JPH04281204A - エッチング方法 - Google Patents

エッチング方法

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JPH04281204A
JPH04281204A JP4334891A JP4334891A JPH04281204A JP H04281204 A JPH04281204 A JP H04281204A JP 4334891 A JP4334891 A JP 4334891A JP 4334891 A JP4334891 A JP 4334891A JP H04281204 A JPH04281204 A JP H04281204A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
etching
etched
recess
mask
etching method
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4334891A
Other languages
English (en)
Inventor
Junzo Toda
戸田 順三
Susumu Aoyama
進 青山
Kazumasa Hosono
和真 細野
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は周縁にテーパを有する凹
所を被エッチング材に形成するためのエッチング方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】図4は磁気ディスク装置の薄膜ヘッドの
縦断面図である。記録の細密化を目的として磁気ヘッド
のギャップの微細化が進められているが、薄膜ヘッドは
磁気回路を薄膜によって形成し、この目的を達せんとす
るものである。
【0003】図4において1はAl2 O3 ・TiC
 からなる基板であり、この上にAl2 O3 からな
る絶縁膜2が形成され、更にその上に薄膜製の第1磁極
3が形成されている。第1磁極3上には平面視で環状を
なすコイル4(図4にはその一部の断面が示されている
)が絶縁材を介在させて設けられており、その上を薄膜
の第2磁極5で覆っている。
【0004】第1磁極3,第2磁極5は環状のコイル4
の外周縁部の一部で微小なギャップ6を有するようにし
て隔てられているが内周縁側は接触している。このよう
な薄膜ヘッドではコイル4の通電量に応じた磁束がギャ
ップ6から漏洩し、またギャップ6が臨んだ磁極ディス
ク部(図示せず)の記録に応じた磁束をギャップ6で検
出することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】磁極3,5は蒸着等の
方法により形成されるが、第2磁極5は環状コイルの内
外周縁部に勾配を有しているために勾配部分で膜切れを
生じ、或いは極端に薄い部分が生成されることがあり、
歩留低下要因となっていた。このようなステップカバレ
ッジ不良を解消するための一案として図5に示す構成が
考えられる。これは絶縁膜2上に、コイル4の略1/2
 の深さを有し、その厚み形状に倣う凹所7を形成し、
ここを含む絶縁膜2上に薄膜製の第1磁極3を形成し、
コイル4をこの凹所7に配した上に第2磁極5を形成し
たものである。コイル4の厚みを同一とすれば第2磁極
5の勾配は図4のものの略1/2 となる。これらによ
り膜切れ、極薄膜部の発生は抑制されることになる。
【0006】一方、第1磁極3について見るとコイル4
の内外周縁部で膜切れ等を生じさせないためには図5の
如く凹所7の内外周縁の勾配、つまり凹所7の周縁のテ
ーパ70の勾配は第2磁極5と同程度とする必要がある
。 本発明はこのように周縁にテーパを有する凹所を形成す
ることを可能とするエッチング方法を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を示
す図面である。本発明はイオンエッチングにおけるファ
セット(facet)生成という好ましくない現象を利
用せんとするものである。即ち図1の(a) に示すよ
うに被エッチング材20に凹凸が存在する場合にイオン
エッチングを行うと、凸部の周縁にファセット21と称
するテーパ面が形成され、全面が一様にエッチングされ
ないという不都合が生じるのである。
【0008】これはエッチングレートがイオンビームの
入射角に依存し、入射角度が非直角(材料によって異な
るが40〜60°程度) の場合に最大値をとるという
特性に因って生じる。つまり凸部周縁部の角部はミクロ
にみれば傾斜を有しており、ここに対するイオンビーム
の入射角は非直角である。従ってこの部分のエッチング
が優勢に進み、これにより小さなファセットが生成せし
められ、このファセットに対する入射角は当然非直角で
あるからファセットが成長していくのである。
【0009】本発明はこの現象を利用するのである。即
ち第1発明は、周縁にテーパを有する凹所を被エッチン
グ材に形成するエッチング方法において、形成すべき凹
所に対応するパターンのマスクを形成する第1工程と、
前記マスクを用いて被エッチング材をエッチングする第
2工程と、マスクを除去する第3工程と、被エッチング
材をイオンエッチングする第4工程とを含むことを特徴
とする。第2発明はイオンエッチングに先立ち、第2工
程で形成された凹部の底部にその周縁部よりも優先的に
保護膜を形成し、底部エッチングを防止することを特徴
とする。
【0010】
【作用】第2工程によりパターン開口に従った凹部が形
成される。第3工程によりマスクを除去し、これにイオ
ンエッチングをすると上記凹部の周縁にファセットが形
成され、その結果、望ましいテーパを有する凹所が形成
されることになる。
【0011】第2発明では第4工程で保護膜を設けるこ
とにより第5工程では凹部の底部のイオンエッチングが
防止されることになる。凹部の周縁部に保護膜が存在し
ない場合はこの部分はイオンエッチングされファセット
が形成され、またこの部分に保護膜がある場合はこの保
護膜がイオンエッチングされた後に被エッチング材その
もののエッチングが行われ、ファセットが形成される。 底部は保護膜が厚いのでその間保護されることになる。
【0012】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基づい
て詳述する。図2は第1発明の薄膜ヘッドでの実施例を
示す要部の断面構造図である。Al2 O3 ・TiC
 製の基板(図示せず)上のAl2 O3 製の絶縁膜
2上にフォトレジスト、例えばヘキスト社製AZ135
0J を1〜3μm の厚さに塗布し、公知の方法で露
光, 現像を行い、コイル4(図5参照)の配置位置に
倣う開口80を有するパターンのマスク8を形成する(
a) 。
【0013】次にエッチャントとして  H3 PO4
 を用いて絶縁膜2のケミカルエッチングをう(b) 
。実施例では約80度で20分間行い、6μm の深さ
にエッチングした。 第2工程のエッチングはエッチング液を用いるケミカル
エッチングに限らず、エッチングガスを用いるケミカル
エッチングでもよい。イオンエッチング等物理的エッチ
ングでもよいが、エッチング速度が遅いので実用的では
ない。
【0014】第2工程でケミカルエッチングを用いる場
合は、サイドエッチングが進み、図示の如く形成凹部7
1の周縁は湾曲断面となる。内外端部は絶縁膜表面に対
し垂直となっており、このような形状は第1磁極3(図
5参照)の形成に好ましくない。次に図2(c) に示
すようにマスク8を除去する。そしてイオンエッチング
を行う(d) 。平坦部が1〜2μm エッチングされ
る条件でイオンエッチングを行うと周縁部のエッチング
が優先的に進行し、端縁での角度が40°〜50°程度
のテーパが形成されることになり、所要のテーパ70を
有する凹所7が得られることになる。
【0015】次に図3に基き第2発明を説明する。図3
の(a),(b),(c) に示すように第1〜3工程
は第1発明と同様である。次に比較的低粘度のレジスト
(例えばヘキスト社製AZ1350)をスピンナ塗布の
方法により塗布し、保護膜9を形成する。図3の(d)
 に示すように保護膜9は凹部71の周縁部が底部, 
及び非ケミカルエッチング部よりも薄くなるか又は上記
周縁部が保護膜9が形成されないようにする。勿論後者
の方が望ましい。
【0016】次に図3(e) に示すようにイオンエッ
チングを行う。これにより露出した凹部71周縁部の絶
縁膜2はエッチングされ、これに伴い所要のテーパ70
が形成される。この第2発明では凹部71の厚い保護膜
9で覆われた底部がエッチングされず周縁部のみがエッ
チングされるので、より勾配の小さいテーパが得られる
。周縁部に薄い保護膜9が形成されている場合は、これ
がエッチングにより除去され、その後に露出した絶縁膜
2がエッチングされることになる。この工程の後、保護
膜9を除去する(f) 。
【0017】以上のようにして形成された凹所7及びそ
の隣接部に第1磁極3を形成し、コイル4を凹所7に配
設し、その上に第2磁極5を形成すると、図5に示す如
き薄膜ヘッドが得られる。なお本発明は薄膜ヘッドのA
l2 O3 膜のエッチングに限らず、半導体装置の基
板等他の被エッチング材にも適用可能である。
【0018】
【発明の効果】以上の如き本発明による場合は周縁にテ
ーパを有する凹所を形成することが可能となり、従って
例えば図5に示す如き構造の薄膜ヘッドを製作すること
が可能になり、従ってその歩留を向上することができる
。そして第2発明では傾斜角のより小さいテーパを実現
することができる。更にまた本発明によれば従来不可能
であった凹所の形成が可能となるので、上記薄膜ヘッド
同様、埋込型構造,半埋込型構造をとることが可能とな
り、それによって種々の新規な構成が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】第1発明の工程を示す断面構造図である。
【図3】第2発明の工程を示す断面構造図である。
【図4】薄膜ヘッドの縦断面図である。
【図5】薄膜ヘッドの縦断面図である。
【符号の説明】
1    基板 2    絶縁膜 3    第1磁極 4    コイル 5    第2磁極 7    凹所 8    マスク 9    保護膜

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  周縁にテーパ(70)を有する凹所(
    7) を被エッチング材(20)上に形成するエッチン
    グ方法において、形成すべき凹所(7) に対応するパ
    ターンのマスク(8) を形成する第1工程と、前記マ
    スク(8) を用いて被エッチング材(20)をエッチ
    ングする第2工程と、マスク(8) を除去する第3工
    程と、被エッチング材(20)をイオンエッチングする
    第4工程とを含むことを特徴とするエッチング方法。
  2. 【請求項2】  周縁にテーパ(70)を有する凹所(
    7) を被エッチング材(20)上に形成するエッチン
    グ方法において、形成すべき凹所(7) に対応するパ
    ターンのマスク(8) を形成する第1工程と、前記マ
    スク(8) を用いて被エッチング材(20)をエッチ
    ングする第2工程と、マスク(8) を除去する第3工
    程と、第2工程のケミカルエッチングによって形成され
    た凹部(71)の底部にその周縁部よりも優先的に保護
    膜(9) を被着する第4工程と、少なくとも前記周縁
    部をイオンエッチングする第5工程とを含むことを特徴
    とするエッチング方法。
  3. 【請求項3】  前記第2工程はケミカルエッチングに
    よる請求項1または2のエッチング方法。
  4. 【請求項4】  前記第2工程はサイドエッチングを含
    む請求項1または2のエッチング方法。
  5. 【請求項5】  前記第4工程はレジストのスピンナ塗
    布により保護膜(9) を形成する請求項2記載のエッ
    チング方法。
JP4334891A 1991-03-08 1991-03-08 エッチング方法 Withdrawn JPH04281204A (ja)

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JP4334891A JPH04281204A (ja) 1991-03-08 1991-03-08 エッチング方法

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