JPH04293263A - 完全密着型イメージセンサ - Google Patents
完全密着型イメージセンサInfo
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- JPH04293263A JPH04293263A JP3058518A JP5851891A JPH04293263A JP H04293263 A JPH04293263 A JP H04293263A JP 3058518 A JP3058518 A JP 3058518A JP 5851891 A JP5851891 A JP 5851891A JP H04293263 A JPH04293263 A JP H04293263A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学画像を電気信号に変
換するイメージセンサに関し、ファクシミリ、イメージ
リーダ、ディジタル複写機等に好適な原稿の幅方向に対
応された完全密着型イメージセンサ関するものである。
換するイメージセンサに関し、ファクシミリ、イメージ
リーダ、ディジタル複写機等に好適な原稿の幅方向に対
応された完全密着型イメージセンサ関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、完全密着型イメージセンサは、集
束性ロッドレンズアレイが不要であることから安価で、
装置の小型化が容易であることからファクシミリにおい
て実用化されるに至っている。しかし、被検知体と光電
変換素子間が概ね50μm程度であるため、被検知体で
ある読み取り原稿との接触のため、数千ボルトにおよぶ
摩擦帯電電位が生じる。このため、放電によるS/Nの
低下あるいは高電界による光電変換素子の出力電圧が変
調され著しく感度不均一性をもたらす。この対策のため
、特開昭62−36961号公報あるいは特開平1−2
31871号公報では、透明導電性ガラスあるいは透明
導電性フィルムを用い、特開昭64−57751号公報
では窓を有する導電体を用いて光電変換素子を保護し、
静電気による外乱を防止することが提案されている。
束性ロッドレンズアレイが不要であることから安価で、
装置の小型化が容易であることからファクシミリにおい
て実用化されるに至っている。しかし、被検知体と光電
変換素子間が概ね50μm程度であるため、被検知体で
ある読み取り原稿との接触のため、数千ボルトにおよぶ
摩擦帯電電位が生じる。このため、放電によるS/Nの
低下あるいは高電界による光電変換素子の出力電圧が変
調され著しく感度不均一性をもたらす。この対策のため
、特開昭62−36961号公報あるいは特開平1−2
31871号公報では、透明導電性ガラスあるいは透明
導電性フィルムを用い、特開昭64−57751号公報
では窓を有する導電体を用いて光電変換素子を保護し、
静電気による外乱を防止することが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、透明導電性フィルムあるいは透明導電性
膜を蒸着したマイクロシート等を貼合わせる複雑な工程
が必要であり、歩留まりの低下をもたらしていた。
うな構成では、透明導電性フィルムあるいは透明導電性
膜を蒸着したマイクロシート等を貼合わせる複雑な工程
が必要であり、歩留まりの低下をもたらしていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は、複数の光電変換素子と、その光電変換素
子群を搭載し且つ少なくともその搭載部近傍が透光する
構造の光電変換素子搭載用基板と、前記光電変換素子と
対向して被検知体を配置し、前記光電変換素子群の搭載
部近傍を透光してその被検知体を投光し、その反射光を
光電変換素子が受光する完全密着型イメージセンサにお
いて、前記光電変換素子と前記被検知体間の該被検知体
と接する側に保護層を有し、前記保護層が電荷移動媒体
を含有するものである。
めに本発明は、複数の光電変換素子と、その光電変換素
子群を搭載し且つ少なくともその搭載部近傍が透光する
構造の光電変換素子搭載用基板と、前記光電変換素子と
対向して被検知体を配置し、前記光電変換素子群の搭載
部近傍を透光してその被検知体を投光し、その反射光を
光電変換素子が受光する完全密着型イメージセンサにお
いて、前記光電変換素子と前記被検知体間の該被検知体
と接する側に保護層を有し、前記保護層が電荷移動媒体
を含有するものである。
【0005】
【作用】本発明は上記した構成によって、保護層として
耐摩耗性に優れた光硬化型透明樹脂あるいは熱硬化ある
いは常温硬化型透明樹脂に低分子化合物である電荷移動
媒体を分散させ塗布し硬化させることにより容易に形成
することができ、S/N比の優れた、高い出力均一性の
完全密着型イメージセンサが得られる。
耐摩耗性に優れた光硬化型透明樹脂あるいは熱硬化ある
いは常温硬化型透明樹脂に低分子化合物である電荷移動
媒体を分散させ塗布し硬化させることにより容易に形成
することができ、S/N比の優れた、高い出力均一性の
完全密着型イメージセンサが得られる。
【0006】
【実施例】以下本発明の一実施例のイメージセンサにつ
いて、図面を参照しながら説明する。
いて、図面を参照しながら説明する。
【0007】図1は本発明の実施例における完全密着型
イメージセンサの正面断面図、 図2は本発明の実施例
におけるイメージセンサの側面断面図を示すものである
。13は複数の受光素子を構成する光電変換素子、11
は少なくとも該搭載部近傍が透光する構造の光電変換素
子群搭載用基板として用いる透光性シート基板、12は
透光性シート基板11の表面上に形成された回路導体層
、14は光電変換素子13に設けられている電極、15
は光電変換素子13を、透光性シート基板11へ実装す
るための透明光硬化型絶縁樹脂、16は電荷移動媒体を
含有し光電変換素子13を電気的・機械的に保護するた
めの耐摩耗性を有する保護層、17は光電変換素子13
に設けられている受光素子、18は保護層の電位を一定
に保つための窓あき電極、19は透光性シート基板等を
保持する支持体、20は支持体に固定するためのシリコ
ーン透明樹脂である。ここで光電変換素子と対向して配
置する被検知体21である読み取り原稿は保護層16を
介して接する。
イメージセンサの正面断面図、 図2は本発明の実施例
におけるイメージセンサの側面断面図を示すものである
。13は複数の受光素子を構成する光電変換素子、11
は少なくとも該搭載部近傍が透光する構造の光電変換素
子群搭載用基板として用いる透光性シート基板、12は
透光性シート基板11の表面上に形成された回路導体層
、14は光電変換素子13に設けられている電極、15
は光電変換素子13を、透光性シート基板11へ実装す
るための透明光硬化型絶縁樹脂、16は電荷移動媒体を
含有し光電変換素子13を電気的・機械的に保護するた
めの耐摩耗性を有する保護層、17は光電変換素子13
に設けられている受光素子、18は保護層の電位を一定
に保つための窓あき電極、19は透光性シート基板等を
保持する支持体、20は支持体に固定するためのシリコ
ーン透明樹脂である。ここで光電変換素子と対向して配
置する被検知体21である読み取り原稿は保護層16を
介して接する。
【0008】ここで、電荷移動媒体としてはオキサジア
ゾール、オキサゾール等の複素環化合物、ピラゾリン誘
導体、トリフェニルメタン、ヒドラゾン、トリアリール
アミン、N−フェニルカルバゾール、スチルベン等電子
写真感光体に応用される低分子化合物が有用である。
ゾール、オキサゾール等の複素環化合物、ピラゾリン誘
導体、トリフェニルメタン、ヒドラゾン、トリアリール
アミン、N−フェニルカルバゾール、スチルベン等電子
写真感光体に応用される低分子化合物が有用である。
【0009】以上のように構成された完全密着型イメー
ジセンサの製造方法を説明する。まず半導体プロセスを
用いて単結晶シリコン基板(ウエハ)上に、フォトトラ
ンジスタまたはフォトダイオード等の受光素子17とC
CDやMOS、バイポーラIC等のアクセス回路(図示
せず)を設けたものを作る。本実施例ではバイポーラI
Cを用いて光電変換素子を形成したものを用いる。各電
極14については、2層Al配線のプロセスを用い、ス
パッタリング方法により数μm程度ウエハ表面より突出
した構造になっている。その後このウエハを高精度ダイ
シング技術により切断し、光電変換素子13を作る。次
にポリアリレート(PA)、ポリエーテルサルフォン(
PES)またはポリエチレンテレフタレート(PET)
等の透光性シート基板11上に、銅等の金属を、蒸着法
やスパッタリング法、または箔等を用いて形成し、後に
フォトリソ法によって回路導体層12を形成する。 この透光性シート基板11の所定に位置に、アクリレー
ト系の透明光硬化型絶縁樹脂15をスタンピング法やス
クリーン印刷法等で所定量塗布し、その上に光電変換素
子13を電極14が所定の回路導体層12に導通するよ
うにフェイスダウンで配置する。その後、この光電変換
素子13の上方から圧力を加えながら、透明光硬化型絶
縁樹脂15に透光性シート基板11を通して紫外線照射
をし、硬化させ、実装を完了する。次に、光電変換素子
13の反対面の透光性シート基板11に例えばアース接
地され窓あき電極18を、導電性樹脂をスクリーン印刷
することにより形成する。さらに、この窓開口部に電極
16と接するようスクリーン印刷等によりエポキシアク
リレート系等の光硬化型透明樹脂中に低分子化合物電荷
移動媒体としてスチルベンを樹脂に対して0.5〜2重
量比、好適には0.9〜1.2重量比を充分に分散させ
た溶液を塗布し、紫外線照射により硬化させ5〜15μ
mの保護層16を形成する。最後にこのイメージセンサ
を支持体19に常温硬化型のシリコーン樹脂20を用い
て接着・固定し完全密着型イメージセンサを得た。
ジセンサの製造方法を説明する。まず半導体プロセスを
用いて単結晶シリコン基板(ウエハ)上に、フォトトラ
ンジスタまたはフォトダイオード等の受光素子17とC
CDやMOS、バイポーラIC等のアクセス回路(図示
せず)を設けたものを作る。本実施例ではバイポーラI
Cを用いて光電変換素子を形成したものを用いる。各電
極14については、2層Al配線のプロセスを用い、ス
パッタリング方法により数μm程度ウエハ表面より突出
した構造になっている。その後このウエハを高精度ダイ
シング技術により切断し、光電変換素子13を作る。次
にポリアリレート(PA)、ポリエーテルサルフォン(
PES)またはポリエチレンテレフタレート(PET)
等の透光性シート基板11上に、銅等の金属を、蒸着法
やスパッタリング法、または箔等を用いて形成し、後に
フォトリソ法によって回路導体層12を形成する。 この透光性シート基板11の所定に位置に、アクリレー
ト系の透明光硬化型絶縁樹脂15をスタンピング法やス
クリーン印刷法等で所定量塗布し、その上に光電変換素
子13を電極14が所定の回路導体層12に導通するよ
うにフェイスダウンで配置する。その後、この光電変換
素子13の上方から圧力を加えながら、透明光硬化型絶
縁樹脂15に透光性シート基板11を通して紫外線照射
をし、硬化させ、実装を完了する。次に、光電変換素子
13の反対面の透光性シート基板11に例えばアース接
地され窓あき電極18を、導電性樹脂をスクリーン印刷
することにより形成する。さらに、この窓開口部に電極
16と接するようスクリーン印刷等によりエポキシアク
リレート系等の光硬化型透明樹脂中に低分子化合物電荷
移動媒体としてスチルベンを樹脂に対して0.5〜2重
量比、好適には0.9〜1.2重量比を充分に分散させ
た溶液を塗布し、紫外線照射により硬化させ5〜15μ
mの保護層16を形成する。最後にこのイメージセンサ
を支持体19に常温硬化型のシリコーン樹脂20を用い
て接着・固定し完全密着型イメージセンサを得た。
【0010】このイメージセンサについては、透光性シ
ート基板11及び透明光硬化型絶縁樹脂15、透明シリ
コーン樹脂20を通して光電変換素子13近傍の開口部
上方からLEDアレイ等で保護層16と接する原稿21
を投光し、反射してきた光情報を受光素子17が検知し
、これを電気信号に変換するようになっている。
ート基板11及び透明光硬化型絶縁樹脂15、透明シリ
コーン樹脂20を通して光電変換素子13近傍の開口部
上方からLEDアレイ等で保護層16と接する原稿21
を投光し、反射してきた光情報を受光素子17が検知し
、これを電気信号に変換するようになっている。
【0011】このようにして得られたバイポーラICを
用いた完全密着型イメージセンサは摩擦帯電による電界
強度が4V/μm以下では出力特性に影響が無いことか
ら、本実施例のイメージセンサは摩擦帯電により数十ボ
ルト程度の帯電電位を示すが、放電によるノイズ発生も
なくまた、電界強度も1V/μm以下のため特性には影
響はなく安定した出力特性が得られた。
用いた完全密着型イメージセンサは摩擦帯電による電界
強度が4V/μm以下では出力特性に影響が無いことか
ら、本実施例のイメージセンサは摩擦帯電により数十ボ
ルト程度の帯電電位を示すが、放電によるノイズ発生も
なくまた、電界強度も1V/μm以下のため特性には影
響はなく安定した出力特性が得られた。
【0012】透明光硬化型絶縁樹脂15としては、ウレ
タンアクリレート系、あるいはエポキシアクリレート系
の紫外線硬化樹脂が接着性、光感度の点から好適である
。
タンアクリレート系、あるいはエポキシアクリレート系
の紫外線硬化樹脂が接着性、光感度の点から好適である
。
【0013】上記図1の構成のイメージセンサを作成す
る際に、透光性シート基板11にポリアリレートフィル
ムを用い、またその上に8〜17.5μmの銅箔を貼り
、フォトリソ法により回路導体層を形成した。センサI
Cチップと当接する部分に金メッキ処理を施せばさらに
好適である。
る際に、透光性シート基板11にポリアリレートフィル
ムを用い、またその上に8〜17.5μmの銅箔を貼り
、フォトリソ法により回路導体層を形成した。センサI
Cチップと当接する部分に金メッキ処理を施せばさらに
好適である。
【0014】このポリアリレートフィルムの表面を粗に
することにより透明光硬化型絶縁樹脂15との接着性を
向上させ、高温高湿(85℃、85%)、高温(85℃
)、低温(−40℃)及び熱衝撃(−40℃〜+85℃
)等の種々の試験に耐えることを可能にし、イメージセ
ンサとしての信頼性を飛躍的に向上させることができる
。
することにより透明光硬化型絶縁樹脂15との接着性を
向上させ、高温高湿(85℃、85%)、高温(85℃
)、低温(−40℃)及び熱衝撃(−40℃〜+85℃
)等の種々の試験に耐えることを可能にし、イメージセ
ンサとしての信頼性を飛躍的に向上させることができる
。
【0015】このときの、フィルムの表面粗さはJIS
B 0601による表記法では、中心線平均粗さ
Ra=0.1a〜1.0a、最大高さRmax=0.5
s〜4.0sが好適であった。これ以下の粗さでは信頼
性向上効果は小さく、これ以上の粗さでは紫外線硬化樹
脂による電極間の接触面積の低下により信頼性が逆に悪
化する。
B 0601による表記法では、中心線平均粗さ
Ra=0.1a〜1.0a、最大高さRmax=0.5
s〜4.0sが好適であった。これ以下の粗さでは信頼
性向上効果は小さく、これ以上の粗さでは紫外線硬化樹
脂による電極間の接触面積の低下により信頼性が逆に悪
化する。
【0016】図3に第2の実施例について述べる。第1
の実施例と同様に表面を粗面化したポリエーテルサルフ
ォン(PES)の透光性シート基板11上に、銅箔を紫
外線硬化型透明絶縁樹脂等を用いて貼合わせて形成し、
後にフォトリソ法によって回路導体層12を形成する。 この時、エッチングにより除去された銅箔部には中心線
平均粗さRa=〜0.5a、最大高さRmax=〜1.
2s程度に粗面化されている。次に、回路導体層12が
バイポーラIC型の光電変換素子の第2Al電極と当接
する部分を除き表面保護層を印刷によって形成する。こ
の後無電解メッキにより回路導体層の光電変換素子と当
接する部分に金層を形成する。この透光性シート基板1
1の所定に位置に、アクリレート系の透明光硬化型絶縁
樹脂15をスタンピング法やスクリーン印刷法等で所定
量塗布し、その上に光電変換素子13を電極14が所定
の回路導体層12に導通するようにフェイスダウンで配
置する。その後、この光電変換素子13の上方から圧力
を加えながら、透明光硬化型絶縁樹脂15に透光性シー
ト基板11を通して紫外線照射をし、硬化させ、実装を
完了する。次に、センサICチップと光透過する部分を
窓として切り抜かれた支持体19として2層配線を施し
たプリント基板を用い、透明シート基板11と支持体1
9とは、熱圧着によって半田づけされている。透明シー
ト基板11は、透明樹脂20により支持体19に固定さ
れている。次に、光電変換素子13の反対面の透光性シ
ート基板11にスクリーン印刷等によりエポキシアクリ
レート系等の光硬化型透明樹脂中に低分子化合物電荷移
動媒体としてピラゾリン誘導体を樹脂に対して0.5〜
2重量比、好適には0.9〜1.2重量比を充分に分散
させた溶液を塗布し、紫外線照射により硬化させ5〜1
5μmの保護層16を形成する。このようにして得られ
たイメージセンサを保護層16と圧接するように、接地
された窓あき金属外枠を窓あき電極18として遮光、電
気的シールドおよびセンサの保持を兼ねて形成する。保
護層16と金属外枠と接する部分に金メッキ等を施せば
さらに好適である。
の実施例と同様に表面を粗面化したポリエーテルサルフ
ォン(PES)の透光性シート基板11上に、銅箔を紫
外線硬化型透明絶縁樹脂等を用いて貼合わせて形成し、
後にフォトリソ法によって回路導体層12を形成する。 この時、エッチングにより除去された銅箔部には中心線
平均粗さRa=〜0.5a、最大高さRmax=〜1.
2s程度に粗面化されている。次に、回路導体層12が
バイポーラIC型の光電変換素子の第2Al電極と当接
する部分を除き表面保護層を印刷によって形成する。こ
の後無電解メッキにより回路導体層の光電変換素子と当
接する部分に金層を形成する。この透光性シート基板1
1の所定に位置に、アクリレート系の透明光硬化型絶縁
樹脂15をスタンピング法やスクリーン印刷法等で所定
量塗布し、その上に光電変換素子13を電極14が所定
の回路導体層12に導通するようにフェイスダウンで配
置する。その後、この光電変換素子13の上方から圧力
を加えながら、透明光硬化型絶縁樹脂15に透光性シー
ト基板11を通して紫外線照射をし、硬化させ、実装を
完了する。次に、センサICチップと光透過する部分を
窓として切り抜かれた支持体19として2層配線を施し
たプリント基板を用い、透明シート基板11と支持体1
9とは、熱圧着によって半田づけされている。透明シー
ト基板11は、透明樹脂20により支持体19に固定さ
れている。次に、光電変換素子13の反対面の透光性シ
ート基板11にスクリーン印刷等によりエポキシアクリ
レート系等の光硬化型透明樹脂中に低分子化合物電荷移
動媒体としてピラゾリン誘導体を樹脂に対して0.5〜
2重量比、好適には0.9〜1.2重量比を充分に分散
させた溶液を塗布し、紫外線照射により硬化させ5〜1
5μmの保護層16を形成する。このようにして得られ
たイメージセンサを保護層16と圧接するように、接地
された窓あき金属外枠を窓あき電極18として遮光、電
気的シールドおよびセンサの保持を兼ねて形成する。保
護層16と金属外枠と接する部分に金メッキ等を施せば
さらに好適である。
【0017】本実施例のイメージセンサは摩擦帯電によ
り100ボルト程度の帯電電位を示すが、放電によるノ
イズ発生もなくまた、電界強度も2V/μm以下のため
特性には影響はなく安定した出力特性が得られた。また
、本実施例の完全密着型イメージセンサは構成も、製造
工程も簡素で安価な完全密着型イメージセンサを提供す
ることが出来る。
り100ボルト程度の帯電電位を示すが、放電によるノ
イズ発生もなくまた、電界強度も2V/μm以下のため
特性には影響はなく安定した出力特性が得られた。また
、本実施例の完全密着型イメージセンサは構成も、製造
工程も簡素で安価な完全密着型イメージセンサを提供す
ることが出来る。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、回路導体
層を設けた透光性シート基板に、高信頼性で実装するこ
とができ、しかも安価なイメージセンサを提供すること
ができる。さらには、放電あるいは帯電による外乱もな
く安定した出力が得られる。
層を設けた透光性シート基板に、高信頼性で実装するこ
とができ、しかも安価なイメージセンサを提供すること
ができる。さらには、放電あるいは帯電による外乱もな
く安定した出力が得られる。
【図1】本発明の第1の実施例におけるイメージセンサ
の正面断面図である。
の正面断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例におけるイメージセンサ
の側面断面図である。
の側面断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例におけるイメージセンサ
の断面図である。
の断面図である。
11 透光性シート基板
12 回路導体層
13 光電変換素子
14 電極
15 透明光硬化型絶縁樹脂
16 保護膜
17 受光素子
18 窓あき電極
19 支持体
20 透明接着樹脂
21 被検知体(読み取り原稿)
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の光電変換素子と、前記光電変換
素子群を搭載し且つ少なくともその搭載部近傍が透光す
る構造の光電変換素子搭載用基板と、前記光電変換素子
と対向して被検知体を配置し、前記光電変換素子群の搭
載部近傍を透光して前記被検知体を投光し、その反射光
を光電変換素子が受光する完全密着型イメージセンサに
おいて、前記光電変換素子と前記被検知体間の前記被検
知体と接する側に保護層を有し、その保護層が電荷移動
媒体を含有することを特徴とする完全密着型イメージセ
ンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3058518A JPH04293263A (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 完全密着型イメージセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3058518A JPH04293263A (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 完全密着型イメージセンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04293263A true JPH04293263A (ja) | 1992-10-16 |
Family
ID=13086651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3058518A Pending JPH04293263A (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 完全密着型イメージセンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04293263A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6472761B2 (en) * | 2000-03-15 | 2002-10-29 | Sharp Kabushiki Kaisha | Solid-state image pickup apparatus and manufacturing method thereof |
JP2014230253A (ja) * | 2013-05-27 | 2014-12-08 | 株式会社ニコン | 撮像ユニットおよび撮像装置 |
-
1991
- 1991-03-22 JP JP3058518A patent/JPH04293263A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6472761B2 (en) * | 2000-03-15 | 2002-10-29 | Sharp Kabushiki Kaisha | Solid-state image pickup apparatus and manufacturing method thereof |
JP2014230253A (ja) * | 2013-05-27 | 2014-12-08 | 株式会社ニコン | 撮像ユニットおよび撮像装置 |
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