JPH0427389Y2 - - Google Patents

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JPH0427389Y2
JPH0427389Y2 JP4138587U JP4138587U JPH0427389Y2 JP H0427389 Y2 JPH0427389 Y2 JP H0427389Y2 JP 4138587 U JP4138587 U JP 4138587U JP 4138587 U JP4138587 U JP 4138587U JP H0427389 Y2 JPH0427389 Y2 JP H0427389Y2
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shelf
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JP4138587U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は無軌条移動棚、詳しくは台車の上部
に複数の支柱をもつ棚枠を取付け、かつ前記台車
の下部に床面上に接地して走行する接地輪を設け
た無軌条タイプの移動棚に関する。
(従来の技術) 従来この種移動棚として、床面にレールを敷設
し、かつ前記台車の下部に前記レールに沿つて案
内される転動輪を取付けて、該転動輪を前記レー
ルに沿つて案内させることにより、前記台車を移
動させるようにした軌条タイプのものが知られて
いるが、斯くのごとき軌条タイプの移動棚では、
前記台車を移動させて、フオークリフトなどによ
り前記棚枠上に荷物を出し入れするような場合
に、前記レールが邪魔になつて、前記フオークリ
フトなどによる円滑な荷物の出し入れができない
場合があつた。
そこで、以前に実願昭61−21321号(実開昭62
−134433号)などにおいて、床面にレールなどを
敷設することなく、該床面を面一状となして、前
記フオークリフトなどによる円滑な荷物の出し入
れが出来るようにした無軌条タイプの移動棚を提
案したのであり、この移動棚は、前記台車の下部
に床面上に接地して走行する接地輪を取付けると
共に、前記台車の側方静止部材にガイドレールを
配設する一方、前記台車側に前記ガイドレールに
沿つて案内されるガイドローラを取付けて、前記
棚枠上に収納した荷物の荷重を前記接地輪で受止
めながら、前記ガイドローラを前記ガイドレール
に沿つて案内させることにより、前記台車を移動
させるようにしたものである。
(考案が解決しようとする問題点) ところで以上のごとき無軌条タイプの移動棚で
は、下記するような理由から、前記台車と該台車
上に立設する前記棚枠の支柱との間に偏荷重が発
生し易く、この偏荷重を繰返し受けることにより
支柱の前記台車への取付部位に金属疲労が発生し
て、前記支柱のガタ付きを招いたり、また該支柱
の早期劣化を招いたりする問題があつた。
即ち、前記接地輪が接地走行される床面を全面
フラツトとすることが望ましいが、該床面の全面
をフラツトとすることは施工技術上極めて困難で
あつて、前記床面には若干の凹凸変位面が形成さ
れるのであり、従つて前記棚枠に収納した荷物の
荷重により前記台車が前記床面の形状に応じて変
形し、前記台車と前記棚枠の支柱との間に偏荷重
が作用するのであり、この偏荷重が繰返し前記支
柱の前記台車への取付部位に作用することにより
前記取付部位に金属疲労が発生したのである。
しかも前記棚枠に重量物を収納したようなとき
に、この重量物による前記台車の変形によつて
も、該台車と前記支柱との間に前述した偏荷重が
発生するのであり、また前記棚枠に荷物を収納し
た状態で前記台車を移動又は停止させるような場
合にあつても、前記台車と支柱との間に慣性作用
による前記偏荷重が発生して、これら偏荷重を繰
返し受けることが原因となつて前記支柱の金属疲
労が起こつたのである。
本考案は以上のごとき問題に鑑みて考案したも
ので、その目的は、前記台車と前記棚枠の支柱と
の間に弾性部材を介装させて、この弾性部材で前
記偏荷重を吸収することにより、前記支柱に金属
疲労が発生したりするのを未然に防止することが
できる無軌条移動棚を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、図面の実施例に示したごとく、底部
に接地輪2をもつ台車1の上部に、複数の支柱4
をもつ棚枠3を取付けた無軌条移動棚であつて、
前記各支柱4の下部に取付板8を固定すると共
に、該取付板8と前台車1との間に弾性部材9を
介装させて取付体10により固定したことを特徴
とするものである。
(作用) しかして前記台車1と前記棚枠3の支柱4との
間に偏荷重が発生したようなとき、この偏荷重は
前記台車1と前記取付板8との間に介装された前
記弾性部材9で吸収されるのであり、従つて前記
偏荷重により前記支柱4の前記台車1への取付部
位に金属疲労が発生したりすることが防止される
のである。
(実施例) 以下本考案にかかる無軌条移動棚を図面の実施
例によつて説明する。
第4図及び第5図は無軌条移動棚の全体構造を
示しており、該各図中1は台車であつて、該台車
1の下部に複数の接地輪2を設けると共に、前記
台車1の上部で移動方向前後位置に、背中合わせ
状に2個1組とした複数組の金属材料から成る棚
枠3を取付けている。
前記各棚枠3は、第3図に詳しく示したごと
く、矩形状をなす前記台車1の上部で、前後方向
に相対向して対をなす支柱4,4を左右方向に所
定間隔をおいて複数組立設し、これら各支柱4の
左右方向対向部間に上下方向中間部位に、水平状
に延びる複数の横桟5を架設すると共に、前記各
支柱4の前後対向部間に、斜め方向に延びる複数
の連結部材6を組付けて構成するのであり、前記
各横桟5上には、荷物の収納空間Sを形成してい
る。
また前記台車1には、前記棚枠3の形成側とは
反対側の背面側にも、前述した場合と同様にして
棚枠3を形成するのである。
そして、以上のごとく複数の棚枠3を設けた前
記台車1は、例えば荷物収納空間Sを形成した一
対の固定棚7,7間にそれぞれ複数組配列させ
て、前記各台車1をその1幅分以上前後方向に移
動可能となし、この各台車1を移動させることに
より、該各台車1に設けた前記各棚枠3のうち何
れか一方の棚枠3に、荷物の出し入れを行うよう
にしている。
更に前記台車1の下部に設ける前記接地輪2
は、第4図及び第5図で明らかなごとく、複数の
駆動輪21と複数の遊転輪22とから構成するの
であつて、前記駆動輪21への駆動構造は、次の
ごとくなすのである。
即ち、前記台車1の中央下部位置に駆動モータ
23を取付けると共に、この駆動モータ23に前
記台車1の横方向に延びる駆動輪24を連結し
て、該駆動軸24の長さ方向複数箇所に駆動スプ
ロケツト25を支持する一方、該各スプロケツト
25を前記各駆動輪21に連動連結させて、前記
駆動モータ23の駆動により、前記駆動軸24と
前記各スプロケツト25を介して前記各駆動輪2
1を回転駆動させるごとくなし、また該各駆動輪
21に伴い前記遊転輪22を追従回転させて、前
記台車1を移動させるごとくなすのである。
しかして以上のごとき無軌条タイプの移動棚に
おいて、前記棚枠3を構成する前記支柱4の下端
部に、取付板8を一体に固定して、該取付板8と
前記台車1との間に弾性部材9を介装させて、前
記取付板8と前記台車1とを取付体10により固
定したのである。
具体的には、第1図及び第2図に詳しく示した
ごとく、前記支柱4の下端部に、矩形状をなす取
付板8を溶接手段などにより一体に固定すると共
に、この取付板8と前記台車1との間に、前記取
付板8とほぼ同一形状をなすゴム材料などから成
る前記弾性部材9を介装させ、この弾性部材9を
介在させた状態で前記取付体10により、前記取
付板8を前記台車1上に固定させるのである。
前記取付体10としては、複数本の固定ボルト
10aと、該各固定ボルト10aの端部に螺締さ
れるナツト10bとを用い、前記各固定ボルト1
0aを前記台車1の下部側から前記弾性部材9を
介して前記取付板8の上方へと貫通させ、この取
付板8から貫通する前記各固定ボルト10aの端
部に、それぞれ前記ナツト10bを螺締すること
により、前記取付板8を前記台車1上に前記弾性
部材9を介装させた状態で固定するのである。
以上の取付構造とする場合には、例え前記接地
輪2が接地される床面に凹凸変位面などがあつ
て、この変位面により前記支柱4の前記台車1に
対する取付部位に繰返し偏荷重が発生することが
あつても、この偏荷重は前記弾性部材9を介して
吸収されるのであり、従つて前記偏荷重を繰返し
受けることが原因となる前記支柱4の金属疲労は
発生することがなく、該支柱4のガタ付きや早期
劣化が防止されるのである。
前記各図の実施例では、前記取付板8の上部で
前記支柱4の側方部位に、当板11とゴム材料な
どから成る弾性部材12とを上下重合状に積層さ
せ、これら各者を貫通させて前記各固定ボルト1
0aを取付け、この各ボルト10aの貫通端部に
前記ナツト10bを螺締するようにしており、斯
くすることにより前記当板11と前記取付板8と
の間に介装された前記弾性部材12と、前記取付
板8と前記台車1との間に介装された前記弾性部
材9とにより、前記支柱4に発生する偏荷重を確
実に吸収させるようにしている。
また前記台車1と前記当板11との間には、前
記各固定ボルト10aが挿通される筒状のスペー
サ13をそれぞれ介装させて、前記各ナツト10
bの前記各固定ボルト10aに対する螺締時に、
前記当板11が前記各スペーサ13に当接するま
で、前記各ナツト10bを一旦締め込んだ後に所
定角度緩めることにより、前記各ナツト10bに
よる前記各弾性部材9,12に対する締付力を一
定となすようにしている。
また第5図の実施例では、前記台車1の側方壁
部に、該台車1の移動前後方向に延びるガイドレ
ール14を取付けると共に、前記台車1側に前記
ガイドレール14に沿つて案内されるガイドロー
ラ15をもつ支持部材16を取付けて、前記台車
1上の各棚枠3に収納した荷物をフオークリフト
などで取出すような場合には、前記各棚枠3内に
おける荷物の荷重を前記接地輪2で受止めなが
ら、前記ガイドローラ15を前記ガイドレール1
4に沿つて案内させることにより、前記台車1を
移動させるようにしている。
(考案の効果) 以上説明したごとく本考案の無軌条移動棚で
は、前記棚枠3を構成する支柱4の下部に取付板
8を固定すると共に、該取付板8と前記台車1と
の間に弾性部材9を介装させて取付体10により
固定するようにしたから、例え前記台車1と前記
支柱4との間に繰返し偏荷重が発生することがあ
つても、この偏荷重を前記弾性部材9で確実に吸
収できるのであり、従つて前記偏荷重が原因で前
記支柱4の前記台車1への取付部位に金属疲労が
発生したりするのを未然に防止でき、前記支柱4
のガタ付きや早期劣化を確実に防止できるに至つ
たのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる無軌条移動棚の要部を
示す斜面図、第2図は第1図X−X線の断面図、
第3図は棚枠の構造を示す斜面図、第4図は無軌
条移動棚の全体構造を示す側面図、第5図は同一
部省略平面図である。 1……台車、2……接地輪、3……棚枠、4…
…支柱、8……取付板、9……弾性部材、10…
…取付体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底部に接地輪2をもつ台車1の上部に、複数の
    支柱4をもつ棚枠3を取付けた無軌条移動棚であ
    つて、前記各支柱4の下部に取付板8を固定する
    と共に、該取付板8を前記台車1に弾性部材9を
    介して取付体10により固定したことを特徴とす
    る無軌条移動棚。
JP4138587U 1987-03-20 1987-03-20 Expired JPH0427389Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4138587U JPH0427389Y2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20

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JP4138587U JPH0427389Y2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20

Publications (2)

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JPS63148232U JPS63148232U (ja) 1988-09-29
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ID=30856338

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JP4138587U Expired JPH0427389Y2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2927106B2 (ja) * 1992-06-02 1999-07-28 株式会社ダイフク 移動棚装置

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JPS63148232U (ja) 1988-09-29

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