JPH04269516A - 片面金属張積層板の連続製造方法 - Google Patents

片面金属張積層板の連続製造方法

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JPH04269516A
JPH04269516A JP3029694A JP2969491A JPH04269516A JP H04269516 A JPH04269516 A JP H04269516A JP 3029694 A JP3029694 A JP 3029694A JP 2969491 A JP2969491 A JP 2969491A JP H04269516 A JPH04269516 A JP H04269516A
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JP
Japan
Prior art keywords
release agent
clad laminate
sided metal
belt
mold release
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3029694A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Sakamoto
敏夫 坂本
Akihiko Ogawa
昭彦 小川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダブルベルトプレス機
を用いて片面金属張積層板を連続的に製造するのに用い
る方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ダブルベルトプレス機を用いて片面金属
張積層板を製造する場合、紙のような基材にフェノール
樹脂のような樹脂を含浸させたプリプレグを複数枚重ね
ると共に片面に銅箔のような金属箔を重ねた積層物を上
下のダブルベルトプレス機の上下のスチールベルトのよ
うな成形ベルト間に通して成形ベルトを通過する間に加
熱して硬化させられる。ところが、金属箔を張っていな
い面では成形ベルトに樹脂が接触して付着する。このた
めダブルベルトプレス機の出口では片面金属張積層板は
成形ベルトから剥がれ難くなり、その上、樹脂が成形ベ
ルトの表面に付着して汚染するため、これを除去する装
置(研磨ブラシ等)が必要となり、またその結果発生し
た樹脂バリなどが片面金属張積層板の表面に付着し打痕
などの不良原因になるという問題がある。
【0003】これを改善する方法として、金属箔を張ら
ない面が成形ベルトと直接接しないようにするために、
例えばアルミニウムフォイルなどの離型フィルムを使用
したり、または片面金属張積層板を2枚一度に成形し、
それぞれ金属箔を張らない面を合わせてその間に離型フ
ィルムを挟む方法などが提案されている。しかしながら
、このような方法では、新たに問題点が発生する。例え
ば、前者の場合、成形ベルトへの接触を避けるために、
使用したフィルムを剥離するため新たな設備が必要とな
る上、使用したフィルムは使い捨てとなるため、製品の
コストアップとなる。また後者の場合、2枚の片面金属
張積層板を一度に成形できることは、生産性の向上に結
び付くように思われるが、実際は熱伝導が遅くなり、成
形スピードが低下するため殆ど効率アップは望めない上
、離型フィルムが使い捨てとなり、コストアップの要因
となり、さらに、離型フィルムを挟んで成形すると、積
層板の表面状態(粗度等)が粗くなるためプリント板の
加工において問題視されることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みてなされたものであって、本発明の目的とするとこ
ろは成形ベルトへの樹脂の付着を防止して成形ベルトの
清掃を容易できると共に片面金属張積層板の品質を向上
でき、しかも離型フィルムを用いるのに比べて大幅にコ
ストダウンできる片面金属張積層板の連続製造方法を提
供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明片面金属張積層板の連続製造方法は、ダブルベル
トプレス機1の上下の成形ベルト2間に複数枚のプリプ
レグ3と片面の金属箔4とを重ねて供給し、上下の成形
ベルト2間を通過するとき加熱して硬化させることによ
り片面金属張積層板5を連続的に製造する方法において
、上記金属箔4を張る面と反対の面と対応する成形ベル
ト2に離型剤を塗布し、成形ベルト2間を通過して成形
された片面金属張積層板5に付着した離型剤をオゾンの
照射にて除去することを特徴とする。
【0006】
【作用】金属箔4を張る面と反対の面と対応する成形ベ
ルト2に離型剤を塗布することにより成形時に流出した
樹脂が成形ベルト2に付着することがなくなる。また片
面金属張積層板5に離型剤が付着してもオゾンの照射に
て簡単に除去することができる。
【0007】
【実施例】ダブルベルトプレス機1は上下にスチールベ
ルトのような成形ベルト2を有し、成形ベルト2をロー
ラ6に巻き付けて図1の矢印のように回転駆動されるよ
うになっている。上下の成形ベルト2には加熱装置7を
付設してある。プリプレグ3は紙のような基材にフェノ
ール樹脂のような樹脂を含浸させて形成され、複数枚の
プリプレグ3が供給されると共に1枚の銅箔のような金
属箔4が供給されるようになっている。上の成形ベルト
2の上方には離型剤塗布機8と乾燥機9またはブロアを
配設してある。ダブルベルトプレス機1の出口より前の
下方にはベルトコンベア10を配置してあり、ベルトコ
ンベア10の上方にはオゾン照射機11を配置してある
。このオゾン照射機11には紫外線ランプを設置してあ
って、紫外線の照射にてオゾンを発生するようになって
いる。
【0008】しかして片面金属張積層板5を製造するに
あたっては次のように行われる。上の成形ベルト2には
離型剤塗布機8にて離型剤が連続的に塗布され、この離
型剤が乾燥機9で乾燥されて常に離型剤が付着した状態
に保たれている。離型剤としは例えばフリコート44(
商品名、製造フリコート社、販売平泉洋行)がある。 離型材は希釈のため溶剤が含まれていることが多いため
塗布後乾燥させられる。上の成形ベルト2に離型剤を塗
布した状態で、複数枚のプリプレグ3の下の片側に金属
箔4を積層した積層物12が上下の成形ベルト2間に連
続的に供給され、成形ベルト2を通過する間に加熱成形
されて片面金属張積層板5が形成される。この加熱成形
するとき上の成形ベルト2に離型剤が塗布されているの
で樹脂が成形ベルト2に付着しなく、ダブルベルトプレ
ス機1の出口で成形ベルト2から片面金属張積層板5が
スムーズに剥離すると共に成形ベルト2の清掃も容易に
できる。このように成形した片面金属張積層板5は離型
剤が転写されているためプリント板の加工において、マ
ークング印刷等のインクが密着し難くなるため除去する
必要があり、オゾンにより離型剤を除去する。つまり、
ダブルベルトプレス機1の出口から出てベルトコンベア
10にて送られる片面金属張積層板5にオゾン照射機1
1からオゾンが照射されて離型剤がオゾンで酸化し、離
型剤が酸化物となって気化して除去される。
【0009】
【発明の効果】本発明は叙述のように上記金属箔を張る
面と反対の面と対応する成形ベルトに離型剤を塗布して
いるので、成形ベルトで加熱成形するとき樹脂が離型剤
にて成形ベルトに付着することがなく、成形ベルトの清
掃が容易になると共に片面金属張積層板に打痕等が生じ
なくて品質が向上するものであり、しかも離型剤で離型
するのでフィルムを用いるのに比べて大幅なコストダウ
ンが図れるものであり、さらに成形ベルト間を通過して
成形された片面金属張積層板に付着した離型剤をオゾン
の照射にて除去するので、片面金属張積層板の離型剤の
除去が簡単にできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略図である。
【符号の説明】
1  ダブルベルトプレス機 2  成形ベルト 3  プリプレグ 4  金属箔 5  片面金属張積層板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ダブルベルトプレス機の上下の成形ベ
    ルト間に複数枚のプリプレグと片面の金属箔とを重ねて
    供給し、上下の成形ベルト間を通過するとき加熱して硬
    化させることにより片面金属張積層板を連続的に製造す
    る方法において、上記金属箔を張る面と反対の面と対応
    する成形ベルトに離型剤を塗布し、成形ベルト間を通過
    して成形された片面金属張積層板に付着した離型剤をオ
    ゾンの照射にて除去することを特徴とする片面金属張積
    層板の連続製造方法。
JP3029694A 1991-02-25 1991-02-25 片面金属張積層板の連続製造方法 Withdrawn JPH04269516A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 19980514