JPH04264524A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

Info

Publication number
JPH04264524A
JPH04264524A JP2653691A JP2653691A JPH04264524A JP H04264524 A JPH04264524 A JP H04264524A JP 2653691 A JP2653691 A JP 2653691A JP 2653691 A JP2653691 A JP 2653691A JP H04264524 A JPH04264524 A JP H04264524A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display device
spacer
substrates
electrode
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2653691A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2675199B2 (ja
Inventor
Sachiko Ichimura
市村 幸子
Shinji Shimada
伸二 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP3026536A priority Critical patent/JP2675199B2/ja
Publication of JPH04264524A publication Critical patent/JPH04264524A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2675199B2 publication Critical patent/JP2675199B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1339Gaskets; Spacers; Sealing of cells
    • G02F1/13394Gaskets; Spacers; Sealing of cells spacers regularly patterned on the cell subtrate, e.g. walls, pillars

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示に影響しないスペ
ーサを有するアクティブマトリクス表示装置及び単純マ
トリクス表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、液晶等の表示媒体を用いた小
型の表示装置では、表示装置を構成する2つの基板間の
液晶層の層厚を一定に保つため、2つの基板間の周縁部
に挟まれるシール剤に、ガラスファイバー等のスペーサ
が混入される。スペーサをシール剤に混入した場合には
、表示画面にスペーサの影響はない。しかし、3インチ
以上の大画面を有する表示装置では、液晶層の層厚が一
定にはならないので、表示部分の液晶層中にもスペーサ
が混入されている。
【0003】液晶層中にスペーサが混入された従来の代
表的なアクティブマトリクス方式の液晶表示装置の断面
模式図を図10に、この表示装置を構成するアクティブ
マトリクス基板の平面図を図12に示す。この表示装置
は、ツイスティッドネマティック(TN)型である。こ
の表示装置では、図12に示すように、ゲートバス配線
5とソースバス配線6とによって形成された矩形の各領
域に、絵素電極3が形成されている。図10に示すよう
に、各絵素電極3は絶縁性基板1上に形成され、絵素電
極3にはスイッチング素子として薄膜トランジスタ(以
下では「TFT」と称する)2が接続されている。基板
1に対向する対向基板10上には対向電極13が形成さ
れ、絵素電極3と対向電極13との間の液晶層8に電圧
が印加される。基板1と基板10との間には、液晶層8
の層厚を一定にするためのスペーサ17が挟まれている
【0004】また、表示装置の開口率を高めた、図11
の断面模式図に示すアクティブマトリクス表示装置が知
られている。図11の表示装置では、絵素電極3はTF
T2を覆う絶縁膜4上に設けられ、絵素電極3とTFT
2とは絶縁膜4に設けられたコンタクトホールを介して
電気的に接続されている。図6の表示装置に於いても、
スペーサ17によって、基板1及び10の間の液晶層8
の層厚が一定に保たれている。
【0005】また、図13にスペーサを用いた従来の単
純マトリクス表示装置の断面図を、図14にその表示装
置を構成する一方の基板の平面図を示す。この表示装置
は、図13に示すように一対の絶縁性基板1及び10を
有し、基板1上には、図14に示すように平行する多数
の表示電極15が形成されている。基板1に対向する対
向基板10上には、表示電極15とは直交する方向に平
行する多数の表示電極16が形成されいている。更に基
板1及び10上には配向膜27がそれぞれ形成され、基
板1及び10間には、液晶層8が封入されている。表示
電極15及び16の交差部分が絵素となる。この表示装
置に於いても、基板1及び10の間の液晶層8の層厚を
一定にするために、スペーサ17が挟まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の図10、図11
及び図13の表示装置には、通常、白色又は透明のもの
が用いられている。白色又は透明のスペーサを用いると
、黒色を表示した場合にはスペーサの部分が白色となっ
たり、その近傍の液晶分子の配向の乱れにより、コント
ラスト比が大きく低下するという問題点がある。このよ
うに白色又は透明のスペーサを用いることは、表示品位
に悪影響を与えるので非常に大きな問題となっている。
【0007】このような問題点を解決するため、黒色の
スペーサを用いることが検討されている。しかし、黒色
のスペーサは硬度が十分に高くないので、液晶層の層厚
を高い精度で長期に亘って均一に保つことができないと
いう問題点がある。しかも、スペーサを用いることによ
る液晶分子の配向の乱れによる問題点は、依然として解
決されない。
【0008】この点を解決したものとして、米国特許第
4,904,056号に記載されている表示装置を挙げ
ることができる。この表示装置ではソースバス配線及び
ゲートバス配線上に形成された遮光層が、スペーサとし
ても機能している。しかし、この表示装置では、高分子
材料からなるスペーサが用いられているため、スペーサ
の剥がれ、変形等が起こり易い。そのため、表示装置の
信頼性が低下するという問題点がある。
【0009】本発明の目的は、表示に悪影響を与えない
スペーサを有し、しかも高い信頼性を有するアクティブ
マトリクス表示装置及び単純マトリクス表示装置を提供
することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のアクティブマト
リクス表示装置は、一対の絶縁性基板と、該基板の何れ
か一方に配された絵素電極と、該絵素電極間に縦横に配
線されたバス配線と、該一対の基板間に封入された表示
媒体と、該一対の基板間の距離を一定に保つためのスペ
ーサと、を有するアクティブマトリクス表示装置であっ
て、該スペーサが該バス配線上に電着法によって形成さ
れており、そのことによって上記目的が達成される。
【0011】また、前記スペーサが形成されているバス
配線が、ソースバス配線である構成とすることもできる
【0012】また、前記スペーサが形成されているバス
配線が、ゲートバス配線である構成とすることもできる
【0013】本発明の単純マトリクス表示装置は、一対
の絶縁性基板と、該基板のそれぞれに互いに交差する方
向に形成された表示電極と、該一対の基板間に封入され
た表示媒体と、該一対の基板間の距離を一定に保つため
のスペーサと、を有する単純マトリクス表示装置であっ
て、該一対の基板の少なくとも一方に導電膜が形成され
、該導電膜上に該スペーサが電着法によって形成されて
おり、そのことによって上記目的が達成される。
【0014】
【作用】本発明のアクティブマトリクス表示装置では、
表示に寄与しないバス配線上にスペーサが形成されてい
るので、スペーサが存在することよる画像品位の低下は
生じない。また、スペーサは電着法によって形成される
ので、バス配線上に高いパターン精度で形成され、しか
も高い密着性を有している。従って、スペーサの剥がれ
は生じない。また、電着法によれば均一な層厚を有する
スペーサが形成されるので、表示媒体の層厚の均一性を
±0.1μm以内の範囲まで高めることができる。更に
、バス配線以外の部分に導電膜を形成すれば、この導電
膜上に上述と同様のスペーサを形成することができる。
【0015】本発明の単純マトリクス表示装置では、表
示に寄与しない部分に導電膜がけいされ、この導電膜上
にスペーサが形成されている。従って、スペーサの存在
による画像品位の低下は生じない。また、スペーサは電
着法によって形成されているので、導電膜上に密着して
形成されている。従って、スペーサの剥がれは生じない
。更に、電着法によれば均一な層厚を有するスペーサが
形成されるので、表示媒体の層厚の均一性を高めること
ができる。
【0016】
【実施例】本発明の実施例について以下に説明する。
【0017】(実施例1)図1に本発明のアクティブマ
トリクス表示装置の一実施例の断面図を示す。図2に図
1の表示装置を構成するアクティブマトリクス基板の平
面図を示す。本実施例は図10の表示装置と同様の構成
を有しているが、スペーサ18がバス配線上に形成され
ている点で図10の表示装置とは異なる。本実施例は、
透過型TNモードのアクティブマトリクス表示装置であ
り、一対のガラス基板1及び10と、該基板1及び10
間に封入された表示媒体としての液晶層8とを有する。 基板1上にはゲートバス配線5と、これにゲート絶縁膜
9を挟んで交差するソースバス配線6とが形成されてい
る。ゲートバス配線5からはゲート電極7が分岐し、該
ゲート電極7上にはTFT2が形成されている。ゲート
バス配線5及びゲート電極7はTaからなり、ゲート絶
縁膜9はSiNxからなる。また、ソースバス配線6は
Tiからなる。
【0018】TFT2は公知の方法によって作製される
。ゲート電極7上にはゲート絶縁膜9を挟んでアモルフ
ァスシリコン(a−Si)からなるチャネル層21が形
成されている。チャネル層21上のゲート電極7の上方
にはエッチングストッパ22が形成され、チャネル層2
1の両側部上にはコンタクト層25を挟んでソース電極
23及びドレイン電極24が形成されている。ソース電
極23はソースバス配線6から分岐してTFT2上に延
びている。コンタクト層25はn+型アモルファスシリ
コンからなる。ソース電極23及びドレイン電極24は
ソースバス配線6と同時に形成され、従ってこれらもT
iからなる。
【0019】ソースバス配線6及びソース電極23上に
は、電着法によって形成されたスペーサ18が形成され
ている。スペーサ18は有機高分子からなる。
【0020】スペーサ18は全てのソースバス配線6及
び全てのソース電極23に形成する必要はなく、表示装
置の大きさ、液晶の注入条件などを考慮して、液晶層8
の層厚を一定にし得るできるだけ少ない数のスペーサ1
8を形成すればよい。
【0021】この表示装置のセル構成、即ち、2つの配
向膜27のラビング処理方向及び各偏光板の偏光軸を図
8(a)及び(b)に示す。図8(a)はノーマリホワ
イトモードの場合であり、図8(b)はノーマリブラッ
クモードの場合である。図8中、実線oは上側偏光板の
偏光軸方向を示し、矢印mは上側基板上の配向膜のラビ
ング処理方向を示す。同様に、破線pは下側偏光板の偏
光軸方向を示し、矢印nは下側基板上の配向膜のラビン
グ処理方向を示す。図10に示すように、液晶層8内の
液晶分子の捩れ角は90度である。
【0022】本実施例のアクティブマトリクス表示装置
の表示特性を表1に示す。比較のために、図10に示す
従来の表示装置の表示特性を比較例1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】表1及び以下に掲げる表に於て、表示輝度
とは、最大コントラスト比が得られるように表示装置を
駆動し、白表示を行った場合に於ける光のパネル透過率
である。
【0025】表1に示すように、本実施例ではスペーサ
18の存在が表示に影響しないため、高いコントラスト
比が得られ、カラー表示装置に適用した場合には、色純
度が高くなり、画像品位の向上が見られる。また、各ス
ペーサ18の層厚も一定であるため、表示装置全体に亘
って均一な層厚を有する液晶層8が得られている。
【0026】コントラスト比の改善効果は、ノーマリホ
ワイトモードの場合よりノーマリブラックモードの方が
大きいことが分かる。また、異なる液晶材料を用いた場
合にも、また、異なるセル構成を用いた場合にも、同様
の効果が得られることが確認されている。
【0027】本実施例ではスペーサ18をソースバス配
線6及びソース電極23上に形成したが、ゲートバス配
線5上に形成することもできる。
【0028】(実施例2)本実施例のアクティブマトリ
クス表示装置は、図11の表示装置と同様の構成を有し
ているが、スペーサ18がバス配線上に形成されている
点で図10の表示装置とは異なる。本実施例では表示装
置の開口率を高めるため、絵素電極3はTFT2を覆う
絶縁膜4上に設けられ、絵素電極3とTFT2とは絶縁
膜4に設けられたコンタクトホール26を介して電気的
に接続されている。本実施例に於いても、スペーサ18
はソースバス配線6及びソース電極23上に、電着法に
よって形成されている。本実施例のセル構成は、図8と
同様である。本実施例でもスペーサ18は、液晶層が表
示装置全体に行き渡るように、液晶層8の層厚を一定に
し得るできるだけ少ない数だけ形成するのが望ましい。
【0029】本実施例のアクティブマトリクス表示装置
の表示特性を表2に示す。比較のために、図11に示す
従来の表示装置の表示特性を比較例2に示す。
【0030】
【表2】
【0031】本実施例でもスペーサ18の存在が表示に
影響しないため、高いコントラスト比が得られ、カラー
表示装置に適用した場合には、色純度が高くなり、画像
品位の向上が見られる。また、各スペーサ18の層厚も
一定であるため、表示装置全体に亘って均一な層厚を有
する液晶層8が得られている。
【0032】また、本実施例に於いても、コントラスト
比の改善効果は、ノーマリホワイトモードの場合よりノ
ーマリブラックモードの方が大きいことが分かる。また
、異なる液晶材料を用いた場合にも、また、異なるセル
構成を用いた場合にも、同様の効果が得られることが確
認されている。
【0033】本実施例ではスペーサ18をソースバス配
線6及びソース電極23上に形成したが、ゲートバス配
線5上に形成することもできる。
【0034】(実施例3)図4に本発明のアクティブマ
トリクス表示装置の他の実施例の断面図を示す。本実施
例では、絵素電極3が形成されていない部分に電着用電
極19が形成され、この電着用電極19上にスペーサ1
8が電着法によって形成されている。電着用電極19及
びスペーサ18以外の部分の構成は、図3と同様である
【0035】本実施例ではスペーサ18の数及び長さは
、液晶層が表示装置全体に行き渡るように考慮して決め
られている。また、スペーサ18はゲートバス配線に平
行に設けることもでき、ソースバス配線に平行に設ける
こともできる。本実施例のセル構成は、図8と同様であ
る。
【0036】本実施例のアクティブマトリクス表示装置
の表示特性を表3に示す。比較のために、図11に示す
従来の表示装置の表示特性を比較例2に示す。
【0037】
【表3】
【0038】本実施例でもスペーサ18の存在が表示に
影響しないため、高いコントラスト比が得られ、カラー
表示装置に適用した場合には、色純度が高くなり、画像
品位の向上が見られる。また、各スペーサ18の層厚も
一定であるため、表示装置全体に亘って均一な層厚を有
する液晶層8が得られている。
【0039】また、本実施例に於いても、コントラスト
比の改善効果は、ノーマリホワイトモードの場合よりノ
ーマリブラックモードの方が大きいことが分かる。また
、異なる液晶材料を用いた場合にも、また、異なるセル
構成を用いた場合にも、同様の効果が得られることが確
認されている。
【0040】上述の実施例1〜実施例3では、ゲート電
極が下に、ソース電極及びドレイン電極が上に形成され
ているTFTを用いた表示装置について説明したが、ゲ
ート電極が上に、ソース電極及びドレイン電極が下に形
成されているTFTを用いた表示装置にも適用できる。
【0041】(実施例4)図5に本発明の単純マトリク
ス表示装置の一実施例の断面図を、図6にその表示装置
を構成する一方の基板の平面図を示す。この表示装置は
、図5に示すように一対の絶縁性基板1及び10を有し
、基板1上には絶縁膜20が全面に形成され、更に絶縁
膜20上には、図6に示すように、互いに平行する多数
の表示電極15が形成されている。
【0042】表示電極15の間の基板1上には、図6に
示すように、電着用電極19が形成されている。図5に
示すように、電着用電極19上にはスペーサ18が電着
法によって形成されている。スペーサ18は前述の絶縁
膜20及び配向膜27によって覆われている。基板1に
対向する対向基板10上には、表示電極15とは直交す
る方向に平行する多数の表示電極16が形成されいてい
る。更に基板1及び10上には配向膜27がそれぞれ形
成され、基板1及び10間には、液晶層8が封入されて
いる。表示電極15及び16の交差部分が絵素となる。
【0043】スペーサ18は表示電極15の間の部分の
全てに形成する必要はなく、表示装置の大きさ、液晶の
注入条件などを考慮して、液晶層8の層厚を一定にし得
る、できるだけ少ない数及び幅のスペーサ18を形成す
ればよい。
【0044】本実施例に於けるセル構成を図9に示す。 本実施例では図5の駆動用のセルに加えて、図示しない
補償セルが設けられている。図9中、実線oは上側偏光
板の偏光軸方向を示し、矢印q及びsはそれぞれ、駆動
セル(下側セル)の上側基板上の配向膜のラビング処理
方向、及び補償用セル(上側セル)の上側基板上の配向
膜のラビング処理方向を示す。破線pは下側偏光板の偏
光軸方向を示し、矢印r及びtはそれぞれ、駆動セル(
下側セル)の下側基板上の配向膜のラビング処理方向、
及び補償セル(上側セル)の下側基板上の配向膜のラビ
ング処理方向を示す。図13に示すように、液晶層8内
の液晶分子の捩れ角は240度であり、本実施例の表示
装置はノーマリブラックモードである。
【0045】本実施例の単純マトリクス表示装置の表示
特性を表4に示す。比較のために、図13に示す従来の
表示装置に補償セルを設けた場合の表示特性を比較例3
に示す。
【0046】
【表4】
【0047】本実施例でもスペーサ18の存在が表示に
影響しないため、高いコントラスト比が得られ、カラー
表示装置に適用した場合には、色純度が高くなり、画像
品位の向上が見られる。また、各スペーサ18の層厚も
一定であるため、表示装置全体に亘って均一な層厚を有
する液晶層8が得られている。また、異なる液晶材料、
異なるセル構成を採用した場合にも、同様の効果が得ら
れることが確認されている。
【0048】(実施例5)図7に本発明の単純マトリク
ス表示装置の他の実施例の断面図を示す。この表示装置
を構成する一方の基板の平面図は、前述の図6と同様で
ある。この表示装置は、図7に示すように一対の絶縁性
基板1及び10を有し、基板1上には互いに平行する多
数の表示電極15が形成されている。表示電極15上に
は絶縁膜20が全面に形成されている。
【0049】表示電極15の間の絶縁膜20上には、図
6に示すように、電着用電極19が形成されている。図
7に示すように、電着用電極19上にはスペーサ18が
電着法によって形成されている。スペーサ18は配向膜
27によって覆われている。基板1に対向する対向基板
10上には、表示電極15とは直交する方向に平行する
多数の表示電極16が形成されいている。更に基板1及
び10上には配向膜27がそれぞれ形成され、基板1及
び10間には、液晶層8が封入されている。表示電極1
5及び16の交差部分が絵素となる。
【0050】前述の実施例4と同様に、スペーサ18は
表示電極15の間の部分の全てに形成する必要はなく、
表示装置の大きさ、液晶の注入条件などを考慮して、液
晶層8の層厚を一定にし得る、できるだけ少ない数及び
幅のスペーサ18を形成すればよい。
【0051】本実施例の表示装置はノーマリブラックモ
ードであり、図9に示すセル構成を有する。本実施例で
も図7の駆動用のセルに加えて、図示しない補償セルが
設けられている。
【0052】本実施例の単純マトリクス表示装置の表示
特性を表5に示す。比較のために、図13に示す従来の
表示装置に補償セルを設けた場合の表示特性を比較例3
に示す。
【0053】
【表5】
【0054】本実施例でもスペーサ18の存在が表示に
影響しないため、高いコントラスト比が得られ、カラー
表示装置に適用した場合には、色純度が高くなり、画像
品位の向上が見られる。また、各スペーサ18の層厚も
一定であるため、表示装置全体に亘って均一な層厚を有
する液晶層8が得られている。また、異なる液晶材料、
異なるセル構成を採用した場合にも、同様の効果が得ら
れることが確認されている。
【0055】上記実施例1〜5に於いては透過型表示装
置について説明したが、反射型の表示装置の場合にも同
様の効果が得られることが確認されている。また、電着
法によるスペーサの層厚を1〜10μmまで変化させた
場合について同様の検討を行ったが、表1〜5に示すも
のと同様の効果が得られることが確認されている。
【0056】
【発明の効果】本発明のアクティブマトリクス表示装置
及び単純マトリクス表示装置は、電着法によって形成さ
れたスペーサを、表示に寄与しない部分に有しているの
で、スペーサによるコントラスト比の低下や液晶分子の
配向の乱れが生じない。また、各スペーサの層厚が一定
となるので、表示装置全体に亘って液晶層の層厚が一定
となる。従って、本発明によれば、高い画像品位を有す
るアクティブマトリクス表示装置及び単純マトリクス表
示装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアクティブマトリクス表示装置の一実
施例の断面図である。
【図2】図1の表示装置を構成するアクティブマトリク
ス基板の平面図である。
【図3】本発明のアクティブマトリクス表示装置の他の
実施例の断面図である。
【図4】本発明のアクティブマトリクス表示装置の他の
実施例の断面図である。
【図5】本発明の単純マトリクス表示装置の一実施例の
断面図である。
【図6】図5の単純マトリクス表示装置を構成する一方
の基板の平面図である。
【図7】本発明の単純マトリクス表示装置の他の実施例
の断面図である。
【図8】(a)はノーマリホワイトモードに於ける図1
、図3及び図4に示すアクティブマトリクス表示装置の
セル構成を示す図であり、(b)はノーマリブラックモ
ードに於ける図1、図3及び図4に示すアクティブマト
リクス表示装置のセル構成を示す図である。
【図9】図5及び図7に示す単純マトリクス表示装置の
セル構成を示す図である。
【図10】従来のスペーサを有するアクティブマトリク
ス表示装置の断面図である。
【図11】従来のスペーサを有するアクティブマトリク
ス表示装置の断面図である。
【図12】図10及び11の表示装置を構成するアクテ
ィブマトリクス基板の平面図である。
【図13】従来のスペーサを有する単純マトリクス表示
装置の断面図である。
【図14】図13の表示装置を構成する一方の基板の平
面図である。
【符号の説明】
1,10  絶縁性基板 2  TFT 3  絵素電極 4  絶縁膜 5  ゲートバス配線 6  ソースバス配線 7  ゲート電極 8  液晶層 9  ゲート絶縁膜 15,16  表示電極 18  スペーサ 19  電着用電極 26  コンタクトホール 27  配向膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の絶縁性基板と、該基板の何れか一方
    に配された絵素電極と、該絵素電極間に縦横に配線され
    たバス配線と、該一対の基板間に封入された表示媒体と
    、該一対の基板間の距離を一定に保つためのスペーサと
    、を有するアクティブマトリクス表示装置であって、該
    スペーサが該バス配線上に電着法によって形成されてい
    るアクティブマトリクス表示装置。
  2. 【請求項2】一対の絶縁性基板と、該基板のそれぞれに
    互いに交差する方向に形成された表示電極と、該一対の
    基板間に封入された表示媒体と、該一対の基板間の距離
    を一定に保つためのスペーサと、を有する単純マトリク
    ス表示装置であって、該一対の基板の少なくとも一方に
    導電膜が形成され、該導電膜上に該スペーサが電着法に
    よって形成されている単純マトリクス表示装置。
JP3026536A 1991-02-20 1991-02-20 表示装置 Expired - Fee Related JP2675199B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3026536A JP2675199B2 (ja) 1991-02-20 1991-02-20 表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3026536A JP2675199B2 (ja) 1991-02-20 1991-02-20 表示装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11788297A Division JP2975570B2 (ja) 1997-05-08 1997-05-08 アクティブマトリクス表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04264524A true JPH04264524A (ja) 1992-09-21
JP2675199B2 JP2675199B2 (ja) 1997-11-12

Family

ID=12196216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3026536A Expired - Fee Related JP2675199B2 (ja) 1991-02-20 1991-02-20 表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2675199B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11505672A (ja) * 1996-03-12 1999-05-21 フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ 支持体に接着される基板を有する半導体本体
JP2011070089A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Toppan Printing Co Ltd 画像表示装置及びその製造方法並びにアクティブマトリクス基板

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11505672A (ja) * 1996-03-12 1999-05-21 フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ 支持体に接着される基板を有する半導体本体
JP2011070089A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Toppan Printing Co Ltd 画像表示装置及びその製造方法並びにアクティブマトリクス基板

Also Published As

Publication number Publication date
JP2675199B2 (ja) 1997-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2701698B2 (ja) 液晶表示装置
US7940359B2 (en) Liquid crystal display comprising a dielectric layer having a first opening surrounding a patterned structure and exposing a portion of a first pixel electrode and a second pixel electrode formed on the dielectric layer
US9213202B2 (en) Liquid crystal display device
US7030953B2 (en) Liquid crystal display with gate lines and an edge of the black matrix elongated parallel to an initial orientation direction
US5608556A (en) Liquid crystal display having orientation control electrodes for controlling liquid crystal orientation
KR100250702B1 (ko) 액정표시소자
KR20020028477A (ko) 프린지 필드 구동 액정 표시 장치
KR20070001652A (ko) 프린지 필드 스위칭 모드 액정 표시 장치
JP2001174818A (ja) 液晶表示装置
JP3031317B2 (ja) アクティブマトリクス液晶表示装置
JPH11109391A (ja) 液晶表示装置
US7599036B2 (en) In-plane switching active matrix liquid crystal display apparatus
JP3123273B2 (ja) アクティブマトリクス型液晶表示装置およびその製造方法
US7948596B2 (en) Multi-domain vertical alignment liquid crystal display
KR20010065169A (ko) 액정 표시장치
KR100466390B1 (ko) 프린지 필드 스위칭 액정표시장치
JP2975570B2 (ja) アクティブマトリクス表示装置
JPH04264524A (ja) 表示装置
JP3158111B2 (ja) アクティブマトリクス表示装置
JPH11249174A (ja) 液晶表示装置
JPH09171175A (ja) 液晶表示素子
KR101023718B1 (ko) 액정표시장치 및 그의 제조방법
JP2001255524A (ja) 液晶表示素子
JP2967811B2 (ja) 液晶表示素子
KR100269354B1 (ko) 횡전계방식 액정표시소자

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970707

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees