JPH0426539A - シール材 - Google Patents

シール材

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Publication number
JPH0426539A
JPH0426539A JP13197190A JP13197190A JPH0426539A JP H0426539 A JPH0426539 A JP H0426539A JP 13197190 A JP13197190 A JP 13197190A JP 13197190 A JP13197190 A JP 13197190A JP H0426539 A JPH0426539 A JP H0426539A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
sealing material
water absorbing
pipe
absorbing polymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13197190A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Hayashi
林 寿夫
Masanori Higuchi
正典 樋口
Kikuo Ishida
石田 喜久雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Construction Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Construction Co Ltd filed Critical Mitsui Construction Co Ltd
Priority to JP13197190A priority Critical patent/JPH0426539A/ja
Publication of JPH0426539A publication Critical patent/JPH0426539A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)、産業上の利用分野 本発明は、ヒユーム管の接続部、シールドトンネルのセ
グメント等の継ぎ目等のシールに適用するに好適なシー
ル材に関する。
(b)、従来の技術 従来、この種のシール材としては1合成樹脂や合成ゴム
等からなるシール材が広く用いられていた。
(C)2発明が解決しようとする問題点しかし、これ等
のシール材は、隙間を完全に塞ぐように充填する必要が
あることから、施工に熟練を要するばかりか、劣化しや
すい材質であるため、施工後の耐久性に問題があった。
本発明は、上記事情に鑑み、施工が容易で耐久性に優れ
たシール材を提供することを目的とする。
(d)8問題点を解決するための手段 即ち、本発明は、少なくともセメント、水及び吸水状態
で粒子独立性を保つ吸水ポリマを混練してなる吸水性モ
ルタルから構成される。
(e)0作用 上記した構成により1本発明は、吸水性モルタル中の吸
水ポリマが浸入水(6)により膨張してシーリング作用
を発揮するように作用する。
なお、括弧内の番号は、図面における対応する要素を示
す便宜的なものであり、従って1本記述は図面上の記載
に限定拘束されるものではない。
(f)、実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明によるシール材の一実施例が適用された
ヒユーム管の接続部を示す断面図。
第2図は本発明によるシール材の一実施例が適用された
ヒユーム管からなる管路を示す斜視図である。
地中配線保護用の管1lIlは、第2図に示すように、
地中に水平方向である矢印A、B方向に埋設された略円
筒状の第1ヒユーム管2を有しており、第1ヒユーム管
2の図中右側には、第1ヒユーム管2と同−形状及びサ
イズの第2ヒユーム管3が、本発明によるシール材5を
介して接続されている。更に、第2ヒユーム管3の第2
図右側には、第1ヒユーム管2(第2ヒユーム管3)と
同−形状及びサイズの複数個のヒユーム管(図示せず)
が、本発明によるシール材5をそれぞれ介して矢印1 
B方向に直列に接続されている。
即ち、第1ヒユーム管2は、第1図及び第2図に示すよ
うに、内径R1,外径R2の円筒状の本体2cを有して
おり1本体2cの第2図左端部には、本体2Cの内径R
1と等しい内径を有すると共に1本体2cの外径R2よ
り小さい外径R3を有する肉薄の円環状の係合部2bが
形成されている。また、第1ヒユーム管2の本体2cの
第2図右端部、即ち第2ヒユーム管3側の端部には。
第1図に示すように、第1ヒユーム管2の係合部2bの
外径R3(即ち、第2ヒユーム管3の係合部3bの外径
R3′)よりやや大きい内径R4を有すると共に1本体
2cの外径R2より大きい外径R5を有する円環状のフ
ランジ2aが形成されている。また、第1ヒユーム管2
の第1図右側には、第1ヒユーム管2と同−形状及びサ
イズの第2ヒユーム管3が、その内径R1’  (=R
1)、外径R3’  (=R3)の円環状に形成された
係合部3bを第1ヒユーム管2のフランジ2a内に嵌入
係合させた形で設けられており、第1ヒユーム管2のフ
ランジ2aと第2ヒユーム管3の係合部3bとの間には
、本発明によるシール材5が両ヒユーム管2,3間の隙
間を管路l全周に亙って円環状に塞ぐ形で設けられてい
る。
なお、第1ヒユーム管2と第2ヒユーム管3との接続部
以外のヒユーム管接続部においても。
両ヒユーム管の隙間を管路1全周に亙って円環状に塞ぐ
形でシール材5がそれぞれ設けられており。
これ等第1ヒユーム管2、第2ヒユーム管3及びその他
のヒユーム管からなる管路1内には、図示しない多数本
の導線が管Mlの軸心方向である第2図矢印A、B方向
に配設されている。
管路1は以上のような構成を有するので、管路1の配管
施工を行なう際には、まず、第2図に示すように、地上
から所定の深さに穿設形成された管Jl埋1ft溝9内
に第1ヒユーム管2を水平に設置すると共に、所定量、
即ちシーリング施工に必要な量のシール材5のIIIを
行なう、それには。
セメント、砂、水及び吸水ポリマを所定の配合比率(吸
水ポリマの配合比率は乾燥状態の体積比で30乃至40
%)で均一に混練して、流動性のある吸水性モルタルを
シール材5として調製する。
ここで用いられる吸水ポリマは、アクリル共重合体を分
散剤として脂肪族炭化水素に溶解し、アクリル酸とその
アルカリ金属塩水溶液を分散させ逆相懸濁重合し、更に
無機物質存在下又は不存在下において架橋剤で架橋した
後、乾燥させたものであり、該吸水ポリマは、市販のポ
リマと異なり、吸水状態でもゲル化することなく粒子独
立性を保持することが8来る。なお、この吸水ポリマを
調製する際のアクリル共重合体の構成成分やアクリル酸
とそのアルカリ金属塩水溶液との重合方法、或いは架橋
剤の添加量や架橋反応の方法等については、特開平1−
264803に開示されているので、ここではその詳細
な説明は省略する。
こうして、流動性を有するシール材5が所定量だけtR
製されたところで、該調製されたシール材5を、第1@
に示すように、前記管路埋設溝9内に設置された第1ヒ
ユーム管2のフランジ2aの内周面全面に塗付し、その
状態で、該塗付されたシール材5を介して第2ヒユーム
管3の係合部3bを図中右方から第1ヒユーム管2のフ
ランジ2aに対して矢印入方向に押圧嵌着する形で接続
する。この際、第1ヒユーム管2.第2ヒユーム管3間
に挾まれたシール材5は、適度な流動性を有しているの
で、第2ヒユーム管3からの矢印入方向の押圧力により
、シール材5は両ヒユーム管2.3間に形成される隙間
形状に対応した形で密実に充填される。
こうして、第1ヒユーム管2の後方、即ち第2図右側に
シール材5を介して第2ヒユーム管3が接続されたとこ
ろで、同様の手順により、シール材5を眉いて第2ヒユ
ーム管3の後方に同−形状及びサイズのヒユーム管を所
定の個数だけ順次接続した後、これ等第1ヒユーム管2
.第2ヒユーム管3及びその他のヒユーム管上の管路埋
設溝9を埋める形で盛土する。すると、これ等ヒユーム
管2.3等からなる矢印A、B方向の管路1は地中に完
全に埋設され、ここで管路1の配管施工が完了する。
こうして、第2図に示す管路上が配管施工された後は、
管路1の周辺の地山7からの地下水等の浸入水6は、以
下に述べるように、シール材5により止水され、管路1
内への漏水は効果的に防止される。
即ち、地下水等の浸入水6が、第1図に示すように、管
路1を構成する第1ヒユーム管2と第2ヒユーム管3と
の接続部の外周部付近、例えば図中上側からシール材5
に達すると、シール材5中に均一に含まれた吸水ポリマ
が該浸入水6を吸収して膨張し、その結果シール材5は
、第1ヒユーム管2のフランジ2a及び第2ヒユーム管
3の係合部3bに対して所定の圧力を及ぼす、なお。
この状態では、シール材5はセメントの水和により凝固
状態にあるが、内部に混入された吸水ポリマの作用によ
り全体として若干の伸縮性を有している。従って、吸水
ポリマが侵入水6を吸水して膨張すると、シール材5も
全体として前記した伸縮性の範囲内で膨張することが出
来る。すると。
シール材5と第1ヒユーム管2のフランジ2aとの隙間
及びシール材5と第2ヒユーム管3の係合部3bとの隙
間は完全に閉塞されることとなる。
この際、吸水ポリマは、既に述べたように、吸水しても
粒子独立性を保つので、吸水した吸水ポリマ同士が互い
に凝集するようなことはなく、シール材5中の均一な分
散状態は吸水後も維持されることから、吸水によるシー
ル材5の膨張に基づく閉塞動作は、管路l全周に互って
均一に行なわれる。こうしてシール材5は吸水による膨
張動作を行ないつつ各ヒユーム管2,3の隙間を完全に
閉塞する方向に作用し、これにより、第1ヒユーム管2
と第2ヒユーム管3との接続部の外周部付近からの浸入
水6は、管路1内への浸入経路を封鎖されるので、管路
1内への浸入は阻止される。なお、このシール材5によ
る止水機能は、第1ヒユーム管2と第2ヒユーム管3と
の接続部に限らず、第2図に示す管路1のどのヒユーム
管接続部においても同様に発揮することが出来る。従っ
て、管路1の周辺の地山7中に多量の地下水等の浸入水
水6が存在する場合でも、管路1内への漏水は管路1の
矢印A、B方向の全長に互って防止することが出来、そ
の結果、管路1内に配設される導線が漏水により漏電或
いは短絡するような事態を未然に防止することが可能と
なる。
このように、シール材5によるシーリング作業は、セメ
ント、砂、水及び吸水ポリマから調製された吸水性モル
タルをシール材5として塗付するだけで済み、しかも該
シール材5は、吸水ポリマによる浸入水6の吸水膨張機
構により十分な止水性を発揮するので、信頼性の高いシ
ーリング作業を熟練者でなくても容易に実行することが
可能となる。また5シール材5は、セメントを主成分と
するので、合成樹脂、合成ゴム等の従来のシール材と沈
入で、長期的な耐久性に優れる。
なお、上述の実施例においては、シール材5となる吸水
性モルタルを調製する際に、砂を骨材として混入したが
、シール材5の耐久性がそれほど要求されない場合には
、砂は必ずしも混入する必要はなく、セメント、水及び
前記吸水ポリマのみから吸水性モルタルを調製すること
も可能である。
また、上述の実施例においては、第2図に示すように、
管路1を構成するヒユーム管2.3等の接続部における
シーリング作業について説明したが1本発明は、ヒユー
ム管2.3等以外の被シール部材1例えばシールドトン
ネルのセグメントの継ぎ目等に対しても適用可能である
ことは言及するまでもない。
(g)0発明の詳細 な説明したように、本発明は、少なくともセメント、水
及び吸水状態で粒子独立性を保つ吸水ポリマを混線して
なる吸水性モルタルから構成したので、吸水前に流動性
を有する吸水性モルタルは、地下水等の浸入水6により
、吸水ポリマが吸水膨張することにより止水性を発揮す
るので。
止水性、耐久性に優れ、かつ施工が容易なシール材5を
提供することが可能となる。また、シール材5は、セメ
ント、水等の安価な材料から形成し得る(即ち、材料コ
ストを低床に抑えることが出来る)ことに加えて、シー
リング作業現場での必要量に応じて調製することが8来
るので、無駄がなく経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるシール材の一実施例が適用された
ヒユーム管の接続部を示す断面図。 第2図は本発明によるシール材の一実施例が適用された
ヒユーム管からなる管路を示す斜視図である。 5・・・・・・シール材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  少なくともセメント、水及び吸水状態で粒子独立性を
    保つ吸水ポリマを混練してなる吸水性モルタルからなる
    シール材。
JP13197190A 1990-05-22 1990-05-22 シール材 Pending JPH0426539A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13197190A JPH0426539A (ja) 1990-05-22 1990-05-22 シール材

Applications Claiming Priority (1)

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JP13197190A JPH0426539A (ja) 1990-05-22 1990-05-22 シール材

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JPH0426539A true JPH0426539A (ja) 1992-01-29

Family

ID=15070511

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JP13197190A Pending JPH0426539A (ja) 1990-05-22 1990-05-22 シール材

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019500228A (ja) * 2015-09-25 2019-01-10 コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ 高吸水性ポリマーを有するジオポリマーの使用

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019500228A (ja) * 2015-09-25 2019-01-10 コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ 高吸水性ポリマーを有するジオポリマーの使用

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