JPH04306184A - 自動二輪車の吸気消音装置 - Google Patents

自動二輪車の吸気消音装置

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Publication number
JPH04306184A
JPH04306184A JP3094861A JP9486191A JPH04306184A JP H04306184 A JPH04306184 A JP H04306184A JP 3094861 A JP3094861 A JP 3094861A JP 9486191 A JP9486191 A JP 9486191A JP H04306184 A JPH04306184 A JP H04306184A
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JP
Japan
Prior art keywords
air
air chamber
main frame
resonator
vehicle body
Prior art date
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Pending
Application number
JP3094861A
Other languages
English (en)
Inventor
Kensaku Isobe
謙作 磯部
Kazuhiro Ogawa
小川 一洋
Katsuhiko Kikuchi
菊池 克彦
Yoshidai Maruyama
丸山 美大
Seiki Yamabe
山辺 清貴
Katsuro Takamatsu
高松 克朗
Toshiyuki Sakakibara
榊原 利之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP3094861A priority Critical patent/JPH04306184A/ja
Publication of JPH04306184A publication Critical patent/JPH04306184A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動二輪車の吸気音を
共鳴室によって低減させる自動二輪車の吸気消音装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、吸気音を低く抑えるために共鳴室
を用いた自動二輪車の吸気消音装置としては、例えば実
開昭53−5946号公報に開示されたものがある。こ
の吸気消音装置は、エアクリーナケースと気化器との間
の吸気通路に連通管を介してレゾネータを接続した構造
で、レゾネータを構成する共鳴室はフレームのシートピ
ラチューブ内に設けられていた。そして、前記フレーム
は断面円形の管材同士を溶接することによって組立てら
れていた。
【0003】ところで、従来の自動二輪車のフレームに
は、上述したような管材によって形成されたものの他に
、ヘッドパイプとリヤアームブラケットとの間の主フレ
ームを断面矩形状の中空箱形に形成したものがある(例
えば、特開昭59−156878号公報参照)。この箱
形主フレームは、断面コ字状のアルミニウム合金製板材
同士を互いに対向させて溶接することによって形成され
、中空部は車体前後方向に長い空洞であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、主フレーム
を中空箱形に形成すると、エンジン振動等によって主フ
レームの平面部が共振しやすく、主フレームから騒音が
生じやすいという問題があった。本発明はこのような不
具合を解消するためになされたもので、レゾネータを構
成する気室を箱形主フレーム内に設けることによって、
吸気音と、箱形主フレームから生じる騒音とを抑えるよ
うにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る吸気消音装
置は、断面矩形状の車体フレーム内に隔壁を設けて気室
を形成し、この気室と吸気通路とを連通管によって連通
したものである。
【0006】
【作用】気室によってレゾネータが構成されると共に、
気室を構成する隔壁が実質的に制振板となる。このため
、吸気通路内の空気振動が減衰され、しかも車体フレー
ムの平面部が面振動し難くなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図4に
よって詳細に説明する。図1は本発明に係る吸気消音装
置を備えた自動二輪車の側面図、図2は本発明に係る吸
気消音装置の要部を破断して示す側面図、図3は本発明
に係る吸気消音装置の要部を破断して示す平面図、図4
は図3におけるIV−IV線断面図である。これらの図
において、1は自動二輪車、2はこの自動二輪車1の車
体フレーム、3は前記車体フレーム2に支持された並列
4気筒エンジンである。
【0008】前記車体フレーム2は、フロントフォーク
4を操向自在に支持するヘッドパイプ5と、このヘッド
パイプ5から後ろ下がりに後方へ延設された左右一対の
主フレーム6と、この主フレーム6の後端部に取付けら
れたリヤームブラケット7等とから構成されている。前
記主フレーム6は、図4に示すように断面コ字状のアル
ミニウム合金製板材同士を互いに対向させて溶接するこ
とによって形成され、断面矩形状の箱形に形成されてい
る。そして、左側主フレーム6内には、主フレーム6内
の前後方向に長い中空部を3つの気室に画成する前後の
隔壁6a,6bが溶接等によって固定されている。これ
らの隔壁6a,6bはアルミニウム合金製の板材からな
り、その取付け位置は、後述するエアクリーナの側方と
なる位置に設定されている。また、左側主フレーム6に
おける両隔壁6a,6bの間となる部分には、両隔壁6
a,6bで挟まれた中央の気室8の内外を連通する連通
口6cが設けられている。なお、6dは左右の主フレー
ム6同士を連結するクロスメンバである。
【0009】9は前記エンジン3の気化器で、この気化
器9はエアクリーナ10を介して大気に連通されている
。なお、この気化器9はエンジン1の気筒毎に1個、計
4個装着されている。11は燃料タンクで、この燃料タ
ンク11の前側下部には下方に開口する凹陥部11aが
設けられ、その凹陥部11a内にエアクリーナ10が収
容されている。前記エアクリーナ10は図2〜図4に示
すように、エアクリーナエレメント12が装着される下
側ケース13と、この下側ケース13の上部開口部を閉
塞する上側ケース14等とから構成され、前記車体フレ
ーム2に固定されている。前記エアクリーナエレメント
12は空気入口側を車体の左側へ向けて下側ケース13
に嵌合支持されており、下側ケース13の上部開口部か
ら着脱するように構成されている。また、前記下側ケー
ス13の前部左側には、前記エアクリーナエレメント1
2に空気を導くための空気導入用ダクト15がボルト1
6によって取付けられている。このボルト16は空気導
入用ダクト15およびエアクリーナエレメント12を貫
通しており、そのエアクリーナエレメント側端部は、下
側ケース13に嵌合固定されたナットに螺合している。 また、前記空気導入用ダクト15における左側主フレー
ム6と対向する部分には、このダクト15の内外を連通
する連通口15aが設けられている。そして、この連通
口15aは、左側主フレーム6の連通口6cに接続され
た連通管17を介して左側主フレーム6内の気室8に連
通されている。このように連通管17を介して気室8と
空気導入用ダクト15内とを連通させると、気室8が実
質的に共鳴室となり、左側主フレーム6内に隔壁6a,
6bを前後壁とするレゾネータ21が設けられることに
なる。
【0010】22ないし25は前記エアクリーナ10を
気化器9に接続するためのジョイントで、これらのジョ
イント22〜25は前記下側ケース13の底部を貫通し
て取付けられている。
【0011】このように構成されたエアクリーナ10で
は、空気は図2中に矢印で示すように空気導入用ダクト
15からエアクリーナエレメント12を通ってエアクリ
ーナ10内に吸い込まれ、そこからジョイント22〜2
5を介して各気筒毎に分配されて気化器9に導かれる。 そして、空気導入用ダクト15内に空気が吸引される際
に生じる空気振動は、空気導入用ダクト15に接続され
た連通管17を介してレゾネータ21内に伝播される。 したがって、空気導入用ダクト15内の空気振動は、レ
ゾネータ21内で生じる空気振動と共鳴して減衰される
ことになる。また、左側主フレーム6内の車体前後方向
に長い中空部がレゾネータ21を構成する気室8で分断
されることになる。そのため、隔壁6a,6bが実質的
に制振板となるので、車体フレーム2がエンジン1等に
よって振動してもその平面部は振動し難くなる。
【0012】なお、本実施例では主フレーム6内に板材
からなる隔壁6a,6bを固定して気室8を形成した例
を示したが、気室8を形成するに当たっては図5〜図8
に示すようにゴム製あるいは樹脂製の部材を使用するこ
ともできる。図5は隔壁を有底角筒状のゴム製ブロック
によって構成した他の実施例を示す平面図、図6は図5
おけるVI−VI線断面図線断面図である。図7は隔壁
を樹脂製等の袋によって構成した他の実施例を示す平面
図、図8は図7におけるVIII−VIII線断面図で
ある。これらの図において前記図1ないし図4で説明し
たものと同一もしくは同等部材については、同一符号を
付し詳細な説明は省略する。図5および図6において、
31は隔壁を構成するゴム製ブロックで、このゴム製ブ
ロック31は全体が略有底角筒状に形成され、開口部を
左側主フレーム6の連通孔6cと対向させて左側主フレ
ーム6内に固定されている。なお、このゴム製ブロック
31は左側主フレーム6の4つの内面に密着している。 このゴム製ブロック31を使用すると、開口部内にレゾ
ネータを構成する気室32が設けられると共に、このゴ
ム製ブロック31自体が左側主フレーム6の平面部の面
振動を抑える制振部材として機能することになる。図7
および図8において、33は隔壁を構成する樹脂製等の
袋で、この袋33は左側主フレーム6の内面に密着され
て固定されており、袋の内外を連通する連通口34が左
側主フレーム6を貫通して連通管17に嵌入固定されて
いる。この樹脂製等の袋33を使用すると、袋内の気室
35によってレゾネータが構成されると共に、袋33自
体が左側主フレーム6の平面部の面振動を抑える制振部
材として機能することになる。
【0013】また、上述した各実施例ではレゾネータを
構成する気室を左側主フレーム6内に配設した例を示し
たが、図9〜図11に示すように左右の主フレーム同士
を連結するクロスメンバ内に設けることもできる。図9
は気室をクロスメンバに設けた他の実施例を示す平面図
で、同図ではエアクリーナの一部を破断して示す。図1
0は図9におけるX−X線断面図、図11は図9におけ
るXI−XI線断面図である。これらの図において前記
図1ないし図4で説明したものと同一もしくは同等部材
については、同一符号を付し詳細な説明は省略する。こ
れらの図において、41は本実施例で使用するクロスメ
ンバで、このクロスメンバ41は断面矩形状に形成され
ており、その中空部は、左右の主フレーム6との溶接部
に形成された開口部を介して左右主フレーム6,6内の
気室42,43に連通している。なお、これらの気室4
2,43は左右両主フレーム6内を隔壁6a,6bによ
って画成して形成されている。また、前記クロスメンバ
41の前壁には、クロスメンバ41の内外を連通する連
通口44が4個のジョイント22〜25と各々対向する
位置に設けられている。そして、これらの4つの連通口
44は、ジョイント22〜25にそれぞれ嵌入して接続
されている。さらに、クロスメンバ41内における前記
4つの連通口44の間となる部分にはクロスメンバ41
の中空部を4室に画成する仕切り板45〜47が溶接さ
れている。すなわち、この車体フレーム2には、最も左
側に位置するジョイント22に連通された気室Aと、そ
の隣のジョイント23に連通された気室Bと、ジョイン
ト24に連通された気室Cと、最も右側のジョイント2
5に連通された気室Dとの4つの気室が設けられる。
【0014】このようにジョイント22〜25に車体フ
レーム2の4つの気室A〜Dを連通させる構造とすると
、気室A〜Dが実質的に共鳴室となり、クロスメンバ4
1内にレゾネータが気筒毎に設けられることになる。 したがって、ジョイント22〜25内に空気が吸引され
る際に生じる空気振動は、レゾネータ内で生じる空気振
動と共鳴して減衰される。また、左右両主フレーム6,
6内の車体前後方向に長い中空部がレゾネータを構成す
る気室A,Dで分断されることになる。そのため、隔壁
6a,6bが実質的に制振板となり、車体フレーム2が
エンジン1等によって振動しても主フレーム6の平面部
は面振動し難くなる。
【0015】なお、上記実施例では各ジョイント22〜
25に別個の気室をそれぞれ連通させたが、仕切り板4
5〜47を取付けずに、各ジョイント22〜25を共通
の一つの気室に連通させるようにすることもできる。ま
た、中央の仕切り板46のみを設けて気室を左右に2つ
設ける構造とすることもできる。さらに、上記実施例で
はクロスメンバ41内と左右の主フレーム6,6内を連
通させたが、それらを連通させなくてもよい。そのよう
にすると4つの気室がクロスメンバ41内のみに形成さ
れることになる。さらにまた、気室をクロスメンバ41
内のみに形成する場合であっても、仕切り板46のみを
設けて気室を左右に2つ設ける構造とすることもできる
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る自動二
輪車の吸気消音装置は、断面矩形状の車体フレーム内に
隔壁を設けて気室を形成し、この気室と吸気通路とを連
通管によって連通したため、気室によってレゾネータが
構成されると共に、車体フレーム内の車体前後方向に長
い中空部が分断される。このため、吸気通路内の空気振
動が減衰され、しかも車体フレームが振動してもその平
面部は面振動し難くなる。したがって、本発明によれば
、吸気音を小さくすることができると共に、車体フレー
ムからの騒音を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吸気消音装置を備えた自動二輪車
の側面図である。
【図2】本発明に係る吸気消音装置の要部を破断して示
す側面図である。
【図3】本発明に係る吸気消音装置の要部を破断して示
す平面図である。
【図4】図3におけるIV−IV線断面図である。
【図5】隔壁を有底角筒状のゴム製ブロックによって構
成した他の実施例を示す平面図である。
【図6】図5おけるVI−VI線断面図線断面図である
【図7】図7は隔壁を樹脂製等の袋によって構成した他
の実施例を示す平面図である。
【図8】図7におけるVIII−VIII線断面図であ
る。
【図9】気室をクロスメンバに設けた他の実施例を示す
平面図である。
【図10】図9におけるX−X線断面図である。
【図11】図9におけるXI−XI線断面図である。
【符号の説明】
2    車体フレーム 6    主フレーム 6a  隔壁 6b  隔壁 8    気室 10    エアクリーナ 15    空気導入用ダクト 17    連通管 22    ジョイント 23    ジョイント 24    ジョイント 25    ジョイント 31    ゴム製ブロック 33    袋 41    クロスメンバ 44    連通口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  断面矩形状の車体フレーム内に隔壁を
    設けて気室を形成し、この気室と吸気通路とを連通管に
    よって連通したことを特徴とする自動二輪車の吸気消音
    装置。
JP3094861A 1991-04-02 1991-04-02 自動二輪車の吸気消音装置 Pending JPH04306184A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3094861A JPH04306184A (ja) 1991-04-02 1991-04-02 自動二輪車の吸気消音装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3094861A JPH04306184A (ja) 1991-04-02 1991-04-02 自動二輪車の吸気消音装置

Publications (1)

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JPH04306184A true JPH04306184A (ja) 1992-10-28

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ID=14121818

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JP3094861A Pending JPH04306184A (ja) 1991-04-02 1991-04-02 自動二輪車の吸気消音装置

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JP (1) JPH04306184A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007196984A (ja) * 2005-12-28 2007-08-09 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車
JP2010058757A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車

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US8006791B2 (en) 2005-12-28 2011-08-30 Honda Motor Co., Ltd. Air routing structure for a motorcycle, and motorcycle including same
JP2010058757A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車

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