JPH04269104A - モータ駆動工具 - Google Patents

モータ駆動工具

Info

Publication number
JPH04269104A
JPH04269104A JP3314956A JP31495691A JPH04269104A JP H04269104 A JPH04269104 A JP H04269104A JP 3314956 A JP3314956 A JP 3314956A JP 31495691 A JP31495691 A JP 31495691A JP H04269104 A JPH04269104 A JP H04269104A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
tool
driven tool
jacket
tool according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3314956A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2882708B2 (ja
Inventor
Wolfgang Schreiber
ボルフガング シュライバー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
C&E Fein GmbH and Co
Original Assignee
C&E Fein GmbH and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by C&E Fein GmbH and Co filed Critical C&E Fein GmbH and Co
Publication of JPH04269104A publication Critical patent/JPH04269104A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2882708B2 publication Critical patent/JP2882708B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q3/00Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
    • B23Q3/12Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine for securing to a spindle in general
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T279/00Chucks or sockets
    • Y10T279/34Accessory or component
    • Y10T279/3406Adapter
    • Y10T279/3418Adapter for particular tool or workpiece
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T408/00Cutting by use of rotating axially moving tool
    • Y10T408/94Tool-support
    • Y10T408/95Tool-support with tool-retaining means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)
  • Drilling Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軸線を中心に回転する
工具要素、特にドリルあるいはドライバ等をに用いられ
るモータ駆動工具であって、駆動スピンドルを有する工
具ヘッドを具備し、前記駆動スピンドルには工具要素片
の駆動シャフトを結合させる結合孔と該駆動シャフトを
該結合孔内に軸線方向に係止する係止手段が設けられ、
この係止手段は前記駆動シャフトが結合孔内に挿入され
た場合に好ましくは自動的に係止を行なうと共に係止解
除機構によって取外し可能であり、更に前記工具要素が
ドリルブシュとして形成されるモータ駆動工具に関する
【0002】
【従来の技術】上述の種類の工具は公知である。この公
知の工具には、ドライバ挿入片あるいはドリルブシュを
設けることができる。この場合にドライバ挿入片は単に
短いプロフィール片として形成することができ、その後
方の端部は結合孔のプロフィールに適合させられ、例え
ば6角の形状を有し、前端にはスリットねじあるいはク
ロススリットねじを回転させるエッジあるいは溝が設け
られる。それに対してドリルブシュは、従来のドリルブ
シュとして形成され、その後端部には単にねじピンの代
わりに結合孔の内側輪郭に適合した凹凸を有するシャフ
トを設けることができる。
【0003】公知の工具においては、駆動スピンドルは
工具ヘッドから前方へ突出する。駆動スピンドルの突出
した端部には軸線方向に摺動可能なジャケットが設けら
れる。ジャケットの摺動領域において、駆動スピンドル
はボールケージとして形成される。ジャケットがばねの
力に抗して第1の終端位置に軸方向に移動されると、ボ
ールケージのボールがジャケットの内側の凹凸輪郭によ
ってボールケージ内に挿入され、それによって結合孔が
開放される。これに対して、ジャケットが自由にされ、
ばねの復帰力を受けて他方の終端位置に移動されると、
ボールが内部へ圧入され、結合孔の内側凹凸を越えて半
径方向に突出する。また、ドライバの凹凸片あるいはド
リルブシュのシャフトには相補的な環状溝が形成され、
ドライバあるいはドリルブシュが挿入されたときにボー
ルが上述の環状溝に落ち込むので、それが軸線方向に係
止される。工具の使用者がばねの力に抗してジャケット
を軸線方向に摺動させた場合に初めて、ドリルブシュを
結合孔から取り外すことができる。
【0004】公知の工具においては、駆動スピンドルの
前方の自由端とその上で摺動可能なジャケットは、ドラ
イバの凹凸片あるいはドリルブシュのシャフトよりも僅
かに大きい直径を有する。このことは、ドライバの駆動
においては、工具全体の前側部材の直径は比較的小さい
ものであることが望ましいからである。しかし、ドライ
バ凹凸片を挿入した状態でジャケットは自由に接近する
ことができるので、ドライバ凹凸片の係止と特に係止解
除はほぼ問題はないが、公知の工具には、ドリルブシュ
の係止を解除しようとする場合に欠点がある。すなわち
ドリルブシュは駆動スピンドルないしその上で摺動可能
なジャケットよりずっと大きい直径を有する。ドリルブ
シュが工具ヘッド内に差し込まれている場合には、工具
ヘッドとドリルブシュの間には非常に直径の小さい領域
が存在するが、この領域は軸線方向に広くなるように形
成して、それによって工具の利用者がそこへ指を挿入し
て、ジャケットを押し戻してドリルブシュを取り外せる
ようにしなければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この種の構造は視覚的
に満足のできないものであるだけでなく、安全上危険を
伴うものである。というのは、工具の使用者がドリルブ
シュとドライバ挿入片とを急いで交換しようとする場合
にドリルブシュと工具ヘッド間の軸線方向に非常に狭い
領域に指を入れなければならず、指を傷つける危険があ
るからである。したがって、本発明の目的は、冒頭で述
べた種類の工具を改良して、上述の欠点を除去し、特に
この種の工具の使用者にとって安全性を向上させること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明によれ
ば、ドリルブシュとして形成された工具要素に係止解除
機構を操作する操作手段を設けることによって解決され
る。本発明の課題は、このような態様で完全に解決され
る。すなわち、先ずドライバ工具要素を係止手段自体、
例えば比較的小さい直径を有する軸線方向に摺動可能な
ジャケットに取り付けないし取り外す場合に掴むことが
できると共に、ドリルジャケットが取り付けられている
場合には係止解除機構を遠隔制御することができるので
、工具の使用者は工具とドリルブシュ間の狭い領域に手
を触れる必要がない。他の好ましい効果は、係止解除機
構がすぐには汚れないことである。
【0007】特に好ましくは、公知のように係止解除機
構にジャケットが設けられ、ジャケットは駆動スピンド
ルに軸線方向に摺動可能に配置され、かつ異なる軸線方
向の位置において半径方向に摺動可能な部材を結合孔に
拘束したりあるいは釈放したりする。このことは特に、
ジャケットが駆動スピンドルのボールケージとして形成
された領域で摺動可能とされ、かつ半径方向に摺動可能
な部材がばねの力を受けるボールケージのボールである
場合に言えることである。
【0008】更に、好ましくは本実施例においては、駆
動スピンドルの周面に120°角度間隔で配置された3
つの部材が設けられ、駆動シャフトの導入端部は平坦な
端縁部として形成され、かつ結合孔内に挿入された際に
該3つの部材のうちの1つだけに係合するように狭い寸
法にされる。この方法によれば、駆動シャフトを挿入す
る場合に半径方向に摺動可能な部材が最小限変位するだ
けでよい。といのは1つの部材だけが変位すれば、駆動
シャフトの全周が結合孔に進入し、その後半径方向に摺
動可能な多数の部材が変位するからである。このように
して、駆動シャフトを少なくとも所定の軸線方向長さに
亘って機械的な阻止を受けずに挿入することができ、そ
れによってその後の挿入動作を確実に案内することがで
きる。
【0009】本発明の特に好ましい実施例においては、
操作手段は、ドリルブシュの周面に形成され、かつ半径
方向に操作可能な押圧片として形成される。この方法に
よれば、特に簡単に操作できるという利点が得られる。 というのは、工具の使用者はドリルブシュの周面で非常
に簡単に押圧片を押圧することができるからである。
【0010】押圧片がヒンジを中心に半径方向に揺動可
能である場合に、良好な効果が得られる。この方法は特
に、押圧片がプラスチック部分と一体に形成され、薄い
接ぎ手部のみを介して他の部分とヒンジ結合されている
場合に、特に簡単な構造となる。
【0011】更に、本実施例においては、好ましくは押
圧片のヒンジと反対の側の端部には半径方向に延びる舌
片が設けられ、この舌片は押圧片が揺動する際に軸線方
向に変位させられる。この方法によれば、半径方向に作
用する操作が軸線方向に作用する操作に変換されるので
、ここで扱われる種類の工具の従来の係止機構を使用す
ることができるという利点が得られる。すなわち、特に
好ましくは押圧片は円筒状ハウジングの周面に形成され
、ドリルブシュが工具ヘッド内に挿入されたときにジャ
ケットの全面を包囲する。この手段によれば、駆動スピ
ンドルないし係止ジャケットが工具ヘッドを越えて軸線
方向に突出する場合に、円筒状ハウジングがジャケット
およびジャケットにより包囲される駆動スピンドルの上
に折り返される場合には、閉鎖された形状が得られると
いう利点がある。その場合には工具の使用者は、円筒状
ハウジングに設けられた押圧片を半径方向に押圧するだ
けで、ハウジングにより包囲されているジャケットを軸
線方向へ移動させることができる。
【0012】本発明の他の実施例においては、ハウジン
グと工具はほぼ同一の直径を有するので、視覚的にも実
際においても満足の行く解決法が得られ、工具の前端部
の領域において直径の大きなずれがなく、特に工具の使
用者の指がかかる後方へ引っ込んだ領域が形成されない
。さらに好ましくは、押圧片は180°角度間隔で2箇
所設けられる。この手段によって、使用者は例えば親指
と人指し指で2つの押圧片を押圧することによって、極
めて容易に係止機構を解除することができるという利点
が得られる。
【0013】他の好ましい利点は、以下の説明と図面に
示されている。なお、上述及び後述する特徴は、それぞ
れ記載の組み合わせにおいてだけでなく、本発明の枠を
逸脱することなく他の組み合わせにおいて、あるいは単
独でも使用することができる。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例を添付図面に示し、以下で
詳細に説明する。本発明によるモータ駆動工具について
は、それが固定的に据え付けられているか、あるいは手
動工具とされているかには無関係であり、また電気駆動
式、空気作動式あるいは他の態様で駆動されるものであ
る。本実施例では、本発明によるモータ駆動工具は電気
的に駆動されるドリル工具要素あるいはドライバー工具
要素に実施化されたものとして説明されるが、この適用
例によって本発明の技術的範囲が限定され得ないことは
言うまでもない。
【0015】図1および図2を参照すると、この種の工
具のドリルブシュが参照符号10でもって全体的に示さ
れる。ドリルブシュ10の後端側にはハウジング11が
設けられ、このハウジング11の詳細については後述す
る。ドリルブシュ10の前端には締付けヘッド12が設
けられ、この締付けヘッド12は回動自在となった締付
けリング13を備える。このような締付けリング13の
回動により、締付けジョー14の開放および閉鎖が行わ
れ、こにれより軸線15に沿って挿入可能な挿入片、例
えばドリル等が締め付けられたりあるいは緩められたり
する。締付けヘッド12にはリング16が堅固に結合さ
れ、このリング16と締付けリング13との周囲面には
それぞれローレット17および18が形成され、かくし
て工具使用者がドリル等を締め付けるべくかかる双方の
リング13および16を互いに回動させた際に必要なト
ルクが得られることになる。ハウジング11を除けば、
ドリルブシュ10のその他の構成は従来のものと同様で
ある。
【0016】ハウジング11は好ましくは弾性プラスチ
ック材料から一体的に構成され、その後方側は略円筒状
部分20として形成される。略円筒状部分20の外周壁
面の二箇所すなわち180°の角度に亘って離された二
箇所には押圧片21aおよび21bが形成され、これら
押圧片は図示の例ではハウジング11と一体形成される
。各押圧片21a、21bは細長いウエブ箇所を残すよ
うに切り込まれたリット22a、22bでもって略円筒
状部分20から分離される。各押圧片21a、21bの
中央には凹部23a、23bが形成され、これにより工
具使用者は押圧片21a、21bを視認することなく操
作することが可能である。
【0017】各押圧片21a、21bにはそのウエブ箇
所と反対の側に略円筒状部分20の半径方向内側に突出
した舌片24a、24bが設けられ、その自由端は該ウ
エブ箇所側に向かって軸線方向に屈曲させられ、そこに
は傾斜終端面が形成される。かかる傾斜終端面は軸線1
5の半径方向面に対して角度28(図1)を成し、この
角度28は好ましくは約10°とされる。
【0018】図1の矢印25a、25bで示すように、
各押圧片21a、21bは半径方向内側に押圧すること
が可能であり、このとき各押圧片21a、21bはその
ウエブ箇所によって形成されるヒンジでもって矢印26
a、26bで示す方向に揺動させられる。舌片24a、
24bが半径方向内側に図1で一点鎖線で示す位置まで
揺動させられると、そのフック状内側端部は矢印27a
、27bで示すように軸線方向に移動させらることにな
る。
【0019】ドリルブシュ10の後端側には更に駆動シ
ャフト30が設けられ、この駆動シャフト30は締付け
ヘッド12に対して回転しないように結合される。駆動
シャフト30には、リング16側から見てその軸線方向
に沿って先ず第1の円筒形軸分31、次いで狭い環状溝
部32、それから第2の円筒形軸分33、そして後端部
に形成された平坦な端縁部34が設けられる。なお、平
坦な端縁部34は円筒形軸分の上下から円弧状部を平坦
に切り取ることによって形成される。
【0020】図3を参照すると、モータ駆動工具の一部
が参照符号40でもって全体的に示され、このモター駆
動工具40は本実施例では電気駆動式の手動工具とされ
る。モータ駆動工具40の前端側には工具ヘッド41が
設けられる。工具ヘッド41の内部には軸線15に沿っ
て中空駆動スピンドル45が配置され、この中空駆動ス
ピンドルは図示されない態様で電動駆動モータに接続さ
れる。
【0021】中空駆動スピンドル45内には平坦部46
(図3の左方側)が形成され、その内側輪郭は平坦な端
縁部34の外側輪郭に適合させられる。平坦部46の右
方側(図3)には円筒形部47が連続して形成される。
【0022】円筒形部47の領域では、中空駆動スピン
ドル45が工具ヘッド41を越えて軸線方向に突出し、
この突出前端部には図3および図4から明らかなように
ボールケージ50が設けられる。ボールケージ50には
その周囲に沿って120°の角度間隔で配置された3つ
の半径方向孔51a、51bおよび51cが形成され、
これら半径方向孔のそれぞれにはボール52a、52b
および52cが収容される。なお、図4に示した断面構
造は概略図であり、詳細な断面構造を示すものではない
【0023】中空駆動スピンドル45の突出前端部のボ
ールケージ50の領域にはジャケット60が係止部材と
して設けられ、このジャケット60の左側端部(図3)
すなわち後方端部61は図3に示す位置においてボール
52a、52bおよび52cを半径方向孔51a、51
bおよび51c内で内側に押圧し、これによりボール5
2a、52bおよび52cは円筒形部47の内側に突出
させられる。
【0024】ジャケット60の右側端部(図3)は前端
縁部62とされる。円錐状コイルばね63の一方の端部
側は中空駆動スピンドル45に形成されたリング状肩部
64に支持され、その他方の端部側はジャケット60の
後方端分61に支持される。円錐状コイルばね63は押
圧ばねとして構成され、このためジャケット60は図3
に示す位置において中空駆動スピンドル45に軸線方向
に堅固に結合されたリング状ばね65に抗して右方に押
圧される。
【0025】図3の図示においては、ジャケット60の
内側の一部、すなわちリング状ばね65から左方の部分
は円錐状拡がり部66として形成される。ジャケット6
0が図3に示す右側終端位置から円錐状コイルばね63
の力に抗して左側に移動させられると、ボール52a、
52bおよび52cは半径方向孔51a、51bおよび
51c内を外側に変位され得ることになる。というのは
、ジャケット60の円錐状拡がり部66のためにそれら
ボールの半径方向外側への変位が阻止されないからであ
る。
【0026】また、中空駆動スピンドル45の前端部上
へのジャケット60の配置については、ジャケット60
が僅かに半径方向の遊びをもって支持されるように行わ
れる。通常の短尺ドライバ工具要素の凹凸部を中空駆動
スピンドル45の平坦部46と円筒形部47とによって
形成される結合孔内に挿入しようとする場合、それは従
来のように行うことができる。すなわち、自由に接近で
きるジャケット60が一方の手で図3の左側に変位させ
つつ他方の手で短尺ドライバ工具要素の凹凸部を円筒形
部47内に挿入することによって行い得る。次いで、ジ
ャケット60が手から解放されると、ボール52a、5
2bおよび52cが短尺ドライバ工具要素の凹凸部の対
応する環状溝内に落ち込む。
【0027】短尺ドライバ工具要素の凹凸部を取り外す
ためには、常に自由に接近することのできるジャケット
60を再び左側に変位させて、ボール52a、52bお
よび52cによる係止を解除すればよい。一方、図1お
よび図2に示したたドリルブシュを装着については次の
ようにして行われる。先ず、駆動シャフト30の後端部
の平坦な端縁部34の寸法については、円筒形部47に
挿入した際にそれがボール52a、52bおよび52c
のうち1つ、例えば図4に示すようにボール52bにし
か係合しないようにされる。このため平坦な端縁部34
の幅は図4から明らかなように狭くされて、どの回転位
置においても3つのボール52a、52bおよび52c
のうちの1つだけに係合することになる。
【0028】かくして、1つのボールだけ、例えば図4
ではボール52bだけが半径方向に変位させられる。す
なわち、上述したようにジャケット60の後端部61の
領域は僅かな遊びをもって支持されているので、ボール
52bは僅かながら変位可能である。要するに、図4に
詳細に示すように、後端部61がボールケージ50に対
して僅かな偏心位置69を取り得るということである。 このことは、平坦な端縁部34が中空駆動スピンドル4
5の連結孔に挿入されている間、ボールケージ50の係
止機構は未だ作動され得ないということを意味している
。このためかかる係止機構を考慮することなく駆動シャ
フト30を軸線方向の相当な長さに亘って円筒部分47
内に挿入することができる。
【0029】図3で一点鎖線で図示するように、ドリル
ブシュ10が装着された状態においては、舌片24はジ
ャケット60の前端縁62に係合する。図1に示すよう
に、押圧片21a、21bが矢印25a、25bで示す
ように半径方向に押圧されると、既に説明したように、
該舌片は軸線方向すなわち矢印27a、27bで示す方
向に移動させられ、かくしてジャケット60は左側に変
位させられて、ボール52a、52bおよび52cは自
由な状態となる。要するに、押圧片21aおよび21b
のいずれか一方もしくは双方の押圧後には、ボール52
a、52bおよび52cが緩められることになる。
【0030】ドリルブシュ10を使用者の一方の手で掴
み得る領域が図1に参照符号Aで示され、また例えばド
リルを締付けジョー14に挟持しさせたりあるいは取り
外すために他方の手で掴まなければならない領域が参照
符号Bで示される。従来のドリルブシュにおいては、図
1の左側部分Aの幅はずっと狭くされているが(すなわ
ち、リング16の幅に限定されている)、本発明では、
ハウジング11を取り付けることによって軸線方向に比
較的長い領域が形成されてそれを手で掴み得るようにな
っているので、その取扱が改善される。
【0031】図1において、参照符号D1 はドリルブ
シュ10の領域AおよびBの外径、特にハウジング11
の外径である。これに対して、図3の参照符号D2 は
工具ヘッド41の外径であり、また参照符号D3 はジ
ャケット60の外径である。工具ヘッド41とリング1
6との間にハウジング11が存在しないとすると、ドリ
ルブシュ10と工具ヘッド41との間には直径D1およ
びD2 よりずっと小さい直径D3 を有する領域、す
なわち図3に参照符号Cで示す領域が形成されることに
なる。これに対して、ハウジング11が設けられると、
該領域の直径はD2 からD1に僅かに減少するだけで
あり、直径の減少した領域に隙間が形成されることはな
い。したがって、比較的小さい直径D3 を有する部材
が工具ヘッド41から領域Cだけ突出するような工具の
場合に広範に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の工具に使用できるようなドリルブシュ
の一部破断側面図である。
【図2】図1に示すドリルブシュの上面図である。
【図3】図1および図2に示すドリルブシュと組み合わ
せて使用することのできる工具ヘッドの一部破断側面図
である。
【図4】図3のIVー IV線に沿って拡大して示す部
分断面図である。
【図5】図3のV ー V 線に沿った図4と同様な断
面図である。
【符号の説明】
10…ドリルブシュ 15…軸線 30…駆動シャフト 45…中空駆動スピンドル 46、47…結合孔 60〜66…係止解除機構

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  軸線(15)を中心に回転する工具要
    素、特にドリルあるいはドライバ等をに用いられるモー
    タ駆動工具であって、駆動スピンドル(45)を有する
    工具ヘッド(41)を具備し、前記駆動スピンドル(4
    5)には工具要素片の駆動シャフト(30)を結合させ
    る結合孔(46、47)と該駆動シャフト(30)を該
    結合孔(46、47)内に軸線方向に係止する係止手段
    (32、50)が設けられ、この係止手段は前記駆動シ
    ャフト(30)が結合孔(46、47)内に挿入された
    場合に好ましくは自動的に係止を行なうと共に係止解除
    機構(60〜66)によって取外し可能であり、更に前
    記工具要素がドリルブシュとして形成されるモータ駆動
    工具において、前記ドリルブシュ(10)として形成さ
    れた工具要素に前記係止解除機構(60〜66)を操作
    する操作手段が設けられていることを特徴とするモータ
    駆動工具。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載のモータ駆動工具にお
    いて、前記係止解除機構(60〜66)にジャケット(
    60)が設けられ、このジャケットが前記駆動スピンド
    ル(45)に軸線方向に摺動自在に配置され、かつ軸線
    方向の異なる位置において半径方向に摺動可能な部材を
    前記結合孔(47)内で拘束したりあるいは釈放するこ
    とを特徴とするモータ駆動工具。
  3. 【請求項3】  請求項2に記載のモータ駆動工具にお
    いて、前記ジャケット(60)が前記駆動スピンドル(
    45)のボールケージとして形成された領域で摺動自在
    であり、前記の半径方向に摺動可能な部材がばね力を受
    けるボールケージ(50)内に配置されたボール(51
    a〜51c)であることを特徴とするモータ駆動工具。
  4. 【請求項4】  請求項2または3に記載のモータ駆動
    工具において、前記駆動スピンドルの周面に120°の
    角度間隔で配置された3つの部材が設けられ、前記駆動
    シャフト(30)の導入端部が平坦な端縁部として形成
    され、かつ狭い寸法にされて、前記結合孔(46)に挿
    入されたときに前記3つの部材のうちの1つだけに係合
    することを特徴とするモータ駆動工具。
  5. 【請求項5】  請求項1から4までのいずれか1項に
    記載のモータ駆動工具において、前記操作手段が前記ド
    リルブシュ(10)の周面に配置され、かつ半径方向に
    操作可能な押圧片(21)として形成されることを特徴
    とするモータ駆動工具。
  6. 【請求項6】  請求項5に記載のモータ駆動工具にお
    いて、前記押圧片(21)がヒンジを中心に径方向に揺
    動可能であることを特徴とするモータ駆動工具。
  7. 【請求項7】  請求項6に記載のモータ駆動工具にお
    いて、前記押圧片(21)のヒンジと反対側の端部に半
    径方向に延びる舌片(24)が設けられ、この舌片が前
    記押圧片(21)が揺動した際に軸線方向に変位し得る
    ことを特徴とするモータ駆動工具。
  8. 【請求項8】  請求項7に記載のモータ駆動工具にお
    いて、前記押圧片(21)が略円筒状ハウジング(11
    )の周面に配置され、前記ドリルブシュ(10)が前記
    工具ヘッド(41)内に挿入されたときに前記ジャケッ
    ト(60)の全面を包囲することを特徴とするモータ駆
    動工具。
  9. 【請求項9】  請求項5から9までのいずれか1項に
    記載のモータ駆動工具において、前記ハウジング(11
    )と前記工具ヘッド(41)とがほぼ同一の直径(D1
     、D2 )を有することを特徴とするモータ駆動工具
  10. 【請求項10】  請求項5から9までのいずれか1項
    に記載のモータ駆動工具において、前記押圧片(21a
    、21b)が180°の角度間隔の2つの位置に配置さ
    れることを特徴とするモータ駆動工具。
JP3314956A 1990-11-28 1991-11-28 モータ駆動工具 Expired - Lifetime JP2882708B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE40377911 1990-11-28
DE4037791A DE4037791C1 (ja) 1990-11-28 1990-11-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04269104A true JPH04269104A (ja) 1992-09-25
JP2882708B2 JP2882708B2 (ja) 1999-04-12

Family

ID=6419052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3314956A Expired - Lifetime JP2882708B2 (ja) 1990-11-28 1991-11-28 モータ駆動工具

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5180261A (ja)
EP (1) EP0487926B1 (ja)
JP (1) JP2882708B2 (ja)
DE (2) DE4037791C1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003136310A (ja) * 2001-10-23 2003-05-14 Roehm Gmbh ドリリング装置
JP2016144848A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 ビットホルダ及び電動工具

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE9203627U1 (de) * 1992-03-18 1993-07-22 Robert Bosch Gmbh, 70469 Stuttgart Handwerkzeugmaschine mit Werkzeughalter
US5330206A (en) * 1993-10-18 1994-07-19 Luba Krumszyn Adapter for power tools
DE19525915B4 (de) * 1995-07-04 2004-10-28 Black & Decker Inc., Newark Bohrhammer
US5951026A (en) * 1997-12-12 1999-09-14 Black & Decker Inc. Removable chuck
US6079716A (en) 1997-12-12 2000-06-27 Black & Decker Inc. Removable chuck
DE20105763U1 (de) * 2001-04-02 2001-07-19 Röhm GmbH, 89567 Sontheim Bohrfutter mit einer Schnellkupplung
DE10151582B4 (de) * 2001-10-23 2013-11-14 Röhm Gmbh Bohrmaschine
US6712368B2 (en) * 2001-11-08 2004-03-30 S-B Power Tool Company Quick attachment release system for a rotary hand tool
US20040155414A1 (en) * 2003-02-10 2004-08-12 Baldwin Paul L. Multidrive quick change chuck
US20060088393A1 (en) * 2004-10-26 2006-04-27 Cooper Vincent P Extended sleeve removable chuck
DE202006008068U1 (de) * 2006-05-19 2006-07-20 Dagn, Josef, Kössen Handbetätigtes Bohr- oder Fräsgerät mit einer Absaugvorrichtung
US8573293B1 (en) 2008-02-29 2013-11-05 Pruitt Tool & Supply Co. Dual rubber cartridge
US7870896B1 (en) 2008-02-29 2011-01-18 Pruitt Group, Inc. Extended wear ball lock for rotating head
US20100219595A1 (en) * 2009-02-27 2010-09-02 Maxwell Moore Drill adapter for an air impact wrench
US9243730B1 (en) 2010-09-28 2016-01-26 Pruitt Tool & Supply Co. Adapter assembly
US8292150B2 (en) 2010-11-02 2012-10-23 Tyco Healthcare Group Lp Adapter for powered surgical devices
US8905150B1 (en) 2011-08-22 2014-12-09 Pruitt Tool & Supply Co. Casing stripper attachment
US8973652B1 (en) 2011-08-22 2015-03-10 Pruitt Tool & Supply Co. Pipe wiper box
US10442009B2 (en) * 2017-01-31 2019-10-15 Black & Decker Inc. Drill with removable chuck
US20190184476A1 (en) * 2017-12-17 2019-06-20 Fred Weinkam Inside Pipe Cutter Lock
WO2019183311A1 (en) 2018-03-23 2019-09-26 Milwaukee Electric Tool Corporation Attachment mechanism for a power tool
US10849671B2 (en) 2019-03-01 2020-12-01 DePuy Synthes Products, Inc. Apparatus for driving a bone fixation pin
US10850372B2 (en) 2019-03-01 2020-12-01 DePuy Synthes Products, Inc. Apparatus for driving a bone fixation pin

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1424002A (fr) * 1964-11-27 1966-01-07 Accouplement rapide d'un outil sur un arbre moteur
US4209182A (en) * 1978-10-05 1980-06-24 Cooper Industries, Inc. Bit retainer for screwdriver
DE3204789A1 (de) * 1982-02-11 1983-12-15 Tbt Tiefbohrtechnik Gmbh Und Co Kg, 7433 Dettingen Werkzeugwechsler
DE3330486A1 (de) * 1983-08-24 1985-03-07 Wera Werk Hermann Werner Gmbh & Co, 5600 Wuppertal Spannfutter fuer werkzeug-einsatzstuecke, insbesondere schraubendreherbits
DE3636027A1 (de) * 1986-10-23 1988-04-28 Hilti Ag Handgeraet mit loesbarem werkzeughalter
GB2202769B (en) * 1987-03-16 1991-03-27 Honda Motor Co Ltd Machine tool.
DE3831344C2 (de) * 1988-09-15 1993-10-07 Fein C & E Elektrohandwerkzeugmaschine mit ausschaltbarer Arbeitsstellenbeleuchtung
DE8901367U1 (de) * 1989-02-07 1989-06-15 Siegler, Gustav, 7317 Wendlingen Schnellwechselfutter für Elektro- Handbohrmaschinen

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003136310A (ja) * 2001-10-23 2003-05-14 Roehm Gmbh ドリリング装置
JP4541637B2 (ja) * 2001-10-23 2010-09-08 ロェーム ゲーエムベーハー ドリリング装置
JP2016144848A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 ビットホルダ及び電動工具

Also Published As

Publication number Publication date
EP0487926A3 (en) 1992-09-23
JP2882708B2 (ja) 1999-04-12
EP0487926B1 (de) 1995-03-01
US5180261A (en) 1993-01-19
DE4037791C1 (ja) 1992-08-06
EP0487926A2 (de) 1992-06-03
DE59104776D1 (de) 1995-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04269104A (ja) モータ駆動工具
US6722668B2 (en) Chuck having quick change mechanism
JP4837835B2 (ja) チャック
US4460296A (en) Keyless chuck gripping device
US7472913B2 (en) Drill chuck
US6834864B2 (en) Chuck having quick change mechanism
US6007071A (en) Chuck with locking body
US5820136A (en) Quick release integrated collet and chuck device
US20060130262A1 (en) Quick release paint roller assembly
US9352397B2 (en) Locking chuck
WO1998017428A9 (en) Quick release integrated collet and chuck device
JPH0661463U (ja) 回転式ハンドツールのラチェット機構収納構造
JPH047223B2 (ja)
US4060115A (en) Handle for hand tools to be rotated during operation
US5190422A (en) Device for the quick fastening of a tool intended to be driven in rotation
EP0933156A2 (en) Chuck with jaw blade rotational stop
US5511801A (en) Integrated collet and chuck device
US6502836B1 (en) Chuck with spring leg dust cover
EP1025940B1 (en) Manual tightened chuck
JPH06504488A (ja) 手持ち工作機械
JP2703590B2 (ja) 締め付け具
JP4080193B2 (ja) 錠構造
JPH0531635A (ja) 自動ねじ締め装置
JPH0743983Y2 (ja) 車両のエアバッグ用通電装置における可逆式仮止め構造
JPH0542493Y2 (ja)