JPH04311031A - 化学気相成長装置 - Google Patents

化学気相成長装置

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Publication number
JPH04311031A
JPH04311031A JP7661691A JP7661691A JPH04311031A JP H04311031 A JPH04311031 A JP H04311031A JP 7661691 A JP7661691 A JP 7661691A JP 7661691 A JP7661691 A JP 7661691A JP H04311031 A JPH04311031 A JP H04311031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction vessel
raw material
material gas
susceptor
substrate
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7661691A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Miyata
宏志 宮田
Atsuhiro Tsukune
敦弘 筑根
Fumitake Mieno
文健 三重野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH04311031A publication Critical patent/JPH04311031A/ja
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  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置等の製造にお
いて薄膜を形成するために用いられる化学気相成長装置
(CVD装置) に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の化学気相成長(CVD) におい
ては,薄膜の成長が行われる基板を支持するためのサセ
プタと反応容器の内壁面との間隙が比較的大きく設計さ
れていた。したがって, 反応器内における原料ガス圧
が,基板の上流側と下流側とでほぼ等しい条件の下で気
相成長が行われていた。この場合,反応容器内の圧力は
,反応容器内に原料ガスとともに供給するキャリヤガス
の流量および反応容器の排気側に設けられた圧力調整弁
のコンダクタンスを調節することによって行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで,半導体集積
回路の高密度化にともなう微細パターンの形成において
は,CVD装置をはじめとする薄膜形成装置内に堆積し
た薄膜の剥離して生じた塵埃による汚染を受けやすく,
 パターン異常に起因する不良が発生しやすい。したが
って, 不要な部分に対する薄膜の付着防止や除去に多
大の労力を要している。
【0004】上記従来のCVD 装置においては, 未
反応の原料ガスが被処理基板の下流側に多量に達し,こ
こで反応して薄膜を生成する。この薄膜が前記のような
汚染塵埃となる。この問題は, 常圧から数10Tor
r程度の圧力下で気相成長を行うCVD 装置において
とくに生じやすい。
【0005】本発明は, 上記従来のCVD 装置に生
じる, 被処理基板の下流側における未反応原料ガスに
よる薄膜の成長を防止し, これにより微細パターンの
不良を低減可能とし,かつ,反応容器内壁やその他の部
材表面に付着した薄膜を除去するための保守作業を効率
化することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は, その内部
に気相成長用の原料ガスを流入する手段と流入された該
原料ガスを排出する手段とを有する反応容器と,該反応
容器内において該原料ガスの流通路中に配置された被処
理基板を支持するサセプタと,該原料ガスの流通路に沿
った該反応容器の内壁面と該サセプタとの間の隙間を調
節する手段とを備え,該隙間を調節することによって該
反応容器内における該原料ガスに対し該被処理基板に関
して上流側と下流側とで所定の圧力差を生じさせるよう
にされたことを特徴とする本発明に係るCVD 装置に
よって達成される。
【0007】
【作用】例えば, 反応容器の形状を, その内部にお
ける原料ガスの流通方向に垂直な開口面積が被処理基板
の上流側に向かって漸減する円錐形にしておき, この
反応容器内に定流量の原料ガスを供給し, 下流側から
一定速度で排気する。サセプタを原料ガスの流通方向に
沿って移動させ, 反応容器の内壁との隙間を狭める。 その結果, 被処理基板の上流側と下流側とで圧力差が
生じる。例えば上流側の圧力が数100Torr,下流
側の圧力が数Torrになるように上記隙間と原料ガス
の供給流量を調節する。これにより, 被処理基板表面
には所定速度で薄膜が成長するが, 基板より下流側で
は, 反応容器の内壁やその他の部材表面における薄膜
の成長速度が低下し, 塵埃の原因となる薄膜の成長を
実質的に抑止することができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明に係るCVD 装置の一実施例
を説明するための要部断面図, 図2は図1におけるA
−A 断面図である。
【0009】例えば石英から成る反応容器1にはガス導
入管2から原料ガスが供給され, 一方, その内部の
ガスは, 排気管3を通じて, 図示しない排気装置に
より排気される。反応容器1は, 少なくともその内壁
側面が, ガス導入管2が取り付けられている部分を頂
点とする円錐状をなしている。シリコンウエハのような
被処理基板4が載置されたサセプタ5は, 例えば反応
容器1を貫通する支持棒6を介して,反応容器1外部に
設けられた昇降機構7により上下に移動可能にされてい
る。反応容器1の周囲には, サセプタ5を所定温度に
保持するために, 例えば高周波加熱装置あるいは抵抗
加熱装置等の加熱手段(図示省略)が設けられ, また
, 支持棒6は反応容器1との間を周知の手段により気
密封止されていることは言うまでもない。支持棒6は,
 必要に応じて回転可能にされている。
【0010】排気管3から排気しつつ反応容器1内に一
定流量の原料ガスをガス導入間2から導入し, 被処理
基板4の上流側の圧力(P1)および下流側の圧力(P
2)を周知の圧力計(図示省略)により測定しながら,
 昇降機構7によりサセプタ5を上方に移動させる。こ
れにより, 反応容器1の内壁側面とサセプタ5との間
の隙間8すなわち原料ガスの流通路の面積が変化し,圧
力降下が生じる。そこで,前記圧力(P1)と圧力(P
2)が所定値になるように, 供給する原料ガスの流量
とサセプタ5の位置を調節する。このようにして, 例
えば圧力(P1)を常圧から数100Torr に, 
圧力(P2)を数Torrに設定してCVD 成長を行
う。被処理基板4の下流においては, 未反応の原料ガ
スの圧力が上記のように低くされ, かつ, この領域
を通過する流速が早くなり滞留時間が短くなるため, 
反応容器1の内壁面あるいはサセプタ5やその他の部材
表面には薄膜がほとんど気相成長しなくなる。
【0011】上記実施例においては, 反応容器1の内
壁側面を円錐状にし, 原料ガスの流通方向に沿ってサ
セプタ5を移動させることにより, 反応容器1内壁面
とサセプタ5との間の隙間を調節する方法を採ったが,
 反応容器1の内壁面を直円筒状とし, かつ, 反応
容器1に対してサセプタ5の位置を固定した状態で, 
反応容器1とサセプタ5間の隙間を調節する他の手段を
用いてもよいことは言うまでもない。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば,CVD法による薄膜の
形成において, 反応容器内壁やその他の部材等の表面
における薄膜の生成が抑制され, これら表面から剥離
した薄膜により被処理基板が汚染されて生じるパターン
不良が防止され,半導体装置の製造歩留まりおよび信頼
性が向上止される効果がある。また, これら表面に付
着した薄膜の除去に要するCVD 装置の保守が容易と
なり, 装置の稼働率向上ならびに製造コスト低減に効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の一実施例説明図
【図2】  図1におけるA−A 断面図
【符号の説明】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  その内部に気相成長用の原料ガスを流
    入する手段と流入された該原料ガスを排出する手段とを
    有する反応容器と,該反応容器内において該原料ガスの
    流通路中に配置された被処理基板を支持するサセプタと
    ,該原料ガスの流通路に沿った該反応容器の内壁面と該
    サセプタとの間の隙間を調節する手段とを備え,該隙間
    を調節することによって該反応容器内における該原料ガ
    スに対し該被処理基板に関して上流側と下流側とで所定
    の圧力差を生じさせるようにされたことを特徴とする化
    学気相成長装置。
  2. 【請求項2】  前記反応容器をその内部における該原
    料ガスの流通路方向に垂直な開口断面積が前記被処理基
    板に関して上流側に向かって漸減するようにし且つ前記
    サセプタを該反応容器内において前記原料ガスの流通路
    方向に沿って移動可能であるようにすることによって前
    記反応容器の内壁面と該サセプタとの間の隙間を調整可
    能にされていることを特徴とする請求項1記載の化学気
    相成長装置。
JP7661691A 1991-04-10 1991-04-10 化学気相成長装置 Withdrawn JPH04311031A (ja)

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JP7661691A JPH04311031A (ja) 1991-04-10 1991-04-10 化学気相成長装置

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JPH04311031A true JPH04311031A (ja) 1992-11-02

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010084192A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Tokyo Electron Ltd 成膜装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010084192A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Tokyo Electron Ltd 成膜装置

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Effective date: 19980711