JPH04274264A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH04274264A
JPH04274264A JP3059791A JP5979191A JPH04274264A JP H04274264 A JPH04274264 A JP H04274264A JP 3059791 A JP3059791 A JP 3059791A JP 5979191 A JP5979191 A JP 5979191A JP H04274264 A JPH04274264 A JP H04274264A
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toner
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roller
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Kazuyuki Nakahara
中原 和之
Masahito Yanagida
雅人 柳田
Koji Ishigaki
好司 石垣
Keisuke Hayashi
圭介 林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミリ
等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に広く普及している複写機等の画像
形成装置は、カーソルプロセス(電子写真プロセス)を
利用して、記録媒体(シート)上に可視画像を形成して
いる。この可視画像は、現像装置に蓄えられているトナ
ーと呼ばれる微粒子によって作られるものであるが、ト
ナーは画像形成の度に消費される消耗品である。従って
、トナーが所定量以下となった場合は、その都度トナー
を補給しなければならず、画像形成装置の保守の操作上
で最も煩わしいものであった。又、画像形成装置内のク
リーニング装置で未転写トナーを感光体上から除去し、
これを廃トナーとして装置内に設けた廃トナー収容手段
である廃トナーボトルに回収するものでは、廃トナーボ
トルが満杯になるまでに廃トナーを廃棄する必要がある
。従来からトナーの補給方法については様々な提案がな
されてきたが、代表的な方法としては、現像装置のトナ
ー補給部へトナーを直接補給する方式のもの、あるいは
トナーを収容するトナーカートリッジを現像装置のトナ
ー補給部に装填し、トナーカートリッジからトナーを補
給する方式等が知られている。しかしながら、これらの
方式においては、トナーが所定量以下となった場合、そ
の都度操作者がトナーを補給しなければならず、利便性
や操作性が著しく悪く、又、トナーをトナー補給部へ補
給する際、及びトナー補給後の空トナーカートリッジを
装置外へ取り出す際に、トナーが装置内部や外部へ飛散
し、装置を汚したり、操作者の手や衣服を汚し、清潔性
、利便性、操作性が著しく悪いという不具合があった。
【0003】そこで、トナー補充や廃トナーの破棄とい
う装置の保守上の操作性を向上させるべく、感光体ドラ
ムとこの周辺に配設されている廃トナーボトルやトナー
収容部等の機構を一体化してユニットになし、収容トナ
ーが消費された時点でユニットごと交換する技術が実用
化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この技術に
よれば、トナー消費毎のカートリッジ等を用いたトナー
の補充の手間等は無くなるが、収容しているトナーが無
くなった場合、まだ寿命を有している現像ローラ、帯電
器、クリーニングブレード等までもが捨てられてしまう
ことになる。即ち、保守上の操作性を追求するあまり、
使用可能である多くの部品をも捨ててしまうものである
。操作性は商品にとって、極めて重要なファクタではあ
るが、資源の有効活用等を考慮すると、このように、ま
だ使用できるものを捨ててしまうことは好ましいことで
はない。
【0005】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、良好な保守上の操作
性を実現すると共に、部品の有効活用が可能である画像
形成装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、静電潜像担持体と、該静電潜像担持体
上の静電潜像を現像する現像手段と、静電潜像担持体上
から未転写トナーを回収するクリーニング手段と、該ク
リーニング手段で回収されたトナーを該現像手段へ移送
する手段と、該現像手段から該クリーニング手段へ剤を
移送する移送手段と、補充用のトナーを収容するトナー
収容手段と、該トナー収容手段が装填される装填部と、
該装填されたトナー収容手段を現像剤補充部へ移送する
移送手段と、装置本体に着脱自在に支持された、空のト
ナー収容手段を保管する保管手段と、該現像剤補充部で
現像剤を補充して空になった空トナー収容手段を該現像
剤補充部から該保管手段へ移送する移送手段と、該クリ
ーニング手段で使用された剤を収容する剤収容手段とを
設けたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明は、移送手段で装填部に装填されたトナ
ー収容手段を現像剤補充部へ移送し、これにより、トナ
ー収容手段の装填を容易にすると共に、該現像剤補充部
で現像剤を補充して空になったトナー収容手段を、該現
像剤補充部から装置内に設けられている、着脱自在な保
管手段へ移送して、ここに空になったトナー収容手段を
保管し、これにより、保管手段が満杯になるまでは、現
像剤の補充を単にトナー収容手段を本体に装填するだけ
の操作で行なうことが出来、空トナー収容手段を補充の
都度取り出す手間を省いた。又、クリーニング手段で回
収されたトナーを現像手段に移送して再使用し、これに
より廃トナーボトル等を設ける必要がない。更に、剤を
現像手段からクリーニング手段へ移送し、これにより、
現像手段で発生する使用済剤をクリーニング手段で再利
用することが出来る。そして、最終的にクリーニング手
段で使用済みになった剤は剤収容手段に収容する。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例に係る画像形成装置である
デジタル複写機について説明する。図1において、この
デジタル複写機は原稿読取手段である読取装置(スキャ
ナー)10と読み取られた原稿情報を紙に複写するため
の一連のプロセスを実行する複写装置(プリンター)9
0とから構成される。先ず、読取装置10について説明
する。読取装置10は原稿を載置するコンタクトガラス
306、コンタクトガラス上の端縁部に設けられた原稿
スケール305、コンタクトガラス306の全域を覆い
得る原稿圧板307、コンタクトガラス306の下方で
原稿を照射する蛍光灯ランプ301、原稿からの反射光
を反射する第1乃至第3ミラー302,303,304
、第3ミラーからの反射光が入射するカバー309で覆
われたレンズ308、レンズ308の結像位置に配置さ
れたCCD310、CCD310が取り付けられA/D
コンバータ45を内蔵する画像読取板311、画像処理
回路が形成された基板312、装置内冷却用の冷却ファ
ン313等を備えている。そして、コンタクトガラス3
06上に原稿がセットされて操作パネル81上のコピー
スタートボタンがONされると、蛍光灯ランプ301等
の光学系をコンタクトガラス306の下方で移動して原
稿を走査し、原稿からの反射光をレンズ308等を介し
てCCD310に結像し、原稿情報を読み取る。CCD
310上に結像した原稿像を画像処理回路からのクロッ
クと同期してアナログ信号として出力し、信号増幅、信
号合成、可変増幅した後にA/D変換コンバータでデジ
タル信号化する。このデジタル信号を画像処理回路で処
理してデジタル記録画像情報に変換し、複写装置90の
画像情報記憶装置に出力する。
【0009】次に、複写装置90について説明する。図
1において、像担持体である感光体ドラム140が時計
方向に回動されている。感光体ドラム140の頂部近傍
には、転写チャージャ350が対向して設けられて転写
部を形成している。この転写部と装置上部に水平に設け
られた転写紙を収容する用紙トレイ349との間には、
搬送ガイド板383、第1中継ローラ対327及び中間
ローラ対328,329からなる搬送路が形成されてい
る。この用紙トレイ349にはピックアップコロ324
、給紙コロ325及びリバースコロ326が配置され、
給紙装置390を構成している。又、搬送路の転写部近
傍にはレジストローラ対330が設けられている。 更に、この転写部と排紙口との間には、導体分離搬送ベ
ルト351、内部に700W前後の定着ヒータを備え、
テフロンコーティングされた定着ローラ335と加圧ロ
ーラ334とから成る定着装置が配設されている。感光
体ドラム140の右側方には、クリーニング装置130
が設けられ、このクリーニング装置130の下方には劣
化した剤を回収して貯蔵する為の剤回収ボトル117が
設けられている。この剤回収ボトル117の左上方には
、感光体ドラム140表面に対向して除電ランプ341
と、グリッド343を備えた帯電器342とが設けられ
ている。この帯電器342は負電圧の高圧発生装置に接
続され、感光体ドラム140表面をマイナス600ボル
トに一様帯電するものである。感光体ドラム140には
、装置下部に水平に設けられた書込光学系ユニット38
5からのレーザービームが照射される露光部が形成され
ている。この書込光学系ユニット385内には、ここで
は図示を省略した半導体レーザー及びシリンダレンズ、
ポリゴンミラーモータ345で回転駆動されるポリゴン
ミラー344、f−θレンズ(不図示)、反射ミラー3
46等が設けられている。書込光学系ユニット385の
上方には、感光体ドラム140表面の上方への移動領域
に対向するマグネットローラ102を備えた現像器10
0と、トナーホッパ101とから成る現像装置386が
設けられている。この現像器100内には、図3に符号
を付して示すように、マグネットローラ102の他に、
マグネットローラ102上の現像剤の量を規制する現像
ドクタ105、現像ドクタ105で規制されて下部に戻
される現像剤をガイドし、かつ整流板109が設けられ
たセパレータ、現像器100内のマグネットローラ10
2の軸に垂直な方向での現像剤の撹拌を行なう搬送部材
103、トナー補充部であるトナーホッパ101から補
給されたトナーを現像剤に混合する混合撹拌部材104
等が設けられている。又、トナーホッパ101はその下
部が現像器100に開口しており、この開口にトナー補
給ローラ108が設けられ、又、内部のトナーを撹拌す
るアジテータ106が設けられている。そして、その上
部は上方に向けて開口しおり、この開口部(以下、ホッ
パ開口部という)がトナーを収容したカートリッジ50
0が装着されるトナー補充部になっている。このトナー
ホッパ101の紙面手前側には、トナーホッパ101に
トナーを補充して空に成ったカートリッジ500を収容
する空カートリッジ収納部を構成する空カートリッジ等
収納ボックス550が設けられている(図4参照)。
【0010】尚、複写装置90の上壁上には、内部に用
紙トレイ347,348、ピックアップコロ314,3
19、給紙コロ315,320、リバースコロ316,
321等を備えた追加(オプション)の給紙装置391
,392が配置されている。そして、この給紙装置39
1には第3中継ローラ対317が、給紙装置392には
第2中継ローラ対322が夫々設けられている。各用紙
トレイ349,348,347は引出自在になっており
、且つ、図示しないセット検知センサ、サイズ検知セン
サも設けられ、セット検知センサがセット状態を検出す
ると、図示しない上昇モータを駆動して用紙トレイ内の
転写紙がピックアップコロ324,314,319に当
接する位置まで上昇させる。又、転写紙の搬送経路内で
の搬送状況を検知するために、第1中継センサ318、
第2中継センサ323、レジストセンサ331が設けら
れている。
【0011】以上の構成において、書込光学系ユニット
385内の半導体レーザーが1画素当り1ビット(記録
/非記録)の2値化信号であるデジタル記録画像情報に
対応して発光付勢され、半導体レーザーから射出された
レーザー光はポリゴンミラー344で反射され、f−θ
レンズ(不図示)を通過し、反射ミラー346で反射さ
れ、感光体ドラム140に結像照射される。ポリゴンミ
ラー344はポリゴンモータ345で一定速度で回転駆
動され、前述のレーザー光は感光体ドラム140の移動
方向と垂直な方向である水平方向に走査される。
【0012】感光体ドラム140の表面は、帯電器34
2によりマイナス600ボルトに一様に帯電される。デ
ジタル記録画像情報に基づいて射出されたレーザー光が
一様に帯電された感光体表面に照射されると、光導電現
象で感光体表面の電荷が、感光体ドラム140の導電層
を介して機器アースに流れて消滅する。ここで原稿濃度
の淡い部分(2値化信号が非記録レベル)ではレーザを
点灯させないようにし、原稿濃度の濃い部分(2値化信
号が記録レベル)ではレーザを点灯させる。これにより
、感光体ドラム140の表面の原稿濃度の淡い部分に対
応する部分は略マイナス600ボルトの電位に、原稿の
原稿濃度の濃い部分はマイナス100ボルト程度になり
、原稿の濃淡に対応して静電潜像が形成される。この静
電潜像を現像装置386によって現像し、感光体ドラム
140の表面にトナー画像を形成する。尚、現像器10
0内のトナーは撹拌により負に帯電され、現像器100
内のマグネットローラ102は、現像バイアス発生器に
よりマイナス450ボルト程度にバイアスされ、感光体
ドラム140の表面電位が現像バイアス以上の場所に付
着し、原稿画像に対応したトナー像が形成される。
【0013】一方、転写紙が、3つの用紙トレイ349
,348,347の中の何れかから選択されて給紙され
て搬送され、レジストローラ330により所定のタイミ
ングで転写部に送り出され、転写チャージャ350の作
用により上記の感光体ドラム140上に形成されたトナ
ー画像が転写される。トナー画像が転写された転写紙は
、搬送ベルト351に吸引されて感光体ベルト表面から
分離される。この後、転写紙は定着ローラ335と加圧
ローラ334との間を通過してトナーが固着され、分離
爪333により転写紙を分離し図示しない排紙トレイ上
に排出される。そして、トナー画像が転写紙に転写され
た後の感光体ドラム140表面は、クリーニング装値1
30によって残留トナーが除去された後、次の一様帯電
に備えられる。
【0014】トナー及び剤補充機構構成動作の概略を図
2及び図3を参照しながら説明する。  現像器100
は、装置内のトナーをマグネットローラ102と剤によ
り感光体ドラム140へ供給し、感光体上の潜像を顕像
化する。消費された分のトナーは、トナーホッパー10
1aに蓄えられているトナーをトナー補給ローラ108
により現像器100内に供給することによって補う。ま
た、剤はコピー枚数の増加と共に劣化するため交換が必
要であり、本発明の装置においてはこれを自動で行なう
。交換時に必要な新剤は剤ホッパー101bに蓄えられ
ており、剤補給ローラ107により現像器に供給される
。図2において、本補充機構においては、ユーザーによ
って画像形成装置本体前側の装填部690に挿入された
カートリッジ500を搬送ベルト下603、第1搬送コ
ロ610、第2搬送コロ上611、第3搬送コロ上61
2、によりホッパー101上部のトナー、剤補充位置ま
で移送し、補充位置にてカートリッジ500を密封して
いるカートリッジシール504を除去し、トナー及び剤
をホッパー101内へ補充する。補充を終了し空となっ
たカートリッジ500は、補充したトナーが消費され次
のカートリッジが挿入される前に、補充位置から空カー
トリッジ収納ボックス550の空のカートリッジ集積部
551(図4参照)へ移送される。補充された剤を用い
る剤の自動交換については後に詳述する。また、空カー
トリッジ集積部551において空カートリッジ550が
満杯となった場合の交換タイミングについても後に詳述
する。
【0015】先ず、本実施例で用いるカートリッジ50
0について説明する。図6はその斜視図である。このカ
ートリッジ500は、上部がカートリッジ上板501で
、底部がカートリッジ下板503で構成され、且つ、こ
れら上部と底部とを連結する側部がカートリッジフィル
ム502で構成され、内部にはカートリッジフイルム5
02と同一の材質の2重のフィルムからなる仕切りで仕
切られて、トナー収容部502aと現像剤収容部(以下
、剤収容部という)502bが形成されている。このカ
ートリッジ上板501の、該側面よりも外側まで延在し
た左右の鍔部それぞれには、前端から前後方向ほぼ中央
にかけて更に外側に延在した案内用羽部501aが形成
されている。そして、カートリッジ上板501の上面に
は左右方向ほほぼ中央で前端から後端にかけてタイミン
グ溝501bが形成されている。カートリッジフィルム
502は軟質である必要があり、例えば、ポリエステル
フィルム等のフィルム状部材、又はポリウレタンゴム等
の弾性部材が用いられる。これは、後述するように空カ
ートリッジ収容部551(図4参照)に上下方向がつぶ
れた状態で保管できるようにするためである。カートリ
ッジ下板503の該側面よりも外側まで延在した左右の
鍔部それぞれには、前後方向で両者同じ位置に更に外側
に延在した案内用羽部503aが一定間隔を開けて一対
形成されている。そして、左鍔部に形成されている一対
の案内用羽部503aの上面にはタイミング溝503b
が形成されている。又、左鍔部に形成されている案内用
羽部503aの外側端面とカートリッジフィルム502
の左側面からの距離は、右鍔部に形成されている案内用
羽部503aの外側端面とカートリッジフィルム502
の右側面からの距離より大きくなっている。更に、カー
トリッジ下板503のカートリッジフィルム502の下
端縁に囲まれた部分には開口が形成され、この開口がト
ナー、剤の出口になっている。この開口は、トナー収容
部502a、剤収容部502bにトナー、現像剤を収容
した状態でカートリッジシール504により密封されて
いる。カートリッジシール504は、ホッパ開口部12
4上に装着されたときに後述するシール除去機構がカー
トリッジ500の右鍔部側に位置するので、例えばカー
トリッジ下板503の鍔部に接着剤が塗布された後の前
後左右の鍔部の内、右鍔部から貼り始められて左鍔部ま
で貼られた後に折り返えされて、その自由端を右鍔部5
03aの外側の端まで延ばされ、この自由端の端縁を右
鍔部に接着されている。
【0016】尚、この例では、カートリッジ上板501
、カートリッジ下板503はそれぞれ3mmの板厚を有
しており、カートリッジ503の全高は86mmに設定
してある。又、後述する空カートリッジ収容部551へ
の落下時に、カートリッジ下板503を落下直前までガ
イドしていた部材にカートリッジ500のカートリッジ
下板503以外の部分が接触する等の不具合が発生しな
いように、底部であるカートリッジ下板503にこれに
より上方のカートリッジ500部分が投影可能となるよ
うに側面及び上面を設定することが望ましい。
【0017】このカートリッジ500に収容するトナー
と剤の重量比は1:1〜3:1の範囲であることが望ま
しい。この例では、トナーが無くなる毎に行なわれるカ
ートリッジ500の装填に応じて剤交換を自動で行なう
ので、剤の寿命が来る前にカートリッジ500内のトナ
ーを全て消費する必要があるためである。この例におい
てはカートリッジ内には剤が150g収容されており、
この剤の寿命は約1万枚である。従って、トナー量とし
ては安全のために8千枚のコピーを得ることにより消費
される分量を想定する。消費されるトナー量は原稿黒分
面積によって変動し、消費されるトナー量は、原稿黒部
面積が平均3%の場合に150g、原稿黒部面積が平均
9%の場合に450gとなる。従って、消費するトナー
と剤の重量比は、原稿黒部面積が平均3%の場合に1:
1、原稿黒部面積が平均9%の場合に3:1となる。一
般に原稿黒部面積は3%から9%であることから、好ま
しいトナーと剤の収納量の比は上記のように1:1〜3
:1となる。尚、この例において、トナー、剤の収容部
はそれぞれ1200cc、100ccの容積を有してい
る。
【0018】次に、トナー及び現像剤の補充に関する装
置本体の機構について説明する。図2はその斜視図、図
3は現像器100近傍の正面図である。装置本体には、
装置正面の外装部(以下、正面外装部という)690に
形成されたカートリッジ500挿入用の挿入窓692か
らなるカートリッジ挿入部、装置背面側に位置したホッ
パ101からなるトナー及び現像剤補充部、ホッパ開口
部の右側に配置された開封ローラ680を有するカート
リッジ500の開封手段、開封ローラ680に対向して
配置されたシール収納ボックス681からなる密封部材
収納部(図3参照)、ホッパ101と正面外装部690
の間に配置された空カートリッジ等収納ボックス550
からなる空カートリッジ収納部、下搬送ベルト603と
下搬送レール631等を有する移送手段が設けられてい
る。そして、正面外装部690には上記挿入窓692の
他に空カートリッジ収納ボックス550の出し入れ用の
窓694も形成されている。上記挿入部の挿入窓692
は、カートリッジ500をその挿入方向に対して垂直に
切断したときの断面形状に合わせて、これより一回り大
きい程度の形状に形成され、この結果、カートリッジ5
00の案内用羽部501a等の通過部の長さも、案内用
羽部501a等の長さにあわせた長さになっている。こ
れにより、上記のようにカートリッジ500を横向きに
挿入したり、カートリッジ500の前後を間違えて挿入
する等を防止している。
【0019】正面外装部690の内側には外装部に平行
な水平軸693bでその下部が回動自在支持され、閉じ
た状態で挿入窓692全体を蔽い得る挿入窓ドア693
が設けられている。この挿入窓ドア693は図示しない
付勢手段により常時閉じる方向の回動力が付与されて通
常は閉じた状態に有り、この回動力に抗して挿入窓ドア
693を装置内側に押すことにより、水平軸693bの
回りで約90度まで回動させることが出来る。そして、
閉じた状態で、挿入窓ドア693の装置内側に向いた面
(以下、内側面)の上部には、先端縁より外側まで延在
した突出部分を有する突出板693bが設けられている
(図4参照)。
【0020】正面外装部690内面の挿入窓692より
上方には、発光素子と受光素子を備えるドアセンサ70
1と、ロック解除ソレノイド700と、そのプランジャ
ーに固定されたロック板700aとを備えたロック機構
とが設けられている。ドアセンサ701は挿入窓ドア6
93が閉じた状態で発光素子と受光素子の間に上記突出
板693bの突出部分が介在する位置に取り付けられ、
ロック機構は挿入窓ドア693が閉じた状態でプランジ
ャーが引き出されればロック板700aが上記突出板6
93bに正面外装部690と反対側から係合し、プラン
ジャーが吸引されればロック板700aが上記突出板6
93bに係合しない位置に取り付けられている。
【0021】図3に示すように、上記トナー補充部のホ
ッパ開口部の周縁部上面にはこの周縁部上面とカートリ
ッジ500の鍔部下面に空隙が生じないようにするため
のシール部材662が貼設してある。又、図2に示すよ
うに、ホッパ開口部より正面外装部690側には周縁部
から延びたホッパガイド部660が形成され、ホッパ開
口部より装置背面側にはカートリッジ500をホッパ開
口部上で位置決めするための挿入窓692に向けて前傾
したカートリッジ突き当て壁661が設けられ、その傾
斜下面と上記シール部材662が貼設されている周縁部
上面とで、挿入窓692側に向けて開いたくさび形状の
空隙を形成している。
【0022】上記開封手段の開封ローラ680は、図2
に示すように、カートリッジ500の右側の前後の案内
用羽部503aの間隙に対応した一定の長さを有する上
下ローラ680からなり、カートリッジ500を密封す
るシール部材504を確実に引っ張れるように、下側ロ
ーラ680は弾力性の有る材料の円筒形ローラ、上側ロ
ーラ680は凹凸の付いたローラになっている。両ロー
ラ680の回転軸は、両軸間距離を変化可能にするリン
ク機構に回動自在に支持されており、図示しない開封用
モータによって駆動され得る。このリンク機構には、上
下回転軸の軸間距離を少なくとも上下ローラ対間に案内
用羽部503aが通過し得る間隔が生じる距離にするた
めの付勢力を常時付与するスプリングと、このスプリン
グの付勢力に抗して、上下回転軸の軸間距離を上下ロー
ラ対間にカートリッジ500を密封するシール部材50
4を挾持する距離にすることが出来る開封用ピンチソレ
ノイドが連結されている。
【0023】上記密封部材収納部であるシール収納ボッ
クス681は上記開封ローラ680でカートリッジ50
0開口から除去されてくるシール部材504を受け入れ
る受入れ口を備えている。尚、上記空カートリッジ収納
部である空カートリッジ収納ボックス113は、上部に
カートリッジ500受入れ用の開口部を備え、装置本体
に対して着脱可能に構成されている。この空カートリッ
ジ収納ボックス550については後に詳述する。
【0024】上記移送手段は、図示しない正逆回転可能
な搬送モータで駆動される第1〜第3搬送コロ610,
611,612及び下搬送ベルト603と、カートリッ
ジ500のカートリッジ上板501の案内用羽部501
a等の下面に接触してカートリッジ上板501を下方か
ら支持し得る第1上搬送レール対632及び第2上搬送
レール対633と、カートリッジ下板503の案内用羽
部503aの下面に接触してカートリッジ下板503を
下方から支持し得る下搬送レール631と、上記ホッパ
ガイド660と、挿入窓ドア693とから構成されてい
る。
【0025】搬送モータがカートリッジ500を装置背
面側に搬送する場合を正搬送、このときの搬送モータの
回転を正回転といい、この逆の場合を逆搬送、逆回転と
いう。
【0026】上方の各搬送レール632,633は垂直
部と、その下端からカートリッジ500の搬送経路側に
延在した水平部とからなる断面L字状のレールであり、
それぞれカートリッジ500の搬送経路の左右で対を成
している。第1搬送レール632は、空カートリッジ等
収納ボックス550の空カートリッジ集積部551の上
方に設けられ、その正面側端部は第1搬送コロ610の
下方まで延び、その背面側端部は第2搬送コロ611の
手前まで延在している。そして、第1上搬送レール63
2の水平部はカートリッジ上板501の鍔部及び案内用
羽部501が載れるように設定され、正面側端部の水平
部上面と該第1搬送コロ610下部とのギャップをカー
トリッジ上板501の鍔部及び案内用羽部501aが通
過し得るように配置されている。第2搬送レール633
は空カートリッジ収容部551及びホッパ101の上方
に設けられ、背面側端部がその水平部上面と該第1搬送
コロ610下部とのギャップをカートリッジ上板501
の鍔部及び案内用羽部501aが通過し得るように位置
決めされ、該端部から正面側にかけて下方に傾斜して第
2搬送コロ611の下方に至り、更にここから上記第1
搬送レール632の下方を、空カートリッジ収容部55
1の中央部の上方まで延在するように配置されている。 そして、第2搬送レール633の水平部は、該レール6
33の装置正面側領域633aにカートリッジ上板50
1の鍔部及び案内用羽部501aが載り得、装置背面側
領域633bにカートリッジ上板501の鍔部及び案内
用羽部501aが載り得るように設定されている。又、
前者の領域633aの長さは案内用羽部501の背面側
端からカートリッジ上板501の鍔部の背面側端までの
長さと同じになるように設定されている。又、図2に示
すように、上記第1搬送レール632の背面側端部の下
面には、装置背面側に上向きに傾斜した自由端部を有す
る分岐用板バネ640の基端部が固定されている。この
分岐用板バネ640はカートリッジ500の逆搬送にお
いて、第2上搬送レール633にガイドされてきたカー
トリッジ上板501を第1上搬送レール632の下方で
、そのまま第2上搬送レール633にガイドされつづけ
る様にするものである。
【0027】上記下搬送レール631も、垂直部と、そ
の下端からカートリッジ500の搬送経路側に延在した
水平部とからなる断面L字状のレールであり、空カート
リッジ収容部551上方で且つ該収容部551中央部よ
り装置背面よりの位置に、カートリッジ500の搬送経
路の左右で対を成して設けられている。そして、水平部
は、カートリッジ上板501の鍔部及び案内用羽部50
1が載れるように設定され、その上面と上記下搬送ベル
ト551の下面とのギャップをカートリッジ上板501
の鍔部及び案内用羽部501aが通過し得るように配置
高さが設定されている。更に、該レール631の前後方
向の長さは、カートリッジ下板503の案内用羽部50
3aの前後間隔と同じに設定されており、配置位置は、
カートリッジ500の逆搬送において、カートリッジ下
板503の案内用羽部503aの前後間隙が該レール6
31に対向して該カートリッジ下板503が落下を開始
するときに、カートリッジ500が空カートリッジ収納
部551の前後方向の略中央に位置するように設定して
ある。尚、この逆搬送においてカートリッジ下板503
の案内用羽部503aの間隙がこのレール631に対向
するときには、上記第一搬送コロ610及び下搬送ベル
ト603とカートリッジ500との、搬送方向における
位置関係自体は逆搬送可能な位置関係にあるが、空カー
トリッジ収納部551の開口部の上方から挿入窓ドア6
93が退避してカートリッジ500を下から支えるもの
が無いので、カートリッジ500が空カートリッジ収納
ボックス550内に落下を開始し、それ以上の逆搬送が
行なわれることはない。又、カートリッジ下板が落下を
開始する位置で、カートリッジ上板も落下を開始するよ
うに、下搬送レール631に対する上記第2上搬送レー
ルの位置が設定されている。
【0028】尚、カートリッジ500の搬送状態を検知
するために、上記の空カートリッジ収納ボックス550
とホッパ開口部との間の搬送路上には、ここを通過する
カートリッジ500の前鍔部の下面によって押し下げら
れるカートリッジ通過検知フィラ703aが設けられて
いる(図2参照)。このカートリッジ通過検知フィラ7
03aの変位は、発行素子と受光素子とからなる、図示
しない開封センサをONにする。尚、この開封センサは
、開封ローラ680でカートリッジ500下面から除去
されてくるシール部材504によってその先端部が装置
右側に押しやられるカートリッジ開封検知フィラ703
dの変位によってもONされるように構成されている。
【0029】次に、以上のトナー補給機構における動作
について説明する。図7乃至図13は各動作状態に有る
ときのトナー補給機構の状態を示す左側面図であり、図
5はカートリッジ500を装置に挿入してから開封まで
のタイミングチャートであり、図19は逆移送開始から
空カートリッジ集積部551への収容までのタイミング
チャートである。
【0030】先ず、カートリッジ500を挿入窓692
から挿入してトナー等補充位置まで搬送する動作につい
て説明する。挿入窓692の挿入窓ドア693は、ロッ
ク解除ソレノイド制御により通常はロック解除ソレノイ
ド700がOFFされてロック状態に有り、トナーニア
エンド時等のカートリッジ500の挿入が必要なときに
ロック解除ソレノイド700がONされてロック解除状
態になる。
【0031】先ず、カートリッジ500をその先端で挿
入窓ドア693を装置内側に押しながら挿入すると、図
7に示すように、挿入窓ドア693が下部の水平軸69
3aの回りで回動していき、約90度回動した状態で停
止して空カートリッジ集積部551の開口部を部分的に
蔽って、カートリッジ500が空カートリッジ集積部5
51の開口内へ落下することを防止し、下搬送レール6
31と共にホッパ開口部上へのカートリッジ500の搬
送にあたってのカートリッジ下板501を下方から支持
する搬送路を形成する。この挿入窓ドア693の回動の
初期に挿入窓ドア693の内側面上部に取り付けられて
いる突出板693aの先端がドアセンサ701の発光素
子と受光素子の間から抜けて、ドアセンサ701がON
状態になってドアオープン状態を検知する(図19中の
■)。
【0032】ドアオープンが検出されてから一定時間T
1後、挿入されているカートリッジ500を搬送するた
めの搬送モータ702の正転が開始され、これにより、
以降は操作者がカートリッジ500を押さなくても、カ
ートリッジ上板501が第1搬送コロ610で、カート
リッジ下板503が下搬送ベルト601でそれぞれ駆動
されることによって、カートリッジ500が装置内に引
き込まれていく。尚、挿入されたカートリッジ500の
、カートリッジ上板501が第1搬送コロ610に到達
するのと、カートリッジ板下503が下搬送ベルト60
3に到達するのは同時であり、上部及び底部がそれぞれ
搬送力を受けることとなり、側部がフィルム状部材又は
弾性部材から構成されるカートリッジであっても一体と
なって搬送され、移送状態が安定する。
【0033】先ず、カートリッジ下板503が挿入窓ド
ア693及び下搬送レール631で、カートリッジ上板
501が第1上搬送レール632でそれぞれガイドされ
る。装置背面側へ進んだカートリッジ上板501が第1
上搬送レール632に設けられた分岐用板バネ640に
達するとカートリッジ上板501は分岐用板バネ640
を押し下げて更に搬送され、第2搬送コロ611の下部
に突き当たる。カートリッジ上板501は第1搬送コロ
610から搬送力を受け、これにより、加圧バネ652
によって下向きに圧がかけられていき、第2搬送コロ6
11を上へ押し上げる。押し上げられた第2搬送コロ6
11はカートリッジ上板501のタイミングベルト溝5
01bとかみあい搬送力を与える(図8)。
【0034】搬送されながらホッパ開口部上に移送され
、その先端(カートリッジ500の進行方向)がカート
リッジ通過検知フィラ703aに到達したときに突き当
て開封センサ703をONし、更に搬送されてその後端
がカートリッジ通過検知フィラ703aを抜けて突き当
て開封センサ703をOFFにする(図19中の■)。 この間、カートリッジ500後端が挿入窓ドア693を
抜けることにより、挿入窓ドア693の自由端部が上方
に回動して挿入窓692を閉じてドアセンサ701をO
FFにする。この突き当て開封センサ703をOFFし
た時点(図19中の■)で、カートリッジ500はトナ
ー補充位置であるホッパ開口部上でその先端がカートリ
ッジ突き当て壁661に突き当たる位置に略搬送されて
きているが、更に確実を期すために一定時間搬送モータ
を正転させ(図19中のT2)、これにより、カートリ
ッジ突き当て壁661は前述のように傾斜板の下面が低
くなって、装置背面側ほど狭くなる楔形間隙を形成して
いるため、カートリッジ板下503の先端縁部は搬送方
向の位置が規制されると共に、ホッパー101に押しつ
けられる。また、後端は搬送ベルト下603により押さ
えられているため、カートリッジ板下503はホッパー
101に密着して停止する(図9)。ホッパー101開
口周辺にはホッパー開口シール部材662があり(図3
参照)、ホッパーとカートリッジ500の間を封印して
いる。従って、カートリッジ500がホッパー101上
に有るときはトナーが飛散することが無く、簡単な構成
でトナー飛散を防止することが可能である。この一定時
間T2後に搬送モータの駆動を停止し、カートリッジ5
00の搬送動作からカートリッジ500の開封の動作へ
と処理を移行する。
【0035】尚、第1搬送コロ610を離れたカートリ
ッジ上板501は第2搬送コロ611の搬送力によりさ
らに搬送され、第3搬送コロ612に到達し、該コロ6
12の搬送力によりトナー及び剤の補充位置まで搬送さ
れたとき(図9)、カートリッジ上板501の搬送ガイ
ドは第2上搬送レール633となっている。また、カー
トリッジ上板501の後端が第2搬送コロ611を抜け
ると、該コロは加圧バネの圧により再び元の位置に戻る
【0036】又、以上においては、主にカートリッジ上
板501を中心にカートリッジ500の搬送を説明した
が、この間カートリッジ板下503は、搬送ベルト下6
03により搬送力を与えられ、カートリッジ挿入用ドア
693、搬送レール下631、ホッパーガイド660に
よりガイドされてカートリッジ上板501と同速度にて
搬送される。
【0037】次に、図19を用いてカートリッジ500
の開封の動作について説明する。ホッパ開口部上でのカ
ートリッジ500の開封動作では、先ず、上記の突き当
て開封センサ703をOFFしたタイミング(図19中
の■)で、カートリッジ500挿入用窓ドア693が閉
じていることをドアセンサ701の出力で確認して、ド
アロック解除ソレノイド700をOFFし、これにより
、挿入窓ドア693の開閉をロックする。又、開封用ピ
ンチソレノイド704をONして開封ローラ680でカ
ートリッジ500の右側のシール部材504のカートリ
ッジ上板501の案内用羽部501aの間隙に存在する
自由端を挾持すると共に、開封モータ705をONにし
て開封ローラ680の回転駆動を開始し、カートリッジ
500下面のシール部材504の除去を開始する。これ
により、カートリッジ500の開口部は徐々にシール部
材504が除去されて開封していき、そのシール部材5
04先端が開封検知フィラに到達して突き当て開封セン
サ703をONにし、更に、開封動作が継続されてカー
トリッジ500と開封されたシール部材504が完全に
分離されていく。シール部材504の先端部分はシール
集積部681に収容されていく。そして、シール部材5
04の後端が開封検知フィラを抜けると突き当て開封セ
ンサ703がOFFになる(図19中の■)。これは開
封が終了したことを示すものであるので、開封用ピンチ
ソレノイドと開放モータをOFFにし、開封ローラ68
0を退避位置に復帰させて開封動作を終了する。
【0038】このカートリッジ500のカートリッジシ
ール504の開封により、カートリッジ500内の収容
物であるトナー及び剤がホッパー101のそれぞれの収
容部101a、101bに補充される。収納物が全てホ
ッパー101に補充されると、カートリッジ上板501
の後端は第2上搬送レール633まで降下することが可
能となる。(図10)。
【0039】以上によりホッパー101へ補充されたト
ナー及び剤は、後述するトナー及び剤の補給制御によっ
て、現像器100へ補給される。又、上記の一連の動作
の状態を示す状態フラグを、一連の動作中及び動作終了
時に各々不揮発RAMにセット、リセット(1又は0)
し、これにより、処理実行中に電源が瞬断されても動作
の継続実行を可能としている。このようにして、補充し
たトナーがコピー動作の経過に従って消費され、ホッパ
ー101内のトナーが空になると、再びカートリッジか
らトナー及び剤を補給することとなるが、新カートリッ
ジ挿入前にホッパー101上の空カートリッジ500を
空カートリッジ集積部551へ移送する。
【0040】次に、ホッパ開口部上のカートリッジ50
0を空カートリッジ集積部551に収納する動作につい
て、図11、図12、図13及び図20を用いて説明す
る。この動作はトナーニアエンド時に、先ずニアエンド
状態を不揮発RAMに格納した後に開始する。ホッパ開
口部上からの空カートリッジ500の退避自体はトナー
ニアエンド等になって次のカーリッジの挿入を行なう以
前に完了していれば足りるが、本実施例では空カートリ
ッジ500にホッパ開口部の蓋の役目をさせて、装置内
へのトナー飛散を防止するという観点から、次のカート
リッジ500の挿入が必要になるトナーニアエンドにな
るのを待って、ホッパ開口部上からの空カートリッジ5
00の退避動作である空カートリッジ集積部551への
逆搬送を開始する。
【0041】先ず、カートリッジ500の搬送の邪魔に
ならないように開封用ピンチソレノイドもOFFして開
封ローラも退避させ、これにより搬送路を確保し、搬送
モータを逆回転させてカートリッジ500の逆搬送を開
始する。搬送部とカートリッジ500とのスリープ率等
を考慮したタイミング後、カートリッジ500後端(挿
入窓692側の端部)がカートリッジ通過検知フィラ7
03aに到達して突き当て開封センサ703をONにし
、更に、逆搬送されてカートリッジ500全体が完全に
カートリッジ通過検知フィラ703aを抜けると突き当
て開封センサ703がOFFする。
【0042】この間、カートリッジ板上501、カート
リッジ板下503は、機械本体手前側へ搬送される。カ
ートリッジ板上501は第2上搬送レール633にガイ
ドされて搬送されるが、分岐用板バネ640の作用によ
り必ず第1上搬送レール632の下側に導かれる(図1
1)。また、カートリッジ板下503はホッパーガイド
660、下搬送レール631によりガイドされてカート
リッジ上板501と同速度にて搬送される。カートリッ
ジ上板501、カートリッジ下板503が空カートリッ
ジ集積部551上の落下位置に達する(図12)。
【0043】この時点で、カートリッジ上板501及び
カートリッジ下板503に対するガイドが無くなり各々
が落下し得るが、更に一定時間(図20中のT2)、搬
送モータの逆回転を継続させ、これにより、トナー落下
開始位置に確実に到達させる。この一定時間T2はカー
トリッジ500が落下位置で自重により落下するまでの
時間及び突き当て開封センサ703を抜けてから落下位
置まで搬送されるまでの時間(スリープ率等を考慮)よ
りも長く設定されている。  上記動作が終了すると不
揮発RAM上の空カートリッジ集積部551内の空カー
トリッジ500をカウントするカウンタを加算(+1)
する。
【0044】この時点から新しいカートリッジ500の
挿入が可能となるため、ドアロック解除ソレノイド70
0をONして挿入窓ドア693のロックを解除する。 又、この時点でトナーニアエンド表示を開始する。
【0045】空カートリッジ500は上部及び底部が板
状部材、側部がフィルム状部材又は弾性部材により構成
されているため、このように落下して収容されることに
より、側部がつぶれて収容される(図13)。従って、
落下前は86mmの全高を有していた空カートリッジ5
00は、つぶれた状態で約10mmの全高を有すること
となり、スペース的に効率の良い保管が可能となった。
【0046】次に剤の自動交換システムについて説明す
る。図14は感光体ドラム回りの拡大図、図15はトナ
ーリサイクルパイプの配設状態を示す図、図16はトナ
ーリサイクル部の斜視図、図17は現像器の斜視図であ
る。図14において現像装置は現像器本体100とホッ
パー部101とからなり、ホッパー部101はトナーホ
ッパー101aと剤ホッパー101bに分かれている。 まず、カートリッジ500から補給されたトナーと剤は
、それぞれトナーホッパー101aと剤ホッパー101
bに補給される。補給されたトナーは撹拌部材106に
よって撹拌され、トナー補給ローラ108によって現像
器100に補給される。補給されたトナーの量によって
、現像器100内のトナー濃度はコントロールされる。 これは例えば図1に示すような、反射型の光学濃度セン
サー(Pセンサー)352によって感光体ドラム140
上に形成した所定の基準画像の濃度を読み取ることによ
って行なわれる。一方、剤の方は、剤補給信号によって
剤補給ローラ107を回転し、現像器101に補給する
。なお、剤補給ローラ107とトナー補給ローラ108
ではローラの断面形状が異なる。剤補給ローラ107は
短時間に大量の剤をホッパーから現像器100に補給す
ることを目的としているためローラに深い溝が1本以上
ほられている。一方、トナー補給ローラ108では少量
ずつ補給することを目的としているので浅い溝がほられ
ている。又、同じローラ形状にして回転数を変えて補給
量を変えることも可能である。トナー補給ローラ108
と剤補給ローラ107はそれぞれカップリング150,
151を介して電磁クラッチ180,181につながっ
ており、電磁クラッチ180,181のON/OFFに
よって伝達が伝えられる(図17参照)。又、単位時間
当たりの補給量がコントロールできれば上記剤補給ロー
ラ107はローラ状のものでなくシャッター状のもので
も良い。
【0047】現像器100内に補給された剤とトナーは
混合撹拌部材104によって混合され、搬送部材103
によってマグネットローラ102に運ばれる。マグネッ
トローラ102に付着した剤とトナーは現像ドクター1
05によって一定量に規制されて、残ったものが感光体
ドラム140の方に運ばれていく。その間、整流板10
9と搬送スクリュー110によって左右に撹拌され、現
像器100内で均一の現像剤が作成される。
【0048】紙に転写したあと残った感光体ドラム14
0上のトナーは、マグブラシクリーニング装置130で
クリーニングされる。マグネットローラ120上に付着
した剤でクリーニングされたトナーは、電圧が印加され
たバイアスローラ112で回収されて、その後バイアス
ブレード122で回収される。回収されたトナーはリサ
イクルスクリュー113によってリサイクルパイプ11
4を通って現像器100へ戻され再使用される(図15
,33参照)。搬送部材111、整流板118、搬送ス
クリュー121、クリーニング装置ドクター119はそ
れぞれ現像器100の搬送部材103、整流板109、
搬送スクリュー110、現像ドクター105と同様の働
きをする。
【0049】図15及び図16において、剤回収スクリ
ュー115はクリーニング装置130内の剤を回収する
場合に用いられ、剤回収スクリュー115の回転によっ
て剤が剤回収パイプ116を通って剤回収タンク117
に回収される。剤回収タンク117の容量は、7000
ccで、コピー75万枚相当の大きさである。このタン
クの容量は、大きいほど良いが、スペースの問題もあり
最低でも750cc以上でコピー8万枚相当の大きさが
必要である。尚、この剤回収タンク117の容量を、必
要な交換部品を適宜交換しても満足なコピーが得られな
くなる、複写機本体の寿命がくるまでに、現像器100
及びクリーニング装置130で使用されて最終的にクリ
ーニング装置130から回収される使用済みの剤の総量
を収容し得る容量に設定すれば、複写機本体の寿命が来
るまでの間、この剤回収タンク117の交換作業を省く
ことが出来る。
【0050】この例における剤の自動回収について図2
1のタイミングチャートを用いて説明する。まず、トナ
ーがなくなったらカートリッジ500を交換する。そし
てカートリッジ500がホッパー開口上部にセットされ
たところで剤交換システムが働く。具体的にはカートリ
ッジ500の挿入動作が完了した時点、即ち前述の突き
当て開封センサ703がOFFになったタイミング(図
19中の■)で、現像装置386の剤及びトナーの補給
ローラ107,108及びアジテータ103の駆動源に
なるメイン駆動モータをONし、モータが立ち上がるま
でのディレイ時間を設けて、剤回収クラッチをONし(
図21中の■)、剤回収スクリュー115の回転によっ
てクリーニング装置130内の現像剤を剤回収パイプ1
16を通して全て剤回収タンク117の中に回収する。 30秒間の回転によりクリーニング装置130内にある
剤を回収し終わった時に、剤回収クラッチをOFFして
剤回収スクリュー115を止めると同時に、トナーリサ
イクルに使用しているリサイクルスクリュー113の回
転方向を逆回転させて現像器100内の剤をクリーニン
グ装置130に搬送する(図21中の■)。120秒間
逆回転を続けることにより現像の剤を半分ほどをクリー
ニング装置130に移したときにリサイクルモーターを
OFFしてリサイクルスクリュー113を止めると同時
に、剤補給クラッチをONして、剤ホッパー101bに
たまった剤を剤補給ローラ107を回して(t3=30
秒間)(図21中の■)現像器100内に全て入れ、剤
補給クラッチとトナー補給クラッチの両方がOFFされ
ると、メイン駆動モーターをOFFして剤交換を終了す
る。尚、剤補給ローラ107とトナー補給ローラ108
の形状により、剤補給とトナー補給の時間を同一にした
場合は、剤補給クラッチとトナー補給クラッチを1つに
して、剤トナー補給クラッチとして共用することができ
る。
【0051】又、剤補給及びトナー補給は、クラッチを
図21中の破線の様に動作して間欠補給を行なうことに
より、マグネットローラ102軸方向でのスムーズな撹
拌を行なうことが出来る。但し、この場合は、補給動作
終了までの時間が長くなる欠点は有る。更に、剤補給ロ
ーラ107とトナー補給ローラ108の代りに、シャッ
ターを使用することも出来、この場合には、剤補給クラ
ッチON時間t3とクリーニング剤補給(リサイクルモ
ーター逆転)時間t2が短くなり、一定コピー枚数後の
待機中に剤補給を行なう。更に又、クリーニング装置1
30への剤補給を、現像装置を介さず、直接クリーニン
グ装置130に補給する場合は、図21中t2が0とな
り、■のタイミングでクリーニング装置130への剤補
給を行なう。この場合もリサイクルモーター逆転は不要
となる。上記の一連の動作中及び動作終了時に、各々不
揮発RAMにその状態を示す状態フラグをセット、リセ
ット(1又は0)し、処理の実行中に電源が瞬断された
ときも継続実施が可能と成っている。
【0052】現像器100とクリーニング装置130で
は同一の剤を使用している。この例では、クリーニング
装置130の剤重量は150g、現像器100のそれは
300gである。また、カートリッジ500に入ってい
る剤は150gである。つまり剤交換時、はじめクリー
ニング装置130から150gの剤を剤回収タンク11
7に捨て、次に現像器100から約150gの使用中の
剤をクリーニング装置130に送り、続いて現像器10
0にカートリッジ500から150gの新しい剤を追加
する。これを繰り返していく。
【0053】一般にリサイクルスクリュー113の現像
器100内での位置は現像器100内の上方にあり、下
方にたまっている剤の上にリサイクルトナーを落して撹
拌するのが一般的であるが、本方式ではリサイクルスク
リュー113が現像器100内の下方にあり、剤の中に
リサイクルトナーを入れ込む。これはリサイクルスクリ
ュー113の逆転によって現像器100内の剤をクリー
ニング装置130に送れるようにする為である。
【0054】現像器100内の剤重量とクリーニング装
置130内の剤重量との比は2:1で現像器100内の
剤の方が多くなっている。これは現像器100で使用し
た剤をクリーニング装置130で再使用するため、現像
器100内での剤の劣化を少なくするのと、高速現像シ
ステムに対応できるようにするためである。つまり、高
速になると多くの現像用剤を立ち上げておく必要がある
ためである。本方式では2:1で300gと150gで
あるが、クリーニング装置剤を300gに増やせば1:
1でも可能である。但し、この例では省スペースの為ク
リーニング装置剤を150gとしている。尚、リサイク
ルスクリュー113を逆転して剤を現像器100からク
リーニング装置130へ送る代わりに、感光体ドラム1
40上にキャリアを付着させてクリーニング装置130
に送り、クリーニング装置130のマグネットローラ1
20で回収してもよい。これには、感光体ドラム140
上に剤を付着させる様に現像マグネツトローラ102バ
イアスを制御する。例えば感光体電位0Vに対し、、現
像マグネットローラバイアス112を−400V程度に
する。転写(350)で+DCを加えておくと、クリー
ニング装置130で剤を回収しやすくなる。同様の効果
はPTC(転写前除電チャージ)でも得られる。尚、ク
リーニング装置バイアスは+400V程度である。この
ドラム上に剤を付着させてクリーニング装置に運ぶ方式
だと特にパイプ等の機構も不要で低コスト化が図れる。
【0055】次に、上記の空カートリッジ集積部551
が形成され、装置本体に脱着可能な空カートリッジ収納
ボックス550について説明する。図18は、該ボック
スの斜視図であり、この例においては空カートリッジ5
00を10個収容することが出来る。カートリッジ50
0には前述のように約360gのトナーが収納されてい
るため、標準的な使用で約8千枚のコピーを得ることが
出来る。従って、空カートリッジ集積部551が満杯と
なるまでに約8万枚のコピーを得ることが出来る。空カ
ートリッジ集積部551の全高は110mmに設定して
ある。空カートリッジ集積部551に関して、例えばコ
ピースピードの遅い装置においては、トナーの使用量が
少なく、カートリッジ500の装填サイクルが長いため
、収容個数を5個としてもよい。その場合、空カートリ
ッジ集積部551の全高は例えば60mmに設定するこ
とが可能であり、全高が現像剤を収納した状態のカート
リッジ500よりも低い空カートリッジ集積部を提供す
ることが可能となる。また、図中559は本体装着時の
取っ手である。装置本体には、前述のようにカートリッ
ジ挿入窓の下に空カートリッジ収納ボックス550挿入
窓694が設けられていて(図2参照)、操作者は該窓
から空カートリッジ収納ボックス550を出し入れする
。また、空カートリッジ等収納ボックス550には図4
に示すロックソレノイド707のロック部材707aが
入り込む切欠き558、及びシャッタ機構が設けられて
いる。図中552はこのシャッタ機構のシャッタ軸を示
すものである。
【0056】以上のこの例の空カートリッジ等収納ボッ
クス550によれば、装置本体内で使用されるトナーに
関するユーザーのメンテナンス作業は、8千枚のコピー
を得る毎にカートリッジを挿入し、8万枚のコピーを得
た時点で、空カートリッジ等収納ボックス550を廃棄
するだけで良く、操作性が極めて向上した。更に、感光
体に関して、昨今技術の進歩により高価格ではあるもの
の従来に比べ寿命が10倍程度の長寿命感光体が実現し
ている。この様な感光体は、高速・高級の高価格装置に
実装されている。従って、このような長寿命感光体を用
いると、より一層メンテナンス作業の軽減した画像形成
装置を提供することができる。
【0057】
【効果】本発明によれば、移送手段で装填部に装填され
た現像剤収容手段を現像剤補充部へ移送し、これにより
、現像剤収容手段の装填を容易にすると共に、該現像剤
補充部で現像剤を補充して空になった現像剤収容手段を
、該現像剤補充部から装置内に設けられている、着脱自
在な保管手段へ移送して、ここに空になった現像剤収容
手段を保管し、これにより、保管手段が満杯になるまで
は、現像剤の補充を単に現像剤収容手段を本体に装填す
るだけの操作で行なうことが出来、空現像剤収容手段を
補充の都度取り出す手間を省いたので、トナー補充の操
作性を著しく向上させることが出来る。又、クリーニン
グ手段で回収されたトナーを現像手段に移送して再使用
し、これにより廃トナーボトル等を設ける必要が内ので
、廃トナーボトル等の廃棄作業を省略することが出来る
。更に、剤を現像手段からクリーニング手段へ移送し、
これにより、現像手段で発生する使用済剤をクリーニン
グ手段で再利用することが出来、最終的にクリーニング
手段で使用済みになった剤は、剤収容手段に収容するの
で、、ユーザーのメンテナンス作業が極めて軽減出来、
且つ、不要物のみを破棄するため、資源の有効活用が可
能である。又、請求項1の画像形成装置において、上記
剤を移送する手段は、上記静電潜像担持体表面を介して
、上記現像手段から上記クリーニング手段へ剤を移送す
れば、現像手段からクリーニング手段への移送の為に、
搬送スクリュー等を設ける必要が無く、部品点数を減少
させることが出来る。又、請求項1の画像形成装置にお
いて、上記の剤収容手段の容量を、装置本体寿命期間中
に上記現像手段及び上記クリーニング手段から排出され
る各剤の容積よりも大なる容量にすれば、使用済剤の破
棄という保守作業も省略することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るデジタル複写機の概略構
成を示す正面図。
【図2】同複写機のトナー補充機構の概略を説明するた
めの斜視図。
【図3】同トナー補充機構のホッパ開口部近傍の構成を
示す正面図。
【図4】同トナー補充機構のホッパ開口部近傍の構成を
示す左側面図。
【図5】同トナー補充機構のホッパ開口部近傍の構成を
装置左側上方から見た図。
【図6】同複写機に用いられるカートリッジの斜視図。
【図7】カートリッジを挿入中の状態を示す左側面図。
【図8】カートリッジをホッパ開口上に搬送している状
態を示す左側面図。
【図9】カートリッジがホッパ開口上に到達した状態を
示す左側面図。
【図10】カートリッジがホッパ開口上でトナー等の補
給を終了した状態を示す左側面図。
【図11】カートリッジの逆搬送が開始された直後の状
態を示す左側面図。
【図12】カートリッジがカートリッジ集積部上に到達
した状態を示す左側面図。
【図13】カートリッジがカートリッジ集積部内に落下
した状態を示す左側面図。
【図14】同複写機の感光体近傍の概略構成図。
【図15】同複写機の現像剤搬送系を示す図であり、(
a)は上面図、(b)は正面図。
【図16】同現像剤搬送系の斜視図。
【図17】同複写機の現像装置の斜視図。
【図18】同複写機の空カートリッジ収納ボックスの斜
視図。
【図19】同複写機における、カートリッジ挿入時の制
御のタイミングチャート。
【図20】同複写機における、カートリッジ保管部移送
時の制御のタイミングチャート。
【図21】同複写機における、カートリッジ開封時の制
御のタイミングチャート。
【符号の説明】
100  現像器 130  クリーニング装置 113  リサイクルスクリュー 114  リサイクルパイプ 115  剤回収スクリュー 116  剤回収パイプ116 117  剤回収タンク 500  カートリッジ 550  空カートリッジ収納ボックス551  空カ
ートリッジ集積部 680  開封ローラ 692  カートリッジ挿入窓 693  カートリッジ挿入用ドア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静電潜像担持体と、該静電潜像担持体上の
    静電潜像を現像する現像手段と、静電潜像担持体上から
    未転写トナーを回収するクリーニング手段と、該クリー
    ニング手段で回収されたトナーを該現像手段へ移送する
    手段と、該現像手段から該クリーニング手段へ剤を移送
    する移送手段と、補充用のトナーを収容するトナー収容
    手段と、該トナー収容手段が装填される装填部と、該装
    填されたトナー収容手段を現像剤補充部へ移送する移送
    手段と、装置本体に着脱自在に支持された、空のトナー
    収容手段を保管する保管手段と、該現像剤補充部で現像
    剤を補充して空になった空トナー収容手段を該現像剤補
    充部から該保管手段へ移送する移送手段と、該クリーニ
    ング手段で使用された剤を収容する剤収容手段とを設け
    たことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】上記剤を移送する手段は、上記静電潜像担
    持体表面を介して、上記現像手段から上記クリーニング
    手段へ剤を移送することを特徴とする請求項1の画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】上記の剤収容手段の容量を、装置本体寿命
    期間中に上記現像手段及び上記クリーニング手段から排
    出される各剤の容積よりも大なる容量にすることを特徴
    とする請求項1の画像形成装置。
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