JPH04267962A - 出口通路内にある流体製品を作動の終期に吸入する流体製品噴霧または分与装置 - Google Patents

出口通路内にある流体製品を作動の終期に吸入する流体製品噴霧または分与装置

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JPH04267962A
JPH04267962A JP3324130A JP32413091A JPH04267962A JP H04267962 A JPH04267962 A JP H04267962A JP 3324130 A JP3324130 A JP 3324130A JP 32413091 A JP32413091 A JP 32413091A JP H04267962 A JPH04267962 A JP H04267962A
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plunger rod
pump chamber
pump
plunger
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Alain Lafosse
アレン・ラフォッス
Firmin Garcia
フィルマン・ガルシア
ジャン−ピエール・リーナ
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Valois SAS
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Publication date
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    • B05B11/1049Attachment arrangements comprising a deformable or resilient ferrule clamped or locked onto the neck of the container by displacing, e.g. sliding, a sleeve surrounding the ferrule

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、出口通路内にある流体製品を作
動の終りに吸い出して噴霧ないしは分与する装置に関す
る。
【0002】多くの流体製品がポンプ型またはバルブ型
分与器に充填されており、使用者が分与器のプランジャ
を押すとこの流体製品を噴霧するか、または噴霧とせず
にこれを分与することができる。
【0003】このような流体製品の分与取り出しの終り
に当って、或る量の流体製品が出口通路に残ることとな
る。もしもこの出口通路の終りの部分が水平になってい
ると、出口通路のこの部分に残る流体製品は、分与器の
不使用時に出口通路の外へ漏れ出すこととなる。揮発性
がそんなに高くない製品、たとえばペーストまたはクリ
ームの場合には、このようにして出口通路から逃げ出す
製品は蒸発せずに、この製品を貯留するびん内に、また
は周囲環境に流れ出たり滴下したりし、この結果として
このびんまたは周囲環境を汚すこととなる。
【0004】さらに、前述の出口通路の終りの部分は通
常小径であるので、長期間にわたる不使用の状態にあっ
てはこの終りの部分に残る製品が乾燥してこの終りの部
分を閉塞してしまうことがある。
【0005】本発明の目的はこのような欠点を解消する
ことにある。
【0006】すなわち本発明は、内部でピストンが滑動
するポンプ室を形成するポンプ本体を包含する流体製品
分与または噴霧用の装置において、出口通路を有し前記
ピストンを作動させるように前記ピストンに結合され前
記流体製品を逃すことを可能とする中空のプランジャロ
ッドと、この中空のプランジャロッドと連通し該プラン
ジャロッドが押された時容積を減小しこの押圧力が該プ
ランジャロッドから除された時容積を増大する吸引室と
を包含し、この吸引室が前記ピストンおよび前記プラン
ジャロッドにより画成され、該吸引室の容積が前記プラ
ンジャロッドと前記ピストンとの間の相対的滑動運動に
よって変化するようにしたことを特徴とする装置にある
【0007】本発明のひとつの実施例によれば、前記プ
ランジャロッドが、前記ピストンの上部環状部分が内部
で流体密に接触して滑動するスカートで前記ポンプ室に
向けて延びるリングと、前記ピストンの下部管状部分が
前記ポンプ室と前記出口通路との間を連通を遮断するよ
うに滑動できる剛性の円筒形部分とを包含し、前記ポン
プ室が、前記ピストンの下部管状部分が前記プランジャ
ロッドの剛性の円筒形部分の上方にある時前記出口通路
と連通していることを特徴とする。
【0008】また代りに、前記ピストンの上部環状部分
が前記プランジャロッドの補形部分と流体密に接触して
いること、前記プランジャロッドがさらに剛性の円筒形
部分を包含し、この剛性の円筒形部分上で前記ピストン
の下部管状部分が滑動できこれにより前記ポンプ室と前
記出口通路との間の連通を遮断するが、前記ピストンの
下部管状部分が前記プランジャロッドの剛性の円筒形部
分の上方にある時は前記ポンプ室は前記出口通路と連通
していることを特徴とする。
【0009】本発明の別の実施例によれば、前記プラン
ジャロッドが前記出口通路と連通する側部オリフィスを
有し、前記出口通路が前記プランジャロッドと流体密に
接触して滑動する内部管状部分を有し、この内部管状部
分が前記プランジャロッドの減小断面積下端部と流体密
に接触する減小断面積下部部分で延長せしめられており
、前記吸引室が前記プランジャロッド、その減小断面積
下部部分、前記ピストンの内部部分およびその減小断面
積下端部で画成されるようにしたことを特徴とする。 前記プランジャロッドの減小断面積下部部分が、前記ポ
ンプ室から離れて前記オリフィスから軸線方向に延びる
少なくともひとつの溝を包含することを特徴とする。ま
た、前記ポンプ室内に配設した第1のばねが前記ピスト
ンを外部に向けて付勢し、前記プランジャロッドと前記
ピストンとの間に装架した第2のばねが前記プランジャ
ロッドを前記ピストンから離れて外部へと付勢するよう
にしたことを特徴とする。
【0010】本発明のその他の特徴および利点は、添付
図面に例示した本発明の非限定的な実施例についての以
下の記載から明かとなろう。
【0011】図1は本発明の第1の実施例である計量ポ
ンプを示す。この計量ポンプは、回転軸線2を有しポン
プ室6を画成している中空の円筒形のポンプ本体1を包
含する。ポンプ室6には通常、分与しようとする流体製
品が収められている。ポンプ本体1は、開放している上
端部1cと入口管1bを下方に伸ばしている縮小横断面
積の下端部1aとを包含している。入口管1bは、分与
しようとする製品のリザーバ(図示しない)に、直接ま
たは下降管(図示しない)を介して間接に連通している
。入口管1bには入口弁が設けてあり、この入口弁は、
ポンプ室6内の圧力が増大すると閉じる。入口弁は任意
の既知の型式のものとすることができる。たとえばこれ
を球15から成るものとする。この球15は弁座16に
流体密に当接でき、これによって、ポンプ室6内の圧力
が増大した時に入口管1bを閉ざす。弁座16の上方に
は複数個のアーム17が延在し、球15がポンプ室6内
の圧力の減小によって弁座16からもち上げられた時球
15を弁座16の附近に保持するようにしてある。
【0012】ポンプ本体1は、たとえば製品のリザーバ
(図示しない)の頸部にねじ込んだキャップ9へスナッ
プ止めするのがよい。環状のガスケット30をキャップ
9とリザーバの頸部との間に配設するのがよい。しかし
ながら、ポンプ本体1は本発明の精神を逸脱することな
く任意の既知手段によってリザーバに取付けることがで
きる。
【0013】図1に示す実施例においては、キャップ9
は内側リング9aを有する。この内側リング9aは、ポ
ンプ本体の開放した上端部1cからポンプ本体の内側の
周縁を垂直方向に下がって一定の距離だけ延在している
【0014】ピストン3はこのポンプ本体1の中を滑動
する。図3に示すように、このピストン3は軸線2を中
心として回転させた回転体の形状をしており、下端部4
aと上端部4bとの間を延在する管状の中央部分4を包
含している。ピストン3はさらに、それぞれ下端部およ
び上端部にあるふたつの周縁外側リップ5aおよび5b
を包含している。これらの外側リップ5aおよび5bは
、少なくともこれらがポンプ本体の上端部1cにある時
ポンプ本体1とピストン3との間の密封を果すものであ
る。
【0015】図3において、ピストン3はプランジャロ
ッド7−8上を空動を伴なって滑動する。プランジャピ
ストンは内側コア8に押し嵌めしたスリーブ7から成る
もので、従ってこのスリーブ7および内側コア8は互い
に固定されている。ピストン3はスリーブ7の上を滑動
し、このピストンとスリーブとの間の接触は流体密であ
る。スリーブ7は、ピストンの管状の中央部分4の上端
部4bのための上部当接部分を形成する少なくともひと
つのリング7aを包含する。内側コアは拡大下部部分8
aを包含し、この拡大下部部分8aは管状の中央部分4
の下端部4aに対する底部当接部分を形成する周縁座8
bを有する。この周縁座8bに対しピストンの下端部4
aが流体密に押し付けられるのである。
【0016】内側コアはさらに、その周縁部に少なくと
もひとつの長手方向溝8fを有する。この長手方向溝8
fを通ってポンプ室6は、ピストンの管状の中央部分4
の下端部4aが流体密に内側コア8の周縁座8bへ押し
付けられていない時、外部と連通している。
【0017】図3に示す実施例においては、内側コア8
の拡大下部部分8aは、ポンプ本体1内を滑動するスカ
ート8cによって下方に延在する。これはことに、プラ
ンジャロッド7−8およびポンプ本体1内のピストンの
案内に貢献している。このスカート8cはまた、これが
ポンプ本体1の下端部1aと当接してその動きすなわち
プランジャロッドの下方への動きが制約されるように作
用する。これに加えて、スカート8cは、下端部4aが
周縁座8bに流体密に接触していない時ポンプ室6と長
手方向溝8cとの間の連通を可能とするひとつまたはそ
れ以上の開口8dを包含している。
【0018】これに代えて、スカート8cを同じ高さ位
置で内側コア8の拡大下端部8aの周縁に分布させた垂
直アームで置き換えることも可能である。スカート8c
は、ポンプの可動部分が他の手段で適宜案内することが
できれば、全く省略することもできよう。
【0019】図3に示した実施例においては、スリーブ
7はその内部にレリーフ7bを有する。このレリーフ7
bはスリーブ7と内側コア8との精密な相対位置決めを
可能とする。すなわち、これらを組立てるには、これら
ふたつの部材間にピストン3を入れてこれらのうちの一
方を他方の中に組み込み、スリーブ7のレリーフ7bが
内側コア8に当接するまで互いに押すのである。
【0020】スリーブ7はさらに、ポンプ室6に向って
リング7aから延びピストンの管状の中央部分4を取り
囲む外部スカート7cを包含している。この外部スカー
ト7cはキャップ9の内側リング9aの内部に滑入し、
ポンプ本体1内でのプランジャロッド7−8の案内に貢
献している。スリーブ7の外部スカート7cの高さは好
適には、ピストン3の管状の中央部分4の上端部4bが
スリーブ7のリング7aに当接した時これがピストン3
に当接するように設定する。外部スカート7cはその下
部部分に外部フランジ7dを包含するものとしてもよい
。この外部フランジ7dはプランジャロッド7−8に関
してピストン3の案内に貢献する。
【0021】また、外部スカート7cは、これと同じ高
さでそれぞれリング7aの外部フランジ7dに取って代
るペグを外部に包含している複数のアームで置き換える
ことができる。
【0022】最後に、スリーブ7は管状の上部部分7e
を包含している。この上部部分7eは軸管10内に嵌ま
る。軸管10はプランジャ11の軸線2を中心とする回
転体の形のものである(図1参照)。従って、スリーブ
7の管状の上部部分7eおよびプランジャ11の軸管1
0は、以下に吸引室と呼ぶ室19を画成する。管状の上
部部分7eは可成りの摩擦を伴なって軸管10内を滑動
できる。軸管10は出口通路12と連通している。この
出口通路12はたとえば水平の通路であって、プランジ
ャ11から流体製品を側方に放出する通路である。プラ
ンジャ11は任意の既知の形のものでもよい。これはス
プレーノズルを包含するものとすることができる。
【0023】ばね13がプランジャ11およびキャップ
9に当接して、プランジャ11を上方に付勢している。 プランジャ11の上方への動きを制限するため、プラン
ジャ11はスカート11aを有し、このスカート11a
の下部部分に外部フランジ11bを包含させてある。こ
の外部フランジ11bはキャップ9のまわりにクリンプ
止した金属カップ14に当接する。外部フランジ11b
は外方に向くペグで置き換ることもできる。
【0024】上述の計量ポンプの作動は次のとおりであ
る。
【0025】1.使用者がプランジャ11を押すと、ば
ね13が圧縮され、スリーブ7の管状の上部部分7eは
最初はプランジャ11の軸管10に対して固定のまま維
持される。これは管状の上部部分7eと軸管10との間
の高い摩擦のためである。従って、スリーブ7と内側コ
ア8との結合体はプランジャ11によって下方へ駆動さ
れる。プランジャ11はまたピストン3を下方に動かす
。これはこのピストン3とスリーブ7との間の摩擦のた
めである。この下方への運動はポンプ室6の容積を減小
せしめ、従ってポンプ室内の圧力を増大せしめて入口弁
15−16−17を閉じる。次いで、ポンプ室6が隔離
される。このポンプ室6内に収容されている製品は非圧
縮性のものであるので、ピストン3は動かない。これに
対してプランジャロッド7−8はポンプ本体内へと下方
に動く。従って、この運動の間ピストン3は、このピス
トンの管状の中央部分4の上端部4bがスリーブのリン
グ7aに当接するまで、スリーブ7および内側コア8の
上を滑動する。従って、ピストンの管状の中央部分の下
端部4aは周縁座8bからもち上り、ポンプ室6と内側
コア8の長手方向溝8fとの間の連通を確立する。
【0026】ピストンの管状の中央部分4の上端部4b
がリング7aに当接するや否や、ピストン3は下方へ動
き出す。
【0027】ピストンがポンプ室6内を下方に動くので
、このポンプ室内に収容されている製品は内側コアの長
手方向溝8f、プランジャの軸管10および出口通路1
2を通って排出せしめられる。
【0028】スカート8cがポンプ本体の下端部1aに
当接すると、プランジャロッド7−8およびピストン3
の下降運動は停止する。使用者がプランジャ11に加え
る力によって、軸管10は図2に示すようにスリーブ7
の管状の上部部分7eに沿って軸線2に平行に下方に滑
動する。この滑動運動は吸入室19の内部容積を減小せ
しめる。
【0029】2.使用者がプランジャ11を釈放すると
、ばね13によって上方に押し戻される。プランジャの
軸管10とスリーブ7の管状の上部部分7eとの間の前
述の高い摩擦のため、スリーブ7はまずプランジャ11
に対して固定関係に維持され、従ってプランジャロッド
7−8はプランジャ11によって上方に引かれる。
【0030】最初はピストン3は動かない。これは、ピ
ストンの管状の中央部分4の下端部4aが内側コア8の
周縁座8bと接触するに至りポンプ室6と内側コア8の
長手方向溝8fとの間の連通を断つまでのプランジャロ
ッド7−8の上方への運動中におけるピストン3とポン
プ本体1との間の摩擦による。この後ポンプ室6は隔離
される。
【0031】周縁座8bとの接触により、ピストン3は
プランジャロッド7−8により上方に引かれる。従って
ポンプ室6の容積は増大し、これによってその中の圧力
は減小する。これで入口弁15−16−17を開き、リ
ザーバ内に収容されている流体製品が、ピストン3が上
昇するにつれポンプ室6に入る。
【0032】ピストン3の上部リップ5bがキャップ9
の内側リング9aに当接するに至ると、この上昇運動は
停止する。
【0033】次いで、プランジャ11はばね13の作用
によって上昇し続ける。これは、スリーブ7の管状の上
部部分7eに沿って軸線2に平行に上方に滑動する。こ
の運動の効果は吸引室19の容積を増大せしめることで
ある。上端部4aと周縁座8bとの間の接触によってポ
ンプ室6から吸入室19が隔離されるので、この容積増
大は出口通路12内に吸引力を生じせしめる。従って出
口通路12内の製品は吸引室19内に吸引せしめられる
。吸引室19の容積増大は、好適には、この吸引の後に
は軸管10内の製品のレベルが出口通路12の下方であ
り、出口通路12がもはや製品を収容していないように
なすのがよい。
【0034】図1および図2に示す実施例では、ポンプ
本体1はその側部に普通の空気入口オリフィス18を包
含しており、リザーバ内にある製品がポンプで消費され
るにつれ空気がこのリザーバへ入ることができるように
してある。しかしながら本発明の精神を逸脱することは
なく、このオリフィスを省略してポンプ内に空気を侵入
せしめずに作動させるようにもできることは明らかであ
る。
【0035】同様に、図示のポンプはアクチュエータア
センブリまたはプランジャロッド7−8およびピストン
を上方に押すための内部ばねを包含していない。上昇位
置への戻しはばね13で行なわれる。このばね13によ
る上方への推力は、プランジャの軸管10がスリーブ7
の管状上部部分7eへ摩擦嵌合していることによってア
クチュエータアセンブリまたはプランジャロッド7−8
へ伝達される。従って、この装置のひとつの利点は、こ
れが分与しようとする製品に接触するばねないしは如何
なる他の金属部品をも包含していないということである
。このことは、ばねを構成する鋼に含まれる物質ないし
はこのばねの酸化によって生ずる物質によって製品が汚
染されることがないことを意味する。
【0036】しかしながら、云うまでもなく本発明の精
神を逸脱することなく、この外部ばね13に加えて、他
のばねをポンプ室6内に配置してプランジャロッド7−
8の上方への動きを容易化するようにすることもできる
【0037】また、本発明のこの実施例は図4に示すよ
うにガス加圧下で製品を分与ないしは噴霧するように任
意の型式の計量ポンプまたは弁に適用できることも明か
である。これらの分与ないしは噴霧装置21は常に対称
軸線2を有する中空のプランジャロッド20を有し、こ
のプランジャロッド20をプランジャ11の軸管10に
嵌めてある。プランジャ11はこの実施例の場合、たと
えば出口通路12、水平通路を介してプランジャ11の
外部へと側方に製品を放出する。云うまでもなく、プラ
ンジャ11は本発明の精神を逸脱することなく任意の他
の形状のものとすることができる。
【0038】中空のプランジャロッド20はこれを押す
と製品が出るようになっている。プランジャ11の軸管
10はプランジャロッド20上を滑動するように装架し
てあり、従って軸管10およびプランジャロッド20は
吸引室19を画成している。プランジャロッド20に対
する下方へのプランジャ11の移行は、プランジャロッ
ド20に形成した下部当接部分、たとえば外部肩部20
aによって制限される。また、プランジャ11は、直接
にまたは噴霧または分与装置21を介し間接にプランジ
ャ11に当接するばね13で上方に付勢される。
【0039】図4において、ばね13はキャップ9を介
して装置21に間接的に当接している。キャップ9に装
置21がスナップ止めしてあり、このキャップ9は製品
リザーバ(図示せず)の頸部にねじ込むことができる。 云うまでもなく、装置21は本発明の精神を逸脱するこ
となく別のやり方で製品リザーバに装架するようにして
もよい。
【0040】プランジャ11の上方への移行は任意の既
知手段で制限される。たとえば図4に示されるように、
プランジャ11はスカート11aを包含させ、このスカ
ート11aの下端に外部フランジ11bを設けるか、ま
たは外部フランジの代りに外部ペグを設けて、これをキ
ャップ9のまわりにクリンプ止めした金属カップ14に
当接させて装置21に取付けるようにしてもよい。
【0041】使用者がプランジャ11を押すと、プラン
ジャロッド20が押されて製品を放出する。この運動の
間プランジャ11の軸管10は、これがプランジャロッ
ド20の外部肩部20aに当接するまでプランジャロッ
ド20へと下方に押され続ける。このことにより吸引室
19の内部容積が減小する。使用者がプランジャ11を
釈放すると、このプランジャ11はばね13によって上
方に押し戻される。プランジャロッド20は、装置21
内部のばね手段の作用か、または軸管10とプランジャ
ロッド20との間の摩擦によってプランジャロッド20
へ伝達されるばね13の作用によって上昇位置へと動か
される。この運動の間、プランジャ11は、プランジャ
ロッド20上で軸管10が滑動するためにプランジャロ
ッド20に対して上方に動き、このため吸引室19の内
部容積が増大して出口通路12内で吸引力を生ぜしめ、
この出口通路12内にある製品を吸引室19に向けて吸
引するのである。
【0042】図5および図6に示した本発明の第2の実
施例は、図1ないし3の計量ポンプと実質的に同形の各
種部品を有する計量ポンプである。従ってこれらの各種
部品についてはここで再び詳述はしない。この第2の実
施例のこれからの記載においては、図1ないし3に示し
た計量ポンプのそれと同じかまたは類似の部品について
は同一の符号を付して示すこととなる。
【0043】図1ないし3に示した計量ポンプとは異な
り、この実施例ではスリーブ7が内側コア8に取付けら
れておらず、この内側コア8の上を滑動する。他方、プ
ランジャ11の軸管10はスリーブ7の管状の上部部分
7eに押し嵌めされており、この結果プランジャ11は
スリーブ7に取付けられている。
【0044】また、ポンプ室6にはばね100があり、
このばね100がポンプ本体の減小面積の下端部1aと
プランジャロッド7−8の内部コア8の広い下端部8a
とに当接して、内側コア8を上方に付勢している。
【0045】最後に、プランジャ11上の外部フランジ
11bおよびキャップ9にクリンプ止めした金属カップ
14はもはや必要でない。
【0046】使用者がプランジャ11を押すと、このプ
ランジャ11に取付けられているスリーブ7は、内部レ
リーフ7bが内側コア8に当接するまで下方に動く。次
いで、内側コア8は下方に動き、ピストン3が下方に動
く。これはスリーブ7とピストン3との間に摩擦力が作
用しているからである。この下方への運動はポンプ室6
の容積を減小させ、従ってその内圧を増大させ、これに
よって入口弁15−16−17を閉じる。次いで、ポン
プ室6が隔離される。このポンプ室6内に収容されてい
る製品は非圧縮性であるので、ピストン3は最初は動か
ず、これに対してプランジャロッド7−8はポンプ本体
1内を下方に動く。ピストン3とプランジャロッド7−
8との間のこの相対運動は、ピストンの管状部分の下端
部4aをその周縁座8bから離して持ち上げる。これに
よって、ポンプ室6と内側コア8の長手方向溝8fとの
間の連通が確立される。ピストンの管状の中央部分の上
端部4bがスリーブ7のリング7aと接触すると、ピス
トン3は下方に動き出す。
【0047】ピストン3はポンプ室6内を下方に動くの
で、このポンプ室内にある製品は内側コア8の長手方向
溝8f、軸管10および出口通路12を通ってポンプ室
から放出されることとなる。
【0048】この下降運動は、内側コア8のスカート8
cが図6に示すようにポンプ本体1の下端部1aに当接
する時に終る。
【0049】使用者がプランジャ11を釈放すると、プ
ランジャロッド7−8の内部コア8はばね100で上方
に押され、他方ピストン3は最初は動かないままである
。これは、ピストン3とポンプ本体1との間の摩擦によ
る。従って、ピストンの管状部分4の下端部4aは、内
側コア8の下端部8a上の周縁座8bに押し付けられて
、ポンプ室6を隔離する。
【0050】次いでピストン3は上方に駆動される。こ
れによってポンプ室6の容積が増大せしめられてこのポ
ンプ室の内圧が減小する。この圧力減小によって入口弁
15−16−17が開き、製品は、ピストン3およびプ
ランジャロッド7−8がばね100の力で上昇するにつ
れて、ポンプ室6に入るのである。
【0051】ピストン3の頂部の外側リップ5bがキャ
ップ9の内側リング9aに接触すると、ピストンの動き
が止む。従って、プランジャロッド7−8の内側コア8
はピストン3の管状の中央部分4の下端部4aに対して
不動化される。内側コア8の周縁座8bはばね100に
よって下端部1aに対して当接状態で維持される。ポン
プ室6と内側コアの長手方向溝8fとの間の連通は遮断
されたままとなる。
【0052】次いで、プランジャ11に取付けたスリー
ブ7が、スリーブ7の外側スカート7cの底部にある外
部フランジ7dがキャップ9の内側リーグ9aに接触す
るまで、ばね13の作用で上方に動き続ける。
【0053】ピストンの管状の中央部分4とスリーブ7
との間およびピストンの管状の中央部分4の下端部4a
と内側コア8との間の流体密の接触ゆえに、プランジャ
ロッド7−8およびピストン3は吸引室119を画成す
る。この吸引室119は軸管10と出口通路12を介し
てのみ外部と連通する。内側コア8およびピストン3に
対するスリーブ7の上方への運動中吸引室119の容積
は増大し、これによって出口通路12内に吸引力を及ぼ
す。このため、出口通路12内の製品は軸管10へと吸
引される。
【0054】吸引室119の容積増大は好適には、吸引
後軸管10内の製品のレベルが出口通路12の下方であ
って、出口通路12内にはもはや製品が残っていない程
度になされる。
【0055】図7ないし図11に示した計量ポンプは、
回転軸線202を有する、図1ないし図3に示したポン
プ本体と同様な中空の円筒形ポンプ本体201を包含す
るものである。このポンプ本体201は開放している上
端部201cと縮小断面積の下端部201aとを有する
。下端部201aは入口管201bによって下方に延び
ており、入口管201bは直接にまたは下降管(図示し
ない)を介して間接に、分与しようとする製品のリザー
バ(図示しない)に連通している。
【0056】ポンプ本体201はポンプ室206を画成
している。このポンプ室206は通常、分与しようとす
る製品を収容している。入口管201bには入口弁を設
けてある。この入口弁はたとえば、弁座216に流体密
に当接するようにした球215を包含する。この球21
5は、ポンプ室206内の圧力が増大した時入口管20
1bを遮断する。他方、もしポンプ室206内の圧力が
減小すると、球215はその弁座216から持ち上げら
れて入口管201bを開く。この球215は、ポンプ本
体の下端部201aから延びるアーム217で弁座21
6の近くに保持される。この入口弁は、本発明の精神を
逸脱することなく、任意の既知の型式のものとすること
ができる。
【0057】図7に示すように、ポンプ本体201はキ
ャップ209にスナップ止めされる。このキャップ20
9の中央部分209aには中央孔209bがあり、これ
がポンプ本体の上端部201cを蓋している。キャップ
209はたとえば製品のリザーバ(図示しない)の頸部
にねじ嵌めする。環状のガスケット203をこのキャッ
プ209とリザーバの頸部との間に配置するのがよい。 云うまでもなく、ポンプ本体201は任意の既知手段例
えば金属カップをクリンプ止めすることによりリザーバ
に固定することができる。
【0058】ピストン203はポンプ室201内を滑動
する。図11に示すように、ピストン203は回転軸線
202を中心とする回転体の形のもので、好適には少な
くともひとつの周縁の外部密封リップ205と内部の下
部管状部分204とを有するものとする。ピストン20
3は上部環状部分203aが、周縁の外部密封リップ2
03bを包含する上端部まで上方に延びている。
【0059】ピストン203は、内側コア208に押し
嵌めしたスリーブ207を包含するプランジャロッド2
07−208上で空動きを伴って滑動する。この押し嵌
めによりスリーブ207及び内側コア208は一体とな
っている。スリーブ207はリング207aを包含して
いる。このリング207aは下部肩部207fと上部肩
部207dを画成している。リング207aは、スリー
ブ207を取り囲むスカート207cによって外部を下
方に延びている。ピストンの上部環状部分203aはス
カート207c内を滑動し、周縁の外部密封リップ20
3bはこのスカート207cと流体密に当接している。
【0060】リング207aからスリーブ207は、上
部管状部分207eが垂直方向上方に延びている。さら
にこのスリーブ207は内部レリーフ207bを包含し
、これらが、内側コア208をこれが内部レリーフ20
7bに当るまでスリーブ207の中へ挿入することによ
り組み付けられる時スリーブ207と内側コア208の
精密な位置決めを可能としている。
【0061】内側コア208は増大した面積の下端部2
08aを有し、この下端部208aには、ピストン20
3の下部管状部分204に対する下部当接部を形成する
周縁座208bが設けてある。従って、ピストン203
は、スリーブ207の下部肩部207fによって形成さ
れた上部当接部と内側コア208の周縁座208bによ
って形成された下部当接部との間に捕らえられる。これ
によって、ピストン203はこれらふたつの当接部間で
空動きを伴って滑動できる。
【0062】周縁座208bの上方では、内側コア20
8は円筒形の部分208gを包含し、この円筒形の部分
208g上をピストン203の下部管状部分204が滑
動する。軸線方向の溝208fが、内側コア208の剛
性の下部管状部分208g内に形成されている。この溝
208fは周縁座208bの上方或る距離を隔てたとこ
ろから始まり、内側コア208の全長にわたって上方に
延び、スリーブ207の上部管状部分またはスカート2
07c内に開放している。従って、ピストン3の下部管
状部分204が、周縁座208bと溝208fとの間で
内側コアの剛性の円筒形部分208h上を滑動する時、
下部管状部分204はポンプ室206を溝208fから
隔離する。他方、下部管状部分204が内側コアの剛性
の円筒形部分208hの上方にある時は、溝208fは
ポンプ室206と連通する。
【0063】内側コア208はさらにスカート208c
を包含している。このスカート208cは増大面積の下
部部分208aを下方に延ばし、ポンプ本体201内を
滑動する。従って、スカート208cはポンプ本体20
1内でプランジャロッド207−208を案内すること
に貢献しており、ポンプ本体201の下端部201aと
接触することによってプランジャロッド207−208
の下降運動を制限している。スカート208cはひとつ
またはそれ以上の数の開口208dを包含している。こ
れらの開口208dは、ピストンの下部管状部分204
が内側コア208の円筒部分208hの上方にある時、
ポンプ室206と内側コア208の溝208fとの間の
連通を可能とするものである。
【0064】図8に示すように、プランジャ211の回
転軸線202を中心とする回転体の形とした軸管210
は、上部肩部207dと接するようにしてスリーブ20
7の上部管状端部207eの上に押し嵌めされている。 軸管210は出口通路212に続く。この出口通路はた
とえばプランジャ211から側方に製品を放出する水平
通路である。プランジャ211は任意の他の既知手段と
することができ、これはまた噴霧ノズルと一体としても
よい。
【0065】ばね200は、下端部201aと内側コア
の下端部208aとに当接しており、プランジャロッド
207−208を上方に付勢している。このプランジャ
ロッド207−208の上方への運動は、キャップ20
9の中央部分209aに接触するスリーブ207のスカ
ート207cによって制限される。好適には、環状のガ
スケット231が、キャップ209の中央部分209a
の下方に設けられ、その外周縁で中央部分209aとキ
ャップ209とポンプ本体201の上端部201cとの
間にはさまれている。
【0066】使用者がプランジャ211を押すと、プラ
ンジャロッド207−208が押し下げられ、ばね20
0を圧縮する。この下降運動はピストン203を下方へ
と動かし、これによってポンプ室206の容積を減小せ
しめる。この容積減小によってポンプ室206内の圧力
は増大し、入口弁215−216−217を閉じる。従
って、ポンプ室206は最初に隔離せしめられる。この
ポンプ室206内に収容されている製品は非圧縮性であ
るので、ピストン203は最初は不動のままである一方
、プランジャロッド207−208は、ピストンの上部
環状部分203aがスリーブ207の下部肩部207f
に接触するまでポンプ本体内を下方に動く。この滑動運
動の間に、ピストン203の下部管状部分204が内側
コア208の円筒部分208hの上方となるや否や、ポ
ンプ室206は内側コア208の溝208fと連通する
。この溝208f自体は、スリーブ207の上部管状端
部207e、軸管210および出口通路212を通って
外部と連通している。従って、ポンプ室206内に収容
されている製品は、図10に示すようにスカート208
cがポンプ本体201の下端部201aに接触するまで
ピストン203がプランジャロッド207−208と共
にポンプ本体内を下方に動く間に、このルートを通って
ポンプを去るのである。
【0067】使用者が圧力を釈放すると、プランジャロ
ッド207−208はばね200の力で上方に押し上げ
られる。密封リップ205とポンプ本体201との間に
摩擦があるので、ピストン203は最初は動かない。従
って内側コア208はピストンの下部管状部分204に
対して上方に滑動する。これは最初、下部管状部分20
4を内側コア208の円筒部分208hのレベルまで動
かし、ここでポンプ室206と内側コア208の溝20
8fとの間の連通を遮断する。次いで内側コア208の
円筒部分208hはピストンの下部管状部分204内を
上方に滑動し続ける。これによって、スリーブ7、内側
コア208およびピストン207で画成される環状の吸
引室219の容積が増大する。ピストンの上部環状部分
203aの外部密封リップ203bがスリーブのスカー
ト207cと流体密に接触しており、またピストンの下
部管状部分204が内側コア208の剛性の円筒部分2
08hと流体密に接触しているので、この吸引室219
は溝208fと連通するのみである。環状の吸引室21
9の容積の増大はこの室内に製品を吸引することとなる
。このようにして、出口通路212内にある製品が吸引
室219へと吸引されるのである。
【0068】環状の吸引室219の容積増大は好適には
、この吸引後軸管210内の製品が出口通路212の下
方となり、出口通路212にはもはや製品が残されてい
ないようになされるのである。
【0069】ピストンの下部管状部分204が内側コア
208の周縁座208bに接触すると、ピストン203
は上方に動き、ポンプ室206の容器が減小する。従っ
て、入口弁215−216−217は開き、プランジャ
ロッド207−208およびピストン203が、スリー
ブのスカート207cがキャップ209の中央部分20
9aの下方でガスケット231に接触するまでポンプ本
体201内を上昇するにつれ、製品を入口管201bを
介してポンプ室206に入れることを可能とする。
【0070】上述のふたつの実施例におけるように、ポ
ンプ本体201は空気入口オリフィス218を包含する
。この空気入口オリフィス218は、この実施例ではピ
ストン203の外部密封リップ205の急速位置の上方
に位置し、スリーブのスカート207cがガスケット2
31と流体密に接触していない時、キャップ209の中
央孔209bを介して製品リザーバの内部を大気へと連
通せしめている。従って空気入口オリフィス218は、
ピストン203が上昇中でポンプが製品リザーバ内に製
品を吸入している時空気を製品リザーバに入るのを許容
している。
【0071】図8は図7に示したポンプの変形例を示す
ものであって、この変形例においてはピストンの上部環
状部分203aがスカートの内部でなくスカート207
cの外部を滑動する。このポンプは図7のポンプと同じ
ように作動するが、ピストン203とポンプ本体201
との間の摩擦が下部管状部分204をその周縁座208
bに当接させるのに充分でない場合には、プランジャロ
ッド207−208の上方への運動の終りに当って環状
ガスケット231に対するピストンの上部環状部分20
3aの当接でこれを行なう。すなわちピストン203を
その周縁座208bに押し付けるのである。従って図8
のポンプは非常な信頼性があり、吸引室219の正確な
作動を保証している。図8のポンプはまた、スリーブの
内部レリーフ207bがなく、これが内側コアの肩部2
08iで置き換えられている。この肩部は内部コア20
8に対するスリーブ207の当接部となるものである。
【0072】図9は図1ないし図7に示すポンプのもう
ひとつの変形例であって、これは作動原理が非常に似た
ものである。図9のポンプは図7のポンプと同様な構成
のものであるので、同一または類似の部品については同
じ符号を付して、その詳細な説明は省略することとする
【0073】前述のように、図9のポンプはポンプ本体
201を包含する。このポンプ本体201の中で図7の
ピストンと同様のピストン203が滑動する。図9のも
のでは、たとえば、ポンプ本体201は従来のクリンプ
止め金属カップ246によってリザーバの頸部に装架さ
れている。
【0074】ピストン203は、スリーブ207内に押
し嵌めした内側コア208によって形成されるプランジ
ャロッド207−208上を空動きを伴なって滑動する
。スリーブ207はポンプ本体201から突出し、噴霧
ノズル211aと一体の作動プランジャ211を受けて
いる。
【0075】図7に示す実施例におけるように、スリー
ブ207は下部にスカート207cを包含し、このスカ
ート207cの中でピストンの上部環状部分203aが
流体密に滑動する。これはプランジャロッドの内側コア
208の周囲に環状の吸引室219を形成している。ス
リーブ207はさらに外部フランジ207gを包含して
いる。この外部フランジ207gの上にばね204が当
接しており、このフランジとピストン203との間に装
架されている。このばねは圧縮状態で作用している。
【0076】図7の実施例とは異なり、内側コア208
は製品を分与するための軸線方向の溝を包含せず、この
代りに中央出口通路241を有する。この中央出口通路
241は、内側コアの円筒部分208hの上方に形成し
たひとつまたはそれ以上のオリフィス242を介して下
端部から製品を側方に放出する。この内側コアの上でピ
ストンの下部管状部分204が流体密に滑動することが
できる。
【0077】円筒部分208hの上方では、ピストン2
03は内側コア208と流体密に接触しておらず、この
ため吸引室219は恒久的にオリフィス242および出
口通路214と連通している。
【0078】図9のポンプの作動は、予圧縮を与えるば
ね240の作用においてのみ、図7のポンプと異なって
いる。すなわち、このポンプの作動時に、ピストンは、
ポンプ室内の圧力がばね240の作用に打ち勝つに充分
な値に達した時にのみスリーブ208に対して動くので
ある。ばね240はまたピストン203を流体密の位置
すなわち下部管状部分204がポンプ室の圧力降下直後
内側コアの円筒部分208hに流体密に接触する位置へ
戻る。
【0079】前述の実施例とは異なり、図9のポンプに
は液体製品を噴霧するノズルをそなえ、予圧縮状態で作
動する。このことは、所定圧力がプランジャ211に加
わった時のみに製品が放出されることを意味する。しか
しながら通常の予圧縮ポンプと比較して、ひとつの差異
がある。すなわち、通常の予圧縮ポンプを作動させた後
には、噴霧ノズル251の後部の室250内に若干の液
体が残ることである。次の作動時にこの液体の滴は放出
されるが、これは噴霧とはならない。このため噴霧はそ
の始り方が悪い。吸引室219の容積を増大させること
により得られる吸引では室250の容積部分は空となる
。このような条件下では、作動時に液体は、圧力および
動的エネルギを伴なってこの室に到達し、噴霧ノズル2
51の周囲に当って初めから細分化される。従って直ち
に噴霧状態となり、噴霧開始時に液滴が出ることがない
【0080】図12ないし図14に示すポンプは中空の
円筒形のポンプ本体301を包含する。このポンプ本体
301は回転軸線302を有する。ポンプ本体301は
開放の上端部301cと、ポンプ本体の内部肩部301
dと入口管301bで下方に延びる減小断面積下端部3
01aとの間に延在する減小断面積下端部301eとを
有する。入口管301bは直接または下降管333を介
して、分与しようとする製品のリザーバ(図示してない
)と連通している。
【0081】ポンプ本体301はポンプ室306を画成
している。このポンプ室306は通常は、分与しようと
する製品を収容し、入口弁を介して入口管301bと連
通している。この入口弁はたとえば、ポンプ室306内
の圧力が増大した時、座316に流体密に当接して入口
管301bを閉じるようにしたガスケット315を包含
するものとするのがよい。他方、ポンプ室306内の圧
力が減小すると、ガスケット315はその座316から
もち上り、入口管301bを開く。このガスケット31
5は弁ホルダ317によってその座316の近くに保持
され、これによって下降管333とポンプ室306との
間の連通を可能としている。入口弁は、本発明の精神を
逸脱することなく任意の他の既知の型式のものとするこ
とができる。
【0082】図10に示すように、ポンプ本体301は
金属カップ309によりリザーバの頸部にクリンプ止め
されるものとすることができる。云うまでもなく、ポン
プ本体301は任意の他の既知手段によりリザーバに固
定することができる。
【0083】回転軸線302を中心とする回転体の形の
中空ピストン303はポンプ本体301内で滑動する。 図13に示すように、ピストン303は外側リング30
5を包含している。この外側リング305の少なくとも
ひとつの周縁部分はポンプ本体301と流体密に接触し
ている。またピストン303は円筒形の内部管状部分3
04は、下端部に減小断面積部分404aを有する円筒
形の内部管状部分304を有する。ピストン303の外
側リング305および内部管状部分304は一体にモー
ルド成形され、環状部分303aにより合体されている
【0084】実質的に円筒形のプランジャロッド307
は回転軸線302を中心としており、その外径はピスト
ンの内部管状部分304の内径と等しい。このプランジ
ャロッド307は内部管状部分304内を滑動する。プ
ランジャロッド307は減小断面積下部部分307dを
有し、この下部部分307dの外径はピストンの内径管
状部分304の減小断面積下部部分304aの内径に等
しい。従って、ピストンの内部管状部分304およびプ
ランジャロッド307は、吸引室と呼ぶ環状の室319
を画成する。この吸引室319の容積は、プランジャロ
ッド307が図13に示すようにピストン303に対し
て上昇位置にある時最大であり、図14に示すように、
ピストン303に対して押し下げられた時減小する。
【0085】図13において、プランジャロッド307
の軸線方向の盲孔307aは、このプランジャロッドの
減小断面積下部部分307d内の少なくともひとつのオ
リフィス307bを介して側方に製品を放出する。軸線
302と平行の溝307cは、側部のオリフィス307
bから減小断面積下部部分307dの外側を上方に延在
している。
【0086】最後に、プランジャロッド307はフラン
ジ307eを有する。ばね334がこのフランジ307
eとピストン303の環状部分303aとの間に配設し
てある。
【0087】環状部材308が、ピストンの内部管状部
分304の減小断面積下部部分304aの下方に配設し
てあり、ばね300によって上方に付勢されている。こ
のばねのこわさは、図12に示すように弁ホルダ317
に当接しているばね334のこわさよりも小さい。従っ
て、環状部材308は、減小断面積下部部分304aに
対して当接し、この減小断面積下部部分304aを減小
断面積下部部分307dに対して弾性的にかつ流体密に
付勢して、ピストン303を上方に押している。ピスト
ン303の上方への移行はクリンプ止めした金属カップ
309で制限されている。同様に、プランジャロッド3
07はばね334によって上方に付勢され、その上方へ
の移行は金属カップ309に対するフランジ307eの
当接によって制限されている。環状のガスケット331
は好適にはポンプ本体の上端部301cと金属カップ3
09との間に配設する。不作動状態、すなわち使用者が
プランジャロッド307に外力を加えてない状態におい
ては、このプランジャロッドのフランジ307eはばね
334の作用でガスケット331に流体密に押し付けら
れている。同様に、ピストンの外側リング305はばね
330の作用でガスケット331に当接している。
【0088】図13に示すように、不作動位置ではプラ
ンジャロッド307の側部オリフィス307bは吸引室
319の内部から製品を側方に放出している。従って、
これは、プランジャロッドの減小断面積下部部分307
dとピストンの内部管状部分304の減小断面積下部部
分304aとの間の流体密接触によりポンプ室306か
ら隔離されている。
【0089】使用者が、通常はたとえば本発明の第2の
実施例として図5に示したプランジャのような任意の既
知の型式のプランジャを介して、プランジャロッド30
7を押し下げると、このプランジャロッド307はポン
プ室306内で下方に動いて、ばね334を圧縮する。 このばね334はピストン303を下方に付勢する。こ
れによってポンプ室306の容積が減小し、従ってその
内部圧力が高まり、この圧力によって入口弁315−3
16−317が閉じる。次いで、ポンプ室306が隔離
される。このポンプ室に収容されている製品は非圧縮性
であるので、ピストン303はポンプ室内を下方に動く
ことができない。プランジャロッド307だけが下方に
動いて、ばね334を圧縮する。このプランジャロッド
307とピストン303の相対運動中、吸引室319の
容積は減小する。しかしながら、ピストン303に対す
るプランジャロッド307の下降運動を妨げるような吸
引室319内の圧力の増大はない。吸引室319は決し
て隔離されることがない。これは、不作動状態にあって
は図13に示すようにオリフィス307bを介して外部
と連通しており、次いで減小断面積下端部304aがオ
リフィス307bをポンプ室306から隔離している限
り溝307cおよびオリフィス307bを介して外部と
連通しており、さらに減小断面積下端部304aが図1
4で示すようにオリフィス307bの上方に位置すると
溝307cを介してポンプ室306と連通するからであ
る。オリフィス307bが図14に示すようにピストン
303の管状部分304の減小断面積下端部304aの
下方に動くや否や、ポンプ室内の加圧製品はオリフィス
307bおよびプランジャロッドの軸線方向通路307
aを通って外部に放出される。次いで、ピストン303
は、ポンプ室306内の製品の量が減少するにつれ、ポ
ンプ本体301内を下方に動き、環状部材308が肩部
301dに当接してプランジャロッド307およびピス
トン303の下降運動が止むまでバネ300を圧縮する
【0090】使用者がプランジャロッド307を釈放す
ると、より強いばね334が、まずプランジャロッド3
07をピストン303に対して上方に押してその最初の
形状に戻る。この運動の間環状の吸引室319の容積が
増大する。プランジャロッド307が充分に上昇して、
ピストンの内部管状部分のより小さい断面積の下端部3
04aがオリフィス307bをポンプ室306から隔離
すると、この容積の増大はオリフィス307bを介して
軸線方向通路307aに吸引力を生じさせ、恐らくはこ
の運動の一部分の間に溝307cに吸引力を及ばせる。 従って、軸線方向通路307a内およびプランジャの出
口通路(図5の符号12)内にある製品のいくらかは環
状室319の方へ吸引される。このようにして吸引され
る製品の量は、出口通路12がこの吸引後には全く製品
を収容していないような状態となる程度である。
【0091】ばね334が伸長した後、ばね300も伸
長し、ピストン303および環状部材308を押す。こ
の運動はポンプ室306内の圧力を減じ、従って入口弁
315−316−317を開き、リザーバ内にある製品
をポンプ室306に入れ、ピストン303はこれが不作
動位置に達するまで上昇する。
【0092】図12に示す実施例においては、ポンプ本
体301はこのポンプ本体の上端部301c近くに空気
入口オリフィス318を有し、ポンプ本体のこの上端部
301cは増大した内径を有しており、これによってピ
ストン303の外側リング305はポンプ本体と流体密
に接触せず、空気入口オリフィス318のレベルにある
。また、プランジャロッドが押し下げられると、フラン
ジ307eはもはやガスケット331と接触せず、従っ
て空気はプランジャロッド307とガスケット331と
の間を通過することができる。ピストン303の上昇中
は、製品はリザーバからポンプ室306へと吸入され、
従ってこのポンプ室内に吸入された製品の量に等しい量
の空気が空気入口オリフィス318を介してリザーバへ
入るのである。
【0093】云うまでもなく、空気入口オリフィス31
8は本発明の精神を逸脱することなく省略することもで
きよう。
【0094】上述の記載においては、通常のプランジャ
が上方を向いたポンプまたは垂直姿勢の弁について言及
したが、本発明はこのような特別の配置のものに限定さ
れるものではないことはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】不作動位置にある本発明の第1の実施例である
計量ポンプの軸断面図である。
【図2】作動位置にある図1の計量ポンプ軸断面図であ
る。
【図3】図1のポンプの一部分を示す軸断面図である。
【図4】本発明の第1の実施例における分与または噴霧
装置の部分断面図である。
【図5】本発明の第2の実施例である計量ポンプの軸断
面図である。
【図6】作動位置にある図5の計量ポンプの軸断面図で
ある。
【図7】本発明の第3の実施例である計量ポンプの軸断
面図である。
【図8】図7の計量ポンプの変形例の軸断面図である。
【図9】図7の計量ポンプの別の変形例の軸断面図であ
る。
【図10】図7の計量ポンプを作動位置において示す軸
断面図である。
【図11】図7の計量ポンプの一部分の軸断面図である
【図12】本発明の第4の実施例である計量ポンプの軸
断面図である。
【図13】図12の計量ポンプの一部分の軸断面図であ
る。
【図14】図13と同じ部分を製品の分与または噴霧中
の状態で示す軸断面図である。
【符号の説明】
1    ポンプ本体 1a  下端部 1b  入口管 1c  上端部 2    回転軸線 3    ピストン 4    管状の中央部分 4a  下端部 4b  上端部 5a  外側リップ 5b  外側リップ 6    ポンプ室 7    スリーブ 7a  リング 7b  レリーフ 7c  外部スカート 7d  外部フランジ 7e  管状の上部部分 8    内側コア 8a  拡大下部部分 8b  周縁座 8c  スカート 8d  開口 8f  長手方向溝 9    キャップ 9a  内側リング 10    軸管 11    プランジャ 11a  スカート 11b  外部フランジ 12    出口通路 13    ばね 14    金属カップ 15    球 16    弁座 17    アーム 18    オリフィス 19    吸引室 20    プランジャロッド 20a  外部肩部 21    噴霧または分与装置 30    環状のガスケット 100    ばね 119    吸引室 200    ばね 201    ポンプ本体 201a  下端部 201b  入口管 201c  上端部 202    回転軸線 203    ピストン 203a  上部環状部分 203b  外部密封リップ 204    下部管状部分 205    外部密封リップ 206    ポンプ室 207    スリーブ 207a  リング 207b  内部レリーフ 207c  スカート 207d  上部肩部 207e  上部管状端部 207f  下部肩部 207g  外部フランジ 208    内側コア 208a  下端部 208b  周縁座 208c  スカート 208d  開口 208f  軸線方向の溝 208g  下部管状部分 208h  円筒部分 208i  肩部 209    キャップ 209a  中央部分 209b  中央孔 210    軸管 211    プランジャ 211a  噴霧ノズル 212    出口通路 215    球 216    弁座 217    アーム 218    空気入口オリフィス 219    吸引室 230    環状のガスケット 231    環状のガスケット 240    ばね 241    出口通路 242    オリフィス 246    金属カップ 250    室 251    噴霧ノズル 300    ばね 301    ポンプ本体 301a  下端部 301b  入口管 301c  上端部 301d  内部肩部 301e  下端部 302    回転軸線 303    中空ピストン 303a  環状部分 304    内部管状部分 304a  下部部分 305    外側リング 306    ポンプ室 307    プランジャロッド 307a  軸線方向の盲孔 307b  側部オリフィス 307c  溝 307d  下部部分 307e  フランジ 308    環状部材 309    金属カップ 315    ガスケット 316    座 317    弁ホルダ 318    空気入口オリフィス 319    環状室 330    ばね 331    環状のガスケット 333    下降管 334    ばね

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部でピストンが滑動するポンプ室を形成
    するポンプ本体を包含する流体製品分与または噴霧用の
    装置において、出口通路を有し前記ピストンを作動させ
    るように前記ピストンに結合され前記流体製品を逃すこ
    とを可能とする中空のプランジャロッドと、この中空の
    プランジャロッドと連通し該プランジャロッドが押され
    た時容積を減小しこの押圧力が該プランジャロッドから
    除された時容積を増大する吸引室とを包含し、この吸引
    室が前記ピストンおよび前記プランジャロッドにより画
    成され、該吸引室の容積が前記プランジャロッドと前記
    ピストンとの間の相対的滑動運動によって変化するよう
    にしたことを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の装置において、前記プラン
    ジャロッドが、前記ピストンの上部環状部分が内部で流
    体密に接触して滑動するスカートで前記ポンプ室に向け
    て延びるリングと、前記ピストンの下部管状部分が前記
    ポンプ室と前記出口通路との間を連通を遮断するように
    滑動できる剛性の円筒形部分とを包含し、前記ポンプ室
    が、前記ピストンの下部管状部分が前記プランジャロッ
    ドの剛性の円筒形部分の上方にある時前記出口通路と連
    通していることを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の装置において、前記ピスト
    ンの上部環状部分が前記プランジャロッドの補形部分と
    流体密に接触していること、前記プランジャロッドがさ
    らに剛性の円筒形部分を包含し、この剛性の円筒形部分
    上で前記ピストンの下部管状部分が滑動できこれにより
    前記ポンプ室と前記出口通路との間の連通を遮断するが
    、前記ピストンの下部管状部分が前記プランジャロッド
    の剛性の円筒形部分の上方にある時は前記ポンプ室は前
    記出口通路と連通していることを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の装置において、前記ポンプ
    室内に配設した戻しばねが前記プランジャロッドを外部
    に向けて付勢するようにしたことを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】請求項3記載の装置において、前記ポンプ
    室内に配設した戻しばねが前記プランジャロッドを外部
    に向けて付勢するようにしたことを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】請求項4記載の装置において、予圧縮ばね
    を前記プランジャロッドと前記ピストンとの間に装架し
    て、前記ピストンを、このピストンの下部管状部分が前
    記プランジャロッドの剛性の円筒形部分上を滑動する位
    置に向けて付勢せしめたことを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】請求項1記載の装置において、前記プラン
    ジャロッドが前記出口通路と連通する側部オリフィスを
    有し、前記出口通路が前記プランジャロッドと流体密に
    接触して滑動する内部管状部分を有し、この内部管状部
    分が前記プランジャロッドの減小断面積下端部と流体密
    に接触する減小断面積下部部分で延長せしめられており
    、前記吸引室が前記プランジャロッド、その減小断面積
    下部部分、前記ピストンの内部部分およびその減小断面
    積下端部で画成されるようにしたことを特徴とする装置
  8. 【請求項8】請求項7記載の装置において、前記プラン
    ジャロッドの減小断面積下部部分が、前記ポンプ室から
    離れて前記オリフィスから軸線方向に延びる少なくとも
    ひとつの溝を包含することを特徴とする装置。
  9. 【請求項9】請求項7記載の装置において、前記ポンプ
    室内に配設した第1のばねが前記ピストンを外部に向け
    て付勢し、前記プランジャロッドと前記ピストンとの間
    に装架した第2のばねが前記プランジャロッドを前記ピ
    ストンから離れて外部へと付勢するようにしたことを特
    徴とする装置。
  10. 【請求項10】請求項8記載の装置において、前記ポン
    プ室内に配設した第1のばねが前記ピストンを外部へと
    付勢し、前記プランジャロッドと前記ピストンとの間に
    装架した第2のばねが前記プランジャロッドを前記ピス
    トンから離れて外部へと付勢するようにしたことを特徴
    とする装置。
JP3324130A 1990-11-13 1991-11-13 出口通路内にある流体製品を作動の終期に吸入する流体製品噴霧または分与装置 Withdrawn JPH04267962A (ja)

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