JPH04267757A - プッシュタイプディスペンサ− - Google Patents

プッシュタイプディスペンサ−

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JPH04267757A
JPH04267757A JP3037995A JP3799591A JPH04267757A JP H04267757 A JPH04267757 A JP H04267757A JP 3037995 A JP3037995 A JP 3037995A JP 3799591 A JP3799591 A JP 3799591A JP H04267757 A JPH04267757 A JP H04267757A
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Japan
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cylinder
piston
nozzle head
container
valve
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Tetsuya Tada
哲也 多田
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Individual
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1042Components or details
    • B05B11/1059Means for locking a pump or its actuation means in a fixed position
    • B05B11/106Means for locking a pump or its actuation means in a fixed position in a retracted position, e.g. in an end-of-dispensing-stroke position
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/0005Components or details
    • B05B11/0062Outlet valves actuated by the pressure of the fluid to be sprayed
    • B05B11/0064Lift valves
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1042Components or details
    • B05B11/1043Sealing or attachment arrangements between pump and container
    • B05B11/1046Sealing or attachment arrangements between pump and container the pump chamber being arranged substantially coaxially to the neck of the container
    • B05B11/1047Sealing or attachment arrangements between pump and container the pump chamber being arranged substantially coaxially to the neck of the container the pump being preassembled as an independent unit before being mounted on the container

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  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、容器の口部に取付ら
れ、押圧位置、突出位置間でのノズルヘッドの移動に連
動したピストンの摺動によって、容器内の液体をシリン
ダ内に吸上げ加圧して流出口から流出させるプッシュタ
イプディスペンサ−に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、プッシュタイプディスペンサ−
においては、ボトルキャップによってシリンダを容器の
口部に装着し、下端にピストンの取付られたノズルヘッ
ドを、たとえば下方に押圧すると、ピストンがシリンダ
内を摺動し、容器内の液体をシリンダ内に吸上げ加圧し
て流出させるように構成されている。
【0003】サクションチュ−ブがシリンダ下端に取付
られ、サクションチュ−ブに連通する流入路がシリンダ
下端に形成されている。また、ノズルヘッドに設けた流
出口をシリンダに連通する流出路がピストンからノズル
ヘッドにかけて形成されている。そして、容器内からシ
リンダへの液体の流れを制御する弁(一次弁)がシリン
ダ下端の流入路に、シリンダから流出口への加圧液の流
れを制御する弁(二次弁)が流出路にそれぞれ設けられ
ている。
【0004】圧縮ばねがシリンダ内に配設されてノズル
ヘッドをピストンとともに外方に偏倚し、ノズルヘッド
はその外方位置(突出位置)に突出する。そして、圧縮
ばねの偏倚力に抗してノズルヘッドを押し込むと、ピス
トンがピストン内を摺動し、ノズルヘッドの突出位置、
押し込み位置(押圧位置)間の距離に相当する距離がピ
ストンのストロ−クとなる。
【0005】ノズルヘッドは、通常、垂直方向に移動可
能(昇降可能)とされるが、水平方向または傾め方向に
移動可能としてもよい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】シリンダは、ノズルヘ
ッド、ピストン、ボトルキャップ、サクションチュ−ブ
と同様にプラスチックから成形される。しかし、以下の
ような設計上の制約から、シリンダは他の部材に比較し
て構成的に複雑化する傾向にある。 (1) ボトルキャップによって容器の口部上面に押圧
され挟持されるフランジがシリンダの上端に一体成形さ
れる。 (2) 容器内からの液体の流出にともなって容器内が
負圧化するのを防止するために、換気孔(負圧防止孔)
がシリンダの側壁上部に設けられる。 (3) 流入路を形成するとともにサクションチュ−ブ
を取り付けるために、下端を小径とする段付形状にシリ
ンダが成形される。 (4) ノズルヘッド、ピストンを偏倚する圧縮ばねが
シリンダに内蔵され、圧縮ばねのばね座を確保するため
に、シリンダが段付形状とされる。 (5) 一次弁の弁座を確保するとともに横方向での一
次弁の遊びを制限するために、一次弁の配設位置におい
てもシリンダが段付形状とされる。 (6) 一次弁として鋼球を使用することが多く、鋼球
が上方に逃げるのを阻止するために、突起が弁座の上方
でシリンダ内壁に成形される。
【0007】上記のように、シリンダは3〜4段の段付
形状となるとともに、上端にフランジを、側壁上部に換
気孔を、下端付近に逃げ防止用突起を有して成形される
ため、シリンダが構成的に複雑化する。そのため、金型
も複雑化し、金型の製作費が高価になるとともに、成形
サイクルが長くなり高い生産性が確保できず、シリンダ
が安価に生産できない。また、構成的に複雑であるため
、高品質のシリンダを得ることが難しい。
【0008】一般に、プッシュタイプディスペンサ−は
、流出すべき液体の収納された容器の口部にシリンダを
ボトルキャップによって装着した状態で搬送され、店頭
に展示される。しかし、ノズルヘッドの押圧に連動して
ピストンが摺動して液体を流出させるため、搬送中、展
示中におけるノズルヘッドの不要な押圧を防止する必要
がある。
【0009】そのため、ディスペンサ−は、たとえば、
ノズルヘッド下端のおねじをシリンダ上端のめねじに螺
着したり、ノズルヘッド下端の係合突起をシリンダ上端
の対応する係合突起に係合させることによって、ノズル
ヘッドを押圧位置にロックするように構成されている。 この構成によれば、ノズルヘッドを押圧位置にロックす
ることによって、不注意や転倒によるノズルヘッドの予
期しない押圧が防止され、ピストンの摺動を間接的に防
止して、液体の漏出が阻止される。
【0010】また、ノズルヘッドをその押圧位置にロッ
クすれば、ピストンのストロ−ク相当分だけ、ディスペ
ンサ−が小型化でき、小さく梱包できるとともに、展示
スペ−スが少なくなり、効率的な搬送、展示が可能とな
る。
【0011】ところで、通常、一次弁、二次弁は自重で
弁座に押圧されるが、搬送、展示のとき、容器が転倒、
傾斜すると、一次弁、二次弁が弁座から離反して、開放
される。すると、開放された一次弁、二次弁を介して容
器内が外気に連通し、容器内の液体が一次弁、二次弁を
へて流出口から漏出する虞れがある。
【0012】このように、ノズルヘッドをロックしてピ
ストンの摺動を防止しても、容器の転倒、傾斜に起因す
る液体の漏出が防止できない。そのため、ピストンの下
端に一次弁の弁押さえを設け、ノズルヘッドを押圧位置
にロックするとき弁押さえが一次弁を押して、一次弁を
弁座に強制的に押圧させる構成のプュシュタイプデイス
ペンサ−が知られている(たとえば、特開昭58−02
0259号、特開昭60−166769号)。この構成
によれば、ノズルヘッドを押圧位置にロックすれば、一
次弁が弁押さえによって弁座に強制的に押圧されるため
、容器が転倒、傾斜しても一次弁が開放されず、容器内
と外気との連通が断たれて、液体の漏出が防止される。
【0013】しかし、ノズルヘッドのロックと弁押さえ
による一次弁の押圧とを同時に行う構成では、ノズルヘ
ッド、ピストン、弁押さえ、一次弁等の関連する構成部
材の成形誤差、組立誤差を小さくする必要があり、構成
部材を高品質に成形しなければならない。
【0014】ここで、弁押さえにスリットを設け、弾性
のもとで一次弁を押圧すれば、成形誤差、組立誤差をあ
る程度吸収して、一次弁の押圧を確保できる。しかし、
弁押さえは、プラスチックからなるピストン下端に形成
されているため、使用するにつれて弁押さえの弾性が低
下し、一次弁を確実に押圧できない虞れがある。また、
成形誤差、組立誤差が比較的大きいと、弁押さえの弾性
は成形誤差、組立誤差をもはや吸収できず、弁押さえは
一次弁を押圧できない。
【0015】加えて、ノズルヘッドを押圧位置にロック
するとともに弁押さえで一次弁を押圧する構成のプッシ
ュタイプディスペンサ−では、シリンダ上端にめねじま
たは係合突起が設けられるため、シリンダが構成的に一
層複雑化する。そして、ピストンに対する弁座の相対的
な位置を正確に確保するために、シリンダを高品質に成
形しなければならず、安価なシリンダが得られない。
【0016】この発明は、シリンダを構成的に簡略化し
たプッシュタイプディスペンサ−の提供を目的としてい
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明によれば、シリンダは、容器口部、ボトル
キャップ間に挟持されるフランジを持ち上下で開口した
上半部と、サクションチュ−ブの取付けられる下端とを
持つ下半部とに分割して成形されている。下半部の上端
は開口し、上半部に嵌合可能に形成されている。また、
容器内の液体をサクションチュ−ブからシリンダに導く
弁座付流入路が、シリンダの下半部に形成されている。
【0018】ピストンがシリンダ下半部の上端開口を介
してシリンダ下半部内にのびてシリンダ下半部に螺着さ
れることによって、シリンダ下半部の流入路内の弁をピ
ストンが弁座に押圧している。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の実施例
について詳細に説明する。
【0020】図1に示すように、この発明に係るプッシ
ュタイプディスペンサ−10は、シリンダ12と、シリ
ンダ内に摺動可能に設けられたピストン14と、ピスト
ンの上端に固定されたノズルヘッド16とを具備して構
成され、シリンダ、ピストン、ノズルヘッドはいずれも
プラスチックから成形されている。
【0021】シリンダ12は、上下端の開口した上半部
18と、上半部に嵌合された上端を持つ下半部20とに
分割して成形されている。シリンダ上半部18の上端に
フランジ22が形成され、フランジの下方でシリンダ1
2の内方に環状のストッパ24が形成されている。圧縮
ばね26がシリンダ12に内蔵されてピストン14、ノ
ズルヘッド16を一体的に外方に押し、ピストンの段部
28がシリンダのストッパ24に当接することによって
、ピストンつまりはノズルヘッドの突出位置が規定され
る。
【0022】ディスペンサ−10は、シリンダのフラン
ジ22を容器30の口部、ボトルキャップ31間に挟持
しながら、容器口部にボトルキャップを利用して着脱自
在に装着される。一般に、容器口部30のおねじにボト
ルキャップ31のめねじを螺着させることによって、デ
ィスペンサ−10は容器の口部に装着されるが、これ以
外の方法でディスペンサ−を装着してもよい。
【0023】容器内からの液体の流出にともなって容器
内が負圧化するのを防止するために、換気孔(負圧防止
孔)32が、ストッパ24の下方でシリンダ上半部18
の側壁に、たとえば120 °互いに離反して3個設け
られている。
【0024】ピストン14は、シリンダ上半部18の内
壁に摺接するスカ−ト状のシ−ル片34を、シリンダの
換気孔32の下方に、一体に備え、このシ−ル片は圧縮
ばねのばね座としても機能している。また、シリンダの
ストッパ24に摺接する環状の突起35がピストン14
の中間部で外壁に形成され、ストッパ24の上部はこの
突起の弾性的な摺接を確保するように上方にのびている
【0025】シリンダ下半部20の上端は開口され、上
端はピストン14の下端の挿通可能な形状に形成されて
いる。シリンダ下半部20の上端が開口しているため、
シリンダ下半部はシリンダ上半部18に弾性的に嵌合さ
れ、確実な嵌合が可能となる。
【0026】シリンダ下半部20は下端を小径とする段
付形状とされ、サクションチュ−ブ36がシリンダ下半
部の下端に取付られている。また、流入路38がシリン
ダ下半部20に形成され、一次弁42のための弁座40
が流入路に設けられている。実施例では、鋼球が一次弁
42として採用され、シリンダ下半部20の内壁に形成
された逃げ防止用突起41によって、上方への鋼球(一
次弁)の転動が防止されている。
【0027】ピストン14の下端におねじ15が、シリ
ンダ下半部20にめねじ21が形成されている。ピスト
ン14の下端はシリンダ下半部20の内壁形状に対応し
て円錐台形状に形成され、スリット44がピストン下端
に設けられている。ここで、図2に示すようにピストン
14がシリンダ下半部20に螺着されるとき、スリット
付ピストン下端が一次弁42を押圧するように、ねじ1
5、21 が設けられている。
【0028】流出口46がノズルヘッド16に形成され
、流出口に連通する流出路48がピストン14、ノズル
ヘッド16に設けられている。また、弁座50がピスト
ン内の流出路48に設けられて、二次弁52がピストン
14に内蔵されている。二次弁52は、一次弁と同様に
、鋼球からなり、逃げ防止用突起51によって、二次弁
52の転動を防止している。
【0029】図2に示すように、ノズルヘッド16を押
し込み、ピストン14をシリンダ下半部20に螺着すれ
ば、ノズルヘッドがロックされ、ノズルヘッドをロック
したまま、ディスペンサ−10は搬送され、展示される
。そのため、搬送中、展示中において、ノズルヘッド1
6が押圧できず、不注意や転倒によるノズルヘッドの予
期しない押圧が防止され、液体の漏出が確実に阻止され
る。
【0030】無論、ノズルヘッド16を押し込んでいる
ため、ディスペンサ−10は小型化され、小さく梱包で
きるとともに展示スペ−スが少なくなり、効率的に搬送
、展示できる。
【0031】従来の構成では、ノズルヘッドをシリンダ
またはボトルキャップに螺着または係合してノズルヘッ
ドをロックしている。この構成では、ロック機構が外部
に位置し、美的な外観が得られない。これに対して、ピ
ストン下端のおねじ15が、シリンダ12の内部でシリ
ンダ下半部20のめねじ21に螺着されてノズルヘッド
16をロックするこの発明の構成ではロック機構43が
外部に位置せず、美的な外観が得られる。
【0032】ピストン14、シリンダ下半部20の螺着
によって、ピストン下端が一次弁42を弁座40に強制
的に押圧して一次弁を閉じる。そのため、サクションチ
ュ−ブ36、 流入路38、一次弁42、シリンダ12
、二次弁52、 流出路48、流出口46を介した容器
内、外気の連通が一次弁によって断たれ、液体の漏出が
防止される。
【0033】図2からわかるように、ピストン14、シ
リンダ下半部20の螺着によってノズルヘッド16をロ
ックすると、ピストンの環状突起35がシリンダのスト
ッパ上部に摺接される。そのため、容器内の液体が換気
孔32を介してシリンダ12内に流れても、環状突起3
5に阻まれて、液体は漏出しない。
【0034】この発明ではシリンダ12を上半部18、
 下半部20に分割し、下半部を上半部に嵌合してシリ
ンダが組立られる。この構成では、シリンダ下半部20
が圧縮ばね26ばね座として利用でき、ばね座用の段部
が省略できる。
【0035】公知の構成では、フランジ、 換気孔、一
次弁の弁座、 逃げ防止用突起が一体物のシリンダに形
成されているため、シリンダが3〜4段の段付形状とな
り、シリンダの構成的な複雑化が避けられない。
【0036】これに対して、この発明では、ばね座用の
段部の省略に加えて、フランジ22、 換気孔32がシ
リンダ上半部18に、一次弁の弁座40、 逃げ防止用
突起41がシリンダ下半部20に設けられ、フランジ等
がシリンダの上半部、下半部に分散して配置されている
。そのため、図2に示すように、シリンダ上半部18は
段部のない簡単な構成となり、金型が構成的に簡単され
る。一体物のシリンダを1つの金型から成形する場合に
比較して、この発明のように、シリンダを上半部18、
下半部20に分割すれば、シリンダ上半部は勿論、シリ
ンダ下半部も構成的に簡単化される。従って、2つの金
型でシリンダの上半部18、下半部20を個々に成形し
て組立てる不利を考慮しても、総合的に、金型代が安く
なり高い生産性が確保されて、シリンダ12が安価に生
産できる。
【0037】さらに、螺着によらず、シリンダの上半部
18、下半部20の嵌合によって、シリンダ12が組立
てられるため、シリンダの組立が自動化でき、この点か
らも高い生産性が得られる。
【0038】シリンダ12を簡単な構成の上半部18、
下半部20に分割して成形しているため、一体物のシリ
ンダの成形に比較して、成形誤差が十分に小さくなる。 また、シリンダの上半部18、下半部20の嵌合によっ
てシリンダ12が組立てられるため、大きな組立誤差が
生じることもない。そのため、高品質のシリンダ12が
得られる。
【0039】また、ピストン14に対する一次弁の弁座
40が高い位置精度で形成でき、ノズルヘッド16がロ
ックされたとき、ピストンは一次弁42を弁座40に確
実に押圧できる。実施例では、ピストン下端にスリット
44を形成して、弾性をピストン下端に持たせているた
め、成形誤差、組立誤差がピストン下端の弾性である程
度吸収でき、ピストン14は一次弁42を弁座40に確
実に押圧できる。
【0040】ピストン14、シリンダ下半部20の螺着
をとけば、ノズルヘッド16のロックが解除され、圧縮
ばね26の偏倚力によって、ノズルヘッド16はピスト
ン14とともに外方に押され、ピストンの段部28がシ
リンダのストッパ24に当接する突出位置に、ノズルヘ
ッド16は移動する。
【0041】なお、ピストン下端のおねじ15がシリン
ダ下半部のめねじ21に当接しない押圧位置と、突出位
置との間でノズルヘッド16を押し込み、ピストン14
をシリンダ12内で摺動させれば、容器内の液体はサク
ションチュ−ブ36、流入路38、一次弁42を介して
シリンダ12に流入し加圧されて、二次弁52、流出路
48を経て流出口46から流出されることはいうまでも
ない。
【0042】図1、図2に示す実施例では、ノズルヘッ
ド16が嘴状に形成されているが、他の種々の形状のノ
ズルヘッドが採用できる。また、ノズルヘッドの流出口
46にスピンナ(渦流化部材)を設けてもよい。
【0043】図3に示す別実施例のプッシュタイプディ
スペンサ−110 は、ノズルヘッド16を円筒形とし
、ノズルヘッドの流出口にスピンナ54を、スピンナの
前にノズル55を配設したことを除けば、上記のディス
ペンサ−110 と同様な構成をしている。スピンナ5
4、ノズル55は公知のものであり、流出路48を流れ
る加圧液は、スピンナの軸線方向の流路56から接線方
向の流路57に流入するとき渦流化され、ノズルのオリ
フィス58から噴霧流として流出される。
【0044】上述した実施例は、この発明を説明するも
のであり、この発明を何ら限定するものでなく、この発
明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこ
の発明に含まれることはいうまでもない。
【0045】
【発明の効果】上記のように、この発明では、シリンダ
を上半部、 下半部に分割して成形しているため、シリ
ンダ上半部は段部のない簡単な構成となり、金型が構成
的に簡単される。また、シリンダ下半部も構成的に簡単
化される。そのため、2つの金型でシリンダの上半部、
下半部を個々に成形して組立てる不利を考慮しても、総
合的に、金型代が安くなり高い生産性が確保されて、シ
リンダが安価に生産できる。
【0046】螺着によらず、シリンダの上半部、下半部
の嵌合によって、シリンダが組立てられるため、シリン
ダの組立が自動化でき、この点からも高い生産性が得ら
れる。
【0047】シリンダを簡単な構成の上半部、下半部に
分割して成形しているため、一体物のシリンダの成形に
比較して、成形誤差が十分に小さくなる。また、シリン
ダの上半部、下半部の嵌合によって、シリンダが組立て
られるため、大きな組立誤差が生じることもない。その
ため、高品質のシリンダが得られる。
【0048】また、ピストンに対する一次弁の弁座が高
い位置精度で形成でき、ノズルヘッドがロックされたと
き、ピストンは一次弁を弁座に確実に押圧できる。
【0049】シリンダを上半部、下半部も分割している
ため、成形上の困難性を伴うことなく、めねじがシリン
ダ下半部に成形でき、ピストンをシリンダ下半部に螺着
できる。そして、ピストンがシリンダ下半部に螺着され
るとき、ピストン下端で一次弁を弁座に強制的に押圧し
て一次弁を閉じる構成が容易に得られる。そのため、容
器内、外気の連通が一次弁によって妨げられ、液体の漏
出が確実に防止される。
【0050】ピストンがシリンダの内部でシリンダ下半
部に螺着されてノズルヘッドをロックするため、ノズル
ヘッドのロック機構が外部に位置せず、美的な外観が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ノズルヘッドの突出位置における、この発明の
一実施例に係るプッシュタイプディスペンサ−の縦断面
図である。
【図2】ノズルヘッドをロックした状態での、プッシュ
タイプディスペンサ−の縦断面図である。
【図3】ノズルヘッドの突出位置における、この発明の
別実施例に係るプッシュタイプディスペンサ−の縦断面
図である。
【符号の説明】
10  プッシュタイプディスペンサ−12  シリン
ダ 14  ピストン 15  ピストン下端のおねじ 16  ノズルヘッド 18  シリンダの上半部(シリンダ上半部)20  
シリンダの下半部(シリンダ下半部)22  フランジ 24  ストッパ 26  圧縮ばね 30  容器 31  ボトルキャップ 32  換気孔 36  サクションチュ−ブ 38  流入路 40  弁座 41  逃げ防止用突起 42  一次弁 43  ロック機構 46  流出口 48  流出路 50  弁座 51  逃げ防止用突起 52  二次弁 110 プッシュタイプディスペンサ−54  スピン
ナ 55  ノズル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  下端にサクションチュ−ブの取付られ
    るシリンダがボトルキャップを利用して容器の口部に装
    着され、ノズルヘッドの下端に設けたピストンが、押圧
    位置、突出位置間でのノズルヘッドの移動に連動して、
    シリンダ内を摺動することによって、容器内の液体がサ
    クションチュ−ブを経てシリンダ内に吸上げられ加圧さ
    れて、ピストンおよびノズルヘッドの流出路を経てノズ
    ルヘッドの流出口から流出されるプッシュタイプディス
    ペンサ−において、シリンダが、容器口部、ボトルキャ
    ップ間に挟持されるフランジを持ち上下に開口し上端開
    口を介してピストンののびた上半部と;上半部に嵌合可
    能な開口した上端とサクションチュ−ブの取付けられる
    下端とを持ち、容器内の液体をサクションチュ−ブから
    シリンダに導く弁座付流入路の形成された下半部と;に
    分割して成形されていることを特徴とするプッシュタイ
    プディスペンサ−。
  2. 【請求項2】  下端にサクションチュ−ブの取付られ
    るシリンダがボトルキャップを利用して容器の口部に装
    着され、ノズルヘッドの下端に設けたピストンが、押圧
    位置、突出位置間でのノズルヘッドの移動に連動して、
    シリンダ内を摺動することによって、容器内の液体がサ
    クションチュ−ブを経てシリンダ内に吸上げられ加圧さ
    れて、ピストンおよびノズルヘッドの流出路を経てノズ
    ルヘッドの流出口から流出されるプッシュタイプディス
    ペンサ−において、シリンダが、容器口部、ボトルキャ
    ップ間に挟持されるフランジを持ち上下に開口し上端開
    口を介してピストンののびた上半部と;上半部に嵌合可
    能な開口した上端とサクションチュ−ブの取付けられる
    下端とを持ち、容器内の液体をサクションチュ−ブから
    シリンダに導く弁座付流入路の形成された下半部と;に
    分割して成形され、ピストンがシリンダ下半部の上端開
    口を介してシリンダ下半部内にのびてシリンダ下半部に
    螺着されることにより、シリンダ下半部の流入路内の弁
    をピストンが弁座に押圧することを特徴とするプッシュ
    タイプディスペンサ−。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5524793A (en) * 1994-07-21 1996-06-11 Emson, Inc. Dispensing pump which is lockable and sealable for transporation and storage
US6458280B1 (en) 1999-01-06 2002-10-01 Emerson Electric Co. Device and method for dispensing bacteriostat into humidifier
KR100456814B1 (ko) * 2002-07-05 2004-11-10 (주)연우 디스펜서 펌프

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