JPH04282679A - 画像形成装置のクリーニング部の蓋構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、感光体表面に残留して
いるトナーを清掃してハウジング内に溜める画像形成装
置のクリーニング部の蓋構造に関する。

【０００２】

【従来の技術】通常、画像形成装置は、感光体ドラムに
静電潜像を形成し、この静電潜像をトナー現像して転写
紙に複写した後、クリーニング部により上記転写後の感
光体ドラムの表面に残留しているトナーを清掃するよう
にしている。また、上記清掃後のトナーはクリーニング
部のハウジング内に溜めるようにしている。

【０００３】ところで、上記トナー粒子は微小であるた
めに飛散し易く、従って上記クリーニング部のハウジン
グには蓋をしてトナーの飛散を防ぐ必要がある。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ところが、低コストタ
イプの画像形成装置では低コスト化を果たすため、各装
置のハウジング等の構成の簡略化や共通化を図る必要が
ある。

【０００５】本発明は、上記問題を解決するもので、ク
リーニング部のハウジングの蓋を他の部材と共用した画
像形成装置のクリーニング部の蓋構造を提供することを
目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、感光体表面に残留しているトナーを清掃
してハウジング内に溜める画像形成装置のクリーニング
部において、上記ハウジングの側壁を本体カバーの上壁
に当接させてなるものである。

【０００７】

【作用】上記構成の画像形成装置のクリーニング部の蓋
構造によれば、本体カバーの上壁とクリーニング部のハ
ウジングの蓋とが共用されることになる。

【０００８】

【実施例】図１は本発明に係るクリーニング部を備えた
低コストタイプの画像形成装置の一例を示す概略構成図
である。画像形成装置はその上面に透明アクリル板等の
合成樹脂からなる原稿載置台１１及び原稿押え１２を備
えるとともに、蛍光灯等からなる光源１３、集光レンズ
等からなる原稿読取部１４、感光体ドラム１５、帯電装
置１６、現像装置１７及びクリーニング部１等からなる
上本体と、転写分離装置１８及び定着装置１９等からな
る下本体とに分離可能に構成されている。また、上記上
本体の各装置は上本体カバー５内にそれぞれ収納され、
上記下本体の各装置は下本体カバー６内にそれぞれ収納
されている。なお、上記本体カバー５，６や各装置のハ
ウジング等はコスト低減のため、合成樹脂等で形成され
ている。

【０００９】そして、原稿載置台１１に原稿が載置され
て複写が開始されると、上記原稿載置台１１及び原稿押
え１２が一旦左方向に移動した後、反転して露光を開始
すべく右方向に移動を開始する。一方、上記光源１３か
らの光が原稿載置台１１上の原稿で反射し、この反射光
が原稿読取部１４に受光され、感光体ドラム１５上に集
光される。一方、感光体ドラム１５の表面は帯電装置１
６により帯電された後、上記原稿読取部１４からの光に
より露光され、静電潜像が形成される。

【００１０】上記静電潜像は現像装置１７によりトナー
現像され、転写分離装置１８により転写紙挿入口２０か
ら給紙された転写紙に転写された後、感光体ドラム１５
から分離される。そして、転写終了後の転写紙は定着装
置１９により定着された後、排出トレイ２１に排出され
る。一方、クリーニング部１により転写後の感光体ドラ
ム１５の表面に残留しているトナーＴが清掃される。

【００１１】続いて、上記クリーニング部１の構成につ
いて説明する。クリーニング部１はクリーニングブレー
ド２、クリーニングローラ３及びハウジング４等を有し
、感光体ドラム１５の表面に残留しているトナーＴを清
掃してハウジング４内に溜めるようにしている。

【００１２】ハウジング４の前後左右の各側壁４１（図
２）は上記上本体カバー５の上壁５１に当接するように
している。このため、ハウジング４は上本体カバー５の
上壁５１により蓋がされ、ハウジング４内に溜っている
トナーＴのハウジング４外への飛散を防ぐようにしてい
る。

【００１３】なお、上述したように画像形成装置は上本
体と下本体とに分離できるため、クリーニング部１を上
本体カバー５の下面から上本体カバー５の上壁５１に向
けて嵌入させることができ、従ってハウジング４の側壁
４１を上本体カバー５の上壁５１に容易に当接させて固
定することができる。

【００１４】また、上記説明では、ハウジング４の側壁
４１が上本体カバー５の上壁５１に当接するようにした
が、上本体カバー５の上壁５１から上記ハウジング４に
向けて壁を垂設し、すなわち上記ハウジング４の側壁４
１に該当する壁の少なくとも一部を上本体カバー５側に
一体に形成し、この壁とハウジング４とが継合するよう
にしてもよい。

【００１５】また、ハウジング４の側壁４１と上記上本
体カバー５の上壁５１との当接面にスポンジやラバー等
を介在させ、ハウジング４からのトナー飛散をより確実
に防ぐようにしてもよい。

【００１６】

【発明の効果】本発明は、本体カバーの上壁とクリーニ
ング部のハウジングの蓋とが共用されるので、画像形成
装置の構成部品の削減を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係るクリーニング部を備えた画像形成
装置の一例を示す概略構成図である。

【図２】本発明に係るクリーニング部を備えた上本体カ
バーを示す斜視図である。

【符号の説明】

１　　クリーニング部 ４　　クリーニング部のハウジング ５　　上本体カバー １５　　感光体ドラム（感光体） ４１　　ハウジングの側壁 ５１　　上本体カバーの上壁 Ｔ　　トナー

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　感光体表面に残留しているトナーを清
   掃してハウジング内に溜める画像形成装置のクリーニン
   グ部において、上記ハウジングの側壁を本体カバーの上
   壁に当接させてなることを特徴とする画像形成装置のク
   リーニング部の蓋構造。