JPH04263941A - 加工品からシートまたは層をはがす装置および方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は，加工品の表面に接着し
たシートまたは層をはがすための装置および方法に関す
る。特に，本発明は，シートまたは層の持ち上った部分
がつかまれ，少くとも部分的に加工品からはがされる装
置および方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】シートまたは層を加工品から除去する最
も普通の従来技術のアプローチは，手で行なうことであ
る。しかしながら，これは非常に多くの時間を要し，費
用もかかり，非能率であり，そして疲労する。他のアプ
ローチとしては自動化，あるいは手作業との組合せが試
みられてきた。

【０００３】シートまたは層を接着テープまたは裏張り
から除去するのに使用された従来技術の１つのアプロー
チは，シートまたは層の１部分を裏張りから持ち上げる
のに接着ローラーを使用している。それで，そのシート
または層は，１対の接近した排出ローラーの間に持ち上
った部分を置くことによって除去できる。米国特許第４
，５０８，５８９号は，保護コーティングを基板からは
がす装置について記載している，ここでは，保護コーテ
ィングは，接着ローラーによって基板から持ち上げられ
，次にスプリングでバイアスされた排出ローラー間にコ
ーティングの１部分を押す突出ロッドによって接着ロー
ラーから分離される。このバイアススプリングが，ロー
ラー間の接触力をきめるデザインとなっている。排出ロ
ーラーがコーティングと結合，コーティングを排出する
ため回転する。このアプローチの欠点は，ローラー間の
前掲接触力は，コーティングがローラー間から排出され
るのに十分でなければならない，そしてローラーが接触
力により強い摩耗を受けるということである。これは特
に，薄いおよび／またはスムースな表面を有しているシ
ートまたは層を除去したいとき，実質的にスリップせず
にシートをローラー間に入れるのに大きな接触力がロー
ラーに必要である。他の欠点は，バイアスするスプリン
グのスプリング定数が実際の圧縮範囲に亘って非線形で
あること，あるいはスプリングの使用寿命に亘って非線
形となるかまたは減少して，作動パラメーターに変化を
生じ，それが装置により多くの保守または交換が必要と
なることである。

【０００４】他の従来技術のアプローチが，米国特許第
４，８８０，４８８号に記載されている。これは，複数
の可動ベルトコンベヤーおよび固定ベルトコンベヤーを
備えているフィルム除去装置について記載している。各
可動ベルトコンベヤーは，固定ベルトコンベヤーの１つ
のベルトに接近または接触し，その間にフィルムを駆動
するように位置づけ可能となっている。１つの欠点は，
ベルトがそれ等の相互接触およびベルトローラー表面と
の接触により大きな摩耗を示すことである。他の欠点は
，ベルトが伸長または弛緩するか，あるいは使用中たる
んで，望ましくないベルトの位置変化を生じ，そして大
きな直径のローラーを必要とすることである。大きな直
径のローラーは，ローラー間およびベルト間の接触域に
取り込むため長い長さの持ち上ったフィルムを必要とす
る。さらに他の欠点は，薄いまたは弱いフィルムが，隣
接するベルト間の空間にとらえられて，除去できないフ
ィルムの付着を生じ，そして次のフィルム除去を妨げる
ことである。

【０００５】他の従来技術のアプローチは，シートまた
は層を寸断するためのシュレッダーを使用する。加工品
からシートまたは層をつかみ，除去するためにシュレッ
ダーを使用する欠点は，不均等な把持および除去力が寸
断中に生じ，シートまたは層が，部分的にのみ加工品か
ら除去されることである。さらに他の欠点は，へこんだ
取り込み部を有するシュレッダーは，シュレッダーがシ
ートまたは層を把持するためシートまたは層の上に長い
持ち上った部分を必要とすることである。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】従来技術の手作業に比
べ、はがすシートの小さい持ち上り部分を自動的につか
み，基板上の接着層からそのシートをはがす手段および
方法を提供するのが望ましい。また，シートの引裂きお
よび装置の早期の摩耗または汚れのある従来技術の問題
もなく，つかみおよびはがしを行なうことが望ましい。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明の実施例では，加
工品から，その表面に接着したシートまたは層を少くと
も部分的に除去する装置が提供される。１対のピンチロ
ーラーを具備する駆動手段が設けられていて，各々のピ
ンチローラーがその上に，シートまたは層の持ち上った
部分をつかみ，そのシートまたは層をローラー間に導入
するための駆動面を有している。また，各ピンチローラ
ー上に回転可能に取付けられており，駆動手段からシー
トまたは層を導き離すための複数のプレート手段が設け
られている。好ましい実施例では，はがし器はさらに，
駆動手段が，ピンチローラーと軸接触して置けるように
，各複数のプレート手段を引っ込み可能にする手段を具
備している。本発明の他の好ましい実施例では，はがし
器はさらに，ピンチローラーの表面接触力を調整する手
段を有している。本発明の他の好ましい実施例はさらに
，はがし器から除去したシートまたは層を受けとり，寸
断するためのシュレッダーを具備している。

【０００８】好ましい実施例では，把持および除去手段
は，はがし器組立体である。このはがし器組立体は，シ
ートまたは層の持ち上った部分をつかみ，シートまたは
層をローラー間に駆動する１対のピンチローラーを具備
する駆動手段を有している。このはがし器はまた，各前
記駆動手段からルーズに懸垂されており，駆動手段から
シートまたは層を導き離すための複数のプレート手段を
具備している。さらに，移動のための好ましい手段は，
ピンチローラー間の接触力を調整する調整手段を具備す
る。

【０００９】他の好ましい実施例では，はがし器組立体
は，ハウジングと；第１の弾性面を有している第１の可
動軸と；第２の弾性面を有している第２の駆動軸とを具
備している。第１の軸を第２の軸と軸線方向で接続する
ように旋回する手段が設けられている。第１の軸が第２
の軸に軸接続したり、しなかったり出来るように第１の
軸に取り付けられた、調整可能なニューマティックシリ
ンダーが好ましい旋回手段である。各弾性面は，複数の
周辺に延びている溝を有している。第１の複数の送りプ
レートの各々が，第１の軸の溝の１つ内に第１の穴によ
ってルーズに，且つ回転可能に取付けられている，そし
て第２の複数の送りプレートの各々は，第２の軸の溝の
１つに第１の穴によってルーズに，かつ回転可能に取付
けられている，従って，第１および第２の軸が接触する
と，第１の軸上の各送りプレートおよび第２の軸上の各
送りプレートは，そのそれぞれの溝内に引っ込み，第１
の弾性面を第２の弾性面に接触可能にする。このはがし
器はまた，第２の軸を回転する手段を有している。下部
はがし器組立体は好ましくは，普通のシュレッダーをも
つ。はがれシートは，弾性面の間につかまれて，ピンチ
ローラーを通り送りプレートに送られる。送りローラー
は，ピンチローラーからはがれシートを導き離す，そし
てシュレッダーに送り，少くとも部分的にはがれシート
をフォームパッドから除去する。

【００１０】本発明の他の実施例では，シートまたは層
を加工品から除去する方法が提供される，この方法は，
各ピンチローラーがその上に，シートまたは層の持ち上
った部分をつかみ，そのシートまたは層をピンチローラ
ー間に運ぶための駆動面を有している１対のピンチロー
ラーを設け；駆動手段から離れたシートまたは層を導き
外すための複数のプレート手段を設け；複数のプレート
手段をピンチローラー上に回転可能に取付け；持ち上っ
た部分をピンチローラー間に位置づけ；持ち上った部分
を把持するためピンチローラーを軸線方向に接触し；ピ
ンチローラーをそれぞれの方向に回転して，シートまた
は層を加工品から除去し，そしてシートまたは層をプレ
ート手段の間に送るスラップを構成している。

【００１１】

【実施例】下記は本発明の好ましい実施例の詳細な説明
であり，図面を参照のこと。この図面では各図中の同じ
構造要素は同じ参照番号で示されている。

【００１２】第１図ないし第３図を同時に参照すると，
本発明によるはがし器１０は，端部壁１４を有するハウ
ジングの内面に対向して取付けられた１対の調整可能な
ニューマティクシリンダー１２を有するように示されて
いる。はがし器１０の駆動手段は，以下に説明する１対
のピンチローラーをもつ。調整可能なニューマチックシ
リンダー１２は，このローラーを軸接触させまた接触を
外するように旋回する手段であり，かつまたピンチロー
ラーの接触力を調整する手段である。各シリンダー１２
は，隣接する端部壁１４にそのそれぞれのヘッド端で，
旋回可能に取付けられている。各シリンダー１２の作動
ロッドは，ピボットアーム１６の端の間に旋回可能に取
付けられている。各シリンダー１２は，各作動ロッドの
ニューマティックの力を選択するために調整可能であり
，それによってピンチローラー間の接触力を調整する。 各ピボットアーム１６は，可動ニップローラー軸１８を
含む第１のピンチローラーの各それぞれの端にベアリン
グによって回転可能に取付けられており，かつ固定ピボ
ット軸２０の各それぞれの端にベアリングによって回転
可能に取付けられている，そして固定ピボット軸２０は
，本願に記載した実施例ではまた端部壁１４の間に，従
来のシュレッダー組立体（図示せず）のシュレッダーヘ
ッド２２を支持している。はがし器１０はシュレッダー
なしで使用できるが，はがし器１０とシュレッダーとの
組合せが，本発明の好ましい実施例である。

【００１３】第２のピンチローラーは，固定ニップロー
ラー駆動軸２４であり，それは，端部壁１４内のベアリ
ングに各端部をジャーナルによって回転可能に取付けら
れていて，駆動軸２４の軸が実質的に可動軸１８の軸に
平行であり，かつ，シリンダー１２が可動軸１８を駆動
軸２４に接触するように延長されると，それと共にほぼ
水平面にあるようになっている。駆動軸２４は，その一
端に駆動スプロケット２６を有し，それが駆動手段（図
示せず）と組み合わされている。例えば、駆動手段は，
駆動スプロケット２６に係合したギヤを有している直接
駆動ギヤモーター，または駆動スプロケット２６に係合
した駆動チェーンを有しているモータを含むことができ
る。可動軸１８および駆動軸２４は好ましくは閉じた位
置にある，すなわち可動軸１８は，はがし器１０が待機
モードにあるとき，シリンダー１２によって引かれてい
ない。しかし乍ら，これ等の軸の待機位置は，本発明の
装置および方法を実施するとき，オペレータの任意であ
る。

【００１４】さらに第４図に示したように，両方の可動
軸１８および駆動軸２４は，等間隔に離れた軸線方向に
複数の，周辺に延びている溝３２を有しており，均一な
厚さのポリウレタンコーティング３０を軸上に非回転に
つけた金属軸２８を含む。各々の溝３２は軸１８上の複
数の送りプレート３４の１つおよび軸２４上の複数の送
りプレート３６の１つを案内し，軸線方向に保持してい
る。送りプレート３４及び３６は，軸１８および２４か
ら除去されたはがれシート５６を導き外すプレート手段
である。これ等のプレート手段は，各それぞれのピンチ
ローラーに回転可能に取付けられている。これ等のプレ
ート手段は，ピンチローラーを軸線方向に接触可能にす
るように成形され，位置づけされている。本願に記載し
た好ましい実施例では，各送りプレート３４は，それを
通る第１の穴３８を有し，それによって，送りプレート
３４は，可動軸１８上のポリウレタンコーティング３０
の溝３２内にルーズに，回転可能に取付けられている。 各送りプレート３４は，案内軸４２を回転可能に受ける
ため，プレート３４を通る第２の穴４０を有している。 案内軸４２は，ピボットアーム１６の端と端の間にしっ
かりと取付けられている。各送りプレート３６は，そこ
を通る第１の穴４８を有し，それによって送りプレート
３６は，駆動軸２４上のポリウレタンコーティング３０
の溝３２内にルーズに，回転可能に取付けられている。 各送りプレート３６は，端部壁１４の間に延びている取
付軸５２を回転可能に受けるために，送りプレート３６
を通る第２の穴５０を有している。上述の各それぞれの
溝内の各送りプレートのルーズな取付は，対向する軸に
より，または対向する軸上の送りプレートによって接触
するとき，ピンチローラーが軸線方向に接触できるべく
，そのそれぞれの溝内への各送りプレートの引っ込みを
可能にする。

【００１５】送りプレート３４および３６の各々は，シ
ュレッダーヘッド２２の複数の溝５４の１つの中にぴっ
たりとはまるように大きさを定められている。送りプレ
ート３４および３６を溝３２内に引っ込み可能にする手
段は，送りプレート３４内の穴３８と送りプレート３６
内の穴４８とを含み，これ等の穴は，それぞれ軸１８お
よび２４上の溝３２よりも大きく寸法を決められている
。送りプレート３４および３６は，軸１８および２４上
に均等に間隔をへだてられており，かつ送りプレート３
４の各々が送りプレート３６の１つに対向するように位
置づけされている。従って，可動軸１８および駆動軸２
４が閉じられるように，はがし器１０が運転していると
き，可動軸１８上の送りプレート３４は，対向する軸２
４上の送りプレート３６に接触する，かくして両方の複
数の送りプレートの上部端は、それ等のそれぞれの溝３
２の各々の中に引っ込むようになる。この引っ込みが，
可動軸１８のポリウレタンコーティング３０を駆動軸２
４のポリウレタンコーティング３０に軸接触せしめる。 そこで，駆動軸２４の独立回転が，可動軸１８を反対方
向に，すなわちお互の向きに，送りプレート３４および
３６を回転せずに，従属的に回転させる。同様に，ピン
チローラーの間にはがれシート５６がある場合にも，駆
動軸２４が可動軸１８の回転を起して，はがれたシート
５６をその間に運ぶ。他の実施例では，送りプレート３
４および３６を引っ込ませる手段は，対向する軸または
送りプレートとの接触に関係ない独立の手段で構成でき
る。例えば，複数の送りプレートに接続している引っ込
み可能なロッドが，複数の送りプレートを引っ込ませる
手段であり得る。

【００１６】はがし器１０は，ピンチローラー軸１８お
よび２４が閉じているその待機状態からスタートして下
記のように作動する。シリンダー１２の作動ピストンが
引っ込められて，各ピボットアーム１６を固定旋回軸２
０の周りに回転せしめ，案内軸４２がそれに追従し，送
りプレート３４を回転せしめ，可動軸１８を駆動軸２４
から離して，第５図に示した開いた位置にシフトする。 はがれシート５６の持ち上った部分６０が可動軸１８と
駆動軸２４との間に置かれて，持ち上った部分６０が，
駆動軸２４および可動軸１８の回転軸にほぼ平行になる
ように，フォームパッド５６が位置づけされる。それか
らシリンダー１２が作動され，それらの作動ピストンが
延びて，可動軸１８を旋回せしめ，駆動軸２４に軸接触
する。その結果，持ち上った部分６０は，第６図に示し
たように，２つの軸の間につかまれる。次に駆動手段が
作動されて，駆動スプロケット２６および駆動軸２４を
回転する。駆動軸２４の回転方向は，はがれシート５６
がフォームパッド５８からはがされるように選択される
。駆動軸２４の独立回転および可動軸１８の従属反対回
転が，把持したはがれシート５６を引っぱり，そして可
動軸１８と駆動軸２４との間に動かし，フォームパッド
５８から離す。はがれシート５６が軸１８と２４との間
に送り込まれるに従って，フォームパッド５８は，はが
れシート５６を実質的に引裂くことなく，かつフォーム
パッド５８を実質的に曲げることなく，はがれシート５
６を除去するのに十分な速さで２つの軸の上方に水平に
，横に移動される。当業者は，駆動軸２４の速度，フォ
ームパッド５８に対するはがれシート５６の付着力等の
ような選択した操作パラメータに対して，フォームパッ
ド５８が上述のはがれシート除去中に移動しなければな
らない速度を決定できる。フォームパッド５８は，はが
れシート５６がピンチローラーを通り，引張られる速さ
に少くとも等しい速さではがれシート５６の除去方向に
ほぼ垂直な方向に移動されるのが好ましい。

【００１７】はがれシート５６が，可動軸１８と駆動軸
２４との間に引張られるに従って，送りプレート３４お
よび３６が，はがれシート５６をシュレッダーヘッド２
２内に案内する。本発明の装置はまた，はがれシート５
６が除去されるだけで，シュレッダーなしで実施するこ
とができる。正にシートの１部分を除去するのに本発明
を使用することが，受け入れ可能であり，または望まし
い場合もあり，はがれシート５６を，フォームパッド５
８から完全にまたは部分的に除去することができる。そ
のようなことは，例えば，最初にフォームパッド５８上
の部分的に露出した接着部分を利用し，フォームパッド
５８上にはがれシート５６の残りを残すか，または続い
てはがれシート５６のいくらかまたは全部を除去するこ
とを望む場合である。

【００１８】

【発明の効果】本発明は，シートを引裂くことなく，か
つ装置の過大な摩耗および汚れもなく，加工品上の接着
層からシートを除去するため，はがれシートの小さい持
ち上った部分を自動的につかみ，実質的に均等な把持お
よび除去力を加える装置および方法を提供する。

【図面の簡単な説明】

【図１】　　本発明によるはがし器組立体の平面部分図
である。

【図２】　　第１図の２−２線に沿って見たときの本発
明によるはがし器組立体の正面部分立面図である。

【図３】　　第２図の３−３線に沿って見たときの部分
断面図であり，ピンチローラーが閉じたときのはがし器
組立体の詳細を示している。

【図４】　　本発明によるピンチローラーの平面図であ
る。

【図５】　　ピンチローラーが開いた位置にあるとき、
本発明によるはがし器組立体のピンチローラーの間に置
かれたフォームパッド上にある持ち上がったはがれシー
トの隅の斜視図である。

【図６】　　ピンチローラーが閉じた位置にあるとき、
本発明によるはがし器組立体のピンチローラーの間に置
かれたフォームパッド上にある持ち上がったはがれシー
トの隅の斜視図である。

【符号の説明】

１０　　……　　はがし器 １２　　……　　ニューマティックシリンダー１４　　
……　　端部壁 １６　　……　　ピボットアーム １８　　……　　可動軸 ２０　　……　　ピボット軸 ２２　　……　　シュレッダーヘッド ２４　　……　　駆動軸 ２６　　……　　スプロケット ２８　　……　　金属軸 ３２　　……　　溝 ３４，３６　　……　　送りプレート ４２　　……　　案内軸 ５６　　……　　はがれシート ６０　　……　　持ち上った部分

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　加工品からシートまたは層を除去する
   装置において，第１のピンチローラー（１８）および第
   ２のピンチローラー（２４）を有しており，各前記ピン
   チローラーが，シートまたは層などの持ち上った部分（
   ６０）をつかみ，シートまたは層などをピンチローラー
   間に運ぶための駆動面（３０）をその上に有している駆
   動手段と，各前記ピンチローラーに回転可能に取付けら
   れており，前記駆動手段からそのようなシートまたは層
   を導き離すための複数のプレート手段（３４，３６）と
   を具備することを特徴とする装置。
2. 【請求項２】　　物品からシートまたは層を除去する方
   法において，各シートまたは層の持ち上がった部分をつ
   かみ，そのシートまたは層などをピンチローラー間に運
   ぶための駆動面を有している１対のピンチローラーを設
   け；前記駆動手段からシートまたは層などを導き離すた
   めの複数のプレート手段を設け；前記複数のプレート手
   段を前記ピンチローラー上に回転可能に取付け；前記持
   ち上げ部分を前記ピンチローラー間に位置づけし；前記
   持ち上げ部分をつかむため，前記ピンチローラーを軸接
   触させ，前記ピンチローラーを対向する方向に回転し，
   シートまたは層などをその物品から除去して，シートま
   たは層を前記プレート手段の間に導くステップを含むこ
   とを特徴とする方法。