JPH04269835A - トレンチ形電極を有する半導体装置の製造方法 - Google Patents

トレンチ形電極を有する半導体装置の製造方法

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JPH04269835A
JPH04269835A JP5028191A JP5028191A JPH04269835A JP H04269835 A JPH04269835 A JP H04269835A JP 5028191 A JP5028191 A JP 5028191A JP 5028191 A JP5028191 A JP 5028191A JP H04269835 A JPH04269835 A JP H04269835A
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JP
Japan
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polysilicon
collector
electrode
oxide film
silicon substrate
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Application number
JP5028191A
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English (en)
Inventor
Nobunori Konaka
小中 信典
Mamoru Ugajin
守 宇賀神
Tetsushi Sakai
徹志 酒井
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベース電極がポリシリ
コンでフィールド酸化膜上に引き上げられている自己整
合形高速バイポーラトランジスタ半導体装置において、
ベースポリシリコンを分離する絶縁膜とその下に位置す
るフィールド酸化膜とを同時に一直線で貫通するトレン
チ形ポリシリコンコレクタ電極またはさらにn− エピ
タキシャル層をも一直線で貫通するトレンチ形ポリシリ
コンコレクタ電極を持ち、ベースポリシリコンとコレク
タポリシリコンとを分離するそれらの間にある酸化膜ま
たはCVD絶縁膜の断面形状を改良した構造によってベ
ースポリシリコンとコレクタポリシリコンとの間のリー
ク電流の低減および耐圧の向上を実現し、さらにコレク
タ電極構造が小さいことから、トランジスタサイズの微
細化による高密度配置の実現および基板コレクタ間容量
,横方向コレクタ抵抗の低減とを図ったトレンチ形電極
を有する半導体装置およびその製造方法に関し、さらに
このトレンチ形電極を有する半導体装置とMOS形トラ
ンジスタとを同一シリコン基板上に混載してある複合形
のトレンチ形電極を有する半導体装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図17は、ベース電極をポリシリコンで
引き上げたバイポーラトランジスタにおいて、コレクタ
引き出しポリシリコン電極構造の従来構成を示す断面図
である。図17において、1はp− 基板、2はn+埋
め込み層(コレクタ)、3はn+拡散層(コレクタ)、
4はpチャネルカット拡散層、5はn− エピタキシャ
ル層(コレクタ)、6はpベース、7はn+ エミッタ
、8はフィールド酸化膜、9は第1のポリシリコン酸化
膜、10は第1のポリシリコンベース・コレクタ電極間
ポリシリコン酸化膜、11は第1のポリシリコンベース
電極、12は第1のポリシリコンコレクタ電極、13は
第2のポリシリコンエミッタ電極、14は第2のポリシ
リコンコレクタ電極、15は第1のポリシリコンベース
電極上の酸化膜、16は窒化膜、17は酸化膜、18は
ベース・コレクタ間フィールド酸化膜、19はコレクタ
穴である。
【0003】このように構成されるバイポーラ形トラン
ジスタは、ベース電極11およびエミッタ電極13にポ
リシリコンを用いたダブルポリセルファライン形構造を
有しており、例えば特願昭52−137554号,特願
昭58−190255号などで示される超自己整合型ト
ランジスタSSTのような高速バイポーラ技術として広
く利用されている。
【0004】この従来のトランジスタにおいては、ポリ
シリコンベース電極およびコレクタ取り出し電極は以下
のように分離されて形成される。■選択的にフィールド
酸化してベース,エミッタ側のシリコン表面領域と同時
にコレクタ側のシリコン表面領域とを形成する。このと
き、両シリコン表面領域を分けるため、その間にフィー
ルド酸化膜18が形成される。■コレクタ穴19をコレ
クタ側シリコン表面領域内に位置決めして開口し、その
穴を利用したイオン注入による不純物導入,熱拡散によ
ってn+ 拡散層(コレクタ)3を形成し、n+ 埋め
込み層(コレクタ)2からのコレクタの引き上げを行う
。■第1のポリシリコンによりベース電極11を形成す
る。 コレクタシリコン表面領域上の第1のポリシリコンを第
1のポリシリコンコレクタ電極12として利用するため
、ベース上とコレクタ上の第1のポリシリコンをロコス
酸化膜10によって分離する。■不純物を含まずに形成
された第1のポリシリコンに対して第1のポリシリコン
ベース電極11にイオン注入などの方法でp形の不純物
を導入し、第1のポリシリコンコレクタ電極12をノン
ドープのままにするため、コレクタを覆うマスクを形成
する。このとき、マスク端の位置合わせはベース・コレ
クタ間ポリシリコン酸化膜10の上で行う。■第2のポ
リシリコンエミッタ電極13を加工形成するとき、第1
のポリシリコンコレクタ電極12が加工され、段差を生
じないようにその第1のポリシリコンコレクタ電極12
を覆って第2のポリシリコンコレクタ電極14を形成す
る。エミッタおよびコレクタ用にn形不純物を第2のポ
リシリコンに導入し、さらにこの第2のポリシリコンコ
レクタ電極14から第1のポリシリコンコレクタ電極1
2へn形不純物が拡散され、コレクタ電極の形成が完了
する。前記工程■において、第1のポリシリコンをエッ
チングするのみでポリシリコンベース・コレクタ電極間
を分離する方法も考えられるが、本工程■のようにポリ
シリコン酸化膜10で充填,平坦化して分離する場合の
方が次のような利点を有する。 (a−1)エッチングで分離する場合に比べてポリシリ
コンベース電極11の周辺にポリシリコン膜厚相当の段
差が生じず、第2のポリシリコンエミッタ電極13を加
工したときにこの段差側壁部に第2ポリシリコンが残存
してその残存したポリシリコンがエミッタ・ベース間も
しくはベース・コレクタ間のショート経路を形成すると
いう問題がないため、高い歩留りが実現できる利点があ
る。 (a−2)エッチングで分離する場合に比べてポリシリ
コン酸化膜9,10の分のみフィールド酸化膜8,18
の上により厚く酸化膜が存在するため、酸化膜9,10
上に配置されたメタル配線,ポリシリコン抵抗などの基
板間容量が小さくなるという利点を有する。 したがって図17に示すようにダブルポリ形セルフアラ
インバイポーラトランジスタは、ポリシリコン酸化膜で
ポリシリコンベース電極と分離されたコレクタ構造を有
することにより、ポリシリコンベース電極の平坦化によ
る高歩留りおよびポリシリコン酸化膜を含んだ厚い酸化
膜によるメタル配線などの基板間容量低減化の利点を有
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た(a−1),(a−2)のような利点を有しながらも
依然として以下のような問題が残っている。 (b−1)第1のポリシリコンからなるベース電極11
とコレクタ電極12とを分離する酸化膜10の酸化速度
は、広い領域の酸化膜9に比べてパタン幅が狭いために
遅い。酸化膜10の断面形状はバーズビーク発生のため
、上面のパタン幅より酸化膜10下面の窒化膜に接する
部分の幅は狭い。以上の2つの理由のため、ポリシリコ
ンベース電極11とポリシリコンコレクタ電極12との
間にリーク電流が流れたり、耐圧が低下するという問題
を有している。 (b−2)コレクタ側にもシリコン表面領域をロコス酸
化によって形成するため、バーズビークに伴う不要な領
域を必要とする。さらに第1のポリシリコンからなるベ
ース電極11とコレクタ電極12とをポリシリコン酸化
膜10で分離するときもポリシリコンの酸化時に生じる
バーズビークの不要な領域を必要とする。 (b−3)コレクタ側のシリコン表面領域に対するコレ
クタ穴19,コレクタ穴19に対する第1のポリシリコ
ンコレクタ電極12および第1のポリシリコンコレクタ
電極12に対する第2のポリシリコンコレクタ電極14
の位置合わせのための領域を必要とする。これらの(b
−2),(b−3)による不要な領域を有するため、コ
レクタ電極下部のn+ 埋め込み層(コレクタ)2とp
− 基板1との間に不要な寄生容量が増加する。さらに
エミッタ直下とコレクタ電極直下との間のn+ 埋め込
み層(コレクタ)2における横方向の不要なコレクタ抵
抗が増加するという問題がある。 (b−4)n+ 拡散層(コレクタ)3を形成する時の
熱処理によってn+ 埋め込み層(コレクタ)2が再分
布し、n− エピタキシャル層(コレクタ)5とn+埋
め込み層(コレクタ)2との間の不純物分布の制御性が
悪化する。
【0006】本発明の目的は、ベース電極がポリシリコ
ンでフィールド酸化膜上に引き上げられている自己整合
形高速バイポーラトランジスタ半導体装置において、前
述した■で説明した利点(a−1),(a−2)を有し
ながらも問題点(b−1)〜(b−4)を解決したトレ
ンチ形電極を有する半導体装置およびその製造方法を提
供することにある。具体的には、ベースポリシリコンが
酸化などの方法で平坦に分離されていてポリシリコンコ
レクタ電極がトレンチ形であることから、ポリシリコン
ベース電極とポリシリコンコレクタ電極との間を分離す
る酸化膜などの絶縁膜の断面形状が改良され、それら両
ポリシリコン電極間のリーク電流の低減,耐圧の向上が
図られ、さらにコレクタ電極構造が小さくでき、トラン
ジスタの縮小化,基板間容量およびコレクタ抵抗の低減
が図られことから、高い歩留りおよび高速動作を可能と
したトレンチ形電極を有する半導体装置およびその製造
方法を提供することにある。さらにこのトレンチ形電極
を有する半導体装置とMOS形トランジスタとを同一シ
リコン基板上に混載して低消費電力で大規模,高性能を
合わせ持つ複合形のトレンチ形電極を有する半導体装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明によるトレンチ形電極を有する半導体装
置は、フィールド酸化膜に囲まれた1つのシリコン基板
表面からベース電極がポリシリコンでフィールド酸化膜
上に引き上げられ、その引き上げられたポリシリコンベ
ース電極が絶縁膜で取り囲まれて分離され、ポリシリコ
ンベース電極から離れて1つの穴がベース電極を取り囲
む絶縁膜とフィールド酸化膜とを一直線に貫通し、シリ
コン基板のコレクタ拡散層に到達またはシリコン基板中
の低濃度層をも貫通して高濃度のコレクタ埋め込み層の
中に到達していて穴がポリシリコンで埋められてコレク
タ電極を形成するようにしたものである。また、本発明
による複合形のトレンチ形電極を有する半導体装置は、
このトレンチ形電極を有する半導体装置と、pチャネル
,nチャネル電界効果トランジスタの少なくとも一方と
が同一シリコン基板上に形成するものである。また、本
発明によるトレンチ形電極を有する半導体装置の製造方
法は、フィールド酸化膜に囲まれた1つのシリコン基板
表面領域を形成する工程と、シリコン基板表面領域から
ベース電極をポリシリコンでフィールド酸化膜上に引き
上げる工程と、引き上げられたポリシリコンベース電極
をポリシリコンの酸化で分離する工程と、ポリシリコン
ベース電極から離れてこのポリシリコンベース電極を取
り囲む絶縁膜とフィールド酸化膜とを同時に一直線に貫
通してシリコン基板中のコレクタ拡散層に到達する穴ま
たはシリコン基板中をも貫通して高濃度のコレクタ埋め
込み層の中に到達する穴を形成する工程と、穴にポリシ
リコンを埋めてコレクタ電極を形成する工程とから形成
するものである。また、本発明によるトレンチ形電極を
有する半導体装置の製造方法の他の方法は、フィールド
酸化膜に囲まれた1つのシリコン基板表面領域を形成す
る工程と、シリコン基板表面領域からベース電極をポリ
シリコンでフィールド酸化膜上に引き上げる工程と、引
き上げられたポリシリコンベース電極をそのポリシリコ
ンのエッチングおよびCVDで形成した絶縁膜で分離す
る工程と、ポリシリコンベース電極から離れてベース電
極を取り囲む絶縁膜およびフィールド酸化膜を同時に一
直線に貫通してシリコン基板のコレクタ拡散層に到達す
る穴またはシリコン基板中の低濃度層をも貫通して高濃
度のコレクタ埋め込層の中に到達する穴を形成する工程
と、穴にポリシリコンを埋めてコレクタ電極を形成する
工程とから形成するものである。
【0008】
【作用】本発明においては、ポリシリコンコレクタ電極
がポリシリコンを充填したトレンチ形の構造が形成され
、選択酸化時のバーズビークおよび何層もの位置合わせ
に伴う不要な領域が必要でなくなり、半導体装置が微細
化される。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に
説明する。
【0010】(実施例1)図1は本発明によるトレンチ
形電極を有する半導体装置の一実施例を説明するための
npn型バイポーラ形トランジスタの構造を示す断面図
である。図1において、1はp− 基板、2はn+ 埋
め込み層(コレクタ)、4はpチャネルカット拡散層、
5はn− エピタキシャル層(コレクタ)、6はpベー
ス、7はn+ エミッタ、8はフィールド酸化膜、9は
第1のポリシリコン酸化膜、11は第1のポリシリコン
ベース電極、13は第2のポリシリコンエミッタ電極、
14は第2のポリシリコンコレクタ電極、15は第1の
ポリシリコンベース電極上の酸化膜、16は窒化膜、1
7は酸化膜、22はn+ 拡散層(コレクタ)、23は
ポリシリコントレンチ形コレクタ電極、24はベース領
域・コレクタポリシリコン電極間フィールド酸化膜、2
5はベース・コレクタポリシリコン電極間ポリシリコン
酸化膜である。
【0011】さらにポリシリコンベース電極・ポリシリ
コンコレクタ電極間酸化膜の形状を比較して図2(a)
に示す従来構造および図2(b)に示す本発明の構造に
ついて説明する。図2において、8はフィールド酸化膜
、9は第1のポリシリコン酸化膜、10は第1のポリシ
リコンベース・コレクタ電極間ポリシリコン酸化膜、1
1は第1のポリシリコンベース電極、12は第1のポリ
シリコンコレクタ電極、15は第1のポリシリコンベー
ス電極11上の酸化膜、16は窒化膜、17は酸化膜、
18はベース・コレクタ間フィールド酸化膜、19はコ
レクタ穴、Aはコレクタ穴19の幅、Bは第1のポリシ
リコンを分離する酸化膜の端とコレクタ穴19との間隔
、23はポリシリコントレンチ形コレクタ電極、24は
ベース電極・コレクタポリシリコン電極間フィールド酸
化膜、25はベース・コレクタポリシリコン電極間ポリ
シリコン酸化膜、Cはポリシリコンコレクタ電極23の
幅、27はポリシリコン酸化膜(フィールド)、28は
シリコン基板、Dは従来構造でのベース・コレクタ間ポ
リシリコン酸化用パタン幅、Eは従来構造でのベース・
コレクタ間ポリシリコン酸化膜下部窒化膜上での幅、F
は本発明でのベースポリシリコン酸化膜用マスク端とコ
レクタトレンチポリシリコン端との間隔、Gは本発明で
のベース・コレクタ間ポリシリコン酸化膜下部窒化膜上
での幅である。次に本発明と従来構造の差異について説
明する。■本発明は、図2(b)に示すようにポリシリ
コンコレクタ電極23がポリシリコンが充填されたトレ
ンチ形で形成されていて第1のポリシリコン酸化膜9,
ポリシリコン酸化膜25,窒化膜16,フィールド酸化
膜8およびフィールド酸化膜24を一直線に貫通してシ
リコン基板28上の拡散層22に接触している構造を有
している。このとき、ポリシリコンコレクタ電極23が
さらに拡散層22をも一直線に貫通していてn+ 埋め
込み層2に接触していても良い。そのため、図17に示
すようにコレクタ側にもシリコン表面領域をロコス酸化
によって形成する時のバーズビークに伴う不要な領域お
よび第1のポリシリコンからなるベース電極11および
コレクタ電極12をポリシリコン酸化膜10で分離する
時のポリシリコン酸化時に生じるバーズビークの不要な
領域を有していない。さらに図17の従来構造に示され
ているようなコレクタ側のシリコン表面領域に対するコ
レクタ穴19,このコレクタ穴19に対する第1のポリ
シリコンコレクタ電極12およびこの第1のポリシリコ
ンコレクタ電極12に対する第2のポリシリコンコレク
タ電極14の位置合わせのための領域を必要としない。 このため、図2(a)で示されるようにコレクタ穴19
の幅Aとポリシリコンコレクタ電極23の幅Cとを同じ
寸法で形成した場合、第1のポリシリコンを分離する酸
化膜の端とコレクタ穴19との間隔Bの2倍の幅だけト
ランジスタが小さくなり、その幅分の不要な領域を無く
することができる。したがって本構造では、コレクタ電
極下部のn+ 埋め込み層(コレクタ)2とp− 基板
1との間の不要な容量およびエミッタ直下とコレクタ電
極直下との間のn+ 埋め込み層(コレクタ)2におけ
る横方向の不要なコレクタ抵抗がないという利点があり
、バイポーラトランジスタの高速動作に有用である。■
図2(a)と図2(b)とで比較して示されるように第
1のポリシリコンベース電極11とポリシリコンコレク
タ電極12,ポリシリコントレンチ形コレクタ電極23
とを絶縁するポリシリコン酸化膜10,25の断面構造
が異なっている。すなわち従来構造の酸化膜10の場合
、酸化膜下面が左右両方向とも曲線状の形状を有する。 そのため、選択酸化用のパタン幅Dに対して有効にポリ
シリコンベース・コレクタ電極を絶縁する酸化膜下面の
幅Eは、D−2x(バーズビーク幅)と狭くなり、ベー
ス・コレクタ間の耐圧低下,リーク電流の増加延いては
トランジスタの歩留りが低下する。他方、本発明の酸化
膜25の場合、酸化膜下面の形状は、ポリシリコンベー
ス電極側の片方にのみ曲線状の形状を有するので、ベー
ス・コレクタ間のパタン間隔Fに対して両ポリシリコン
の絶縁に有効に作用する酸化膜下面の幅Gは、幅F(バ
ーズビーク幅)であり、選択酸化用のパタン幅Dとパタ
ン幅Fとが同じ場合、従来の幅Eと比べてバーズビーク
幅分広くなり、耐圧およびトランジスタの歩留りが向上
する効果がある。さらに図2(b)に示す本発明におけ
る第1のポリシリコンの選択酸化は、ポリシリコンベー
ス電極側の片方のパタン端しか存在しない広い領域に対
するものであり、図2(a)に示す従来構造で選択酸化
される領域がパタン幅Dで決定される狭い領域に対する
ものと異なる。そのため、従来構造において生じる問題
、すなわちパタン幅Dが2〜1μm程度以下に小さくな
ったとき、バーズビーク幅が大きくなるという問題は起
きない。したがってポリシリコンベース・コレクタ間の
絶縁に有効に作用する酸化膜下面の幅の違いは、先ほど
見積もった値以上に大きくなり、耐圧,トランジスタの
歩留り向上への効果がより大きくなる。■本発明では、
図1で示されるようにポリシリコントレンチ形コレクタ
電極23がフィールド酸化膜8の下面までもしくはn+
 埋め込み層(コレクタ)2の中まで到達した構造をも
つことができる。このとき、コレクタ電極用の不純物の
導入は、ポリシリコン堆積時の添加もしくはシリコン基
板に比べて10〜100倍以上速い拡散係数を有するポ
リシリコン中の拡散で行う。そのため、従来構造の図1
7に示されるようなシリコン基板表面からコレクタ穴1
9を通したシリコン中に不純物拡散によってn+拡散層
(コレクタ)3を形成する場合に比べて熱処理の量が格
段に減少し、n+ 埋め込み層(コレクタ)2の再分布
が小さくなってn− エピタキシャル層(コレクタ)5
とn+ 埋め込み層(コレクタ)2との間の不純物分布
の制御性が向上することから、より高い遮断周波数を有
する高速バイポーラトランジスタを実現できる利点があ
る。
【0012】(実施例2)次にポリシリコンベース電極
がそのポリシリコンの酸化膜で取り囲まれて分離される
場合の本発明のトレンチ形電極を有する半導体装置の製
造方法をnpnトランジスタを例にして図3〜図11を
用いて説明する。まず、図3に示すように■p− 基板
1の一部にn+ 埋め込み層(コレクタ)2を形成し、
■n− エピタキシャル層(コレクタ)5を全面に成長
させる。■n+埋め込み層(コレクタ)2の周辺に適当
な距離をおいてp− 基板1に達するpチャネルカット
拡散層4を形成し、n− エピタキシャル層(コレクタ
)5とn+ 埋め込み層(コレクタ)2とを分離する。 ■選択酸化によってエミッタ・ベース用シリコン領域3
3を確定してそれ以外の領域にフィールド酸化膜8を形
成する。次に図4に示すように■薄い酸化膜17をエミ
ッタ・ベース用シリコン領域33の表面に熱酸化で形成
し、その後、■窒化膜16,■第1のポリシリコン層3
4および■第1のポリシリコン選択酸化用第2の窒化膜
35をCVD法で堆積する。■ポリシリコンベース電極
を確定するためのパタン形成を行った後、■第1のポリ
シリコン選択酸化用第2の窒化膜35を加工する。さら
に■第1のポリシリコン層34を途中まで加工し、ポリ
シリコンベース電極を囲むフィールド用第1のポリシリ
コン層36を形成する。次に図5に示すように■第1の
ポリシリコン選択酸化用第2の窒化膜35をマスクに選
択酸化を行う。フィールド用第1のポリシリコン層36
は酸化されて第1のポリシリコン酸化膜9に変わる。■
第1のポリシリコン選択酸化用第2の窒化膜35を熱燐
酸によって除去し、■イオン注入法などによってp形不
純物を添加した第1のポリシリコンベース電極11を形
成する。 このとき、工程■と工程■とを入れ換えてp形不純物を
添加した後に第2の窒化膜35を熱燐酸によって除去し
ても良い。次に図6に示すように■第3の窒化膜37お
よび■酸化膜38を形成した後、■レジストパタン形成
を行い、■RIEなどの異方性エッチングで酸化膜38
,第3の窒化膜37,第1のポリシリコン酸化膜9,窒
化膜16およびフィールド酸化膜8を加工してトレンチ
形コレクタ電極穴39を形成する。■このとき、さらに
n− エピタキシャル層(コレクタ)5をも同じパタン
でエッチングしてn+埋め込み層(コレクタ)2に到達
する穴39を形成しても良い。次に図7に示すように■
コレクタ用ポリシリコン40を堆積してトレンチ形コレ
クタ電極穴39を充填する。このとき、コレクタ電極穴
39の幅の半分以上の膜厚でポリシリコン40を堆積す
れば、コレクタ電極穴39を完全に埋めることができる
。次に図8に示すように■酸化膜38上のコレクタ用ポ
リシリコン40をエッチバックして除去する。このとき
、トレンチ形コレクタ電極用穴39に埋まっているポリ
シリコンのみが残る。エッチバックは酸化膜38の下面
の位置まで行い、ポリシリコントレンチ形コレクタ電極
23の形成を完了する。コレクタ用ポリシリコン40に
n形不純物が堆積時に添加されている場合、以上で工程
を完了する。不純物が添加されていない場合、■酸化膜
38をマスクにイオン注入などの方法でn形不純物をポ
リシリコントレンチ形コレクタ電極23の表面に導入し
、■熱拡散でポリシリコン中を拡散させ、さらに■n+
 拡散層(コレクタ)22を形成して工程を完了する。 図6に示す工程でn− エピタキシャル層(コレクタ)
5をも同じパタンでエッチングし、トレンチ形コレクタ
電極用穴39がn+ 埋め込み層(コレクタ)2に到達
している場合、n+ 拡散層(コレクタ)22の形成を
省略してもよく、同様の工程でポリシリコントレンチ形
コレクタ電極23が形成できる。次に図9に示すように
■酸化膜38および■第3の窒化膜37を除去した後、
■第4の窒化膜41を形成する。■第1のポリシリコン
ベース電極11より大きい穴を第4の窒化膜41に開け
、さらに■エミッタ用穴42をポリシリコンベース電極
11をエッチングして形成する。■ポリシリコントレン
チ形コレクタ電極23は第4の窒化膜41で覆われてい
るので、熱酸化により第1のポリシリコンベース電極1
1の表面にのみ酸化膜15を形成する。次に図10に示
すように特願昭58−190255号で説明されている
ように■エミッタ用穴42から窒化膜16を第1のポリ
シリコンベース電極11の下部が充分に露出するところ
までサイドエッチングし、■引き続き酸化膜17をウェ
ットエッチングで加工する。その後、■ノンドープポリ
シリコンを堆積し、■エッチバックすることにより、第
1のポリシリコンベース電極11とn− エピタキシャ
ル層5とをポリシリコンで接続する。■第1のポリシリ
コンベース電極11からの拡散と■ボロンのイオン注入
によりpベース6を形成した後、■エミッタ・ベースポ
リシリコン間酸化膜43および■エミッタ拡散層用シリ
コン穴44を形成する。■第2のポリシリコンエミッタ
電極13および第2のポリシリコンコレクタ電極14を
形成した後、■第2のポリシリコンエミッタ電極13か
らのn形不純物拡散によってn+ エミッタ7が形成さ
れ、バイポーラトランジスタの形成が完了する。次に図
11に示すように■CVD酸化膜45を堆積した後、■
コンタクト穴46を開け、■メタル電極47を形成して
全工程を終える。
【0013】(実施例3)ポリシリコンベース電極がC
VD法で形成された絶縁膜で取り囲まれて分離される場
合の本発明のトレンチ形電極を有する半導体装置の製造
方法をnpnトランジスタを例にして図12〜図14を
にしたがって説明する。ここでは実施例2と異なってい
る部分を中心に説明する。まず、図12に示すように前
述した図3の工程■〜工程■および図4の■薄い酸化膜
16,■窒化膜16,■第1のポリシリコン34形成,
■ポリシリコンベース電極を確定するためのパタン形成
を行う。その後、新たに■第1のポリシリコン34を窒
化膜16まで加工してベース電極用ポリシリコン48を
形成する。次に図13に示すように■CVD酸化膜49
を全面に堆積する。■図12の工程■と同じ寸法の反転
パタンを形成して■ベース電極用第1のポリシリコン4
8上のCVD酸化膜49を取り除き、ポリシリコンベー
ス電極を取り囲むフィールド部のみにCVD酸化膜49
を形成する。次に図14に示すように■イオン注入法な
どによってp形不純物をベース電極用第1のポリシリコ
ン48に添加し、第1のポリシリコンベース電極11を
形成する。その後、実施例2の図6以降の工程を進める
ことによってメタル電極47を有するバイポーラトラン
ジスタの形成が完了する。ただし、ここでは実施例2の
図10で示されたコレクタ電極と異なり、実施例2の図
6の工程■で説明したようにn− エピタキシャル層5
をもエッチングで貫通してトレンチ形コレクタ電極用穴
39を形成した場合を示しており、n+ 埋め込み層(
コレクタ)2にまで到達しているポリシリコントレンチ
形コレクタ電極50を有している。このとき、n形不純
物の拡散によってポリシリコントレンチ形コレクタ電極
50の側面にn+ 拡散層51が形成されても良い。
【0014】このような方法によると、実施例2に比べ
て第1のポリシリコンベース電極11とポリシリコント
レンチ形コレクタ電極50との間を絶縁するポリシリコ
ンベース・コレクタ電極間CVD酸化膜52の断面形状
は、実施例2のポリシリコンベース・コレクタ電極間ポ
リシリコン酸化膜25の断面形状より改善されている。 すなわち実施例2では図2で説明したようにコレクタ側
の形状が主に改善されているのに比べ、実施例3ではベ
ース側も大きく改善されていて絶縁に有効に作用する酸
化膜下面の幅が大きくなり、よりポリシリコンベース・
コレクタ電極間絶縁の耐圧,歩留りが向上する。また、
選択酸化を用いないことから、図5の工程■で第1のポ
リシリコン酸化膜9を形成するときのバーズビーク発生
の問題がないため、その分だけトランジスタの寸法が小
さくなるという利点を有している。
【0015】(実施例4)図15に実施例2で説明した
npnバイポーラ形トランジスタ62とnチャネルMO
Sトランジスタ63およびpチャネルMOSトランジス
タ64を同一シリコン基板上に形成した複合形のトレン
チ形電極を有する半導体装置(BiCMOS)の断面構
造を示す。同図に示すようにこれら3種類のトランジス
タは、特願平2−145030号で説明されている素子
分離が実施されている。すなわちnpnバイポーラトラ
ンジスタ62の下にコレクタn+ 埋め込み層2が、n
MOSトランジスタ63およびpMOSトランジスタ6
4の下にn+ 埋め込み層57およびn+ 埋め込み層
65がそれぞれあってこれらn+ 埋め込み層2,57
,65は絶縁膜で充填されたトレンチ60によって切断
されていてpウェル55とnウェル56,n+ 埋め込
み層(pMOS)65のn形領域との間にp− 基板1
とn+ 埋め込み層(nMOS)57とがあって分離さ
れている。nMOSトランジスタ63はn+ 埋め込み
層(nMOS)57の上のpウェル55とn+ ソース
・ドレイン拡散層59,ゲート酸化膜67,ゲートポリ
シリコン電極54とからなり、pMOSトランジスタ6
4はn+ 埋め込み層(pMOS)65の上のnウェル
56とp+ ソース・ドレイン拡散層58,ゲート酸化
膜67,ゲートポリシリコン電極54とからなっている
。npnバイポーラ62は実施例2と同様に形成され、
さらにこの例では、特願昭62−122479号が適用
されてエミッタ7の直下にイオン注入n形コレクタ61
を有し、遮断周波数の向上による高速化が図られている
【0016】本実施例におけるように超高速バイポーラ
に加え、低消費電力で動作するCMOSトランジスタを
混載させることによって高速動作でかつ高集積,高機能
,低消費電力のトレンチ形電極を有する半導体装置を同
一シリコンチップ上に実現できる利点を有する。
【0017】BiCMOS上のCMOSの遅延時間を横
軸にECLの遅延時間を縦軸にそれぞれとって従来のB
iCMOS技術の速度性能を比較した結果を図16に示
す。同図から明らかなように従来の0.5μm技術に比
べ、CMOS,ECLとも2倍以上の高速化が図られて
いる。
【0018】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
以下に示すような極めて優れた効果が得られる。■バイ
ポーラトランジスタでは、ポリシリコンコレクタ電極が
ポリシリコンを充填したトレンチ形の構造を有していて
選択酸化時のバーズビーク,何層もの位置合わせに伴う
不要な領域を必要としないため、トランジスタが微細に
なって不要なコレクタ・基板間容量,横方向コレクタ抵
抗がないという利点があり、バイポーラトランジスタの
高速動作に有効である。■バイポーラトランジスタでは
、ポリシリコンベース電極とポリシリコンコレクタ電極
とを絶縁する酸化膜の断面構造が改良されていて両ポリ
シリコン電極の絶縁に有効に作用する酸化膜下面の幅が
大きく、リーク電流の低減,分離耐圧の向上,トランジ
スタ歩留りの向上に効果がある。■コレクタ電極用不純
物の導入は、ポリシリコン堆積時の添加もしくはシリコ
ン基板に比べて10〜100倍以上速い拡散係数を有す
るポリシリコン中の拡散で行うため、従来のシリコン基
板表面からシリコン中の不純物拡散によって高濃度埋め
込み層を形成する場合に比べて熱処理の量が格段に減少
し、高濃度埋め込み層の再分布が小さくなって低濃度層
と高濃度埋め込み層との間の不純物分布の制御性が向上
することから、より高い遮断周波数を有する高速バイポ
ーラトランジスタを実現できる。■超高速バイポーラト
ランジスタに加えて低消費電力で動作するCMOSトラ
ンジスタを混載させることによって高速動作でかつ高集
積,高機能,低消費電力の半導体装置を同一シリコンチ
ップ上に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトレンチ形電極を有する半導体装
置の一実施例による構成を示す断面図である。
【図2】(a)はポリシリコンベース電極とポリシリコ
ンコレクタ電極との間の酸化膜の形状を示す従来構造の
断面図、(b)はポリシリコンベース電極とポリシリコ
ンコレクタ電極との間の酸化膜の形状を示す本発明によ
る構造の断面図である。
【図3】本発明によるトレンチ形電極を有する半導体装
置の製造方法の一実施例による工程を説明する断面図で
ある。
【図4】本発明によるトレンチ形電極を有する半導体装
置の製造方法の一工程を説明する断面図である。
【図5】本発明によるトレンチ形電極を有する半導体装
置の製造方法の一工程を説明する断面図である。
【図6】本発明によるトレンチ形電極を有する半導体装
置の製造方法の一工程を説明する断面図である。
【図7】本発明によるトレンチ形電極を有する半導体装
置の製造方法の一工程を説明する断面図である。
【図8】本発明によるトレンチ形電極を有する半導体装
置の製造方法の一工程を説明する断面図である。
【図9】本発明によるトレンチ形電極を有する半導体装
置の製造方法の一工程を説明する断面図である。
【図10】本発明によるトレンチ形電極を有する半導体
装置の製造方法の一工程を説明する断面図である。
【図11】本発明によるトレンチ形電極を有する半導体
装置の製造方法の一工程を説明する断面図である。
【図12】本発明によるトレンチ形電極を有する半導体
装置の製造方法の他の実施例による工程を説明する断面
図である。
【図13】本発明によるトレンチ形電極を有する半導体
装置の製造方法の一工程を説明する断面図である。
【図14】本発明によるトレンチ形電極を有する半導体
装置の製造方法の一工程を説明する断面図である。
【図15】本発明による複合形のトレンチ形電極を有す
る半導体装置の他の実施例による構成を示す断面図であ
る。
【図16】BiCMOS上のCMOS,ECL遅延時間
の関係を示す図である。
【図17】従来のベース電極をポリシリコンで引き上げ
たバイポーラトランジスタにおけるコレクタ引き出し電
極の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1    p− 基板 2    n+ 埋め込み層(コレクタ)3    n
+ 拡散層(コレクタ) 4    pチャネルカット拡散層 5    n− エピタキシャル層 6    pベース 7    n+ エミッタ 8    フィールド酸化膜 9    第1のポリシリコン酸化膜 10    第1のポリシリコンベース・コレクタ電極
間ポリシリコン酸化膜 11    第1のポリシリコンベース電極12   
 第1のポリシリコンコレクタ電極13    第2の
ポリシリコンエミッタ電極14    第2のポリシリ
コンコレクタ電極15    第1のポリシリコンベー
ス電極上の酸化膜16    窒化膜 17    酸化膜 18    ベース・コレクタ間フィールド酸化膜19
    コレクタ穴 22    n+ 拡散層 23    ポリシリコントレンチ形コレクタ電極24
    ベース領域・コレクタポリシリコン電極間フィ
ールド酸化膜 25    ベース・コレクタポリシリコン電極間ポリ
シリコン酸化膜 27    ポリシリコン酸化膜(フィールド)28 
   シリコン基板 33    エミッタ・ベース用シリコン領域34  
  第1のポリシリコン 35    第1のポリシリコン選択酸化用第2の窒化
膜36    ベースポリシリコン電極を囲むフィール
ド用第1のポリシリコン層 37    第3の窒化膜 38    酸化膜 39    トレンチ形コレクタ電極用穴40    
コレクタ用ポリシリコン 41    第4の窒化膜 42    エミッタ用穴 43    エミッタ・ベースポリシリコン間酸化膜4
4    エミッタ拡散用シリコン穴45    CV
D酸化膜 46    コンタクト穴 47    メタル電極 48    ベース電極用第1のポリシリコン49  
  CVD酸化膜 50    n+ 拡散層(コレクタ)51    ポ
リシリコントレンチ形コレクタ電極50側面のn+ 拡
散層 52    ベース・コレクタポリシリコン電極間CV
D酸化膜 53    フィールド酸化膜 54    ゲートポリシリコン電極 55    pウェル 56    nウェル 57    n+ 埋め込み層(nMOS)58   
 p+ ソース・ドレイン拡散層59    n+ ソ
ース・ドレイン拡散層60    絶縁膜充填トレンチ 61    イオン注入n形コレクタ 62    npnバイポーラトランジスタ63   
 nチャネルMOSトランジスタ64    pチャネ
ルMOSトランジスタ65    n+ 埋め込み層(
pMOS)66    n+ 埋め込み層(フィールド
)67    ゲート酸化膜

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  フィールド酸化膜に囲まれた1つのシ
    リコン基板表面からポリシリコンベース電極がフィール
    ド酸化膜上に引き上げられ、前記引き上げられたポリシ
    リコンベース電極が絶縁膜で取り囲まれて分離され、前
    記ポリシリコンベース電極から離れて1つの穴がポリシ
    リコンベース電極を取り囲む絶縁膜とフィールド酸化膜
    とを一直線に貫通し、前記シリコン基板のコレクタ拡散
    層に到達またはシリコン基板中の低濃度層をも貫通して
    高濃度のコレクタ埋め込み層の中に到達していて前記穴
    がポリシリコンで埋められてコレクタ電極が形成される
    ことを特徴とするバイポーラ形のトレンチ形電極を有す
    る半導体装置。
  2. 【請求項2】  請求項1におけるバイポーラ形のトレ
    ンチ形電極を有する半導体装置と、pチャネル,nチャ
    ネル電界効果トランジスタの少なくとも一方とが同一シ
    リコン基板上に形成されたことを特徴とする複合形のト
    レンチ形電極を有する半導体装置。
  3. 【請求項3】  フィールド酸化膜に囲まれた1つのシ
    リコン基板表面領域を形成する工程と、前記シリコン基
    板表面領域からベース電極をポリシリコンでフィールド
    酸化膜上に引き上げる工程と、前記引き上げられたポリ
    シリコンベース電極をポリシリコンの酸化で分離する工
    程と、前記ポリシリコンベース電極から離れてポリシリ
    コンベース電極を取り囲む絶縁膜とフィールド酸化膜と
    を同時に一直線に貫通してシリコン基板中のコレクタ拡
    散層に到達する穴またはシリコン基板中をも貫通して高
    濃度のコレクタ埋め込み層の中に到達する穴を形成する
    工程と、前記穴にポリシリコンを埋めてコレクタ電極を
    形成する工程とを有することを特徴とするトレンチ形電
    極を有する半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】  フィールド酸化膜に囲まれた1つのシ
    リコン基板表面領域を形成する工程と、シリコン基板表
    面領域からベース電極をポリシリコンでフィールド酸化
    膜上に引き上げる工程と、前記引き上げられたポリシリ
    コンベース電極をそのポリシリコンのエッチングおよび
    CVDで形成した絶縁膜で分離する工程と、前記ポリシ
    リコンベース電極から離れてポリシリコンベース電極を
    取り囲む絶縁膜およびフィールド酸化膜を同時に一直線
    に貫通してシリコン基板のコレクタ拡散層に到達する穴
    またはシリコン基板中の低濃度層をも貫通して高濃度の
    コレクタ埋め込層の中に到達する穴を形成する工程と、
    前記穴にポリシリコンを埋めてコレクタ電極を形成する
    工程とを有するトレンチ形電極を有する半導体装置の製
    造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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