JPH0430713Y2 - - Google Patents

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JPH0430713Y2
JPH0430713Y2 JP13596485U JP13596485U JPH0430713Y2 JP H0430713 Y2 JPH0430713 Y2 JP H0430713Y2 JP 13596485 U JP13596485 U JP 13596485U JP 13596485 U JP13596485 U JP 13596485U JP H0430713 Y2 JPH0430713 Y2 JP H0430713Y2
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tape
code signal
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cue
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 以下の順序で本考案を説明する。
A 産業上の利用分野 B 考案の概要 C 従来の技術(第2図及び第3図) D 考案が解決しようとする問題点(第4図) E 問題点を解決するための手段(第1図及び第
4図) F 作用(第1図及び第4図) G 実施例(第1図及び第4図) H 考案の効果 A 産業上の利用分野 本考案はタイムコード信号のサーチ装置に関
し、特に、テープカセツト自動供給選択再生装置
に適用して好適なものである。
B 考案の概要 本考案はテープカセツトをビデオテープレコー
ダに装填したときに磁気ヘツドに対する磁気テー
プの位置がタイムコード信号の未記録領域にある
場合にタイムコード信号の記録領域をサーチする
タイムコード信号のサーチ装置において、サーチ
時の再生モードをノーマル再生モード、正方向の
高速再生モード、逆方向の高速再生モードの順序
で切り換えて再生するようにすることにより、記
録領域を短時間で確実にサーチできるようにした
ものである。
C 従来の技術 従来、テープカセツト自動供給選択再生装置
(以下、カートマシーンと呼ぶ)として第2図に
示すものがある。
第2図において、棚装置1は複数段、例えば40
段の棚11〜140を例えば縦方向に並設して具え、
各棚11〜140にはそれぞれ第3図に示すテープ
カセツト7が収納されている。テープカセツト7
を再生し得るビデオテープレコーダ(VTR)と
して、例えば4台のVTR81〜84が棚11〜140
の並設方向と同じ縦方向に並設して設けられてい
る。
棚装置1及びVTR8,81〜84の両方に近接
してエレベータ2及びエレベータ2を縦方向に案
内するガイド3でなるカセツト運搬装置が設けら
れており、エレベータ2を介して棚装置1及び
VTR8間でテープカセツト7を送受するように
なされている。
エレベータ2は棚装置1の棚11〜140から移
送されてくるテープカセツト7を受け取り、
VTR8又は棚装置の他の棚11〜140に移送する
ために設けられた第1の棚5、及びVTR8から
移送されてくるテープカセツト7を受け取り、棚
装置1に移送するための第2の棚6が設けられて
いる。各棚5及び6にはテープカセツト7を棚装
置1及びVTR8に移送するための移送用アクチ
ユエータ(図示せず)が設けられており、アクチ
ユエータ用モータ9又は10を駆動制御してテー
プカセツト7を棚装置1又はVTR8に移送制御
するようになされている。また、エレベータ2は
エレベータ駆動装置4により上下動するようにな
されている。
従つて、所定の棚1x(x=1〜40)に収納さ
れているテープカセツト7を所定のVTR8y(y
=1〜4)に装填する場合にはエレベータ駆動装
置4により第1の棚5の開口部を所定の棚1x
開口部に対向する位置までエレベータ2を上下動
し、棚xからテープカセツト7を取り出す。その
後、第1の棚5のVTR8側の開口部がVTR8y
のカセツト着脱用開口部に対向する位置までエレ
ベータ駆動装置4によりエレベータ2が移動さ
れ、次いでアクチユエータ用モータ9を駆動して
テープカセツト7をVTR8yに挿入して装填させ
る。
逆に、所定のVTR8v(v=1〜4)に装填さ
れているテープカセツト7を所定の棚1w(w=
1〜40)に収納する場合には、エレベータ2は第
2の棚6がVTR8vに対向する位置まで移動し、
テープカセツト7が挿入され、その後、第2の棚
6が所定の棚1wに対向する位置になるまでエレ
ベータ2が上下動され、その位置に停止した後ア
クチユエータ用モータ10によりアクチユエータ
が駆動されてテープカセツト7が棚1wに収納さ
れる。
このようなテープカセツト7の移送はマイクロ
コンピユータ構成の制御装置14により制御され
る。制御装置14はメモリ15に格納されている
再生送出リストに基づきテープカセツト7の移送
を制御する。
1本のテープカセツト7には、例えば、いわゆ
るコマーシヤル用映像信号やニユースの一事件の
ように放映単位の映像信号(以下、イベントと呼
ぶ)だけが記録されており、テープカセツト7の
背面には第3図に示すように、テープ記録内容に
関連した各種データ、例えば、再生開始時刻、再
生時間、記録内容のタイトル等を示すバーコード
11が付されている。エレベータ2の棚5には、
このバーコード11を検出する光センサ12が設
けられており、光センサ12からの検出信号が制
御装置14に与えられるようになされている。
制御装置14はカートマシーンの電源がオン操
作されると、全ての棚11〜140から順次テープ
カセツト7を棚5に一旦取り出して光センサ12
を介してバーコード11を読み取り、その後テー
プカセツト7を元の棚11〜140に戻し、その読
み取つたデータに基づき、複数のテープカセツト
7を再生する順番、再生送出開始時刻、再生送出
時間、収納する棚番号等を表す再生送出リストを
作成してメモリ15に格納させる。また、入力装
置13を介して再生送出リストを入力し得るよう
になされており、このようにして入力された再生
送出リストもメモリ15に格納される。なお、再
生送出リストを表示装置16に表示し、また、抜
き取られた棚11〜140に対しては対応する表示
素子171〜1740を点灯してオペレータに送出
段階などの現在状況を目視確認させるようになさ
れている。
制御装置14はこの再生送出リストに基づき、
再生する順番に応じて棚11〜140からテープカ
セツト7を取り出し、その際、読み取つたバーコ
ードに基づいてテープカセツト7を確認して
VTR81〜84に装填させ、再生開始時刻になる
と再生させ、再生が終了するとそのテープカセツ
ト7をVTR81〜84から排出して元の棚11〜14
に戻し、同時に表示装置16上の再生送出リス
トからその項目を削除するようになされている。
ここで、VTR81〜84には、常にこれから再
生すべき3〜4個のテープカセツト7が装填され
るように、再生終了したテープカセツト7を排出
すると、再生送出順序に従つた新たなテープカセ
ツト7を直ちに装填するようになされており、各
VTR81〜84は常に再生もしくは再生待機状態
に制御される。
このようにして制御装置14の制御の下に、何
れかのVTR81〜84からのイベントが出力映像
信号として出力され、これが次段の例えばスイツ
チヤにより、他のカートマシーンからの出力映像
信号やテレビジヨンカメラ装置からの直接の映像
信号と択一的に切り換えられ又は特殊効果を付加
されて放送装置に与えられ、放映される。
かくして、所定の順序で所定の期間だけテープ
カセツト7からのイベントが放送される。
ところで、テープカセツト7に記録され、カー
トマシーンにより再生されて送出されるイベント
としては、例えば、広告放映用のいわゆるコマー
シヤル用映像信号やニユース用映像信号があり、
1つのテープカセツト7からの映像信号を放映す
る時間として15〜30秒程度の短時間のものが多数
ある。
そのためテープカセツト7をVTR81〜84
装填すると、制御装置14は直ちに、テープ上に
記録されているタイムコード信号に基づき放映の
ための走行開始位置(以下、キユーアツプ点と呼
ぶ)に再生磁気ヘツドが位置するようにテープを
走行制御し、再生指令を待ち受ける状態に制御す
る。また、再生が終了すると、テープをキユーア
ツプ点又はキユーアツプ点のテープ損傷を防止す
るためその前側まで巻き戻して、次の再生送出時
(例えばコマーシヤル用映像信号やニユース用映
像信号を記録しているテープカセツト7は繰り返
し用いられる)にキユーアツプ点に磁気テープを
短時間で位置合わせできるようにしている。
D 考案が解決しようとする問題点 ところで、カートマシーンに適用されるテープ
カセツト7のテープには第4図に示すように放映
開始点(スタートオブメツセージ点)SOMから
放映終了点(エンドオブメツセージ点)EOMの
放映領域ROA及び、その前後の余裕分としての
領域MARF及びMARRだけに映像信号及びタイ
ムコード信号が記録されており、映像信号及びタ
イムコード信号が記録されていない未記録領域
BLAF及びBLARがある。
上述したように、再生送出終了時にはキユーア
ツプ点CUE又はそれより前側に戻してテープカ
セツト7を取り出すようにしているので、次の装
填時においては磁気ヘツドに当接するテープの位
置(以下、ローデイング点と呼ぶ)はキユーアツ
プ点CUEの近傍にくる。従つて、次の装填時に
はローデイング点のタイムコード信号を読むこと
により速やかにキユーアツプ点CUEに移動して
再生待機状態にし得る。
しかしながら、余裕分が少なく、キユーアツプ
点CUEが未記録領域BLAFに近い場合があり、
前回の送出終了時にキユーアツプ点CUE又はそ
れより前側に巻き戻して取り出した場合にオーバ
ーランにより当該装填時のローデイング点が未記
録領域BLAFに位置することがある。また、テー
プカセツト7を作成後初めて装填した場合にはロ
ーデイング点が未記録領域BLAF又はBLARに位
置することがある。さらにまた、前回の送出途中
又は送出終了時にオペレータが強制走査によりテ
ープカセツト7を取り出すような場合があり、こ
のような場合には当該装填時においてローデイン
グ点が未記録領域BLAF又はBLARに位置するこ
とがある。
このような場合、タイムコード信号を読み取る
ことができず、キユーアツプ点CUEに位置決め
することができない。そこで、ローデイング点が
未記録領域BLAF又はBLARに位置した場合には
早送り再生モード(FFモード)又は巻き戻し再
生モード(REWモード)で記録領域REC
(MARF,ROA,MARR)をサーチするように
している。
しかし、このサーチ方法によると、FFモード
においてはローデイング点が後側の未記録領域
BLARにあるとサーチできず、またREWモード
においてはローデイング点が前側の未記録領域
BLAFにあるとサーチできない。
確実に、記録領域RECをサーチしようとする
と、テープ全面にわたつてFFモード及びREWモ
ードでサーチすれば良いが、このようにすると、
コマーシヤル用映像信号を放映するときのよう
に、例えば15秒単位でVTR81〜84を切り換え
て再生信号を送出するような場合に、サーチが遅
れて送出開始時刻に間に合わなくなるおそれがあ
る。
本考案は以上の点を考慮してなされたもので、
タイムコード信号の記録領域を短時間で、かつ、
確実にサーチすることのできるタイムコード信号
のサーチ装置を提供しようとするものである。
E 問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本考案においては、
タイムコード信号が記録されている記録領域
REC及びタイムコード信号が記録されていない
未記録領域BLAF,BLARを有する磁気テープを
収納したテープカセツト7をビデオテープレコー
ダ81〜84に装填したとき、磁気ヘツドに対する
磁気テープの位置が未記録領域BLAF,BLARに
あるとき記録領域RECをサーチするタイムコー
ド信号のサーチ装置において、記録領域RECが
見つかるまで、ノーマル再生モードによる所定時
間の再生、生方向の高速再生モードによる所定時
間の再生、逆方向の高速再生モードによる再生を
この順序で切り換えて行うようにした。
F 作用 磁気テープをVTR81〜84に装填したとき、
磁気ヘツドに対する磁気テープの位置(ローデイ
ング点)がタイムコード信号の記録領域RECだ
けでなく未記録領域BLAF,BLARにもあり得
る。
この場合において、ローデイング点が記録領域
RECに現れる確率が未記録領域BLAF,BLAR
に現れる確率よりはるかに高く、また、記録領域
RECにより前側の未記録領域BLAFにローデイ
ング点が現れる確率が記録領域RECより後側の
未記録領域BLARに現れる確率より高くなるよ
うにテープカセツト7がビデオテープレコーダ8
〜84に装填される装置がある。
この場合、確率の高い領域にローデイング点が
あるとして記録領域RECをサーチし、それでも
サーチし得ない場合に確率の低い領域にローデイ
ング点があるとして記録領域RECをサーチする
ようにすると、平均してみれば記録領域RECを
短時間でサーチできる。
かかる検討に基づき、ノーマル再生モード、正
方向の高速再生モード、逆方向の高速再生モード
の順序で記録領域RECをサーチするようにした。
G 実施例 以下、図面について本考案の一実施例を詳述す
る。
この実施例においては制御装置14は再生送出
リストに基づきテープカセツト7を所定のVTR
1〜84に装填すると、第1図に示す処理手順に
従い、テープをキユーアツプ点CUEに位置合わ
せして再生指令を待ち受ける状態に制御する。
すなわち、制御装置14はテープカセツト7を
装填することによりステツプSP1で当該プログラ
ムを開始した後、次のステツプSP2に移つてノー
マル再生モードでテープを再生する。この再生さ
れた信号に基づき次のステツプSP3でタイムコー
ド信号が読み取れたか否かを判断する。
このステツプSP3においてタイムコード信号が
読み取れることにより肯定結果が得られると、ス
テツプSP4に移つて、読み取れたタイムコード信
号に基づきテープをキユーアツプ点CUEへ走行
させてキユーアツプ点CUEで再生指令を待機す
る状態に制御してステツプSP5で当該プログラム
を終了する。
これに対して、ステツプSP3において否定結果
が得られると、ステツプSP6に移つてノーマル再
生モードでの再生が所定時間(1秒間)だけなさ
れたか否かを判断する。このステツプSP6におい
て否定結果を得るとステツプSP3に戻つてタイム
コード信号が読み取れたか否かを判断し、読み取
れない場合にはステツプSP3−SP6−SP3のルー
プをステツプSP6における所定時間だけ繰り返し
た後、ステツプSP6において肯定結果を得て次の
ステツプSP7に進む。
ここで、ステツプSP3−SP6−SP3のループは
ローデイング点が記録領域RECにあるか否かを
判断するもので、記録領域RECにないことが判
明した場合には高速でサーチすることが望まし
く、従つて、ステツプSP6における所定時間を例
えば1秒程度に選定して装填から1秒以内にタイ
ムコード信号が得られない場合には高速サーチに
移行するようにした。
すなわち、制御装置14はステツプSP6におい
て肯定結果を得るとステツプSP7に移つて再生モ
ードを正方向の高速再生モード、例えば5倍速の
シヤトル再生モードに切り換える。その後、ステ
ツプSP8に移つてタイムコード信号が読み取れた
か否かを判断し、否定結果を得ると次のステツプ
SP9に移つてシヤトル再生モードによる再生が所
定時間、例えば5秒間経過したか否かを判断し、
経過していない場合にはステツプSP8に戻る。
従つて、シヤトル再生モードにおける5秒間の
再生によりタイムコード信号が得られない場合に
は次のステツプSP10に進み、これに対して5秒
以内にタイムコード信号が読み取れた場合にはス
テツプSP8において肯定結果を得ることにより上
述のステツプSP4に進んでタイムコード信号に基
づきテープをキユーアツプ点CUEまで走行させ
て再生指令を待ち受ける状態に制御してステツプ
SP5で当該プログラムを終了させる。
ここにおいて、ステツプSP6〜SP8の段階はロ
ーデイング点が前側の未記録部分BLAFにある場
合に記録領域RECをサーチするための段階であ
る。上述のように、前回の再生送出動作の終了時
においてはキユーアツプ点CUE又はその少し前
側にテープを巻き戻してテープカセツト7を取り
出すようにしているので、ローデイング点が未記
録部分BLAFにあるとしても実際上記録領域
RECに近い位置にあることが多い。従つて、前
側の記録領域BLAFにローデイング点がある場合
には、5倍速のシヤトル再生モードで5秒間(ノ
ーマル再生モードの25秒間に相当する)だけ走行
させれば記録領域RECに到達する可能性が高く、
このシヤトル再生モードの再生でタイムコード信
号が読み取れないことはローデイング点が後側の
未記録領域BLARにあると考えられる。なお、
シヤトル再生モードにより正方向の高速再生を行
うようにしたのは高速走行によりテープの損傷を
できる限り抑えるためである。
ステツプSP9において肯定結果を得ると、制御
装置14はステツプSP10に移つて再生モードを
逆方向の高速再生モード(REWモード)に切り
換える。その後、ステツプSP11に移つてタイム
コード信号が読み取れたか否かを判断し、読み取
れるまでこのREWモードの再生を行う。タイム
コード信号が読み取れた場合には、ステツプ
SP11において肯定結果を得ることにより上述の
ステツプSP4に移つて読み取つたタイムコード信
号に基づきテープをキユーアツプ点CUEまで走
行させ再生指令を待ち受ける状態に制御してステ
ツプSP5で当該プログラムを終了する。
ここで、ステツプSP9及びSP10はローデイン
グ点が後側の未記録領域BLARにある場合に記
録領域RECをサーチするためのステツプで、未
記録領域BLARにローデイング点がある場合に
は逆方向のテープ走行により容易に記録領域
RECをサーチでき、キユーアツプ点CUEに待機
させることができる。
ローデイング点が後側の未記録領域BLARに
ある場合に装填してからキユーアツプ点に待機さ
せるまでに要する時間は、ステツプSP6における
ノーマル再生モードにおける再生時間(1秒)、
ステツプSP8におけるシヤトル再生モードにおけ
る再生時間(5秒)、その後、REWモードで記録
領域RECをサーチする時間(最低限6秒以上)、
キユーアツプ点CUEまで走行する時間の総和に
なり、実用上20〜30秒程度になることもあるが、
再生送出リスト上先行する他の2〜3つのテープ
カセツトがVTR81〜84により再生された後、
当該テープを装填したVTR81〜84に再生指令
が与えられるので再生送出不能状態に陥るような
事態はほとんど生じないと言い得る。
また、上述の処理手順において、ノーマル再生
モード、シヤトル再生モード、REWモードの順
でサーチを行うようにしたのはローデイング点の
現れ方に基づいて定めた。実際上、ローデイング
点が記録領域RECに現れる確率は未記録領域
BLAF,BLARに現れる確率に比べて格段的に高
く、また、前側の未記録領域BLAFにローデイン
グ点が現れる確率は後側の未記録領域BLARに
ローデイング点が現れる確率より高い。確率の高
い領域にローデイング点があるとしてサーチを行
い、記録領域RECがサーチし得ないときに次に
確率の低い領域にローデイング点があるとしてサ
ーチするようにすると、平均としてのサーチ時間
は逆の順序でサーチする場合に比べて短くなる。
そこで、ノーマル再生モード、シヤトル再生モー
ド、REWモードの順序でサーチを行うようにし
た。
このような実施例によれば、タイムコード信号
の記録領域RECをサーチできるまで、ノーマル
再生モードで所定時間サーチし、次いで、シヤト
ル再生モードで所定時間サーチし、その後REW
モードでサーチするようにローデイング点の現れ
方に対応してサーチ用の再生モードを切り換える
ようにしたので、短時間で、かつ、確実にタイム
コード信号の記録領域RECをサーチすることが
できる。その結果、カートマシーンにおいて、サ
ーチが遅れてイベントの再生送出動作が所定時刻
になつても起動できなくなるような事態の発生を
避けることができる。
なお、上述においては本考案をカートマシーン
に適用した場合を示したが、タイムコード信号に
基づき編集点をサーチすることが必要となる自動
編集装置など、他のタイムコード信号を用いる装
置に適用することもできる。
H 考案の効果 以上のように本考案によれば、タイムコード信
号の記録領域及び未記録領域の両方を有するテー
プに対してノーマル再生モード、正方向の高速再
生モード、逆方向の高速再生モードの順序で再生
してタイムコード信号をサーチするようにしたの
で、短時間で、確実に記録領域をサーチすること
のできるタイムコード信号のサーチ装置を容易に
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるタイムコード信号のサー
チ装置の一実施例におけるサーチ手順を示すフロ
ーチヤート、第2図はテープカセツト自動供給選
択再生装置を示す一部ブロツクを含む配置図、第
3図はテープカセツトを示す略線図、第4図は従
来装置の欠点の説明に供する略線図である。 7……テープカセツト、81〜84……VTR、
14……制御装置、REC……タイムコード信号
の記録領域、BLAF,BLAR……タイムコード信
号の未記録領域。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 タイムコード信号が記録されている領域と記録
    されていない領域を有する磁気テープを走査する
    磁気ヘツドと、上記磁気テープを移送する移送装
    置と、上記磁気ヘツドの出力から上記タイムコー
    ド信号を検出する検出回路と、該検出回路の検出
    結果に基づいて上記移送装置のテープ移送動作を
    制御する制御回路とを備えたタイムコード信号の
    サーチ装置において、 上記制御回路は、第1の期間上記磁気テープが
    通常の速度で正方向に移送された後に、第2の期
    間高速で正方向に移送され、次に高速で逆方向に
    移送されるように上記移送装置を制御し、 上記検出回路にて上記磁気ヘツドの出力から上
    記タイムコードが検出された時に、 上記制御回路は上記磁気ヘツドから供給される
    上記タイムコード信号に基づいて上記磁気テープ
    がキユーアツプ点まで移送されるように上記移送
    装置を制御する ようになされていることを特徴とするタイムコー
    ド信号のサーチ装置。
JP13596485U 1985-09-05 1985-09-05 Expired JPH0430713Y2 (ja)

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JPS6245790U JPS6245790U (ja) 1987-03-19
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