JPH04298680A - エンジンの点火装置 - Google Patents

エンジンの点火装置

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JPH04298680A
JPH04298680A JP1019491A JP1019491A JPH04298680A JP H04298680 A JPH04298680 A JP H04298680A JP 1019491 A JP1019491 A JP 1019491A JP 1019491 A JP1019491 A JP 1019491A JP H04298680 A JPH04298680 A JP H04298680A
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JP
Japan
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ignition
ignition means
engine
fuel injection
injection amount
Prior art date
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JP1019491A
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English (en)
Inventor
Noboru Nakamura
中村   昇
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンの点火装置の改
良に関し、特に混合気の着火性及び燃焼性の向上対策に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、エンジンの点火装置として、
例えば特開平1−142266号公報に開示されるよう
に、トランジスタ式点火装置が知られている。この方式
は、点火タイミングにおいてトランジスタをoff作動
させ、このoff作動により点火コイルの一次コイルへ
の通電を遮断して、二次コイルに高電圧を発生させるこ
とにより点火する方式である。
【0003】また、他の形式の点火装置として、例えば
特開昭64−92577号公報に開示されるようにコン
デンサー放電型のものがある。このものは、コンデンサ
ーを設定電圧に充電し、この充電電荷を点火タイミング
にて点火コイルの一次コイルに一気に放電させることに
より、二次コイルに高電圧を発生させて点火する方式で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トラン
ジスタ式点火装置では、混合気の比較的良好な燃焼を確
保できるものの、点火コイルでの二次電圧の立上りが比
較的遅いため、混合気の燃焼温度が低く、点火プラグが
くすぶり汚損する欠点があった。また、コンデンサー放
電型では、二次電圧の立上りが早いので、点火プラグの
くすぶり汚損を解消できるものの、二次電圧の立上りが
早い分、エネルギーの放出時間が短いため、その後の混
合気の燃焼性が低下する欠点があった。
【0005】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、混合気の燃焼性を良好に確保しなが
ら、点火プラグのくすぶり汚損を解消することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明では、トランジスタ式の点火装置とコンデン
サー放電型の点火装置とを設け、その双方を同時に作動
させることとする。
【0007】つまり、本出願の請求項1記載の発明の具
体的な解決手段は、第1図に示すように、コンデンサー
Cに充電し、この充電した電荷を点火タイミングにおい
て点火コイル3の一次コイルに放電して点火するコンデ
ンサー放電型の第1点火手段31と、点火タイミングに
おいてトランジスタTrをoff作動させ、このoff
作動により点火コイル3の一次コイルへの通電を遮断し
て点火するトランジスタ式の第2点火手段20との双方
を備え、該第1点火手段31及び第2点火手段20を同
時に作動させる構成としている。
【0008】また、上記のように双方の点火手段31,
20が同時に作動する時には、請求項2及び請求項3記
載の発明では、同図に示すように、その各点火手段31
,20が単独で作動する場合に比べて、点火タイミング
をリタ−ド側に設定する点火タイミング設定手段35を
設けたり、エンジンの燃料噴射量を少量に設定する構成
とする。さらに、請求項4、請求項5及び請求項6記載
の発明では、上記双方の点火手段31,20を同時に作
動させる時期を、エンジン回転数が設定値未満のエンジ
ン運転領域に特定し、それ以外の領域では何れか一方の
点火手段31又は20を単独で作動させる構成としたり
、上記双方の点火手段31,20が同時作動する領域で
はエンジンの燃料噴射量を点火手段31,20の単独作
動時に比べて少量に設定する構成としている。
【0009】
【作用】以上の構成により、請求項1記載の発明では、
点火タイミングにおいて、点火コイル3では、当初はコ
ンデンサーCの放電に基づく二次電圧が発生し、その後
、トランジスタTrのoff作動に基づく二次電圧が発
生する。その結果、点火タイミングの当初に立上る二次
電圧により着火性が向上し、混合気の燃焼温度が高まっ
て、点火プラグのくすぶり汚損が解消される。また、こ
のコンデンサーCの放電に基づく二次電圧が短時間で低
下しても、トランジスタTrのoff作動に基づく二次
電圧によって混合気の燃焼が良好に行われる。しかも、
上記のように二次電圧のピークが2箇所となるので、こ
の双方の二次電圧の発生が相俟って混合気の着火性と燃
焼性とが向上し、燃費を良好にすることができる。
【0010】また、上記トランジスタ式とコンデンサー
放電式の双方の点火手段31,20の同時作動時には、
上記の如く混合気の燃焼性が向上するので、各点火手段
31,20の単独作動時に比して点火タイミングがリタ
−ド側に設定されても、その燃焼性が良好に確保されな
がら、混合気の燃焼温度が適正値になってNOxの発生
量が低減され、エミッション性が向上するとともに、点
火手段31,20の何れか一方の故障時には通常値の点
火タイミングで点火が行われるので、この故障時でも混
合気の燃焼性は良好に確保される。さらに、エンジンの
燃料噴射量が各点火手段31,20の単独作動時に比し
て少量に設定されても、混合気の良好な燃焼性が確保さ
れながら、燃料消費量が少量に制限されて、燃費が一層
良好になるとともに、点火手段31,20の何れか一方
の故障時での混合気の燃焼性が良好に確保される。
【0011】加えて、双方の点火手段31,20の同時
作動は、エンジン回転数が設定値未満の運転領域,つま
り混合気の燃焼が不安定になり易い領域に限って行われ
るので、この領域での混合気の燃焼性が向上して、混合
気の良好な燃焼性が全運転領域に亘って確保されながら
、エンジン回転数が設定値以上の運転領域では双方の点
火手段31,20が同時作動することに伴うオルタネー
タの負荷の増大が抑制されてエンジン負荷が軽減され、
その分、燃費が良くなる。また、設定値以上のエンジン
回転数の領域でコンデンサー放電型の点火装置31を使
用すれば、二次電圧の立上りが早い分、エンジン高回転
時の点火タイミングを正確に制御することができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本出願の請求項1
記載のエンジンの点火装置によれば、トランジスタのo
ff作動に基づいて発生する二次電圧と、コンデンサー
の放電に基づいて発生する二次電圧との双方により、点
火プラグのくすぶり汚損を解消できると共に、混合気の
着火性及び燃焼性を向上させることができ、燃費の向上
を図ることができる。
【0013】特に、トランジスタ式点火装置とコンデン
サー放電型点火装置の同時作動時には、点火タイミング
を点火装置の単独作動時よりもリタ−ド側に設定すれば
、混合気の良好な燃焼性を確保しながら、NOxの発生
を抑制してエミッション性能の向上を図ることができる
し、エンジンの燃料噴射量を少量に設定すれば、混合気
の燃焼性を良好に確保しつつ燃費の向上を図ることがで
きる。
【0014】さらに、両点火装置の同時作動をエンジン
回転数が設定値未満の運転領域に限って行えば、この運
転領域以上の高回転域にてオルタネータの負荷を低減し
てエンジン負荷を軽減でき、燃費の一層の向上を図るこ
とができるとともに、この高回転域でコンデンサー放電
型の点火装置のみを単独で作動させれば、二次電圧の立
上り特性の良い点から、高回転時の点火タイミングを正
確に制御することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を第2図以下の図面に
基いて説明する。第2図は本発明に係るエンジンの点火
装置の概略構成図を示す。同図において、1は点火プラ
グ、2は該点火プラグ1に高電圧を配電するディストリ
ビュータ、3は点火コイルであって、第1の点火コイル
4と第2の点火コイル5とを有し、該両点火コイル4,
5は並列接続されている。
【0016】また、8はホール式のカム軸センサであっ
て、エンジンの第1気筒を識別するための第3図(a)
 に示す信号SGCと、同図(b) に示す回転数信号
SGTとを出力する。9は電磁ピックアップ式のクラン
ク軸センサであって、第3図(c) に示す回転数信号
Nを出力する。
【0017】さらに、11は内部にCPUを備えたエン
ジン制御ユニットであって、上記両センサ8,9からの
3種の信号を受けている。該エンジン制御ユニット11
は内部に、クランク軸センサ9の回転数信号Nを波形整
形する波形整形回路12と、該整形回路12で整形され
た回転数信号N及び上記カム軸センサ8の両信号SGC
,SGTとに基いて点火プラグ1の点火時期制御並びに
閉角度制御を行い、点火タイミング信号IGTを出力す
る制御回路13と、故障時のバックアップ回路14とを
備える。尚、エンジン制御ユニット11は、エンジンの
燃料噴射弁15からの燃料の噴射量及び噴射時期を制御
する機能を有する。
【0018】加えて、17はフルトランジスタ式のイグ
ナイタであって、その内部には、上記点火コイル3の第
1の点火コイル4の一次コイル4aに接続されたパワー
トランジスタTrと、該トランジスタTrを上記制御回
路13の点火タイミング信号IGTの受信の有無に基い
てon−off作動させるドライブ回路18とを備えて
いる。よって、該イグナイタ17及び第1の点火コイル
4により、制御回路13から点火タイミング信号IGT
の出力された点火タイミングにおいてパワートランジス
タTrをoff作動させることにより、第1の点火コイ
ル4の一次コイル4aへの通電を遮断して二次コイル4
bに高電圧を発生させることにより、点火プラグ1を点
火するようにした第2点火手段20を構成している。
【0019】尚、上記イグナイタ17内において、21
はパワートランジスタTrに接続され,第1の点火コイ
ル4の一次電流値を一定にする定電流回路、22はパワ
ートランジスタTrのon状態でのロック故障を防止す
るロック防止回路、23はイグナイタ17の故障を検出
する故障検出回路であって、その故障検出信号IGf2
は上記エンジン制御ユニット11のバックアップ回路1
4に出力される。
【0020】また、第2図において、28はコンデンサ
ー放電式イグナイタ(以下、CDIという)であって、
その内部には、点火コイル3の第2の点火コイル5の一
次コイル5aに接続されたコンデンサーCと、該コンデ
ンサーCに充電するDC/DCコンバータ29と、サイ
リスタSCRとを備え、該サイリスタSCRとコンデン
サーC及び第2の点火コイル5の一次コイル5aとで閉
回路が構成されている。そして、該サイリスタSCRは
トリガ回路30によりon−off制御され、該トリガ
回路30は上記制御回路13から出力される点火タイミ
ング信号IGTに基いて作動する。
【0021】よって、上記CDI28及び第2の点火コ
イル5により、DC/DCコンバータ29を用いてコン
デンサーCに予め充電しておき、この状態において点火
タイミング信号IGTが出力された点火タイミングにて
サイリスタSCRをトリガ回路30でon作動させるこ
とにより、コンデンサーCに充電した電荷を第2の点火
コイル5の一次コイル5aに放電してその二次コイル5
bに高電圧を発生させ、点火プラグ3を点火するように
した第1点火手段31を構成している。
【0022】上記フルトランジスタ式イグナイタ17と
CDI28との作動特性は、第4図に示すように、前者
では第1の点火コイル4の二次電圧の立上りが比較的遅
い特性であり、後者のCDI28では立上りが素早い特
性である。その結果、上記2つの二次電圧を合成した合
計二次電流は、第5図に示すように、瞬時に大電流とな
ると共に、所定期間経過時にも比較的大きな電流値を保
持する特性となる。
【0023】次に、エンジン制御ユニット11による点
火時期制御及び燃料噴射量制御を第6図の制御フロ−に
基いて説明する。
【0024】スタ−トして、ステップS1でエンジン回
転数Ne及び吸入空気量Qaを読込んだ後、ステップS
2でエンジン回転数Neを中回転数の設定値Noと比較
し、Ne<Noの中,低回転の領域では、ステップS3
以降で制御を行い、Ne≧Noの高回転の領域ではステ
ップS19以降で制御を行う。
【0025】先ず、中,低回転の領域では、ステップS
3でカム軸センサ8の回転数信号SGTを受信したか否
かを判別し、受信した場合に限り、ステップS4で各イ
グナイタ17,28の故障フラグF1,F2の値を判別
し、F1=F2=0の何れも故障でない場合には、ステ
ップS5でエンジン回転数及び吸入空気量に基いて予め
記憶した点火時期マップ1から点火タイミングを読み込
む。ここに、該点火時期マップ1は、フルトランジスタ
式(以下、フルトラ式と略す)イグナイタ17又はCD
I28単独のみの場合の点火タイミングよりも設定値だ
けリタ−ドした値を記憶している。また、上記ステップ
S5では、燃料噴射量をフルトラ式イグナイタ17又は
CDI28単独の場合の通常値よりも少量に設定された
燃料噴射量マップから、その時のエンジン回転数及び吸
入空気量に応じた噴射量を読み込み、この噴射量になる
よう燃料噴射弁15を制御する。
【0026】一方、F1=1又はF2=1の何れかのイ
グナイタの故障時には、ステップS6で同様な点火時期
マップ2から点火タイミングを読み込む。該点火時期マ
ップ2は、フルトラ式イグナイタ17又はCDI28単
独の場合の通常の点火タイミングの値が予め記憶されて
いる。
【0027】その後、ステップS7で上記読み込んだ目
標の点火タイミングに達したか否かを判別し、この目標
点火タイミングの時点でステップS8及びステップS9
で各々イグナイタ17又は28の故障フラグF1,F2
の値を判別し、F1=F2=0の正常時には、ステップ
S10でフルトラ式イグナイタ17及びCDI28の双
方に対して点火タイミング信号IGTを出力し、その双
方のイグナイタ17,28を同時に作動させて点火を行
わせる。
【0028】続いて、ステップS11及びステップS1
2でCDI28からの故障信号IGf1の入力又はフル
トラ式イグナイタ17からの故障信号IGf2の入力の
有無を判別し、IGf1=1のCDI28の故障時には
、ステップS13で故障フラグF1=1に設定すると共
に、ステップS14で燃料噴射量マップを噴射量の多い
通常値のマップに切換える。同様に、IGf2=1のフ
ルトラ式イグナイタ17の故障時には、ステップS15
で故障フラグF2=1に設定すると共に、ステップS1
6で燃料噴射量マップを噴射量の多い通常値のマップに
切換え、リタ−ンする。
【0029】そして、上記ステップS8でF1=1のC
DI28の故障時には、ステップS17でフルトラ式イ
グナイタ17に対してのみ点火タイミング信号IGTを
出力する一方、ステップS9でF2=1のフルトラ式イ
グナイタ17の故障時には、ステップS18でCDI2
8に対してのみ点火タイミング信号IGTを出力して、
リタ−ンする。
【0030】次に、高回転数の領域での制御を説明する
に、ステップS19でカム軸センサ8の回転数信号SG
Tを受信した場合に限り、ステップS20で通常値の点
火タイミングを記憶する点火時期マップ2から点火タイ
ミングを読み込む。そして、ステップS21で上記読み
込んだ目標の点火タイミングに達した時点で、ステップ
S22で故障フラグF1の値を判別し、F1=0のCD
I28の正常時には、ステップS23でCDI28に対
してのみ点火タイミング信号IGTを出力してCDI2
8単独で点火を行わせる一方、F1=1のCDI28の
故障時には、ステップS24で代わりにフルトラ式イグ
ナイタ17に対して点火タイミング信号IGTを出力し
て、リタ−ンする。
【0031】よって、上記第5図の制御フロ−のステッ
プS5により、エンジン回転数が設定値未満(Ne<N
o)の中,低回転数域でフルトラ式イグナイタ17及び
CDI28の双方が同時に作動するときに、点火タイミ
ングを点火時期マップ1から読込んで、フルトラ式イグ
ナイタ17又はCDI28単独で作動する場合の点火タ
イミングよりも設定値だけリタ−ドした値に設定するよ
うにした点火タイミング設定手段35を構成していると
共に、燃料噴射量をフルトラ式イグナイタ17又はCD
I28単独で作動する場合の通常の燃料噴射量よりも少
量に設定された燃料噴射量マップから読込んで、燃料噴
射弁15からの燃料噴射量を少量に設定するようにした
燃料噴射量設定手段36を構成している。
【0032】したがって、上記実施例においては、エン
ジン回転数Neが設定値No未満(Ne<No)の中,
低回転域では、フルトラ式イグナイタ17及びCDI2
8の双方が同時に作動する。このことにより、CDI2
8による点火コイル3の二次電圧の素早い立上りに伴い
、その二次電流は第5図に示すように瞬時に大電流とな
るので、点火プラグ1のくすぶり汚損が制限ないし解消
される。しかも、その後はフルトラ式イグナイタ17に
よる二次電圧により二次電流の値が比較的大きく継続す
るので、混合気の燃焼性が良好に確保される。
【0033】しかも、上記の中,低回転域では、点火タ
イミングは点火時期マップ1から読込まれて、通常値よ
りもリタ−ド側に設定されるので、混合気の燃焼性を良
好に確保しつつ、混合気の燃焼温度が適正値になってN
Oxの発生量が低減され、エミッション性が向上すると
ともに、燃料噴射弁15からの燃料噴射量が通常値より
も少量に設定されるので、混合気の良好な燃焼性を維持
しながら燃料消費量を低減できて、燃費の向上を図るこ
とができる。また、この中,低回転域において、フルト
ラ式イグナイタ17又はCDI28の何れか一方が故障
している場合には、点火タイミング及び燃料噴射量は共
に通常値に設定されるので、その故障時であっても混合
気の燃焼性を良好に確保できる。
【0034】また、混合気の燃焼が不安定になり易い中
,低回転域では上記のように双方のイグナイタ17,2
8が同時作動するので、この領域での混合気の燃焼性が
良好に確保されて、混合気の燃焼性がもとから良い高回
転域と合せて、低回転から高回転に亘る全運転域で混合
気の燃焼性を良好にできると共に、Ne≧Noの高回転
域ではCDI28のみが単独で作動し、フルトラ式イグ
ナイタ17は停止しているので、その分、オルタネータ
の負荷が軽減されてエンジン負荷が軽くなり、燃費がよ
り一層向上する。
【0035】さらに、Ne≧Noの高回転域では、CD
I28が単独で作動するので、点火コイル3での二次電
圧の立上りが早く、この高回転域での点火タイミングを
精度良く制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クレーム対応図である。
【図2】点火装置の全体構成図である。
【図3】カム軸センサ及びクランク角センサの出力信号
波形を示す図である。
【図4】点火コイルの二次電圧波形を示す図である。
【図5】点火コイルの二次電流波形を示す図である。
【図6】点火タイミング制御及び燃料噴射量制御を示す
フロ−チャ−ト図である。
【符号の説明】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンデンサーに充電し、この充電した電荷
    を点火タイミングにおいて点火コイルの一次コイルに放
    電して点火する第1点火手段と、点火タイミングにおい
    てトランジスタをoff作動させ、このoff作動によ
    り点火コイルの一次コイルへの通電を遮断して点火する
    第2点火手段とを備え、該第1点火手段及び第2点火手
    段は同時に作動することを特徴とするエンジンの点火装
    置。
  2. 【請求項2】第1点火手段及び第2点火手段が同時に作
    動するとき、点火タイミングを、該第1点火手段又は第
    2点火手段が単独で作動するときの点火タイミングに比
    してリタ−ド側に設定する点火タイミング設定手段を備
    えた請求項1記載のエンジンの点火装置。
  3. 【請求項3】第1点火手段及び第2点火手段が同時に作
    動するとき、エンジンの燃料噴射量を、該第1点火手段
    又は第2点火手段が単独で作動するときの燃料噴射量に
    比して少量になるよう設定する燃料噴射量設定手段を備
    えた請求項1記載のエンジンの点火装置。
  4. 【請求項4】第1点火手段及び第2点火手段が同時に作
    動する領域は、エンジン回転数が設定値未満の領域であ
    り、該設定値以上のエンジン回転数の領域では第1点火
    手段又は第2点火手段が単独で作動する請求項1記載の
    エンジンの点火装置。
  5. 【請求項5】エンジン回転数が設定値以上の領域では、
    第1点火手段が単独で作動する請求項4記載のエンジン
    の点火装置。
  6. 【請求項6】第1点火手段及び第2点火手段が同時に作
    動する領域は、エンジン回転数が設定値未満の領域であ
    り、該設定値以上のエンジン回転数の領域では第1点火
    手段又は第2点火手段が単独で作動し、上記エンジン回
    転数が設定値未満の領域において燃料噴射量を第1点火
    手段又は第2点火手段が単独で作動するときの燃料噴射
    量に比して少量になるよう設定する燃料噴射量設定手段
    を備えた請求項1記載のエンジンの点火装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1138940A2 (en) * 2000-03-29 2001-10-04 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Control system for an internal combustion engine and method carried out by the same

Cited By (2)

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