JPH04294929A - パワーステアリング装置とそのピストンロッドの形成方法 - Google Patents

パワーステアリング装置とそのピストンロッドの形成方法

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Publication number
JPH04294929A
JPH04294929A JP6019391A JP6019391A JPH04294929A JP H04294929 A JPH04294929 A JP H04294929A JP 6019391 A JP6019391 A JP 6019391A JP 6019391 A JP6019391 A JP 6019391A JP H04294929 A JPH04294929 A JP H04294929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston rod
piston
rack
forming
pinion shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6019391A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Nomura
毅 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP6019391A priority Critical patent/JPH04294929A/ja
Publication of JPH04294929A publication Critical patent/JPH04294929A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パワーステアリング装
置とそのピストンロッドの形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来にパワーステアリング装置は、例え
ば実開平2−39969号公報に示されたように、ステ
アリング操作に応じて回転するピニオン軸と、このピニ
オン軸と噛み合うラック部を介して左右の方向に摺動す
るピストンロッドと、このピストンロッドに形成された
ピストンと、このピストン及びピストンロッドをその内
部に挿通されたシリンダとを有し、ピストンがシリンダ
内に供給される液圧により付勢されてピストンロッドに
操舵補助力を与えるように構成されている。
【0003】このようにな従来のパワーステアリング装
置においては、ピストンを形成する際、ピストンロッド
の外周面に溝を形成し、この溝にワイヤーリングを嵌合
させ、この部分にピストンを挿入し、ピストンの端部を
かしめることによりピストンロッドに固定し、ピストン
部を形成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のパワース
テアリング装置におけるピストンロッドのピストン部の
形成方法においては、ピストンをピストンロッドの端部
から組み付けしなければならずそのため組付作業性に問
題があり、さらにピストンの端部をかしめることにより
ピストンロッドに固定した構成としたためピストンのシ
ール性についても問題があった。
【0005】そこで本発明は、上記従来技術の問題点を
解決するためになされたものであり、ピストンのピスト
ンロッドへの組付作業性及びピストンのシール性を向上
させたパワーステアリング装置とそのピストンロッドの
形成方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本願の第1の発明は、ステアリング操作に応じたピ
ニオン軸の回転によりピニオン軸と噛み合うそのラック
部を介して左右の方向に摺動するピストンロッドの形成
方法において、ピストンロッドをラック部を含む部分と
その他の部分とに分割して構成し、このピストンロッド
のラック部を含む部分とその他の部分を摩擦圧接により
接合すると共にその圧接部分にピストンロッドに垂直方
向にバリを発生させ、このバリを切削してピストン部を
ピストンロッドと一体的に形成するようにしたことを特
徴としている。
【0007】また本願の第2の発明は、ステアリング操
作に応じて回転するピニオン軸と、このピニオン軸と噛
み合うラック部を介して左右の方向に摺動するピストン
ロッドと、このピストンロッドに形成されたピストンと
、このピストン及びピストンロッドをその内部に挿通さ
れたシリンダとを有し、ピストンがシリンダ内に供給さ
れる液圧により付勢されてピストンロッドに操舵補助力
を与えるパワーステアリング装置において、上記ピスト
ンロッドをラック部を含む部分とその他の部分とに分割
して構成し、このピストンロッドのラック部を含む部分
とその他の部分を摩擦圧接により接合すると共にその圧
接部分にピストンロッドに垂直方向にバリを発生させ、
このバリを切削して上記ピストンをピストンロッドと一
体的に形成するようにしたことを特徴としている。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
て説明する。先ず図1を参照して、本発明のパワーステ
アリング装置の全体構成を説明する。図1において、1
はステアリング操作に応じて回転するピニオン軸であり
、このピニオン軸1とはピストンロッド2が噛み合って
いる。このピストンロッド2は、ピニオン軸1と噛み合
うラック部2cを含み、さらにラック部2cを含む部分
2aとその他の部分2cとの2分割構造となっている。 このピストンロッド2は、ピニオン軸1の回転によりラ
ック部2cを介して左右の方向に摺動する。このピスト
ンロッド2には、ラック部2cを含む部分2aとその他
の部分2cの接合部分にピストン3を後述する方法によ
り形成している。4はこれらのピストン及びピストンロ
ッドをその内部に挿通されたシリンダである。このよう
な構成により、ピストン3がシリンダ4内に供給される
液圧により付勢されてピストンロッド2に操舵補助力を
与えている。
【0009】次に図2乃至図4を参照して、本発明のピ
ストンロッドの形成方法について説明する。図2におい
て、先ずピストンロッド2の全体を中実軸とし、このピ
ストンロッド2を、ラック部2cを含む部分2aとその
他の部分2cとに同軸状に2分割する。次にラック部2
cを含む部分2aを回転側チャック10により固定し、
その他の部分2cを推力側チャック11により固定する
。これらの回転側チャック10及び推力側チャック11
は、バリをピストンロッド2に対して垂直方向に発生さ
せるための治具10a、11aをそれぞれ備えている。 このようにして固定されたラック部2cを含む部分2a
を回転側チャック10により回転させ、一方その他の部
分2cを推力側チャック11により固定されたラック部
2cを同軸上にラック部2cを含む部分2aの端面に所
定の力で押しつけ、摩擦圧接によりラック部2cを含む
部分2aとその他の部分2cを接合する。その際、接合
部分には図3に示すようにバリ12が発生する。次に図
4に示すようにバリ12を切削し、ピストン3を形成す
る。
【0010】このようにピストンロッド2を形成するこ
とにより、ピストンのピストンロッドへの組付作業の効
率が向上し、さらに従来ピストンのピストンロッドへの
組付時の必要であったワイヤリング等の部品の削減が図
られる。またピストンとピストンロッドとが一体的に形
成されるため、ピストンとピストンロッドとの間のシー
ルが完全なものとなり、シール性の向上が図られる。
【0011】図5は、本発明の他の実施例を示したもの
であり、この図5に示すように、ピストンロッド2のラ
ック部2cを含む部分2aを中実軸とし、その他の部分
2cを中空軸として構成したものである。このように力
のあまりかからないその他の部分2cを中空軸としたた
め、強度的にも問題がなくピストンロッド2全体の軽量
化が図れる。
【0012】また同様に、ピストンロッド2のラック部
2cを含む部分2aと他の部分2cを異種金属により構
成し、ラック部2cを含む部分2aをその他の部分2c
より硬度の大きい金属として構成してもよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ピ
ストンのピストンロッドへの組付作業性及びピストンの
シール性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のパワーステアリング装置の全
体構成を示す部分断面図である。
【図2】図2は、本発明のピストンロッドの形成方法を
説明するための工程図である。
【図3】図3は、本発明のピストンロッドの形成方法を
説明するための工程図である。
【図4】図4は、本発明のピストンロッドの形成方法を
説明するための工程図である。
【図5】図2は、本発明のピストンロッドの形成方法の
他の実施例を説明するための工程図である。
【符号の説明】
1  ピニオン軸 2  ピストンロッド 2a  ピストンロッドのラック部を含む部分2b  
ピストンロッドのその他の部分2c  ピストンロッド
のラック部 3  ピストン 4  シリンダ 10  回転側チャック 10a  回転側チャックの治具 11  推力側チャック 11a  推力側チャックの治具 12  バリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ステアリング操作に応じたピニオン軸
    の回転によりピニオン軸と噛み合うそのラック部を介し
    て左右の方向に摺動するピストンロッドの形成方法にお
    いて、ピストンロッドをラック部を含む部分とその他の
    部分とに分割して構成し、このピストンロッドのラック
    部を含む部分とその他の部分を摩擦圧接により接合する
    と共にその圧接部分にピストンロッドに垂直方向にバリ
    を発生させ、このバリを切削してピストン部をピストン
    ロッドと一体的に形成するようにしたことを特徴とする
    ピストンロッドの形成方法。
  2. 【請求項2】  上記ピストンロッドのラック部を含む
    部分を中実軸で、その他の部分を中空軸でそれぞれ構成
    したことを特徴とする請求項1記載のピストンロッドの
    形成方法。
  3. 【請求項3】  上記ピストンロッドのラック部を含む
    部分とその他の部分をを異種金属により構成し、ラック
    部を含む部分をその他の部分より硬度の大きい金属とし
    たことを特徴とする請求項1記載のピストンロッドの形
    成方法。
  4. 【請求項4】  ステアリング操作に応じて回転するピ
    ニオン軸と、このピニオン軸と噛み合うラック部を介し
    て左右の方向に摺動するピストンロッドと、このピスト
    ンロッドに形成されたピストンと、このピストン及びピ
    ストンロッドをその内部に挿通されたシリンダとを有し
    、ピストンがシリンダ内に供給される液圧により付勢さ
    れてピストンロッドに操舵補助力を与えるパワーステア
    リング装置において、上記ピストンロッドをラック部を
    含む部分とその他の部分とに分割して構成し、このピス
    トンロッドのラック部を含む部分とその他の部分を摩擦
    圧接により接合すると共にその圧接部分にピストンロッ
    ドに垂直方向にバリを発生させ、このバリを切削して上
    記ピストンをピストンロッドと一体的に形成するように
    したことを特徴とするパワーステアリング装置。
JP6019391A 1991-03-25 1991-03-25 パワーステアリング装置とそのピストンロッドの形成方法 Pending JPH04294929A (ja)

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JPH04294929A true JPH04294929A (ja) 1992-10-19

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ID=13135078

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JP6019391A Pending JPH04294929A (ja) 1991-03-25 1991-03-25 パワーステアリング装置とそのピストンロッドの形成方法

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JP (1) JPH04294929A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002079666A1 (en) * 2001-03-28 2002-10-10 Trw Inc. Rack with integral piston for hydraulic power assist rack and pinion steering system
JP2006046423A (ja) * 2004-08-02 2006-02-16 Hitachi Ltd ラックシャフトおよびその製造方法

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WO2002079666A1 (en) * 2001-03-28 2002-10-10 Trw Inc. Rack with integral piston for hydraulic power assist rack and pinion steering system
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