JPH04291315A - 眼鏡レンズ - Google Patents

眼鏡レンズ

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Publication number
JPH04291315A
JPH04291315A JP5714891A JP5714891A JPH04291315A JP H04291315 A JPH04291315 A JP H04291315A JP 5714891 A JP5714891 A JP 5714891A JP 5714891 A JP5714891 A JP 5714891A JP H04291315 A JPH04291315 A JP H04291315A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
part area
distance
near vision
short
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5714891A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Mukoyama
向山浩行
Kazuhisa Kato
加藤一寿
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP5714891A priority Critical patent/JPH04291315A/ja
Publication of JPH04291315A publication Critical patent/JPH04291315A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主としてコンピュータ
及びワープロ等のディスプレイの画像面を見る作業(以
下VDT(video    display  te
rminal)作業という)に従事する人のための疲労
防止用の眼鏡レンズに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のVDT作業用眼鏡レンズは、着色
レンズまたは偏光レンズが使われている。これら従来の
眼鏡レンズの主な目的は、ディスプレイの画像面7の反
射光やコントラストの低減を図り、長時間のVDT作業
時の眼球疲労を防止することにある。また、ディスプレ
イの画像面の静電気によるチリ、ほこりの飛来から眼球
を保護する役目も兼ねている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
にVDT作業を行なった場合、図3に示すように眼球6
からディスプレイ等の画像面7までの距離f1と、眼球
6からキーボード8までの距離f2の関係は
【0004
【数2】
【0005】となり、ディスプレイの画像面7とキーボ
ード8を交互に見る時には、眼球の調節力によって焦点
を合わせなければならない。
【0006】また、作業者の処方が近視、遠視、正視、
を問わずVDT作業においては、水晶体を非常に膨らま
せた状態が長く続くため、またコントラストの激しい画
像を見ているため目の疲れや視力の低下は免れない。
【0007】本発明の目的は、これらのVDT作業にお
ける問題点を解決する眼鏡レンズを提供するものである
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による眼鏡レンズ
は、レンズ上方に比較的近方の物を見るための近用部領
域1と、前記近用部領域1より下方に中間距離を見るた
めの中間部領域2を有し、前記近用部領域1から前記中
間部領域2にかけて漸近的に度数が減少することを特徴
とする。
【0009】本発明による眼鏡レンズは、前記近用部領
域1の度数をDn、前記中間部領域2の度数をDmとす
るとき
【0010】
【数3】
【0011】なる関係を満たすことを特徴とする。
【0012】本発明による眼鏡レンズは、前記近用部領
域1に偏光膜9を設けたことを特徴とする。
【0013】本発明による眼鏡レンズは、前記近用部領
域1に着色したことを特徴とする。
【0014】
【作用】前記VDT作業に従事する作業者に本発明のレ
ンズを適用することにより、ディスプレイ等の画像面7
もキーボード8も見やすくなり、長時間の作業において
も目が疲れないばかりでなく視力の低下も防止すること
が図れる。
【0015】
【実施例】本発明の実施例をVDT作業を例に図面に基
づいて説明する。
【0016】図1は本発明の眼鏡レンズの正面図である
。図中の符号はそれぞれ、近用部領域1、中間部領域2
、累進帯領域3、近用度数測定ポイント4、中間部度数
測定ポイント5、フィッティングポイント0である。 図2は従来の一般的な累進レンズの正面図であり、符号
は図1と同じである。両者を比較すると分かる通り、本
発明のレンズはレンズ上方が近用部領域、下方が中間部
領域となっており、従来の累進レンズと逆の並びになっ
ているのが最大の特徴である。
【0017】さてここで、図3に示すようなVDT作業
を行なったものとする。図中、符号の6は眼球、7はデ
ィスプレイ等の画像面、8はキーボードである。このよ
うな作業時の水晶体は近くを見ようとするため(焦点距
離を短くしようとするため)非常に厚い状態になってい
る。これは毛様体筋の作用によるもので、近見の時は毛
様体筋は非常に緊張した状態になっており、この状態が
長く続くと目の疲れを感じるばかりでなく、視力の低下
を引き起こす原因となる。
【0018】そこで、作業者の処方よりも若干プラス側
の度数のレンズを使用して作業することにより、この水
晶体の役割の一部を担ってやることができる。ようする
に毛様体筋にあまり力を加えずに近見ができるわけであ
り、目の疲れ及び視力の低下を軽減することができる。
【0019】この考えからいくと従来の単焦点レンズ、
もしくは累進多焦点レンズで代用ができるように思われ
るが、例えば従来の累進多焦点レンズを用いたとき、図
3の眼球6からディスプレイの画像面7までの距離f1
と、眼球からキーボード8までの距離f2とは
【002
0】
【数4】
【0021】の関係となり、図2における遠用部領域2
(中間部領域)を使って距離の近いディスプレイの画像
面を、近用部領域1を使ってディスプレイの画像面より
も遠いキーボードを見ることになり、作業者の目にかか
る負担は増してしまうことになる。また、従来の単焦点
レンズを使用したときも、作業者がいちいち焦点距離を
調節しなくてはならず、毛様体筋にかかる負担は同じで
ある。
【0022】そこで本発明の眼鏡レンズを用いることに
より、眼球6に近いディスプレイの画像面7は図1の近
用部領域1で、それより遠いキーボード8は中間部領域
2で見ることができ、水晶体をあまり調節することなく
どちらにも焦点が合いさらには毛様体筋にかかる負担が
減り、目の疲れを感じ難くなるのである。
【0023】また、本発明の眼鏡レンズは先にも述べた
が、作業者の処方よりも図1の近用部領域1で若干プラ
ス側の度数の処方で使用することが望ましい。具体的に
示すと、一般的に眼球6からディスプレイの画像面7ま
での距離f1は0.25メーターから0.4メーター、
眼球6からキーボード8までの距離f2は0.4メータ
ーから0.5メーターであるから、焦点距離f1、f2
を得るレンズの屈折力をそれぞれD1、D2とすると

0024】
【数5】
【0025】
【数6】
【0026】となり、両者の差は最小でゼロ、最大で2
.0ディオプターを生じる。よって前記請求項2で述べ
たように、本発明の眼鏡レンズの近用部領域1の度数を
Dn、中間部領域2の度数をDmとすると
【0027】
【数7】
【0028】の関係が成立する。
【0029】さらに本発明の眼鏡レンズの近用部領域に
、偏光作用をもたせることにより、ディスプレイ等のコ
ントラストの強い画像面を見たときの目にかかる負担を
軽減することができる。例えば、ダーク系の着色を施す
ことにより効果が期待できるし、図4の如く偏光膜9を
レンズ10に挿入しても同じ効果は得られる。
【0030】
【発明の効果】以上の如く、本発明の眼鏡レンズによれ
ば、長時間にわたるVDT作業等を行なっても水晶体の
役割の一部をレンズが担ってくれるため毛様体筋にかか
る負担は非常に少なくなり、また作業中ディスプレイの
画像面を見てもキーボードを見ても、さほど作業者自身
が焦点距離を調節する必要もないため、目の疲れや視力
の低下を防ぐことができる。また、ディスプレイの画像
面の静電気によるチリ、ほこりの飛来から眼球を保護す
ることもできる。
【0031】さらに近用部領域に偏光作用を施すことに
より、コントラストの激しい画像面からの光線をやわら
げ、上記効果を増加することができる。
【0032】なお、本実施例では説明を簡単にするため
、正視の場合について説明したが、近視、遠視、乱視、
老視等の場合にも、近用部領域1に所定の近用度数を付
加することにより、本発明の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の眼鏡レンズの正面図
【図2】  
従来の眼鏡レンズの正面図
【図3】  VDT作業時の
一般的な姿勢の側面図
【図4】  レンズに偏光膜を埋
め込んだ断面図
【符号の説明】
0・・・フィッティングポイント 1・・・近用部領域 2・・・中間部領域(遠用部領域) 3・・・累進帯領域 4・・・近用部度数測定ポイント 5・・・中間部(遠用部)度数測定ポイント6・・・作
業者の眼球 7・・・ディスプレイ等の画像面 8・・・キーボード 9・・・偏光膜 10・・レンズ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】眼鏡レンズにおいて、レンズ上方に比較的
    近方の物を見るための近用部領域1と、前記近用部領域
    1より下方に中間距離を見るための中間部領域2を有し
    、前記近用部領域1から前記中間部領域2にかけて漸近
    的に度数が減少することを特徴とする眼鏡レンズ。
  2. 【請求項2】前記近用部領域1の度数をDn、前記中間
    部領域2の度数をDmとするとき 【数1】 なる関係を満たすことを特徴とする、請求項1の眼鏡レ
    ンズ。
  3. 【請求項3】前記近用部領域1に偏光膜9を設けたこと
    を特徴とする、請求項1ないし2の眼鏡レンズ。
  4. 【請求項4】前記近用部領域1に着色したことを特徴と
    する、請求項1ないし3の眼鏡レンズ。
JP5714891A 1991-03-20 1991-03-20 眼鏡レンズ Pending JPH04291315A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5714891A JPH04291315A (ja) 1991-03-20 1991-03-20 眼鏡レンズ

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JP5714891A JPH04291315A (ja) 1991-03-20 1991-03-20 眼鏡レンズ

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JPH04291315A true JPH04291315A (ja) 1992-10-15

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ID=13047487

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JP5714891A Pending JPH04291315A (ja) 1991-03-20 1991-03-20 眼鏡レンズ

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JP (1) JPH04291315A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06175084A (ja) * 1992-12-01 1994-06-24 Nikon Corp 累進焦点レンズ又はレンズ
JPH07294859A (ja) * 1994-04-25 1995-11-10 Tokai Kogaku Kk 累進多焦点レンズ
KR20170137752A (ko) * 2015-04-10 2017-12-13 에실러에떼르나쇼날(꽁빠니제네랄돕띠끄) 안과용 렌즈 및 이와 같은 안과용 렌즈의 결정 방법

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