JPH04280510A - Rds受信機の制御方法 - Google Patents

Rds受信機の制御方法

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Publication number
JPH04280510A
JPH04280510A JP4326691A JP4326691A JPH04280510A JP H04280510 A JPH04280510 A JP H04280510A JP 4326691 A JP4326691 A JP 4326691A JP 4326691 A JP4326691 A JP 4326691A JP H04280510 A JPH04280510 A JP H04280510A
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signal
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Application number
JP4326691A
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English (en)
Inventor
Koichi Ryu
笠 孝一
Yoshiro Kunugi
芳郎 功力
Takashi Miyake
三宅 孝
Kazuhiro Kamiya
一弘 紙谷
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、ラジオデ―タシステムの受信機
(以下RDS受信機と称する)の制御方法に関する。
【0002】
【背景技術】放送局の放送の際にその番組内容に関連す
る情報等の放送関連情報をデ―タとして多重変調にて送
信し、受信側にてこれを復調したデ―タに基づいて所望
の番組内容を選択できるようにしてラジオ聴取者に対し
てそのサ―ビスを提供できるようにしたラジオデ―タシ
ステム(RDS)がある。
【0003】このラジオデ―タシステムにおいては、F
M変調波の周波数帯域外で19KHz のステレオパイ
ロット信号の3次高調波である57KHz を副搬送波
とし、この副搬送波をフィルタリングされかつバイフェ
―ズ(Biphase)コ―ド化された番組内容等の放
送に関連する情報を示すデ―タ信号により振幅変調して
ラジオデ―タ信号とし、この振幅変調された副搬送波を
主搬送波に周波数変調して放送するようになされている
【0004】ラジオデ―タ信号は、そのベ―スバンドコ
―ディング構造を示す図6から明らかなように、104
ビットを1グル―プとして繰り返し多重伝送される。1
つのグル―プは各々26ビット構成の4ブロックからな
り、また各ブロックは16ビットの情報ワ―ドと10ビ
ットのチェックワ―ドとからなっている。図7において
、ブロック1にはネットワ―クを表わす番組認識(PI
)コ―ドが、ブロック2には交通番組認識(TP)コ―
ドや交通アナウンス認識(TA)コ―ドが、ブロック3
には同一番組を放送しているネットワ―ク局群の周波数
(AF)デ―タが、ブロック4には放送局名やネットワ
―ク名等の番組サ―ビス名情報(PS)デ―タがそれぞ
れ配置される。また、各グル―プはその内容に応じて4
ビットにてタイプ0〜15の16通りに区別され、さら
に各タイプ(0〜15)に対しそれぞれA,Bの2つの
バ―ジョンが定義されており、これらの認識コ―ドはブ
ロック2に配置されている。なお、ネットワ―ク局のA
Fデ―タはタイプ0Aグル―プのみで伝送され、PSデ
―タはタイプ0A及び0Bグル―プで伝送されるように
なっている。
【0005】ところで、車載受信機の場合には車両の走
行に従って受信中の放送波の受信状態が悪化して来るこ
とがある。しかしながら、1つのRDS放送を受信する
と上記したように同一番組の放送を行なっているネット
ワ―ク局群のAFデ―タを得られるので、このAFデ―
タを活用して同一ネットワ―クの放送番組を良好な受信
状態で聴取できることが望まれる。そこで、予め同一番
組を放送しているネットワ―ク局群のAFデ―タをメモ
リに記憶させておき、受信しているRDS放送波の電界
強度が設定レベル以下に所定時間以上に亘って低下した
とき同一番組の放送を行なっているネットワ―ク局群の
うちの1のAFデ―タをメモリから選択的に読み出して
そのAFデ―タが示す周波数にて実際に受信し、設定レ
ベル以上の電界強度が得られるRDS放送波を受信し得
た場合には直ちにそのRDS放送波の受信に移行する制
御方法が特開昭64−55916号公報に開示され既に
公知である。
【0006】しかしながら、かかる制御方法においては
、メモリから読み出したAFデ―タによって受信したR
DS放送波の受信信号レベルが単に設定レベル以下でな
ければそのRDS放送波の受信に直ちに移行してしまい
、それ以上メモリからAFデ―タを読み出して他のRD
S放送波の受信信号レベルを検出することはしないので
、最も良好な受信状態が得られるRDS放送波の受信に
必ず移行するものではなかった。
【0007】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、現受信RDS
放送波の受信状態が悪化した場合に最も良好な受信状態
が得られるRDS放送波の受信に移行することができる
RDS受信機の制御方法を提供することである。
【0008】
【発明の構成】本発明のRDS受信機の制御方法は、同
一ネットワ―ク局群の周波数デ―タを格納したメモリを
備えたRDS受信機の制御方法であって、放送波の受信
中にその受信状態に応じて周波数チェック信号を発生す
る第1行程と、周波数チェック信号に応じて受信中の放
送波の放送局が属するネットワ―ク局群のうちの新たな
1の周波数デ―タをメモリから選択的に読み出し、読み
出した1の周波数デ―タが示す周波数に受信周波数を切
り換える第2行程と、該第2行程で切り換えた受信周波
数における受信信号レベルが設定レベルより大であるか
否かを判別し、その判別後、メモリから全ての周波数デ
―タを読み出させるまで第2行程に戻る第3行程と、該
第3行程で受信信号レベルが設定レベルより大であると
判別された全ての周波数デ―タから受信信号レベルが最
も大となった1の周波数デ―タを選択してその1の周波
数デ―タが示す周波数に受信周波数を切り換える第4行
程とを有することを特徴としている。
【0009】
【発明の作用】本発明のRDS受信機の制御方法におい
ては、現受信中のRDS放送波の受信状態が悪化した場
合に、メモリに記憶された周波数デ―タリストのうちか
ら設定レベル以上の電界強度が得られるAFデ―タだけ
が先ず抽出され、その抽出されたAFデ―タの中から受
信信号レベルが最も大である1のAFデ―タが選択され
、その1のAFデ―タが示す周波数に受信周波数が切り
換えられる。よって、RDS放送波の受信状態が悪化す
ると、AFデ―タリストのうちから設定レベル以上の電
界強度で最も良好な受信状態が得られる周波数のRDS
放送波の受信に素早く移行することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳
細に説明する。図1に示した本発明の制御方法を適用し
たRDS受信機においては、アンテナ1で受信されたF
M多重放送波はフロントエンド2で希望の局が選択され
、中間周波数(IF)に変換された後、IFアンプ3を
介してFM検波器4に供給される。フロントエンド2は
、混合器2bへの局発信号をプログラマブル分周器を含
むPLL回路2aを用いたPLLシンセサイザ―方式に
より得ており、プログラマブル分周器の分周比が後述す
るコントロ―ラ14によって制御されることにより選局
動作を行なう構成となっている。FM検波器4の検波出
力はMPX(マルチプレクス)復調回路5に供給され、
ステレオ放送の場合にはL(左),R(右)チャンネル
のオ―ディオ信号に分離される。
【0011】また、FM検波器4の検波出力がフィルタ
6を通過することにより、バイフェ―ズコ―ド化された
デ―タ信号によって振幅変調された57KHzの副搬送
波、すなわちラジオデ―タ信号が抽出されPLL回路7
で復調される。PLL回路7としては例えば、特開昭6
3−87052号公報に開示された回路が用いられる。 このPLL回路7による復調出力はディジタル(D)P
LL回路8及びデコ―ダ9に供給される。D‐PLL回
路8では、PLL回路7の復調出力に基づいてデ―タ復
調用のクロックが生成される。生成されたクロックはゲ
―ト回路10に供給される。ロック検出回路11は例え
ば、特開昭63−87039号公報や特開昭63−87
040号公報に開示された回路であり、D‐PLL回路
8がロックしたことを検出して高レベルのロック検出信
号を発生し、D‐PLL回路8のアンロック状態を検出
して低レベルのアンロック検出信号を発生する。ロック
検出回路11の出力信号をゲ―ト回路10に供給してD
‐PLL回路8のアンロック時にゲ―ト回路回路10を
開(オ―プン)状態とすべく制御する。また、ロック検
出回路11の出力信号はコントロ―ラ14にも供給され
る他、PLL回路7及びD‐PLL回路8のロックレン
ジを切換え制御するロックレンジ切換信号として供給さ
れ、ロック検出回路10がD‐PLL回路8のロック状
態を検出したときにはPLL回路7及びD‐PLL回路
8のロックレンジを狭くすることにより、デ―タ復調用
のクロックを外部の影響を受けることなく常に安定した
クロックとして供給するようにしている。デコ―ダ9で
は、PLL回路7の復調出力であるバイフェ―ズコ―ド
化されたデ―タ信号がD‐PLL回路8で生成されたク
ロックに同期してデコ―ドされる。
【0012】デコ―ダ9の出力デ―タは、図6に示す如
く、26ビット構成の4ブロックからなる104ビット
のグル―プ単位となっており、順次グル―プ,ブロック
同期&エラ―検出回路12に供給される。グル―プ,ブ
ロック同期&エラ―検出回路12では、各ブロックの1
0ビットのチェックワ―ドにそれぞれ割り当てられた1
0ビットのオフセットワ―ドに基づいてグル―プとブロ
ック同期がとられると共に、チェックワ―ドに基づいて
16ビットの情報ワ―ドのエラ―検出が行なわれる。そ
して、エラ―検出されたデ―タは次段のエラ―訂正回路
13でエラ―訂正された後コントロ―ラ14に供給され
る。
【0013】コントロ―ラ14はマイクロコンピュ―タ
によって構成され、グル―プ単位で順次入力されるラジ
オデ―タ中の各ブロックのコ―ド情報、すなわち現在受
信中の放送局の番組内容に関連するラジオデ―タ情報(
上記したPIコ―ド、AFデ―タ、PSデ―タ等)を取
り込んでメモリ15に記憶しておく。この動作により現
受信放送局と同一ネットワ―ク局のAFデ―タリスト(
AFデ―タf(1) ,f(2) ……f(n))が形
成される。 また、操作部16からの選局指令に基づいてフロントエ
ンド2の一部を構成するPLL回路2aのプログラマブ
ル分周器(図示せず)の分周比を定める受信周波数デ―
タ値を制御することによって選局動作を行なう。受信周
波数デ―タ値は例えば、カウンタの計数値である。
【0014】一方、レベル検出回路19はIFアンプ3
におけるIF信号レベルに基づいて受信信号レベル(電
界強度)を検出する。また局検出回路20はIFアンプ
3におけるIF信号レベルが設定レベル以上でかつFM
検波器4におけるいわゆるSカ―ブ特性の検波出力が所
定レベル範囲内にあるとき局検出信号を出力する。レベ
ル検出回路19及び局検出回路20の各出力信号はコン
トロ―ラ14に供給される。
【0015】なお、メモリ15は受信周波数デ―タ、P
Iコ―ド、AFデ―タ等のデ―タが書き込まれる不揮発
性のRAMと、プログラム及びデ―タが予め書き込まれ
たROMとからなる。次に、本発明の制御方法の手順を
示すコントロ―ラ14のプロセッサの動作について図2
〜図4に示したフロ―図に従って説明する。
【0016】プロセッサは、操作部16の同一番組追従
ボタン(図示せず)が操作されたことを検出すると、同
一番組追従モ―ドとなる。この同一番組追従モ―ドにお
いては、所定タイミング毎に図2及び図3に示したロッ
ク検出ル―チン及び電界強度検出ル―チンを実行する。 ロック検出ル―チンにおいてプロセッサは、先ず、タイ
マの計測値T及びカウンタの計数値Cを初期値(例えば
、共に0)にリセットする(ステップS1)。このタイ
マ及びカウンタはステップS1〜S4等のステップの実
行により形成されるものである。タイマの計測値Tを単
位時間T1 だけ増加させ(ステップS2)、ロック検
出回路10からロック検出信号が供給されているか否か
を判別する(ステップS3)。ロック検出信号が発生し
ておらずアンロック検出信号が発生している場合にはマ
ルチパルスの発生によりD‐PLL回路8がアンロック
状態になっているとしてカウンタの計数値Cに1を加算
し(ステップS4)、タイマの計測値Tがオ―バフロ―
したか否かを判別する(ステップS5)。すなわち、タ
イマの計測値Tが設定時間TMAX に達したか否かを
判別する。一方、ロック検出信号がロック検出回路10
から供給されている場合にはステップS5を直ちに実行
する。T<TMAX ならば、ステップS2に移行する
。なお、図示していないが、T<TMAXならば、単位
時間T1 の経過を判別した後、ステップS2を実行す
る。
【0017】ステップS5においてT≧TMAX なら
ば、レベル検出回路19から出力されている受信信号レ
ベルVs を取り込み(ステップS6)、受信信号レベ
ルVs に対応する基準値Cr をデ―タマップから検
索して設定する(ステップS7)。基準値Cr を検索
するためのデ―タマップはメモリ15に予め記憶されて
いる。次いで、カウンタの計数値Cが基準値Cr より
大であるか否かを判別する(ステップS8)。C>Cr
 ならば、D‐PLL回路8のアンロック状態の頻度が
高くマルチパルスの影響が大きいことを示すためにフラ
グF1 に1をセットし(ステップS9)、AFチェッ
クル―チンを実行する(ステップS10)。C≦Cr 
ならば、マルチパルスの影響が比較的小さいのでフラグ
F1 を0をリセットし(ステップS11)、本ル―チ
ンを終了する。なお、フラグF1 への1のセットが第
1周波数チェック信号の発生となる。
【0018】一方、電界強度検出ル―チンにおいてプロ
セッサは、レベル検出回路19から出力されている受信
信号レベルVs を取り込み(ステップS21)、受信
信号レベルVs が設定レベルVr より小であるか否
かを判別する(ステップS22)。Vs <Vr なら
ば、低レベル(低電界)受信状態が所定時間t1 以上
継続したか否かを判別する(ステップS23)。Vs 
<Vr の低レベル受信状態が所定時間t1 以上継続
した場合には現受信放送波が低レベル受信状態であるこ
とを示すためにフラグF2 に1をセットし(ステップ
S24)、AFチェックル―チンを実行する(ステップ
S25)。Vs ≧Vr ならば、低レベル受信状態で
はないのでフラグF2 を0をリセットし(ステップS
26)、本ル―チンを終了する。
【0019】AFチェックル―チンにおいては、図4に
示すように先ず、フラグF1 は1に等しいか否かを判
別する(ステップS31)。F1 =1ならば、D‐P
LL回路8のアンロック状態の頻度が高いので設定レベ
ルV1を所定レベルVA に設定する(ステップS32
)。F1 =0ならば、フラグF2 は1に等しいか否
かを判別する(ステップS33)。F2 =1ならば、
現受信放送波が低レベル受信状態であるので設定レベル
V1 を所定レベルVB に設定し(ステップS34)
、F2 =0ならば、本ル―チンを終了する。なお、所
定レベルVA は所定レベルVBより大である。また、
フラグF 2への1のセットが第2周波数チェック信号
の発生となる。
【0020】ステップS32又はS34の実行後、変数
mを1に等しくさせ(ステップS35)、また変数uを
0に等しくさせる(ステップS36)。そして、メモリ
15に書き込んであるAFデ―タリストの各AFデ―タ
f(1) ,f(2) ……f(n) から1のAFデ
―タf(m) を読み出してPLL回路2aの分周器に
セットする(ステップS37)。これにより受信周波数
が現受信放送局と同一ネットワ―クの他の放送局の放送
周波数に変化する。次いで、AFデ―タリストの1のA
Fデ―タf(m) による新たな受信周波数における受
信信号レベルVs を取り込み(ステップS38)、そ
の受信信号レベルVs が設定レベルV1 より大であ
るか否かを判別する(ステップS39)。なお、図示し
てないが、ステップS37の実行によりAFデ―タをセ
ットしてから受信周波数が安定するまでの時間をとった
後、ステップS38が実行される。Vs ≦V1 なら
ば、後述のステップS43に移行する。Vs >V1 
ならば、AFデ―タf(m) の受信放送局のネットワ
―クを表わすPIコ―ドを取り込み(ステップS40)
、変数uに1を加算し(ステップS41)、AFデ―タ
f(m) をチェックAFデ―タcf(u) とし、受
信信号レベルVsを受信信号レベルVs(u)とし、ま
た取り込んだPIコ―ドをPI(u) としてメモリ1
5に記憶させる(ステップS42)。次いで、変数mが
AFデ―タリストのAFデ―タ数nに達したか否かを判
別する(ステップS43)。m<nの場合には変数mに
1を加算し(ステップS44)、ステップS37に移行
する。この動作を繰り返すことによりAFデ―タリスト
の各AFデ―タf(1) ,f(2)……f(n) か
らVs >V1 の受信信号レベルが得られる全てのA
Fデ―タ、すなわちチェックAFデ―タがメモリ15に
書き込まれる。m=nの場合には全てのAFデ―タf(
1) ,f(2) ……f(n) についてステップS
39にて受信信号レベルチェックを行なったことになり
、ステップS45に進む。このときの変数uの値がVs
 >V1 の受信信号レベルが得られたAFデ―タ数を
示している。
【0021】ステップS45においては変数uが0に等
しいか否かを判別する。u=0ならば、現受信放送局と
同一番組を放送している他の放送局でVs >V1 の
受信信号レベルが得られる局がなかったので、後述のス
テップS58に移行する。u≠0ならば、レベル最大値
VMAX を初期値(例えば、0)に等しくさせ(ステ
ップS46)、変数wを1に等しくさせ(ステップS4
7)、メモリ15から現受信放送局(同一番組追従モ―
ドになる直前に受信していた放送局)のPIコ―ドを読
み出し(ステップS48)、メモリ15からPIコ―ド
PI(w) を読み出す(ステップS49)。そして、
現受信放送局のPIコ―ドとPIコ―ドPI(w) と
が一致するか否かを判別する(ステップS50)。PI
コ―ドが一致しなければ、後述のステップS55に移行
し、PIコ―ドが一致するならば、メモリ15から受信
信号レベルVs(w)を読み出し(ステップS51)、
受信信号レベルVs(w)がレベル最大値VMAX よ
り大であるか否かを判別する(ステップS52)。Vs
(w)≦VMAX の場合にはステップS55に移行し
、Vs(w)>VMAX の場合にはレベル最大値VM
AX に受信信号レベルVs(w)をセットし(ステッ
プS53)、変数wを選択番号xとする(ステップS5
4)。ステップS54の実行後、変数wが変数uに達し
たか否かを判別する(ステップS55)。w<uならば
、変数wに1を加算し(ステップS56)、ステップS
49に戻る。w=uならば、レベル最大値VMAX が
初期値に等しいか否かを判別する(ステップS57)。 レベル最大値VMAX が初期値に等しい場合には現受
信放送局のPIコ―ドと一致するPIコ―ドPI(w)
 の放送局が検出されなかったので、同一番組追従モ―
ドになる直前に受信していた現受信放送波の受信に戻る
ためにメモリ15内の受信周波数デ―タを読み出してP
LL回路2aの分周器にセットし(ステップS58)、
同一番組追従モ―ドから通常の受信モ―ドに移行するた
めに本ル―チンを終了する。レベル最大値VMAX が
初期値に等しくない場合には受信信号レベルとしてレベ
ル最大値VMAX が得られたチェックAFデ―タcf
(x) をメモリ15から読み出しPLL回路2aの分
周器にセットし(ステップS59)、メモリ15内の受
信周波数デ―タをチェックAFデ―タcf(x) に更
新し(ステップS60)、本ル―チンを終了する。よっ
て、チェックAFデ―タcf(x) による周波数にて
放送波が受信される。すなわち同一番組追従モ―ドにな
る直前に受信していた現受信放送波と同一番組を放送し
ている放送局のうちで電界強度が最も大である放送波が
受信され、その周波数の放送局が新たな現受信放送局と
なり、同一番組追従モ―ドが終了する。
【0022】なお、同一番組追従モ―ドとなり受信周波
数が現受信放送局の周波数以外のAFデ―タリストの周
波数に変化した期間には図示しないミュ―ト回路が作動
してオ―ディオ信号の出力を遮断し、同一番組追従モ―
ドが終了するとミュ―ト状態が解除される。また、上記
した実施例においては、Vs >V1 の受信信号レベ
ルが得られるチェックAFデ―タをメモリ15に書き込
むようにしているが、ステップS39においてVs >
V1 の判別があったならば、現受信放送局とPIコ―
ドが一致するかの判別を行ない、PIコ―ドが一致する
ならば、受信信号レベルVs がレベル最大値VMAX
 より大であるか否かを判別して現受信放送波と同一番
組を放送している放送局のうちで電界強度が最も大であ
るAFデ―タを得るようにし、チェックAFデ―タをメ
モリ15に書き込むことは行なわないようにすることも
できる。
【0023】更に、メモリ15に格納されている同一ネ
ットワ―ク局群のAFデ―タリストの各AFデ―タに対
応する放送局のPIコ―ドは同一であると予め分ってい
るならば、ステップS50の現受信放送局のPIコ―ド
とPIコ―ドPI(w) との一致判別は必ずしもしな
くても良い。上記した本発明の実施例においては、受信
中のRDS放送波からAFデ―タを得ることにより同一
ネットワ―ク局群の周波数デ―タをメモリに格納してい
るが、予め受信可能な放送局毎の同一ネットワ―ク局群
の周波数デ―タをメモリに格納して置いても良い。
【0024】また、上記した実施例においては、受信信
号レベルに応じて良好な受信状態となるAFデ―タを選
択しているが、これに限らず、受信信号レベルと共にノ
イズレベルも検出して受信信号レベルとノイズレベルと
に応じて良好な受信状態となるAFデ―タを選択するよ
うにしても良い。
【0025】
【発明の効果】以上の如く、本発明のRDS受信機の制
御方法においては、現受信RDS放送波の受信状態が悪
化した場合に、メモリに記憶されたAFデ―タリストの
うちから設定レベル以上の電界強度が得られるAFデ―
タだけを先ず抽出し、その中から受信信号レベルが最も
大である1のAFデ―タを選択し、その1のAFデ―タ
が示す周波数に受信周波数を切り換えるので、AFデ―
タリストのうちから設定レベル以上の電界強度で最も良
好な受信状態が得られる周波数のRDS放送波の受信に
素早く移行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御方法を適用したRDS受信機の構
成を示すブロック図である。
【図2】ロック検出ル―チンを示すフロ―図である。
【図3】電界強度検出ル―チンを示すフロ―図である。
【図4】AFチェックル―チンを示すフロ―図である。
【図5】図4のAFチェックル―チンの続き部分を示す
フロ―図である。
【図6】ラジオデ―タ信号のベ―スバンドコ―ディング
構造を示す図である。
【図7】タイプ0Aグル―プのフォ―マットを示す図で
ある。
【主要部分の符号の説明】
1  アンテナ 2  フロントエンド 4  FM検波器 5  マルチプレクス復調回路 8  ディジタルPLL回路 9  デコ―ダ 14  コントロ―ラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  同一ネットワ―ク局群の周波数デ―タ
    を格納したメモリを備えたRDS受信機の制御方法であ
    って、放送波の受信中にその受信状態に応じて周波数チ
    ェック信号を発生する第1行程と、前記周波数チェック
    信号に応じて前記放送波の放送局が属するネットワ―ク
    局群のうちの新たな1の周波数デ―タを前記メモリから
    選択的に読み出し、読み出した1の周波数デ―タが示す
    周波数に受信周波数を切り換える第2行程と、前記第2
    行程で切り換えた受信周波数における受信信号レベルが
    設定レベルより大であるか否かを判別し、その判別後、
    前記メモリから全ての周波数デ―タを読み出させるまで
    前記第2行程に戻る第3行程と、前記第3行程で受信信
    号レベルが前記設定レベルより大であると判別された全
    ての周波数デ―タから受信信号レベルが最も大となった
    1の周波数デ―タを選択してその1の周波数デ―タが示
    す周波数に受信周波数を切り換える第4行程とを有する
    ことを特徴とするRDS受信機の制御方法。
  2. 【請求項2】  前記第1行程においては、FM検波出
    力から抽出されたラジオデ―タ信号の復調用クロックを
    生成するディジタルPLL回路のアンロック状態に応じ
    て第1周波数チェック信号を発生し、受信放送波の受信
    信号レベルのレベル低下に応じて第2周波数チェック信
    号を発生し、前記第1周波数チェック信号の発生時と前
    記第2周波数チェック信号の発生時とでは前記設定レベ
    ルが異なることを特徴とする請求項1記載のRDS受信
    機の制御方法。
  3. 【請求項3】  前記第1周波数チェック信号の発生時
    には前記第2周波数チェック信号の発生時よりも前記設
    定レベルが大きくされることを特徴とする請求項1記載
    のRDS受信機の制御方法。
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