JPH0429134A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH0429134A
JPH0429134A JP13429990A JP13429990A JPH0429134A JP H0429134 A JPH0429134 A JP H0429134A JP 13429990 A JP13429990 A JP 13429990A JP 13429990 A JP13429990 A JP 13429990A JP H0429134 A JPH0429134 A JP H0429134A
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JP
Japan
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photographic
layer
sensitive material
silver halide
metal oxides
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JP13429990A
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English (en)
Inventor
Takayuki Inayama
稲山 隆之
Yasuo Kuraki
康雄 椋木
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は帯電防止性を改良したハロゲン化銀写真感光材
料(以下、写真感光材料と記す)に関するものであり、
特に写真特性に悪影響を与えることなく且つ圧力カプリ
やスリキズが発生しない帯電防止性を改良した写真感光
材料に関するものである。
(従来の技術) 写真感光材料は一般に電気絶縁性を有する支持体及び写
真感光材料層からなっているので、写真感光材料の製造
工程中並びに使用時に、同種又は異種物質の表面との間
の接触摩擦又は@離の際に静電電荷が蓄積されることが
多い、この蓄積された静電電荷は多くの障害を引き起こ
す。最も重大な障害は、現像処理前に、蓄積された静電
電荷が放電することによって感光性乳剤層が感光し、写
真フィルムを現像処理した際に点状スポ7)又は樹枝状
や羽毛状の線速を生ずることである。これが所謂スタチ
ックマークと呼ばれているもので、写真フィルムの商品
価値を著しく損ね場合によっては全く失わしめる。例え
ばこの現象が医療用又は工業用X−線フィルム等に現れ
た場合には非常に危険な判断につながることは容品に認
識されるであろう。この現象は現像してみて初めて明ら
かになるもので非常に厄介な問題の一つである。又これ
らの蓄積された静電電荷は、フィルム表面へ塵埃が付着
したり、塗布が均一に行えない等の第二次的な故障を誘
起せしめる原因にもなる。
かかる静it電荷は、前述したように写真感光材料の製
造及び使用時にしばしば蓄積される。例えば製造工程に
おいては写真フィルムとローラーとの接触摩擦或いは写
真フィルムの巻取り、巻戻し工程中での支持体面と乳剤
面の分離等によって発生する。又仕上がり製品において
は写真フィルムを巻取り、切換えを行った場合のベース
面と乳剤面との分離によって、又はX−線フィルムの自
動撮影機中での機械部分、或いは螢光増感紙との間の接
触分離等が原因となって発生する。その梱包装材料との
接触等でも発生する。かかる静電電荷の蓄積によって誘
起される写真感光材料のスタチックマークは、写真感光
材料の怒度が上昇し、処理速度が増加するに従って顕著
となる。特に最近においては、写真感光材料の高感度化
及び高速塗布、高速撮影、高速自動処理等による過酷な
取り扱いを受ける機会が多くなったことによって、層ス
タチックマークの発生が出易くなっている。
更に現像処理後のゴミ付きも近年大きな問題となってお
り、現像処理後にも帯電防止性を保持するような改良が
重要である。
これらの静電気による障害をなくすのに最も良い方法は
、物質の電気伝導性を上げて、蓄積電荷が放電する前に
静tt荷を短時間に散逸せしめるようにすることである
従って、従来から写真感光材料の支持体や各種塗布表面
層の導電性を向上させる方法が考えられ種々の吸湿性物
質や水溶性無機塩、或種の界面活性剤、ポリマー等の利
用が試みられてきた。例えば米国特許第2.882,1
57号、同2,972.535号、同3.062,78
5号、同3゜262.807号、同3.514.291
号、同3.615.531号、同3,753.716号
、同3,938.999号、に記載されているようなポ
リマー、例えば米国特許第2.982.651号、同3
,428,456号、同3,457゜076号、同3,
454,625号、同3.552.972号、同3,6
55,387号等に記載されているような界面活性剤等
が知られている。
しかしながら、これら多くの物質はフィルム支持体の種
類や写真組成物の違いによって特異性を示し、或特定の
フィルム支持体及び写真乳剤やその他の写真構成要素に
は良い結果を与えるが、他の異なったフィルム支持体及
び写真構成要素では帯電防止に全く役に立たないばかり
でなく、写真性に悪影響を及ぼす場合がある。そして更
に重要な事には、これらの多くの物質は、その導電性に
湿度依存性があり、低湿度下では導電層としての機能を
失うという大きな欠点があった。
又、特公昭35−6616号には酸化第二錫を帯電防止
処理剤として用いる技術について記載されているが、か
かる技術は無定形の酸化第二錫コロイドを用いるもので
あって、その導電性に湿度依存性があり、低湿度下では
導電層としての機能を失う材料であって、木質的には前
述の種々の物質と何等変わるものではない。
一方、特開昭56−143431号において、写真感光
材料に用いる導電性素材として、その導電性が湿度に殆
ど依存しない結晶性の酸化亜鉛、酸化第二錫及び酸化イ
ンジウム等の金属酸化物を用いる事が開示されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、かかる導電性金属微粒子を含有する層を
ハロゲン化銀と接して設けた場合には、取り扱い中に摩
擦されることによって画像に圧力カブリ若しくはスリキ
ズが生じ島いという問題があった。更に、バインダーに
混合して使用した場合には、製造工程或いは取り扱い中
の摩擦により、表面に存在する微粒子が脱落するので、
製造工程においてはローラーに付着して搬送する製品に
キズをつけるという問題も有していた。
更に又、特開昭57−104931号において、バンク
層に結晶性の酸化亜鉛、酸化第二錫及び酸化インジウム
等の金属酸化物を用いることが開示されている。
確かにこれにより金属酸化物の粉落ちやハロゲン化銀へ
の圧力カブリやスリキズを発生しなくなった。
しかしながら導電性を有する金属酸化物は一般乙こ着色
しているために感材中に含有させた場合に、着色による
カブリとなり大きな問題となる。特開昭57−1049
31号に記載されている方法によるとこれらの金属酸化
物を実施例中に記載のごとく約1g必要としその着色(
暗青色)はカプリとして大きく写真性能(透過性)を大
きく損うものである。
従って本発明の第1の目的は、透明性を損うことなく帯
電防止性能に優れた写真感光材料を提供することである
本発明の第2の目的は、帯電防止側の粉落ちが生ずるこ
とのない、帯電防止性能に優れた写真感光材料を提供す
ることである。
本発明の第3の目的は、帯電防止性に優れ、圧力カブリ
やスリキズが発生しない写真感光材料を提供することで
ある。
(課題を解決するための手段) 本発明のこれらの諸口的は、支持体の少なくとも一方の
側に、感光性ハロゲン化銀乳剤層を有する写真感光材料
において、該写真感光材料の少なくとも片面に導電性を
有する層を少なくとも1層有し、かつ導電性を有する層
に含まれる電気導電性材料が、7.n、 Ti、 Sn
、 Al、  In、 Si。
Mg、Ba、MO,W、Vを主成分とし、かつその体積
抵抗率が107Ω−■以下である繊維状の金属酸化物か
ら選ばれる少なくとも1種とZnTi、Sn、A1.I
n、Si、Mg、Ba。
MO,W、Vを主成分とし、かつその体積抵抗率が10
7Ω−1以下である粒状の金属酸化物から選ばれる少な
(とも1種との混合体から構成される事を特徴とする写
真感光材料によって達成された。
これは、導電性の繊維状金属酸化物と、導電性金属酸化
物粒子との混合体を使用することによって従来から存在
していた前記の問題を解決したものである。
次に、本発明のa1電性を有する繊維状及び粒状の金属
酸化物について記述する。
金属酸化物の例としてはZnO,Ti0z、5n02−
 Adz Ox 、I n20z 、S i02)Mg
0SBad、MOO2)Vz Os等、或いはこれらの
複合酸化物が好ましく、特にZnO1TiO□及びSn
O,が好ましい。異種原子を含む例としては、例えばZ
nOに対してはAn、In等の添加、Snowに対して
はSb、Nb、ハロゲン元素等の添加、又Tie!に対
してはNb、Ta等の添加が効果的である。これら異種
原子の添加量は0.01mo1%−30mo1%の範囲
が好ましいが、0.1mo1%〜10mo1%の範囲が
特に好ましい。
又、これらの導電性を有する繊維状及び粒状物質の体積
抵抗率は10’Ω−1、特に10SΩ■以下であること
が好ましい。
本発明において導電性繊維状金属酸化物とは、繊維その
ものが金属酸化物から成っているもの及び繊維状の基材
に導電性物質を被覆したものであってもよい。
本発明で使用される導電性の繊維状金属酸化物の大きさ
は、繊維長が0.3〜30μm、直径は0.01〜2μ
mであり、その繊維長と直径との比(アスペクト比)は
3〜500である。好ましく用いられる繊維長は0.5
〜10μm、直径が0.05〜1μmでありそのアスペ
クト比が5〜300を有するものである。
導電性金属酸化物単独による繊維の例としては、特開昭
56−120519に記載されている方法を挙げること
が出来る。
これらは、針状しゅう酸スズを300〜1000℃の範
囲で加熱分解して針状の酸化スズを得るものである。
又、導電性物質が被覆された導電性繊維の例としては繊
維状チタン酸カリウムに前述の導電性物質を被覆するこ
とによって得ることができる。例えば特開昭59−62
35号に記載されている方法があり、これは微細繊維状
態のままのチタン酸カリに酸化第二スズの被覆処理を行
うのが有利である。例えば、塩化第二スズの水溶液、ア
ルコール溶液又はアルコール類、多価アルコール類、水
溶性アルデヒド類等の有機溶媒を加えた水系溶液又は分
散液を用い、200〜900°C1好ましくは400〜
800 ”Cに加熱したチタン酸カリウム表面に噴霧後
再加熱処理して、チタン酸カリウム表面に酸化第二スズ
を沈着被覆するスプレーコート法等がある。
金属酸化物粒子については、特開昭56−143431
号、同58−62647号などに記載されている。
利用できる粒子サイズは1μ以下が好ましいが、0.5
μ以下であると分散後の安定性がよく使用し易い。また
、光散乱を出来るだけ小さくするために、0.3μ以下
の導電性粒子を利用するのが好ましい。
本発明の導電層には導電性高分子化合物を含有すること
ができる。これらの化合物は、例えばポリビニルベンゼ
ンスルホン酸塩類、ポリビニルヘンシルトリメチルアン
モニウムクロリド、米国特許第4,108,802号、
同4.118.231号、同4.126.467号、同
4.137217号に記載の4級塩ポリマー類、米国特
許第4.070,189号、○L32830767号等
に記載のポリマーラテックス等が好ましい。
粒状導電性物質、繊維状導電性物質及び導電性高分子化
合物は、バインダー中に分散又は溶解させて用いられる
本発明で使用するバインダーは、フィルム形成能を有す
るものであれば特に限定されるものではないが、例えば
ゼラチン、カゼイン等の蛋白質、カルボキシメチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース、アセチルセルロ
ース、ジアセチルセ)LtO−ス、トリアセチルセルロ
ース等のセルロース化合物、デキストラン、寒天、アル
ギン酸ソーダ、澱粉誘導体等の糖類、ポリビニルアルコ
ール、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル酸エステル、ポリ
メタクリル酸エステル、ポリスチレン、ポリアクリルア
ミド、ポリ−N−ビニルピロリドン、ポリエステル、ポ
リ塩化ビニル、ポリアクリル酸等の合成ポリマー等を挙
げることができる。
特に、ゼラチン(石灰処理ゼラチン、酸処理ゼラチン、
酵素分解ゼラチン、フタル化ゼラチン、アセチル化ゼラ
チン等)、アセチルセルロース、ジアセチルセルロース
、トリアセチルセルロース、ポリ酢酸ビニル、ポリビニ
ルアルコール、ポリアクリル酸ブチル、ポリアクリルア
ミド、デキストラン等が好ましい。
導電性物質をより効果的に使用して導電層の砥抗を下げ
るために、導電層中における導電性物質の体積含有率は
高い方が好ましいが、層としての強度を十分に持たせる
ために最低5%程度のバインダーが必要であるので、導
電性金属酸化物の体積含有率は5〜95%の範囲が望ま
しい。
繊維状導電性物質と粒状導電性物質の使用量は合計して
写真感光材料−平方メートル当り0.0005〜1gが
好ましく、特に0.001〜0゜5gが好ましい。繊維
状導電性物質と粒状導電性物質の混合体の使用により、
特に粒状導電性物質の使用量を減量することができる。
繊維状導電性物質と粒状導電性物質の使用量の割合は5
:5〜1:100位の割合が好ましい。
これにより良好な透明性と帯電防止性が得られ、又導電
性物質の粉落ちを生しることがないのみならず、写真感
光材料取り扱い中の、圧力カブリ、スリキズ等の発生を
防止することができる。
繊維状と粒状導電性物質を含有する導電層は、本発明に
おいては、写真感光材料の構成層として少なくとも一層
設ける。例えば、表面保護層、バック層、中間層、下塗
層などのいずれでもよいが、必要に応じて2層以上設け
ることもできる。
次に、本発明で使用する含フッ素界面活性剤について記
述する。
本発明においては、上記導電性物質の他に、含フッ素界
面活性剤を併用することによって更に良好な帯電防止性
を得ることができる。この場合に使用される含フッ素界
面活性剤の添加層は、写真感光材料の構成層の何れの層
であっても良いが、保護層に添加する事が好ましく、特
に最外層に添加する事が好ましい。
本発明で併用することのできる好ましい含フッ素界面活
性剤としては、炭素数4以上のフルオロアルキル基、ア
ルケニル基、又はアリール基を有し、イオン性基として
はアニオン基(スルホン酸(塩)、硫酸(塩)、カルボ
ンM(塩)、リン酸(塩))、カチオン基(アミン塩、
アンモニウム塩、芳香族アミン塩、スルホニウム塩、ホ
スホニウム塩)、ベタイン基(カルボキシアミン塩、カ
ルボキシアンモニウム塩、スルホアミン塩、スルホアン
モニウム塩、ホスホアンモニウム塩))又はノニオン基
(置換、無置換のポリオキシアルキレン基、ポリグリセ
リル基又はソルビタン残基)を有する活性剤等を挙げる
ことができる。
これらの含フッ素界面活性剤は特開昭49−10722
号、英国特許箱1,330,356号、特開昭53−8
4712号、同54−14224号、同50−1132
21号、米国特許筒4.335.201号、同4,34
7,308号、英国特許箱1,417.915号、特公
昭52−26687号、同57−26719号、同59
−38573号、特開昭55−149938号、同54
48520号、同54−14224号、同582023
5号、同57−146248号、同5B−196544
号、英国特許箱1. 439. 402号等に記載され
ている。
含フッ素界面活性剤の添加量としては0.0001 g
/cd〜2.Og/イが好ましく、特に0゜0005〜
0.4g/rrrが好ましい。
次に、本発明における含フッ素界面活性剤の好ましい具
体例を以下に記す。
CsF+、5OsK CJ+5cOONa CsF+ffCHzCH20SOJa C:)It CeF+ 、sO□N−CH2C00KC3H? NncHzcHzOh(CHx+TSO:+Na5O□
CJ+q ■ C,H,0 CsF+ 、5O2Nc)12cH2o−P−ONaN
a C1゜F tcOOcHzc)Ic)IzSOJaH H(CF2→1cHzoOc−C)lxH(CF、→i
cLOOc−CH−3OzNa■−11 CtF+tC)lzcHzoOc−CHzCJJOC−
CH−5OJa ■ CIlF I 7SO,NC)12G)1.−N−CI
2COO−CH8 ■−13 SOzC@F+7 CH3 ■ ■ CeF+ ?5OzNcHzc)lx−N−CHs■ CH。
■ N(CHzhOCHzCHz−N−CHs■ C3H。
C,F+、5OzN(CHzCLO+−r−!−H■ C3H? H N −+ CH2CHCHz Oh(CH2C)120
 ÷ntlSO□CIIF1゜ 次に、本発明で使用するマット剤について記述するが、
これに限定されるものではない。
この場合に使用されるマット剤の添加層は写真感光材料
の構成層の何れの層であっても良いが、保護層に添加す
る事が好ましく、特に最外層に添加することが好ましい
本発明で使用することのできる好ましいマット剤として
は、無機物、有機物及びアルカリ可溶性、不溶性に限定
されないが、好ましくは不定形粉末状シリカ(サイロイ
ド(富士デヴイソン社))や球形シリカ(シーホースタ
ー(日本触媒))、硫酸バリウムストロンチウム、ポリ
メタクリル酸メチル、ポリ(メタクリル酸メチル−メタ
クリル酸共重合体)、ポリ(メタクリル酸メチル−スチ
レンスルホン酸共重合体)、ポリ(スチレン−スチレン
スルホン酸共重合体)を挙げることができ、その場合の
好ましい粒子サイズとしては0.3μm〜30μmの平
均粒子径であり、より好ましくは0.5μm〜20μm
である。更に又これらのマント剤は粒子分布が狭いほど
よく例えば平均粒径の0.5倍から1.5倍の粒径の間
に70%以上含まれるのが好ましい。
又、マット剤の含有量は片面当り0.005g〜0.3
g/m2が好ましくより好ましいのは0゜01g〜0.
2g/rrfである。
本発明で使用する支持体としては、例えば、セルロース
ナイトレートフィルム、セルロースアセテートフィルム
、セルロースアセテートブチレートフィルム、セルロー
スアセテートプロピオネートフィルム、ポリスチレンフ
ィルム、オリエチレンテレフタレートフィルム、ポリカ
ーボネートフィルム、その他これらの積層物等がある。
更に詳細には、バライタ又はα−オレフィンポリマー特
にポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンブテンコポ
リマー等、炭素原子2〜10個のαオレフィンのポリマ
ーを塗布又はラミネートした紙等を挙げることができる
これらの支持体は写真感光材料の使用目的に応して、透
明なものと不透明なものの中から適宜選択をして用いら
れる。又、透明な支持体は無色透明のものだけでなく、
染料、顔料を添加して着色透明にすることもできる。
又、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,
1.1−トリメチロールプロパン等、特開昭54−89
626号に示されるようなポリオール化合物を本発明の
保護層あるいは他の層に添加することが出来、こうする
ことによっても更に好ましい帯電防止効果を得ることが
できる。
本発明にかかる感光材料としては、通常の白黒ハロゲン
化銀感光材料(例えば、撮影用白黒感材、X−線用白黒
感材、印刷用白黒感材、等)、通常の多層カラー感光材
料(例えば、カラーリバーサルフィルム、カラーネガテ
ィブフィルム、カラーポジティブフィルム、等)、種々
の感光材料を挙げることができる。特に、高温迅速処理
用ハロゲン化銀感光材料、高感度ハロゲン化銀感光材料
に効果が大きい。
以下に、本発明に係わるハロゲン化銀感光材料について
簡単に説明する。
写真層のバインダーとしてはゼラチン、カゼイン等の蛋
白質;カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチル
セルロース、デキストラン等のセルロース化合物;寒天
、アルギン酸ソーダ、でんぷん誘導体等の糖誘導体;合
成親水性コロイド例えばポリビニルアルコール、ポリ−
N−ビニルピロリドン、ポリアクリル酸共重合体、ポリ
アクリルアミドまたはこれらの誘導体及び部分加水分解
物等を併用することもできる。
ここに言うゼラチンはいわゆる石灰処理ゼラチン、酸処
理ゼラチン及び酵素処理ゼラチンを指す。
本発明の写真構成層には他の公知の界面活性剤を単独又
は混合して添加してもよい。それらは塗布助剤として用
いられるものであるが、時として他の目的、例えば乳化
分散、増感その他の写真特性の改良、等のためにも通用
される。
これらの界面活性剤はサポニン等の天然界面活性剤、ア
ルキレンオキシド系、グリセリン系、グリシドール系等
のノニオン界面活性剤、高級アルキルアミン類、第4級
アンモニウム塩類、ピリジンその他の複素環類、ホスホ
ニウム又はスルホニウム類等のカチオン界面活性剤;カ
ルボン酸、スルホン酸、リン酸、硫酸エステル、リン酸
エステル等の酸性基を含むアニオン界面活性剤、アミノ
酸類、アミノスルホン酸類、アミノアルコールの硫酸ま
たはリン酸エステル類等の両性界面活性剤にわけられる
又、本発明に於いては、滑性化組成物、例えば米国特許
第3,079,837号、同第3,080.317号、
同第3,545,970号、同第3.294.537号
及び特開昭52−129520号に示されるような変性
シリコーン等を写真構成層中に含むことができる。
本発明の写真感光材料は、写真構成層中に、米国特許第
3.411,911号、同3,411゜912号、特公
昭45−5331号等に記載のポリマーラテックスを、
含むことができる。
又、本発明の写真感光材料には、写真構成層中に、米国
特許第3,411,911号、同3,411.912号
、特公昭45−5331号等に記載のアルキルアクリレ
ート系ラテックスを含むことができる。
本発明は、ヒドラジン誘導体を含有する超硬調感材にお
いて特にその効果を奏することができる。
かかるヒドラジン誘導体含有超硬調感材及びそれを用い
る画像形成方法に関しては、米国特許第4224.40
1号、同第4,168,977号、同4,166.74
2号、同4,241,164号、同第4.、.272,
606号、特開昭60−83028号、同60−218
642号、同60258537号、同61−22373
8号等に記載されている。
さらに、本発明は、テトラゾリウム化合物を含有する感
光材料を比較的高濃度の亜硫酸塩を含むPQ型あるいは
MQ型の現像液による処理により高いコントラストを得
る方法においてもその効果を奏することができる。テト
ラゾリウム化合物を用いる画像形成方法に関しては、特
開昭52−18317号、同53−17719号及び同
5317720号等に記載されている。
乳剤中のハロゲン化銀粒子は立方体、八面体のような規
則的(yegular)な結晶形を有するものでもよく
、また球状、板状、じゃがいも状などのような変則的(
i rregu jar)な結晶形を有するものでも或
いはこれらの結晶形の複合形を有するものでもよい、種
々の結晶形の粒子の混合から成ってもよい。また粒子径
が粒子厚みの5倍以上の平板状粒子は、本発明に対し好
ましく用いられる。(詳しくは、RESEARCHDI
SCLOSURE  225巻 Item  2253
4  P、20〜P、58.1月号、1983年、及び
特開昭58−127921号、同58113926号公
報に記載されている)。
本発明において、感光性ハロゲン化銀乳剤は、2種類以
上のハロゲン化銀乳剤を混合して用いてもよい。混合す
る乳剤の粒子サイズ・ハロゲン組成・感度・等が異って
いてもよい。感光性乳剤に実質的に非感光性の乳剤(表
面あるいは内部がかぶっていてもいいしいなくてもいい
)を混合して用いても良いし別の層に分けても良い。例
えば、球状もしくはじゃがいも状の感光性乳剤と粒子径
が粒子厚みの5倍以上の平板状粒子からなる感光性ハロ
ゲン化銀乳剤と同一層、もしくは特開昭58−1279
21号公報に記載の如く、異なった層に用いてもよい。
異なった層に用いる時、平板状粒子からなる感光性ハロ
ゲン化銀乳剤は支持体に近い側にあってもよいし、逆に
遠い側にあってもよい。
本発明に用いられる写真乳剤は、ビー・ゲラフキデス(
P、GIafkides)著Fシミー・工・フィシーク
・フォトグラフィーク(Chimie et Phys
iquePhotographique) J  (ポ
ール・モンテル PaulMontel  社刊、19
67年)、ジー・エフ・デュフィン(G、F、Duff
in)著「フォトグラフィク・エマルジョン・ケミスト
リー(Photographic EmulsionC
hemistry) J  (ザ・フォーカルプレスT
he FocalPress社刊、1966年)、つ′
イ・エル・ツェリクマンら(V、L、Zelikman
 et at)著「メイキング・アンド・コーティング
・フォトグラフィク・エマルジョン(Making a
nd Coating PhotographicEx
pulsion) J  (フォーカル・プレスThe
 FocalPress社刊、1964年)等に記載さ
れた方法を用いて調整することができる。
本発明の写真感光材料におけるハロゲン化銀乳剤及びそ
の他の親水性コロイド層は、前述の各種の有機または無
機の硬化剤(単独または組合せ)により硬化されうる。
本発明の写真感光材料のハロゲン化銀乳剤層、表面保護
層等に用いられるハロゲン化銀の種類、製法、化学増感
方法、カブリ防止剤、安定剤、硬膜剤、可塑剤、潤滑油
、塗布助剤、マット剤、増白剤、分光増感色素、染料、
カラーカプラー等については特に制限はなく、例えばリ
サーチ・ディスクロージャー誌(Research D
isclosure) 176巻22〜31頁(197
8年12月)の記載を参考にすることができる。
(実施例) 以下に実施例を挙げて本発明を例証するが本発明はこれ
によって限定されるものではない。
実施例1 (1−1)支持体の作成 厚さ175μmのポリエチレンテレフタレートフィルム
の両面にフィルム搬送速度30m/分、コロナ放電電極
をポリエチレンテレフタレートとの間隔を1.8mm、
電力を120ワツトでコロナ放電処理し、その上に塩化
ビニリデン二メチルメタアクリレート:メチルアクリレ
ート:アクリロニトリル=90:5:4:1重量%の共
重合体の水性分散液(粒径0.6μm、乾燥重量で1.
5g/ボ)、2.4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−1,
3,5−トリアジン・ソジウム(0,05g/ボ)、ン
リカゲル(粒径0.2μm、0.1g/ホ)、ポリ(重
合度10)オキシエチレンドデンルエーテル(0,03
g/ボ)、トリグリシジルトリメチロールプロパン(0
,01g/rrf)、ポリスチレン(粒径2.2μm、
0.05g/ボ)を両面に塗布し、180 ’Cで乾燥
した。さらにこの塩化ビニリデン系共重合体から成る下
塗第1層上に、フィルム搬送速度30m/分、コロナ放
電電極とポリエチレンテレフタレートフィルムとの間隔
を1.8mm電力を250ワンドで処理し、その上に下
塗第2層として下記処方(イ)の下塗液を20d/mと
なるように両面に塗布し、170℃で乾燥した。
次に支持体の一方の側に以下の処方1−2)のハロゲン
化銀乳剤を塗布し、さらに下記処方1−3)の乳剤保護
層を塗布した。その反対のバック側には支持体側から順
に下記処方1−4)のバック層、下記処方1−5)のバ
ック保護層を塗布し、試料とした。
(イ)下塗第2層処方 ゼラチン           0.3g/nfメチル
セルロース     0.006g/ポP−オクチルフ
ェノキシエト キシエトキシエタンスルホ ン酸ソーダ        0.002g/rrrl−
2)ハロゲン化銀乳剤層処方 50°Cに保ったゼラチン水溶液中に銀1モルあたり2
 X 10−’モルの塩化ロジウムの存在下で硝酸銀水
溶液と塩化ナトリウムおよび臭化カリウムの混合水溶液
を同時に一定の速度で30分間添加して平均粒子サイズ
0.2μの塩臭化銀単分散乳剤を調製した。CC1組成
95モル%)この乳剤をフロキュレーション法により脱
塩を行ない、銀1モルあたり1■のチオ尿素ジオキサイ
ドおよび0.6■の塩化金酸を加え、65°Cで最高性
能が得られるまで熟成しかぶりを生ぜしめた。
こうして得られた乳剤に更に下記化合物を添加した。
n−CIZ)Its 2×10 2モル/Ag1モル 4 ×10 4モル/Ag1モル KBr                  2011
g/rrrポリスチレンスルフォン酸ナ トリウム塩          40■/ポ2.6−ジ
クロロ−6−ヒド ワキシー1.3.5−トリ アジンナトリウム塩      30■/ボこの塗布液
を塗布銀量3.5g/イとなる様塗布した。
1−3)乳剤保護層処方 実施例1の保護層に更に下記の化合物を添加した。なお
ゼラチンは1.5g/rtfとした。
ドデシルベンゼンスルホン酸 ナトリウム塩       0.05g/ポ酢酸ソーダ
         0.03g/ボ5−ニトロインダゾ
ール  0.015g/ポ13−ジビニルスルホニル −2−プロパツール    01 05g/ボ N−パーフルオロオフタンス ルホニルーN−プロピルグ リシンボタジウム塩 エチルアクリレ−トラチック ス(平均粒径0. 1μ) 2■/ポ 2g/ポ 1−4)バック層処方 ゼラチン ポリスチレンスルホン酸カリ ラム ドデシルベンゼンスルホン酸 ラーゾ シヘキシルα−スルホサクシ ナトリウム 塩 1−5)バック保護層処方 15g/nf 03g/ポ 02g/ボ 0.01g/ボ 第1表に記載 ゼラチン 3゜ Og/ポ CH,−C−C=CH C−C−CH3 SO,K SO3に 3(1+g/イ 0Ja 140+g/rr1 40■/rIf 80■/ボ 1.3−ジビニルスルホニル −2−プロパツール エチルアクリレ−トラチック ス(平均粒径0.1μ) ジヘキシルーα−スルホサク ナートナトリウム塩 ドデシルベンゼンスルホン酸 ナトリウム塩 ムポリアクリルアミド(分子 量4.5万) ムデキストラン (分子量3.8万) ムポリアクリル酸ナトリウム ムボリスチレンスルホン酸ソ 150g/m2 900■/ポ 35■/ボ 35■/ポ 2g/ポ 0.2g/rrr O,02g/ポ ーダ          0・ ムコロイダルシリカ (粒径0.02μm)   0゜ ムポリ(重合度10)オキシ エチレンセチルエーテル 0゜ ムボリ(重合度10)オキシエ チレンポリ(重合度3) グリセリル−p−オクチ ルフェニルエーテル   01 01g/イ 04g/ポ 02g/イ 02g/ポ H 0゜ 01g/m2 ム含フッ素界面活性剤 1−7/l−12/l−15/1 (重量比 1/1/1/1) ム硝酸カリウム ムp−t−オクチルフェノキ シエトキシエトキシエタ ンスルホン酸ナトリウム 0゜ 表1に記載 05g/ボ 塩               0.02g/イム4
−ヒドロキシ−6−メチ ル−1,3,3a7 テトラザインデン    0.04g/ポムパルミチン
酸セチル(ドブ シルベンゼンスルホン酸 ソーダで分散した。粒径 0.11μm)      0.005g/rrfムシ
メチルシロキサン(ジオ クチルーα−スルホコハ ク酸ソーダで分散した。
粒径0.12μm)   0.005g/ポム流動パラ
フィン(ジオクチ ル−ご−スルホコハク酸 ソーダで分散した。粒径 0.11μm)      0.005g/rrfムマ
ノト剤 ポリ(メチルメタクリレ ート/メタクリル酸; 90:10モル比)微粒 子(平均粒径3.8μm、 4.8〜2.8μの存在 量80%以上)       表1に記載上記乳剤層、
保護層についてそれぞれゼラチン濃度が4@t%になる
ように溶液を調製し、各々の層の基本処方とした。
各層の配列は、支持体に近いほうから乳剤側は乳剤層、
保護層となるように又バック側はバック層、バック保護
層となるように塗布を行なった。
これらについて後述する方法で評価し、その結果を表1
に示した。
なお現像液、定着液、および現像処理工程は以下の通り
に行った。
〈現像液濃縮液〉 水酸化カリウム        56.6g亜硫酸ナト
リウム        200gジエチレントリアミン
五酢酸   6.7g炭酸カリ           
 16.7gホウ酸              10
gヒドロキノン          83゜3gジエチ
レングリコール       40g4−ヒドロキシメ
チル−4− メチル−1−フェニル−3 ピラゾリドン        11.0g5−メチルベ
ンゾトリアゾ− ル                    2g水で
1iとする(pH10,60に調整する)。
〈定着液濃縮液〉 チオ硫酸アンモニウム      560g亜硫酸ナト
リウム          60gエチレンジアミン四
酢酸・ニ ナトリウム・二水塩     0.10g水酸化ナトリ
ウム          24g水で11とする(酢酸
でpH5,10に調整する)。
自動現像機          秒処理現像タンク 6
.5/!   35°CX10.5秒定着タンク 6.
5f   35°CX9秒水洗タンク 6.5P、  
20″CX7.5秒乾燥    50・C Dry to Dry  処理時間  45秒現像処理
をスタートするときには各タンクに以下の如き処理液を
満たした。
現像タンク:上記現像液WA縮液33311E、水66
7d及び臭化カリウム2gと酢 酸1.8gとを含むスターター1 01dを加えてpHを10.15と した。
定着タンク二上記定着液濃縮液250d及び水750j
lle (1)  スタチックマークテスト 未露光の試料を25°C,10%RHで2時間調湿した
後、同一空調条件の暗室中において、試料を各種素材に
対してそのスタチックマークがどのようになるかを調べ
るべく荷重5kgのゴムローラー及びウレタンローラー
間を200m/分のスピードで搬送した後、前述の現像
液で現像し、定着、水洗を行なってスタチックマークの
発生度を調べた。
第1表中、スタチックマーク発生度の評価は以下の4段
階に分けて行った。
A:スタチックマークの発生が全く認められずB:  
        〃  少し認められるC:     
     〃 かなり認められるD:        
   はぼ前面に認められる 又、搬送中のフィルムのバンク側の表面帯電圧を測定し
た。フィルムと測定器(トレック社表面電位計341型
)との距離はIcmであった。
(2)ゴミ付きテスト 温湿度25°C110%RH条件下で現像処理前及び後
の試料(20cmx20co+)をガーゼでよくこすり
、タバコの灰の付着性を調べた。評価は以下の4段階で
行なった。
A;ゴミ付きは全く見られなかった。
B;    が少し認められた。
C;    が相当認められた。
D;    が激しく認められた。
更に、又タバコの灰に試料を近づけた時のタバコの灰の
吸い付き始める距離を調べた。
(3)透過率テスト 未露光の試料を(1)で記載したごとく現像・定着処理
したサンプルを用いて、その5枚重ねの全光線透過率を
測定した。試料1−1 (コントロール)を基準に10
0とし、それに対する相対値を相対透過率として第1表
に示した。なお全光線透過率はASTMD−1003に
準じて測定した。
(4)接着性テスト でき上がった試料を25°C250%RHの雰囲気下で
2週間放置した後、下記の方法で接着性の試験を行なっ
た。ここで試験した面はバンク側である。
(イ)乾燥フィルムの接着性試験法 試験すべき面に、たてよこ5W間隔に7本ずつ切り目を
入れて35ケのます目を作り、この上に粘着テープ(例
えば日東電気工業■製、ニット−テープ)をはりつけ、
180°方向に素早く引き剥す。この方法において剥離
部分のマス目の数を調べた。数の少ない程良好な接着強
度を有するものである。
(ロ)湿潤フィルムの接着性試験法 現像定着、水洗の各段階において処理液中でフィルムに
鉄筆を用いて引掻傷をX印につけ、これを指頭で強く5
回こすり×の線にそって剥れた最大の剥離中を長さで調
べその接着力を評価した。
数字が小さい程良好なことを示す。
表1.2かられかるように本発明のm雌状及び粒状の金
属酸化物を使用しない試料l−1(コントロール)は、
スタチックマーク発生度、ゴミ付接着性に劣るものであ
った。
一方本発明のどちらか一方のみを用いた比較試料1−9
.1−10、及びこれに含フッ素界面活性剤とマット剤
を加えた比較試料1−14〜117はスタチックマーク
発生度とゴミつきテストの点で不十分である。
更に又、含フッ素界面活性剤又はマット剤のみからなる
試料1−11〜1−13も不十分な結果であった。
又、従来の金属導電性材料のどちらか一方を多量に用い
た試料1−18.1−19は、スタチックマーク発生度
とゴミ付きについては良好であるものの透過性や接着性
において著しく劣るものであった。
これに対し本発明の繊維状と粒状の金属酸化物を含有す
る試料1−2は、スタチックマークとゴミつきが良化し
ていることがわかる。更に又、本発明に更に含フッ素界
面活性剤又は(及び)マット剤を含有した試料1−3〜
1−8はスタチックマーク、ゴミ付きが更に良化しかつ
接着性も満足するものであった。
以上から本発明は従来の技術に比べ優れたものである。
(発明の効果) 本発明は、繊維状と粒状の金属酸化物を特定の層に含有
させることによって、優れたスタチックマーク発生度と
ゴミ付き、透過性及び接着性を達成したものである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体の少なくとも一方の側に、感光性ハロゲン
    化銀乳剤層を有する写真感光材料において、該写真感光
    材料の少なくとも片面に導電性を有する層を少なくとも
    1層有し、かつ導電性を有する層に含まれる電気導電性
    材料が、Zn、Ti、Sn、Al、In、Si、Mg、
    Ba、MO、W、Vを主成分とし、かつその体積抵抗率
    が10^7Ω−cm以下である繊維状の金属酸化物から
    選ばれる少なくとも1種とZn、Ti、Sn、Al、I
    n、Si、Mg、Ba、MO、W、Vを主成分とし、か
    つその体積抵抗率が10^7Ω−cm以下である粒状の
    金属酸化物から選ばれる少なくとも1種との混合体から
    構成される事を特徴とする写真感光材料。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の写真感光材料を構成
    する層の少なくとも1層に含フッ素界面活性剤を含有す
    る事を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の写真感光
    材料。
  3. (3)特許請求の範囲第1項記載の写真感光材料を構成
    する層の少なくとも1層にマット剤を含有する事を特徴
    とする特許請求の範囲第1及び2項記載の写真感光材料
  4. (4)導電性を有する層が、感光性ハロゲン化銀乳剤層
    と支持体を介して反対側に存在する特許請求の範囲第1
    、2及び3項記載の写真感光材料。
  5. (5)導電性を有する層に含まれる電気導電性材料の全
    含有量が0.3g/m^2以下である特許請求の範囲第
    1、2及び3項記載の写真感光材料。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0772082A1 (en) 1995-10-23 1997-05-07 Konica Corporation Plastic film with antistatic layer and silver halide light-sensitive photographic element using the same
US5719016A (en) * 1996-11-12 1998-02-17 Eastman Kodak Company Imaging elements comprising an electrically conductive layer containing acicular metal-containing particles
US5939243A (en) * 1998-05-04 1999-08-17 Eastman Kodak Company Imaging element comprising an electrically-conductive layer containing mixed acicular and granular metal-containing particles and a transparent magnetic recording layer
US6074807A (en) * 1998-10-15 2000-06-13 Eastman Kodak Company Imaging element containing an electrically-conductive layer containing acicular metal-containing particles and a transparent magnetic recording layer
JP2006124406A (ja) * 2001-07-04 2006-05-18 Jsr Corp 光硬化性組成物、その硬化物及び積層体

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