JPH04296233A - 船舶推進船尾ブラケット組体用２段傾斜シリンダ機構 - Google Patents
船舶推進船尾ブラケット組体用２段傾斜シリンダ機構Info
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- JPH04296233A JPH04296233A JP4014396A JP1439692A JPH04296233A JP H04296233 A JPH04296233 A JP H04296233A JP 4014396 A JP4014396 A JP 4014396A JP 1439692 A JP1439692 A JP 1439692A JP H04296233 A JPH04296233 A JP H04296233A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H20/00—Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
- B63H20/08—Means enabling movement of the position of the propulsion element, e.g. for trim, tilt or steering; Control of trim or tilt
- B63H20/10—Means enabling trim or tilt, or lifting of the propulsion element when an obstruction is hit; Control of trim or tilt
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/48—Arrangements for providing different damping effects at different parts of the stroke
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は一般的に緩衝機構に関し
、特に船舶推進装置の船尾及び旋回ブラケット組体と連
動され、ボート（船）の運転中丸太などの水中物体にぶ
つかったとき、船舶推進装置を上方へ回転可能とするの
に有用な機構に関する。
、特に船舶推進装置の船尾及び旋回ブラケット組体と連
動され、ボート（船）の運転中丸太などの水中物体にぶ
つかったとき、船舶推進装置を上方へ回転可能とするの
に有用な機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】船外発動機によって駆動されるボートが
、速度を出して運転中丸太などの水中物体にぶつかると
、発動機の船尾及び旋回ブラケット組体に高い負荷が加
わる。発動機の船尾及び旋回ブラケット組体がそのよう
な衝撃によって生じる高い負荷を素早く解放するべく反
応するように設計されていないと、発動機やボート自体
が破損してしまうことがある。船尾及び旋回ブラケット
組体は上昇して水中物体の上を通り越すように船外発動
機の回転を可能としており、一般に組体の一構成部品と
して緩衝器が設けられている。緩衝器は、通常動作時に
発動機をその所望位置に維持する反力を与えるために設
けられている。反力の大きさは、発動機が水中物体をク
リア可能だが、制限なく回転を続けて同じく破損を生じ
ないような範囲で、船外発動機の回転を可能とする。
、速度を出して運転中丸太などの水中物体にぶつかると
、発動機の船尾及び旋回ブラケット組体に高い負荷が加
わる。発動機の船尾及び旋回ブラケット組体がそのよう
な衝撃によって生じる高い負荷を素早く解放するべく反
応するように設計されていないと、発動機やボート自体
が破損してしまうことがある。船尾及び旋回ブラケット
組体は上昇して水中物体の上を通り越すように船外発動
機の回転を可能としており、一般に組体の一構成部品と
して緩衝器が設けられている。緩衝器は、通常動作時に
発動機をその所望位置に維持する反力を与えるために設
けられている。反力の大きさは、発動機が水中物体をク
リア可能だが、制限なく回転を続けて同じく破損を生じ
ないような範囲で、船外発動機の回転を可能とする。
【０００３】一般的に、船外発動機が衝撃によって回転
し始め、尚水中物体と接触しているとき、負荷は最大に
達する。この時点で、船外発動機の回転部分が緩衝器か
らの高い負荷と水中物体によって生じる衝撃負荷とを受
ける。
し始め、尚水中物体と接触しているとき、負荷は最大に
達する。この時点で、船外発動機の回転部分が緩衝器か
らの高い負荷と水中物体によって生じる衝撃負荷とを受
ける。
【０００４】多くの従来の緩衝器は、緩衝器の内部ピス
トンの速度だけの関数である反回転力を与える内部の弁
切り替え設計を有している。この種の緩衝器も一般に適
切に作動するが、最大負荷の発生時に比較的小さい初期
反力を緩衝器から与え、その後比較的大きい反力を与え
るのが望ましい。この機能により、発動機や船尾及び旋
回ブラケット組体の破損する可能性が減少する。
トンの速度だけの関数である反回転力を与える内部の弁
切り替え設計を有している。この種の緩衝器も一般に適
切に作動するが、最大負荷の発生時に比較的小さい初期
反力を緩衝器から与え、その後比較的大きい反力を与え
るのが望ましい。この機能により、発動機や船尾及び旋
回ブラケット組体の破損する可能性が減少する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の主な目
的は、水中物体との衝撃から受ける負荷に対して機能的
により適合する可変の反力を与えるような船外発動機の
旋回ブラケット組体用改良緩衝器を提供することにある
。
的は、水中物体との衝撃から受ける負荷に対して機能的
により適合する可変の反力を与えるような船外発動機の
旋回ブラケット組体用改良緩衝器を提供することにある
。
【０００６】本発明の別の目的は、２段階の動作を与え
る、すなわち内部ピストンの初期移動時に比較的低い反
力、同一方向のその後の移動時に比較的高い反力を与え
る内部の弁切り替え構造を有するような改良緩衝器を提
供することにある。言い替えれば本発明のこの目的は、
水中物体をクリアするまでのピストンの初期移動時に発
動機の容易な回転を可能とする柔らかい反力を生じ、ピ
ストンの残りの移動時に硬い反力を生じるような改良緩
衝器を提供することにある。
る、すなわち内部ピストンの初期移動時に比較的低い反
力、同一方向のその後の移動時に比較的高い反力を与え
る内部の弁切り替え構造を有するような改良緩衝器を提
供することにある。言い替えれば本発明のこの目的は、
水中物体をクリアするまでのピストンの初期移動時に発
動機の容易な回転を可能とする柔らかい反力を生じ、ピ
ストンの残りの移動時に硬い反力を生じるような改良緩
衝器を提供することにある。
【０００７】本発明のさらに別の目的は、比較的高い反
力に対し比較的低い反力を加えるピストンの移動距離を
決定し、それによって発動機の所定量の初期回転を通じ
て比較的低い反力を与えるように、改良緩衝器の各構成
部品を容易に調整可能とすることにある。
力に対し比較的低い反力を加えるピストンの移動距離を
決定し、それによって発動機の所定量の初期回転を通じ
て比較的低い反力を与えるように、改良緩衝器の各構成
部品を容易に調整可能とすることにある。
【０００８】上記及びその他の目的は、添付の図面を参
照した本発明の以下の詳しい説明から明かとなろう。
照した本発明の以下の詳しい説明から明かとなろう。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明によれば、船舶船外駆動装置用の緩衝器であって
、旋回ブラケット組体を取り付けるべきボートに対して
前記船外駆動装置の回転移動を可能とする旋回ブラケッ
ト組体を有し、該旋回ブラケット組体が前記船外駆動装
置に取り付けられる旋回ブラケットと前記ボートに取り
付けられる取付ブラケットとを有し、該取付ブラケット
及び旋回ブラケットが相互に旋回可能であるようなもの
において、内部に流体を受け入れる円筒状の内側ボアを
有するシリンダを備え、該シリンダの第１端がほぼ密封
係合する状態でロッド手段を受け入れる挿通孔を備えた
端壁を有し、前記シリンダがその第２端における端壁と
該第２端に配置された取付手段とを有し、該取付手段が
前記取付ブラケットと前記旋回ブラケットの一方に結合
されており；前記シリンダ内に配置され、前記シリンダ
ボア内でスライド可能な細長い円筒状のスライダ要素を
備え、該スライダ要素が前記シリンダの第１端に近い側
の端壁と、ほぼ密封関係の状態でロッド手段を受け入れ
る前記端壁の中心孔を有しており；ロッド手段が取り付
けられたピストン手段を備え、該ピストン手段が前記ス
ライダ要素内でスライド移動自在であり、前記ロッド手
段が前記スライダ要素の前記中心孔と前記シリンダの前
記挿通孔とを貫いて延びると共に、ロッド手段の外端部
に配置され、前記取付ブラケットと前記旋回ブラケット
の他方に結合された取付手段を有しており；前記ピスト
ン手段に設けられ、前記シリンダの前記第１端へ向かう
前記ピストン手段の移動時、前記シリンダボアから前記
スライダ要素の内部へ流体を通過させる第１の所定サイ
ズの複数の流通孔を有しており；前記スライダ要素の前
記端壁に設けられ、前記ピストン手段が前記スライダ要
素の前記端壁にほぼ当接する関係となったとき前記ピス
トン手段の各流通孔と流体連通する複数の連通孔を有し
、前記スライダ要素の該連通孔が前記第１の所定サイズ
より小さい第２の所定サイズである緩衝器が提供される
。
本発明によれば、船舶船外駆動装置用の緩衝器であって
、旋回ブラケット組体を取り付けるべきボートに対して
前記船外駆動装置の回転移動を可能とする旋回ブラケッ
ト組体を有し、該旋回ブラケット組体が前記船外駆動装
置に取り付けられる旋回ブラケットと前記ボートに取り
付けられる取付ブラケットとを有し、該取付ブラケット
及び旋回ブラケットが相互に旋回可能であるようなもの
において、内部に流体を受け入れる円筒状の内側ボアを
有するシリンダを備え、該シリンダの第１端がほぼ密封
係合する状態でロッド手段を受け入れる挿通孔を備えた
端壁を有し、前記シリンダがその第２端における端壁と
該第２端に配置された取付手段とを有し、該取付手段が
前記取付ブラケットと前記旋回ブラケットの一方に結合
されており；前記シリンダ内に配置され、前記シリンダ
ボア内でスライド可能な細長い円筒状のスライダ要素を
備え、該スライダ要素が前記シリンダの第１端に近い側
の端壁と、ほぼ密封関係の状態でロッド手段を受け入れ
る前記端壁の中心孔を有しており；ロッド手段が取り付
けられたピストン手段を備え、該ピストン手段が前記ス
ライダ要素内でスライド移動自在であり、前記ロッド手
段が前記スライダ要素の前記中心孔と前記シリンダの前
記挿通孔とを貫いて延びると共に、ロッド手段の外端部
に配置され、前記取付ブラケットと前記旋回ブラケット
の他方に結合された取付手段を有しており；前記ピスト
ン手段に設けられ、前記シリンダの前記第１端へ向かう
前記ピストン手段の移動時、前記シリンダボアから前記
スライダ要素の内部へ流体を通過させる第１の所定サイ
ズの複数の流通孔を有しており；前記スライダ要素の前
記端壁に設けられ、前記ピストン手段が前記スライダ要
素の前記端壁にほぼ当接する関係となったとき前記ピス
トン手段の各流通孔と流体連通する複数の連通孔を有し
、前記スライダ要素の該連通孔が前記第１の所定サイズ
より小さい第２の所定サイズである緩衝器が提供される
。
【００１０】
【作用】すなわち、本発明の緩衝器は船外発動機などの
旋回ブラケット組体で用いるのに適し、ボートが水中物
体にぶつかったとき、旋回ブラケット組体が発動器を回
転させてその水中物体をクリア可能とする。本緩衝器は
２段階動作を行い、旋回ブラケット組体を回転可能とし
て、初期の比較的低い反力を与えると共に、ある程度の
、好ましくは駆動軸のハウジングが水中物体をクリアす
るのに充分な程度の回転後、継続する回転に比較的高い
反力を与える。
旋回ブラケット組体で用いるのに適し、ボートが水中物
体にぶつかったとき、旋回ブラケット組体が発動器を回
転させてその水中物体をクリア可能とする。本緩衝器は
２段階動作を行い、旋回ブラケット組体を回転可能とし
て、初期の比較的低い反力を与えると共に、ある程度の
、好ましくは駆動軸のハウジングが水中物体をクリアす
るのに充分な程度の回転後、継続する回転に比較的高い
反力を与える。
【００１１】
【実施例】広く言えば、本発明は船外発動機などの旋回
ブラケット組体で用いるのに適した改良緩衝器に関わり
、ボートが水中物体にぶつかったとき、旋回ブラケット
組体が発動機を回転させてその水中物体をクリア可能と
する。但し本緩衝器は、そのような衝撃を受けると駆動
軸のハウジングを上方へ回転させるように設計された、
その他の種類の船舶推進装置でも使用し得ることが理解
されるべきである。本緩衝器は２段階動作を行い、旋回
ブラケット組体を回転可能として、初期の比較的低い反
力を与えると共に、ある程度の、好ましくは駆動軸のハ
ウジングが水中物体をクリアするのに充分な程度の回転
後、継続する回転に比較的高い反力を与える。
ブラケット組体で用いるのに適した改良緩衝器に関わり
、ボートが水中物体にぶつかったとき、旋回ブラケット
組体が発動機を回転させてその水中物体をクリア可能と
する。但し本緩衝器は、そのような衝撃を受けると駆動
軸のハウジングを上方へ回転させるように設計された、
その他の種類の船舶推進装置でも使用し得ることが理解
されるべきである。本緩衝器は２段階動作を行い、旋回
ブラケット組体を回転可能として、初期の比較的低い反
力を与えると共に、ある程度の、好ましくは駆動軸のハ
ウジングが水中物体をクリアするのに充分な程度の回転
後、継続する回転に比較的高い反力を与える。
【００１２】次に図面、特に図１を参照すると、船外発
動機１０がボート（船）１４の船尾梁に取り付けた状態
で示してあり、船外発動機１０は全体を１６で示した旋
回ブラケット組体を有し、本発明を実施した緩衝器１８
が旋回ブラケット組体１６と一緒に示してある。発動機
１０は、スクリュー２２を駆動する軸とギヤ装置を内部
に含んだ駆動軸ハウジング２０を有する。実線で示した
位置において、発動機の駆動軸ハウジング２０の下部が
水中に没し、スクリューがボートを駆動可能である。発
動機の水没部分が丸太やその他の水中物体にぶつかると
、発動機は旋回ブラケット組体１６の動作によって、ほ
ぼ想像線で示した位置へと上方に回転可能である。
動機１０がボート（船）１４の船尾梁に取り付けた状態
で示してあり、船外発動機１０は全体を１６で示した旋
回ブラケット組体を有し、本発明を実施した緩衝器１８
が旋回ブラケット組体１６と一緒に示してある。発動機
１０は、スクリュー２２を駆動する軸とギヤ装置を内部
に含んだ駆動軸ハウジング２０を有する。実線で示した
位置において、発動機の駆動軸ハウジング２０の下部が
水中に没し、スクリューがボートを駆動可能である。発
動機の水没部分が丸太やその他の水中物体にぶつかると
、発動機は旋回ブラケット組体１６の動作によって、ほ
ぼ想像線で示した位置へと上方に回転可能である。
【００１３】図２を参照すると、旋回ブラケット組体１
６は一般に発動機１０に取り付けられた旋回ブラケット
２４を備え、旋回ブラケット２４はピボットピン２６を
中心として回転可能なように取り付けられ、ピボットピ
ン２６はボートの船尾梁１２をクランプする取付ブラケ
ット２８によって支持されている。通常の動作時におけ
る発動機の向きは、取付ブラケット２８の各側のトリム
ピン３０を取付ブラケット２８に配置されたいずれかの
孔３２に位置決めすることによって調整可能である。通
常の動作中、旋回ブラケット２４の前縁がトリムピン３
０に当接する。旋回ブラケット組体１６はそれに取り付
けられた緩衝器１８も有し、その上端３４が旋回ブラケ
ット２４に取り付けられ、下方の筒耳３６が取付ブラケ
ット２８に取り付けられる。
６は一般に発動機１０に取り付けられた旋回ブラケット
２４を備え、旋回ブラケット２４はピボットピン２６を
中心として回転可能なように取り付けられ、ピボットピ
ン２６はボートの船尾梁１２をクランプする取付ブラケ
ット２８によって支持されている。通常の動作時におけ
る発動機の向きは、取付ブラケット２８の各側のトリム
ピン３０を取付ブラケット２８に配置されたいずれかの
孔３２に位置決めすることによって調整可能である。通
常の動作中、旋回ブラケット２４の前縁がトリムピン３
０に当接する。旋回ブラケット組体１６はそれに取り付
けられた緩衝器１８も有し、その上端３４が旋回ブラケ
ット２４に取り付けられ、下方の筒耳３６が取付ブラケ
ット２８に取り付けられる。
【００１４】本発明を実施した緩衝器１８が図３、４及
び５の断面図に詳しく示してあり、図３は一般に通常の
動作時に生じる完全収縮位置の緩衝器、図４は部分伸張
位置の緩衝器、図５は完全伸張位置の緩衝器をそれぞれ
示す。緩衝器１８は円筒状の室（シリンダボア）４２を
有するシリンダ４０と、筒耳３６が取り付けられるかあ
るいは一体的に形成される下端壁４４と、上端壁４６と
、ピストン組体４８とを備えて成る。
び５の断面図に詳しく示してあり、図３は一般に通常の
動作時に生じる完全収縮位置の緩衝器、図４は部分伸張
位置の緩衝器、図５は完全伸張位置の緩衝器をそれぞれ
示す。緩衝器１８は円筒状の室（シリンダボア）４２を
有するシリンダ４０と、筒耳３６が取り付けられるかあ
るいは一体的に形成される下端壁４４と、上端壁４６と
、ピストン組体４８とを備えて成る。
【００１５】ピストン組体４８は円筒状のピストン５０
、該ピストン５０に取り付けられる細長いピストンロッ
ド５２、及び円筒状のピストンスライダ要素５４を含む
。緩衝器の上端３４は孔５６を有するクレビス（Ｕリン
ク）の形状で、この孔５６にシャフトを通してクレビス
を旋回ブラケット２４に取り付けることができる。ピス
トンロッド５２は下方延長部５８を有し、好ましくは緩
衝器が収縮位置にあるとき下方延長部５８が下端壁４４
に当接する。
、該ピストン５０に取り付けられる細長いピストンロッ
ド５２、及び円筒状のピストンスライダ要素５４を含む
。緩衝器の上端３４は孔５６を有するクレビス（Ｕリン
ク）の形状で、この孔５６にシャフトを通してクレビス
を旋回ブラケット２４に取り付けることができる。ピス
トンロッド５２は下方延長部５８を有し、好ましくは緩
衝器が収縮位置にあるとき下方延長部５８が下端壁４４
に当接する。
【００１６】本発明の重要な観点によれば、図３、４及
び５に示すように、ピストン５０がピストンスライダ要
素５４内を（図面に示すように）上下に移動可能で、し
かもピストンスライダ要素５４がシリンダボア４２内で
上下に移動可能である。ピストン５０の外径は、ピスト
ンがピストンスライダ要素５４内を移動可能だがほぼ密
封接触を保つように、ピストンスライダ要素５４の内径
よりほんのわずか小さい。同じくピストンスライダ要素
５４の外径は、ピストンスライダ要素５４がシリンダボ
ア４２内を移動可能だがほぼ密封接触を保つように、シ
リンダボア５２の内径よりほんのわずか小さい。同様に
上端壁４６は挿通孔６０を有し、該孔６０の内径はほぼ
密封接触を保つように、ピストンロッド５２の径よりほ
んのわずか大きい。ピストンスライダ要素５４は上端壁
６２を有し、上端壁６２もピストンロッド５２の径より
ほんのわずか大きい中心孔６４を有する。また、ピスト
ンスライダ要素５４の側壁はその下端部に配置された内
向きの環状リップ６３を有し、ピストン５０が下方に移
動したときこの環状リップ６３がピストンと接触する。
び５に示すように、ピストン５０がピストンスライダ要
素５４内を（図面に示すように）上下に移動可能で、し
かもピストンスライダ要素５４がシリンダボア４２内で
上下に移動可能である。ピストン５０の外径は、ピスト
ンがピストンスライダ要素５４内を移動可能だがほぼ密
封接触を保つように、ピストンスライダ要素５４の内径
よりほんのわずか小さい。同じくピストンスライダ要素
５４の外径は、ピストンスライダ要素５４がシリンダボ
ア４２内を移動可能だがほぼ密封接触を保つように、シ
リンダボア５２の内径よりほんのわずか小さい。同様に
上端壁４６は挿通孔６０を有し、該孔６０の内径はほぼ
密封接触を保つように、ピストンロッド５２の径よりほ
んのわずか大きい。ピストンスライダ要素５４は上端壁
６２を有し、上端壁６２もピストンロッド５２の径より
ほんのわずか大きい中心孔６４を有する。また、ピスト
ンスライダ要素５４の側壁はその下端部に配置された内
向きの環状リップ６３を有し、ピストン５０が下方に移
動したときこの環状リップ６３がピストンと接触する。
【００１７】ピストン５０は、底面から上面に近い地点
にまで延び、好ましくはピストンの周囲に等しく等しく
離間した４つの大きい通路もしくはポート６６と、これ
らの各通路６６から上面へと延びた小さい流通孔６８と
を有する。好ましくは１つを除く全ての通路６６内にボ
ール７０が入れられて逆止弁を形成すると共に、付勢手
段（図示せず）がボール７０を大きい通路６６の上端と
着座係合するように付勢している。ボールを含んでない
１つの通路６６が存在することで、その通路を介した双
方向の流れが可能となり、ピストン組体４８は上方への
回転の発生前、その通常の動作位置へとゆっくり収縮可
能である。好ましくは逆止弁を含まない１つのゆっくり
とした戻り移動を可能とし、これによって上述した望ま
しい２段階の反力動作に著しい影響を及ぼすことはない
。もちろん、シリンダボア４２の頂部と底部を連通する
、同等の断面積を有した外部導管手段を用いてもよいこ
とが理解されるべきである。この構成を採用した場合、
各々の通路６６に逆止弁を設けることができる。
にまで延び、好ましくはピストンの周囲に等しく等しく
離間した４つの大きい通路もしくはポート６６と、これ
らの各通路６６から上面へと延びた小さい流通孔６８と
を有する。好ましくは１つを除く全ての通路６６内にボ
ール７０が入れられて逆止弁を形成すると共に、付勢手
段（図示せず）がボール７０を大きい通路６６の上端と
着座係合するように付勢している。ボールを含んでない
１つの通路６６が存在することで、その通路を介した双
方向の流れが可能となり、ピストン組体４８は上方への
回転の発生前、その通常の動作位置へとゆっくり収縮可
能である。好ましくは逆止弁を含まない１つのゆっくり
とした戻り移動を可能とし、これによって上述した望ま
しい２段階の反力動作に著しい影響を及ぼすことはない
。もちろん、シリンダボア４２の頂部と底部を連通する
、同等の断面積を有した外部導管手段を用いてもよいこ
とが理解されるべきである。この構成を採用した場合、
各々の通路６６に逆止弁を設けることができる。
【００１８】ピストンスライダ要素５４の上端壁６２は
、ピストンの孔６８と同心円状であるがそれより直径が
小さく、それによって孔６８を通る流れをさらに制限す
る４つの連通孔７２を有するのが好ましい。ピストン５
０とピストンスライダ要素５４とは、これらピストン５
０とピストンスライダ要素５４が相対的に回転しないよ
うに、舌片及び溝の組合せ構造を備えているのが好まし
い。この構造により、ピストンの孔６８がピストンスラ
イダ要素５４の孔７２と同心円状に一致した状態に保た
れる。
、ピストンの孔６８と同心円状であるがそれより直径が
小さく、それによって孔６８を通る流れをさらに制限す
る４つの連通孔７２を有するのが好ましい。ピストン５
０とピストンスライダ要素５４とは、これらピストン５
０とピストンスライダ要素５４が相対的に回転しないよ
うに、舌片及び溝の組合せ構造を備えているのが好まし
い。この構造により、ピストンの孔６８がピストンスラ
イダ要素５４の孔７２と同心円状に一致した状態に保た
れる。
【００１９】動作中、発動機が水中の物体にぶつかって
緩衝器１８を伸張させるとき、緩衝器は初め図３に示し
た位置にある。緩衝器１８は作動油または同様の流体で
満たされており、シリンダボア４２とピストンスライダ
要素５４内も満杯である。衝撃を受けると、ピストンロ
ッド５２が上方に引かれるので、ピストンはピストンス
ライダ要素５４内を上方に移動し、流体は４つの孔６８
を通過する。各孔６８を通る流体の力は、各ボール７０
を動かし、ピストンスライダ要素５４内におけるピスト
ン５０の上方移動を可能とするのに充分である。ピスト
ンスライダ要素５４内におけるピストンの移動は、ピス
トン５０の上面がピストンスライダ要素５４の上端壁６
２に接触するまで続く。この接触が生じると、孔６８を
通る流体の流れはピストンスライダ要素５４の上端壁の
小さい孔７２によって一層制限され、ピストンの上方移
動に対する抵抗を増大させる。ピストンロッド５２が図
３に示した位置から図４に示した位置まで移動するとき
、ピストンの上方移動に対する抵抗は各孔６８を通る作
動油の流れの関数である。
緩衝器１８を伸張させるとき、緩衝器は初め図３に示し
た位置にある。緩衝器１８は作動油または同様の流体で
満たされており、シリンダボア４２とピストンスライダ
要素５４内も満杯である。衝撃を受けると、ピストンロ
ッド５２が上方に引かれるので、ピストンはピストンス
ライダ要素５４内を上方に移動し、流体は４つの孔６８
を通過する。各孔６８を通る流体の力は、各ボール７０
を動かし、ピストンスライダ要素５４内におけるピスト
ン５０の上方移動を可能とするのに充分である。ピスト
ンスライダ要素５４内におけるピストンの移動は、ピス
トン５０の上面がピストンスライダ要素５４の上端壁６
２に接触するまで続く。この接触が生じると、孔６８を
通る流体の流れはピストンスライダ要素５４の上端壁の
小さい孔７２によって一層制限され、ピストンの上方移
動に対する抵抗を増大させる。ピストンロッド５２が図
３に示した位置から図４に示した位置まで移動するとき
、ピストンの上方移動に対する抵抗は各孔６８を通る作
動油の流れの関数である。
【００２０】ピストン５０が図４に示した位置に達する
と、孔６８はピストンスライダ要素５４の孔７２と一致
し、これらの孔７２の方が小さいため、それ以上の上方
移動に対する抵抗は小さい孔７２のサイズの関数となり
増大する。ピストンロッド５２がさらに上方に引かれる
と、ピストンは最大図５に示す位置に至るまで、ピスト
ンスライダ要素５４をシリンダボア４２内で上方に移動
させる。図３、４及び５に示した好ましい実施例では、
前述したように各孔６８が各孔７２と一致されているが
、ピストン５０がピストンスライダ要素５４の上端壁６
２に接触したとき、孔６８と孔７２の間を流体連通させ
る何等かの手段が設けられていれば、前記のような両孔
の一致は絶対的に必要ではないことが理解されるべきで
ある。上記流体連通手段は例えば、ピストン５０の上面
に配された側方ポートもしくは溝とし得る。
と、孔６８はピストンスライダ要素５４の孔７２と一致
し、これらの孔７２の方が小さいため、それ以上の上方
移動に対する抵抗は小さい孔７２のサイズの関数となり
増大する。ピストンロッド５２がさらに上方に引かれる
と、ピストンは最大図５に示す位置に至るまで、ピスト
ンスライダ要素５４をシリンダボア４２内で上方に移動
させる。図３、４及び５に示した好ましい実施例では、
前述したように各孔６８が各孔７２と一致されているが
、ピストン５０がピストンスライダ要素５４の上端壁６
２に接触したとき、孔６８と孔７２の間を流体連通させ
る何等かの手段が設けられていれば、前記のような両孔
の一致は絶対的に必要ではないことが理解されるべきで
ある。上記流体連通手段は例えば、ピストン５０の上面
に配された側方ポートもしくは溝とし得る。
【００２１】こうして所望通り、ピストンの第１段階の
移動中、すなわち図３の位置から図４の位置までの間は
、ピストンの上方移動に対して柔らかいもしくは低い反
力が生じ、また図４の位置から図５の位置までの移動中
は、より高い反力が生じることが分かる。また、柔らか
い反力が生じる位置の移動長さはピストンスライダ要素
５４の高さの関数で、この長さはより小さい反力が望ま
しい移動長さを与えるように可変であり、さらにこの長
さは発動機にとって望ましい回転量（度）と容易に等し
くできることも理解されるべきである。
移動中、すなわち図３の位置から図４の位置までの間は
、ピストンの上方移動に対して柔らかいもしくは低い反
力が生じ、また図４の位置から図５の位置までの移動中
は、より高い反力が生じることが分かる。また、柔らか
い反力が生じる位置の移動長さはピストンスライダ要素
５４の高さの関数で、この長さはより小さい反力が望ま
しい移動長さを与えるように可変であり、さらにこの長
さは発動機にとって望ましい回転量（度）と容易に等し
くできることも理解されるべきである。
【００２２】以上本発明の各種実施例を図示し説明した
が、様々な代替、置き換え、等価の構成が可能であり、
本発明は特許請求の範囲及びその等価物によってのみ制
限されるべきである。
が、様々な代替、置き換え、等価の構成が可能であり、
本発明は特許請求の範囲及びその等価物によってのみ制
限されるべきである。
【００２３】本発明の各種特徴は、特許請求の範囲の各
請求項に記載されている。
請求項に記載されている。
【００２４】
【発明の効果】以上の説明から、図面に示し詳しく説明
した本発明の改良緩衝器は、多くの顕著な望ましい利点
と特性を有することが理解されるべきである。すなわち
本改良緩衝器は、１段の緩衝器で使われるのとほぼ同じ
数の構成部品から構成でき、しかも有効な２段階動作を
与える望ましい機能を発生可能である。
した本発明の改良緩衝器は、多くの顕著な望ましい利点
と特性を有することが理解されるべきである。すなわち
本改良緩衝器は、１段の緩衝器で使われるのとほぼ同じ
数の構成部品から構成でき、しかも有効な２段階動作を
与える望ましい機能を発生可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】ボートの船尾に取り付けられた状態を示す船外
発動機の側面図で、船外発動機は本発明を実施した緩衝
器と旋回ブラケット組体を有する。
発動機の側面図で、船外発動機は本発明を実施した緩衝
器と旋回ブラケット組体を有する。
【図２】本発明を実施した旋回ブラケット組体と緩衝器
の拡大側面図。
の拡大側面図。
【図３】本発明を実施した２段階緩衝器の断面図で、非
伸張位置を示す。
伸張位置を示す。
【図４】本発明を実施した２段階緩衝器の断面図で、比
較的低い反力を発生する部分伸張位置を示す。
較的低い反力を発生する部分伸張位置を示す。
【図５】本発明を実施した２段階緩衝器の断面図で、高
い反力を発生する完全伸張位置を示す。
い反力を発生する完全伸張位置を示す。
１０ 船外駆動装置（発動機）
１６ 旋回ブラケット組体
１８ 緩衝器
２４ 旋回ブラケット
２８ 取付ブラケット
３４、３６ 取付手段（ピストンロッド上端（クレビ
ス）、筒耳） ４０ シリンダ ４２ 円筒状内側シリンダボア ４６、４４ 第１、２端壁 ５０ ピストン手段 ５２ ロッド手段（ピストンロッド）５４ （ピス
トン）スライダ要素 ５８ ピストン手段延長部 ６０ 第１端壁の挿通孔 ６３ 停止手段（環状リップ） ６２ スライダ要素端壁 ６４ スライダ要素端壁の中心孔 ６６ ピストン手段内の通路 ６８ ピストン手段の流通孔 ７０ ボール ７２ スライダ要素の連通孔
ス）、筒耳） ４０ シリンダ ４２ 円筒状内側シリンダボア ４６、４４ 第１、２端壁 ５０ ピストン手段 ５２ ロッド手段（ピストンロッド）５４ （ピス
トン）スライダ要素 ５８ ピストン手段延長部 ６０ 第１端壁の挿通孔 ６３ 停止手段（環状リップ） ６２ スライダ要素端壁 ６４ スライダ要素端壁の中心孔 ６６ ピストン手段内の通路 ６８ ピストン手段の流通孔 ７０ ボール ７２ スライダ要素の連通孔
Claims (21)
- 【請求項１】船舶船外駆動装置用の緩衝器であって、旋
回ブラケット組体を取り付けるべきボートに対して前記
船外駆動装置の回転移動を可能とする旋回ブラケット組
体を有し、該旋回ブラケット組体が前記船外駆動装置に
取り付けられる旋回ブラケットと前記ボートに取り付け
られる取付ブラケットとを有し、該取付ブラケット及び
旋回ブラケットが相互に旋回可能であるようなものにお
いて：内部に流体を受け入れる円筒状の内側ボアを有す
るシリンダを備え、該シリンダの第１端がほぼ密封係合
する状態でロッド手段を受け入れる挿通孔を備えた端壁
を有し、前記シリンダがその第２端における端壁と該第
２端に配置された取付手段とを有し、該取付手段が前記
取付ブラケットと前記旋回ブラケットの一方に結合され
ており；前記シリンダ内に配置され、前記シリンダボア
内でスライド可能な細長い円筒状のスライダ要素を備え
、該スライダ要素が前記シリンダの第１端に近い側の端
壁と、ほぼ密封関係の状態でロッド手段を受け入れる前
記端壁の中心孔を有しており；ロッド手段が取り付けら
れたピストン手段を備え、該ピストン手段が前記スライ
ダ要素内でスライド移動自在であり、前記ロッド手段が
前記スライダ要素の前記中心孔と前記シリンダの前記挿
通孔とを貫いて延びると共に、ロッド手段の外端部に配
置され、前記取付ブラケットと前記旋回ブラケットの他
方に結合された取付手段を有しており；前記ピストン手
段に設けられ、前記シリンダの前記第１端へ向かう前記
ピストン手段の移動時、前記シリンダボアから前記スラ
イダ要素の内部へ流体を通過させる第１の所定サイズの
複数の流通孔を有しており；前記スライダ要素の前記端
壁に設けられ、前記ピストン手段が前記スライダ要素の
前記端壁にほぼ当接する関係となったとき前記ピストン
手段の各流通孔と流体連通する複数の連通孔を有し、前
記スライダ要素の該連通孔が前記第１の所定サイズより
小さい第２の所定サイズである緩衝器。 - 【請求項２】前記ピストン手段の前記複数の流通孔が前
記スライダ要素の前記複数の連通孔と実質上一致してい
る請求項１記載の緩衝器。 - 【請求項３】前記スライダ要素の前記複数の連通孔及び
前記ピストン手段の前記複数の流通孔がそれぞれ４つの
孔からなる請求項２記載の緩衝器。 - 【請求項４】前記ロッド手段の前記取付手段がロッド手
段の上端に配置された横向きの孔からなる請求項１記載
の緩衝器。 - 【請求項５】前記シリンダの前記取付手段が横向きの孔
を有する筒耳からなる請求項１記載の緩衝器。 - 【請求項６】前記ピストン手段が前記スライダ要素の内
部を前記ピストン手段の前記流通孔と連通させる複数の
通路を含み、さらに前記ピストン手段が所定数の前記通
路内に逆止弁を具備しており、該逆止弁の各々が、前記
シリンダの第２端へ向かう前記ピストン手段の移動に応
じて前記スライダ要素から前記ピストン手段の前記流通
孔を通過する流体に抵抗するように通常付勢されている
請求項１記載の緩衝器。 - 【請求項７】該逆止弁の各々が、前記通路内に配置され
たボールと、該ボールを前記孔に向かって付勢するバネ
とからなる請求項６記載の緩衝器。 - 【請求項８】前記ピストン手段が前記シリンダの第２端
へ向かう延長部を具備し、前記延長部が前記ロッド手段
とほぼ心合わせされている請求項１記載の緩衝器。 - 【請求項９】前記シリンダがその第２端に隣接して減少
した内径部を有し、前記第２端に隣接した環状壁を形成
する請求項１記載の緩衝器。 - 【請求項１０】前記スライダ要素が前記シリンダの環状
壁に着座したとき、前記第２端壁へ当接するのに充分な
長さを前記拡張部が有する請求項９記載の緩衝器。 - 【請求項１１】前記スライダ要素が前記ピストン手段と
接触する内向きの停止手段を含み、該停止手段に前記ピ
ストン手段が接触した後、前記シリンダの第２端壁へ向
かう前記ピストン手段の移動が前記スライダ要素を前記
第２端に向かって移動させる請求項１記載の緩衝器。 - 【請求項１２】前記停止手段が前記スライダ要素の側面
に取り付けられた半径方向内向きのリップからなる請求
項１１記載の緩衝器。 - 【請求項１３】船舶駆動装置用の緩衝器であって、組体
を取り付けるべきボートに対して前記駆動装置の回転移
動を可能とする組体を有し、該組体が前記船舶駆動装置
に取り付けられる第１の取付手段と前記ボートに取り付
けられる第２の取付手段とを有し、該第１及び第２の取
付手段が相互に旋回可能であるようなものにおいて：内
部に流体を受け入れる円筒状の内側ボアを有するシリン
ダを備え、該シリンダの第１端がほぼ密封係合する状態
でロッド手段を受け入れる挿通孔を備えた端壁を有し、
前記シリンダがその第２端における端壁と該第２端に配
置された取付手段とを有し、該取付手段が前記第１及び
第２の取付手段の一方に結合されており；前記シリンダ
ボア内で移動可能な細長い円筒状のスライダ要素を備え
、該スライダ要素が前記シリンダの第１端に近い側の端
壁と、ほぼ密封関係の状態でロッド手段を受け入れる前
記端壁の中心孔を有しており；ロッド手段が取り付けら
れたピストン手段を備え、該ピストン手段が前記スライ
ダ要素内でスライド移動自在であり、前記ロッド手段が
前記スライダ要素の前記中心孔と前記シリンダの前記挿
通孔とを貫いて延びると共に、ロッド手段の外端部に配
置され、前記第１及び第２の取付手段の他方に結合され
た取付手段を有しており；前記ピストン手段に設けられ
、前記シリンダの前記第１端へ向かう前記ピストン手段
の移動時、前記シリンダボアから前記スライダ要素の内
部へ流体を通過させる第１の所定サイズの複数の流通孔
を有しており；前記スライダ要素の前記端壁に設けられ
、前記ピストン手段の各流通孔と流体連通する複数の連
通孔を有し、前記スライダ要素の該連通孔が前記第１の
所定サイズより小さい第２の所定サイズであり、前記ス
ライダ要素が前記ピストン手段と接触する内向きの停止
手段を有し、該停止手段に前記ピストン手段が接触した
後、前記シリンダの第２端壁へ向かう前記ピストン手段
の移動が前記スライダ要素を前記第２端に向かって移動
させる緩衝器。 - 【請求項１４】前記停止手段が前記スライダ要素の側面
に取り付けられた半径方向内向きのリップからなる請求
項１３記載の緩衝器。 - 【請求項１５】前記ピストン手段の前記複数の流通孔が
少なくとも４つの孔からなる請求項１３記載の緩衝器。 - 【請求項１６】前記スライダ要素の前記複数の連通孔が
少なくとも４つの孔からなり、前記スライダ要素の該各
連通孔が前記ピストン手段の各流通孔とほぼ一致してい
る請求項１３記載の緩衝器。 - 【請求項１７】前記ロッド手段の前記取付手段がロッド
手段の上端に配置された横向きの孔からなる請求項１３
記載の緩衝器。 - 【請求項１８】前記シリンダの前記取付手段が横向きの
孔を有する筒耳からなる請求項１３記載の緩衝器。 - 【請求項１９】前記ピストン手段が、その上面からわず
かな距離の地点に終端して、前記スライダ要素の内部を
前記ピストン手段の前記流通孔と連通させる複数の大き
い通路を含み、さらに前記ピストン手段が所定数の前記
通路内に逆止弁を具備しており、該逆止弁の各々が、前
記シリンダの第２端へ向かう前記ピストン手段の移動に
応じて前記スライダ要素から前記ピストン手段の前記流
通孔を通過する流体に抵抗するように通常付勢されてい
る請求項１３記載の緩衝器。 - 【請求項２０】該逆止弁の各々が、対応した通路内に配
置されたボールと、該ボールを前記ピストン手段の前記
孔に向かって付勢するバネとからなる請求項１９記載の
緩衝器。 - 【請求項２１】前記逆止弁の数が前記ピストン手段の流
通孔の数より少なくとも１小さい請求項１９記載の緩衝
器。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/659,901 US5195914A (en) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | Two-stage tilt cylinder mechanism for marine propulsion stern bracket assembly |
| US07/659901 | 1991-02-25 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04296233A true JPH04296233A (ja) | 1992-10-20 |
Family
ID=24647293
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4014396A Pending JPH04296233A (ja) | 1991-02-25 | 1992-01-30 | 船舶推進船尾ブラケット組体用２段傾斜シリンダ機構 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5195914A (ja) |
| JP (1) | JPH04296233A (ja) |
| CA (1) | CA2049798A1 (ja) |
Families Citing this family (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SE505502C2 (sv) * | 1992-10-29 | 1997-09-08 | Volvo Penta Ab | Hydraulisk kolv- cylinderanordning |
| US5529519A (en) * | 1993-09-13 | 1996-06-25 | Sanshin Kogyo Kabushiki Kaisha | Hydraulic power tilt and trim device |
| US5547407A (en) * | 1995-01-20 | 1996-08-20 | Johnson Worldwide Assocites, Inc. | Boat motor trim and tilt assembly |
| JP2000128085A (ja) * | 1998-10-27 | 2000-05-09 | Sanshin Ind Co Ltd | 船外機 |
| US6220905B1 (en) | 1999-12-10 | 2001-04-24 | Outboard Marine Corporation | Tilt-trim subsystem for marine propulsion systems |
| US7004804B2 (en) * | 2004-05-17 | 2006-02-28 | Johnson Outdoors Inc. | Trolling motor mount |
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| US8858279B1 (en) | 2011-05-31 | 2014-10-14 | Brp Us Inc. | Tilt/trim and steering bracket assembly for a marine outboard engine |
| US8851944B1 (en) | 2012-12-20 | 2014-10-07 | Brp Us Inc. | Marine engine hydraulic system |
| US10933963B2 (en) | 2017-09-01 | 2021-03-02 | Brp Us Inc. | Method for controlling a trim-tilt angle of a marine propulsion unit |
| US11851150B2 (en) | 2021-02-25 | 2023-12-26 | Brunswick Corporation | Propulsion devices with lock devices and methods of making propulsion devices with lock devices for marine vessels |
| US11591057B2 (en) | 2021-02-25 | 2023-02-28 | Brunswick Corporation | Propulsion devices and methods of making propulsion devices that align propeller blades for marine vessels |
| US11873071B2 (en) | 2021-02-25 | 2024-01-16 | Brunswick Corporation | Stowable propulsion devices for marine vessels and methods for making stowable propulsion devices for marine vessels |
| US11603179B2 (en) * | 2021-02-25 | 2023-03-14 | Brunswick Corporation | Marine propulsion device and methods of making marine propulsion device having impact protection |
| US11572146B2 (en) | 2021-02-25 | 2023-02-07 | Brunswick Corporation | Stowable marine propulsion systems |
| US11801926B2 (en) | 2021-02-25 | 2023-10-31 | Brunswick Corporation | Devices and methods for making devices for supporting a propulsor on a marine vessel |
| US11939036B2 (en) | 2021-07-15 | 2024-03-26 | Brunswick Corporation | Devices and methods for coupling propulsion devices to marine vessels |
| USD1023888S1 (en) | 2022-01-14 | 2024-04-23 | Brunswick Corporation | Cowling on a deployable thruster for a marine vessel |
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| US2729308A (en) * | 1952-01-05 | 1956-01-03 | Gabriel Co | Multiple stage shock absorber |
| US3246915A (en) * | 1963-08-06 | 1966-04-19 | Kiekhaefer Corp | Outboard propulsion units for boats |
| GB1411218A (en) * | 1971-09-24 | 1975-10-22 | Woodhead Ltd Jonas | Hydraulic stops for shock absorbers |
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| JPS59120596A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-12 | Sanshin Ind Co Ltd | 船舶推進機のチルトロツク装置 |
| JPS59153694A (ja) * | 1983-02-22 | 1984-09-01 | Sanshin Ind Co Ltd | 船舶推進機のチルト装置 |
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-
1991
- 1991-02-25 US US07/659,901 patent/US5195914A/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-08-23 CA CA002049798A patent/CA2049798A1/en not_active Abandoned
-
1992
- 1992-01-30 JP JP4014396A patent/JPH04296233A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5195914A (en) | 1993-03-23 |
| CA2049798A1 (en) | 1992-08-26 |
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