JPH0425623A - 多板クラッチの潤滑装置 - Google Patents

多板クラッチの潤滑装置

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JPH0425623A
JPH0425623A JP12632390A JP12632390A JPH0425623A JP H0425623 A JPH0425623 A JP H0425623A JP 12632390 A JP12632390 A JP 12632390A JP 12632390 A JP12632390 A JP 12632390A JP H0425623 A JPH0425623 A JP H0425623A
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JP
Japan
Prior art keywords
clutch
oil
lublication
plate
oil passage
Prior art date
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Pending
Application number
JP12632390A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Watashi
渡士 光雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH0425623A publication Critical patent/JPH0425623A/ja
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  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、多板クラッチの潤滑装置に係り、トラクタの
主クラッチ等に用いられる。
(従来の技術) トラクタの主クラッチに用いられている多板クラッチに
おいて、クラッチ軸心から径外方向に潤滑油を供給して
原動クラッチ板と従動クラッチ板との摺接面番こ潤滑油
を供給して所謂半クラツチ時の摩耗を防止した潤滑装置
が従来使用されていた。
(発明が解決しようとする課題) しかし、従来の多板クラッチにおける潤滑装置にあって
は、軸方向に並列されたクラッチ板の軸方向全体に亘っ
て潤滑油をまんべんなく供給することが困難で、このた
め、所謂半クラツチ時の摩耗、焼付けが激しいものであ
った。
本発明は、従動クラッチ板間に、油溜り部を設けること
によって、クラッチ摺接面に必要かつ充分な潤滑油を供
給することで、前述した従来技術の問題点を解決したこ
とを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、クラッチケース20に内装した多板クラッチ
4におけるクラッチ板36.39の潤滑装置であって、
潤滑油が、クラッチケース20に形成した第1油路26
から、クラッチ4の内周に位置する伝動軸5に形成した
第2油路21を通って、クラッチ板36.39の内周側
から径外方に供給されるものにおいて、前述の目的を達
成するために、次の技術的手段を講じている。
すなわち、本発明は、従動側取付体35の外周上に、雄
・雌係合手段38を介して軸方向移動可能で周方向に係
合している従動クラッチ板39の、軸方向両端間に、前
記第2油路31からの潤滑油を保留する油溜り部50を
設けていることを特徴とするものである。
(作  用) 第2油路31から径外方向に供給した潤滑油は、従動側
取付板35の雄・雌係合手段38において形成した油溜
り部50に保留され、この保留した潤滑油にて半クラツ
チ時におけるクラッチ摺接面を冷却・潤滑する。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第4図において、1はエンジンフライホイールで、カッ
プリング2を介して第1伝動軸3が連結されている。
4は主クラッチで、本発明の対象とする潤滑装置を備え
た多板クラッチであり、これの断接で第2伝動軸5に、
エンジン動力が断続される。
6は主変速装置であり、主軸7を挟んで走行系変速軸8
とPTO系変速軸9を備え、主軸7上の伝達ギヤ群10
に咬合する走行系変速ギヤ群11とPTO系変速ギヤ群
12を備えてなり、主軸7はギヤ伝動機構13を介して
第2伝動軸5に連動連結されている。
14は走行系独立クラッチで、油圧にて断接されて変速
軸8の軸心後方(図では右方)に配置した走行系伝動軸
15に断続される。なお、走行系伝動軸15以降には、
クリープ変速、副変速等が備えられてデフ装置等を経由
して後車輪に連動されている。
16はPTO系独立クラッチで、油圧にて断接されて変
速軸9の軸心後方(図では右方)に配置したPTO系伝
動軸17に断接され、ギヤ伝動機構18を介してPTO
Id119に連動連結されている。
第1図及び第2図を参照すると、多板クラッチ4の詳細
が図示されている。
第1図において、20はクラッチケースで、胴部21と
前壁部22とから椀形に形成され、胴部21がクラッチ
ハウジング23にボルト24で取付けられていて、この
クラッチケース20に、多板クラッチ4が内装されてい
る。
クラッチケース20における前壁部22の中心に、第1
伝動軸3が貫通されて軸受25で支持されている。
クラッチケース20の胴部21と前壁部22に、それぞ
れ潤滑油のための第1油路26が形成され、軸受251
澗滑してから第1伝動軸3の後端に形成した径方向通孔
27を介して軸中心の空胴部28に至るようになってい
る。
なお、通孔27近傍にてはオイルシール29Aを有して
いる。
第2伝動軸5はこの前端が第1伝動軸3の後端ボス29
に軸受30を介して支持され、第2伝動軸5の軸心上に
は、前記空胴部28に連通する第2油路31が形成され
、径方向の通孔32を介して潤滑油を径外方向に供給可
能としている。
クラッチケース20に内装される多板クラッチ4は、後
端ボス29上に中心部をスプライン接合した椀形状の原
動側取付体33と、第2伝動軸5に中心部をカップリン
グ34を介して取付けている椀形の従動側取付体35と
、原動側取付体33の係合部33Aに周方向に対して係
合されかつ軸方向には移動可能な原動クラッチ板36と
、従動側取付体35の内筒胴部37上に、雄・離係合手
段38を介して周方向に対して係合されかつ軸方向には
移動可能な従動クラッチ板38とを備えていて、両クラ
ッチ板36.39を軸方向に列設している。
更に、レリーズベアリング40のホルダー41には、ボ
ルト42を介してプレフシ中プレート43がホルダー4
1と軸方向の間隔を有して前側に取付けられていて、こ
のプレフシ中プレート43は、従動側取付体35におけ
る内筒胴部37に形成したボス部44上で軸方向摺動自
在とされている。
従動側取付体35における内筒胴部37には軸方向後方
に受板45が張出状に形成され、この受板45と前記の
プレッシャプレート43間に、前述したクラッチ板36
.39が軸方向に並設されている。
従動側取付体35における内筒胴部37とホルダー41
との間に、コイルスプリング46が介在されていて、受
板45とプレッシャプレート43間で多板クラッチ36
 、39を挟持すべく圧接しており、ここに、クラッチ
接状態とされている。
従って、レリーズベアリング40のホルダー41は第2
伝動軸5上を、レリーズフォーク47により操作可能で
、このフォーク47を矢示Aの方向に揺動すると、プレ
ッシャプレート43は図では左方に摺動され、スプリン
グ46を圧縮し、ここに、クラッチ断となるようにされ
ている。
ここにおいて、従動側取付体35における内筒胴部37
には、前述した通孔32と相対して通孔48が形成され
、この通孔48を介して送液された潤滑油でクラッチ板
36.39の摺接面を特に、半クラツチ時に潤滑するよ
うにされている。
このため、第2図で示す如く、雄・離係合手段38にお
ける従動クラッチ板39の内径部に形成した突起49を
、例えば、周方向のひとつおきに切欠することにより、
内筒胴部37との間に油溜り部5oを軸方向両端部間に
形成しているのであり、第1図の第1実施例では軸方向
2ケ所に油溜り部5oを、周方向に間隔を有して形成し
ており、第3図の第2実施例では、軸方向に1ケの油溜
り部50を形成している。従って、従動クラッチ板39
のうち、軸方向両端のクラッチ板39は突起49をすべ
て有しているも、その間のクラッチ板39は突起49が
周方向の適所において切欠されている。
その他、第1図において、51は連廻り防止用ブレーキ
板で、クラッチ断のときの連廻りを防止すべくクラッチ
ケース20の端面に圧接される。なお、52は緩衝バネ
装置、53はクラッチ板36.39に径外方向から潤滑
油を送るための油路を示している。
第5図、第6図はPTO系独立クラッチ16を示し、機
械式の連廻り防止ブレーキ61を備えた場合でも、PT
O軸19をギヤ伝動機構18等を介して回動できるよう
にしたもので、これはPTO軸19と作業機ジヨイント
軸との連結におけるスプライン接合の容易化を図ってい
る。
すなわち、ブレーキ61が作動しても、PTO軸19を
手動で回動可能にすべくブレーキプレート57を矢示B
の如く自由に回動すべく、突起57Aを1ケにしたもの
で、ブレーキ61の突片61Aもケース突起16Aに1
ケ所で係合するようにしている。これは、特に、エンジ
ン停止状態でのPTO軸の連結に有利となる。
なお、第5図、第6図において、54ば従動盤で、この
外周に機械式ブレーキ61を有している。55はピスト
ンで、プレンシャプレート60を介して原動盤56上の
ブレーキディスク57を圧接可能である。
58は受板盤で、ピン59Aを介してプレート60に結
合され、戻しスプリング59が作用している。
(発明の効果) 本発明は、第2油路から径外方向に送られた潤滑油を保
留する油溜り部を、クラッチ板における雄・離係合手段
の軸方向両端間に形成しているので、クラッチ板間に潤
滑油を送液できて、これは、半クラツチ時のクラッチ摺
動面の摩耗、焼付を確実に防止できて耐久性が向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は縦断側面図、第
2図は要部の縦断正面図、第3図は第2実施例の要部縦
断側面図、第4図はトラクタミッションに組込んだ縦断
側面図、第5図はPTO独立クラッチの縦断側面図、第
6図は同要部の縦断正面図である。 4・・・多板クラッチ、5・・・伝動軸、2o・・・ク
ラッチケース、26・・・第1油路、31・・・第2油
路、36.39川クラツチ板、35・・・従動側取付体
、50・・・油溜り部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)クラッチケース(20)に内装した多板クラッチ
    (4)におけるクラッチ板(36)(39)の潤滑装置
    であって、潤滑油が、クラッチケース(20)に形成し
    た第1油路(26)から、クラッチ(4)の内周に位置
    する伝動軸(5)に形成した第2油路(21)を通って
    、クラッチ板(36)(39)の内周側から径外方に供
    給されるものにおいて、 従動側取付体(35)の外周上に、雄・雌係合手段(3
    8)を介して軸方向移動可能で周方向に係合している従
    動クラッチ板(39)の、軸方向両端間に、前記第2油
    路(31)からの潤滑油を保留する油溜り部(50)を
    設けていることを特徴とする多板クラッチの潤滑装置。
JP12632390A 1990-05-15 1990-05-15 多板クラッチの潤滑装置 Pending JPH0425623A (ja)

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JP (1) JPH0425623A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5722524A (en) * 1995-05-10 1998-03-03 Exedy Corporation Dry multi-disk clutch
JP2008138792A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Nsk Warner Kk 発進クラッチ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5722524A (en) * 1995-05-10 1998-03-03 Exedy Corporation Dry multi-disk clutch
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