JPH04292526A - 4サイクル内燃機関 - Google Patents
4サイクル内燃機関Info
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- JPH04292526A JPH04292526A JP3080577A JP8057791A JPH04292526A JP H04292526 A JPH04292526 A JP H04292526A JP 3080577 A JP3080577 A JP 3080577A JP 8057791 A JP8057791 A JP 8057791A JP H04292526 A JPH04292526 A JP H04292526A
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- rocker arm
- diameter
- small diameter
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- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 7
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 6
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P15/00—Electric spark ignition having characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F02P1/00 - F02P13/00 and combined with layout of ignition circuits
- F02P15/02—Arrangements having two or more sparking plugs
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/26—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of two or more valves operated simultaneously by same transmitting-gear; peculiar to machines or engines with more than two lift-valves per cylinder
- F01L1/267—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of two or more valves operated simultaneously by same transmitting-gear; peculiar to machines or engines with more than two lift-valves per cylinder with means for varying the timing or the lift of the valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P15/00—Electric spark ignition having characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F02P1/00 - F02P13/00 and combined with layout of ignition circuits
- F02P15/08—Electric spark ignition having characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F02P1/00 - F02P13/00 and combined with layout of ignition circuits having multiple-spark ignition, i.e. ignition occurring simultaneously at different places in one engine cylinder or in two or more separate engine cylinders
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L2820/00—Details on specific features characterising valve gear arrangements
- F01L2820/03—Auxiliary actuators
- F01L2820/031—Electromagnets
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
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- F01L2820/03—Auxiliary actuators
- F01L2820/032—Electric motors
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B1/00—Engines characterised by fuel-air mixture compression
- F02B1/02—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition
- F02B1/04—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition with fuel-air mixture admission into cylinder
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/027—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle four
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F7/00—Casings, e.g. crankcases or frames
- F02F7/006—Camshaft or pushrod housings
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は1つの気筒に複数の吸気
弁および排気弁を備えた4サイクル内燃機関に関する。
弁および排気弁を備えた4サイクル内燃機関に関する。
【0002】
【従来技術】従来、1つの気筒に大径および小径の少く
とも2つの吸気弁と、大径および小径の少なくとも2つ
の排気弁とを有し、大径の吸気弁および排気弁を機関の
運転状況に応じて休止自在とした4サイクル内燃機関が
知られており、例えば特開昭60−164617 号公
報に示されている。
とも2つの吸気弁と、大径および小径の少なくとも2つ
の排気弁とを有し、大径の吸気弁および排気弁を機関の
運転状況に応じて休止自在とした4サイクル内燃機関が
知られており、例えば特開昭60−164617 号公
報に示されている。
【0003】このような機関では、高速、高負荷運転時
にはすべての弁を作動させ、体積効率を上げて高い出力
を得、低速、低負荷運転時には大径の弁を休止させ、混
合気の流速を高めて燃焼室内にスワールを生成させ、こ
れにより燃焼状態を改善することができる。
にはすべての弁を作動させ、体積効率を上げて高い出力
を得、低速、低負荷運転時には大径の弁を休止させ、混
合気の流速を高めて燃焼室内にスワールを生成させ、こ
れにより燃焼状態を改善することができる。
【0004】一般に、内燃機関では圧縮比を上げて行く
とノッキングが発生し、ガソリン機関では圧縮比12〜
13程度が限度である。スワールの生成あるいは従来行
われているようなツインスパークプラグはノッキング回
避に有効ではあるが、効果には限界があるため、点火時
期を遲角せざるを得ない。しかし点火時期の遲角は同じ
燃料供給量に対して出力が低下するので、熱効率の低下
すなわち燃料消費率の悪化を招くことになる。
とノッキングが発生し、ガソリン機関では圧縮比12〜
13程度が限度である。スワールの生成あるいは従来行
われているようなツインスパークプラグはノッキング回
避に有効ではあるが、効果には限界があるため、点火時
期を遲角せざるを得ない。しかし点火時期の遲角は同じ
燃料供給量に対して出力が低下するので、熱効率の低下
すなわち燃料消費率の悪化を招くことになる。
【0005】
【解決しようとする課題】本発明は、前記のような異径
の弁を備えた4サイクル内燃機関を改良して、出力性能
を高め、かつ低速高負荷時あるいは高圧縮比仕様でのノ
ッキングを回避しようとするものである。
の弁を備えた4サイクル内燃機関を改良して、出力性能
を高め、かつ低速高負荷時あるいは高圧縮比仕様でのノ
ッキングを回避しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】このため、本
発明においては、1つの気筒に大径およひ小径の少くと
も2つの吸気弁と、大径および小径の少くとも2つの排
気弁とを有し、大径の吸気弁および排気弁を機関の運転
状況に応じて休止自在とした4サイクル内燃機関におい
て、吸気弁側と排気弁側とにそれぞれ、総開角が狭くリ
フトが低い第1の動弁カムと総開角が広くリフトが高い
第2の動弁カムとを設け、前記第1の動弁カムを前記小
径の弁のロッカアームに係合させるとともに、前記第2
の動弁カムを前記小径の弁のロッカアームと大径の弁の
ロッカアームとに同時に係脱可能とし、かつ前記気筒に
少くとも3個の点火栓を設けるとともに、燃焼室の高さ
を一方を低く他方を高く形成する。
発明においては、1つの気筒に大径およひ小径の少くと
も2つの吸気弁と、大径および小径の少くとも2つの排
気弁とを有し、大径の吸気弁および排気弁を機関の運転
状況に応じて休止自在とした4サイクル内燃機関におい
て、吸気弁側と排気弁側とにそれぞれ、総開角が狭くリ
フトが低い第1の動弁カムと総開角が広くリフトが高い
第2の動弁カムとを設け、前記第1の動弁カムを前記小
径の弁のロッカアームに係合させるとともに、前記第2
の動弁カムを前記小径の弁のロッカアームと大径の弁の
ロッカアームとに同時に係脱可能とし、かつ前記気筒に
少くとも3個の点火栓を設けるとともに、燃焼室の高さ
を一方を低く他方を高く形成する。
【0007】この内燃機関では、低速回転域もしくは低
負荷時には、第2の動弁カムを小径および大径弁のロッ
カアームと非係合状態として、大径弁を休止させるとと
もに小径弁を狭い総開角、低いリフトの第1の動弁カム
により作動させ、これによるスワール生成効果によって
燃焼を改善させる。しかして、高速回転域もしくは高負
荷時には、第2の動弁カムを小径および大径弁のロッカ
アームに係合させる。第2の動弁カムの総開角およびリ
フト量は第1の動弁カムのそれらより大きいので、小径
弁の作動は第2の動弁カムによって規制される。かくし
て、小径および大径の両弁が作動する上に、小径弁の流
路面積が増すので、体積効率が一段と増大し、出力性能
が向上する。
負荷時には、第2の動弁カムを小径および大径弁のロッ
カアームと非係合状態として、大径弁を休止させるとと
もに小径弁を狭い総開角、低いリフトの第1の動弁カム
により作動させ、これによるスワール生成効果によって
燃焼を改善させる。しかして、高速回転域もしくは高負
荷時には、第2の動弁カムを小径および大径弁のロッカ
アームに係合させる。第2の動弁カムの総開角およびリ
フト量は第1の動弁カムのそれらより大きいので、小径
弁の作動は第2の動弁カムによって規制される。かくし
て、小径および大径の両弁が作動する上に、小径弁の流
路面積が増すので、体積効率が一段と増大し、出力性能
が向上する。
【0008】さらに、燃焼室の高さを一方を低く他方を
高く形成してあるので、ピストンの運動により燃焼室内
に、周辺部から半径方向内方へ向かう通常のスキッシュ
と、高さの低い部分から高さの高い部分へ向かって押し
出されるスキッシュとの2重のスキッシュが生じ、これ
によって燃焼速度が上昇し、また少くとも3個の点火栓
により点火されることにより急速に燃焼が開始する。こ
の結果、低速高負荷時あるいは高圧縮比仕様でのノッキ
ングが有効に回避される。
高く形成してあるので、ピストンの運動により燃焼室内
に、周辺部から半径方向内方へ向かう通常のスキッシュ
と、高さの低い部分から高さの高い部分へ向かって押し
出されるスキッシュとの2重のスキッシュが生じ、これ
によって燃焼速度が上昇し、また少くとも3個の点火栓
により点火されることにより急速に燃焼が開始する。こ
の結果、低速高負荷時あるいは高圧縮比仕様でのノッキ
ングが有効に回避される。
【0009】
【実 施 例】図1は本発明による4サイクル内燃
機関のシリンダ頭部を示す概略平面図、図2は図1のI
I−II 線に沿う概略断面図、図3および図4はそれ
ぞれ図1を矢印III および一矢印IV方向から見た
要部概略断面図である。
機関のシリンダ頭部を示す概略平面図、図2は図1のI
I−II 線に沿う概略断面図、図3および図4はそれ
ぞれ図1を矢印III および一矢印IV方向から見た
要部概略断面図である。
【0010】1はシリンダ、2はピストン、3は燃焼室
で、燃焼室3の頂壁に小径吸気ポート4と大径吸気ポー
ト5の2つの吸気ポートおよび小径排気ポート6と大径
排気ポート7の2つの排気ポートが開口しており、各開
口部(弁口)がそれぞれ小径吸気弁8、大径吸気弁9、
小径排気弁10および大径排気弁11によって開閉され
る。 燃焼室3にはまた3個の点火栓12a、12b、12c
が直径方向に一列に並べて配設されている。
で、燃焼室3の頂壁に小径吸気ポート4と大径吸気ポー
ト5の2つの吸気ポートおよび小径排気ポート6と大径
排気ポート7の2つの排気ポートが開口しており、各開
口部(弁口)がそれぞれ小径吸気弁8、大径吸気弁9、
小径排気弁10および大径排気弁11によって開閉され
る。 燃焼室3にはまた3個の点火栓12a、12b、12c
が直径方向に一列に並べて配設されている。
【0011】図3に示すように、小径吸気弁8と小径排
気弁10との間の挟み角αは大径吸気弁9と大径排気弁
11との間の挟み角βより大きく、同様に小径吸気ポー
ト4と小径排気ポート6との間の挟み角は大径吸気ポー
ト5と大径排気ポート7との間の挟み角より大きく設定
されている。吸気弁8、9の上方内側および排気弁10
、11の上方内側を連ねてそれぞれロッカアームシャフ
ト13が配設され、これらのロッカアームシャフト13
に、前記各弁を作動させるロッカアーム14がそれぞれ
一端を枢着されて揺動自在に設けられている。なお、図
3にはこれらのロッカアーム14のうち小径弁8、10
用のものだけが示されている。ロッカアーム14の上方
にカムシャフト15が延びており、該カムシャフト15
には2個のカム16、17が互いに間隔を隔てて設けら
れているが、上記動弁機構については後でさらに詳述す
る。
気弁10との間の挟み角αは大径吸気弁9と大径排気弁
11との間の挟み角βより大きく、同様に小径吸気ポー
ト4と小径排気ポート6との間の挟み角は大径吸気ポー
ト5と大径排気ポート7との間の挟み角より大きく設定
されている。吸気弁8、9の上方内側および排気弁10
、11の上方内側を連ねてそれぞれロッカアームシャフ
ト13が配設され、これらのロッカアームシャフト13
に、前記各弁を作動させるロッカアーム14がそれぞれ
一端を枢着されて揺動自在に設けられている。なお、図
3にはこれらのロッカアーム14のうち小径弁8、10
用のものだけが示されている。ロッカアーム14の上方
にカムシャフト15が延びており、該カムシャフト15
には2個のカム16、17が互いに間隔を隔てて設けら
れているが、上記動弁機構については後でさらに詳述す
る。
【0012】図2および図3から分かるように、燃焼室
3の頂壁は大径弁9、11側の低い頂壁部分18aと、
小径弁8、10側の高い頂壁部分18bと、両頂壁部分
18a、18bを接続する中間の段部18cとから成り
、これにより燃焼室3の高さは1方が低く、他方が高く
なっている。また、ピストン2の上昇時に燃焼室3周辺
のシリンダヘッド底面とピストン頂面との間に狭い間隙
19が形成される。
3の頂壁は大径弁9、11側の低い頂壁部分18aと、
小径弁8、10側の高い頂壁部分18bと、両頂壁部分
18a、18bを接続する中間の段部18cとから成り
、これにより燃焼室3の高さは1方が低く、他方が高く
なっている。また、ピストン2の上昇時に燃焼室3周辺
のシリンダヘッド底面とピストン頂面との間に狭い間隙
19が形成される。
【0013】次に、図5ないし図7により、吸気側の前
記動弁機構をさらに詳細に説明する。排気側の動弁機構
も全く同様に構成されている。ロッカアームシャフト1
3に、小径吸気弁8の頭部に当接してこれを作動させる
ロッカアーム14aと、大径吸気弁9の頭部に当接して
これを作動させるロッカアーム14bとが枢着され、さ
らにロッカアーム14a、14bの間に補助ロッカアー
ム20が配設され、同様にロッカアームシャフト13に
枢着されている。ロッカアーム14aが図3にロッカア
ーム14として示されているもので、カムシャフト15
に設けられた第1の動弁カムすなわちカム16と直接接
触係合している。カムシャフト15にはさらに第2の動
弁カムすなわちカム17が設けられており、該カム17
は補助ロッカアーム20に接触係合している。
記動弁機構をさらに詳細に説明する。排気側の動弁機構
も全く同様に構成されている。ロッカアームシャフト1
3に、小径吸気弁8の頭部に当接してこれを作動させる
ロッカアーム14aと、大径吸気弁9の頭部に当接して
これを作動させるロッカアーム14bとが枢着され、さ
らにロッカアーム14a、14bの間に補助ロッカアー
ム20が配設され、同様にロッカアームシャフト13に
枢着されている。ロッカアーム14aが図3にロッカア
ーム14として示されているもので、カムシャフト15
に設けられた第1の動弁カムすなわちカム16と直接接
触係合している。カムシャフト15にはさらに第2の動
弁カムすなわちカム17が設けられており、該カム17
は補助ロッカアーム20に接触係合している。
【0014】図7は、カム16のリフト曲線aとカム1
7のリフト曲線bとを重ねて示した線図であるが、同図
から分かるように、カム16の総開角Ta はカム17
の総開角Tb より小さく、またカム16のリフト量L
a もカム17のリフト量Lb より小さく、従ってカ
ム16のリフト曲線aはカム17のリフト曲線bの中に
完全に入り込んでいる。
7のリフト曲線bとを重ねて示した線図であるが、同図
から分かるように、カム16の総開角Ta はカム17
の総開角Tb より小さく、またカム16のリフト量L
a もカム17のリフト量Lb より小さく、従ってカ
ム16のリフト曲線aはカム17のリフト曲線bの中に
完全に入り込んでいる。
【0015】ロッカアーム14a、20、14bには、
これらを横方向に貫くピン孔21が設けられている。た
だしロッカアーム14aとロッカアーム14bのピン孔
部分21a、21bはいずれも有底円筒状に形成されて
いる。ピン孔21内にはロッカアーム14a側から順に
切替えピン22a、切替えピン22bおよびストッパ部
片23が摺動自在に嵌装されている。切替えピン22a
の長さはピン孔部分21aの深さにはほぼ等しく、切替
えピン22bの長さは補助ロッカアーム20に形成され
たピン孔部分21cの長さにほぼ等しい。そしてストッ
パ部片23はスプリング24によって切替えピン22b
側へ押圧されており、かつその小径の軸部分23aはピ
ン孔部分21bからロッカアーム14bの側方へ突出で
きるようになっている。
これらを横方向に貫くピン孔21が設けられている。た
だしロッカアーム14aとロッカアーム14bのピン孔
部分21a、21bはいずれも有底円筒状に形成されて
いる。ピン孔21内にはロッカアーム14a側から順に
切替えピン22a、切替えピン22bおよびストッパ部
片23が摺動自在に嵌装されている。切替えピン22a
の長さはピン孔部分21aの深さにはほぼ等しく、切替
えピン22bの長さは補助ロッカアーム20に形成され
たピン孔部分21cの長さにほぼ等しい。そしてストッ
パ部片23はスプリング24によって切替えピン22b
側へ押圧されており、かつその小径の軸部分23aはピ
ン孔部分21bからロッカアーム14bの側方へ突出で
きるようになっている。
【0016】中空軸であるロッカアームシャフト13の
内部は油圧供給路25となっており、該通路25が連通
路26を通じて前記ピン孔部分21aの底部に連通して
いる。油圧供給路25から油圧を排除すると、図5に示
すように、切替えピン22aはスプリング24によりス
トッパ部片23、切替えピン22bを介してピン孔部分
21aの底面に押し付けられ、切替えピン22aと切替
えピン22bとの接触面はロッカアーム14aと補助ロ
ッカアーム20との接触面と一致し、切替えピン22b
とストッパ部片23との接触面は補助ロッカアーム20
とロッカアーム14bとの接触面と一致する。この状態
では、カム17により与えられる補助ロッカアーム20
の揺動運動はロッカアーム14bには伝えられないので
、大径吸気弁9は休止状態となる。また前記補助ロッカ
アーム20の揺動運動はロッカアーム14aにも伝えら
れないが、ロッカアーム14aはカム16によって揺動
し小径吸気弁8を作動させる。この弁作動様式は低負荷
時に用いられ、混合気は小径吸気ポート4および小さい
リフトで開かれた小径吸気弁8を通じて比較的大きな流
速で燃焼室3に吸引され、燃焼室3内に強いスワールを
生成させて燃焼を良好にする。
内部は油圧供給路25となっており、該通路25が連通
路26を通じて前記ピン孔部分21aの底部に連通して
いる。油圧供給路25から油圧を排除すると、図5に示
すように、切替えピン22aはスプリング24によりス
トッパ部片23、切替えピン22bを介してピン孔部分
21aの底面に押し付けられ、切替えピン22aと切替
えピン22bとの接触面はロッカアーム14aと補助ロ
ッカアーム20との接触面と一致し、切替えピン22b
とストッパ部片23との接触面は補助ロッカアーム20
とロッカアーム14bとの接触面と一致する。この状態
では、カム17により与えられる補助ロッカアーム20
の揺動運動はロッカアーム14bには伝えられないので
、大径吸気弁9は休止状態となる。また前記補助ロッカ
アーム20の揺動運動はロッカアーム14aにも伝えら
れないが、ロッカアーム14aはカム16によって揺動
し小径吸気弁8を作動させる。この弁作動様式は低負荷
時に用いられ、混合気は小径吸気ポート4および小さい
リフトで開かれた小径吸気弁8を通じて比較的大きな流
速で燃焼室3に吸引され、燃焼室3内に強いスワールを
生成させて燃焼を良好にする。
【0017】一方、油圧供給路25に油圧を供給すると
、図6に示すように、油圧供給路25内の油圧が連通路
26を通じてピン孔部分21aに導かれ、この油圧によ
り切替えピン22a、切替えピン22bおよびストッパ
部片23がスプリング24の力に抗して押し上げられ、
切替えピン22aがロッカアーム14aと補助ロッカア
ーム20とにまたがり、切替えピン22bが補助ロッカ
アーム20とロッカアーム14bとにまたがる。従って
カム17による補助ロッカアーム20の揺動運動が切替
えピン22bを介してロッカアーム14bに伝えられ、
このロッカアーム14bにより大径吸気弁9が作動する
。また補助ロッカアーム20の揺動運動は切替えピン2
2aを介してロッカアーム14aにも伝えられる。この
ようにしてカム17によりロッカアーム14aに与えら
れる揺動運動は、カム17とカム16のリフト曲線が図
7について前述したような関係をなしているので、カム
16により与えられる揺動運動よりも大きく、従ってロ
ッカアーム14aは専らカム17に規制されて作動し、
小径吸気弁8を前記より大きなリフトでかつ長時間開か
せる。 かくして小径吸気弁8と大径吸気弁9の両方を通じて混
合気が燃焼室3に吸引される上に、小径吸気弁8の流路
面積がさらに増すので、大きな体積効率を確保すること
ができ、出力性能が著しく向上する。この弁作動様式は
高回転数、高負荷時に用いれる。
、図6に示すように、油圧供給路25内の油圧が連通路
26を通じてピン孔部分21aに導かれ、この油圧によ
り切替えピン22a、切替えピン22bおよびストッパ
部片23がスプリング24の力に抗して押し上げられ、
切替えピン22aがロッカアーム14aと補助ロッカア
ーム20とにまたがり、切替えピン22bが補助ロッカ
アーム20とロッカアーム14bとにまたがる。従って
カム17による補助ロッカアーム20の揺動運動が切替
えピン22bを介してロッカアーム14bに伝えられ、
このロッカアーム14bにより大径吸気弁9が作動する
。また補助ロッカアーム20の揺動運動は切替えピン2
2aを介してロッカアーム14aにも伝えられる。この
ようにしてカム17によりロッカアーム14aに与えら
れる揺動運動は、カム17とカム16のリフト曲線が図
7について前述したような関係をなしているので、カム
16により与えられる揺動運動よりも大きく、従ってロ
ッカアーム14aは専らカム17に規制されて作動し、
小径吸気弁8を前記より大きなリフトでかつ長時間開か
せる。 かくして小径吸気弁8と大径吸気弁9の両方を通じて混
合気が燃焼室3に吸引される上に、小径吸気弁8の流路
面積がさらに増すので、大きな体積効率を確保すること
ができ、出力性能が著しく向上する。この弁作動様式は
高回転数、高負荷時に用いれる。
【0018】上記2つの弁作動様式の切替えは機関の運
転状況に応じて行われるが、例えば回転数Ne をパラ
メータとして切替えるようにしてもよい。すなわち、横
軸に回転数Ne (rpm )をとり、縦軸に体積効率
ηv (%)をとって機関の出力特性曲線を示した図1
0において、回転数Ne が所定値以下の領域Aにおい
ては図5の大径弁休止様式とし、回転数Ne が所定値
以上の領域Bにおいては図6の両弁作動様式とする。あ
るいは、スロットル開度または吸気管負圧によってあら
わされる負荷をパラメータとし、図10と同様な図11
に示すように、低負荷領域cにおいては大径弁休止様式
とし、高負荷領域Dにおいては両弁作動様式に切替える
ようにしてもよい。
転状況に応じて行われるが、例えば回転数Ne をパラ
メータとして切替えるようにしてもよい。すなわち、横
軸に回転数Ne (rpm )をとり、縦軸に体積効率
ηv (%)をとって機関の出力特性曲線を示した図1
0において、回転数Ne が所定値以下の領域Aにおい
ては図5の大径弁休止様式とし、回転数Ne が所定値
以上の領域Bにおいては図6の両弁作動様式とする。あ
るいは、スロットル開度または吸気管負圧によってあら
わされる負荷をパラメータとし、図10と同様な図11
に示すように、低負荷領域cにおいては大径弁休止様式
とし、高負荷領域Dにおいては両弁作動様式に切替える
ようにしてもよい。
【0019】図8および図9は、上記内燃機関において
ピストン2の運動により燃焼室3に生ずるスキッシュを
示す略図で、点線矢印27aは周辺の間隙19から半径
方向内方へ向かって生ずる通常のスキッシュである。本
実施例においては、前述のように、燃焼室3の頂壁が低
い頂壁部分18aと、高い頂壁部分18bと、両頂壁部
分を接続する段部18cとから成っているので、前記通
常のスキッシュ27aのほかに、低い頂壁部分18aか
ら高い頂壁部分18bへ向かって押し出されるスキッシ
ュ27bが生じ、これら2重のスキッシュ27a、27
bにより燃焼速度が上昇する。これに加え、燃焼室3内
の混合気は3個の点火栓12により点火されるので燃焼
が急速に開始され、この結果、低速高負荷時あるいは高
圧縮比仕様でのノッキングが有効に回避される。
ピストン2の運動により燃焼室3に生ずるスキッシュを
示す略図で、点線矢印27aは周辺の間隙19から半径
方向内方へ向かって生ずる通常のスキッシュである。本
実施例においては、前述のように、燃焼室3の頂壁が低
い頂壁部分18aと、高い頂壁部分18bと、両頂壁部
分を接続する段部18cとから成っているので、前記通
常のスキッシュ27aのほかに、低い頂壁部分18aか
ら高い頂壁部分18bへ向かって押し出されるスキッシ
ュ27bが生じ、これら2重のスキッシュ27a、27
bにより燃焼速度が上昇する。これに加え、燃焼室3内
の混合気は3個の点火栓12により点火されるので燃焼
が急速に開始され、この結果、低速高負荷時あるいは高
圧縮比仕様でのノッキングが有効に回避される。
【0020】図12は本発明の他の実施例を示す前記図
5に対応する図で、図5と同様な部分には同じ参照符号
を付してある。この実施例は、弁作動様式を、前記実施
例におけるように油圧によってではなく、電磁装置によ
って変更するようにしたものである。
5に対応する図で、図5と同様な部分には同じ参照符号
を付してある。この実施例は、弁作動様式を、前記実施
例におけるように油圧によってではなく、電磁装置によ
って変更するようにしたものである。
【0021】本実施例においては、小径弁を動作させる
ロッカーアーム14aのピン孔部分21aにスプリング
28によって付勢されたストッパ部片29が嵌装され、
大径弁を作動させるロッカアーム14bのピン孔部分2
1b側に切替えピン30が嵌装されている。そしてヘッ
ドカバー31の側面にソレノイド32が取付けられ、そ
のスピンドル33がオイシール34によりシールされて
カバー31内に突出し、スピンドル33に連結されたプ
ッシュロッド35の先端が切替えピン30の端面に当接
している。図示の状態では小径弁だけが作動しているが
、ソレノイド32のスピンドル33が突出し、プッシュ
ロッドを介して切替えピン30、22bが押し込まれる
と、各ロッカアーム14a、14b、20が一体に連結
し、小径弁および小径弁がともに総開角、リフトの大き
なカム17によって作動される。
ロッカーアーム14aのピン孔部分21aにスプリング
28によって付勢されたストッパ部片29が嵌装され、
大径弁を作動させるロッカアーム14bのピン孔部分2
1b側に切替えピン30が嵌装されている。そしてヘッ
ドカバー31の側面にソレノイド32が取付けられ、そ
のスピンドル33がオイシール34によりシールされて
カバー31内に突出し、スピンドル33に連結されたプ
ッシュロッド35の先端が切替えピン30の端面に当接
している。図示の状態では小径弁だけが作動しているが
、ソレノイド32のスピンドル33が突出し、プッシュ
ロッドを介して切替えピン30、22bが押し込まれる
と、各ロッカアーム14a、14b、20が一体に連結
し、小径弁および小径弁がともに総開角、リフトの大き
なカム17によって作動される。
【0022】切替えピンを前記実施例のように油圧で作
動させるようにすると、オイルポンプの容量を大きくし
なければならず、動力損失が増すが、本実施例のように
切替えピン駆動源としてソレノイドを使用すれば、動力
損失が少なく、燃料消費量の改善に寄与する。なお、ソ
レノイド32を使用した動弁機構を図13のように構成
すれば、小径弁は常時カム16により作動させ、高速域
においては切替えピン30によって補助ロッカアーム2
0とロッカアーム14bを連結して、大径弁をカム17
により作動させるようにすることもできる。
動させるようにすると、オイルポンプの容量を大きくし
なければならず、動力損失が増すが、本実施例のように
切替えピン駆動源としてソレノイドを使用すれば、動力
損失が少なく、燃料消費量の改善に寄与する。なお、ソ
レノイド32を使用した動弁機構を図13のように構成
すれば、小径弁は常時カム16により作動させ、高速域
においては切替えピン30によって補助ロッカアーム2
0とロッカアーム14bを連結して、大径弁をカム17
により作動させるようにすることもできる。
【0023】本発明は前記各実施例に限定されるもので
はなく、幾多の変形が可能である。例えば点火栓は3本
以上設けてもよく、また大小の吸気弁と大小の排気弁と
を互いに千鳥状に配置して大径弁をできるだけ大きくす
ることも可能である。さらに小径弁の挟み角αを大径弁
の挟み角βより小さくしてもよく、あるいは両挟み角α
、βを互いに等しくしてもよい。
はなく、幾多の変形が可能である。例えば点火栓は3本
以上設けてもよく、また大小の吸気弁と大小の排気弁と
を互いに千鳥状に配置して大径弁をできるだけ大きくす
ることも可能である。さらに小径弁の挟み角αを大径弁
の挟み角βより小さくしてもよく、あるいは両挟み角α
、βを互いに等しくしてもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、機関の出力性能が向上
するとともに、低負荷時の燃焼が改善され、さらに、低
速高負荷時あるいは高圧縮比仕様でのノッキングが有効
に回避され、結局、熱効率が向上して燃料消費率が低減
する。
するとともに、低負荷時の燃焼が改善され、さらに、低
速高負荷時あるいは高圧縮比仕様でのノッキングが有効
に回避され、結局、熱効率が向上して燃料消費率が低減
する。
【図1】本発明による4サイクル内燃機関のシリンダ頭
部を示す概略平面図である。
部を示す概略平面図である。
【図2】図1のII−II 線に総う概略断面図である
。
。
【図3】図1を矢印III 方向から見た要部概略断面
図である。
図である。
【図4】図1を矢印IV方向から見た要部概略断面図で
ある。
ある。
【図5】動弁機構の一作動様式を示す図面である。
【図6】動弁機構の他の作動様式を示す図面である。
【図7】第1および第2の動弁カムのリフト曲線を示す
線図である。
線図である。
【図8】燃焼室の縦断面略図である。
【図9】燃焼室の横断面略図である。
【図10】弁作動切替えの一例を説明するための機関の
出力特性曲線である。
出力特性曲線である。
【図11】弁作動切替えの他の例を説明するための図1
0と同様な特性曲線図である。
0と同様な特性曲線図である。
【図12】本発明の他の実施例を示す図5と同様な図面
である。
である。
【図13】同実施例の変形例を示す同様な図面である。
1…シリンダ、2…ピストン、3…燃焼室、4…小径吸
気ポート、5…大径吸気ポート、6…小径排気ポート、
7…大径排気ポート、8…小径吸気弁、9…大径吸気弁
、10…小径排気弁、11…大径排気弁、12…点火栓
、13…ロッカアームシャフト、14…ロッカアーム、
15…カムシャフト、16,17…カム、18…頂壁、
19…間隙、20…補助ロッカアーム、21…ピン孔、
22…切替えピン、23…ストッパ部片、24…スプリ
ング、25…油圧供給路、26…連通路、27…スキッ
シュ、28…スプリング、29…ストッパ部片、30…
切替えピン、31…ヘッドカバー、32…ソレノイド、
33…スピンドル、34…オイルシール、35…プッシ
ュロッド。
気ポート、5…大径吸気ポート、6…小径排気ポート、
7…大径排気ポート、8…小径吸気弁、9…大径吸気弁
、10…小径排気弁、11…大径排気弁、12…点火栓
、13…ロッカアームシャフト、14…ロッカアーム、
15…カムシャフト、16,17…カム、18…頂壁、
19…間隙、20…補助ロッカアーム、21…ピン孔、
22…切替えピン、23…ストッパ部片、24…スプリ
ング、25…油圧供給路、26…連通路、27…スキッ
シュ、28…スプリング、29…ストッパ部片、30…
切替えピン、31…ヘッドカバー、32…ソレノイド、
33…スピンドル、34…オイルシール、35…プッシ
ュロッド。
Claims (2)
- 【請求項1】 1つの気筒に大径および小径の少くと
も2つの吸気弁と、大径および小径の少くとも2つの排
気弁とを有し、大径の吸気弁および排気弁を機関の運転
状態に応じて休止自在とした4サイクル内燃機関におい
て、吸気弁側と排気弁側とにそれぞれ、総開角が狭くリ
フトが低い第1の動弁カムと総開角が広くリフトが高い
第2の動弁カムとを設け、前記第1の動弁カムを前記小
径の弁のロッカアームに係合させるとともに、前記第2
の動弁カムを前記小径の弁のロッカアームと大径の弁の
ロッカアームとに同時に係脱可能とし、かつ前記気筒に
少くとも3個の点火栓を設けるとともに、燃焼室の高さ
を一方を低く他方を高く形成したことを特徴とする4サ
イクル内燃機関。 - 【請求項2】 1つの気筒に大径および小径の少くと
も2つの吸気弁と、大径および小径の少くとも2つの排
気弁とを有し、大径の吸気弁および排気弁を機関の運転
状態に応じて休止自在とした4サイクル内燃機関におい
て、吸気弁側と排気弁側とにそれぞれ、総開角が狭くリ
フトが低い第1の動弁カムと総開角が広くリフトが高い
第2の動弁カムとを設け、前記第1の動弁カムを前記小
径の弁のロッカアームに係合させるとともに、前記第2
の動弁カムを前記小径の弁のロッカアームと大径の弁の
ロッカアームとに同時に係脱させる電磁装置を設けたこ
とを特徴とする4サイクル内燃機関。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3080577A JPH04292526A (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 4サイクル内燃機関 |
US07/846,920 US5269270A (en) | 1991-03-20 | 1992-03-06 | Four-stroke cycle internal-combustion engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3080577A JPH04292526A (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 4サイクル内燃機関 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04292526A true JPH04292526A (ja) | 1992-10-16 |
Family
ID=13722201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3080577A Pending JPH04292526A (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 4サイクル内燃機関 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5269270A (ja) |
JP (1) | JPH04292526A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013140998A1 (ja) * | 2012-03-23 | 2013-09-26 | 日産自動車株式会社 | 内燃機関 |
Families Citing this family (30)
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JPH07301105A (ja) * | 1994-05-06 | 1995-11-14 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関の動弁装置 |
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1991
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1992
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Also Published As
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