JPH0430787Y2 - - Google Patents

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JPH0430787Y2
JPH0430787Y2 JP1987175007U JP17500787U JPH0430787Y2 JP H0430787 Y2 JPH0430787 Y2 JP H0430787Y2 JP 1987175007 U JP1987175007 U JP 1987175007U JP 17500787 U JP17500787 U JP 17500787U JP H0430787 Y2 JPH0430787 Y2 JP H0430787Y2
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wire
convergence
terminal
cap
protective equipment
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JP1987175007U
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、例えばワイヤハーネスの組立作業
時において電線の端末部分を保護するのに使用す
る電線端末の保護具に関する。
(従来の技術) ワイヤハーネスの組立作業時においては、絶縁
被覆を皮剥して露出させた電線端末の芯線が、タ
ーミナル等を取付けるまでの間にほつれたりする
のを防止するため、例えば第5図に示すように、
電線を輪ゴムBで束ねた状態で、露出した芯線を
含めて電線の端末部分Aに粘着テープCを巻き付
けて保護している。
また、電線端末にターミナルが取付けられてい
る場合には、コネクタ等に取付けられるまでの間
にターミナルに水、埃等が付着したりするのを防
止するため、例えば第6図に示すように、電線を
輪ゴムBで束ねた状態で、ビニール製の袋Dを被
せ、袋Dの上から別の輪ゴムEをはめて保護して
いる。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、前者、後者いずれの場合にあつても、
輪ゴムBで電線を束ねた状態で、粘着テープCを
巻き付けたり、袋Dを被せて別の輪ゴムEをはめ
たりしなければならず、面倒であり、電線端末の
保護に要する時間がかかる問題があつた。また、
粘着テープC、袋Dは再使用が難しいことから使
用後に廃棄するが、その廃棄処分に手間がかかる
問題もあつた。
また、前者の場合(粘着テープCで保護する場
合)には、粘着テープCの粘着材が電線の絶縁被
覆に付着して汚れの原因になる等の問題があり、
また後者の場合(袋Dで保護する場合)には、衝
撃等に対して保護することができず、ターミナル
が変形する等の問題があった。
この考案は上記従来技術の問題点を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、
電線端末の保護に要する時間の短縮を図ることが
でき、また再使用が可能で、さらに汚れの原因に
なつたり、ターミナルが変形したりする等の問題
が生じない電線端末の保護具を提供することであ
る。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するためこの考案では、電線端
末を覆つて保護する有底円筒状のキヤツプ部と、
このキヤツプ部の開放端側に軸方向に一体的に突
設した電線の収束部と、この収束部及び/又は収
束部の近傍に設けた電線の収束部材から成り、こ
の収束部材により電線を前記収束部と共に収束可
能に構成したことを特徴としている。
(作用) 例えば絶縁被覆が皮剥ぎされて芯線が露出され
た電線端末や、ターミナルが取付けられた電線端
末等を保護する場合には、電線端末をキヤツプ部
で覆い、収束部に収束部材で電線端末を束ね合わ
せればよい。これにより、芯線のほつれ等を防止
することができる。また、ターミナルが水等に濡
れたり、埃等が付着したりするのを防止できる上
に、衝撃等が作用してもターミナルの変形を防止
できる。さらに、芯線にターミナルを取付けたり
する場合等には、収束部を外し、キヤツプ部を外
せばよく、外した保護具は再度使用することがで
きる。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。
第1図a,bはこの考案の保護具の第1実施例
を示すもので、第1図aは保護具の取付け過程を
説明するための斜視図、同図bは取付け後の正面
図である。図中符号1は保護具で、電線端末40
を覆つて保護する有底円筒状のキヤツプ部10
と、このキヤツプ部10の開放端側に軸方向に一
体的に突設した電線の収束部20と、この収束部
20及び/又は収束部20の近傍に設けた電線端
末40の収束部材30から成り、この収束部材3
0により電線端末40を前記収束部20と共に収
束できるように構成されている。
この第1実施例では、キヤツプ部10が合成樹
脂により有底円筒状に形成され、また収束部材3
0が面状フアスナーにより形成されている。そし
て、キヤツプ部10の開口端側はフアスナーの押
圧力を受け止める為にその上半分を切欠して半円
状に形成した収束部20が形成されており、この
半円状の収束部20の外周面に収束部材30の一
端部分30aが貼り付けられている。
従つて、電線端末40を保護する場合には、キ
ヤツプ部10を被せて電線端末40を覆い、収束
部材30の他端部分30bを覆つて締め付け、一
端部分30aに重ね合わせて止めるだけで済み、
取付けが簡単で、煩わしくなく、電線端末40の
保護に要する時間の短縮を図ることが可能とな
る。また、キヤツプ部10内では、その芯線がほ
つれたり、あるいはターミナルに水や埃等が付着
したりするのを防止できる上に、外部から衝撃等
が加わつたときでもターミナルが変形したりする
のを防止できる。さらに、保護具1を外す場合に
は、収束部材30の他端部分30bを一端部分3
0aから引き剥がせばよく、保護具1は再度使用
できる。このため、粘着テープ等を使用する場合
のように、使用後にいちいち廃棄処分する煩わし
さがない。さらにまた、電線端末40の絶縁被覆
に粘着材が付着して汚れの原因になるような問題
も生じない。
第2図a,b及び第3図a,bはこの考案の保
護具の第2、第3実施例を示している。これら第
2、第3実施例では、収束部材30を、輪ゴム3
1とこの輪ゴム31を止める突起部32とで構成
した点で上記第1実施例と相違しているが、キヤ
ツプ部10についてはほぼ同じである。
突起部32はキヤツプ部10の開口端側の上部
の一部を軸方向に一体的に延長した収束部20に
立設されており、第2実施例では、輪ゴム31を
突起部32に引つ掛けて電線端末40を束ねた
後、再び突起部32に引つ掛けることにより電線
端末40を収束している。第3実施例では、キヤ
ツプ部10に輪ゴム31が取付けられている点で
第2実施例と相違しているが、他は同じである。
第4図はこの考案の保護具の第4実施例を示し
ている。この第4実施例では、収束部材30を、
キヤツプ部10に一体に設けたバネ性を有する円
弧状の押圧片で構成した点で上記第1実施例と相
違しているが、キヤツプ部10については全く同
一である。キヤツプ部10を被せた電線端末40
を覆うときには、収束部材30を持ち上げてお
き、被せた後に収束部材30から手を離せば、そ
の復元弾撥力で収束部材30が電線端末40を半
円状の収束部20内に押しつけて収束する。
[考案の効果] 以上説明したようにこの考案の保護具によれ
ば、電線端末をキヤツプ部で確実に覆うことがで
きる一方、キヤツプ部の開放端側に軸方向に一体
的に突設した電線の収束部に、電線を収束部材に
よつて緊密にかつ極めて容易に収束することがで
きる。
従つて、電線端末の保護に要する時間の短縮を
図ることができ、また再使用が可能であり、さら
に、汚れの原因になつたり、ターミナルが変形し
たりする等の問題を確実に阻止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bはこの考案の保護具の第1実施例
を示すもので、第1図aは保護具の取付け過程を
説明するための斜視図、同図bは取付け後の正面
図であり、また第2図aは第2実施例の保護具の
取付け過程を説明するための斜視図、同図bは取
付け後の正面図であり、また第3図aは第3実施
例の保護具の取付け過程を説明するための斜視
図、同図bは取付け後の正面図であり、また第4
図は第4実施例の保護具の斜視図であり、また第
5図及び第6図は従来技術を説明する説明図であ
る。 1……保護具、10……キヤツプ部、20……
収束部、30……収束部材、40……電線端末。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電線端末を覆つて保護する有底円筒状のキヤツ
    プ部と、このキヤツプ部の開放端側に軸方向に一
    体的に突設した電線の収束部と、この収束部及
    び/又は収束部の近傍に設けた電線の収束部材か
    ら成り、この収束部材により電線を前記収束部と
    共に収束可能に構成したことを特徴とする電線端
    末の保護具。
JP1987175007U 1987-11-18 1987-11-18 Expired JPH0430787Y2 (ja)

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JP1987175007U JPH0430787Y2 (ja) 1987-11-18 1987-11-18

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JP1987175007U JPH0430787Y2 (ja) 1987-11-18 1987-11-18

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Publication Number Publication Date
JPH0180787U JPH0180787U (ja) 1989-05-30
JPH0430787Y2 true JPH0430787Y2 (ja) 1992-07-24

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ID=31466828

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JP2002231338A (ja) * 2001-02-05 2002-08-16 Furukawa Electric Co Ltd:The 絶縁キャップ

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JPH0180787U (ja) 1989-05-30

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