JPH04299668A - 疑似中間調画像処理装置 - Google Patents

疑似中間調画像処理装置

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JPH04299668A
JPH04299668A JP3064198A JP6419891A JPH04299668A JP H04299668 A JPH04299668 A JP H04299668A JP 3064198 A JP3064198 A JP 3064198A JP 6419891 A JP6419891 A JP 6419891A JP H04299668 A JPH04299668 A JP H04299668A
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JP
Japan
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threshold
value
dither matrix
pixel
given
Prior art date
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Pending
Application number
JP3064198A
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English (en)
Inventor
Hironori Takashima
洋典 高島
Katsuya Shibazaki
勝也 柴崎
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Publication of JPH04299668A publication Critical patent/JPH04299668A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は写真、網点写真と文字な
どの線画像の混在した画像信号を2値化する疑似中間調
画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の疑似中間調画像処理装置において
、連続階調を含んだ画像を疑似的に表現する手段として
、誤差拡散方式(Error  Diffusion)
がエム・アール・シュローダー(M.R.Shroed
er)によって提唱され、この方式が「イメージズ・フ
ロム・コンピューターズ、アイ・イー・イー・イー・ス
ペクトラム、1969年第6巻」(“Images  
from  Computers”,IEEE  Su
pectrum,vol.6,1969)に詳述されて
いる。 この方式は、注目画素の周囲画素を2値化するときの誤
差を保存しておき、注目画素を2値化するとこにその誤
差を反映し、入出力画像間の平均輝度レベルを一致させ
て疑似中間調画像を表現しようというものである。
【0003】誤差拡散方式は網点写真を入力してもモワ
レを発生することが少なく、また、通常のディザ法のよ
うな偽輪郭の発生も見られないという、すぐれた疑似中
間調画像を出力することができる。しかし、生成される
パターンがほとんどランダムであるため標準的なファク
シミリなどで用いられるデータ圧縮方式では効率的なデ
ータ圧縮ができないという欠点を有していた。
【0004】この欠点に対して、通常の誤差拡散方式に
おいては2値化のスレッショルドが固定であるが、空間
的に周期性を持つスレッショルド、例えば4×4画素の
周期で変動するスレッショルド、すなわちディザ方式で
用いられるスレッショルドを適用する方式も考えられる
。ここではこの方式を周期的誤差拡散方式と呼ぶことに
する。この周期的誤差拡散方式は、誤差拡散方式の特徴
であるモワレの発生が少なく、優れた階調表現特性を持
ちながら、しかも4画素の周期性を持った疑似中間調画
像を得ることが出来るので、予測変換や畳み込み変換な
どの方式を用いることにより、容易に通常のファクシミ
リで用いられるランレングス符号化方式でデータ圧縮を
行なうことが出来る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の疑似中
間調画像処理装置において、周期的誤差拡散方式は誤差
拡散方式とディザ方式との中間的な性質を持った画像信
号を生成するため、特に文字の部分ではディザ方式の欠
点である解像度の劣化が顕著にみとめられ、文字の線の
一部が切れたり、エッジがぼやけるという欠点を有して
いた。
【0006】本発明の目的は、文字などの2値画像を入
力しても線の切れがなく、エッジ部分がぼやけることの
ない疑似中間調画像処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の疑似中間調処理
装置は、多値の画像信号を2値化し2値画像信号として
出力する疑似中間調画像処理装置において、既に2値化
された複数の周囲画素における入力画素値と前記入力画
素値に対応する2値出力画素値との差に基づく誤差の加
重和をとる手段と、前記誤差の加重和を用いて前記画像
信号の注目画素値を修正する手段と、外部から与えられ
る周期的スレッショルドを修正する手段と、前記修正さ
れたスレッショルドにより前記修正された注目画素値を
2値化し前記2値画像信号を出力する手段と、前記画像
信号と前記2値画像信号との前記注目画素値の誤差を計
算する手段と、前記計算された誤差を前記加重和を取る
手段に帰還する手段とを備える。
【0008】
【作用】従来の疑似中間調画像処理装置の周期的誤差拡
散方式においては、ディザマトリクスとして与えられる
スレッショルドを用いて2値化していた。そのため、文
字などの2値画像を入力した場合には、線が切れたり、
エッジがぼやけたりする不都合がみられた。そこで、入
力画像中の文字部分ではディザマトリクスで与えられる
周期的に変動するスレッショルドを固定にしてやれば、
上記不都合は起きない。
【0009】第1の本発明は、既に2値化された複数の
周囲画素における入力画素値とこの入力画素値に対応す
る2値出力画素値との差に基づく誤差の加重和をとる手
段と、誤差加重和を用いて入力の画像信号の注目画素値
を修正する手段と、外部から与えられる周期的スレッシ
ョルドを修正する手段と、修正されたスレッショルドに
より修正された注目画素値を2値化し前記2値画像信号
を出力する手段と、出力の2値画像信号と入力の注目画
素値の誤差を計算する手段と、計算された誤差を加重和
を取る手段に帰還する手段とを備える。
【0010】第2の本発明は、入力画像毎に利用者が文
字を再生するか、中間調を再生するかを設定し、文字を
再生する場合には、ディザマトリクスに0を乗算して、
実質的にスレッショルドを固定にし、切れやぼやけのな
い2値化を行なう。中間調を再生する場合には、ディザ
マトリクスに1を乗算して従来の誤差拡散方式による2
値化を行なう。
【0011】第3の本発明は、画像入力に先立ち、利用
者が入力画像中の文字の領域を指定し、指定された文字
領域ではディザマトリクスに0を乗算して、実質的にス
レッショルドを固定にし、切れやぼやけのない2値化を
行なう。文字領域以外ではディザマトリクスに1を乗算
して従来の誤差拡散方式による2値化を行なう。
【0012】第4の本発明は、文字などの2値画像では
エッジの部分で輝度レベルが大きく変化することを利用
して自動的に外部から与えられるディザマトリクスの振
幅を制御し、ノッチの発生しない2値化を行なう。すな
わち、注目画素とその周囲の画素の輝度レベルの変化を
測定し、輝度レベルの変化が予め設定された値よりも大
きいときには文字などのエッジ部分であると判断し、デ
ィザマトリクスに0を乗算して実質的に固定のスレッシ
ョルドで2値化されるようにして線の切れやエッジのぼ
やけの少ない2値化を行ない、そうでないときにはディ
ザマトリクスに1を乗算して従来の周期的誤差拡散方式
による2値化を行なう。
【0013】第5の本発明は、文字などの2値画像では
エッジ部分で輝度レベルが大きく変化することを利用し
て自動的に外部から与えられるディザマトリクスの振幅
を制御し、ノッチの発生しない2値化を行なう。すなわ
ち、注目画素とその周囲の画素の輝度レベルの変化を測
定し、輝度レベルの変化値の逆数を0から1に正規化し
、その正規化さた値を誤差のディザマトリクスに乗算す
る。こうすることにより、輝度レベル変化の大きい所、
つまり文字等のエッジの部分では0に近い値がディザマ
トリクスに乗算されることになり、線の切れやエッジの
ぼやけの少ない2値化が行なわれる。また、輝度レベル
変化の少ない所、つまり写真などの連続階調画像の部分
では1に近い値がディザマトリクスに乗算されることに
なり、従来の周期的誤差拡散方式による2値化が行なわ
れる。
【0014】第6の本発明は、網点写真では白から黒、
黒から白への反転回数が多いことを利用して自動的に外
部から与えられるディザマトリクスの振幅を制御し、ノ
ッチの発生しない2値化を行なう。すなわち、注目画素
を含む領域を設定し、その領域内での出力2値画像の白
黒の反転回数を計測し、その反転回数が予め設定された
値よりも大きいときには網点写真領域であると判断し、
ディザマトリクスに1を乗算して従来の周期的誤差拡散
方式による2値化を行なう。そうでないときには文字な
どのエッジ部分であると判断し、ディザマトリクスに0
を乗算して実質的に固定のスレッショルドで2値化され
るようにして線の切れやエッジのぼやけの少ない2値化
を行なう。
【0015】第7の本発明は、網点写真では白から黒、
黒から白への反転回数が多いことを利用して自動的に外
部から与えられるディザマトリクスの振幅を制御し、ノ
ッチの発生しない2値化を行なう。すなわち、注目画素
を含む領域を設定し、その領域内での出力2値画像の白
黒の反転回数を計測し、その反転回数を0から1に正規
化し、この正規化された値をディザマトリクスに乗算す
る。こうすることにより、反転回数の多い所、つまり網
点写真領域では1に近い値がディザマトリクスに乗算さ
れることになり、従来の周期的誤差拡散方式による2値
化が行なわれる。また、反転回数の少ない所、つまり文
字等のエッジ部分では0に近い値がディザマトリクスに
乗算されることになり、線の切れやエッジのぼやけの少
ない2値化が行なわれる。
【0016】第8の本発明は、網点写真では白から黒、
黒から白への反転回数が主走査方向、副走査方向共に多
いことを利用して自動的に外部から与えられるディザマ
トリクスの振幅を制御し、線の切れやエッジのぼやけの
発生しない2値化を行なう。すなわち、注目画素を含む
領域を設定し、その領域内での出力2値画像の白黒の反
転回数を主走査方向と副走査方向それぞれに計測し、両
者の積が予め設定された値よりも大きいときには網点写
真の部分であると判断し、ディザマトリクスに1を乗算
して従来の周期的誤差拡散方式による2値化を行なう。 そうでないときには文字などの線画部分であると判断し
、ディザマトリクスに0を乗算して実質的に固定のスレ
ッショルドで2値化されるようにして線の切れやエッジ
のぼやけの少ない2値化を行なう。
【0017】第9の本発明は、網点写真では白から黒、
黒から白への反転回数が主走査方向、副走査方向共に多
いことを利用して自動的に外部から与えられるディザマ
トリクスの振幅を制御し、線の切れやエッジのぼやけの
発生しない2値化を行なう。すなわち、注目画素を含む
領域を設定し、その領域内での出力2値画像の白黒の反
転回数を主走査方向と副走査方向それぞれに計測し、両
者の積を0から1に正規化し、この正規化された値をデ
ィザマトリクスに乗算する。こうすることにより、反転
回数の多い所、つまり網点写真領域では1に近い値がデ
ィザマトリクスに乗算されることになり、従来の周期的
誤差拡散方式による2値化が行なわれる。また、反転回
数の少ない所、つまり文字等の線画の部分では0に近い
値がディザマトリクスに乗算されることになり、線の切
れやエッジのぼやけの少ない2値化が行なわれる。
【0018】
【実施例】次に図面を参照して、本発明の実施例を説明
する。
【0019】図1は本発明の第1の実施例を示すブロッ
ク図であり、入力の画像信号は端子101から入力され
る。入力の画像信号は加算器16において、注目画素の
周辺画素で発生した誤差の加重和との和をとるという修
正が施され、2値化回路14に供給される。ディザマト
リクスが発生するスレッショルドは端子104から与え
られ、固定のスレッショルドは端子105からスレッシ
ョルド修正回路13に与えられ、端子103から利用者
が与えるパラメータに応じてスレッショルドが修正され
る。加算器16において得られる修正された注目画素値
との和と、修正されたスレッショルドとが2値化回路1
4において比較され、その結果である2値画像信号が端
子102から出力される。端子101から入力される画
像信号は多値であり、例えば8bitであるとすれば、
0〜255の値を取り得る。端子102から出力される
2値化画像信号は2値であるので通常は0または1の値
をとる。ただし、この0または1の値は入力の画像信号
に換算すると白と黒を表すので255と0に対応すると
考えられる。そこで、誤差計算回路15においては、修
正された入力の画像信号と、出力の2値化画像信号とを
入力の画像信号に対応するレベルに変換したものとの差
分をとって注目画素の誤差として出力する。誤差計算回
路15で計算された誤差は、誤差格納メモリー11に格
納され、注目画素の周辺画素での誤差の加重和が加重和
回路12において計算され、続く入力の画像信号の2値
化に使われる。
【0020】図2は本発明のスレッショルド修正回路の
第2の実施例のブロック図であり、端子204には図1
の端子103から利用者が設定するパラメータが入力さ
れ、レジスタ21に蓄えられる。このパラメータは、文
字などの2値画像が入力される時には0、網点写真など
が入力されるときには1であるとする。ディザマトリク
スとして端子104経由で端子201に供給されるスレ
ッショルドの一例を図13に示す。これは4×4画素を
周期とした中央集中型のディザマトリクスである。ここ
では、入力の画像信号を8bit、つまり0から255
の値をとるとして、その範囲を16等分し、0が中心に
なるようにシフトしたスレッショルドを発生するように
している。この他にもBayer型のディザマトリクス
なども考えられる。このスレッショルドは乗算器22に
おいて利用者の設定した係数との積がとられる。ここで
、利用者が文字などの2値画像であると設定した場合に
は係数が0であるので、乗算器22の出力は常に0とな
る。また、網点写真などの場合は係数が1であるので、
乗算器22からは端子201に供給されるディザマトリ
クスのスレッショルドがそのまま出力される。加算器2
3においては端子203経由で図1の端子105から供
給される固定スレッショルドと乗算器22で修正された
ディザマトリクスのスレッショルドとの和がとられ、端
子202から出力される。ここで固定のスレッショルド
を128とし、端子202からの出力である修正のスレ
ッショルドが0から255の範囲になるようにする。
【0021】図3は本発明のスレッショルド修正回路の
第3の実施例のブロック図であり、端子208には図1
の端子103から利用者が設定する領域を表すアドレス
が入力され、レジスタ24に蓄えられる。端子209を
経由して図示していないクロック発生器からクロックが
供給され、アドレスカウンタ27は注目画素のアドレス
を計数する。比較器28は注目画素のアドレスと利用者
が指定したアドレスとを比較して、係数を出力する。こ
の係数は、文字などの2値画像の領域では0、網点写真
などの領域では1である様に設定しておく。また、ここ
では簡単のため比較器28を一つしか描いていないが、
複数のレジスタ及び比較器を設けて複数の領域に対して
上記の係数を発生させることは簡単に実現できる。また
、主走査方向と副走査方向をそれぞれ独立に設定し、二
次元の領域を設定することも容易に実現できる。図13
に示すディザマトリクスにより端子104経由で端子2
05に供給されるスレッショルドは乗算器25において
利用者の設定した係数との積がとられる。ここで、文字
などの2値画像の領域では係数が0であるので、乗算器
25の出力は常に0となる。また、網点写真などの場合
は係数が1であるので、乗算器25からは端子205に
供給されるディザマトリクスのスレッショルドがそのま
ま出力される。加算器26においては端子207経由で
図1の端子105から供給される固定スレッショルドと
乗算器25で修正されたディザマトリクスのスレッショ
ルドとの和がとられ、端子206から出力される。
【0022】図4は本発明の第4の実施例のブロック図
である。図4(a)において、入力の画像信号は端子1
01から入力される。入力の画像信号は加算器16にお
いて、注目画素の周辺画素で発生した誤差の加重和との
和をとるという修正が施され、2値化回路14に供給さ
れる。入力の画像信号はスレッショルド修正回路13a
にも与られ、注目画素とその周辺画素とのレベル差に基
づいてスレッショルドが修正される。加算器16におい
て得られる修正された注目画素値との和と、修正された
スレッショルドとが2値化回路14において比較され、
その結果である2値画像信号が端子102から出力され
る。端子101から入力される画像信号は多値であり、
例えば8bitであるとすれば、0〜255の値を取り
得る。端子102から出力される2値化画像信号は2値
であるので通常は0または1の値をとる。ただし、この
0または1の値は入力の画像信号に換算すると白と黒を
表すので255と0に対応すると考えられる。そこで、
誤差計算回路15においては、修正された入力の画像信
号と、出力の2値化画像信号とを入力の画像信号に対応
するレベルに変換したものとの差分をとって注目画素の
誤差として出力する。誤差計算回路15で計算された誤
差は、誤差格納メモリー11に格納され、注目画素の周
辺画素での誤差の加重和が加重和回路12において計算
され、続く入力の画像信号の2値化に使われる。
【0023】図4(b)は本発明のスレッショルド修正
回路の第4の実施例のブロック図であり、端子203に
は画像信号が入力される。1画素遅延素子24aを経由
した画素の輝度レベル値と現注目画素との輝度レベル値
の差分が減算器26aでとられる。この減算器26aは
差分の絶対値を出力する。また、1ライン遅延素子25
aを経由した画素の輝度レベル値と現注目画素の輝度レ
ベル値との差分も減算器27aで計算される。この減算
器27aも減算貴26aと同様に差分の絶対値を出力す
る。減算器26aおよび27aの出力は加算器28aで
加算される。現注目画素と周辺画素のレベル差をとるこ
とにより、現注目画素が文字などの2値画像のエッジ部
分であるかどうかが判断できる。加算器28aの出力は
、比較器21aにおいて端子204経由で外部から供給
されるスレッショルドと比較される。このスレッショル
ドよりも加算器28aの出力が大きな値をとれば現注目
画素はエッジの部分にあるとして、比較器21aでは0
を出力する。そうでない場合には比較器21aは1を出
力する。端子201から供給されるディザマトリクスは
、乗算器22において比較器21aの出力との積がとら
れる。ここで、周辺画素と注目画素とのレベル差の大小
から文字などの2値画像のエッジであると判断された場
合には比較器21aの出力が0であるので、乗算器22
aの出力は常に0となる。また、文字などの2値画像の
エッジではないと判断された場合は係数が1であるので
、乗算器22aからは端子201から供給されるディザ
マトリクスがそのまま出力される。加算器23aにおい
ては端子205経由で外部から供給される固定スレッシ
ョルドと、乗算器22aの出力である比較器21aの出
力とディザマトリクスとの積の和がとられ、端子202
から出力され、図4(a)の2値化回路14に供給され
る。
【0024】ディザマトリクスとして端子201に供給
されるスレッショルドの一例を図13に示す。これは4
×4画素を周期とした中央集中型のディザマトリクスで
ある。ここでは、入力の画像信号を8bit、つまり0
から255の値をとるとして、その範囲を16等分し、
0が中心になるようにシフトしたスレッショルドを発生
するようにしている。この他にもBayer型のディザ
マトリクスなども考えられる。このスレッショルドは乗
算器22aで修正され、加算器23aにおいては端子2
05から供給される固定スレッショルドとの和がとられ
、端子202から出力される。ここで固定のスレッショ
ルドを128とし、端子202からの出力で修正された
スレッショルドが0から255の範囲になるようにする
【0025】図5は本発明のスレッショルド修正回路の
第5の実施例のブロック図であり、入力の画像信号は端
子209から供給される。1画素遅延素子214を経由
した画素の輝度レベル値と現注目画素の輝度レベル値と
の差分が減算器216でとられる。この減算器216は
差分の絶対値を出力する。また、1ライン遅延素子21
5を経由した画素の輝度レベル値と現注目画素の輝度レ
ベル値との差分も減算器217で計算される。この減算
器217も減算器216と同様に差分の絶対値を出力す
る。減算器216および217の出力は加算器218で
加算される。文字などの2値画像のエッジの部分では、
現注目画素と周辺画素のレベル差が大きくなる。そこで
、このレベル差により、現注目画素がどの程度2値画像
らしいかが判断できる。加算器218の出力は、入力の
画像信号が8bitであるとすると、0から510の値
をとり得る。正規化回路211は、この0から510の
値を1から0という範囲の値に変換して出力する。変換
の方法は、逆数をとってからシフトする、線形内挿を行
なうなど種々考えられる。いずれにしてもROM(読み
出し専用メモリー)で実現できる。図13に一例を示す
ディザマトリクスは端子208から供給され、乗算器2
12において正規化回路211の出力との積がとられる
。加算器213においては端子206から供給される固
定スレッショルドと乗算器212で修正されたディザマ
トリクスとの和がとられ、端子207から出力され、図
4(a)の2値化回路14に供給される。
【0026】図6は本発明のスレッショルド修正回路の
第6の実施例のブロック図であり、端子205には2値
画像信号が入力される。変化点検出器24bは2値画像
信号が白から黒へ、また黒から白への変化を検出する。 変化した場合には加算器27bにおいて、レジスタ29
bの内容に1を加える。変化が検出されなかった場合に
は何も加算しない。変化点を計数する範囲をN画素(N
は1以上の整数)として、N画素遅延素子26bで遅延
された画素が変化点検出器25bに入力される。変化が
検出されると、減算器28bにおいて加算器27bの出
力から1が減算される。変化が検出されない場合には何
も減算しない。減算器28bの出力は比較器21bに入
力されると同時にレジスタ29bに蓄えられる。レジス
タ29bは走査線の最初で0にリセットされるので、レ
ジスタ29bには走査線上のN画素の範囲内の変化点の
数が蓄えられることになる。比較器21bではこの変化
点数と端子204から入力されるスレッショルドとの比
較が行なわれる。外部から与えられるスレッショルドよ
りも変化点数の方が多ければ、網点写真領域であると判
断されるので、比較器21bは値1を出力する。また、
そうでない時には値0を出力する。端子201から供給
されるディザマトリクスは、乗算器22bにおいて比較
器21bの出力との積がとられる。ここで、文字などの
2値画像であると判断された場合には比較器21bの出
力が0であるので、乗算器22bの出力は常に0となる
。また、網点写真領域であると判断された場合は係数が
1であるので、乗算器22bでは端子201から供給さ
れるディザマトリクスをそのまま出力する。加算器23
bにおいては端子203から供給される固定スレッショ
ルドと、乗算器22bの出力である比較器21bの出力
とディザマトリクスとの積の和がとられ、端子202か
ら出力され、図4(a)の2値化回路14に供給される
【0027】ディザマトリクスから端子201に供給さ
れるスレッショルドの一例を図6に示す。これは4×4
画素を周期とした中央集中型のディザマトリクスである
。ここでは、入力の画像信号を8bit、つまり0から
255の値をとるとして、その範囲を16等分し、0が
中心になるようにシフトしたスレッショルドを発生する
ようにしている。この他にもBayer型のディザマト
リクスなども考えられる。このスレッショルドは乗算器
22bで修正され、加算器23bにおいては端子203
から供給される固定スレッショルドとの和がとられ、端
子202から出力される。ここで固定のスレッショルド
を128とし、端子202からの出力である修正された
スレッショルドが0から255の範囲になるようにする
【0028】図7は本発明のスレッショルド修正回路の
第7の実施例のブロック図であり、端子209には2値
画像信号が入力される。変化点検出器214bは2値画
像信号が白から黒へ、また黒から白への変化を検出する
。変化した場合には加算器217bにおいて、レジスタ
219bの内容に1を加える。変化が検出されなかった
場合には何も加算しない。変化点を計数する範囲をN画
素(Nは1以上の整数)として、N画素遅延素子216
bで遅延された画素が変化点検出器215bに入力され
る。変化が検出されると、減算器218bにおいて加算
器217bの出力から1が減算される。変化が検出され
ない場合には何も減算しない。減算器218bの出力は
正規化回路211bに入力されると同時にレジスタ21
9bに蓄えられる。レジスタ219bは走査線の最初で
0にリセットされるので、レジスタ219bには走査線
上のN画素の範囲内の変化点の数が蓄えられることにな
る。正規化回路211bではこの変化点数を0から1に
正規化する。変化点数を計数する範囲がNであるので、
変化点数は最大でN−1であり、最小で0である。 従って、変化点数をN−1で除算すれば0から1に正規
化された値が得られる。また、非線形な特性を持たせて
もよい。いずれにしても、ROM(読みだし専用メモリ
ー)で実現できる。図13に一例を示すディザマトリク
スは端子206から供給され、乗算器212bにおいて
正規化回路211bの出力との積がとられる。加算器2
13bにおいては端子208から供給される固定スレッ
ショルドと乗算器212bで修正されたディザマトリク
スとの和がとられ、端子207から出力され、図4(a
)の2値化回路14に供給される。
【0029】図8は本発明のスレッショルド修正回路の
第8の実施例のブロック図であり、端子204には2値
画像信号が入力される。変化点検出器214Aは2値画
像信号が白から黒へ、また黒から白への変化を検出する
。変化した場合には加算器219Aにおいて、レジスタ
218Aの内容に1を加える。変化が検出されなかった
場合には何も加算されない。変化点を計数する範囲をN
画素(Nは1以上の整数)として、1画素遅延素子を2
9A、29B…と(N−1)個ならべ、N画素遅延され
た出力を変化点検出器214Nに入力する。変化点検出
器214Nで変化が検出されると、減算器220Aにお
いて加算器219Aの出力から1が減算される。変化が
検出されない場合には何も減算しない。減算器220A
の出力は加算器25Bに入力されると同時にレジスタ2
18Aに蓄えられる。レジスタ218Aは走査線の最初
で0にリセットされるので、レジスタ218Aには走査
線上のN画素の範囲内の変化点の数が蓄えられることに
なる。N画素遅延された画素は1ラインよりN画素少な
い遅延素子211Aによって合計1ライン分の遅延を受
け、N画素遅延素子212に入力される。ここでも同様
に変化点検出器215Aと215Bによって変化点が検
出され、レジスタ218B、加算器219B、減算器2
20Bによって1ライン前のN画素の範囲内の変化点の
数がレジスタ218Bに蓄えられる。これはNライン分
繰り返される。その結果、レジスタ218Aから218
NにはNライン分の変化点数が蓄えられる。それぞれの
変化点数は加算器25Bにおいてその合計が計算される
【0030】同様の計算が副走査方向にも行なわれる。 変化点検出器214Aと217A、レジスタ28A、加
算器27A、減算器26Aによって注目画素を含む副走
査方向にNライン分の範囲内での変化点数がレジスタ2
8Aに蓄えられる。注目画素の1画素前の画素を含むN
ライン分の範囲内の変化点数はレジスタ28Bに蓄えら
れ、以下同様にレジスタ28Nまでに注目画素の(N−
1)画素前までの副走査方向の変化点数が蓄えられる。 これらの変化点数の合計が加算器25Aで計算される。
【0031】副走査方向の変化点数の合計と主走査方向
の変化点数の合計は乗算器23Aでその積がとられる。 乗算器23Aの出力は比較器24Aにおいて、端子20
5から与えられるスレッショルドと比較される。外部か
ら与えられるスレッショルドよりも変化点数の方が多け
れば、網点写真領域であると判断し、比較器24Aは値
1を出力する。また、そうでない時には値0を出力する
。端子201から供給されるディザマトリクスは、乗算
器21Aにおいて比較器24Aの出力との積がとられる
。ここで、文字などの2値画像であると判断された場合
には比較器21Aの出力が0であるので、乗算器21A
の出力は常に0となる。また、網点写真領域であると判
断された場合は係数が1であるので、乗算器21Aから
は端子201から供給されるディザマトリクスがそのま
ま出力される。加算器22Aにおいては端子203から
供給される固定スレッショルドと、乗算器21Aの出力
である比較器24Aの出力とディザマトリクスとの積の
和がとられ、端子202から出力され、図4(a)の2
値化回路14に供給される。
【0032】ディザマトリクスから端子201に供給さ
れるスレッショルドの一例を図13に示す。これは4×
4画素を周期とした中央集中型のディザマトリクスであ
る。ここでは、入力の画像信号を8bit、つまり0か
ら255の値をとるとして、その範囲を16等分し、0
が中心になるようにシフトしたスレッショルドを発生す
るようにしている。この他にもBayer型のディザマ
トリクスなども考えられる。このスレッショルドは乗算
器21Aで修正され、加算器22Aにおいては端子20
3から供給される固定スレッショルドとの和がとられ、
端子202から出力される。ここで固定のスレッショル
ドを128とし、端子202からの出力で修正されたス
レッショルドが0から255の範囲になるようにする。
【0033】図9は本発明のスレッショルド修正回路の
第9の実施例のブロック図であり、端子209には2値
画像信号が入力される。変化点検出器231Aは出力2
値画像信号が白から黒へ、また黒から白への変化を検出
する。変化した場合には加算器238Aにおいて、レジ
スタ237Aの内容に1を加える。変化が検出されなか
った場合には何も加算されない。変化点を計数する範囲
をN画素(Nは1以上の整数)として、1画素遅延素子
を229A、229B…と(N−1)個ならべ、N画素
遅延された出力を変化点検出器231Nに入力する。変
化点検出器231Nで変化が検出されると、減算器23
9Aにおいて加算器238Aの出力から1が減算される
。変化が検出されない場合には何も減算しない。減算器
239Aの出力は加算器225Bに入力されると同時に
レジスタ237Aに蓄えられる。レジスタ237Aは走
査線の最初で0にリセットされるので、レジスタ237
Aには走査線上のN画素の範囲内の変化点の数が蓄えら
れることになる。N画素遅延された画素は1ラインより
N画素少ない遅延素子230によって合計1ライン分の
遅延を受け、N画素遅延素子232に入力される。ここ
でも同様に変化点検出器234Aと234Bによって変
化点が検出され、レジスタ237B、加算器238B、
減算器239Bによって1ライン前のN画素の範囲内の
変化点の数がレジスタ237Bに蓄えられる。これはN
ライン分繰り返される。その結果、レジスタ237Aか
ら237NにはNライン分の変化点数が蓄えられる。そ
れぞれの変化点数は加算器225Bにおいてその合計が
計算される。
【0034】同様の計算が副走査方向にも行なわれる。 変化点検出器231Aと236A、レジスタ228A、
加算器227A、減算器226Aによって注目画素を含
む副走査方向にNライン分の範囲内での変化点数がレジ
スタ228Aに蓄えられる。注目画素の1画素前の画素
を含むNライン分の範囲内の変化点数はレジスタ228
Bに蓄えられ、以下同様にレジスタ228Nまでに注目
画素の(N−1)画素前までの副走査方向の変化点数が
蓄えられる。これらの変化点数の合計が加算器225A
で計算される。
【0035】副走査方向の変化点数の合計と主走査方向
の変化点数の合計は乗算器223でその積がとられる。
【0036】正規化回路224ではこの主走査方向の変
化点数と副走査方向の変化点数の積を0から1に正規化
する。変化点数を計数する範囲がN×Nであるので、変
化点数は最大で2N(N−1)であり、最小で0である
。従って、変化点数を2N(N−1)で除算すれば0か
ら1に正規化された値が得られる。また、非線形な特性
を持たせてもよい。いずれにしても、ROM(読みだし
専用メモリー)で実現できる。
【0037】図13に一例を示すディザマトリクスは端
子206から供給され、乗算器212において正規化回
路224の出力との積がとられる。加算器222におい
ては端子208から供給される固定スレッショルドと乗
算器221で修正されたディザマトリクスとの和がとら
れ、端子207から出力され、図4(a)の2値化回路
14に供給される。
【0038】図10は誤差格納メモリー11の詳細ブロ
ック図である。誤差計算回路15で計算された注目画素
における誤差は端子301から供給され、図に示すよう
に1ラインより2画素少ない遅延素子32Aおよび32
Bと1画素遅延素子31A〜31Jからなるメモリによ
って遅延され、端子302〜313に出力される。これ
らの端子に出力される誤差は図12に示す斜線の注目画
素の周囲に、端子番号をつけて図示した位置関係になっ
ている。
【0039】図11は加重和回路12の詳細ブロック図
である。誤差格納メモリー11から出力される周囲画素
における誤差は端子302から313を介して入力され
る。それぞれの位置に対応する計数s1からs12が乗
算器41Aから41Lで乗算され、加算器42Aから4
2Kで総和がとられ端子401に出力される。ここで用
いる係数には、例えば、s1=0.10,s2=0.1
5,s3=0.06,s4=0.10,s5=0.15
,s6=0.10,s7=0.06,s8=0.03,
s9=0.06,s10=0.10,s11=0.06
,s12=0.03などを用いる。なお、これらの係数
は経験的に求めるものである。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、外部から
与えられるスレッショルドにより入力の画像信号が修正
された注目画素値を2値化し2値画像信号を出力する手
段と、画像信号と2値画像信号との注目画素値の誤差を
計算する手段と、計算された誤差を加重和を取る手段に
帰還する手段とを有することにより、網点写真のような
疑似中間調画像や写真のような連続階調画像と文字など
の2値画像の両方に対処することが出来、双方の画質を
損なうことなく、2値画像信号を生成することが出来る
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例のスレッショルド修正回
路のブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施例のスレッショルド修正回
路のブロック図である。
【図4】本発明の第4の実施例のブロック図である。
【図5】本発明の第5の実施例のスレッショルド修正回
路のブロック図である。
【図6】本発明の第6の実施例のスレッショルド修正回
路のブロック図である。
【図7】本発明の第7の実施例のスレッショルド修正回
路のブロック図である。
【図8】本発明の第8の実施例のスレッショルド修正回
路のブロック図である。
【図9】本発明の第9の実施例のスレッショルド修正回
路のブロック図である。
【図10】本実施例の誤差格納メモリーの詳細ブロック
図である。
【図11】本実施例の加重和回路の詳細ブロック図であ
る。
【図12】本実施例の誤差格納メモリーにおける注目画
素と周辺画素とを示す図である。
【図13】ディザマトリクスの一例を示す図である。
【符号の説明】
11    誤差格納メモリー 12    加重和回路 13    加重和修正回路 14    2値化回路 15    誤差計算回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  多値の画像信号を2値化し2値画像信
    号として出力する疑似中間調画像処理装置において、既
    に2値化された複数の周囲画素における入力画素値と前
    記入力画素値に対応する2値出力画素値との差に基づく
    誤差の加重和をとる手段と、前記誤差の加重和を用いて
    前記画像信号の注目画素値を修正する手段と、外部から
    与えられる周期的スレッショルドを修正する手段と、前
    記修正されたスレッショルドにより前記修正された注目
    画素値を2値化し前記2値画像信号を出力する手段と、
    前記画像信号と前記2値画像信号との前記注目画素値の
    誤差を計算する手段と、前記計算された誤差を前記加重
    和を取る手段に帰還する手段とを備えることを特徴とす
    る疑似中間調画像処理装置。
  2. 【請求項2】  前記スレッショルドを修正する手段に
    おいて、入力画像毎に文字などの2値画像では零であり
    、写真などの連続階調画像では1であり、網点写真など
    の疑似中間調画像では1である係数を利用者が設定し、
    前記設定値を外部より与えられる周期的ディザマトリク
    ス値に乗じ、前記ディザマトリクス値と外部より与えら
    れる固定スレッショルドとの和をとることにより2値化
    のスレッショルドを修正することを特徴とする請求項1
    記載の疑似中間調画像処理装置。
  3. 【請求項3】  前記スレッショルドを修正する手段に
    おいて、操作入力により与えられた入力画像中の位置に
    より、文字などの2値画像領域では零であり、写真など
    の連続階調画像領域では1であり、網点写真などの疑似
    中間調画像領域では1である係数を外部から与えられる
    周期的ディザマトリクス値に乗じ、前記ディザマトリク
    ス値と外部から与えられる固定スレッショルドとの和を
    とることにより2値化のスレッショルドを修正すること
    を特徴とする請求項1記載の疑似中間調画像処理装置。
  4. 【請求項4】  前記スレッショルドを修正する手段に
    おいて、前記注目画素値と前記注目画素の周辺画素値と
    の差分値を計算し、前記差分値が予め設定された値より
    大きければ零、そうでなければ1を外部より与えられる
    周期的ディザマトリクスに乗じ、前記ディザマトリクス
    値と外部より与えられる固定スレッショルドとの和をと
    ることにより2値化のスレッショルドを修正することを
    特徴とする請求項1記載の疑似中間調画像処理装置。
  5. 【請求項5】  前記スレッショルドを修正する手段に
    おいて、前記注目画素値と前記注目画素の周辺画素値と
    の差分値を計算し、前記差分値の逆数を0から1に正規
    化した値を外部より与えられる周期的ディザマトリクス
    値に乗じ、前記ディザマトリクス値と外部より与えられ
    る固定スレッショルドとの和をとることにより2値化の
    スレッショルドを修正することを特徴とする請求項1記
    載の疑似中間調画像処理装置。
  6. 【請求項6】  前記スレッショルドを修正する手段に
    おいて、前記入力の画像信号の注目画素に対応する出力
    画素を含む出力の2値化画像信号中の予め設定された領
    域における白から黒および黒から白への変化点数を計数
    し、前記計数値が予め設定された値よりも大きければ1
    、そうでなければ0を外部から与えられが周期的ディザ
    マトリクスに乗じ、前記ディザマトリクス値と外部より
    与えられる固定スレッショルドとの和をとることにより
    2値化のスレッショルドを修正することを特徴とする請
    求項1記載の疑似中間調画像処理装置。
  7. 【請求項7】  前記スレッショルドを修正する手段に
    おいて、前記入力の画像信号の注目画素に対応する出力
    画素を含む出力の2値化画像信号中の予め設定された領
    域における白から黒および黒から白への変化点数を計数
    し、前記計数値を0から1に正規化した値を外部より与
    えられる周期的ディザマトリクス値に乗じ、前記ディザ
    マトリクス値と外部より与えられる固定スレッショルド
    との和をとることにより2値化のスレッショルドを修正
    することを特徴とする請求項1記載の疑似中間調画像処
    理装置。
  8. 【請求項8】  前記スレッショルドを修正する手段に
    おいて、前記入力の画像信号の注目画素に対応する出力
    画素を含む出力画像信号中の予め設定された領域におけ
    る白から黒および黒から白への変化点数を主走査方向お
    よび副走査方向に独立に計数し、前記主走査方向変化点
    数と前記副走査方向変化点数の積をとり、前記変化点数
    の積が予め設定された値よりも大きければ1、そうでな
    ければ0を外部から与えられる周期的ディザマトリクス
    に乗じ、前記ディザマトリクス値と外部より与えられる
    固定スレッショルドとの和をとることにより2値化のス
    レッショルドを修正することを特徴とする請求項1記載
    の疑似中間調画像処理装置。
  9. 【請求項9】  前記スレッショルドを修正する手段に
    おいて、前記入力の画像信号の注目画素に対応する出力
    画素を含む出力画像信号中の予め設定された領域におけ
    る白から黒および黒から白への変化点数を主走査方向お
    よび副走査方向に独立に計数し、前記主走査方向変化点
    数と前記副走査方向変化点数の積をとり、前記変化点数
    の積を0から1に正規化した値を外部より与えられる周
    期的ディザマトリクスに乗じ、前記ディザマトリクス値
    と外部より与えられる固定スレッショルドとの和をとる
    ことにより2値化のスレッショルドを修正することを特
    徴とする請求項1記載の疑似中間調画像処理装置。
JP3064198A 1991-03-28 1991-03-28 疑似中間調画像処理装置 Pending JPH04299668A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7636179B2 (en) 1999-10-29 2009-12-22 Ricoh Company, Ltd. Image quantization processing with error diffusion using oscillating quantization threshold to develop dots that spiral outward

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7636179B2 (en) 1999-10-29 2009-12-22 Ricoh Company, Ltd. Image quantization processing with error diffusion using oscillating quantization threshold to develop dots that spiral outward

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