JPH0429176Y2 - - Google Patents
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- JPH0429176Y2 JPH0429176Y2 JP1983089843U JP8984383U JPH0429176Y2 JP H0429176 Y2 JPH0429176 Y2 JP H0429176Y2 JP 1983089843 U JP1983089843 U JP 1983089843U JP 8984383 U JP8984383 U JP 8984383U JP H0429176 Y2 JPH0429176 Y2 JP H0429176Y2
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- JP
- Japan
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- float
- exhaust port
- valve
- protrusion
- valve chamber
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- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical group C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 20
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 16
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 9
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims description 5
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 4
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K17/00—Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves
- F16K17/36—Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves actuated in consequence of extraneous circumstances, e.g. shock, change of position
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K15/00—Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
- B60K15/03—Fuel tanks
- B60K15/035—Fuel tanks characterised by venting means
- B60K15/03519—Valve arrangements in the vent line
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/0753—Control by change of position or inertia of system
- Y10T137/0777—With second control
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/0753—Control by change of position or inertia of system
- Y10T137/0874—Vent opening or closing on tipping container
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/2931—Diverse fluid containing pressure systems
- Y10T137/3003—Fluid separating traps or vents
- Y10T137/3084—Discriminating outlet for gas
- Y10T137/309—Fluid sensing valve
- Y10T137/3099—Float responsive
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Safety Valves (AREA)
- Float Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
この考案は、車輌、特に自動車がカーブを走行
中に車体が大きく傾いたり、或いは急坂に駐車し
たときに燃料タンク中の燃料がタンクのガス抜き
配管に流出してキヤニスタを無能にするのを防止
する燃料流出防止弁の改良に関する。
中に車体が大きく傾いたり、或いは急坂に駐車し
たときに燃料タンク中の燃料がタンクのガス抜き
配管に流出してキヤニスタを無能にするのを防止
する燃料流出防止弁の改良に関する。
<従来の技術>
本出願人は実願昭57−117471号(実開昭59−
22373号)で燃料タンクTの上壁に貫通状に固定
した弁室1中にフロート4を上下動可能に収容
し、車体が傾いたときガソリンでフロートを上昇
させ、フロートの上面中央に***した弁頭8で弁
室の上壁中央に開口したガソリンの蒸気の排気口
2を閉じる流出防止弁を提案した。
22373号)で燃料タンクTの上壁に貫通状に固定
した弁室1中にフロート4を上下動可能に収容
し、車体が傾いたときガソリンでフロートを上昇
させ、フロートの上面中央に***した弁頭8で弁
室の上壁中央に開口したガソリンの蒸気の排気口
2を閉じる流出防止弁を提案した。
<考案が解決しようとする課題>
上記先行提案の燃料流出防止弁は、勿論、それ
以前のものに較べれば良好に作動するが、第4図
示の如く車体が元の水平状態に戻つてもフロート
4の外周と弁室1の内周の間には表面張力でガソ
リンGが付着して落下せずに残る。このためフロ
ート4は自重で下降しようとしても、ガソリンG
の表面張力と、弁頭8が排気口から下に離れよう
とするときに弁頭に作用する負圧と、フロート4
に下端から作用するタンクの内圧で下降をスムー
ズに行なわないことがある。
以前のものに較べれば良好に作動するが、第4図
示の如く車体が元の水平状態に戻つてもフロート
4の外周と弁室1の内周の間には表面張力でガソ
リンGが付着して落下せずに残る。このためフロ
ート4は自重で下降しようとしても、ガソリンG
の表面張力と、弁頭8が排気口から下に離れよう
とするときに弁頭に作用する負圧と、フロート4
に下端から作用するタンクの内圧で下降をスムー
ズに行なわないことがある。
又、フロート4の外周と弁室1の内周との間に
付着残存するガソリンは振動などで表面張力を破
られるので咳き込む様にボコボコと上下動し、そ
の際に一部のガソリンは排気口2に流出し、キヤ
ニスターに持ち込まれる。
付着残存するガソリンは振動などで表面張力を破
られるので咳き込む様にボコボコと上下動し、そ
の際に一部のガソリンは排気口2に流出し、キヤ
ニスターに持ち込まれる。
これを解消するにはフロート4の外周と弁室1
の内周間の間隙を大きくすることが考えられる
が、これを大きくするとフロートは上下方向以外
に横方向にも大きく動けるようになるので、車体
が傾いたときにフロートが弁頭で排気口を正確に
閉じる機能が低下すると共に、弁室を大型化する
必要がある。
の内周間の間隙を大きくすることが考えられる
が、これを大きくするとフロートは上下方向以外
に横方向にも大きく動けるようになるので、車体
が傾いたときにフロートが弁頭で排気口を正確に
閉じる機能が低下すると共に、弁室を大型化する
必要がある。
<課題を解決するための手段>
そこで本考案は、フロートの外周と弁室の内周
との間隙を大きくしなくても、傾いた車体が元の
水平状態に戻るとフロートは自重でスムースに下
降できるようにすると共に、ガソリンが排気口か
らキヤニスタに持込まれるのを完全に防止するよ
うにしたのであつて、開放した下端が通液可能な
底蓋5で塞がれ、上壁1′の中央部に燃料蒸気の
排気口2を備え、燃料タンクTの上壁に上下方向
に貫通して固定される弁室1と、上記弁室中に上
下動可能に収容され、弁室内に流入する燃料によ
つて浮上するフロート4と、上記フロートの上面
中央部に上向きに取付けられ、フロートが浮上し
た際に前記弁室の上壁にある排気口2に下から突
入して排気口を閉塞する弁頭8とからなる車輌の
燃料流出防止弁において、 前記弁頭8は排気口に下から突入する閉塞部7
の下に扁平で、上記閉塞部よりも直径が大きく周
側面に逃気口10が開設された中空の台座部9を
有し、前記フロート4の上面には上下台座部9の
内周に嵌合する同心状の突出部11を設け、又、
フロート4には上端が上記突出部の上面に開口す
る同心状の貫通孔6を設け、前記突出部11には
上端から放射状の切込み12を形成し、前記中空
の台座部9を突出部11に被せて弁頭8をフロー
ト4の上面に取付け、台座部9の周側面の逃気口
10と、突出部11の切込み12を連通したこと
を特徴とする。
との間隙を大きくしなくても、傾いた車体が元の
水平状態に戻るとフロートは自重でスムースに下
降できるようにすると共に、ガソリンが排気口か
らキヤニスタに持込まれるのを完全に防止するよ
うにしたのであつて、開放した下端が通液可能な
底蓋5で塞がれ、上壁1′の中央部に燃料蒸気の
排気口2を備え、燃料タンクTの上壁に上下方向
に貫通して固定される弁室1と、上記弁室中に上
下動可能に収容され、弁室内に流入する燃料によ
つて浮上するフロート4と、上記フロートの上面
中央部に上向きに取付けられ、フロートが浮上し
た際に前記弁室の上壁にある排気口2に下から突
入して排気口を閉塞する弁頭8とからなる車輌の
燃料流出防止弁において、 前記弁頭8は排気口に下から突入する閉塞部7
の下に扁平で、上記閉塞部よりも直径が大きく周
側面に逃気口10が開設された中空の台座部9を
有し、前記フロート4の上面には上下台座部9の
内周に嵌合する同心状の突出部11を設け、又、
フロート4には上端が上記突出部の上面に開口す
る同心状の貫通孔6を設け、前記突出部11には
上端から放射状の切込み12を形成し、前記中空
の台座部9を突出部11に被せて弁頭8をフロー
ト4の上面に取付け、台座部9の周側面の逃気口
10と、突出部11の切込み12を連通したこと
を特徴とする。
<実施例>
1は本出願人の前述した先行提案とほゞ同じに
構成したほゞ円筒形の弁室である。
構成したほゞ円筒形の弁室である。
この弁室はプラスチツク、金属の鋳造品など
で、上壁1′を有し、下端は開放している。そし
て上壁は下面中心に開口した排気口2と、排気口
の上端に連通して横向きに突出し、蒸気をキヤニ
スタに導くための配管に接続する接続管3を備え
ている。
で、上壁1′を有し、下端は開放している。そし
て上壁は下面中心に開口した排気口2と、排気口
の上端に連通して横向きに突出し、蒸気をキヤニ
スタに導くための配管に接続する接続管3を備え
ている。
この弁室の内部には、該弁室の内壁と僅かな間
隙を保つてフロート4を上下動可能に収容し、開
放した下端は通水性の底蓋5を嵌込んで塞ぎ、燃
料タンクTの上壁にOリングOなどでシールして
貫通状に固定する。必要に応じ弁室の内周面やフ
ロートの外周面に円周方向に間隔を保つて軸方向
の突条を隆設してもよい。これらのことは先行提
案に詳述してあるので、それを参照されたい。
隙を保つてフロート4を上下動可能に収容し、開
放した下端は通水性の底蓋5を嵌込んで塞ぎ、燃
料タンクTの上壁にOリングOなどでシールして
貫通状に固定する。必要に応じ弁室の内周面やフ
ロートの外周面に円周方向に間隔を保つて軸方向
の突条を隆設してもよい。これらのことは先行提
案に詳述してあるので、それを参照されたい。
フロート4はガソリンなどの燃料に対して浮力
を有する発泡プラスチツクで成形する。又、底蓋
5は放射状の腕で隔てられた複数個の扇形開口
5′を有し、車体が傾いたときガソリンはこの扇
形開口から弁室に入る。フロート4は中心に上下
方向の貫通孔6を有し、上面にはドーム形ないし
半球形で、弁室の排気口2中に突入して排気口を
閉塞することができる閉塞部7を備えた別体の弁
頭8を同心状に取付けてある。尚、弁頭の閉塞部
の形状はドーム形、半球形に限定されることなく
排気口を閉塞することができる形状であればよ
い。
を有する発泡プラスチツクで成形する。又、底蓋
5は放射状の腕で隔てられた複数個の扇形開口
5′を有し、車体が傾いたときガソリンはこの扇
形開口から弁室に入る。フロート4は中心に上下
方向の貫通孔6を有し、上面にはドーム形ないし
半球形で、弁室の排気口2中に突入して排気口を
閉塞することができる閉塞部7を備えた別体の弁
頭8を同心状に取付けてある。尚、弁頭の閉塞部
の形状はドーム形、半球形に限定されることなく
排気口を閉塞することができる形状であればよ
い。
弁頭8は閉塞部7の下に、閉塞部よりも直径が
少し大きい扁平な中空の台座部9を一体に備え、
台座部9の周側面には円周方向に隔壁9′で隔
てゝ四つの等大の逃気口10が開設してある。
少し大きい扁平な中空の台座部9を一体に備え、
台座部9の周側面には円周方向に隔壁9′で隔
てゝ四つの等大の逃気口10が開設してある。
従つて、車体が水平状態のときタンク内に生じ
るガソリンの蒸気はフロートの外周と弁室の内周
の隙間を通じ排気口2に流出する以外に、貫通孔
6に下端から入つてフロートの上面の弁頭8で囲
まれた内部に出、こゝから台座部の周側面の逃気
口10、弁室の上部を経て排気口2に流出するこ
とができる。
るガソリンの蒸気はフロートの外周と弁室の内周
の隙間を通じ排気口2に流出する以外に、貫通孔
6に下端から入つてフロートの上面の弁頭8で囲
まれた内部に出、こゝから台座部の周側面の逃気
口10、弁室の上部を経て排気口2に流出するこ
とができる。
弁頭8をフロートの上面に取付けるため、フロ
ートの上面に弁頭の台座部9内に嵌合する円形の
突出部11を同心状に設け、貫通孔の上端は突出
部の上面に開口させてある。そして、この突出部
11には放射状、例えば十字状の切込み12を上
端から形成し、突出部11の外周と台座部の隔壁
9′の一方に溝などの凹部13、他方には上記凹
部13に突入する突条などの凸部13′を設け、
弁頭の台座部9の突出部11に上から押し被せ、
凹部13と凸部13′のスナツプ係合により弁頭
をフロートの上面に付ける。そして、このとき隔
壁9′が切込み12を塞がないようにし、蒸気は
貫通孔6から切込み12を通つて逃気口10に出
られるようにする。このため弁頭には台座部の下
端外周に鍔14を設け、フロートの上面には上記
鍔が嵌合する窪み15を形成し、鍔14と窪み1
5の一方には突起16、他方には突起16を受入
れる切欠き16′からなる位置決め装置を備えさ
せ、位置決め装置を合わせて弁頭をフロートの突
出部11に押し被せると切込み12は逃気口10
に連通するようにするとよい。
ートの上面に弁頭の台座部9内に嵌合する円形の
突出部11を同心状に設け、貫通孔の上端は突出
部の上面に開口させてある。そして、この突出部
11には放射状、例えば十字状の切込み12を上
端から形成し、突出部11の外周と台座部の隔壁
9′の一方に溝などの凹部13、他方には上記凹
部13に突入する突条などの凸部13′を設け、
弁頭の台座部9の突出部11に上から押し被せ、
凹部13と凸部13′のスナツプ係合により弁頭
をフロートの上面に付ける。そして、このとき隔
壁9′が切込み12を塞がないようにし、蒸気は
貫通孔6から切込み12を通つて逃気口10に出
られるようにする。このため弁頭には台座部の下
端外周に鍔14を設け、フロートの上面には上記
鍔が嵌合する窪み15を形成し、鍔14と窪み1
5の一方には突起16、他方には突起16を受入
れる切欠き16′からなる位置決め装置を備えさ
せ、位置決め装置を合わせて弁頭をフロートの突
出部11に押し被せると切込み12は逃気口10
に連通するようにするとよい。
又、この実施例では弁頭8の閉塞部7と台座部
9は一連に中空になつているが、必要に応じ閉塞
部7は中実にして台座部9のみを中空にし、閉塞
部の中実な下面を円形突出部11の上面に当接
し、切込み12の上面を塞いでもよい。
9は一連に中空になつているが、必要に応じ閉塞
部7は中実にして台座部9のみを中空にし、閉塞
部の中実な下面を円形突出部11の上面に当接
し、切込み12の上面を塞いでもよい。
<考案の効果>
本考案の燃料流出防止弁は、車体が傾くと弁室
内に下から入るガソリンでフロート4が浮き上が
り、台座8の閉塞部7によつて排気口2を塞ぎ、
ガソリンがギヤニスタに行くのを防ぐ。そして、
車体がほゞ水平状態に戻ると第3図の如くタンク
の内圧、つまりガソリンの蒸気がフロートの貫通
孔6に下端から入り、フロートの突出部の切込み
12を通り、弁頭の台座部9から逃気口10を経
て弁室の上部空間に出、タンク内圧とフロート上
面を同圧にする。従つてフロートは自重によつて
車体がほゞ水平状態に戻ると同時に下降し、第1
図の状態に戻る。この作動は、フロートの外周と
弁室の内周間の間隙が、ガソリンが表面張力で残
存できる程度のものであつても確実に行なわれ
る。つまり、車体の傾きが水平に戻り始め、ガソ
リンの液面がフロートの下面から下に離れると直
ちにガソリンの蒸気は貫通孔6に下端から入り、
逃気口10から弁室1の上部に抜けるのでフロー
トの外周と弁室の内周の間隙にあるガソリンは流
れ落ち、排気口からキヤニスタに行くことはない
と共に、フロートも直ぐに自重で下降する。
内に下から入るガソリンでフロート4が浮き上が
り、台座8の閉塞部7によつて排気口2を塞ぎ、
ガソリンがギヤニスタに行くのを防ぐ。そして、
車体がほゞ水平状態に戻ると第3図の如くタンク
の内圧、つまりガソリンの蒸気がフロートの貫通
孔6に下端から入り、フロートの突出部の切込み
12を通り、弁頭の台座部9から逃気口10を経
て弁室の上部空間に出、タンク内圧とフロート上
面を同圧にする。従つてフロートは自重によつて
車体がほゞ水平状態に戻ると同時に下降し、第1
図の状態に戻る。この作動は、フロートの外周と
弁室の内周間の間隙が、ガソリンが表面張力で残
存できる程度のものであつても確実に行なわれ
る。つまり、車体の傾きが水平に戻り始め、ガソ
リンの液面がフロートの下面から下に離れると直
ちにガソリンの蒸気は貫通孔6に下端から入り、
逃気口10から弁室1の上部に抜けるのでフロー
トの外周と弁室の内周の間隙にあるガソリンは流
れ落ち、排気口からキヤニスタに行くことはない
と共に、フロートも直ぐに自重で下降する。
そして、弁頭8とフロート4は別体に成形する
ので成形が容易であると共に、弁頭をフロートと
一体に発泡プラスチツクで成形すると表面粗さに
よつて排気口の閉塞が完全に行なえないなどの問
題が生じるが、別体であるため表面が滑沢なプラ
スチツクで弁頭を成形することによりその問題も
生じない。更に、弁頭は中空な台座部9をフロー
ト上面の突出部11に押し被せて取付けるので、
正確に位置決めして容易に取付けることができ
る。
ので成形が容易であると共に、弁頭をフロートと
一体に発泡プラスチツクで成形すると表面粗さに
よつて排気口の閉塞が完全に行なえないなどの問
題が生じるが、別体であるため表面が滑沢なプラ
スチツクで弁頭を成形することによりその問題も
生じない。更に、弁頭は中空な台座部9をフロー
ト上面の突出部11に押し被せて取付けるので、
正確に位置決めして容易に取付けることができ
る。
第1図は本考案の燃料流出防止弁の一実施例の
断面図、第2図は同上のフロートと弁頭の分解状
態の斜視図、第3図はガソリンの液面がフロート
の下面から離れた直後の状態図、第4図は従来の
燃料流出防止弁の縦断面図で、図中、1は弁室、
2は排気口、4はフロート、5は底蓋、6は貫通
孔、8は弁頭、9はその台座部、10は逃気口、
11はフロート上面の突出部、12は切込みを示
す。
断面図、第2図は同上のフロートと弁頭の分解状
態の斜視図、第3図はガソリンの液面がフロート
の下面から離れた直後の状態図、第4図は従来の
燃料流出防止弁の縦断面図で、図中、1は弁室、
2は排気口、4はフロート、5は底蓋、6は貫通
孔、8は弁頭、9はその台座部、10は逃気口、
11はフロート上面の突出部、12は切込みを示
す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 開放した下端が通液可能な底蓋5で塞がれ、上
壁1′の中央部に燃料蒸気の排気口2を備え、燃
料タンクTの上壁に上下方向に貫通して固定され
る弁室1と、上記弁室中に上下動可能に収容さ
れ、弁室内に流入する燃料によつて浮上するフロ
ート4と、上記フロートの上面中央部に上向きに
取付けられ、フロートが浮上した際に前記弁室の
上壁にある排気口2に下から突入して排気口を閉
塞する弁頭8とからなる車輌の燃料流出防止弁に
おいて、 前記弁頭8は排気口に下から突入する閉塞部7
の下に扁平で、上記閉塞部よりも直径が大きく周
側面に逃気口10が開設された中空の台座部9を
有し、前記フロート4の上面には上記台座部9の
内周に嵌合する同心状の突出部11を設け、又、
フロート4には上端が上記突出部の上面に開口す
る同心状の貫通孔6を設け、前記突出部11には
上端から放射状の切込み12を形成し、前記中空
の台座部9を突出部11に被せて弁頭8をフロー
ト4の上面に取付け、台座部9の周側面の逃気口
10と、突出部11の切込み12を連通したこと
を特徴とする車輌の燃料流出防止弁。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983089843U JPS59195016U (ja) | 1983-06-14 | 1983-06-14 | 車輌の燃料流出防止弁 |
US06/620,064 US4579135A (en) | 1983-06-14 | 1984-06-13 | Valve for preventing fuel from flowing from the vent of an automobile fuel tank |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983089843U JPS59195016U (ja) | 1983-06-14 | 1983-06-14 | 車輌の燃料流出防止弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59195016U JPS59195016U (ja) | 1984-12-25 |
JPH0429176Y2 true JPH0429176Y2 (ja) | 1992-07-15 |
Family
ID=13982039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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