JPH04298907A - 照明器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】［発明の目的］

【０００２】

【産業上の利用分野】本発明は箱状の器具本体内に反射
板およびランプを設けるようにしたものにあって、これ
ら光源部を器具本体内において変位可能とし、かつ簡単
な構造にてそれを実現するようにした照明器具に関する
。

【０００３】

【従来の技術】この種照明器具においては、光源部を変
位させる手段としてつぎのように行っていた。器具本体
側面にソケット取付板が取り付けられ、この取付板に化
粧ねじを介して反射板が取付られている。位置を替える
に際しては、化粧ねじを外して反射板を外し、ついで器
具本体側面からソケット取付板を外す。所望位置にソケ
ット取付板を移動させて再びねじにより、このソケット
取付板を器具本体側面に取り付け、この後、反射板を化
粧ねじによりソケット取付板に取り付ける。このように
、光源部を器具本体内において変位させることにより、
器具を半埋込形または埋込形に変更し、あるいは埋込形
の場合には、投光開口面にルーバー等の制光体を設ける
ことによって、器具のシステムアップを図るようにして
いる。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】したがって、上記位置
を変更させるための作業が非常に面倒となる欠点を有し
ていた。

【０００５】本発明は上記欠点を除去するもので、位置
の変更を簡単な作業により行える照明器具を提供するこ
とを目的とする。

【０００６】［発明の構成］

【０００７】

【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、箱状
の器具本体の両側面の中間部に係合部を設け、ランプを
設けた器具本体内に収納される反射板の両側縁にには係
止部を設けると共に、この係止部から離間して形成した
係止片を設け、これら係止部および係止片を選択的に上
記係合部に係止させることにより、上記反射板を変位さ
せることを特徴とする。

【０００８】請求項２の発明は、上記反射板が上記器具
本体の頂部側に変位した際、上記投光開口の開口面に制
光体を設けたことを特徴とする請求項１記載の照明器具
。

【０００９】

【作用】請求項１の発明は、反射板の係止部および係止
片を選択的に器具本体内の係合部に係止させることによ
り、ねじの着脱を行うことなく、光源部の移動が可能に
なり、したがって、埋込型から半埋込形への変更あるい
はその逆の変更を簡単に行うことができる。

【００１０】

【実施例】以下、本発明の詳細を図面を参照して説明す
る。１は箱状の器具本体で、一面に投光開口２を有して
いるとともに、両側面の中間部に係合部３を有している
。４は反射板で、この反射板４は器具本体１内において
、投光開口２に対向して設けられ、かつ両側縁に係止部
５およびこの係止部５から離間して形成した係止片６を
有している。そして、これら係止部５および係止片６を
選択的に係合部３に係止させることにより、反射板４を
投光開口２面と交差する方向に沿って変位させるように
している。７は投光開口２に対向して反射板４に設けら
れたランプである。

【００１１】さらに、８は反射板４が上記器具本体１の
頂部側に変位した際に、器具本体の開口面に設けられた
制光体である。

【００１２】つぎに、上記実施例についてさらに詳述す
ると、器具本体は頂部に安定器を取り付けている。係合
部３は図において下端部が器具本体側面に固定され、中
間部が内側に突出し、上端部が上記側面に設けた孔（図
示しない。）を貫通している。これによって、係合部３
は下端部を支点として外側に向かって器具本体１側面に
変位自在に取付られている。また、器具本体１の頂部両
側面には、係止片６を嵌合させる凹部９を設けている。 ランプ７は２灯の直管形けい光ランプである。１０はソ
ケット１１を取り付けたソケット取付板であり、反射板
４は化粧ねじ１２により、ソケット取付板１１に取り付
けられている。図において、係止片６はソケット取付板
１１を延長してこれと一体に設けられている。１３は器
具本体側面に形成した内側に突出する突部で、必ずしも
必須のものでない。このようにしておくことによって、
反射板４が下から押圧された際、係止片６がこの突部１
３に係止されて容易に持ち上がらない。１５は安定器で
ある。

【００１３】つぎに上記実施例の作用を説明する。図１
においては、反射板４は下側に位置していて、半埋め込
み状態であり、反射板４を上方に移動させるに当たって
は、まず、反射板４の片側をやや強く上へ向かって押圧
する。これによって、ソケット取付板１１は突部を外側
に変位させ、この部分を乗り越える。つぎに、反射板４
の他側を同様にして押圧することにより、ソケット取付
板１１の他側は突部を乗り越える。この状態で反射板４
全体を上に向かって押圧すれば、やがて反射板４側縁の
係止部５は係合部３に接する。係合部５は器具本体１側
面に下端部を支点として外側に向かって変位自在に取付
られているので、反射板４に押されて外側に変位し、さ
らに反射板４を上に向かって押圧すれば、やがて反射板
４は係合部３を乗り越える。これによって、係合部３は
元の状態に復帰する。この状態で反射板４両側縁の係止
部５は係合部３に係止される。投光開口２面とランプ７
との間の距離が充分広くなり、埋込器具としての機能を
発揮する。

【００１４】必要に応じてルーバ等の制光体８を設ける
ことにより、ルーバ照明が可能となる。半埋込形器具と
するには、係合部３を外側に変位させることにより、反
射板４を係合部３の下側に移動させ、さらに係止片６が
係合部３に係止されるまで反射板４を移動させる。これ
によって、元の半埋め込み器具の状態に戻る。

【００１５】

【発明の効果】以上詳述したように、請求項１の発明は
、箱状の器具本体の両側面の中間部に係合部を設け、ラ
ンプを設けた器具本体内に収納される反射板の両側縁に
には係止部を設けると共に、この係止部から離間して形
成した係止片を設け、これら係止部および係止片を選択
的に上記係合部に係止させることにより、上記反射板を
変位させるようにしたものであるから、反射板の係止部
および係止片を選択的に器具本体内の係合部に係止させ
ることにより、ねじの着脱を行うことなく、光源部の移
動が可能になり、したがって、埋込型から半埋込形への
変更あるいはその逆の変更を簡単に行うことができるも
のである。また、制光体なしの器具から制光体月の器具
に容易に変更できるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例の一部切欠側断面図

【図２】
同じく光源部を変位させた状態の側断面図

【符号の説明】

１…器具本体　　２…投光開口　　３…係合部　　４…
反射板　　５…係止部

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】一面に投光開口を有し、両側面の中間部に
   係合部を有する箱状の器具本体と；上記器具本体内にお
   いて上記投光開口に対向して設けられ、両側縁に係止部
   およびこの係止部から離間して形成した係止片を有し、
   これら係止部および係止片を選択的に上記係合部に係止
   させることにより、上記投光開口面と交差する方向に沿
   って変位する反射板と；上記投光開口に対向してこの反
   射板に設けられたランプと；を具備したことを特徴とす
   る照明器具。
2. 【請求項２】上記器具本体内において、上記反射板が上
   記器具本体の頂部側に変位した際、上記投光開口の開口
   面に制光体を設けたことを特徴とする請求項１記載の照
   明器具。