JPH0427493Y2 - - Google Patents

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JPH0427493Y2
JPH0427493Y2 JP2899487U JP2899487U JPH0427493Y2 JP H0427493 Y2 JPH0427493 Y2 JP H0427493Y2 JP 2899487 U JP2899487 U JP 2899487U JP 2899487 U JP2899487 U JP 2899487U JP H0427493 Y2 JPH0427493 Y2 JP H0427493Y2
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suction port
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closing body
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電気掃除機に係り、特に、掃除機本体
の吸込口の外側開口端を開閉する開閉体を備えた
構造に関する。
(従来の技術) 従来、例えば、第7図に示すように、集塵室を
内部に設けた掃除機本体1に、集塵室に一端が開
口し掃除機本体1の外面に他端が上方へ向つて開
口する筒状に形成したホースなどの付属品の接続
管が挿脱自在に接続される吸込口2を設け、例え
ば、接続管を接続していない状態では吸込口2内
に外部から塵埃が入らないように、この吸込口2
の外側開口端を開閉する開閉体3を設けた構造の
電気掃除機が知られている。
そして、従来のこの種の電気掃除機において、
開閉体3は、例えば、可撓性を有する薄い板状に
形成されて、矢指で示すように吸込口2の外側開
口端に沿つて摺動自在に支持され、開閉体3と一
体に設けた開閉摘み4を操作することにより開閉
動作される構造が採られていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来の構造では、開閉体3
が手動であるため、ホースなどの接続管を吸込口
2に接続する前に、別に開閉体3を開いた状態に
セツトする手間が必要であり、また、掃除後に
は、逆に、吸込口2から接続管を外してから、さ
らに開閉体3を閉じた状態にセツトする手間も必
要であり、操作性が悪い問題があつた。
本考案は、このような問題点を解決しようとす
るもので、開閉体を接続管とは別に手動で開閉動
作させる操作を必要とせず、しかも、接続管が吸
込口に確実に接続、保持される電気掃除機を提供
するものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の電気掃除機は、電動送風機およびこの
電動送風機に連通する集塵室を内部に設けるとと
もにこの集塵室に一端が開口されるとともに他端
が外面に開口され筒状に形成された吸込口を設け
た掃除機本体と、この掃除機本体の外面に開口し
た前記吸込口の外側開口端を開閉する開閉体と、
ホースを接続し前記吸込口に挿脱自在に差込み接
続される接続管とを備え、前記開閉体は2個以上
に分割し、これら各開閉体は、前記接続管の挿脱
方向を開閉動作方向としてそれぞれ前記吸込口の
外側開口端部に回動自在に支持し、弾性体により
前記吸込口の外側開口端を閉じる閉方向へそれぞ
れ常時付勢し、前記筒状の吸込口に接続管を差込
み接続した状態で前記開閉体の背面がこの吸込口
の筒部の内周壁に当接するとともにこの開閉体の
外面がこの接続管の外周面にその挿脱方向に並ぶ
2点以上でそれぞれ当接するものである。
(作用) 本考案の電気掃除機では、筒状の吸込口にホー
スを接続した接続管を外方より差込んで接続する
と、この接続管に押されて開閉体が開方向に回動
し、吸込口の外側開口端が開放される。そして、
この状態で、開閉体の背面は吸込口の筒部の内周
壁面に当接して開閉体の外面が接続管の外面面に
その挿脱方向に並ぶ2点以上で複数個の開閉体が
それぞれ当接され、接続管が吸込口に堅固に保持
される。また、吸込口から接続管を抜いて外す
と、弾性体の付勢力により開閉体が閉方向へ回動
し、吸込口の外側開口端が開閉体により閉塞され
る。
(実施例) 以下、本考案の電気掃除機の一実施例の構成を
第1図ないし第4図に基づいて説明する。
11は掃除機本体で、この掃除機本体11は、
上面を開口した下部本体ケース12およびこの下
部本体ケース12の上面後側に結合された下面を
開口した上部本体ケース13からなる本体ケース
14と、前記下部本体ケース12の上面前側の開
口部15を開閉する蓋体16とに構成されてい
る。そして、この蓋体16は、その後部において
前記上部本体ケース13の前部に回動自在に支持
されている。また、前記下部本体ケース12の上
面周縁部と前記上部本体ケース13および蓋体1
6の下面周縁部との間に弾性体からなるバンパー
17が挾着されており、このバンパー17に前記
蓋体16は接離自在となつている。なお、この蓋
体16は、前記本体ケース14に対して着脱自在
としてもよい。
そして、前記本体ケース14の内部は、そのほ
ぼ中央部に形成され連通口21を有する仕切壁2
2により前後に区画されており、この仕切壁22
の連通口21より後方の空間部に電動送風機23
が配設されているとともに、仕切壁22より前方
の空間部が前記開口部15に臨みかつ前記電動送
風機23の負圧側に連通する集塵室24の下半分
となつている。また、前記下部本体ケース13の
前端部にはその開口部15より上方へ突出して、
下方へ向つて前方へ傾斜し上端部を開口した枠状
の口枠保持体25が設けられており、この口枠保
持体25の内周縁部には保持溝26が形成されて
いる。
前記蓋体16は、下面を開口したケース状の蓋
本体31と、この蓋本体31の凹窪状に形成され
た前側中央部に固定された前カバー体32とから
なつており、前記蓋本体31の内部が前記集塵室
24の上半分となつている。また、蓋体16を閉
じた状態で前記口枠保持体25と平行になる蓋本
体31の前面には円形開口33が形成されてお
り、この円形開口33には弾性体よりなる吸込口
パツキング34が設けられている。そして、この
吸込口パツキング34には、放射状のスリツト3
5を有する膜状の逆止弁36が一体に形成されて
いる。
一方、前記前カバー体32には、前記円形開口
33と対向しかつ軸方向が直交する筒状の吸込口
37が形成されており、この吸込口37には、付
属品、例えば、ホース38の基端部に設けられた
接続管39が挿脱自在に差込み接続される。そし
て、前記吸込口37の後端すなわち内側開口端は
前記吸込口パツキング34に密着されており、一
方、前記吸込口37の前端すなわち蓋体16の外
面に開口した外側開口端は、下方へ向つて前方へ
傾斜している。また、前記吸込口37は、後部が
前記接続管39の外径と内径がほぼ等しい円筒状
の嵌挿部41となつているとともに、この嵌挿部
44より前方が角筒状の矩形状筒部42となつて
いる。そして、この矩形状筒部42は少なくとも
上側および下側において前記嵌挿部41よりも径
方向に大きくなつており、矩形状筒部42の内面
に沿う空間部が逃げ部43となつている。
さらに、前記前カバー体32の前面には、前記
吸込口37の外側開口端を開閉する上下一対の板
状の開閉体51がそれぞれ左右方向を回動軸とし
て前記吸込口37の外側開口端部に回動自在に枢
着されている、すなわち、これら開閉体51の両
側縁の端部に突出形成された軸部52が、前記矩
形状筒部42の両側方内面の外縁部の上端部およ
び下端部に形成された軸受孔(図示せず)にそれ
ぞれ回動自在に嵌合されている。また、前記両開
閉体51は、例えば、前記軸部52に巻装され開
閉体51の内面に一端部が係合されるとともに矩
形状筒部42の内面に他端部が係合されたトーシ
ヨンばねなどの弾性体53により、前記吸込口3
7の外側開口端を閉塞する閉方向へそれぞれ常時
付勢されている。
また、前記両開閉体51の上縁或いは下縁には
突片状のストツパー54が形成されており、一
方、前記吸込口37の外側開口端の上縁部および
下縁部には、前記ストツパー54が係合されて前
記弾性体53により付勢された開閉体51を閉位
置に規制する段部55が形成されている。
さらに、前記両開閉体51の外面には、前記軸
部52の径方向に並んで形成され複数の当接板5
6が突出形成されているとともに、これら当接部
56の中央部を繋ぐガイド部57が形成されてお
り、このガイド部57はストツパー54上まで延
びている。そして、この開閉体51は開放状態で
前記吸込口37の筒部42の内周壁に当接される
ようになつている。
また、前記前カバー体32の前側に本体クラン
プ59が枢着されており、この本体クランプ59
が前記下部本体ケース24の前面上部に形成され
た係合部60に係脱自在に係合されていることに
より、前記蓋体16が閉状態に保持されている。
61は前記集塵室24内に着脱自在に接着され
る集塵袋で、この集塵袋61は、通気性を有する
紙袋などからなる袋状のフイルター材62と、こ
のフイルター材62の開口側に接着されたボール
紙などからなる口枠63とにより構成されてい
る。また、この口枠63には、前記吸込口37に
対向される集塵口64が開口形成されているとと
もに、この集塵口64の内側に軟質弾性体よりな
るシール弁65が固着されている。そして、前記
口枠63は、蓋体16を開けた状態で、前記口枠
保持体25の保持溝26に上方より摺動させて差
込んで着脱自在に装着されるものである。さら
に、前記仕切壁面22の連通口21を覆つて、補
助フイルター66が前記集塵室24側から着脱自
在に装着されている。
次に、上記実施例の作用について説明する。
掃除にあたつては、第1図に示すように、掃除
機本体11の吸込口37にホース38の接続管3
9を差込み接続するとともに、図示していない
が、例えば、ホース38の先端部に設けられた握
り管に延長管を介して吸込口体を接続しておく。
そして、吸込口37に接続管39を差込んだ状態
では、この接続管39に押圧されて、両開閉体5
1が弾性体53の付勢力に抗して開方向へ回動
し、吸込口37の外側開口端が開放される。この
とき、各開閉体51の当接部56の中央部上を接
続管39の先端が摺動するが、各開閉体51の複
数の当接部56の中央部を通るガイド部57があ
るので、接続管39の先端が当接部56に引掛る
ことはない。
さらに、接続管39は、吸込口37の嵌通部4
1を嵌通し、吸込口パツキング34の逆止弁36
を弾性変形させて開き、集塵口64を貫通して、
集塵袋61内に先端部が挿入される。このように
して、接続管39の接続が完了した状態では、開
閉体51は吸込口37の矩形状筒部42の逃げ部
43に位置し、各開閉体51の複数の当接部56
およびガイド部57が、接続管39の外面にその
軸方向すなわち挿脱方向に並ぶ複数の点で当接す
る。このときに、開閉体51の背面は吸込口37
の筒部42の内周壁に当接されており、接続管3
9は吸込口37に開閉体51を介して当接され、
接続管39が堅固に吸込口37に接続される。ま
た、接続管39の外面に集塵袋61のシール弁6
5が密着する。
そして、電動送風機23の駆動により、吸込口
体から吸込まれた塵埃は、延長管およびホースを
介して、集塵袋61内に導かれ、この集塵袋61
内に貯溜される。
ところで、ホース38の接続管39は、この接
続管39が嵌通された嵌通部41および吸込口パ
ツキング34と、接続管39の外面に当接された
各開閉体51の複数の当接部56およびガイド部
57とにより、吸込口37に接続された状態に保
持されている。そして、前述のように、複数の当
接部56およびガイド部57は接続管39の軸方
向に並んで当接されるので、この接続管39はそ
の軸方向において比較的長い範囲で保持されるこ
とになり、しかも、吸込口37の筒部42の内周
壁に開閉体51の背面が当接されているため、接
続管39は吸込口37に確実に堅固に保持され、
接続管39のがたが少なくなり、ホース38をこ
じる方向に対する強度が向上し、信頼性が高くな
る。
掃除後には、ホース38の接続管39を吸込口
37から抜いて外すことにより、弾性体53の付
勢力により、第3図に示すように、開閉体51が
閉方向へ回動し吸込口37の外側開口端を閉塞す
る。また、逆止弁36は、それ自体の弾性により
閉じる。
このように、接続管39を外した状態では、吸
込口37の外側開口端が閉塞されるので、掃除機
本体11の外面において吸込口37が上向きに開
口しているにもかかわらず、この吸込口37の中
に外部から塵埃が入つて溜ることはない。また、
細塵で汚れた吸込口37の奥部が見えず、意匠上
も望ましいとともに、衛生的である。
そして、上述のように接続管39の挿脱動作に
伴つて開閉体51が自動的に開閉動作するので、
接続管39とは別に開閉体51を操作する必要が
なく、使い勝手がよい。
なお、上記実施例では、各開閉体51の複数の
当接部56の中央部を繋ぐガイド部57を設けた
構造について説明したが、第5図に示すように、
各開閉体51の各当接部56の上面を彎曲ないし
傾斜させることによつて、当接部56に対する接
続管39の先端の引掛りを防止することもでき
る。
また、上記両実施例では、接続管39の外面に
その軸方向に並んで当接される複数の当接部56
を各開閉体51に突出形成した構造について説明
したが、第6図に示すように、各開閉体51を全
体的に厚くして、これら開閉体51が接続管39
の外周面にその軸方向に線接触的に接触する構造
としてもよい。
(考案の効果) 本考案によれば、接続管が接続される吸込口の
外側開口端を開閉する開閉体を2個以上に分割
し、これら開閉体を接続管の挿脱方向を開閉動作
方向として回動自在に支持するとともに閉方向へ
付勢したことにより、接続管の挿脱動作に伴つて
開閉体が自動的に開閉動作するので、接続管とは
別に開閉体を操作する手間がいらず、使い勝手が
よく、また、吸込口に接続された接続管の外周面
にその挿脱方向に並ぶ2点以上で複数個の開閉体
の外面がそれぞれ当接とともに開閉体の背面が吸
込口の筒部の内周壁に当接されることにより接続
管は堅固に吸込口に接続され、接続管が吸込口に
確実に保持され、接続管をこじる方向に対する強
度が増し、信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電気掃除機の一実施例を示す
断面図、第2図は同上前部の斜視図、第3図は同
上開閉体付近の拡大断面図、第4図は同上開閉体
の斜視図、第5図は本考案の他の実施例を示す開
閉体の斜視図、第6図は本考案の電気掃除機のさ
らに他の実施例を示す断面図、第7図は従来の電
気掃除機の一例を示す前部の斜視図である。 11……掃除機本体、23……電動送風機、2
4……集塵室、37……吸込口、38……ホー
ス、39……接続管、42……筒部、51……開
閉体、53……弾性体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電動送風機およびこの電動送風機に連通する集
    塵室を内部に設けるとともにこの集塵室に一端が
    開口されるとともに他端が外面に開口され筒状に
    形成された吸込口を設けた掃除機本体と、この掃
    除機本体の外面に開口した前記吸込口の外側開口
    端を開閉する開閉体と、ホースを接続し前記吸込
    口に挿脱自在に差込み接続される接続管とを備
    え、 前記開閉体は2個以上に分割し、これら各開閉
    体は、前記接続管の挿脱方向を開閉動作方向とし
    てそれぞれ前記吸込口の外側開口端部に回動自在
    に支持し、弾性体により前記吸込口の外側開口端
    を閉じる閉方向へそれぞれ常時付勢し、 前記筒状の吸込口に接続管を差込み接続した状
    態で前記開閉体の背面がこの吸込口の筒部の内周
    壁に当接するとともにこの開閉体の外面がこの接
    続管の外周面にその挿脱方向に並ぶ2点以上でそ
    れぞれ当接する ことを特徴とする電気掃除機。
JP2899487U 1987-02-28 1987-02-28 Expired JPH0427493Y2 (ja)

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JP2899487U JPH0427493Y2 (ja) 1987-02-28 1987-02-28

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JP2899487U JPH0427493Y2 (ja) 1987-02-28 1987-02-28

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Publication Number Publication Date
JPS63136557U JPS63136557U (ja) 1988-09-08
JPH0427493Y2 true JPH0427493Y2 (ja) 1992-07-01

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ID=30832477

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