JPH042744A - 高耐食高耐摩耗性工具部品材料 - Google Patents

高耐食高耐摩耗性工具部品材料

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JPH042744A
JPH042744A JP10409390A JP10409390A JPH042744A JP H042744 A JPH042744 A JP H042744A JP 10409390 A JP10409390 A JP 10409390A JP 10409390 A JP10409390 A JP 10409390A JP H042744 A JPH042744 A JP H042744A
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JP
Japan
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less
resistant
corrosion resistance
wear
carbides
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JP10409390A
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Yuji Ito
裕司 伊藤
Toshio Okuno
奥野 利夫
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Proterial Ltd
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Hitachi Metals Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ICモールド用金型、エンジニアリングプラ
スチック成形用金型、およびプラスチック成形用スクリ
ュ部品などの高耐食高耐摩耗性が要求される用途のうち
、特に高度の耐食、耐摩耗性が必要とされる工具、部品
材料に関するものである。
〔従来の技術〕
従来ICモールド用金型など、高摩耗性が要求される用
途の工具には特開昭63−169358号や特開昭62
−294149号に記載された粉末冶金法を用いた高C
高Cr系の材料が使用されている。
また、充填材入りエンジニアリングプラスチックの成形
用部品には、5KD11など高C13Cr系の冷間工具
鋼、あるいは特開昭64−75653号に記載されたス
クリュ材などが転用されている。
さらに、より耐摩耗性が必要とされる用途には、特公昭
54−28821号、特公昭54−28822号、特開
昭62−124259号、特開昭62−124260号
、特開昭62−124261号等に記載された焼結合金
工具鋼が開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記した従来鋼は、工具および部品材料として有用なも
のではあるが、未だ以下に述べるような問題点を有して
いる。
■5KDIIなどの高C13Cr系の冷間工具鋼や高速
度工具鋼について、 まず、上記の13Cr系の冷間工具鋼や高速度工具鋼で
は、エンジニアリングプラスチック中に含有されるガラ
ス繊維(SiC,)、その他の硬質のフィラーによる摩
耗作用に対して、耐摩耗性が必ずしも十分ではなく、ま
た成形中に発生する腐食性のガスにより腐食摩耗を起し
、使用寿命が短いという問題点がある。
■特開昭62−294149号、特開昭63−1693
58号および特開昭64−75653号に開示された材
料について、これらの合金は、高C高Cr糸の粉末冶金
法によるものであり、前述した腐食摩耗作用に対しては
抵抗力が強く、優れた高寿命を示している。しかし、エ
ンジニアリングプラスチック中に含まれる硬質粒子は近
年は、用途により増大して行く傾向に有り、上記材料で
は耐摩耗性が不足するという問題点も生じている。
■特公昭54−28821号、特公昭54−28822
号、特開昭62−124259号、特開昭62−124
260号、特開昭62124261号に記載された焼結
合金工具鋼について、これらの合金工具鋼は、多量の硬
質炭化物を有する高速度工具鋼に、さらにTi、V、Z
r、Nb、Hf。
Taの窒化物、炭化物または炭窒化物を分散させた焼結
合金である。これらの合金工具鋼は、母材に存在する硬
質の炭化物と、さらに加えた窒化物、炭化物および炭窒
化物により優れた耐摩耗性を示すものである。
しかし、プラスチック成形用工具あるいは部品として使
用した場合、基地の耐食性が不足し、腐食摩耗作用によ
り短寿命となる欠点も生じている。
本発明は、以上の状況をもとに、従来鋼よりも優れた耐
摩耗性を有し、かつ特開昭62−294149号、特開
昭63−169358号および特開昭64−75653
号に記載された合金並みの耐食性を有し、さらに特公昭
54−28821号、特公昭54−28822号、特開
昭62−124259号、特開昭62−124260号
、特開昭62−124261号に記載された焼結合金と
同等以上の耐摩耗性を有する工具および部品材料の提供
を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は、上記目的を達成するべく特開昭63−16
9358号に記載された工具および部品材料をベースに
種々の検討を行なった。
まず、耐摩耗性を向上させるためには、摩耗作用を抑制
する働きが大きい炭化物、窒化物、炭窒化物を基質中に
適量分散させることで優れた耐摩耗性を付与することに
した。
また、本発明の工具、部品材料(以下本発明材料と記す
)は、W、Mo、Vを適宜添加することにより、これら
が特殊炭化物を形成し、高度の耐摩耗性を与える基礎を
構成する。
次に耐食性は、基地中に固溶するCr量によって左右さ
れるので、Cr含有量を増大させることにより耐食性の
向上が可能である。しかし、CrはCと結合し、炭化物
を形成し易いので、上記合金並みの耐食性を有するため
には、CとCrの配合比をCr/C≧6.0に調整する
必要があることが判明した。
さらに、耐食性を向上させるためには、望ましくは本発
明材料にW、Mo、Ni、Cu、Coを適宜添加せしめ
ると、耐食性が無添加の場合と比較して、より一層の耐
食性の向上がなされるという結果も得た。
本発明は以上の知見に基づきなされたものであり、第1
発明は重量%で、C2,0〜3.5%、Si2.0%以
下、Mn2.0%以下、Cr 15.0−30.0%、
V 0.5〜10,0%、残部Feおよび不可避的不純
物からなり、CrとCの配合比Cr/Cが6.0以上で
ある合金にTi、V、Zr、Nb、Hf、Taの窒化物
、炭化物または炭窒化物の1種または2種以上からなる
硬質粒子を合計で2〜12%、均一に分散せしめたこと
を特徴とする高耐食高耐摩耗性工具部品材料である。
さらに第2発明は、重量%で、C2,0〜3.5%、S
i2.0%以下、Mn2.0%以下、Cr 15.0−
30.0%、■0.5〜10.0%、WとMOの1種ま
たは2種を172W十MOで0.5〜5.0%、残部F
eおよび不可避的不純物からなり、CrとCの配合比C
r/Cが6.0以上である合金にTi、V、Zr、Nb
、Hf、Taの窒化物、炭化物または炭窒化物の1種ま
たは2種以上からなる硬質粒子を合計で2〜12%、均
一に分散せしめたことを特徴とする高耐食高耐摩耗性工
具部品材料である。
第3@明は、重量%で、C2,0〜3.5%、Si2.
0%以下、Mn2.0%以下、Cr 15.0−30.
0%、V 0.5〜10,0%、これにNi 2.0%
以下、Co 0.50−8.00%およびCu O,5
0〜4.00%の1種または2種以上を含有し、残部F
eおよび不可避的不純物からなり、CrとCの配合比C
r/Cが6.0以上である合金にTi。
V、Zr、Nb、Hf、Taの窒化物、炭化物または炭
窒化物の1種または2種以上からなる硬質粒子を合計で
2〜12%、均一に分散せしめたことを特徴とする高耐
食高耐摩耗性工具部品材料である。
そして第4発明は、重量%で、C2,0〜3.5%、S
i2.0%以下、Mn2.0%以下、Cr 15.0−
30.0%、V 0.5〜10,0%、WとMoの1種
または2種を1/2W+Moで0.5〜5.0%、これ
にNi 2.0%以下、C00,50−8,00%およ
びCu O,50−4,00%の1種または2種以上を
含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、Cr
とCの配合比Cr/Cが6.0以上である合金にTi、
V、Zr、Nb、Hf、Taの窒化物、炭化物または炭
窒化物の1種または2種以上からなる硬質粒子を合計で
2〜12%、均一に分散せしめたことを特徴とする高耐
食高耐摩耗性工具部品材料である。
本発明は、前述のごとく多量の高硬度の炭化物が存在す
る母材中にさらに、窒化物、炭化物または炭窒化物の1
種または2種以上からなる硬質粒子を均一に分散させる
ことにより、ICモールド樹脂中に含有するSi02粒
子や、エンジニアリングプラスチックを強化する目的で
適宜添加されているガラス繊維などの摩耗作用に対して
、優れた耐摩耗性を有するものである。
また、本発明材料は、Cr含有量を増大させるとともに
、さらにCrとCの配合比を調整することにより、本願
発明のベースとなった従来の工具、部品材料またはそれ
以上の耐食性も付与し、高耐食、高耐摩耗工具、部品材
料として用いた場合、長期間の使用に耐え得る材料が得
られた。
〔作用〕
次に本発明材料の成分限定理由を詳細に説明する。
Cは、Cr、W、Mo、V等と結合し、硬質炭化物を形
成して、さらに添加するTi、V、Zr、Nb。
Hf、Taの窒化物、炭化物または炭窒化物と炭素を含
む複合化合物を形成し、本発明材料の特徴であるすぐれ
た耐摩耗性を付与するための重要な元素である。しかし
、2.0%未満では上記効果を十分に発揮できず、また
、3.50%を越えると靭性が低下するのでCは2.0
〜3.50%とする。
Siは、本発明材料の低温域での焼もどしにおける焼も
どし硬さを高め、また用途により耐酸化性を一層高める
ために添加される。多すぎると靭性を低下させるので2
.0%以下とする。
Mnは、脱酸剤として用いられ、同時に焼入性を高める
効果がある。多すぎると焼入時に安定な残留オーステナ
イト量を増大させ、また被切削性を低下させるので2.
0%以下とする。
Crは、Cと結合して硬質炭化物を形成し、耐摩耗性を
向上させ、一部は基地に固溶して耐食性を向上させる極
めて重要な元素である。30.0%を越えるとC量との
関係により、焼入焼もどしにおける最高硬さが低下し、
また靭性も低下する。
15.0%以下とすると上記添加の効果が得られないの
で15.0%以上30.0%以下とする。
WおよびMOは、Cと結合して炭化物を形成して、主に
焼入焼もどし硬さの上昇に効果がある。
0.5%未満では上記添加の効果がなく、5.0%を越
えると焼なましにおける硬さの低下が困難となり、被加
工性が悪くなるので172W+Moで0.5〜5.0%
とする。
■は、Cと結合して本発明材料の基質中にMC型の硬質
炭化物を形成し、これ自身も耐摩耗性を向上させるが、
さらに基質中に添加するTi、V。
Zr、Nb、Hf、Taの窒化物、炭化物または炭窒化
物と反応することにより、焼結時の結合性を増大させる
重要な元素である。多すぎるとCとのバランスおよび他
の炭化物形成元素W、Mo、Crとの配合比により、焼
入性を低下させるので1000%以下とする。また、0
.5%未満では、上記添加の効果が得られないので0.
5%以上10.0%以下とする。
Coは基地中に固溶して本発明材料の耐食性を向上させ
る。0.5%未満では上記添加の効果が得られず、8.
0%を越えると靭性の低下が見られるので0.5%以上
8.0%以下とする。
Niは、Crを15%以上含む鋼の不動態化電流の山を
低くする作用があり、本発明材料を不動態化し易くする
作用がある。特にNiは還元性の敵であるH、 S O
,やHCIに対して耐食性を向上させる元素である。2
.0%を越えると焼なまし時の硬さが低下せず、被切削
性に悪影響を及ぼすので2.0%以下とする。
Cuは、耐食性を良好にする元素であるが、4.0%を
を越えると靭性が低下し、また0、5%未満では上記添
加の効果が得られないので0.5%以上4.0%以下と
する。
Ti、V、Zr、Nb、Hf、Taの窒化物、炭化物ま
たは炭窒化物の1種または2種以上を基質中に均一に分
散せしめることにより、基質中のその他の硬質炭化物(
Cr炭化物など)とあいまって、極めて良好な耐摩耗性
を示す。しかし、12.0%を越えると基質との結合性
に問題があり、靭性が著しく低下する。また、2.0%
末滴では上記添加の効果が得られないので2.0%以上
12,0%以下とする。
〔実施例〕
次に実施例と図面に基づいて、本発明をさらに詳細に説
明する。
第1表に示す本発明材料であるA−0までの組成の粉末
をアトマイズ装置により製造した。この粉末をさらに粉
砕して250mesh以下に分級した後、TiN、Ti
C,ZrCN、VC,NbC,HfC。
TaC等の硬質粒子の粉末を第1表に示す割合で混合し
た。
さらに、上記粉末の酸素含有量と等量の炭素粉末を添加
し、混合して乾燥後、冷間静水圧プレスで成形した。こ
の成形体を真空中で焼結したのち、熱間静水圧プレスで
真密度化させた。
このようにして得られた試料を焼なましを行なった後、
試験片に加工してHRC64狙いで焼入焼もどしを施し
、この試験片を用いてスラリー摩耗試験および各種酸へ
の浸漬腐食試験を行なった。また、特開昭63−169
358号に記載の材料を比較鋼P。
特開昭62−124259号に記載の工具鋼を比較鋼Q
、および5KD11を従来鋼Rとして同時にテストした
さらに、第1表に耐食性の目安となるCr/Cの値を同
時に記載した。
スラリー摩耗試験は、第1図に示す要領て、SiC2:
 1000ccとH2C: 700ccを混合したスラ
リー中で、5mmtX10mmWX20mmΩの試験片
を治具に設置して、800ppmの回転数で8hr回転
させて摩耗させたときの摩耗減量を測定し、その結果を
第2表に示す。また、第2表には同時に各々の試験片の
硬さを併記した。本発明材料は、硬質の炭化物とさらに
添加したTiN等の硬質粒子とがあいまって、比較鋼P
、Qおよび従来1iiIRと比較して、摩耗減量が大幅
に減少しており、優れた耐摩耗性を示している。
なかでもMo、Vを多量に添加した基質に10%程度T
iN等を添加した試料E、試料F、試料Hが、最も耐摩
耗性が良好であるという結果が得られた。
また第2表に、10%H2So4,10%HCI、 1
0%HNO,の各種酸溶液に各々の試験片を同じ条件で
浸漬し、そのときの腐食減量を従来鋼Rを100として
、腐食減量比として指数で表した。
本発明材料は、多量のCrを含有させることにより、比
較鋼P、 Qと比較して耐食性が大幅に向上しているこ
とがわかる。しかし、単にCr量を増大させても炭化物
を形成してしまえば、耐食性の向上には効果はなく、基
地中の有効Cr量により耐食性は左右される。
よって、実施例においてもCr/C値が高くなれば、酸
化性の酸である10%HNO,に対する腐食減量比は小
さくなっている。10%H,S O,,10%HCIに
対する耐食性はCr/Cを上げただけでは効果は少なく
、W、Mo、Co、Ni、Cuを合わせて添加すること
により、大幅な改善がなされている。WおよびMoはC
と結合して炭化物を形成し、これによって基地中のCr
量が増加し、よって耐食性が良好となる。
また、Moは基地に固溶した場合においても、Crが形
成する不動態被膜を強固にする働きがある。Co、Ni
も基地に固溶したMOと同様な働きがあり、10%H,
SO4および10%HCIに対する耐食性を向上させる
。Cuの場合は、HCIに対する耐食性を向上させるが
、一方で耐H,S O,に対しては耐食性を悪くする結
果を得ているので、用途によりCuの添加は注意が必要
である。
第2図に、本発明材料Fおよび比較鋼Pの金属顕微鏡組
織写真を示す。本発明材料の試料Fは、硬質のCr系炭
化物(HV1450)と、やや着色しているT i N
 (HV1950)および黒色を呈するT i C(B
Y3200)が存在するのが認められる。それに対して
、比較鋼MはCr系炭化物(HV1450)が主体に存
在しているのが認められ、本発明材料の耐摩耗性が優れ
ていることが明瞭である。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明の工具部品材料は耐食性と耐
摩耗性を兼ね備えた材料で、特に摩耗作用に対して、大
なる抵抗力を示すよう改善したものである。したがって
本発明は、プラスチック成形時に発生するガスによる腐
食作用に対する耐食性はもちろん、近年増大してきたエ
ンジニアリングプラスチックに強化材として、添加され
ているガラス繊維やフィラーによる摩耗作用に対する耐
摩耗性を十分に有し、ICモールド用金型、エンジニア
リングプラスチック成形用金型、プラスチック成形用部
品などの工具および部品として用いた場合、大幅な長寿
命が達成できる工具部品材料である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、スラリー摩耗試験方法を示す概念図、第2図
は本発明材料の試料Fと比較鋼Pの金属顕第1図 ズラグ摩炭試′験・墳靴睨ト図 比蚊荊p 手 続 補 正 書(方式) 1、事件の表示 平成 2年特許願第104093号 2、発明の名称 高耐食高耐摩耗性工具部品材料 3、補正をする者 事件との関係 特 許 出頴人 住 所 東京都千代田区丸の内二丁@1番2号 5、補正の対象 補正の内容 1、明細書第19頁9行目r〜顕微鋺組織写真」の次に
「の模式図」と加入する。 2、同書、第20頁13行目「〜組織写真」の次に「の
模式図」と加入する。 3、図面第2図を別紙の通り補正する。 以 上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 重量%で、C2.0〜3.5%、Si2.0%以下
    、Mn2.0%以下、Cr15.0〜30.0%、V0
    .5〜10.0%、残部Feおよび不可避的不純物から
    なり、CrとCの配合比Cr/Cが6.0以上である合
    金にTi、V、Zr、Nb、Hf、Taの窒化物、炭化
    物または炭窒化物の1種または2種以上からなる硬質粒
    子を合計で2〜12%、均一に分散せしめたことを特徴
    とする高耐食高耐摩耗性工具部品材料。 2 重量%で、C2.0〜3.5%、Si2.0%以下
    、Mn2.0%以下、Cr15.0〜30.0%、V0
    .5〜10.0%、WとMoの1種または2種を1/2
    W+Moで0.5〜5.0%、残部Feおよび不可避的
    不純物からなり、CrとCの配合比Cr/Cが6.0以
    上である合金にTi、V、Zr、Nb、Hf、Taの窒
    化物、炭化物または炭窒化物の1種または2種以上から
    なる硬質粒子を合計で2〜12%、均一に分散せしめた
    ことを特徴とする高耐食高耐摩耗性工具部品材料。 3 重量%で、C2.0〜3.5%、Si2.0%以下
    、Mn2.0%以下、Cr15.0〜30.0%、V0
    .5〜10.0%、これにNi2.0%以下、Co0.
    50〜8.00%およびCu0.50〜4.00%の1
    種または2種以上を含有し、残部Feおよび不可避的不
    純物からなり、CrとCの配合比Cr/Cが6.0以上
    である合金にTi、V、Zr、Nb、Hf、Taの窒化
    物、炭化物または炭窒化物の1種または2種以上からな
    る硬質粒子を合計で2〜12%、均一に分散せしめたこ
    とを特徴とする高耐食高耐摩耗性工具部品材料。 4 重量%で、C2.0〜3.5%、Si2.0%以下
    、Mn2.0%以下、Cr15.0〜30.0%、V0
    .5〜10.0%、WとMoの1種または2種を1/2
    W+Moで0.5〜5.0%、これにNi2.0%以下
    、Co0.50〜8.00%およびCu0.50〜4.
    00%の1種または2種以上を含有し、残部Feおよび
    不可避的不純物からなり、CrとCの配合比Cr/Cが
    6.0以上である合金にTi、V、Zr、Nb、Hf、
    Taの窒化物、炭化物または炭窒化物の1種または2種
    以上からなる硬質粒子を合計で2〜12%、均一に分散
    せしめたことを特徴とする高耐食高耐摩耗性工具部品材
    料。
JP10409390A 1990-04-19 1990-04-19 高耐食高耐摩耗性工具部品材料 Pending JPH042744A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995025826A1 (de) * 1994-03-18 1995-09-28 Ksb Aktiengesellschaft Korrosions- und verschleissbeständiger hartguss
JP2009269580A (ja) * 2008-05-12 2009-11-19 Murakami Corp アウターミラー

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WO1995025826A1 (de) * 1994-03-18 1995-09-28 Ksb Aktiengesellschaft Korrosions- und verschleissbeständiger hartguss
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