JPH04272685A - シ−ズヒ−タ - Google Patents
シ−ズヒ−タInfo
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- JPH04272685A JPH04272685A JP3053256A JP5325691A JPH04272685A JP H04272685 A JPH04272685 A JP H04272685A JP 3053256 A JP3053256 A JP 3053256A JP 5325691 A JP5325691 A JP 5325691A JP H04272685 A JPH04272685 A JP H04272685A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B3/00—Ohmic-resistance heating
- H05B3/40—Heating elements having the shape of rods or tubes
- H05B3/42—Heating elements having the shape of rods or tubes non-flexible
- H05B3/48—Heating elements having the shape of rods or tubes non-flexible heating conductor embedded in insulating material
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B3/00—Ohmic-resistance heating
- H05B3/40—Heating elements having the shape of rods or tubes
- H05B3/42—Heating elements having the shape of rods or tubes non-flexible
- H05B3/46—Heating elements having the shape of rods or tubes non-flexible heating conductor mounted on insulating base
Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に高温で使用するシ
−ズヒ−タの改良に関するものである。
−ズヒ−タの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のシ−ズヒ−タやカ−トリッジ型ヒ
−タの外被パイプは、ステンレス系の金属パイプが使用
されている。このため、シ−ズヒ−タを600℃以上の
高温で使用した場合に、マグネシア等の耐熱絶縁物はそ
の温度の上昇に従って漏洩電流が増加し、金属パイプと
内部コイルとの間に漏洩電流が流れると、ブレ−カが切
れてしまうというトラブルを生じることがあった。この
場合、複数本のシ−ズヒ−タを同時に加熱させて使用す
ると度々ブレ−カが切れてしまうため、加熱作業を能率
的に行うことができないという問題点を有していた。
−タの外被パイプは、ステンレス系の金属パイプが使用
されている。このため、シ−ズヒ−タを600℃以上の
高温で使用した場合に、マグネシア等の耐熱絶縁物はそ
の温度の上昇に従って漏洩電流が増加し、金属パイプと
内部コイルとの間に漏洩電流が流れると、ブレ−カが切
れてしまうというトラブルを生じることがあった。この
場合、複数本のシ−ズヒ−タを同時に加熱させて使用す
ると度々ブレ−カが切れてしまうため、加熱作業を能率
的に行うことができないという問題点を有していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のシ−ズヒ−タは
、図5、6に示すようにステンレス系の金属からなる金
属パイプ31の底面に底板部32を固着し、さらに、金
属パイプ31の中心部分にコアガイシ33を収容し、こ
のコアガイシ33の内部に設けた小孔内に、対をなすリ
−ドピン34を夫々挿通し、このコアガイシ33の周囲
には発熱用の内部コイル35を巻回させた後、コアガイ
シ33と金属パイプ31との間の空間部分に、耐熱性の
絶縁物37を充填させることによってシ−ズヒ−タ30
を形成していた。
、図5、6に示すようにステンレス系の金属からなる金
属パイプ31の底面に底板部32を固着し、さらに、金
属パイプ31の中心部分にコアガイシ33を収容し、こ
のコアガイシ33の内部に設けた小孔内に、対をなすリ
−ドピン34を夫々挿通し、このコアガイシ33の周囲
には発熱用の内部コイル35を巻回させた後、コアガイ
シ33と金属パイプ31との間の空間部分に、耐熱性の
絶縁物37を充填させることによってシ−ズヒ−タ30
を形成していた。
【0004】而して、シ−ズヒ−タ30を600℃以上
の高温で使用する場合、高温になるに従い、シ−ズヒ−
タ内の絶縁物の絶縁性能が低下するため、漏洩電流は温
度の上昇に従って増大する。その結果、金属パイプ31
と内部コイル35との間に漏洩電流が流れて、シ−ズヒ
−タと電源との間に介在させたブレ−カ(図示せず)が
切れてしまって加熱作業が中断してしまい、該作業を能
率的に行うことができない反面、加熱作業中の作業員は
漏洩電流の大きな欠陥シ−ズヒ−タを見つけ、該ヒ−タ
を除去して別のヒ−タと交換させた後、ブレ−カを再投
入させる必要が生じるという手間がかかる欠点を有して
いた。
の高温で使用する場合、高温になるに従い、シ−ズヒ−
タ内の絶縁物の絶縁性能が低下するため、漏洩電流は温
度の上昇に従って増大する。その結果、金属パイプ31
と内部コイル35との間に漏洩電流が流れて、シ−ズヒ
−タと電源との間に介在させたブレ−カ(図示せず)が
切れてしまって加熱作業が中断してしまい、該作業を能
率的に行うことができない反面、加熱作業中の作業員は
漏洩電流の大きな欠陥シ−ズヒ−タを見つけ、該ヒ−タ
を除去して別のヒ−タと交換させた後、ブレ−カを再投
入させる必要が生じるという手間がかかる欠点を有して
いた。
【0005】本発明はシ−ズヒ−タを使用する場合に、
金属パイプと内部コイルとの間の漏洩電流を少なくし、
該シ−ズヒ−タを高温で使用することができるようにす
ることを目的とするものである。
金属パイプと内部コイルとの間の漏洩電流を少なくし、
該シ−ズヒ−タを高温で使用することができるようにす
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のシ−ズヒ−タにおいて金属パイプの一端に
底板部を固着させると共に金属パイプ及び底板部の内面
に夫々酸化皮膜層を形成し、この金属パイプ内に、リ−
ドピンを装着させたコアガイシの外周面にニクロム線な
どからなる内部発熱線を巻回させると共にリ−ドピンと
内部発熱線を接続させてなる発熱素子を組み込み、該金
属パイプと内部発熱線との間の間隙内に、マグネシアま
たはその他の耐熱絶縁物を充填させるものである。
に、本発明のシ−ズヒ−タにおいて金属パイプの一端に
底板部を固着させると共に金属パイプ及び底板部の内面
に夫々酸化皮膜層を形成し、この金属パイプ内に、リ−
ドピンを装着させたコアガイシの外周面にニクロム線な
どからなる内部発熱線を巻回させると共にリ−ドピンと
内部発熱線を接続させてなる発熱素子を組み込み、該金
属パイプと内部発熱線との間の間隙内に、マグネシアま
たはその他の耐熱絶縁物を充填させるものである。
【0007】また、内面に酸化皮膜層を形成した金属パ
イプ内に、ニクロム線などからなる巻回した内部発熱線
を収容し、該内部発熱線の両端に接続したリ−ドピンを
金属パイプの両端から突出させ、金属パイプと内部発熱
線との間の間隙内に、マグネシアまたはその他の耐熱絶
縁物を充填させたものである。
イプ内に、ニクロム線などからなる巻回した内部発熱線
を収容し、該内部発熱線の両端に接続したリ−ドピンを
金属パイプの両端から突出させ、金属パイプと内部発熱
線との間の間隙内に、マグネシアまたはその他の耐熱絶
縁物を充填させたものである。
【0008】
【作用】シ−ズヒ−タを組み立てる金属パイプの内面に
、高温での絶縁性能が良好な酸化皮膜層を形成してある
ため、600℃以上の高温でシ−ズヒ−タを使用しても
、内部発熱線と金属パイプとの間に発生する漏洩電流は
僅かに抑えられる。
、高温での絶縁性能が良好な酸化皮膜層を形成してある
ため、600℃以上の高温でシ−ズヒ−タを使用しても
、内部発熱線と金属パイプとの間に発生する漏洩電流は
僅かに抑えられる。
【0009】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1、2に基づいて
説明すると、まず、ステンレス、鉄、その他の特殊耐熱
鋼材などからなる外被用の金属パイプ1の一端に、同じ
くステンレス、鉄、その他の特殊耐熱鋼材などからなる
底板部2を固着して有底状に形成し、この金属パイプ1
及び底板部2の内面に夫々に酸化皮膜層3、3aを形成
させてある。さらに、金属パイプ1の中心部分には、マ
グネシア等を固型化させて形成したコアガイシ5を収容
し、このコアガイシ5の内部長手方向に形成した小孔6
の内に、対をなすリ−ドピン7を夫々挿入させると共に
、このコアガイシ5の外周にはニクロム線からなる内部
発熱線8を巻回し、且つ、内部発熱線8およびリ−ドピ
ン7の端部を適宜電気的に接続させて発熱素子9を形成
してある。さらにまた、コアガイシ5と金属パイプ1及
び底板部2との間の間隙内には、マグネシアなどの耐熱
絶縁物10を充填させることによりシ−ズヒ−タ12を
形成してある。
説明すると、まず、ステンレス、鉄、その他の特殊耐熱
鋼材などからなる外被用の金属パイプ1の一端に、同じ
くステンレス、鉄、その他の特殊耐熱鋼材などからなる
底板部2を固着して有底状に形成し、この金属パイプ1
及び底板部2の内面に夫々に酸化皮膜層3、3aを形成
させてある。さらに、金属パイプ1の中心部分には、マ
グネシア等を固型化させて形成したコアガイシ5を収容
し、このコアガイシ5の内部長手方向に形成した小孔6
の内に、対をなすリ−ドピン7を夫々挿入させると共に
、このコアガイシ5の外周にはニクロム線からなる内部
発熱線8を巻回し、且つ、内部発熱線8およびリ−ドピ
ン7の端部を適宜電気的に接続させて発熱素子9を形成
してある。さらにまた、コアガイシ5と金属パイプ1及
び底板部2との間の間隙内には、マグネシアなどの耐熱
絶縁物10を充填させることによりシ−ズヒ−タ12を
形成してある。
【0010】第2の実施例を図3、4に基づいて説明す
ると、ステンレス、鉄、その他の特殊耐熱鋼材などから
なる外被用の金属パイプ21の内面に夫々に酸化皮膜層
23を形成させてある。さらに、金属パイプ21の内部
にはニクロム線からなり、巻回させた内部発熱線28を
収容し、この内部発熱線28の両端に接続したリ−ドピ
ン27を金属パイプ21の両端から引き出し、該金属パ
イプ21と内部発熱線28との間の空間内に、マグネシ
アなどの耐熱絶縁物29を充填させることによりシ−ズ
ヒ−タ12aを形成してある。
ると、ステンレス、鉄、その他の特殊耐熱鋼材などから
なる外被用の金属パイプ21の内面に夫々に酸化皮膜層
23を形成させてある。さらに、金属パイプ21の内部
にはニクロム線からなり、巻回させた内部発熱線28を
収容し、この内部発熱線28の両端に接続したリ−ドピ
ン27を金属パイプ21の両端から引き出し、該金属パ
イプ21と内部発熱線28との間の空間内に、マグネシ
アなどの耐熱絶縁物29を充填させることによりシ−ズ
ヒ−タ12aを形成してある。
【0011】金属パイプの内面に酸化皮膜層を形成する
には、いくつかの方法があるが、その一つは、金属パイ
プ1、21を空気中または酸素を含む雰囲気の条件下に
おいて、電気炉などによって800〜1300℃の高温
で5分間〜10数時間焼成する。それによって、金属パ
イプ1内を黒化させて金属パイプ1、21の内面に酸化
皮膜層3及び3a、23を形成する。この場合、空気中
または酸素を含む雰囲気中において、電気炉等によって
やや低い800℃位の温度では10数時間の焼成を行う
必要がある。また、空気中または酸素を含む雰囲気中に
おける電気炉などによって、1300℃位の高温で約5
〜10分位焼成することにより金属パイプ1、21の内
面に酸化皮膜層3及び3a、23を形成することができ
る。
には、いくつかの方法があるが、その一つは、金属パイ
プ1、21を空気中または酸素を含む雰囲気の条件下に
おいて、電気炉などによって800〜1300℃の高温
で5分間〜10数時間焼成する。それによって、金属パ
イプ1内を黒化させて金属パイプ1、21の内面に酸化
皮膜層3及び3a、23を形成する。この場合、空気中
または酸素を含む雰囲気中において、電気炉等によって
やや低い800℃位の温度では10数時間の焼成を行う
必要がある。また、空気中または酸素を含む雰囲気中に
おける電気炉などによって、1300℃位の高温で約5
〜10分位焼成することにより金属パイプ1、21の内
面に酸化皮膜層3及び3a、23を形成することができ
る。
【0012】つぎに、金属パイプの内面に酸化皮膜層を
形成する他の方法の一つは、金属パイプ1、21の内面
を公知の酸化剤などの化学薬品を用いて酸化させ、それ
によって該金属パイプ1、21の内面に酸化被膜層3及
び3a、23を形成することも可能である。
形成する他の方法の一つは、金属パイプ1、21の内面
を公知の酸化剤などの化学薬品を用いて酸化させ、それ
によって該金属パイプ1、21の内面に酸化被膜層3及
び3a、23を形成することも可能である。
【0013】以下、本実施例の作用について説明すると
、図1、図3に示したシ−ズヒ−タ12、12aを60
0℃以上の高温で使用する場合、高温になるに従って耐
熱絶縁物10、29の絶縁性能が低下する為、漏洩電流
が温度の上昇に従って増大する。この場合、金属パイプ
1、21の内面に酸化皮膜層3及び3a、23を有して
いると、発熱素子9をなす内部発熱線8や他の内部発熱
線28と金属パイプ1、21との間に漏洩電流が流れる
のをほとんど防止することができ、シ−ズヒ−タ12、
12aと電源との間に介在させて設けたブレ−カ(図示
せず)が切れることなく、加熱作業を続けて行うことが
できるものである。
、図1、図3に示したシ−ズヒ−タ12、12aを60
0℃以上の高温で使用する場合、高温になるに従って耐
熱絶縁物10、29の絶縁性能が低下する為、漏洩電流
が温度の上昇に従って増大する。この場合、金属パイプ
1、21の内面に酸化皮膜層3及び3a、23を有して
いると、発熱素子9をなす内部発熱線8や他の内部発熱
線28と金属パイプ1、21との間に漏洩電流が流れる
のをほとんど防止することができ、シ−ズヒ−タ12、
12aと電源との間に介在させて設けたブレ−カ(図示
せず)が切れることなく、加熱作業を続けて行うことが
できるものである。
【0014】ここで、酸化皮膜は高温での絶縁性能が良
く、金属パイプ1、21と内部発熱線8、28との間に
介在させることによって絶縁抵抗が上昇するため、内部
発熱線8、28から発生する漏洩電流が減少する。
く、金属パイプ1、21と内部発熱線8、28との間に
介在させることによって絶縁抵抗が上昇するため、内部
発熱線8、28から発生する漏洩電流が減少する。
【0015】次に、内面に酸化皮膜層3、23を設けた
金属パイプ1、21を用いて組立たシ−ズヒ−タ12、
12aと、従来の酸化皮膜層を有していない金属パイプ
30を用いて組立たシ−ズヒ−タ30とを、600℃以
上の高温に加熱して使用する場合、前者の漏洩電流は、
後者の場合の1/2〜1/5位に減少させることができ
、加熱作業を能率的に行うことができた。
金属パイプ1、21を用いて組立たシ−ズヒ−タ12、
12aと、従来の酸化皮膜層を有していない金属パイプ
30を用いて組立たシ−ズヒ−タ30とを、600℃以
上の高温に加熱して使用する場合、前者の漏洩電流は、
後者の場合の1/2〜1/5位に減少させることができ
、加熱作業を能率的に行うことができた。
【0016】なお、金属パイプ1、21の内面に酸化皮
膜層3及び3a、23を形成したことによって漏洩電流
の流れをほぼ防止するという利点は、ステンレス製のパ
イプだけに限らず、鉄、その他の特殊耐熱鋼製のパイプ
でも同様である。
膜層3及び3a、23を形成したことによって漏洩電流
の流れをほぼ防止するという利点は、ステンレス製のパ
イプだけに限らず、鉄、その他の特殊耐熱鋼製のパイプ
でも同様である。
【0017】
【発明の効果】本発明は、金属パイプの内面に高温で絶
縁性能が良好な酸化皮膜層を設けたことにより、600
℃以上の高温でシ−ズヒ−タを使用する場合に、金属パ
イプと内部発熱線との間に発生しやすい漏洩電流を減少
させることによって、ブレ−カがむやみに切れて電気回
路が遮断することが殆どなく、連続して能率的に加熱作
業を行うことができる利点を有するものである。
縁性能が良好な酸化皮膜層を設けたことにより、600
℃以上の高温でシ−ズヒ−タを使用する場合に、金属パ
イプと内部発熱線との間に発生しやすい漏洩電流を減少
させることによって、ブレ−カがむやみに切れて電気回
路が遮断することが殆どなく、連続して能率的に加熱作
業を行うことができる利点を有するものである。
【0018】
【図1】第1のシ−ズヒ−タの縦断正面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】第2のシ−ズヒ−タの縦断正面図である。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】従来のシ−ズヒ−タの縦断断面図である。
【図6】図5のC−C線断面図である。
1、21 金属パイプ
2 底板部3、3a、23
酸化皮膜層 5 コアガイシ7、27
リ−ドピン 8、28 内部発熱線
酸化皮膜層 5 コアガイシ7、27
リ−ドピン 8、28 内部発熱線
Claims (2)
- 【請求項1】 金属パイプの一端に底板部を固着させ
ると共に金属パイプ及び底板部の内面に夫々酸化皮膜層
を形成し、この金属パイプ内に、リ−ドピンを装着させ
たコアガイシの外周面にニクロム線などからなる内部発
熱線を巻回させると共にリ−ドピンと内部発熱線とを接
続させてなる発熱素子を組み込み、該金属パイプと内部
発熱線との間の間隙内に、マグネシアまたはその他の耐
熱絶縁物を充填させることを特徴とするシ−ズヒ−タ。 - 【請求項2】 内面に酸化皮膜層を形成した金属パイ
プ内に、ニクロム線などからなる巻回した内部発熱線を
収容し、該内部発熱線の両端に接続したリ−ドピンを金
属パイプの両端から突出させ、金属パイプと内部発熱線
との間の間隙内に、マグネシアまたはその他の耐熱絶縁
物を充填させることを特徴とするシ−ズヒ−タ。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3053256A JPH04272685A (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | シ−ズヒ−タ |
US07/839,599 US5198641A (en) | 1991-02-26 | 1992-02-21 | Sheathed heater |
TW081101361A TW210420B (ja) | 1991-02-26 | 1992-02-24 | |
KR1019920002848A KR970004827B1 (ko) | 1991-02-26 | 1992-02-25 | 외장 히터 및 그 형성방법 |
DE69210287T DE69210287T2 (de) | 1991-02-26 | 1992-02-26 | Patronenheizkörper |
EP92301640A EP0501788B1 (en) | 1991-02-26 | 1992-02-26 | Sheathed heater |
SG1996007927A SG49226A1 (en) | 1991-02-26 | 1993-06-25 | Sheathed heater |
JP8141177A JPH08321375A (ja) | 1991-02-26 | 1996-05-13 | シーズヒータの製造方法 |
HK27197A HK27197A (en) | 1991-02-26 | 1997-03-06 | Sheathed heater |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3053256A JPH04272685A (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | シ−ズヒ−タ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04272685A true JPH04272685A (ja) | 1992-09-29 |
Family
ID=12937706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3053256A Pending JPH04272685A (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | シ−ズヒ−タ |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5198641A (ja) |
EP (1) | EP0501788B1 (ja) |
JP (1) | JPH04272685A (ja) |
KR (1) | KR970004827B1 (ja) |
DE (1) | DE69210287T2 (ja) |
HK (1) | HK27197A (ja) |
SG (1) | SG49226A1 (ja) |
TW (1) | TW210420B (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0997670A (ja) * | 1992-07-08 | 1997-04-08 | Sakaguchi Dennetsu Kk | シーズヒータ及びその製造方法 |
US6161879A (en) * | 1996-10-10 | 2000-12-19 | Huels Aktiengesellschaft | Two-component connector |
JP2009151923A (ja) * | 2003-11-10 | 2009-07-09 | Panasonic Corp | 集積回路。 |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5401937A (en) * | 1994-01-18 | 1995-03-28 | Sakaguchi Dennetsu Kabushiki Kaisha | Sheathed heater |
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