JPH04277Y2 - - Google Patents

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JPH04277Y2
JPH04277Y2 JP3763187U JP3763187U JPH04277Y2 JP H04277 Y2 JPH04277 Y2 JP H04277Y2 JP 3763187 U JP3763187 U JP 3763187U JP 3763187 U JP3763187 U JP 3763187U JP H04277 Y2 JPH04277 Y2 JP H04277Y2
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JP
Japan
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guide body
level gauge
oil
oil level
guide
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JP3763187U
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JPS63145121U (ja
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、エンジンのオイルパンのドレンプ
ラグを兼用するオイルレベルゲージガイドに関す
る。
(従来技術) 従来、この種のオイルレベルゲージガイドとし
ては、実開昭55−71010号公報のオイル抜き取り
装置において開示されたものがある。
同公報における第1実施例のオイルレベルゲー
ジガイド(同公報中、符号13)は、有底パイプ
状のガイド本体に回動用フランジ(同、14)及
びドレン口シール用フランジ(同、17)が設け
られている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した従来のオイルレベルゲージガイドにあ
つては、ガイド本体に対し別部品で形成されたフ
ランジが同本体に溶着等によつて固着されるた
め、構成部品点数が多く製造前の部品管理が繁雑
となり、コストが高く付くという問題点があつ
た。尚、同公報中の第2実施例のものでは、オイ
ルレベルゲージガイドによつて開閉されるドレン
口の開閉機構がオイルパン側に配置されるため、
これまた構成部品点数が多いと共に構造が複雑で
ある。
この考案は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、構成部品点数を削減し、コス
トの低減を図ることにより、上記問題点を解決す
ることを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決することを目的とするこの考
案は、オイルレベルゲージを内装する有底パイプ
状のガイド本体が、エンジンのシリンダブロツク
の挿通口を通してオイルパン内に挿入されると共
に、同本体の下端部の雄ネジ部がオイルパンのド
レン口に螺合され、又ガイド本体にオイルパン内
のオイルが流入される流通孔が開けられ、さら
に、ガイド本体に、前記ドレン口への螺合時にス
パナあるいはレンチ等の回動工具が係合される係
合部を塑性加工により一体形成したものである。
(作用) 上記手段によれば、単一部品のガイド本体を加
工することによつて、オイルレベルゲージガイド
としての所望形状が得られ、ガイド本体に別部品
を何ら組付ける必要がないものとなる。
(実施例) 以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第1図は、この考案の一実施例を示す図であ
る。
先ず、構成を説明すると、金属性パイプ材から
なるガイド本体1は、その下端開口面が絞り成形
によつて閉止され、底部1aをもつ有底パイプ状
に形成されており、ガイド本体1はエンジンのシ
リンダブロツク2に開けた挿通口3に挿通可能な
外径に形成されている。
ガイド本体1内にはオイルレベルゲージ4が挿
入されており、オイルレベルゲージ4に取り付け
たゴム製キヤツプ5はガイド本体1の上端開口部
に形成したゲージ保持部6に対しその弾性を利用
して嵌合され、その開口部を閉じている。
ガイド本体1の下端部外周にはテーパ雌ネジか
らなる雄ネジ部7が形成されており、雄ネジ部7
は前記シリンダブロツク2の下面に取り付けたオ
イルパン8のドレン口9に螺合されている。この
ドレン口9はテーパ雄ネジからなり、ドレン口9
はオイルパン8に溶接等にて固着したナツト11
にて形成されている。
ガイド本体1の下部には前記オイルパン8内の
オイル12を流入し得る流通孔13が適数個分散
状に開けられている。
ガイド本体1における前記シリンダブロツク2
の挿通口3に嵌合される部分は、環状に絞り成形
されてシールリング保持溝14とされており、こ
の保持溝14には、それと前記シリンダブロツク
2の挿通口3との間のシールを果たすシールリン
グ15が嵌着されている。
そして、前記ガイド本体1の上部には、前記シ
リンダブロツク2の挿通口3の上方に位置する係
合部16が塑性加工によつて形成されており、こ
の係合部16はスパナあるいはレンチ等の回動工
具を係合可能な六角面に形成されている。
尚、ガイド本体1の底部1a、前記ゲージ保持
部6、雄ネジ部7、シールリング保持溝14も塑
性加工によつて形成されている。又、流通孔13
は孔開け加工によつて形成されている。従つて、
ガイド本体1はパイプ材1本を単一部品として、
それを加工することによつて形成され、別部品が
何ら組付けられていない。
上記したオイルレベルゲージガイドにおいてオ
イル抜きをする場合には、ガイド本体1の係合部
16にスパナあるいはレンチ等の回動工具を係合
し、その工具を介してガイド本体1を回動させる
ことにより、オイルパン8のドレン口9に対し雄
ネジ部7を螺退させて取り外し、そのドレン口9
を開口することができる。
又、オイル抜きをした後、ガイド本体1を前記
回動工具により前記と反対方向に回動させること
により、オイルパン8のドレン口9に対しテーパ
雄ネジ部7を螺入させて、そのドレン口9を塞ぐ
ことができる。
又、ガイド本体1内には流通孔13を通してオ
イルパン8内のオイル12が流入されるため、オ
イルレベルゲージ4をキヤツプ5と共にガイド本
体1から上方へ引き抜けばオイル量を点検するこ
とができる。
上記のオイルレベルゲージガイドはパイプ材1
本を単一部品として加工することによつて形成さ
れるため、別部品が何ら組付けられていない。よ
つて、構成部品が最小限の単一部品であるため、
部品管理が簡素化されコストが底減される。
(考案の効果) 以上説明してきたように、この考案によれば、
単一部品のガイド本体を加工することによつて、
オイルレベルゲージガイドとしての所望形状が得
られ、ガイド本体に別部品を何ら組み付ける必要
がないものとなるから、構成部品が最小限の単一
部品で済み、従来に比し部品管理が簡素化され、
コストが低減されるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示し、第1図は説明
断面図、第2図はオイルレベルゲージガイドの一
部破断側面図である。 1……ガイド本体、2シリンダブロツク、3…
…挿通口、4……オイルレベルゲージ、7……雄
ネジ部、8……オイルパン、9……ドレン口、1
2……オイル、13……流通孔、16……係合
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) オイルレベルゲージを内装する有底パイプ状
    のガイド本体が、エンジンのシリンダブロツク
    の挿通口を通してオイルパン内に挿入されると
    共に、同本体の下端部の雄ネジ部がオイルパン
    のドレン口に螺合され、又ガイド本体にオイル
    パン内のオイルが流入される流通孔が開けら
    れ、さらに、ガイド本体に、前記ドレン口への
    螺合時にスパナあるいはレンチ等の回動工具が
    係合される係合部を塑性加工により一体形成し
    たことを特徴とするオイルレベルゲージガイ
    ド。 (2) 前記ガイド本体の係合部が六角面である実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のオイルレベル
    ゲージガイド。 (3) 前記ガイド本体の底部が、パイプ材の開口端
    面に対する絞り成形による閉止によつて形成さ
    れた実用新案登録請求の範囲第1項記載のオイ
    ルレベルゲージガイド。 (4) 前記ガイド本体の雄ネジ部がテーパネジであ
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のオイル
    レベルゲージガイド。 (5) 前記ガイド本体に、それとシリンダブロツク
    の挿通口との間をシールするシールリングが取
    り付けられた実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のオイルレベルゲージガイド。
JP3763187U 1987-03-13 1987-03-13 Expired JPH04277Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3763187U JPH04277Y2 (ja) 1987-03-13 1987-03-13

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JP3763187U JPH04277Y2 (ja) 1987-03-13 1987-03-13

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JPS63145121U JPS63145121U (ja) 1988-09-26
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008045701A (ja) * 2006-08-21 2008-02-28 Mazda Motor Corp 変速機
JP6678531B2 (ja) * 2016-07-15 2020-04-08 ヤマハ発動機株式会社 エンジンのオイルレベルゲージガイド

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Publication number Publication date
JPS63145121U (ja) 1988-09-26

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