JPH04300027A - 半割軸受の製造方法 - Google Patents

半割軸受の製造方法

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JPH04300027A
JPH04300027A JP8741691A JP8741691A JPH04300027A JP H04300027 A JPH04300027 A JP H04300027A JP 8741691 A JP8741691 A JP 8741691A JP 8741691 A JP8741691 A JP 8741691A JP H04300027 A JPH04300027 A JP H04300027A
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JP
Japan
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bearing
circumferential direction
relief
half bearing
manufacturing
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JP8741691A
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Inventor
Hiromi Omoto
尾本 広美
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NDC Co Ltd
Nippon Dia Clevite Co Ltd
Original Assignee
NDC Co Ltd
Nippon Dia Clevite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半割軸受の製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】リリーフ部を有する従来の
半割軸受は、先ず、帯状素材からプレス装置又はロール
装置を用いて半円筒形状に成形加工を行い、その後、こ
の半割軸受素材に対して内径寸法及びリリーフ部の仕上
げを切削加工によつて施している。すなわち、一般に図
12,図13に示すような方法で仕上加工される。半割
軸受素材50は、その両端部をクランプ板51にて支持
した状態にてブロツク52の半円筒面52aに嵌合させ
て取り付ける。53はノツクアウト棒である。
【0003】この半割軸受素材50に対し、第1,第2
中ぐりバイト54,55によつて切削する。第1,第2
中ぐりバイト54,55を取り付けた中ぐり棒56は若
干傾斜させ、第1中ぐりバイト54は、第2中ぐりバイ
ト55よりも少し下位置にすると共に、第2中ぐりバイ
ト55よりも刃先を少し突出させてある。そして、中ぐ
り棒56を回転させ、かつ送りをかけて第1中ぐりバイ
ト54によつてクラツシユリリーフ50b面を加工し、
同時に第2中ぐりバイト55によつて軸受内周面の中間
面50aを切削する。
【0004】しかしながら、このような従来の半割軸受
50にあつては、クラツシユリリーフ50bを含む内周
面の仕上げ加工が、プレス装置又はロール装置とは別個
の工具を用いた切削加工になるため、製造工程が複雑で
あるという技術的課題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来の技術的課題に鑑みてなされたものであり、その構成
は、半円筒状をなし、軸受内周面の周方向両端部にリリ
ーフ部を有する半割軸受の製造方法であつて、リリーフ
部に対応する周方向両端部が、周方向両端に向けて次第
に浅くなる偏心円弧面にて仕切られる凹部を有するパン
チ、ダイ又は芯ロールを使用し、プレス装置又はロール
装置によつて半割軸受に成形加工仕上げを行う半割軸受
の製造方法である。そして、請求項2に記載した発明の
構成は、帯状素材を用い、帯状素材を所定長さに切断す
ると共にロール装置にて連続して成形加工仕上げを行い
、半円筒状を成し、軸受内周面の周方向両端部にリリー
フ部を有する半割軸受と成す半割軸受の製造方法であつ
て、ロール装置の芯ロールが、円周のほぼ半分が小外径
にて仕切られる凹部を形成し、凹部の周方向両端部がリ
リーフ部の深さに応じて周方向両端に向けて次第に浅く
なる偏心円弧面にて仕切られ、円周の残りほぼ半分が大
外径で仕切られている半割軸受の製造方法である。請求
項3に記載した発明の構成は、半円筒形状をなす半割軸
受素材をロール装置によつて成形加工仕上げを行い、半
円筒状を成し、軸受内周面の周方向両端部にリリーフ部
が形成された半割軸受と成す半割軸受の製造方法であつ
て、ロール装置のダイが、半割軸受の内径に適合し、周
方向両端部が、リリーフ部の深さに応じて周方向両端に
向けて次第に浅くなる偏心円弧面にて仕切られる凹部を
有する半割軸受の製造方法である。請求項4に記載した
発明の構成は、帯状素材からブランクを形成し、ブラン
クにプレス装置によつて成形加工仕上げを施し、半円筒
状を成し、軸受内周面の周方向両端部にリリーフ部を有
する半割軸受と成す半割軸受の製造方法であつて、プレ
ス装置のダイが、半割軸受の外径に適合する円弧面を有
し、パンチが、半割軸受の内径に適合し、周方向両端部
が、リリーフ部の深さに応じて周方向両端に向けて次第
に浅くなる偏心円弧面にて仕切られる凹部を有する半割
軸受の製造方法である。請求項5に記載した発明の構成
は、帯状素材からブランクを形成し、ブランクにプレス
装置によつて成形加工仕上げを施し、半円筒状を成し、
軸受内周面の周方向両端部にリリーフ部を有する半割軸
受と成す半割軸受の製造方法であつて、プレス装置のパ
ンチが、半割軸受の内径に適合する円弧面を有し、ダイ
が、半割軸受の外径に適合し、周方向両端部が、リリー
フ部の深さに応じて周方向両端に向けて次第に浅くなる
偏心円弧面にて仕切られる凹部を有する半割軸受の製造
方法である。また、請求項6に記載した発明の構成は、
半円筒形状をなす半割軸受素材をプレス装置によつて成
形加工仕上げを行い、半円筒状を成し、軸受内周面の周
方向両端部にリリーフ部を有する半割軸受と成す半割軸
受の製造方法であつて、プレス装置のダイが、半割軸受
の外径に適合する円弧面を有し、パンチが、半割軸受の
内径に適合し、周方向両端部が、リリーフ部の深さに応
じて周方向両端に向けて次第に浅くなる偏心円弧面にて
仕切られる凹部を有する半割軸受の製造方法である。更
に、請求項7に記載した発明の構成は、半円筒形状をな
す半割軸受素材をプレス装置によつて成形加工仕上げを
行い、半円筒状を成し、軸受内周面の周方向両端部にリ
リーフ部を有する半割軸受と成す半割軸受の製造方法で
あつて、プレス装置のパンチが、半割軸受の内径に適合
する円弧面を有し、ダイが、半割軸受の外径に適合し、
周方向両端部が、リリーフ部の深さに応じて周方向両端
に向けて次第に浅くなる偏心円弧面にて仕切られる凹部
を有する半割軸受の製造方法である。
【0006】
【作用】しかして、この半割軸受の製造方法によれば、
半円筒状をなし、軸受内周面の周方向両端部にリリーフ
部を有する半割軸受が、プレス装置又はロール装置によ
つて製造される。このプレス装置又はロール装置のパン
チ、ダイ又は芯ロールは、リリーフ部に対応する周方向
両端部が、周方向両端に向けて次第に浅くなる偏心円弧
面にて仕切られる凹部を有するため、このプレス装置又
はロール装置によつて半割軸受に成形加工仕上げを行え
ば、半円筒状に成形されると同時に周方向両端部にリリ
ーフ部が成形加工仕上げされる。
【0007】請求項2に記載の発明によれば、帯状素材
からロール装置にて連続して成形加工仕上げが行われる
。すなわち、ロール装置の芯ロールが、円周のほぼ半分
が小外径にて仕切られる凹部を形成し、凹部の周方向両
端部がリリーフ部の深さに応じて周方向両端に向けて次
第に浅くなる偏心円弧面にて仕切られ、円周の残りほぼ
半分が大外径で仕切られているため、帯状素材から切断
した素材を、1個の移動ロールによつて切断側から芯ロ
ールの凹部に押圧することにより、半円筒状に成形され
ると同時に周方向両端部にリリーフ部が成形加工仕上げ
される。そして、請求項3に記載の発明によれば、半円
筒形状をなす半割軸受素材が、凹部が形成されたダイ及
び1対の移動ロールを有するロール装置によつてリリー
フ部を有する半割軸受に成形加工仕上げされる。
【0008】また、請求項4,5に記載の発明によれば
、帯状素材からブランクを形成し、ブランクにプレス装
置によつて成形加工仕上げが行われる。このプレス装置
のダイとパンチとの間に、半割軸受の外径に適合する円
弧面を有すると共に、半割軸受の内径に適合し、周方向
両端部が、リリーフ部の深さに応じて周方向両端に向け
て次第に浅くなる偏心円弧面にて仕切られる凹部を有す
るため、ブランクが半円筒状に成形されると同時に周方
向両端部にリリーフ部が成形加工仕上げされる。そして
、請求項6,7に記載の発明によれば、半円筒形状をな
す半割軸受素材がプレス装置によつてリリーフ部を有す
る半割軸受に成形加工仕上げされる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
して説明する。先ず、この発明によつて製造される半割
軸受1について図9〜図11を参照して説明する。半割
軸受1は、中心O1 を中心とする内半径(イ)及び外
半径(ロ)を有する半円筒状をなし、通常軟鋼で成る裏
金1aの内面に軸受合金1bを複層化して成り、軸受合
金1bの表面が軸受内周面1fを形成している。この半
割軸受1は、周方向の中間面1cが中心O1 を中心と
する内半径(イ)を有し、均一な最大肉厚Aを有する。
【0010】そして、この中間面1cに対する周方向の
両側に、中心O2 を中心とする偏心した半径(ハ)に
て仕切られるオイルリリーフ部1d,1dを有し、更に
オイルリリーフ部1d,1dの周方向両側に、中心O3
 を中心として更に偏心した半径(ニ)にて仕切られる
クラツシユリリーフ部1e,1eを有する。オイルリリ
ーフ部1d,1dの周方向外端は、前記最大肉厚Aより
も薄い肉厚Bを有し、クラツシユリリーフ部1e,1e
の周方向外端は、肉厚Bよりも薄い肉厚Cを有し、内半
径(イ)と偏心した半径(ニ)との差が形成するリリー
フ深さaを有している。
【0011】このようなオイルリリーフ部1d,1d及
びクラツシユリリーフ部1e,1eは、半割軸受1によ
つて回転自在に支承される回転軸との間をオイル潤滑す
るための設計部位として重要であり、半割軸受1を軸受
装置に組み込んだ際、運転中の潤滑を図つて焼付きを防
止するように機能する。
【0012】次に、このような構造の半割軸受1の製造
方法について説明する。図1,図2は、この発明の第1
実施例を示す。図中において符号2はロール装置を示し
、芯ロール4及び移動ロール5を備える。芯ロール4は
、円周のほぼ半分を占める小外径の凹部4aを有し、こ
の凹部4aは、図2に示すように中心O1 を中心とす
る内半径(イ)にて仕切られる周方向の中間面4bと、
この中間面4bの周方向両側に接続し、中心O2 を中
心とする偏心した半径(ハ)にて仕切られる偏心円弧面
4c,4cと、この偏心円弧面4c,4cの周方向両側
に接続し、中心O3 を中心とする更に偏心した半径(
ニ)にて仕切られる両端部の偏心円弧面4d,4dとを
有し、凹部4aが形成されていない円周の残りほぼ半分
は半割軸受1の外周に相当する大外径で成り、中心O1
 を中心とする外半径(ロ)を有する。しかして、凹部
4aの周方向両端部は、周方向両端に向けて次第に浅く
なる偏心円弧面4c,4dにて仕切られている。
【0013】裏金1aの一面に軸受合金1bを固着して
所定厚さを有する帯状素材3が、軸受合金1b側を内側
として芯ロール4に供給されると、半割軸受1の周方向
の所定長さに合わせてカツタ6にて素材3’に切断され
、帯状素材3のカツタ6による切断と同時に、移動ロー
ル5が芯ロール4の中心を中心として回転しながら素材
3’の外面上を切断側から矢印方向に転動し、素材3’
が凹部4aによつて連続して半円筒状に成形加工仕上げ
される。但し、カツタ6にて切断される素材3’の長さ
は、移動ロール5によつて潰される肉の逃げ場を考慮し
て、若干短く設定されている。この成形に伴つてオイル
リリーフ部1d,1d及びクラツシユリリーフ部1e,
1e(総称してリリーフ部と称する)が形成される。具
体的には、オイルリリーフ部1d,1dが凹部4aの偏
心円弧面4c,4cにて成形され、クラツシユリリーフ
部1e,1eが凹部4aの偏心円弧面4d,4dにて成
形される。このようにして、半円筒状を成し、軸受内周
面1fの周方向両端部にリリーフ部1d,1eが形成さ
れた半割軸受1が製造される。
【0014】図3〜図5は、この発明の第2実施例を示
す。図中において符号7はプレス装置の要部を示し、ダ
イ8及びパンチ9を備える。ダイ8及びパンチ9は、左
右対称形状をなしているので、図5に一方の端部を示す
。ダイ8は、中心O1 を中心とする外半径(ロ)にて
内周面が仕切られる半円形状を成し、この外半径(ロ)
によつて半割軸受1の外径に適合する円弧面を形成して
いる。パンチ9は、中心O1 を中心とする内半径(イ
)、中心O1を中心とする外半径(ロ)、中心O2 を
中心とする偏心した半径(ハ)及び中心O3 を中心と
する更に偏心した半径(ニ)にて仕切られ、半割軸受1
の内径に適合する凹部9aを有し、凹部9aは、中間面
9b及び偏心円弧面9c,9dを形成して第1実施例の
凹部4aと同じ形状をなしている。
【0015】しかして、図3に示すように裏金1aの一
面に軸受合金1bを固着して所定厚さを有する帯状素材
10から、半割軸受1の寸法に合わせて図外のプレス装
置にてブランク11を打ち抜き、このブランク11を軸
受合金1bをパンチ9側としてダイ8とパンチ9との間
に挿入し、パンチ9を下降させることによつてダイ8と
の間で成形加工仕上げがなされる。この成形加工仕上げ
に伴つてブランク11が半円筒状に成形されると同時に
、オイルリリーフ部1d,1d及びクラツシユリリーフ
部1e,1eが形成される。かくして、半円筒状を成し
、軸受内周面1fの周方向両端部にリリーフ部1d,1
eが形成された半割軸受1が製造される。
【0016】なお、ダイ8に、パンチ9の凹部9aと同
じ形状の凹部を形成し、パンチ9に、半割軸受1の内径
に適合する円弧面を形成しても、軸受内周面1fの周方
向両端部にリリーフ部1d,1eが形成された半割軸受
1を同様に製造できる。図6〜図8は、この発明の第3
実施例を示す。図中において符号12は半割軸受1の半
製品である半割軸受素材を示し、従来の成形加工方法に
よつて内・外周面がそれぞれ中心O1 を中心とする内
半径(イ)及び外半径(ロ)を有する同心円にて半円筒
形状に形成されている。この半割軸受素材12を使用し
、ロール装置13を用いて成形することにより、リリー
フ部1d,1eを有する半割軸受1が製造される。
【0017】ロール装置13は、一対の移動ロール14
,15及びダイ16を備え、ダイ16には、図8に示す
ように第1実施例の芯ロール4と同様の形状の凹部16
aが形成されている。すなわち、凹部16aは、半割軸
受1の内径に適合するように、中心O1 を中心とする
内半径(イ)、中心O1 を中心とする外半径(ロ)、
中心O2 を中心とする偏心した半径(ハ)及び中心O
3 を中心とする更に偏心した半径(ニ)にて仕切られ
、中間面16b及び偏心円弧面16c,16dを有して
いる。 しかして、この実施例によつても、半割軸受素材12を
軸受合金1bがダイ16側となるように載置し、一対の
移動ロール14,15を半割軸受素材12の中心部から
それぞれ矢印方向に転動移動させることにより、リリー
フ部1d,1eを有する半割軸受1が製造される。
【0018】なお、この半割軸受素材12を使用し、第
2実施例として図4,図5に示すものと同様のプレス装
置を用いて成形加工仕上げすることにより、リリーフ部
1d,1eを有する半割軸受1を製造することができる
のは勿論である。また、上記各実施例の半割軸受1にあ
つては、リリーフ部としてオイルリリーフ部1d,1d
及びクラツシユリリーフ部1e,1eを備えるが、リリ
ーフ部としてクラツシユリリーフ部1e,1eのみを備
える半割軸受に対してこの発明方法を適用することも可
能である。
【0019】
【発明の効果】以上の説明によつて理解されるように、
本発明に係る半割軸受の製造方法によれば、切削工程を
必要とせず、プレス装置又はロール装置のみによつてリ
リーフ部を有する半割軸受を成形することができ、極め
て簡素な工程によつて半割軸受を成形できるという実用
上の著効が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の第1実施例に係るロール装置を示
す図。
【図2】  本発明の第1実施例に係るロール装置の要
部を拡大して示す図。
【図3】  本発明の第2実施例に係るブランクの打ち
抜き工程を示す図。
【図4】  本発明の第2実施例に係るプレス装置の要
部を示す図。
【図5】  本発明の第2実施例に係るダイ及びパンチ
の要部を拡大して示す図。
【図6】  本発明の第3実施例に係る半割軸受素材を
示す図。
【図7】  本発明の第3実施例に係るロール装置を示
す図。
【図8】  本発明の第3実施例に係るロール装置の要
部を拡大して示す図。
【図9】  本発明方法によつて製造される半割軸受を
示す斜視図。
【図10】  本発明方法によつて製造される半割軸受
の一部を示す断面図。
【図11】  本発明方法によつて製造される半割軸受
の要部を示す図。
【図12】  従来の半割軸受の加工方法を示す図。
【図13】  従来の半割軸受の加工方法を示す図。
【符号の説明】
1:半割軸受,1a:裏金,1b:軸受合金,1c:中
間面,1d:オイルリリーフ部(リリーフ部),1e:
クラツシユリリーフ部(リリーフ部),1f:軸受内周
面,2:ロール装置,3,10:帯状素材,4:芯ロー
ル,4a:凹部,4b:中間面,4c,4d:偏心円弧
面,5:移動ロール,6:カツタ,7:プレス装置,8
:ダイ,9:パンチ,9a:凹部,9b:中間面,9c
,9d:偏心円弧面,11:ブランク,12:半割軸受
素材,13:ロール装置,14,15:移動ロール,1
6:ダイ,16a:凹部,16b:中間面,16c,1
6d:偏心円弧面,(イ):内半径,(ロ):外半径,
(ハ),(ニ):偏心した半径。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  半円筒状をなし、軸受内周面の周方向
    両端部にリリーフ部を有する半割軸受の製造方法であつ
    て、リリーフ部に対応する周方向両端部が、周方向両端
    に向けて次第に浅くなる偏心円弧面にて仕切られる凹部
    を有するパンチ、ダイ又は芯ロールを使用し、プレス装
    置又はロール装置によつて半割軸受に成形加工仕上げを
    行うことを特徴とする半割軸受の製造方法。
  2. 【請求項2】  帯状素材を用い、帯状素材を所定長さ
    に切断すると共にロール装置にて連続して成形加工仕上
    げを行い、半円筒状を成し、軸受内周面の周方向両端部
    にリリーフ部を有する半割軸受と成す半割軸受の製造方
    法であつて、ロール装置の芯ロールが、円周のほぼ半分
    が小外径にて仕切られる凹部を形成し、凹部の周方向両
    端部がリリーフ部の深さに応じて周方向両端に向けて次
    第に浅くなる偏心円弧面にて仕切られ、円周の残りほぼ
    半分が大外径で仕切られていることを特徴とする半割軸
    受の製造方法。
  3. 【請求項3】  半円筒形状をなす半割軸受素材をロー
    ル装置によつて成形加工仕上げを行い、半円筒状を成し
    、軸受内周面の周方向両端部にリリーフ部が形成された
    半割軸受と成す半割軸受の製造方法であつて、ロール装
    置のダイが、半割軸受の内径に適合し、周方向両端部が
    、リリーフ部の深さに応じて周方向両端に向けて次第に
    浅くなる偏心円弧面にて仕切られる凹部を有することを
    特徴とする半割軸受の製造方法。
  4. 【請求項4】  帯状素材からブランクを形成し、ブラ
    ンクにプレス装置によつて成形加工仕上げを施し、半円
    筒状を成し、軸受内周面の周方向両端部にリリーフ部を
    有する半割軸受と成す半割軸受の製造方法であつて、プ
    レス装置のダイが、半割軸受の外径に適合する円弧面を
    有し、パンチが、半割軸受の内径に適合し、周方向両端
    部が、リリーフ部の深さに応じて周方向両端に向けて次
    第に浅くなる偏心円弧面にて仕切られる凹部を有するこ
    とを特徴とする半割軸受の製造方法。
  5. 【請求項5】  帯状素材からブランクを形成し、ブラ
    ンクにプレス装置によつて成形加工仕上げを施し、半円
    筒状を成し、軸受内周面の周方向両端部にリリーフ部を
    有する半割軸受と成す半割軸受の製造方法であつて、プ
    レス装置のパンチが、半割軸受の内径に適合する円弧面
    を有し、ダイが、半割軸受の外径に適合し、周方向両端
    部が、リリーフ部の深さに応じて周方向両端に向けて次
    第に浅くなる偏心円弧面にて仕切られる凹部を有するこ
    とを特徴とする半割軸受の製造方法。
  6. 【請求項6】  半円筒形状をなす半割軸受素材をプレ
    ス装置によつて成形加工仕上げを行い、半円筒状を成し
    、軸受内周面の周方向両端部にリリーフ部を有する半割
    軸受と成す半割軸受の製造方法であつて、プレス装置の
    ダイが、半割軸受の外径に適合する円弧面を有し、パン
    チが、半割軸受の内径に適合し、周方向両端部が、リリ
    ーフ部の深さに応じて周方向両端に向けて次第に浅くな
    る偏心円弧面にて仕切られる凹部を有することを特徴と
    する半割軸受の製造方法。
  7. 【請求項7】  半円筒形状をなす半割軸受素材をプレ
    ス装置によつて成形加工仕上げを行い、半円筒状を成し
    、軸受内周面の周方向両端部にリリーフ部を有する半割
    軸受と成す半割軸受の製造方法であつて、プレス装置の
    パンチが、半割軸受の内径に適合する円弧面を有し、ダ
    イが、半割軸受の外径に適合し、周方向両端部が、リリ
    ーフ部の深さに応じて周方向両端に向けて次第に浅くな
    る偏心円弧面にて仕切られる凹部を有することを特徴と
    する半割軸受の製造方法。
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