JPH0431036A - 石材貼り軽量セメント材及びその製造方法 - Google Patents

石材貼り軽量セメント材及びその製造方法

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JPH0431036A
JPH0431036A JP13695890A JP13695890A JPH0431036A JP H0431036 A JPH0431036 A JP H0431036A JP 13695890 A JP13695890 A JP 13695890A JP 13695890 A JP13695890 A JP 13695890A JP H0431036 A JPH0431036 A JP H0431036A
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Akio Inamura
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YKK Corp
Yoshida Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は表面が大理石板等の化粧用石材に覆われた石材
貼り軽量セメント材及びその製造方法に関するものであ
る。
[従来の技術] 大理石等の天然石材は内外装用の建築材料として古くか
ら用いられているが、特にわが国では産出量が少く、輸
入に多く頼っているため高価なものとなっている。そこ
で高価な石材を薄く板状に切断して使用することが行わ
れている。
しかし、薄く切断した天然石材は強度に問題があり、そ
のままでは使用できないので、軽量ボード材等と貼り合
せたり、アルミハニカムと貼り合せたり、軽量コンクリ
ートあるいは樹脂コンクリートを裏打したりして補強し
て使用している。
[発明が解決しようとする課題] 軽量ボード材を貼り合せる方法は、簡便法であるが、軽
量化に限度があり、又、石材と軽量ボード材等の接合部
表面の平滑度や表面状態が重要であるので、前処理加工
を必要とする。そして接着剤の選定及び接着強度の信頼
性が重要な問題となる。アルミハニカムを貼り合せる方
法でも同様のことが言える。そして、一般的に高価であ
るが接着強度が高いエポキシ樹脂接着剤などを使用する
ため、接着接合強度の信頼性は高いが、製品価格が上昇
する問題があり、その上、ハニカム材で作製した石貼り
パネル材は中空部を有し、かつ薄い(8〜2■)石材板
を使用するために、製品の打音が重厚感に欠ける。軽量
コンクリートあるいは樹脂コンクリートを裏打ちする方
法は重厚感を出すことはできるが、表面石材との密着性
に問題がある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記課題を解決するためになされたもので、軽
量でしかも重厚感のある石材貼り材料を接着力の大なる
裏打ち層を形成してなるものである。
本発明の第1は、表面に化粧用石材を貼った軽量セメン
ト材において、軽量セメント材は発泡樹脂粒子の外表面
に水硬性結合材硬化層を形成した軽量粒子の結合からな
り、かつ、軽量粒子内の発泡樹脂粒子の水硬性結合材に
対する重量比率又は発泡樹脂粒子の粒径を、化粧用石材
の貼付側から順次大きくなるように形成してなる石材貼
り軽量セメント材である。
これを図面によって説明すると、第1図において、■は
化粧用石材でその裏面に軽量裏打ち層2.3.4を順次
設けたものである。各層は第2図に示すような、発泡樹
脂粒子5の外表面に水硬性結合材6層を設けた軽量粒子
7の最外層部に未凝結水硬性結合材層6°を設けたもの
を水とともに混練し、軽量粒子7同士が接合界面に連続
気孔を形成するように硬化せしめた層である。そして、
裏打ち層2から順に4まで、発泡樹脂粒子5の水硬性結
合材に対する重量比率又は発泡樹脂粒子5の粒径を順次
大きくなるようにしである。裏打ち層は必ずしも3層で
なくてもよい。又、化粧用石材1の裏面に最初に場合に
よっては、防水剤を塗布し、接着用モルタル層8を形成
しておくとよい。
化粧用石材1は大理石、御影石等である。
本発明の第2は成形型内に化粧用石材を配置し、該化粧
用石材の裏面に発泡樹脂粒子の外表面に水硬性結合材層
を形成した軽量粒子を水で混練した材料を逐次積層する
に当り、各層の発泡樹脂粒子の水硬性結合材に対する重
量比率又は発泡樹脂粒子の粒径を、化粧用石材側から順
次大きくなるように積層し、加圧して凝結硬化させた後
、脱型し養生する石材貼り軽量セメント材の製造方法で
ある。
これを図面によって説明すると、第3図 (イ)〜(ホ
)に示すように、型枠9内に化粧用石材 1を配置しく
イ)  その表面に接着用モルタル8を薄く塗布しく口
)、ついで軽量裏打ち層2を打設しくハ)、つづいて軽
量裏打ち層3(ニ)、同4(ホ)を逐次積層する。軽量
裏打ち層は、前述の軽量粒子7の混練よりなるものであ
るが、それぞれれの発泡樹脂粒子の添加率は、例えば4
%、6%、8%と逐次増大させる。
本発明の第3は化粧用石材を成形型内の中央に配置し、
その両面に、前述の2つの発明と同じ発泡樹脂粒子含有
層を対称的に設け、加圧して凝結硬化させた後、脱型し
、養生前又は養生後に化粧用石材の中心部において切断
する石材貼り軽量セメント材の製造方法である。
これを図面によって説明すると、第4図に示すように、
型枠9の中央に化粧用石材1を配置し、その片面側に第
3図(イ)〜(ネ)と同様の層構成を施した後あて板を
あてて反転し、化粧用石材1の他面側にも同様の層構成
を施して、加圧し、凝結硬化後、化粧用石材lの中央線
CCで切断して2個の石材貼り軽量セメント材を得る。
以上、何れにおいても凝結硬化後又は加工製作後、軽量
粒子7中の発泡樹脂粒子5を、第5図に示すように加熱
により収縮せしめて、収縮樹脂粒子10とし、軽量粒子
7を殆ど中空としてもよい。
[実施例] 実施例1 厚み801IIl、縦横300I11の天然御影石の素
板を内寸法30cmX 30cmX 5cmの型枠内に
配置し、その裏面上に約ioomの厚みにセメントモル
タルを塗布した。
次に発泡スチロール粒子の外表面にセメント層を有し、
その隣接セメント層は凝結し最外層セメント層は未凝固
状態である、それぞれ重量比で4%、6%、8%の平均
直径1mmの発泡スチロール粒子を含む軽量粒子100
0ccをそれぞれ容器に取り、4%軽量粒子品には水1
40g、6%軽量粒子品には水90g、8%軽量粒子品
には水40gを均一に噴霧混合したものを作製した。
これを型枠内に4%混合品、6%混合品、8%混合品の
順で均一に充填した。
これを加圧板により製品厚みか35mmになるまで加圧
圧縮し、そのままの状態で凝結硬化させた。3日後に型
枠より取り出し、更に1週間室内で養生した。
次に、この複合石材を石材加工機により製品厚みが30
mmになるように石材部を切削加工・仕上げ研磨した。
この複合石材の見掛は密度を測定したところ0.9(g
/cm3)であった。一般にモルタルの密度は2.11
 (g/cm3)、コンクリートの密度は2.31(g
/cm3) 、大理石の密度は2.67 (g/cm3
)、御影石の密度は2.75 (g/cm3)である。
実施例2 厚み15mm5縦横fociの天然御影石の素材を内寸
法10emX 10cmX 5cmの型枠内に配置した
次に発泡スチロール粒子の外表面にセメント層を有し、
その隣接セメント層は凝結し最外層セメント層は未凝固
状態である、重量比で4%の平均直径1■の発泡スチロ
ール粒子を含む軽量粒子100ccと重量比で6%の平
均直径2IIlfflの発泡スチロール粒子を含む軽量
粒子200ccをそれぞれの容器に取り、4%軽量粒子
品には水20g、6%軽量粒子品には水25gを均一に
噴霧混合したものを作製した。
まず、設置石の片面に約IIの厚みにセメントモルタル
を積層し、ついで4%軽量粒子品50QC,更に8%軽
量粒子品100ccを均一充填した後、あて板をあてて
型枠を反転し、反対石材面に前記と同様の方法で均一充
填を行った。
これを加圧板により製品厚みが35mmになるまで加圧
圧縮し、そのまま凝結硬化させた。
3日後に型枠より取り出し、更に1週間室内で養生した
次にこの複合石材を石材切削加工機により石材中央部を
切断して2分割した。
そして切断石材表面を切削加工、仕上げ研磨を行って製
品厚み13II1mの製品を得た。
この複合石材の見掛は密度を測定したところ、1.0(
g/cm ” )であった。
C発明の効果コ 本発明は、石材の裏面から、発泡樹脂粒子の添加率ある
いは、発泡樹脂粒子の粒径を順次大きくなるようにした
裏打ぢ層を積層してなるものであるから、石材と裏打ち
層との接合面付近は密着性にすぐれ、しかも全体として
は軽量で取扱いか容易で重厚感のある建築用石材貼り軽
セメント材か得られる。発泡樹脂粒子の外表面に水硬性
結合材硬化層を形成した軽量粒子を用いることにより、
発泡樹脂粒子の硬化体内における偏在かなくなり、叉、
裏打ち層の比重を変化させることも容易にてきる。軽量
粒子を加熱して発泡樹脂粒子を収縮せしめたものを用い
ると、軽量粒子内が大部分空気層となるため防音、断熱
、防火効果が一段とよくなる。
そして、本発明の製造方法によれば、かかる優れた石材
貼り軽量セメント材を容易に製造することができ、特に
石材の両面に軽量セメント材を裏打ちしてから石材の中
央で切断する方法では、石材が軽量セメント材で裏打ち
されているので、切断が容易となり、切断時に石材を破
損するようなことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明品の層構成の一例を示す説明図、第2図
は本発明に使用する軽量粒子の説明図、第3図(イ)〜
(ホ)は本発明の製造法の一例の工程図、第4図は他の
製造例の説明図、第5図は軽量粒子の変形例の説明図で
ある。 1・・・化粧用石材、2.3.4・・・軽量裏打ち層、
5・・発泡樹脂粒子、6・・・水硬性結合材、6−・・
未凝結水硬性結合材、7・・・軽量粒子、8・・・接着
用モルタル層、9・・・型枠、10・・・収縮樹脂粒子
、11・・・あて板。 (イ) 第 図 第 図 (ロ) (・・)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面に化粧用石材を貼った軽量セメント材におい
    て、軽量セメント材は発泡樹脂粒子の外表面に水硬性結
    合材硬化層を形成した軽量粒子の結合からなり、かつ、
    軽量粒子内の発泡樹脂粒子の水硬性結合材に対する重量
    比率又は発泡樹脂粒子の粒径を、化粧用石材の貼付側か
    ら順次大きくなるように形成してなることを特徴とする
    石材貼り軽量セメント材。
  2. (2)成形型内に化粧用石材を配置し、該化粧用石材の
    裏面に発泡樹脂粒子の外表面に水硬性結合材層を形成し
    た軽量粒子を水で混練した材料を逐次積層するに当り、
    各層の発泡樹脂粒子の水硬性結合材に対する重量比率又
    は発泡樹脂粒子の粒径を、化粧用石材側から順次大きく
    なるように積層し、加圧して凝結硬化させた後、脱型し
    養生することを特徴とする石材貼り軽量セメント材の製
    造方法。
  3. (3)化粧用石材を成形型内の中央に配置し、その両面
    に、請求項(2)と同じ発泡樹脂粒子含有層を対称的に
    設け、加圧して凝結硬化させた後、脱型し、養生前又は
    養生後に化粧用石材の中心部において切断することを特
    徴とする石材貼り軽量セメント材の製造方法。
  4. (4)請求項(1)ないし(3)のいずれかにおいて軽
    量粒子内の発泡樹脂粒子を加熱収縮せしめたもの。
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