH0668765 A JP H0668765A
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JP22429892A
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English (en)
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Tsunehiro Kitamura
常弘 北村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動作電圧の安定化を図るとともに、時間の長
い突入電流を開閉する場合などの低抵抗接点の溶着を防
止し、かつ、接点閉成状態において温度上昇を防止す
る。さらに、小型化・低コスト化を図る。 【構成】 端子7aと7bが電気的に接続され、端子8
aと8bが電気的に接続されている。端子7aには板ば
ね2が固着され、板ばね2の先端部にアーク用可動接点
1がかしめ固着されている。端子7bには板ばね5が固
着され、板ばね5の先端部に低抵抗可動接点4がかしめ
固着されている。アーク用固定接点3は端子8aに固着
され、低抵抗固定接点6は端子8bに固着されている。
アーク接点駆動カード9aはアーク用可動接点1と端子
7aの間に位置づけられ板ばね2を駆動する。低抵抗接
点駆動カード9bは、低抵抗可動接点4の接点中心軸上
に位置づけられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、照明制御などの突入
電流の大きな負荷を開閉するリレーなどに利用される接
点開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電磁継電器に用いられる接点開閉
装置としては、固定接点板に固定接点を固着し、電磁石
装置などの可動部材に連結された駆動部材により駆動さ
れる可動接点板に可動接点を固着したような構造になっ
ている。ところで、コンデンサ負荷やランプ負荷のよう
な負荷を開閉する開閉する場合には大きな突入電流が流
れる。このような負荷の開閉に上記の接点開閉装置を用
いると、その突入電流によって発生するアークにより接
点溶着の恐れがあるので、その対策として接点材料にタ
ングステンなどの耐溶着性の良好な材料が用いられてい
る。しかし、このような接点材料は、抵抗値が大きいた
め接点閉成状態における温度上昇が高くなる。
【0003】そこで、耐溶着性の良好なアーク用接点と
低抵抗接点を併用したダブル接点機構の接点開閉装置
が、実公昭51−23863号公報,実公昭55−42
341号公報,特開昭61−233919号公報,特開
昭62−71137号公報,特開昭62−71138号
公報などに示されている。図9に実公昭51−2386
3号公報の接点開閉装置を示し、(a) はその接点部斜視
図、(b) はその閉成状態を示す図、(c) はその開成状態
を示す図である。図9において、31はアーク用と低抵
抗接点からなる可動接点、32はアーク用固定接点、3
3は低抵抗固定接点、34は可動接点板、35は固定接
点板である。図10に実公昭55−42341号公報の
接点開閉装置を示し、(a) はその接点部斜視図、(b) は
その開成状態を示す図である。図10において、41は
アーク用と低抵抗接点からなる可動接点、42はアーク
用固定接点、43は低抵抗固定接点、44は可動接点
板、45は固定接点板である。また、図11は特開昭6
1−233919号公報の接点開閉装置の開成状態を示
す図である。図11において、51はアーク用と低抵抗
接点からなる可動接点、52はアーク用固定接点、53
は低抵抗固定接点である。
【0004】これらの接点開閉装置は、閉成動作時には
アーク用接点どうしが先に接触し、開成動作時にはアー
ク用接点どうしが後に開離し、かつ閉成状態では低抵抗
接点どうしが接触するものである。これにより、接点開
閉動作時にアーク用接点がアークを負担し、閉成状態で
は低抵抗接点を通して電流が流れ、温度上昇を防いでい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の接点開閉装
置における電磁石の吸引力とばね負荷の整合特性を図1
2に示し、動作特性を図13に示す。また、図14は各
部の波形図である。なお、図12において、縦軸Fは電
磁石の吸引力とばね負荷,横軸xは接点ストロークであ
り、はセット時の吸引力,はリセット時の吸引力,
はばね負荷を示す。
【0006】図12からわかるように、ダブル接点機構
にすることで2つのばね荷重と吸引力特性が整合され、
開離動作電圧が決定されるので、ばね荷重のばらつきに
よって動作電圧が大きくばらつくという欠点がある。ま
た、図12および図13からわかるように、アーク用接
点および低抵抗接点の投入が同じフレキシャー方式であ
り、アーク用接点が投入されてから低抵抗接点が投入さ
れるまでの変移Δx2 をあまり大きくできず、また、電
磁石の可動部材が充分加速してから接点が投入されるた
め、なおさら両接点の投入時間差Δt 2 は短くなる。そ
のため、少し時間が長い突入電流が流れた場合、図14
に示すようなバウンスがアーク用接点に発生すると、低
抵抗接点のバウンスによりアークが発生し、低抵抗接点
が溶着するという欠点がある。
【0007】また、図15(a) ,(b) に回路図を示す。
図15(a) ,(b) に示すように、理論的にアーク用接点
1 の接触抵抗RA は高いため、アーク用接点S1 がメ
イク状態にあっても、アーク用接点S1 の接触抵抗RA
による接点間の電圧降下VAが低抵抗接点S2 の最小ア
ーク電圧Vmin よりも大きい場合(すなわちVA >V
min の場合)、図15(c) に示すように、低抵抗接点S
2 の投入時に低抵抗接点S2 のバウンスによりアークが
発生し、低抵抗接点S2 が溶着するという欠点がある。
【0008】なお、ダブル接点機構でない場合に、シン
グル接点のバウンスを低減したとしても、コンデンサ負
荷の突入電流の場合、接点が接触する前に絶縁破壊し、
アークが発生する。しかし、ダブル接点機構の場合、ア
ーク接点が投入した状態での低抵抗接点間の接点間電圧
は小さいので、絶縁破壊によるアークが発生しないこと
になる。また、ダブル接点機構の場合、接点部が大型化
し、コストが高くなるという欠点がある。
【0009】この発明の第1の目的は、動作電圧の安定
化を図るとともに、時間の長い突入電流を開閉する場合
などの低抵抗接点の溶着を防止し、かつ、接点閉成状態
において温度上昇を防止できる接点開閉装置を提供する
ことである。さらに、第2の目的は、第1の目的に加
え、小型化・低コスト化の図れる接点開閉装置を提供す
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の接点開閉
装置は、耐溶着性の良好なアーク用可動接点およびアー
ク用固定接点からなるアーク用接点と、アーク用可動接
点と電気的に接続された低抵抗可動接点およびアーク用
固定接点と電気的に接続された低抵抗固定接点からなる
低抵抗接点と、閉成動作時にはアーク用可動接点とアー
ク用固定接点が接触した後に低抵抗可動接点と低抵抗固
定接点が接触し、開成動作時には低抵抗可動接点と低抵
抗固定接点が開離した後にアーク用可動接点とアーク用
固定接点が開離するように、アーク用可動接点を駆動す
る第1の駆動手段および低抵抗可動接点を駆動する第2
の駆動手段とを備え、第2の駆動手段が低抵抗接点の中
心軸上を変位し、低抵抗固定接点を固定する端子が剛体
からなるものである。
【0011】請求項2記載の接点開閉装置は、耐溶着性
の良好なアーク用可動接点およびアーク用固定接点から
なるアーク用接点と、アーク用可動接点と電気的に接続
された低抵抗固定接点およびアーク用固定接点と電気的
に接続された低抵抗可動接点からなる低抵抗接点と、閉
成動作時にはアーク用可動接点とアーク用固定接点が接
触した後に低抵抗可動接点と低抵抗固定接点が接触し、
開成動作時には低抵抗可動接点と低抵抗固定接点が開離
した後にアーク用可動接点とアーク用固定接点が開離す
るように、アーク用可動接点および低抵抗可動接点を駆
動する駆動手段とを備え、アーク用可動接点と低抵抗固
定接点との間に一体形成したアーク用固定接点と低抵抗
可動接点を挿入し、駆動手段が低抵抗接点の中心軸上を
変位し、低抵抗固定接点を固定する端子が剛体からなる
ものである。
【0012】
【作用】請求項1および2記載の構成によれば、駆動手
段として電磁石装置の可動部のカードを用いれば、低抵
抗接点の接点圧は電磁石の保持力で構成されるのでばね
荷重としてはアーク用接点のばね荷重のみになり、シン
グル接点と同様の動作電圧のばらつきにすることができ
る。また、時間の長い大きな突入電流を開閉する.、ア
ーク用接点が投入された後、アーク用接点のOT量分だ
け可動部が変位し低抵抗接点が投入されるので投入時間
差を長くすることができ、接点溶着現象をなくすことが
できる。さらに低抵抗接点は電磁石の保持力で吸引され
るので、ばね係数が非常に大きく(理想的には剛体の衝
突)、接点が弾まず接点バウンスが発生しない。したが
って、アーク用接点の接触抵抗が大きくなり接点間電圧
が高くなったときでも、低抵抗接点のバウンス発生しな
いため、低抵抗接点にアークは発生せず、消耗・溶着な
く安定した接触抵抗を得ることができ、温度上昇を防止
できる。
【0013】さらに請求項2記載の構成によれば、アー
ク用可動接点と低抵抗固定接点との間に一体形成したア
ーク用固定接点と低抵抗可動接点を挿入しているため、
小型化・低コスト化を図ることができる。
【0014】
【実施例】この発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図1はこの発明の第1の実施例の接点開閉装置の接
点部の構成図であり、図2は同接点開閉装置を具体的に
リレーに搭載した平面図である。図1,図2において、
1はアーク用可動接点、2,5は板ばね、3はアーク用
固定接点、4は低抵抗可動接点、6は低抵抗固定接点、
7a,7b,8a,8bは剛体からなる端子、9aは電
磁石の可動部のアーク接点駆動カード(第1の駆動手
段)、9bは低抵抗接点駆動カード(第2の駆動手段)
である。なお、アーク用可動接点1とアーク用固定接点
3が耐溶着性の良好なアーク用接点となり、低抵抗可動
接点4と低抵抗固定接点6が低抵抗接点となる。
【0015】この接点開閉装置は、端子7aと7bが電
気的に接続され、端子8aと8bが電気的に接続されて
いる。端子7aには板ばね2が固着され、板ばね2の先
端部にアーク用可動接点1がかしめ固着されている。端
子7bには板ばね5が固着され、板ばね5の先端部に低
抵抗可動接点4がかしめ固着されている。アーク用固定
接点3は端子8aに固着され、低抵抗固定接点6は端子
8bに固着されている。アーク接点駆動カード9aはア
ーク用可動接点1と端子7aの間に位置づけられ板ばね
2を駆動する。低抵抗接点駆動カード9bは、低抵抗可
動接点4の接点中心軸上に位置づけられている。
【0016】図3は双安定電磁石を利用した場合のこの
接点開閉装置の動作原理を示す図である。図3におい
て、電磁石は、鉄心24の両面を磁極部として、永久磁
石23を挟む2枚の接極子21,22が鉄心24を挟む
ように接離動作するものである。図3(a) では電磁石の
可動部は初期位置にある。コイルに電流が流れると可動
部が変位し、アーク接点駆動カード9aが板ばね2を駆
動し、低抵抗接点駆動カード9bが低抵抗可動接点4を
駆動する。そして、図3(b) に示すようにアーク用可動
接点1がアーク用固定接点3に接触し、突入電流が流れ
る。その後、アーク接点駆動カード9aがさらに板ばね
2を押し込み、アーク接点圧が付加され、図3(c) に示
すように低抵抗可動接点4が低抵抗固定接点6に接触
し、電磁石は停止し、電磁石の保持力の分低抵抗接点の
接点圧が付加される。すなわち、電磁石の接極子21と
鉄心24の間には隙間xa が生じることになる。これ
は、レシジュアルプレート(吸引力の最終端の吸引力の
上昇をカットするために用いる)を付加した場合と同様
である。なお、開成動作時には、低抵抗可動接点4と低
抵抗固定接点6が開離した後にアーク用可動接点1とア
ーク用固定接点3が開離する。
【0017】図4に電磁石の吸引力とばね負荷の整合特
性を示し、動作特性を図5に示す。なお、図4におい
て、縦軸Fは電磁石の吸引力とばね負荷,横軸xは接点
ストロークであり、はセット時の吸引力,はリセッ
ト時の吸引力,はばね負荷を示す。図4からわかるよ
うに、整合はシングル接点機構と同様であり、保持力Δ
1が低抵抗接点の接点圧になる。そして、電磁石の本
来のストロークST0に対して、実際のストロークST
1は短くなる。
【0018】さらに図5からわかるように、アーク用接
点が投入されてからアーク用接点のOT量だけ可動部が
変位した後、低抵抗接点が投入されるので投入時間差Δ
1を長くすることができる。また、低抵抗接点には電
磁石の保持力が瞬時に付加され接点圧が構成されるの
で、バウンスが発生しないことになる。つまり、低抵抗
接点にはアークが発生しない。
【0019】以上のようにこの実施例によれば、第1,
第2の駆動手段として電磁石装置の可動部のカード(9
a,9b)を用いてあり、低抵抗接点の接点圧は電磁石
の保持力で構成されるのでばね荷重としてはアーク用接
点のばね荷重のみになり、シングル接点と同様の動作電
圧のばらつきにすることができる。また、時間の長い大
きな突入電流を開閉する際、アーク用接点が投入された
後、アーク用接点のOT量分だけ可動部が変位し低抵抗
接点が投入されるので投入時間差を長くすることがで
き、接点溶着現象をなくすことができる。さらに低抵抗
接点は電磁石の保持力で吸引されるので、ばね係数が非
常に大きく(理想的には剛体の衝突)、接点が弾まず接
点バウンスが発生しない。したがって、アーク用接点の
接触抵抗が大きくなり接点間電圧が高くなったときで
も、低抵抗接点のバウンス発生しないため、低抵抗接点
にアークは発生せず、消耗・溶着なく安定した接触抵抗
を得ることができ、温度上昇を防止できる。
【0020】つぎにこの発明の第2の実施例について説
明する。図6はこの発明の第2の実施例の接点開閉装置
の接点部の構成を示し、(a) はその斜視図、(b) はその
平面図である。図7はその部分説明図、図8は同接点開
閉装置を具体的にリレーに搭載した平面図である。図6
〜図8において、11はアーク用可動接点、12,15
は板ばね、13はアーク用固定接点、14は低抵抗可動
接点、16は低抵抗固定接点、17,18a,18bは
剛体からなる端子、19は電磁石の可動部の接点駆動カ
ード(駆動手段)である。なお、アーク用可動接点11
とアーク用固定接点13が耐溶着性の良好なアーク用接
点となり、低抵抗可動接点14と低抵抗固定接点16が
低抵抗接点となる。
【0021】この接点開閉装置は、端子18aと18b
が電気的に接続されている。端子18aには板ばね12
が固着され、板ばね12の先端部にアーク用可動接点1
1がかしめ固着されている。端子18bに低抵抗固定接
点16が固着されている。端子17には板ばね15が固
着され、板ばね15の先端部にアーク用固定接点13と
低抵抗可動接点14が固着されている。接点駆動カード
19は、各接点11,13,14,16と同一軸上に位
置づけられている。なお図7に示すように、アーク用固
定接点13はAgなどの低抵抗接点材14aを台金とし
て板ばね15の先端部にかしめ固着してあり、かしめ固
着後の低抵抗接点材14aが低抵抗可動接点14を構成
する。
【0022】この接点開閉装置では、閉成動作時には、
接点駆動カード19が板ばね12を駆動し、アーク用可
動接点11をアーク用固定接点13に接触させる。さら
に接点駆動カード19は板ばね12,15を駆動変位さ
せ、低抵抗可動接点14が低抵抗固定接点16に接触
し、電磁石は停止し、電磁石の保持力の分低抵抗接点の
接点圧が付加される。なお、開成動作時には、低抵抗可
動接点14と低抵抗固定接点16が開離した後にアーク
用可動接点11とアーク用固定接点13が開離する。
【0023】この実施例によれば、第1の実施例と同様
の効果があるとともに、さらに、アーク用可動接点11
と低抵抗固定接点16との間に一体形成したアーク用固
定接点13と低抵抗可動接点14を挿入しているため、
小型化・低コスト化を図ることができる。
【0024】
【発明の効果】請求項1および2記載の接点開閉装置に
よれば、駆動手段として電磁石装置の可動部のカードを
用いれば、低抵抗接点の接点圧は電磁石の保持力で構成
されるのでばね荷重としてはアーク用接点のばね荷重の
みになり、シングル接点と同様の動作電圧のばらつきに
することができる。また、時間の長い大きな突入電流を
開閉する際、アーク用接点が投入された後、アーク用接
点のOT量分だけ可動部が変位し低抵抗接点が投入され
るので投入時間差を長くすることができ、接点溶着現象
をなくすことができる。さらに低抵抗接点は電磁石の保
持力で吸引されるので、ばね係数が非常に大きく(理想
的には剛体の衝突)、接点が弾まず接点バウンスが発生
しない。したがって、アーク用接点の接触抵抗が大きく
なり接点間電圧が高くなったときでも、低抵抗接点のバ
ウンス発生しないため、低抵抗接点にアークは発生せ
ず、消耗・溶着なく安定した接触抵抗を得ることがで
き、温度上昇を防止できる。
【0025】さらに請求項2記載の接点開閉装置によれ
ば、アーク用可動接点と低抵抗固定接点との間に一体形
成したアーク用固定接点と低抵抗可動接点を挿入してい
るため、小型化・低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の接点開閉装置の接点
部の構成図。
【図2】第1の実施例の接点開閉装置を具体的にリレー
に搭載した平面図。
【図3】第1の実施例の接点開閉装置の動作原理を示す
図。
【図4】第1の実施例における電磁石の吸引力とばね負
荷の整合特性図。
【図5】第1の実施例における動作特性図。
【図6】この発明の第2の実施例の接点開閉装置の接点
部の構成図。
【図7】第2の実施例の接点開閉装置の部分説明図。
【図8】第2の実施例の接点開閉装置を具体的にリレー
に搭載した平面図。
【図9】従来例である実公昭51−23863号公報の
接点開閉装置を示す図。
【図10】従来例である実公昭55−42341号公報
の接点開閉装置を示す図。
【図11】従来例である特開昭61−233919号公
報の接点開閉装置を示す図。
【図12】従来例の接点開閉装置における電磁石の吸引
力とばね負荷の整合特性図。
【図13】従来例における動作特性図。
【図14】従来例における各部波形図。
【図15】従来例における問題点の説明図。
【符号の説明】
1 アーク用可動接点 3 アーク用固定接点 4 低抵抗可動接点 6 低抵抗固定接点 8b 端子 9a アーク用接点駆動カード(第1の駆動手段) 9b 低抵抗接点駆動カード(第2の駆動手段) 11 アーク用可動接点 13 アーク用固定接点 14 低抵抗可動接点 16 低抵抗固定接点 18b 端子 19 接点駆動カード(駆動手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐溶着性の良好なアーク用可動接点およ
    びアーク用固定接点からなるアーク用接点と、 前記アーク用可動接点と電気的に接続された低抵抗可動
    接点および前記アーク用固定接点と電気的に接続された
    低抵抗固定接点からなる低抵抗接点と、 閉成動作時には前記アーク用可動接点と前記アーク用固
    定接点が接触した後に前記低抵抗可動接点と前記低抵抗
    固定接点が接触し、開成動作時には前記低抵抗可動接点
    と前記低抵抗固定接点が開離した後に前記アーク用可動
    接点と前記アーク用固定接点が開離するように、前記ア
    ーク用可動接点を駆動する第1の駆動手段および前記低
    抵抗可動接点を駆動する第2の駆動手段とを備え、 前記第2の駆動手段が前記低抵抗接点の中心軸上を変位
    し、前記低抵抗固定接点を固定する端子が剛体からなる
    接点開閉装置。
  2. 【請求項2】 耐溶着性の良好なアーク用可動接点およ
    びアーク用固定接点からなるアーク用接点と、 前記アーク用可動接点と電気的に接続された低抵抗固定
    接点および前記アーク用固定接点と電気的に接続された
    低抵抗可動接点からなる低抵抗接点と、 閉成動作時には前記アーク用可動接点と前記アーク用固
    定接点が接触した後に前記低抵抗可動接点と前記低抵抗
    固定接点が接触し、開成動作時には前記低抵抗可動接点
    と前記低抵抗固定接点が開離した後に前記アーク用可動
    接点と前記アーク用固定接点が開離するように、前記ア
    ーク用可動接点および前記低抵抗可動接点を駆動する駆
    動手段とを備え、 前記アーク用可動接点と前記低抵抗固定接点との間に一
    体形成した前記アーク用固定接点と前記低抵抗可動接点
    を挿入し、前記駆動手段が前記低抵抗接点の中心軸上を
    変位し、前記低抵抗固定接点を固定する端子が剛体から
    なる接点開閉装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010118343A (ja) * 2008-11-15 2010-05-27 Tyco Electronics Austria Gmbh リレー
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