JPH04279878A - レーザ測距装置 - Google Patents
レーザ測距装置Info
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- JPH04279878A JPH04279878A JP2079991A JP2079991A JPH04279878A JP H04279878 A JPH04279878 A JP H04279878A JP 2079991 A JP2079991 A JP 2079991A JP 2079991 A JP2079991 A JP 2079991A JP H04279878 A JPH04279878 A JP H04279878A
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- Japan
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- signal
- laser
- distance
- noise
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- Pending
Links
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims abstract description 10
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 3
- 101000582320 Homo sapiens Neurogenic differentiation factor 6 Proteins 0.000 description 1
- 102100030589 Neurogenic differentiation factor 6 Human genes 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レーザ光を用いて目
標物体までの距離を測定するレーザ測距装置に関するも
のである。
標物体までの距離を測定するレーザ測距装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図2は、この種の従来装置を示す構成図
である。図において、1はレーザ光を発生して目標物体
(図示せず)に向けて送信するレーザ送信器、2は上記
レーザ送信器1を外部からの指令信号(図示せず)に同
期して所定のくり返しで作動させる発振制御器、3は上
記目標物体から反射されるレーザ光を集光する受信光学
系、4は上記受信光学系3から導かれるレーザ光を電気
信号に変換する光電変換器、5は光電変換器4からの出
力信号を増幅するビデオアンプ、6はビデオアンプ5か
らの信号を2値化信号に変換するコンパレータ、7は上
記レーザ送信器1からのレーザ光の一部を光電変換して
距離の測定を開始する電気信号を得るスタート検出器、
8は上記スタート検出器7からの距離測定開始信号と上
記コンパレータ6で検出された2値化信号までの時間差
を計数することにより目標物体までの距離を算出する距
離計算器である。
である。図において、1はレーザ光を発生して目標物体
(図示せず)に向けて送信するレーザ送信器、2は上記
レーザ送信器1を外部からの指令信号(図示せず)に同
期して所定のくり返しで作動させる発振制御器、3は上
記目標物体から反射されるレーザ光を集光する受信光学
系、4は上記受信光学系3から導かれるレーザ光を電気
信号に変換する光電変換器、5は光電変換器4からの出
力信号を増幅するビデオアンプ、6はビデオアンプ5か
らの信号を2値化信号に変換するコンパレータ、7は上
記レーザ送信器1からのレーザ光の一部を光電変換して
距離の測定を開始する電気信号を得るスタート検出器、
8は上記スタート検出器7からの距離測定開始信号と上
記コンパレータ6で検出された2値化信号までの時間差
を計数することにより目標物体までの距離を算出する距
離計算器である。
【0003】一般に、受信系の雑音は、光電変換器4、
ビデオアンプ5の電子回路で発生する回路雑音と使用し
ているレーザ光と同一の波長成分をもつ背景光で生じる
背景光雑音からなる。上記回路雑音は変化しないが、上
記背景光雑音は天候等の状況で大きく変化し、最悪の時
は、回路雑音よりはるかに大きな雑音となる。従って上
記2値化基準値は運用における最悪の背景光状況を考え
て、その背景光雑音で誤動作しない値に設定され、固定
される。
ビデオアンプ5の電子回路で発生する回路雑音と使用し
ているレーザ光と同一の波長成分をもつ背景光で生じる
背景光雑音からなる。上記回路雑音は変化しないが、上
記背景光雑音は天候等の状況で大きく変化し、最悪の時
は、回路雑音よりはるかに大きな雑音となる。従って上
記2値化基準値は運用における最悪の背景光状況を考え
て、その背景光雑音で誤動作しない値に設定され、固定
される。
【0004】従来のレーザ測距装置は上記のように構成
され、距離計算器8はレーザ光が目標物体に向けて発射
されたタイミングで検出される距離測定開始信号から時
間の計測を開始し、コンパレータ6であらかじめ設定さ
れた2値化基準値を越える信号が受信された時に計測を
終了し、その間の時間差を距離に換算することで目標物
体までの距離を測定するようになっている。従って、コ
ンパレータ6の2値化基準値の設定が、距離測定能力を
決める一つの要素となっている。上記2値化基準値は雑
音で誤動作しないレベルに設定して固定されている。
され、距離計算器8はレーザ光が目標物体に向けて発射
されたタイミングで検出される距離測定開始信号から時
間の計測を開始し、コンパレータ6であらかじめ設定さ
れた2値化基準値を越える信号が受信された時に計測を
終了し、その間の時間差を距離に換算することで目標物
体までの距離を測定するようになっている。従って、コ
ンパレータ6の2値化基準値の設定が、距離測定能力を
決める一つの要素となっている。上記2値化基準値は雑
音で誤動作しないレベルに設定して固定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のレ
ーザ測距装置では、コンパレータ6の2値化基準値が固
定されているため、背景光が弱くなって雑音が小さい場
合に目標物体までの距離を測定する能力を向上できない
という問題点があった。
ーザ測距装置では、コンパレータ6の2値化基準値が固
定されているため、背景光が弱くなって雑音が小さい場
合に目標物体までの距離を測定する能力を向上できない
という問題点があった。
【0006】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたものであり、背景光の状況に応じて距離測定
能力を向上できるレーザ測距装置を提供することを目的
としている。
になされたものであり、背景光の状況に応じて距離測定
能力を向上できるレーザ測距装置を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るレーザ測
距装置においては、雑音レベルを検出する回路と、検出
した雑音レベルに応じて2値化基準電圧を発生する回路
と、上記2値化基準電圧を2値化基準値として設定でき
る可変コンパレータとを具備し、距離を測定する時間以
外の時間で、上記2値化基準値を自動的に設定できるよ
うにしたものである。
距装置においては、雑音レベルを検出する回路と、検出
した雑音レベルに応じて2値化基準電圧を発生する回路
と、上記2値化基準電圧を2値化基準値として設定でき
る可変コンパレータとを具備し、距離を測定する時間以
外の時間で、上記2値化基準値を自動的に設定できるよ
うにしたものである。
【0008】
【作用】この発明により、背景光の強さで変化する雑音
レベルに合わせて2値化基準値を設定し、背景光が弱い
場合は2値化基準値を下げる。
レベルに合わせて2値化基準値を設定し、背景光が弱い
場合は2値化基準値を下げる。
【0009】
【実施例】実施例1.図1はこの発明の一実施例を示す
構成図であり、1〜5および7、8は上記従来装置と全
く同一のものである。9はビデオアンプ5から出力され
る雑音のレベルを検出する雑音レベル検出器、10は雑
音レベル検出器9で検出された雑音レベルに応じて2値
化基準電圧を発生する基準電圧発生器、11は距離を測
定する時間以外で、上記雑音レベル検出器9、基準電圧
発生器10を動作させる制御信号を発生する2値化基準
値設定タイミング回路、12は上記基準電圧発生器10
から出力される2値化基準電圧を2値化基準値として設
定し、2値化基準値を越える信号を2値化信号として出
力する可変コンパレータである。
構成図であり、1〜5および7、8は上記従来装置と全
く同一のものである。9はビデオアンプ5から出力され
る雑音のレベルを検出する雑音レベル検出器、10は雑
音レベル検出器9で検出された雑音レベルに応じて2値
化基準電圧を発生する基準電圧発生器、11は距離を測
定する時間以外で、上記雑音レベル検出器9、基準電圧
発生器10を動作させる制御信号を発生する2値化基準
値設定タイミング回路、12は上記基準電圧発生器10
から出力される2値化基準電圧を2値化基準値として設
定し、2値化基準値を越える信号を2値化信号として出
力する可変コンパレータである。
【0010】上記実施例において、2値化基準値は雑音
レベルの最大値又は平均値に所定の倍率を乗じた値に設
定され、雑音レベルが小さい場合は低い値に、雑音レベ
ルが大きい場合は高い値に設定される。また、距離測定
期間中は、その時間より以前に設定された2値化基準値
が保持される。一般に、レーザ光の拡がりが目標物体の
大きさより大きい場合、ビデオアンプ5から出力される
信号電圧VS は次式で表わされる。
レベルの最大値又は平均値に所定の倍率を乗じた値に設
定され、雑音レベルが小さい場合は低い値に、雑音レベ
ルが大きい場合は高い値に設定される。また、距離測定
期間中は、その時間より以前に設定された2値化基準値
が保持される。一般に、レーザ光の拡がりが目標物体の
大きさより大きい場合、ビデオアンプ5から出力される
信号電圧VS は次式で表わされる。
【0011】
【数1】
【0012】上記信号電圧VSが、2値化基準値VRを
越えると距離が測定されるので、その時の最大測距離R
mとの関係は次式となる。
越えると距離が測定されるので、その時の最大測距離R
mとの関係は次式となる。
【0013】
【数2】
【0014】一方、上記2値化基準値VR は雑音で誤
動作しないように設定され、雑音電圧をVnとすると、
VRは次式のように設定される。
動作しないように設定され、雑音電圧をVnとすると、
VRは次式のように設定される。
【0015】
【数3】
【0016】また、上記雑音電圧Vnは、回路系の雑音
を無視すると、背景光の強さPBに比例し、次式となる
。
を無視すると、背景光の強さPBに比例し、次式となる
。
【0017】
【数4】
【0018】以上より、背景光の強さPBと最大測距離
Rmの関係は、次式となる。
Rmの関係は、次式となる。
【0019】
【数5】
【0020】今、大気の減衰を無視して、背景光雑音が
背景光の強さに応じて回路雑音より20倍大きく変化す
ると仮定すると、最大測距離は約1.4倍変化すること
になる。即ち、背景光雑音が小さい場合に、2値化基準
値を下げることで、最大測距離を1.4倍大きくするこ
とができる。
背景光の強さに応じて回路雑音より20倍大きく変化す
ると仮定すると、最大測距離は約1.4倍変化すること
になる。即ち、背景光雑音が小さい場合に、2値化基準
値を下げることで、最大測距離を1.4倍大きくするこ
とができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、距離
を測定する前に雑音レベルに応じた2値化基準値を設定
できるので、背景光が弱くなって雑音レベルが低下した
場合に、2値化基準値を低下させて測定できる距離を大
きくすることができる。
を測定する前に雑音レベルに応じた2値化基準値を設定
できるので、背景光が弱くなって雑音レベルが低下した
場合に、2値化基準値を低下させて測定できる距離を大
きくすることができる。
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】従来のレーザ測距装置を示す構成図である。
1 レーザ送信器
2 発振制御器
3 受信光学系
4 光電変換器
5 ビデオアンプ
7 スタート検出器
8 距離計算器
9 雑音レベル検出器
10 基準電圧発生器
11 2値化基準値設定タイミング回路12 可変
コンパレータ
コンパレータ
Claims (1)
- 【請求項1】 レーザ光を発生して目標物体に向けて
送信するレーザ送信器と、上記レーザ送信器を外部から
の指令信号に同期して所定のくり返しで作動させる発振
制御器と、上記目標物体から反射されるレーザ光を集光
する受信光学系と、上記受信光学系から導かれるレーザ
光を電気信号に変換する光電変換器と、上記光電変換器
からの出力信号を増幅するビデオアンプと、上記ビデオ
アンプの出力信号を2値化信号に変換する手段と、上記
レーザ送信器で発生したレーザ光の一部を検出し、距離
測定開始信号を発生するスタート検出器と、上記距離測
定開始信号から上記2値化信号までの時間差を計数して
目標物体までの距離を算出する距離計算器とからなるレ
ーザ測距装置において、上記2値化信号に変換する手段
として、ビデオアンプの出力雑音の最大値又は平均値を
検出する雑音レベル検出器と、上記雑音レベル検出器の
出力の大きさに所定の倍率を乗じた2値化基準電圧を発
生する基準電圧発生器と、上記2値化基準電圧を2値化
基準値として信号を2値化する可変コンパレータと、上
記2値化基準値の設定を測距期間以外で実施する2値化
基準値設定タイミング回路とを具備したことを特徴とす
るレーザ測距装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2079991A JPH04279878A (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | レーザ測距装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2079991A JPH04279878A (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | レーザ測距装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04279878A true JPH04279878A (ja) | 1992-10-05 |
Family
ID=12037110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2079991A Pending JPH04279878A (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | レーザ測距装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04279878A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018159685A (ja) * | 2017-03-24 | 2018-10-11 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 距離測定装置 |
WO2020235419A1 (ja) * | 2019-05-20 | 2020-11-26 | 株式会社デンソー | 測距装置 |
-
1991
- 1991-02-14 JP JP2079991A patent/JPH04279878A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018159685A (ja) * | 2017-03-24 | 2018-10-11 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 距離測定装置 |
WO2020235419A1 (ja) * | 2019-05-20 | 2020-11-26 | 株式会社デンソー | 測距装置 |
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