JPH04306828A - パターニング方法 - Google Patents

パターニング方法

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JPH04306828A
JPH04306828A JP7021791A JP7021791A JPH04306828A JP H04306828 A JPH04306828 A JP H04306828A JP 7021791 A JP7021791 A JP 7021791A JP 7021791 A JP7021791 A JP 7021791A JP H04306828 A JPH04306828 A JP H04306828A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
resist
resist film
pattern
oxygen plasma
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7021791A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuyuki Motoyama
本山 ▲琢▼之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04306828A publication Critical patent/JPH04306828A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパターニング方法、特に
半導体装置等の製造における多層レジストのパターニン
グ方法に関する。
【0002】近年、半導体ICでは高集積・高密度化の
要求に対応してパターンの微細化が進行しており、この
傾向が今後も続くことは確実である。基板上に配線パタ
ーン等を形成するためには、先ずレジストパターンの形
成を要する。このレジストパターンの形成には従来から
単層レジスト法が広く採用されているが、パターンが微
細化するに従って種々の問題が顕在化して来た。例えば
基板表面に大きな段差がある場合、その凹部ではレジス
ト膜厚がかなり厚くなり、一様な解像度を得ることが困
難になる。又、基板表面が光反射の多い金属の場合、入
射光と反射光との干渉作用によりパターン精度が損なわ
れる。
【0003】このような問題を解決して微細なレジスト
パターンを精度良く形成する手段として多層レジスト法
が提案され、現在、三層レジスト法と二層レジスト法の
開発が進められている。これらはいずれも上層の平坦で
薄いレジスト膜を露光、現像して高解像度のレジストパ
ターンを形成し、このパターンを異方性のドライエッチ
ングによりその下の層に高精度で転写するものである。
【0004】
【従来の技術】多層レジストのパターニング方法の従来
例を図2及び図3を参照しながら説明する。両図におい
て、図1と同じものには同一の符号を付与した。
【0005】図2 (a)〜(d) は従来の方法の第
一例を工程順に示す模式断面図である。この方法は三層
レジスト法の一例である。先ず基板1上に下層レジスト
膜11、中間層21、上層レジスト膜12を順次形成す
る(図2(a) 参照)。下層レジスト膜11は基板1
表面の段差を平坦化すると共に露光時の基板1表面から
の光反射を防止するものであり、膜厚は厚く(例えば2
μm)、高濃度の色素等を含んでいる。中間層21は酸
素プラズマを阻止するものであり、シリコンを含んでい
る(例えば厚さ0.2μm のSOG膜)。上層レジス
ト膜12は感光性を有し(単層レジスト法で使用するも
のと同じもの)、高解像度を得るために膜厚は薄い(例
えば0.5μm)。
【0006】次に上層レジスト膜12を露光、現像して
上層レジストパターン12A を得る(図2(b) 参
照)。次にこの上層レジストパターン12A をエッチ
ングマスクとして中間層21を異方性エッチングし(エ
ッチングガスは例えばCF4)、中間層パターン21A
 を得る(図2(c) 参照)。その後この中間層パタ
ーン21A をエッチングマスクとして下層レジスト膜
11を酸素プラズマを使用する異方性エッチングを行っ
て下層レジストパターン11A を得、所望の三層レジ
ストパターンが完成する(図2(d) 参照)。尚、上
層レジストパターン12A には耐酸素プラズマ性がな
いため、下層レジスト膜11をエッチングする際に消滅
する。
【0007】図3 (a)〜(c) は従来の方法の第
二例を工程順に示す模式断面図である。この方法は二層
レジスト法の一例である。先ず基板1上に下層レジスト
膜11、上層レジスト層31を順次形成する(図3(a
) 参照)。下層レジスト膜11は上述の第一例と同じ
である。上層レジスト膜31はシリコンを含んでおり、
感光性を有すると共に耐酸素プラズマ性を有し、高解像
度を得るために膜厚は薄い(例えば0.5μm)。
【0008】次に上層レジスト膜31を露光、現像して
上層レジストパターン31A を得る(図3(b) 参
照)。次にこの上層レジストパターン31A をエッチ
ングマスクとして下層レジスト膜11を酸素プラズマを
使用する異方性エッチングを行って下層レジストパター
ン11A を得、所望の二層レジストパターンが完成す
る(図3(c) 参照)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のパターニング方法は、第一例ではプロセスが複雑
である、第二例では充分な耐酸素プラズマ性を有する感
光性レジストが現状では得られないためにエッチング時
にパターンシフトを生じ易い、という問題があった。
【0010】本発明はこのような問題を解決して、高精
度のパターンが得られ、しかもプロセスが比較的簡単な
多層レジストのパターニング方法を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明によ
れば、基板1表面に下層レジスト膜11を形成する工程
と、該下層レジスト膜11上に上層レジスト膜12を形
成した後これを露光・現像して上層レジストパターン1
2A を形成する工程と、該上層レジストパターン12
A 上面にSiO2等からなる酸素プラズマ阻止膜13
を斜めスパッタ法により選択的に形成する工程と、該酸
素プラズマ阻止膜13をマスクとして該下層レジスト膜
11をECRプラズマエッチング法により異方性エッチ
ングして下層レジストパターン11Aを形成する工程と
、を含むことを特徴とするパターニング方法とすること
で、達成される。
【0012】
【作用】本発明によれば、下層レジストパターンを形成
するためのエッチングマスクとして、充分な耐酸素プラ
ズマ性を有するシリコン酸化物、チタン、チタン酸化物
等の無機物を使用するから、パターンシフトが少なく、
従って精度良くパターン転写が出来る。又、この酸素プ
ラズマ阻止膜は上層レジストパターン形成後に斜めスパ
ッタ法で形成するから、独立したパターニング工程を設
けることも、余分な部分に付着した膜を除去する工程を
設けることも、共に不要であり、従ってプロセスは比較
的簡単となる。
【0013】
【実施例】本発明に基づく多層レジストのパターニング
方法の実施例を図1を参照しながら説明する。図1 (
a)〜(d) は本発明の実施例を工程順に示す模式断
面図である。図中、1は基板であり、表面にはアルミニ
ウム等の薄膜が形成されている。11は下層レジスト膜
11であり、基板1表面の段差を平坦化すると共に露光
時の基板1表面からの光反射を防止するものであり、例
えば高濃度の色素等を含むノボラック系ポジレジストで
ある。12は上層レジスト膜12であり、感光性を有し
、例えばノボラック系ポジレジストである。13は酸素
プラズマ阻止膜、11A は下層レジストパターン、1
2A は上層レジストパターンである。
【0014】先ず基板1の表面に回転塗布法により、厚
さ例えば2.0μm の下層レジスト膜11を形成する
。次にこれを約 200℃で加熱処理し(ハードベーキ
ング)、感光性を消滅させる。次にこの下層レジスト膜
11の上に回転塗布法により、厚さ例えば0.5μm 
の上層レジスト膜12を形成する(図1(a) 参照)
。これを約80℃でベーキングした後、紫外線露光及び
アルカリ現像液による現像を行って上層レジストパター
ン12A を得る(図1(b) 参照)。尚、下層レジ
スト膜11は現像液に溶解されず、従ってパターニング
されない。
【0015】次に上層レジストパターン12A 上面に
斜めスパッタ法により、例えば約1500Åのシリコン
酸化物(SiO2)からなるプラズマ阻止膜13を形成
する(図1(c) 参照)。この際、露出している下層
レジスト膜11上にシリコン酸化物が被着せぬようにス
パッタの角度を選ぶ(基板1を例えば1〜10°傾ける
)。その後、ECR(electron cycrot
ron resonanse )プラズマエッチング法
により、酸素プラズマで下層レジスト膜11を異方性エ
ッチングして下層レジストパターン11A を得、所望
の多層レジストパターンが完成する(図1(d) 参照
)。
【0016】このようにして得られた多層レジストパタ
ーンは、上層レジスト膜に形成した微細パターンが精度
良く下層レジスト膜に転写されている。本発明は以上の
実施例に限定されることなく、更に種々変形して実施出
来る。例えば、酸素プラズマ阻止膜としてシリコン酸化
物に代えてチタン又はチタン酸化物を使用しても本発明
が有効であることを、発明者は確認済である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高精度のパターンが得られ、しかもプロセスが比較的簡
単な多層レジストのパターニング方法を提供することが
出来、半導体ICのパターン微細化に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の実施例を工程順に示す模式断面図
である。
【図2】  従来の方法の第一例を工程順に示す模式断
面図である。
【図3】  従来の方法の第二例を工程順に示す模式断
面図である。
【符号の説明】
1  半導体基板 11  下層レジスト膜 11A 下層レジストパターン 12, 31  上層レジスト膜 12A,31A 上層レジストパターン13  酸素プ
ラズマ阻止膜 21  中間層膜 21A 中間層パターン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  基板(1) 上に下層レジスト膜(1
    1)を形成する工程と、該下層レジスト膜(11)上に
    上層レジスト膜(12)を形成する工程と、該上層レジ
    スト膜(12)を露光、現像して上層レジストパターン
    (12A) を形成する工程と、該上層レジストパター
    ン(12A) 上面に酸素プラズマ阻止膜(13)を選
    択的に形成する工程と、該酸素プラズマ阻止膜(13)
    をマスクとして該下層レジスト膜(11)を異方性エッ
    チングして下層レジストパターン(11A) を形成す
    る工程と、を含むことを特徴とするパターニング方法。
  2. 【請求項2】  前記酸素プラズマ阻止膜(13)の形
    成は斜めスパッタ法によることを特徴とする請求項1記
    載のパターニング方法。
  3. 【請求項3】  前記酸素プラズマ阻止膜(13)の材
    質はシリコン酸化物、チタン、チタン酸化物のいずれか
    であることを特徴とする請求項1記載のパターニング方
    法。
JP7021791A 1991-04-03 1991-04-03 パターニング方法 Withdrawn JPH04306828A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7021791A JPH04306828A (ja) 1991-04-03 1991-04-03 パターニング方法

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JP7021791A JPH04306828A (ja) 1991-04-03 1991-04-03 パターニング方法

Publications (1)

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JPH04306828A true JPH04306828A (ja) 1992-10-29

Family

ID=13425157

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JP7021791A Withdrawn JPH04306828A (ja) 1991-04-03 1991-04-03 パターニング方法

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JP (1) JPH04306828A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6901653B2 (en) * 2002-04-02 2005-06-07 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Process for manufacturing a magnetic head coil structure

Cited By (1)

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