JPH04271286A - 静電チャック - Google Patents

静電チャック

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Publication number
JPH04271286A
JPH04271286A JP2817891A JP2817891A JPH04271286A JP H04271286 A JPH04271286 A JP H04271286A JP 2817891 A JP2817891 A JP 2817891A JP 2817891 A JP2817891 A JP 2817891A JP H04271286 A JPH04271286 A JP H04271286A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
pressurized gas
electrostatic chuck
wafers
lift pins
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2817891A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Iizuka
飯塚 勝彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2817891A priority Critical patent/JPH04271286A/ja
Publication of JPH04271286A publication Critical patent/JPH04271286A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はウエハ等の被吸着物を吸
着固定する静電チャックに関する。近年,半導体製造プ
ロセスのドライ化やウエハの大口径化にともない,均一
性の高い加工が要求され,そのためにはウエハを確実に
固定保持することが必要となる。
【0002】このような,保持手段として機械式,真空
式のものの他に静電チャックが用いられている。静電チ
ャックはウエハの平坦度をよくし,真空内での使用が可
能であるという利点がある。
【0003】ところが,従来の静電チャックは,電極へ
の電圧印加を停止しただけでは,残留電荷等によりウエ
ハの離脱は簡単にできないため,その対策が必要であり
種々の工夫がなされている。
【0004】本発明は効果的な離脱が可能な静電チャッ
クとして利用できる。
【0005】
【従来の技術】従来例によるウエハの離脱方法の例とし
て以下のものがある。 ■  特公昭62−277234  ウエハと吸着面間に加圧気体を噴出させる。 ■  特公昭62−120931  吸着面の中央部に出没するリフトピンにより,ウエハを
押し上げて離脱する。
【0006】ところが, 上記■の方法では, 残留電
荷等による吸着力が一定でないため,かなり大きな加圧
量に設定する必要がある。したがって,搬送トレーへの
受渡し時点でウエハが割れることがあった。あるいは,
 加圧気体の流れによりチャックから離脱したウエハの
姿勢が傾き, 搬送トレーへの受渡し位置が不安定とな
り, 位置ずれしたウエハが搬送中に割れることがあっ
た。
【0007】また, 上記■の方法では,残留電荷等に
よる吸着力に抗してウエハをリフトピンで押し上げるの
で, 吸着力が強い場合はリフトピン上でウエハが跳ね
て位置ずれを起こし, 位置ずれしたウエハが搬送中に
割れることがあった。この際仮に, リフトピンで押し
上げる速度を遅くしても,ウエハが跳ねるという状況は
変わらない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来例においてウエハ
の位置ずれや割れを防ぐため, 加圧や押し上げる力を
弱くするとウエハが離脱できないという問題があった。
【0009】本発明は残留電荷等による吸着力より小さ
い力でウエハを離脱できる静電チャックを提供し,ウエ
ハの割れや搬送時の位置ずれを防止することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決は,1)
被吸着物3を吸着保持する吸着面の周囲の複数箇所にリ
フトピンの貫通孔あるいは加圧気体噴出口6が設けられ
,リフトピンの上下あるいは加圧気体の噴出により被吸
着物を離脱する手段を有する静電チャック,あるいは 2)前記被吸着物3がウエハであり,前記リフトピンの
貫通孔あるいは加圧気体噴出口6が該ウエハのデバイス
形成領域の外側に対応する位置に設けられている前記1
)記載の静電チャックにより達成される。
【0011】
【作用】図2(A),(B) は本発明の原理説明図で
ある。図において,1は静電チャック,2は絶縁物,3
はウエハ,4はテープ,5はばねばかりである。
【0012】テープ4を貼りつけたウエハ3を静電チャ
ック1に吸着させ,電圧印加を停止して,ばねばかりで
引張ってウエハを離脱させて吸着力を調べた。テープを
ウエハの中心に貼りつけた図2(A) の場合では1k
gで引っ張ってもウエハは離脱しなかったが, テープ
を周辺の2か所に貼りつけた図2(B) の場合では 
200〜500 g の引っ張りで離脱できた。
【0013】このことは, ウエハを剛体と見做せば両
方の力は同じはずであるが,実験結果ではウエハの中心
を押すよりも周囲を複数箇所で押した方が小さい力です
むことを示している。
【0014】また,付随効果として, 静電チャックの
周辺部にリフトピンの貫通孔や気体噴出口を設けると,
 この位置はウエハのデバイス形成領域(有効チップ領
域)以外の領域に相当するため貫通孔や気体噴出口の存
在による冷却効率(デバイスの微細化にともない低温エ
ッチングが多用されるようになっている)の低下を防ぎ
, ウエハ内の処理の均一性を向上させることができる
【0015】
【実施例】図1(A),(B) は本発明の一実施例を
説明する平面図と断面図である。図において,1は静電
チャック,2は絶縁物,3はウエハ,3Aはウエハの有
効チップ領域, 6はリフトピンの貫通孔あるいは気体
噴出口,7はリフトピンである。
【0016】この例は, 静電チャック1の周囲の4か
所にリフトピンの貫通孔あるいは気体噴出口6が設けら
れており,これらはウエハの有効チップ領域3Aの外側
に位置している。
【0017】図3は実施例に用いた試料の断面図である
。図において,ウエハ3上に熱酸化膜32を形成し,化
学気相成長(CVD) 法により, ポリシリコン膜3
2を成長し, その上にパターニングしたレジスト膜3
3を形成した。
【0018】図4は実施例に用いた通常の反応性イオン
エッチング(RIE) 装置である。つぎに,図4の装
置を用い,図3の試料を用いてポリシリコンのエッチン
グを行った場合に対し,リフトピンの貫通孔あるいは気
体噴出口6の数と位置を種々に変えた場合の実施例につ
いて説明する。
【0019】図5 (A)〜(D) は本発明の他の実
施例を説明する平面図である。図5(A) において,
1)リフトピン エッチング後にリフトピンを押し上げてウエハを離脱さ
せて,10000 枚搬送させたところ, ウエハの離
脱は確実に行えウエハの割れは生じなかった。
【0020】有効チップ領域内のポリシリコンのエッチ
レートの均一性は±7%であった。 2)加圧気体 リフトピンの代わりに加圧気体を用いてウエハの離脱に
てさせて,10000枚搬送させたところ, ウエハの
離脱は確実に行えウエハの割れは生じなかった。
【0021】この時の加圧気体の圧力は従来 3 kg
/cm2 であったのが,  0.7 kg/cm2 
であった。図5(B) において, 1)リフトピン エッチング後にリフトピンを押し上げてウエハを離脱さ
せて,10000 枚搬送させたところ, ウエハの離
脱は確実に行え, ウエハの割れは生じなかった。
【0022】この場合,図5(A) に比べて,より速
く,かつ安定にウエハの離脱が行えた。有効チップ領域
内のポリシリコンのエッチレートの均一性は±3%であ
った。 2)加圧気体 リフトピンの代わりに加圧気体を用いてウエハの離脱に
てさせて,10000枚搬送させたところ, ウエハの
離脱は確実に行えウエハの割れは生じなかった。  こ
の時の加圧気体も図5(A) と同様に 0.7 kg
/cm2 であった。
【0023】図5(C) において,エッチング後にリ
フトピンを押し上げてウエハを離脱させて,10000
 枚搬送させたところ, ウエハの離脱は確実に行え,
 ウエハの割れは生じなかった。
【0024】この場合も,図5(A) に比べて,より
速く,かつ安定にウエハの離脱が行えた。有効チップ領
域内のポリシリコンのエッチレートの均一性は±6%で
あった。
【0025】図5(D) において,エッチング後にリ
フトピンを押し上げてウエハを離脱させて,10000
 枚搬送させたところ, ウエハの離脱は確実に行え,
 ウエハの割れは生じなかった。
【0026】また,有効チップ領域内のポリシリコンの
エッチレートの均一性は±3%と向上した。
【0027】
【発明の効果】残留電荷等による吸着力より小さい力で
ウエハを離脱できる静電チャックが得られ,ウエハの割
れや搬送時の位置ずれを防止することができた。
【0028】この結果,ウエハを短時間にかつ確実に離
脱して搬送でき,デバイスの生産性向上に寄与すること
ができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の一実施例を説明する平面図と断面
【図2】  本発明の原理説明図
【図3】  実施例に用いた試料の断面図
【図4】  
実施例に用いた通常のRIE 装置
【図5】  本発明
の他の実施例を説明する平面図
【符号の説明】
1  静電チャック 2  絶縁物 3  ウエハ 3A  ウエハのデバイス形成領域(有効チップ領域)
4  テープ 5  ばねばかり 6  リフトピンの貫通孔あるいは気体噴出口7  リ
フトピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  被吸着物(3)を吸着保持する吸着面
    の周囲の複数箇所にリフトピンの貫通孔あるいは加圧気
    体噴出口(6) が設けられ,リフトピンの上下あるい
    は加圧気体の噴出により被吸着物を離脱する手段を有す
    ることを特徴とする静電チャック。
  2. 【請求項2】  前記被吸着物(3)がウエハであり,
    前記リフトピンの貫通孔あるいは加圧気体噴出口(6)
     が該ウエハのデバイス形成領域の外側に対応する位置
    に設けられていることを特徴とする請求項1記載の静電
    チャック。
JP2817891A 1991-02-22 1991-02-22 静電チャック Withdrawn JPH04271286A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2817891A JPH04271286A (ja) 1991-02-22 1991-02-22 静電チャック

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JP2817891A JPH04271286A (ja) 1991-02-22 1991-02-22 静電チャック

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JPH04271286A true JPH04271286A (ja) 1992-09-28

Family

ID=12241471

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JP2817891A Withdrawn JPH04271286A (ja) 1991-02-22 1991-02-22 静電チャック

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5677824A (en) * 1995-11-24 1997-10-14 Nec Corporation Electrostatic chuck with mechanism for lifting up the peripheral of a substrate
US6174370B1 (en) 1996-03-26 2001-01-16 Nec Corporation Semiconductor wafer chucking device and method for stripping semiconductor wafer
KR100854500B1 (ko) * 2007-02-12 2008-08-26 삼성전자주식회사 척 어셈블리 및 이를 구비한 고밀도 플라즈마 설비

Cited By (3)

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US5677824A (en) * 1995-11-24 1997-10-14 Nec Corporation Electrostatic chuck with mechanism for lifting up the peripheral of a substrate
US6174370B1 (en) 1996-03-26 2001-01-16 Nec Corporation Semiconductor wafer chucking device and method for stripping semiconductor wafer
KR100854500B1 (ko) * 2007-02-12 2008-08-26 삼성전자주식회사 척 어셈블리 및 이를 구비한 고밀도 플라즈마 설비

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Effective date: 19980514