JPH0429965B2 - - Google Patents

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JPH0429965B2
JPH0429965B2 JP58091668A JP9166883A JPH0429965B2 JP H0429965 B2 JPH0429965 B2 JP H0429965B2 JP 58091668 A JP58091668 A JP 58091668A JP 9166883 A JP9166883 A JP 9166883A JP H0429965 B2 JPH0429965 B2 JP H0429965B2
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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、複数のセンサーを備えた測定装置を
用い、その個々のセンサーの較正を最小および最
大の網点面積率をもつ少なくとも1つの較正帯板
で行つて、印刷機の原図または版の網点面積率を
求める方法および装置に関する。
[従来の技術] 米国特許公報第3958509により印刷機のインキ
ゾーン調整ねじ調整値を予め算定するシステムが
知られている。1つの電子カメラで一方は0%較
正用、他方は100%較正用の2つの較正用板の網
点面積率を測り、それらの値を記憶させる。次段
階の測定において調べようとする版についてイン
キのある領域とインキのない領領域の網点面積率
を測る。これら測定値は版の材質によつて異なる
ので、センサーの較正を行なう必要がある。そこ
で、これらの測定をさきに測られた2つの較正用
板の測定値に合致させ、そこでその補正させた測
定値を記憶させる。これらの補正された測定値に
従つてインキゾーンの調整ねじの調整が行われ
る。
さらに、***特許公開公報DE−OS2950606に
は原図の網点面積率をゾーン別に光電子式に測定
する装置の記述がある。それは、原図の光輝部の
分布を検出要素によつて調べ1つの計算機に供給
すれば、その計算機がインキゾーンねじ調整のた
めに対応する信号を出すというものである。イン
キゾーン調整ねじの調整量を予め算定するこれら
のシステムにおいては、照明装置および受光要素
ならびに全アナログ電子回路の変動を平衡させる
測定装置の自動較正や、測定すべき版の光反射特
性の相異に対する自動較正がない、という欠点が
ある。なお、発光管を用いた照明では電源周波数
に関係する光強度変動は、測定のための走査は極
力速くしたいので極めて不利に働く。また、版寸
法や版のタイプの違いに対処することは容易でな
いので取扱いが厄介である。さらに、それらのシ
ステムは大低の場合技術的に非常に厄介な、高価
な、そして複雑なものとなり、印刷機のインキ供
給の予調整によつて損紙の発生を減じ、準備時間
を短縮するという希望に対して、これを実現する
ための投資は経済的によく釣合つたものとはなら
ない。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、照明装置、受光装置等の変動
を平衡させ、測定すべき版の光反射特性の相違を
自動較正する、印刷機用の原図または版の網点面
積率を求める方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明によればこの目的は特許請求の範囲第1
項および第10項に特徴として記するところによ
り解決される。
[作用] 本発明は版または原図の網点面積率のプロフイ
ルの測定における装置取扱いの容易性、測定結果
の再現性を目指している。さらに、原図のタイプ
およびその版寸法の違いに対処できる融通性を保
証しようとするもので、それにより多大のコスト
節減が期待される。さらに、高い精度によつて印
刷機の予調整が確実に行えることを期している。
特記すべき利点は、原図の上に特に設けられ
た、最大の網点面積率を持つ較正視野と、最小の
網点面積率を持つ較正領域内にいくつかの参照用
測定箇所を検出することによつてて較正の補正が
なされることから生じている。
1つの有利性は自動的状態確認の機能であり、
それは種々のものから成つている。すなわち、 1 較正帯板が存在しているか、位置は正確か、
長さは正しいかの監視機能 2 版または原図上の較正視野の存在の確認機能 3 版または原図のタイプおよび版寸法を調べる
機能である。
較正帯板が存在することと、それが正しく位置
していることは最小の網点面積率をもつ表面部と
最大の網点面積率をもつ表面部の並ぶ順序を監視
することによりなされる。較正帯板が版または原
図に応じた正しい長さのものであることは、1つ
以上のセンサーによる測定値を版載せ面と較正帯
板の間のコントラストを考慮して判定することに
より確認される。較正視野の存在は、版または原
図の上の較正領域または較正視野の中で最小およ
び最大の測定値を検出することにより確認され
る。版または原図のタイプが、較正視野および較
正領域における測定値の大きさを、特に較正帯板
における測定値との関係において調べることによ
り知られる。版または原図の版寸法は、版載せ面
と版または原図の間のコントラストの変化の測定
によつて自動的に得られる。
高い測定精度を狙い、それをもつて印刷機の予
調整の質を向上させるために、版ないし原図に較
正視野がない場合に有利なように版ないし原図上
の網点面積率の最小および最大の測定要素値が測
定装置のセンサーによつて求められ、これらの値
に対して他の測定値の規格化がなされるようにな
され、そしてそれにより原図または版の網点面積
率が個別に求められる。測定装置の中に光強度の
時間的変動が平滑化された発光管からなる照明装
置があることは有意義であつて、これによつて高
い測定速度が実現可能になる。照明装置の前に設
置された分散板によつて、版のたとえばインキゾ
ーン巾の区域の照明をより良く、すなわちより均
等にできる。測定ヘツドにおいて偏光フイルター
および分散フオイルを用いることにより外乱光に
よる輝きの影響を抑圧できる。
本発明の推奨される実施態様においては受光装
置はセンサーから組立てられており、個々のセン
サーの信号はマルチプレクサを経て増幅のため増
幅器に導かれ、そしてアナログ/デジタル変換器
で記憶のためにデジタル化される。操作機能およ
び計算の実行は操作デスクに組込まれた1つの計
算機によつて引受けられる。測定装置に備えられ
た安全ローラーは特に有利なもので、これにより
原図が平らでなくなつて損傷することが避けられ
る。種々の異る版に較正視野を取付けるのを簡単
にするため較正視野マスクが備えられている。
[実施例] 次に、本発明の実施例について図面を用いて説
明する。
第1図に版載せ面1とその上に乗つて案内路6
2にはまつて走行する測定装置7が示されてい
る。版載せ面1の上には突出て桟10があり、こ
れは度盛り桟12と直角に配置されている。図で
水平の突当て桟10は印刷機のインキみぞのゾー
ン区分に合わせてたとえば32個の測定ゾーン11
に分れ、垂直方向の度盛り桟12はセンサーの数
に応じてたとえば22個の測定ゾーン11に分かれ
ている。位置合わせおよび緊張ガイドレールのプ
ラグ穴63をもつ版2は版載せ面1上の突当て桟
10に対して、版2の範囲の中で度盛の中央に位
置される。版2の上にはインキが盛られる面3お
よび較正視野4、また測定線46をもつ較正領域
20がある。さらに版載せ面1の上には垂直の度
盛り桟12の左側に較正帯板64があり、これ
は、その左側の領域6はインキ盛りの最小較正
用、右側の領域5はインキ盛りの最大較正用とな
るように分割されている。測定装置7の内部には
第2図に示すように22個のセンサー9および1つ
の付加センサー8が収納されており、これらが測
定のために走行中に較正帯板64、版板2上のイ
ンキを盛つた面3、較正視野4および較正領域2
0のインキの値を求めて行く。測定装置7の内部
には2本の発光管51をもつ照明装置14があ
り、発光管51は支持具65で固定されている。
発光管51から版載せ面1へ向う光放射領域には
分散板15があり、この分散15はまた偏光フイ
ルター40で構成されてもよい。センサー9は1
つの集束レンズ18の上部、測定スリツト19の
真上に配置されており、マツチング電子回路47
に結合されている。この反射光路にはなお偏光フ
イルター58および分散フオイル39がある。セ
ンサー8および9によつて測定されなかつた版2
および較正帯板64の表面は測定スリツト19お
よび遮光箱の仕切板29によつて確定される。測
定装置7は図示していないモータによつて歯付き
ベルトを介して駆動され、案内路62にはまつて
動く。測定装置7の下部には安全ローラー16が
支持具17をもつて固定されている。第3図は
個々の操作用要素(情報の送出可能部および運転
者のための表示)21から55までを示し、これ
らは版読取装置のパネル13の上に測定過程を実
行するために設けられている。操作順序はたとえ
ば次のようである。なるべくなら版と同じ材料で
できた較正帯板64を版載せ面1の上で版2の左
の傍に置く。そこで電源スイツチ25によつて装
置を作動状態に入れる。ボタン80によつて版載
せ面1の表面にある版寸法に応じて使い分ける真
空スリツト38の該当範囲に真空を発生せしめ
る。この真空によつて先ず較正帯板64が吸着さ
れる。次に版2を置くが、その際位置合わせ用お
よび緊張ガイドレールのプラグ穴63が版載せ面
1の上側の縁に来るよう、また突当て桟10に対
しては版2の左板端が第1の測定ゾーン11の中
に来て、第1の測定ゾーンと端の測定ゾーンの間
で中央に来て当たるようにする。ハイデルベルグ
印刷機製造(株)標準の版の呼び巾を示す目印線32
版をセツトするのを容易にする。この段階で情報
送出、記録および消去の種類の予めの選択を運転
者がボタン操作で行うが、そのボタンは情報送出
の種類用は52、記録の種類用は53、消去の種
類は54である。運転者は数字式、グラフ式さら
にテスト記録の中から選択できる。情報送出ボタ
ン24によつて運転者は記録印字器22から記録
紙23に印字、送出させることができる。版読取
装置の情報送出の種類の中の最も主となるものは
自動読取りのできるデータ媒体、たとえばカセツ
ト55である。1組の色分解された版の測定値が
このカセツト55の中に記憶させられる。このセ
ツト55はそれから、よい方法としては印刷機の
操作台にある入力装置に読取らせる。インキ所要
量のデータはそこで機械の予調整のデータに変換
される。版2の版寸法は巾は27、長さは28の
参照番号で示されているコード入力スイツチ26
で設定する。設定入力は数字を入れるのである
が、載つている版2によつてこの数字まで突当て
桟10および度盛り桟12がカバーされる。設定
された版巾によつて測定装置7の行程が定まる。
コード入力スイツチ26によつて設定された版寸
法は版寸法入力ボタン45を操作することにより
記憶される。分色選択ボタン31によつて、載つ
ている版2が分色、たとえば黒、シアン、マゼン
タ、黄あるいは2つの追加X,Yのいずれかに対
する選択を行う。真空発生ボタン30によつて版
2のための空気吸引を働かける。この際空気吸引
は版寸法に応じて選ばれた真空スリツト38に限
ることにする。スタートボタン33を押せば測定
走行が始まる。測定動作は最小較正のための領域
6および最大較正のための領域5の測定に始ま
り、次いで測定は版2に移り、そこでは第1の測
定ゾーン11で始まり設定された版2の版中に応
じそれに対応するゾーンまで行く。測定装置7は
往路におけるより速い速度で版載せ面1の上を走
つて出発点に戻る。情報送出ボタン24を操作す
れば選ばれた種類の情報送出がなされる。その前
に分色された1組の中の他の版2の測定を行うこ
とも可能である。紙送りボタン21は記録紙23
を記録印字器22に送る役目をする。その他運転
者が利用できる機能は、緊急停止ボタン37、際
スタートボタン36および戻しボタン35を選択
操作することにより効力を発する。これは分色の
選定および/または較正視野の除外に用いる。特
別に設けられている付加センサー8は較正センサ
ー断路ボタン34でオフされる。第4図に測定装
置7の内部における信号のフローを模式的に示
す。個々の構成要素としては集束レンズ18、セ
ンサー8および9、マツチング電子回路47、マ
ルチプレクサ48および増幅器49がある。測定
装置7の駆動は伝動装置のついた図には示してい
ないモータによつて行われる。たとえば誘導型検
知器によつて測定装置7の版載せ面1上での位置
ぎめのための基本が得られる。パルス発信デイス
クから受けたパルスで進むカウンターと比較器に
よつて測定装置7が測定値を送出する場所が定ま
る。測定は測定装置7が版載せ面1の上を連続的
に走行する間に行われる。測定値は装置の信号処
理電子回路の中にあるA/D変換器50に導かれ
る。版2から反射された光は集束レンズ18を経
てセンサー8および9で受けられ、マツチング電
子回路47で処理され、マルチプレクサ48を経
て増幅器49へ、そしてそれからA/D変換器5
0に供給される。A/D変換器50の分解能を最
適に活用するためには増幅器49の増幅率を較正
帯板64の最小較正のための領域6におけるセン
サー9の最大信号に合わせる。すなわち、最小測
定値、最大測定値がそれぞれ増幅器49の下側検
出領域、上側検出領域にあるように増幅器49を
調整する。それが利用できる変換器の最小変換桁
数を下廻ることとなれば、較正帯板64の最大較
正のための領域5の測定値に対して増幅器49の
オフセツト結合を変える。すなわち増幅器49の
入力信号に他の信号を混合する。もしオフセツト
設定と増幅器設定の間で回路上の制約による逆作
用があつた場合には増幅器を改めて最適化する。
この処理をしたときは場合によつては本番の測定
動作の前に新たな較正のための測定を行う必要が
ある。最初の版の後の1組の分色された版の中で
の場合、一般には較正行程と測定工程は交互に行
われる。
較正帯板64の上で個々のセンサー8および9
の較正がなされる。版2上の較正領域20の上で
付加センサー8によつて較正帯板64と版2のコ
ントラスト関係が得られる。それから特殊な数学
的操作により、さきに得られたセンサー8および
9の較正曲線が版2の関係に適合させられる。版
2上のいずれかの測定ゾーンにおいて網点面積率
が0%より小と出た場合は較正用測定面の欠陥に
よる較正の誤差があつたこととなる。最小較正は
この値でもつて置きかえられるべきである。すな
わち、負の測定値は0に等しいと置きかえられ
る。
版2のコントラスト関係と較正帯板64のコン
トラスト関係の間の差を可能な限り小さくするた
めに、較正帯板64は版2の対応する材料で作ら
れているとよい。較正帯板64が異る場合、たと
えば測定パネルに特に設けた較正帯板用記憶装置
によつてこれを発見できるようにすることも可能
である。運転者が板2と較正帯板64を目視によ
り比較し最も適する較正帯板64を測定し測定パ
ネル上の測定位置にこれを置く。この方策によつ
て受光装置が板2の以降の作業領域において較正
されるということが達成される。このことは、最
適の分解能と測定精度のための再較正と関連をも
つことになる。これは、おそらく較正視野がない
ために、または較正領域20および/または較正
視野4に欠陥がある場合に付加センサー8を較正
センサー断路ボタン34の操作によつてオフせね
ばなない場合に特に有意義である。
第5図に較正帯板64を作成するためのフイル
ム56を示す。2つの領域41,42はそれぞれ
最小および最大の網点面積率に対応する。目印線
43は版の長さに応じて切断する際の目印とな
る。フイルム56の判別用の角44はたとえばア
ルミの版の場合切落し、多層金属版板の場合はそ
のままとする。版タイプの自動的確認を行わない
測定においては、版載せ面1の上に較正帯板64
の領に設けられたマイクロスイツチが較正帯板6
4で働かされ、それによつて版のタイプが確認さ
れる。
第6図に示す較正視野マイク60はネガコピー
の場合の較正視野4のコピーのための窓59を有
している。ポジコピーの場合の較正視野4を設け
るためには第7図に示すような較正視野マイク5
7が用いられる。較正視野マイク57または60
は任意の材料でつくられてよい。板でできた較正
視野マスクは特に重宝である。
版2上の較正視野4の寸法を守つたコピーを得
るため、対応する較正視野マスク57または60
は、この特別の実施例の場合、版2の右上の角、
すなわち印刷終端にそこを蔽うように取付ける。
それは、この場所には穴が設けられていないから
である。較正帯板64を板の印刷方向にコピーす
ることが、版2が極立つた輝きの特定の方向をも
つものである場合(ブラシをかけた場合など)に
特に重要である。原理的には測定装置7の中に光
輝減殺の手段、たとえば分散フオイル39を組込
むとか、測定スリツト19および/または照明装
置および受光部の光路に偏光フイルター40を挿
入することも可能であろう。アルミの版と比べる
と多層金属版においてはインキを盛つた板の部分
から反射され光量が多い。これにより測定信号の
反転が必要となる。装置に対しては、較正帯板を
置く際そこに特に設けられたマイクロスイツチが
自動的に作動してこれを伝えるか、あるいは前記
の版タイプ確認機能によつて自動的にこれがなさ
れる。付加センサー8は、較正視野4が異常であ
るときあるいは全く存在しないとき、特に較正セ
ンサー断路ボタン34によつてオフすることがで
きる。版寸法の設定については、前記のコード入
力スイツチ26による方法とは異る他の実施例に
おいてはこれを自動的に行いうる。この場合、版
載せ面1から版2へのコントラストの急変が垂直
方向(版長さ方向)はセンサー9で、水平方向
(版巾方向)はセンサー8または9で求められる。
測定装置9による測定で得られるのはゾーン当り
の網点面積率である。ここで基本となつているの
はゾーン巾とセンサー数で定まる表面(の広さ)
である。一般には版寸法に関係する印刷の長さは
この基本の表面におけるのと同一ではない。それ
故測定値の100%基準への自動補正が行われる。
これは測定結果に版寸法に関係して入力されてい
る定数を乗ずることによつてなされる。この網点
面積率をもつてしても印刷ユニツトのインキ供給
の予調整を直接に行い得ない。そこで、この網点
面積率の値から機械のタイプおよびインキとの関
係において、インキみぞ(ゾーンの開き)および
ドクター(インキの筋の巾)の予調整値を計算す
ることとなる。これは特に印刷機の操作パネルで
行われるが、また原理的には版読取装置の計算機
によつて行うようにもできる。
また、特別な予調整計算機を設けることも可能
である。対応する予調整値計算プログラムをもつ
たそのような予調整計算機によつて、通常の版大
きさの範囲内であればすべての印刷機に対する予
調整値のデータをもつての広範囲の利用が実現可
能となる。このような予調整計算機によつて、版
読取装置においてプログラムに入つているインキ
みぞに関係するゾーン間隔、ゾーン巾を他のイン
キみぞに合うように書き直すことも可能となろ
う。網点面積率のデータから、枚葉紙1枚当り、
巻取紙ならば単位長さ当りのインキ所要量、枚葉
紙上のインキ層厚さを考慮して計算することがで
きる。これによつて1つの出版に際してのインキ
所要量が前もつて見積りできる。
[発明の効果] 以上説したように本発明は、原図または版の較
正領域をセンサーによつて検出し、それによつて
原図または版に特有の補正値を得、全てのセンサ
ーの較正の補正を行なうことにより、照明装置、
受光装置等の変動を平衡させ、測定すべき版の光
反射特性の相違が自動的に較正される効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は版載せ面上の較正帯板および版の配置
で測定装置をも示す図、第2図は測定装置の縦断
面図、第3図は版読装置の操作ボタンの配置図、
第4図は測定装置の構成部分と信号の流れを示す
図、第5図は較正帯板を作成するためのフイルム
を示す図、第6図はネガ板にかぶせた窓つきの較
正視野マスク(ネガコピー)を示す図、第7図は
ポジ板にかぶせた窓なしの較正視野マスク(ポジ
コピー)を示す図である。 1……版載せ面、2……版、3……インキを盛
る表面、4……較正視野、5……最大較正のため
の領域、6……最小較正のための領域、7……測
定装置、8……付加センサー、9……センサー、
10……突当て桟、11……測定ゾーン、12…
…度盛り桟、13……版読取装置のパネル、14
……照明装置、15……分散板、16……安全ロ
ーラ、17……支持具、18……集束レンズ、1
9……測定スリツト、20……較正領域、21…
…紙送りボタン、22……記録印字器、23……
記録紙、24……情報送出ボタン、25……電源
スイツチ、26……コード入力ボタン、27……
版巾のシンボル、28……版長さのシンボル、2
9……仕切板、30……真空発生ボタン、31…
…分色選択ボタン、32……目印線、33……ス
タートボタン、34……較正センサー断路ボタ
ン、35……戻しボタン、36……再スタートボ
タン、37……緊急停止ボタン、38……真空ス
リツト、39……分散フオイル、40……偏光フ
イルター、41……最小面隠蔽度の領域、42…
…最大面隠蔽度の領域、43……目印線、44…
…判別用の角、45……版寸法入力ボタン、46
……測定線、47……マツチング電子回路、48
……マルチプレクサ、49……増幅器、50……
A/D変換器、51……発光管、52……情報送
出種類選択ボタン、53……記録種類選択ボタ
ン、54……消去種類選択ボタン、55……カセ
ツト、56……フイルム、57……較正視野マス
ク、58……偏光フイルター、59……窓、60
……較正視野マスク、62……案内路、63……
位置合わせおよび緊張ガイドレールプラグ穴、6
4……較正帯板、65……支持具。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原図または版を支持する版載せ面1と、前記
    版載せ面1の上方に、前記原図または版の上方を
    並進して動けるように配置され、互いに隣接した
    複数のセンサー9を含み、反射光を検出する測定
    装置7とによつて、印刷機用の原図または版2の
    網点面積率を求める方法であつて、各センサー9
    の較正は、各網点面積率が求められる前に、前記
    版載せ面1上に配置され、最小および最大の網点
    面積率の部分を有する少なくとも1つの較正帯板
    64の測定値を用いて行なわれる、印刷機用の原
    因または版の網点面積率を求める方法において、 原図または版2の網点面積率を求める間、最小
    および最大の網点面積率の少なくとも一方を有す
    る、原図または版2の較正領域4,20,46を
    センサー9の1つまたは測定装置7内に付加され
    較正帯板64によつて較正されたセンサー8によ
    つて走査し、それによつて前記原図または版に特
    有の補正値を得、全てのセンサー9の較正の補正
    を該補正値に対応して行なうことを特徴とする、
    印刷機用の原図または版の網点面積率を求める方
    法。 2 測定装置7は、原図または版2の上にある較
    正視野4および測定線46に沿つた較正領域20
    による原図または版に対する個別的較正とすべて
    のセンサー8,9を同じ値に合わせることを、最
    大の網点面積率をもつ較正視野4と、測定線46
    に沿い最小の網点面積率をもつ較正領域20内
    に、1つ以上の参照用測定箇所を検出することに
    より行う特許請求の範囲第1項に記載の方法。 3 測定装置7によつて、まず較正帯板64が存
    在することとそれが正しく位置していることの自
    動的状態確認が、最小の網点面積率をもつ表面部
    と最大の網点面積率をもつ表面部の並ぶ順序を監
    視することによりなされるものである特許請求の
    範囲第1項または第2項に記載の方法。 4 較正帯板64が版または原図に応じた正しい
    長さのものであることが、1つ以上のセンサー9
    による測定値を版載せ面1と較正帯板64の間の
    コントラストを考慮して判定することにより確認
    される特許請求の範囲第1項から第3項のいずれ
    か1項に記載の方法。 5 較正視野4の存在が、原図または版2の上の
    較正領域20または較正視野4の中で最小および
    最大の測定値を検出することにより測定装置7に
    よつて確認される特許請求の範囲第1項から第4
    項のいずれか1項に記載の方法。 6 版または原図のタイプが、較正視野4および
    較正領域20における測定値の大きさを、特に較
    正帯板における測定値との関係において調べるこ
    とにより知られる特許請求の範囲第1項から第5
    項のいずれか1項に記載の方法。 7 版または原図2の版寸法が、版載せ面1と版
    または原図2の間のコントラストの変化の測定に
    よつて自動的に得られる特許請求の範囲第1項か
    ら第6項のいずれか1項に記載の方法。 8 網点面積率の最小および最大の測定値が、較
    正視野なしで測定装置7の1つ以上のセンサー9
    によつて原図2自体の上で求められ、これらの値
    に対してすべての測定値が規格化され、そしてそ
    れにより同様に、原図または版の網点面積率を個
    別に求めることが行われる特許請求の範囲第1項
    から第7項のいずれか1項に記載の方法。 9 測定装置7の中の照明装置14から放射され
    た光が版または原図の個々の区域で反射され、こ
    の反射された光は測定装置7のセンサー9によつ
    て網点面積率に応じたアナログ信号に変換され、
    この信号がマルチプレクサ48および増幅器49
    を経てアナログ/デジタル変換器50に供給さ
    れ、さらに行われる処理のために引続き記憶され
    る特許請求の範囲第1項から第8項のいずれか1
    項に記載の方法。 10 原図または版を支持する版載せ面1と、前
    記版載せ面1の上方に、前記原図または版の上方
    を並進して動けるように配置され、互いに隣接し
    た複数のセンサー9を含む測定装置7とを備え、
    網点面積率の最小および最大の部分を有する較正
    帯板64が前記版載せ面1上に設けられ、 原図または版2の網点面積率が求められる間、
    センサー9の1つまたは測定装置7内に付加さ
    れ、較正帯板64によつて較正されたセンサー8
    によつて走査される、最小および/または最大の
    網点面積率を備えた領域4,20,46を原図ま
    たは版2が有し、その際前記測定装置7が光強度
    の時間的変動が平滑化された発光管51で成る照
    明装置14を備えていること、 版上の定められたインキゾーン幅の部分を一様
    に照明する発光管51の前には分散板15およ
    び/または偏光フイルター40が配置されている
    こと、 そしてセンサー9はゾーン幅の測定対象区域の
    個々の部分からの反射光を感知するものである、
    印刷機の原図または版の網点面積率を求める装
    置。 11 センサー9がゾーン幅の測定対象区域の
    個々の部分からの反射光を偏光フイルター58を
    通じて感知する特許請求の範囲第10項に記載の
    装置。 12 センサー9がゾーン幅の測定対象区域の
    個々の部分からの反射光を分散フオイル39を通
    じて感知する特許請求の範囲第10項または第1
    1項に記載の装置。 13 原図または版2の損傷が起り得ないように
    するための安全ローラー16が備えられている特
    許請求の範囲第10項から第12項のいずれか1
    項に記載の装置。 14 版上の較正視野を設けるための装置であつ
    て、較正視野4を版2上にコピーするための較正
    視野マスク57,60が版2上にかぶせられてい
    る、版に較正視野を設けるための装置。 15 ネガのコピー2を利用するときの較正視野
    マスク60が窓を有しており、この窓を通してこ
    の版が対応する位置59において照明されている
    特許請求の範囲第14項に記載の装置。 16 ポジのコピー2を利用するときの較正視野
    マスク57が閉じた表面を有しており、それ故こ
    の版はその場所において照明されないものである
    特許請求の範囲第14項に記載の装置。
JP58091668A 1982-05-29 1983-05-26 印刷機用の原図または版の網点面積率を求める方法および装置ならびに版に較正視野を設ける装置 Granted JPS58223707A (ja)

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