JPH04272853A - 車体番号拓本取り装置 - Google Patents

車体番号拓本取り装置

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JPH04272853A
JPH04272853A JP3433691A JP3433691A JPH04272853A JP H04272853 A JPH04272853 A JP H04272853A JP 3433691 A JP3433691 A JP 3433691A JP 3433691 A JP3433691 A JP 3433691A JP H04272853 A JPH04272853 A JP H04272853A
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tape
vermilion
cylinder
car body
ink
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Hideshi Togabe
渡我部 秀史
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Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体番号、形式番号を
写し取る車体番号拓本取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のエンジンルーム内にはボデーの管
理番号として、車体番号、形式番号が刻印されており、
製造した新車の車体番号と形式番号とを拓本取りして検
査票に貼り付けて保管する必要がある。従来、かかる拓
本取り作業は、作業者が手作業により車体番号及び形式
番号の刻印されている箇所にスポンジローラにより朱肉
を塗り、一定の長さにテープを切り取り、当該切り取っ
たテープを車体の前記朱肉を塗った箇所に貼って押し付
け、車体番号、形式番号を写し取った後当該テープを剥
がし取るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車体番号、形式番号の拓本取り作業は、作業者が手
作業で行っているために作業性が悪く、自動化が望まれ
ている。本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、製
造された車両の車体番号及び形式番号の拓本取りを自動
化して、作業性の向上及び製造ラインの自動化の促進を
図るようにした車体番号拓本取り装置を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明によれば、ロボットハンドに、車体の車体番号
と形式番号とが刻設された箇所に朱肉が塗布された朱肉
ローラを当接させ且つ転動させて朱肉を塗布する朱肉塗
布装置と、一定長さに切断された拓本取りテープの両端
を把持して前記車体の朱肉が塗布された箇所に当該テー
プを貼着するテープ把持装置と、前記貼着されたテープ
に転写用ローラを押し付けて転動させ前記刻設された車
体番号と形式番号とを前記テープに写し取る転写装置と
を設けた構成としたものである。
【0005】
【作用】ロボットハンドは、車体の車体番号と形式番号
とが刻設された箇所に朱肉塗布装置の朱肉ローラを当接
転動させて朱肉を塗布した後、一定長さの拓本取りテー
プを把持したテープを把持するテープ把持装置により前
記朱肉を塗布した箇所に前記テープを貼着する。次いで
、当該貼着したテープに転写装置の転写ローラを押し付
けて転動させ、当該テープに前記車体番号、形式番号を
写し取る。
【0006】
【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。図1乃至図3は、本発明に係る拓本取り装置
の概要を示し、車体1はコンベア2に載置されて搬送さ
れ、当該コンベア2の一側には拓本取り装置3が配設さ
れている。この拓本取り装置3は、拓本を取るべきテー
プを一定の長さに切り取って供給するテープ供給装置4
と、朱肉を供給する朱肉供給装置5と、ロボット6等に
より構成されている。
【0007】ロボット6は、ロボットハンド7を備え、
このロボットハンド7は、朱肉供給装置5から朱肉を取
り込んで車体に刻設された車体番号、形式番号の箇所1
aに塗り付ける朱肉塗布装置8(図11)、テープ供給
装置4から切り取ったテープを取り朱肉を塗り付けた箇
所に仮押えするテープ把持装置9(図11)、当該テー
プを車体番号、形式番号に押し付けて転写する転写装置
10(図11)等を備えている。そして、テープ供給装
置4、朱肉供給装置5は、基台11に配設され、ロボッ
ト6は、基台12に配設されている。
【0008】先ず、テープ供給装置4について説明する
。テープ供給装置4は、図4乃至図6に示すように基台
11上の一側に長手方向に沿って配設されており、テー
プカートリッジ20、当該テープカートリッジ20を移
動させるシリンダ21、カッタ機構22、切り取られた
テープを一時保持するテープ保持台23、当該テープ保
持台23を移動させるシリンダ24(図6)等により構
成されている。テープカートリッジ20は、テープ26
が巻回されたリールを回転可能に支持する支軸20a(
図6)と、引き出されたテープ26をガイドするガイド
ローラ20bと、引き出されたテープ26の端末26a
を貼着させて支持する支持部20cとにより構成されて
いる。
【0009】支軸20aには複数例えば、5本のリール
が並んで軸支されており、図6に示すように各リールに
巻回されているテープ26の端末26aは、引き出され
てガイドローラ20bの下側を通過し、支持部20cの
上面に貼着されている。テープカートリッジ20には、
上述のようにして予めテープ26が装備される。このテ
ープカートリッジ20は、載置台27に載置され、且つ
両側に穿設された孔に当該載置台27の所定位置に植設
されたピン28、28を介して着脱可能に装着される。 この載置台27には例えば、2個のテープカートリッジ
20が載置される。これにより長時間に亘りテープが供
給可能とされる。
【0010】載置台27は、基台11上に配設されたレ
ール30、30上に摺動可能に載置されている。また、
シリンダ21は、基台11上にレール30に沿って配設
されており、ロッド21aの先端は載置台27の下面に
設けられたブラケットに固定されて当該載置台27を所
定のストロークづつ移動させるようになっている。即ち
、シリンダ21は、後述するカッタ機構22の下方にテ
ープ26を移動させ、当該テープが空になると、載置台
27を所定のストローク移動させて次のテープ26をカ
ッタ機構22の下方に移動させて供給する。かかる操作
を順次繰り返して行なう。
【0011】カッタ機構22は、図4乃至図6に示すよ
うに基台11の一側略中央に立設された支柱33の上端
に基端が固定され当該基台11を架橋して水平に設けら
れたアーム34に配設されている。アーム34の先端一
側にはシリンダ35が垂直に配設されており、当該シリ
ンダ35のロッドの先端にはカッタホルダ36を介して
カッタ37(図4)が垂直に取り付けられている。そし
て、カッタホルダ36は、両端が夫々LMガイド38を
介して垂直に摺動可能に支持されており、シリンダ35
の伸縮に伴い上下動する。
【0012】アーム34の他側には長手方向に沿って水
平に配設されたLMガイド40(図6)を介して支持板
41が水平に摺動可能に取り付けられており、当該支持
板41の中央にはシリンダ42が垂直に配設されている
。そして、このシリンダ42のロッドの先端にはブラケ
ット43(図4)を介してシリンダ44のシリンダヘッ
ドが水平に固定されている。このブラケット43は、両
端が夫々LMガイド45を介して垂直に摺動可能に支持
されており、シリンダ42の伸縮に応じて上下動する。
【0013】シリンダ44のロッドの先端にはブラケッ
ト46(図4)が固定されており、当該ブラケット46
にはクランプシリンダ47が垂直に配設されている。そ
して、このクランプシリンダ47の上下両側のロッド4
7a、47bの各先端には夫々L形のクリッパ48、4
9の各基端が固定されている。クランプシリンダ47は
、上下のロッド47a、47bが同時に且つ対称に伸縮
し、これに伴いクリッパ48、49の対抗する各先端が
後述するようにテープ26の端末26aを挟み、又は当
該端末26aから離れる。
【0014】ブラケット46には図6に示すように水平
にアーム50が固定されており、当該アーム50には3
本のテープ押え用のプッシュロッド51〜53が、幅方
向にカッタ37と共に横一線に並んで垂設され、且つ軸
方向に摺動可能に支持されている。そして、プッシュロ
ッド51、52は、カッタ37の両側近傍に、プッシュ
ロッド53は、プッシュロッド52から所定の間隔即ち
、車体の刻印箇所1aの横幅と略同じ間隔離隔して配設
されており、一側のプッシュロッド51は、テープカッ
トリッジ20の支持部20cと対抗可能とされている。 また、プッシュロッド51〜53とブラケット50との
間には緩衝用のスプリング54(1本のみ図示)が縮設
されている。これらのプッシュロッド51〜53は、ス
プリング54のばね力により図示のように下方に押し下
げられている。
【0015】アーム34の上面にはシリンダ55(図5
、図6)が水平に、且つ当該アーム34の長手方向に沿
って配設されており、当該シリンダ55のロッドの先端
にはブラケット56を介して前記支持板41の上端が固
定されている。また、このアーム34の上面には基端及
び先端の所定位置にストッパ57、57’が固定されて
おり、ブラケット56の停止位置を規制している。シリ
ンダ55は、ブラケット56がストッパ57又は57’
に当接する位置まで移動させ、支持板41を水平に基端
又は先端位置に移動させる。
【0016】テープ保持台23は、図5及び図6に示す
ように基台11上の他側即ち、テープカートリッジ20
と反対側に長手方向に沿って敷設されたレール58、5
8上に摺動可能に配設されており、当該その幅方向の両
端には切り取られたテープ26の両端を一時貼着させて
保持するための支柱59、59が長手方向に沿って一定
の間隔で多数立設されている。これらの支柱59、59
は、カッタ機構22のプッシュロッド52、53と対抗
可能に立設されている。また、カッタ37は、テープカ
ートリッジ20のテープ支持部20cと一方の支柱59
との間を垂下してテープ26をカットする。基台11の
レール58、58の間にはシリンダ24が長手方向に沿
って配設されており、ロッドの先端はテープ保持台23
の下面に固定されている。そして、シリンダ24は、テ
ープ支持台23を所定のストロークづつ移動させる。
【0017】次に、朱肉供給装置5について説明する。 図7及び図8において、朱肉供給装置5は、基台11上
に敷設されたレール60、60上に底板60が摺動可能
に載置されており、当該底板61の中央に長手方向に沿
って敷設されたレール62上に長方形状の朱肉ケース6
3が摺動可能に載置されている。底板61の一側にはブ
ラケット64を介してシリンダ65が長手方向に沿って
且つ水平に配設されており、当該シリンダ65のロッド
65aの先端は、ブラケット66を介して朱肉63の先
端に固定されている。これにより、朱肉ケース63はシ
リンダ65の伸縮に伴い矢印方向に実線で示す位置(前
進位置)から2点鎖線で示す位置(後退位置)まで摺動
可能とされる。
【0018】朱肉ケース63は、図9に示すように両側
壁が二重構造とされ、内側の側壁63b、63bは、外
側の側壁63a、63aよりも低く設定されている。そ
して、この内側の側壁63b、63bの中に朱肉67が
一杯に充填されている。このように側壁を二重にして外
側の側壁63aを内側の側壁63bよりも高くして、朱
肉が朱肉ケース63の外部に溢れることを防止している
【0019】底板61の朱肉ケース63の後退位置近傍
には、当該底板61を架橋するローラ支持部68が配設
されており、当該支持部67の両側壁下端は底板61の
両側面に固定されている。このローラ支持部68には図
9に示すように朱肉ケース63の幅方向にブラケット6
9を介してならしローラ70が転動可能に軸支されてい
る。このならしローラ70は、朱肉ケース63の内側の
側壁63b、63bの間隔よりも僅かに短く設定されて
おり、且つその表面の下限位置はこれらの側壁63b、
63bの上端よりも僅かに下方に位置する(図10)よ
うに支持されている。このならしローラ70は、朱肉ケ
ース63内の朱肉67の表面を平らにするためのもので
ある。
【0020】基台11には図8に示すように底板61の
下方に、長手方向に沿って水平にシリンダ71が配設さ
れており、ロッドの先端はブラケット72を介して底板
61の一端に固定されている。シリンダ71は、底板6
1全体を図8の実線で示す位置から図中左方向に移動(
後退)させ、当該位置において朱肉ケース63への朱肉
の補充を可能とする。
【0021】次に、ロボットハンド7について説明する
。ロボットハンド7は、図11乃至図13に示すように
朱肉供給装置5から朱肉67を取り込んで車体に刻設さ
れた車体番号、形式番号の刻印箇所1aに塗り付ける朱
肉塗布装置8、テープ供給装置4から切り取ったテープ
26を取り朱肉を塗り付けた箇所に仮押えするテープ把
持装置9、当該テープを車体番号、形式番号の刻印箇所
1aに押し付けて転写する転写装置10等を備えている
【0022】ロボットハンド7の本体80には図11に
示すように一側に臨んで朱肉塗布装置8のシリンダ81
が水平に配設されており、当該シリンダ81のロッドに
はブラケット82が取り付けられている。このブラケッ
ト82の前面両側には2本のガイドロッド83、83が
水平且つ平行に固定されており、これらのガイドローラ
83、83にはブラケット84が水平に摺動可能に装着
され、ブラケット82と83との間には緩衝用のスプリ
ング85、85が縮設されている。
【0023】ブラケット83の先端にはガイドローラ8
6が軸支されており、更に当該ブラケット83の先端に
固定されたアーム87には朱肉ローラ88、89が軸支
されている。ガイドローラ86は、シリンダ81の伸長
時にボディの刻印箇所1aの上部1bに当接して朱肉ロ
ーラ88、89を良好に刻印箇所1aに当接させて転動
可能とするためのものである。また、2個の朱肉ローラ
88、89は、朱肉供給装置5から朱肉67をその表面
に塗り取り、刻印箇所1aに塗布するためのものである
【0024】転写装置10のシリンダ90は、本体80
にシリンダ81と並んで、且つ他側に臨んで水平に配設
されており、当該シリンダ90のロッドにはブラケット
91が取り付けられている。このブラケット91の前面
両側には2本のガイドロッド92、92が水平且つ平行
に固定されており、これらのガイドローラ92、92に
はブラケット93が水平に摺動可能に装着され、ブラケ
ット91と93との間には緩衝用のスプリング94、9
4が縮設されている。
【0025】ブラケット93の先端にはガイドローラ9
5が軸支されており、更に当該ブラケット93の先端に
固定されたアーム96の先端には転写ローラ97が軸支
されている。ガイドローラ95は、シリンダ90の伸長
時にボディの刻印箇所1aの上部1bに当接して、転写
ローラ97が刻印箇所1aに貼着されたテープを良好に
押圧して転写し得るようにするためのものである。
【0026】テープ把持装置9は、図11及び図12に
示すように本体80の前端に装着されており、本体80
の前端に前方に水平に突出して固定された支持機構10
0の上部には左右方向に2本のガイドロッド101、1
01が水平且つ平行に支持されている。シリンダ102
、103は、ガイドロッド101、101の左右両端に
夫々固定されており、これらのガイドロッド101、1
01にはスライダ104、105が摺動可能に支持され
ている。そして、シリンダ102、103の各ロッドの
先端は、対応するスライダ104、105に固定されて
いる。
【0027】スライダ104,105の前端にはテープ
を把持するための把持機構110、111(図11)が
配設されている。左側の把持機構110は、図13に示
すように構成されており、シリンダ112は、スライダ
104に水平に且つ前方に臨んで配設され、シリンダ1
12のロッド先端に設けられたブラケット113の下面
にはテープ把持用のクリッパ114が固定されている。 一方、スライダ104の前端にはクリッパ114と対応
してクリッパ115が固定されている。ブラケット11
3は、スライダ104の下部に設けられたLMガイド1
16により前後方向に水平に摺動可能に支持されている
。そして、クリッパ114は、シリンダ112の伸長時
にクリッパ115に当接し、これら両者の先端でテープ
26’を把持する。右側の把持機構111も上記左側の
把持機構110と同様に構成されている。
【0028】更に、左右の把持機構110、111との
間には車体の刻印箇所1aにテープの上縁を押し付ける
ためのテープ押付機構120(図11)が配設されてい
る。このテープ押付機構120は、図13に示すように
構成され、支持機構100の下面中央に前方且つやや斜
め下方に臨んで配設されたシリンダ121のロッド先端
にはブラケット122が取り付けられている。
【0029】このブラケット122にはガイドロッド1
23が前方やや斜め下方に臨んで設けられており、先端
にはブラケット124を介して押え爪125が固定され
ている。またブラケット122と124との間には緩衝
用のスプリング126が縮設されている。押え爪125
は、シリンダ121の伸長時に前進して刻印箇所1aの
上縁にテープの上縁押し付けて貼着させる。
【0030】そして、上述したテープ供給装置4、朱肉
供給装置5、ロボット6は、図示しない制御装置により
制御される。以下に作用を説明する。図4に示すように
シリンダ21は、載置台27を駆動してテープカートリ
ッジ20の最初のテープ26をカッタ機構22のカッタ
37の下方位置に移動させ、当該位置に停止する。この
シリンダ20は、当該位置に最初のテープ26が無くな
るまで停止している。この状態においては図6に示すよ
うにテープ26の端末26aはテープカートリッジ20
の支持部20cの上面に貼着されて支持されている。
【0031】図4においてシリンダ42が伸長し支持板
41を図示の位置に下降させた後、シリンダ44が伸長
してクランプシリンダ47をテープ26の位置まで送り
出す。このときクリッパ48、49は開いており、クリ
ッパ48は、図6に示すガイドローラ20bと支持部2
0cとの間に引き出されたテープ26の端末26aの上
方に、クリッパ49は、下方に僅かな間隔を存して位置
している。次に、クランプシリンダ47が短縮してクリ
ッパ48、49の各先端によりテープ26の端末26a
を把持する。
【0032】次に、シリンダ42が短縮し、クランプシ
リンダ47を上動させると、クリッパ48、49は、テ
ープ26の端末26aを把持したまま上動して支持部2
0cから引き剥がす。次いで、シリンダ55(図6)が
短縮して支持板41を図中右方に移動させると、クリッ
パ48、49がリールからテープ26を引き出す。シリ
ンダ55は、ブラケット56(図5)がストッパ57に
当接すると当該位置に停止する。
【0033】次に、シリンダ42(図4、図6)が伸長
してクランプシリンダ47を下降させ、引き出したテー
プ26の端末26aをテープ支持台23の支柱59、5
9の各上面に貼着させる。このときクリッパ48、49
は、テープ支持台23の支柱59と基台11の支柱33
との間に、且つ支柱59の上端位置よりも僅かに下方位
置まで下降する。勿論、テープ26の端末26aは、テ
ープカートリッジ20の支持部20cの上面にも貼着す
る。これによりテープ26の端末26aがリールから一
定の長さに亘り引き出される。
【0034】次に、図4に示すシリンダ35が伸長して
カッタ37、プッシュロッド51〜53を下降させる。 プッシュロッド51〜53は、カッタ37がテープ26
の端末26aに達する前に対抗するテープカートリッジ
20の支持部20c、テープ支持台23の支柱59、5
9にテープ26の引き出された端末26aを押し付けて
把持する。シリンダ35が更に伸長すると、プッシュロ
ッド51〜53は、緩衝用スプリング54により押圧状
態を保持しながらカッタ37のストローク分だけ逃げ、
一方、カッタ37は、支持部20cと支柱59との間に
垂下してこれらの間のテープ26をカットする。即ち、
3本のプッシュロッド51〜53により3箇所でテープ
26を押えた状態でカッタ37によりカットする。これ
によりカッタ37は、テープ26を極めて良好にカット
することができる。
【0035】次いで、クランプシリンダ47が作動して
クリッパ48、49を開き、テープ26の端末26aを
離し、シリンダ44(図4)が短縮してクリッパ484
、49を後退させた後、シリンダ42が短縮してクラン
プシリンダ47を上昇させる。続いて、シリンダ55が
伸長してクリッパ48、49を図5に示す次のテープ2
6の端末把持位置に待機する。そして、シリンダ55は
、ブラケット56がストッパ57’に当接した位置に停
止する。
【0036】シリンダ35は、テープ26をカットした
後短縮してカッタ37、プッシュロッド51〜53を上
動させてテープ26及び切り離したテープ26’から離
隔させる。そして、切り離された端末テープ26’は、
テープ支持台23の支柱59、59の上面に貼着支持さ
れる。また、テープカートリッジ20側のテープ26は
、新たな端末26aが支持部20cの上面に貼着されて
保持され、次の切り出しに対処される。
【0037】かかる動作が繰り返して行なわれ、テープ
カートリッジ20のテープ26が一定の長さに引き出さ
れて切り離され、テープ支持台23の支柱59、59間
に貼着されて保持される。シリンダ24(図6)は、テ
ープ26のカットと同期してテープ支持台23を移動さ
せて前記カットされたテープを順次支柱59、59に貼
着させ、ロボット6(図1)の方向に送り出す。
【0038】次に、図7乃至図10において朱肉供給装
置5は、朱肉ケース63内に朱肉67が充填されており
、シリンダ65の伸縮に伴い朱肉ケース63が底板61
上を図中左右に移動し、朱肉ローラ70によりその表面
が平らにならされる。シリンダ71は、伸長しており、
朱肉ケース63は、押し出されてロボット6による朱肉
の取り出しが可能とされている。
【0039】図11及び図13においてロボット6は、
ロボットハンド7のテープ把持装置9のシリンダ112
(図13)を短縮させてクリッパ114を後退させ、当
該ロボットハンド7をテープ支持台23の支柱59、5
9間に貼着保持されているテープ26’の位置に移動さ
せ、シリンダ112を伸長させてクリッパ114と11
5とにより当該テープ26’の一端を把持する。右側の
把持機構111も同様に作動して当該テープ26’の他
端を把持する。そして、左右両側の把持機構110、1
11によりテープ26’の両端を把持してテープ支持台
23から当該テープ26’を取り出す。
【0040】ロボットハンド7は、テープ26’を取り
出した後、左右のシリンダ102、103が短縮して左
右の把持機構110、111を左右に開く。これに伴い
把持されたテープ26’は、両端が左右に軽く引っ張ら
れ、弛みが除去されて、把持機構110、111間に張
った状態で保持される。ロボットハンド7は、テープ2
6’を取り出した後テープ支持台23から朱肉塗布装置
8に移動して朱肉供給装置5(図7)の朱肉ケース63
の朱肉67に朱肉ローラ88、89(図11)を押し付
け、且つ当該朱肉ケース63の長手方向に沿って転動さ
せ、これらの朱肉ローラ88、89の表面に朱肉を十分
、且つ均等に塗布させる。次いで、ロボットハンド7は
、この朱肉供給装置5から離れて車両1(図1)の方向
に移動する。
【0041】一方、朱肉供給装置5は、シリンダ65が
図7の状態から短縮し再び伸長して朱肉ケース63を1
往復させ、ローラ70により前記朱肉ローラ88、89
の朱肉取り出し時に凹んだ表面を平らにならす。これに
より、朱肉供給装置5は、朱肉ローラ88、89により
朱肉を取り出される毎に表面を平らにして次の朱肉取り
出しに臨む。
【0042】ロボットハンド7は、車両1の刻印箇所1
a(図1、図3)に近づき、先ず、朱肉塗布装置8を刻
印箇所1aに臨ませてシリンダ81(図11)を伸長さ
せ、ガイドローラ86を当該刻印箇所1aの上部1b(
図11〜図13)に当接させると共に朱肉ローラ88、
89を刻印箇所1aの一側に押し付け、そのまま他側に
向けて平行移動させ、車体番号、形式番号等に朱肉を塗
布する。このとき朱肉ローラ88、89は、スプリング
85により刻印箇所1aに良好に圧接され、朱肉を十分
に且つ均等に塗布することができる。
【0043】ロボットハンド7は、朱肉の塗布終了後、
刻印箇所1aから朱肉塗布装置8を離隔させると共に図
13に示すように当該刻印箇所1aにテープ把持装置9
を臨ませ、左右の把持機構110、111に把持したテ
ープ26’を刻印箇所1aに僅かのギャップで対抗させ
る。次に、テープ押付機構120(図11)のシリンダ
121(図13)が伸長して押え爪125を送り出し、
テープ26’の上縁を刻印箇所1aの上縁に押し付けて
貼着させる。
【0044】次に、ロボットハンド7は、把持機構11
0のシリンダ112(図13)を短縮させてクリッパ1
14を後退させ、テープ26’を離すと共にシリンダ1
02(図11)を短縮させてクリッパ115をテープ2
6’の一端から離隔させる。把持機構111についても
把持機構110と同様である。このようにしてテープ2
6’の両端から左右の把持機構110、111を離させ
た後、テープ押付機構120のシリンダ121を短縮さ
せて押え爪125を後退させテープ26’から離隔させ
る。これによりテープ26’は、朱肉が塗布された刻印
箇所1aの上縁に貼着される。
【0045】ロボットハンド7は、刻印箇所1aへのテ
ープ26’の貼着後、テープ把持装置9に代えて転写装
置10(図11)を刻印箇所1aに臨ませ、シリンダ9
0を伸長させてガイドローラ95を刻印箇所1aの上部
1bに当接させると共に転写ローラ97を前記テープ2
6’の一端に圧接させ、そのまま他端まで平行移動させ
る。転写ローラ97は、テープ26’上を転動する際に
当該テープ26’に前記朱肉が塗布された車体番号、形
式番号等を転写させる。そして、ロボットハンド7は、
転写後、転写装置10を刻印箇所1aから離隔させて次
の拓本取り作業に移行する。
【0046】この後、作業者が車体1の刻印箇所1aか
ら前記テープ26’の一端を摘んで引き剥がす。この引
き剥がされたテープ26’には車体番号、形式番号が転
写されており拓本とされる。作業者は、この引き剥がし
たテープ26’を所定の検査票に貼着する。このように
して車体1に刻印された車体番号、形式番号等の拓本取
り作業が終了する。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ロ
ボットハンドに、車体の車体番号と形式番号とが刻設さ
れた箇所に朱肉が塗布された朱肉ローラを当接させ且つ
転動させて朱肉を塗布する朱肉塗布装置と、一定長さに
切断された拓本取りテープの両端を把持して前記車体の
朱肉が塗布された箇所に当該テープを貼着するテープ把
持装置と、前記貼着されたテープに転写用ローラを押し
付けて転動させ前記刻設された車体番号と形式番号とを
前記テープに写し取る転写装置とを設けたことにより、
車体に刻設れた車体番号、形式番号等の拓本取り作業の
能率向上を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車体番号拓本取り装置の一実施例
を示す平面図である。
【図2】図1の車体番号拓本取り装置の側面図である。
【図3】図1の車体番号拓本取り装置の正面図である。
【図4】図1のテープ供給装置の側面図である。
【図5】図4のテープ供給装置の平面図である。
【図6】図4のテープ供給装置の正面図である。
【図7】図1の朱肉供給装置の平面図である。
【図8】図7の朱肉供給装置の側面図である。
【図9】図7の朱肉供給装置の矢線IX−IXに沿う断
面図である。
【図10】図8の要部切欠図である。
【図11】図1のロボットハンドの一部切欠平面図であ
る。
【図12】図11のロボットハンドの背面図である。
【図13】図11のロボットハンドの一部断面側面図で
ある。
【符号の説明】
1  車体 2  コンベア 3  拓本取り装置 4  テープ供給装置 5  朱肉供給装置 6  ロボット 7  ロボットハンド 8  朱肉塗布装置 9  テープ把持装置 10  転写装置 11、12  基台 20  テープカートリッジ 22  カッタ機構 23  テープ保持台 26  テープ 37  カッタ 48、49、114、115  クリッパ51〜53 
 プッシュロッド 59  支柱 63  朱肉ケース 67  朱肉 70  ならしローラ 86、95  ガイドローラ 88、89  朱肉ローラ 97  転写ローラ 110、111  把持機構 120  テープ押付機構 125  押え爪

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ロボットハンドに、車体の車体番号と
    形式番号とが刻設された箇所に朱肉が塗布された朱肉ロ
    ーラを当接させ且つ転動させて朱肉を塗布する朱肉塗布
    装置と、一定長さに切断された拓本取りテープの両端を
    把持して前記車体の朱肉が塗布された箇所に当該テープ
    を貼着するテープ把持装置と、前記貼着されたテープに
    転写用ローラを押し付けて転動させ前記刻設された車体
    番号と形式番号とを前記テープに写し取る転写装置とを
    設けたことを特徴とする車体番号拓本取り装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109013167A (zh) * 2018-08-20 2018-12-18 河南科技大学 一种圆形插座的自动涂色带装置
CN113619270A (zh) * 2021-07-07 2021-11-09 上海发那科机器人有限公司 一种车辆识别码的自动拓印装置
CN113619304A (zh) * 2021-07-07 2021-11-09 上海发那科机器人有限公司 一种车辆识别代码的机器人随动拓印***及方法

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