JPH042766Y2 - - Google Patents

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JPH042766Y2
JPH042766Y2 JP18537687U JP18537687U JPH042766Y2 JP H042766 Y2 JPH042766 Y2 JP H042766Y2 JP 18537687 U JP18537687 U JP 18537687U JP 18537687 U JP18537687 U JP 18537687U JP H042766 Y2 JPH042766 Y2 JP H042766Y2
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door
opening
doors
machine tool
automatic
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、工作機械の自動ドアに関する。更
に詳しくは、テーブルとパレツトチエンジヤとの
間をドアで仕切つたマシニングセンタなどの工作
機械において、平行な2つの搬出入路を持つパレ
ツトチエンジヤによりパレツトを交換するため
に、前記搬出入路を遮蔽しているドアを交互に開
閉する工作機械の自動ドアに関するものである。
[従来の技術] 従来、工作機械の自動ドアで、平行な2つの搬
出入路を仕切る形式のドアは、夫々搬出入路上の
搬送物を交互に出し入れする際に使用される。2
つの搬出入路を夫々仕切るため、互いに平行に移
動可能な2つのドアを夫々引き違いに開放したと
き、開放する側のドアは相手側のドアに重なるよ
うに構成されている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、ドアの移動方向と垂直でかつ平
行に設けられる2本の搬出入路は、床面積の制約
上間隔が限られている。その搬出入路上を搬送さ
れる搬送物(パレツト等)が多様化し、特に大型
形状の搬送物は、工作機械との間で仕切られてい
るドアが開いたときに形成される開口部の大きさ
に制限される。このため、単にドアを大きくした
のみでは、前記搬送路間の間隔を変えない限り、
夫々のドアは、この2つのドアが重なつている中
心位置以上は開かず大型の形状の搬送物は搬出入
できない問題があつた。
この考案の目的は、互いに平行に移動する自動
ドアの開口部を拡大することのできる工作機械の
自動開閉ドアを提供するものである。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本考案は、次のよ
うな手段を採る。
固定カバーの開口部に、第1のドアと第2のド
アが1部重畳し、この重畳部の中心を基準として
両側に配置され、開放すべく一方のドアを相手側
のドアに移動したときに重畳し、前記開口部に第
1または第2の開口部を形成する工作機械の自動
ドアにおいて、前記開口部に平行に設けられたレ
ールに夫々に移動可能に案内支持される第1、第
2のドアと、これら第1または第2のドアを夫々
相手側のドアに重畳する方向に移動する第1、第
2の駆動手段と、この第1、第2の駆動手段と各
ドアとの間でドアの移動方向に弾発的に係合すべ
く前記第1、第2のドアに設けられたダンパー
と、前記第1、第2の駆動手段で前記第1または
第2のドアを移動し、閉鎖している相手側の第1
または第2のドアと夫々重畳したとき、相手側の
ドアと互いに係合し、移動するドアと共に相手側
のドアを移動させるための係合手段を有し、第1
または第2の開口部を拡大することを特徴とする
工作機械の自動ドアである。
[作用] この考案は前記の手段を採用したことにより、
固定カバーの開口部を閉鎖している第1または第
2のドアの一方、すなわち第1のドアを第1の駆
動手段で相手側の第2のドア側に移動すると、第
1のドアが第2のドアに重なつたとき各ドアは互
いに係合する。そのまま第1のドアを第2のドア
側に更に移動させると、第2の駆動手段と係合し
ているダンパーの作用で第2のドアは第1のドア
と共に移動する。このため、パレツトを搬出入す
るための開口部を拡大することができる。
[実施例] 以下、図面にしたがつてこの考案について詳述
する。第6図に示すものは、本願考案の自動ドア
を採用した工作機械の全体正面図、第7図は第6
図の側面図であり、第5図は第6図のB−B断面
図である。
図において、工作機械であるマシニングセンタ
本体30の固定カバー31の正面には第1のドア
32と第2のドア33が、互いに平行に設けてあ
る。第1のドア32と第2のドア33のどちらか
のドアが他方のドア側に移動したとき、パレツト
を搬出入するための開口部が形成されるように設
けられている。
固定カバー31の内部には、水平面内で移動可
能なテーブル上に工作物を取付けたパレツト34
が載置されている。一連の加工が完了したパレツ
ト34は、第5図に示す機外の搬出位置に位置し
て待機している。機外(カバーの外側)正面に
は、パレツトチエンジヤ35が配設され、このパ
レツトチエンジヤ35には次の新規工作物を取付
けたパレツト36がマシニングセンタ30のパレ
ツト搬入位置に位置した状態で待機している。
すなわち、機内(カバーの内側)において、テ
ーブルはパレツト34を交換する場合、主軸37
を横切る方向(X軸方向)に移動し、パレツト搬
入とパレツト搬出を行う、このようにテーブルは
パレツトの搬出入のために2位置が選択的に設定
される。この2位置は、パレツトチエンジヤ35
のパレツト受入部と夫々対向している。したがつ
て、図中矢印の如く、加工が完了した工作物を取
付けたパレツト34はパレツトチエンジヤ(以下
APCという)35の受入部(2点鎖線)、また加
工前の工作物を取付けたAPC受入部のパレツト
36は機内の2点鎖線部に移動する。
このようにパレツトを機械のAPC側と機内の
テーブルとの間で交換する際、固定カバー31に
設けられた第1のドア32および第2のドア33
は夫々相手側に移動し、パレツト搬送路を開閉す
る。この開閉部を形成するために第1のドア32
を第2のドア33側へ重なるように移動しても、
第1のドア32の開口端部は閉鎖側にある第2の
ドア33の端部で制限されてしまう。このため、
パレツト上に各種治具を取付けたり、または治具
類の大型化に伴つて搬送物の干渉領域が拡大する
と、このドアの開口部に搬送物が制限され工作機
械で加工される工作物の種類が制限されてしま
う。
そこで、第1ないし第2図に示す開閉部の拡大
に優れた自動開閉ドアを考案したものである。第
1図は自動ドアの構造の一部を示す平面断面図、
第2図は第1図のA−A断面図である。図におい
て前記と同一部分については同一符号を付し、説
明を省略する。第1図において、第1のドア32
は、第2のドアと対称構造であるため、第1のド
ア32を主に説明する。
すなわち、第1のドア32は、固定カバー31
の内部天井に取付けられた枠体1に2本のレール
2,3がパレツト34の搬出入方向と直交する方
向に平行に設けられている。このレール2,3に
は、第1、第2のドア32,33が夫々複数のロ
ーラ4,4、ローラ5,5により移動可能に吊り
下げられている。更に、第1、第2のドア32,
33は、前記枠体1に取付けられた第1、第2の
駆動手段であるシリンダ6,7によつて移動可能
となつている。
エアーの作動で進退可能なシリンダ6のピスト
ンロツド8には、作動杆10の先端が固定されて
いる。作動杆10は、前記第1のドア32の外側
に設けられたブラケツト12a,12bに摺動可
能に支持されている。この作動杆10の後端に
は、抜け止めのナツト14がねじ止められてい
て、作動杆10後方に嵌合したリング15とブラ
ケツト12bとの間にスプリング16が介在され
ダンパーとして構成されている。第1のドア32
が閉鎖しているとき、前記作動杆10のリング1
5はブラケツトの一端12a内側に当接してい
る。また、第1のドア32の内側には、係合部1
7が突設され、相手の第2のドア33に突設した
係合部18と係合するようになつている。
本実施例の作動 つぎに、前記のように構成された、本願考案の
作用を説明する。第3図および第4図において、
第3図はドアが閉鎖した状態の説明図であり、第
4図は一方のドアを開いた状態の説明図である。
第1、第2のドア32,33が閉鎖しているとき
は、中央部が一部重なつている。この状態でシリ
ンダ7にエアーが供給されるとピストンロツド9
は前進し、第2のドア33が移動する。
この第2のドア33の前進作用で第1のドアと
重なつたとき、夫々のドアの内側に突設した係合
部17,18が当接する。更に、前記ピストンロ
ツド9が前進すると第1のドア32は第2のドア
33と共に移動し、第1のドアは第2のドア33
の端部20(2点鎖線部)よりも移動し、第2の
ドア33の開口部は拡大する。このとき、第1の
ドア32が移動した場合、第1のドア32を支持
している作動杆10上のスプリング16を圧縮す
る。同時に、作動杆11が移動してスプリング1
9が圧縮される。
更に、第1のドア33の作動杆11後端のナツ
ト21はブラケツト13bに当接して第1、第2
のドア32,33は止まる。第2のドア33の戻
りは、前記した逆の動作となる。同様に、第1の
ドア32の作動も第2のドア33と同じように、
逆方向に作動する。
[他の実施例] 前記実施例で使用されているシリンダの代わり
に第1、第2のドアをループ状に張設したチエン
等にスプリングを介して固定し、チエンをモータ
等で回転移動し、相互に開閉作用を行うように構
成しても良い。
[考案の効果] この考案は前記のように構成したことにより、
固定カバーの開口部を引き違いに夫々開閉する2
つのドアの一方を開放したとき閉鎖側にある相手
側のドアを一方のドアの開放作用で、更に開口部
を拡大することができる。したがつて、従来より
大型の搬送物の搬出入を可能とし、限られた搬送
床面積、または固定カバーの開口部を最大限に広
い範囲で利用することができるなどのすぐれた効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の実施例を示す構造
図、第1図は自動ドアの構造の一部を示す平面断
面図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図、
第4図はドアの開閉状態の説明図、第3図はドア
が閉鎖した状態の説明図、第4図は一方のドアが
開いた状態の説明図、第5図ないし第7図は本考
案のドアを使用した工作機械の全体図、第5図は
第6図のB−B断面図、第6図は本願考案の自動
ドアを採用した工作機械の全体正面図、第7図は
第6図の側面図である。 1……枠体、2,3……レール、4,5……ロ
ーラ、6……第1の駆動手段、7……第2の駆動
手段、10,11……作動杆、12a,12b…
…ブラケツト、14……ナツト、15……リン
グ、16,19……スプリング、30……工作機
械、31……固定カバー、32……第1のドア、
33……第2のドア、35……パレツトチエンジ
ヤ、36……パレツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定カバーの開口部に、第1のドアと第2のド
    アが1部重畳し、この重畳部の中心を基準として
    両側に配設され、開放すべく一方のドアを相手側
    のドアに移動したときに重畳し、前記開口部に第
    1または第2の開口部を形成する工作機械の自動
    ドアにおいて、前記開口部に平行に設けられたレ
    ールに夫々に移動可能に案内支持される第1、第
    2のドアと、これら第1または第2のドアを夫々
    相手側のドアに重畳する方向に移動する第1、第
    2の駆動手段と、この第1、第2の駆動手段と各
    ドアとの間でドアの移動方向に弾発的に係合すべ
    く前記第1、第2のドアに設けられたダンパー
    と、前記第1、第2の駆動手段で前記第1または
    第2のドアを移動し、閉鎖している相手側の第1
    または第2のドアと夫々重畳したとき、相手側の
    ドアと互いに係合し、移動するドアと共に相手側
    のドアを移動させるための係合手段とを有し、第
    1または第2の開口部を拡大することを特徴とす
    る工作機械の自動ドア。
JP18537687U 1987-12-07 1987-12-07 Expired JPH042766Y2 (ja)

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JP18537687U JPH042766Y2 (ja) 1987-12-07 1987-12-07

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JPH0192343U JPH0192343U (ja) 1989-06-16
JPH042766Y2 true JPH042766Y2 (ja) 1992-01-30

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JP6080672B2 (ja) * 2013-04-25 2017-02-15 オークマ株式会社 工作機械のドア機構

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