JPH04254744A - 柑橘類果実の非破壊味覚検査方法 - Google Patents

柑橘類果実の非破壊味覚検査方法

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JPH04254744A
JPH04254744A JP3185491A JP3185491A JPH04254744A JP H04254744 A JPH04254744 A JP H04254744A JP 3185491 A JP3185491 A JP 3185491A JP 3185491 A JP3185491 A JP 3185491A JP H04254744 A JPH04254744 A JP H04254744A
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上村 幹夫
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    • G01N21/63Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light optically excited
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の目的】 【0002】 【産業上の利用分野】本発明は、柑橘類果実の非破壊味
覚検査装置に関し、特に、柑橘類果実に対してレーザー
光を照射して得られたラマン散乱光のスペクトル強度か
ら柑橘類果実の果皮に含まれたカロチノイドの含有量を
検知して味覚の良否を判定してなる柑橘類果実の非破壊
味覚検査装置に関するものである。 【0003】 【従来の技術】従来、この種の柑橘類果実の非破壊味覚
検査装置としては、たとえば、(i) 柑橘類果実に対
して可視光を照射したときの透過光を処理することによ
り柑橘類果実の果皮におけるカロチノイドなどの含有量
を検知して味覚を判定するもの (特開昭52−633
97 参照) が提案され、また(ii)有機物 (た
とえば柑橘類果実) に対し赤外線を照射したときの1
600〜1740cm−1,2800〜3000cm−
1およびその中間波長帯の三種の赤外線のうちから選ば
れた2種の赤外線の吸光度の比から熟成度を検知して味
覚を判定するもの (特開昭53−15890 参照)
 が提案され、更には(iii) 核磁気共鳴装置によ
って得られた核磁気共鳴信号から柑橘類果実の品質を測
定して味覚を判定するもの (特開昭59−13664
3参照) が提案され、加えて(iv)柑橘類果実にお
ける反射光を受光して3.0 μm以下の近赤外領域に
含まれる少なくとも2種の波長に対応する反射率を計測
し、その反射率の比を算出して柑橘類果実の品質を検知
するもの (特開昭64−28544 参照) などが
提案されていた。 【0004】 【解決すべき問題点】しかしながら、従来の柑橘類果実
の非破壊味覚検査装置では、(i) 柑橘類果実に対し
て可視光を照射したときの透過光を利用する場合、透過
光の強度が微弱に過ぎてカロチノイドなどの含有量を精
度よく検知できない欠点があり、また(ii)有機物 
(たとえば柑橘類果実) に赤外線を照射する場合、2
種の波長について吸光度を求める必要があって処理が煩
雑となる欠点があり、更には(iii) 核磁気共鳴装
置を利用する場合、小型化が困難で高価となる欠点があ
り、加えて(iv)柑橘類果実における光の反射率を利
用する場合、2種の波長の光について反射率を求める必
要があり、かつ光の反射率によって得られる表面情報と
味覚との間の相関関係が小さい欠点があった。 【0005】そこで、本発明は、これらの欠点を除去す
る目的で、柑橘類果実に対してレーザー光を照射して得
られたラマン散乱光のスペクトル強度から柑橘類果実の
味覚の良否を判定してなる柑橘類果実の非破壊味覚検査
装置を提供せんとするものである。 【0006】 【発明の構成】 【0007】 【問題点の解決手段】本発明により提供される問題点の
解決手段は、「柑橘類果実の味覚を非破壊状態で検査す
るための柑橘類果実の非破壊味覚検査装置において、(
a) 柑橘類果実に対してレーザー光を照射するための
レーザー光照射手段(20)と、(b) レーザー光照
射手段(20)によってレーザー光が照射されたときに
柑橘類果実の果皮に含まれたカロチノイドに起因して柑
橘類果実から発生されるラマン散乱光のスペクトル強度
に基づき柑橘類果実の味覚を判定するための味覚判定手
段(30)とを備えてなることを特徴とする柑橘類果実
の非破壊味覚検査装置」である。 【0008】 【作用】本発明にかかる柑橘類果実の非破壊味覚検査装
置は、上述の[問題点の解決手段]の欄に明示したごと
く、柑橘類果実の味覚を非破壊状態で検査するための柑
橘類果実の非破壊味覚検査装置であって、特に、(a)
 柑橘類果実に対してレーザー光を照射するためのレー
ザー光照射手段と、(b) レーザー光照射手段によっ
てレーザー光が照射されたときに柑橘類果実の果皮に含
まれたカロチノイドに起因して柑橘類果実から発生され
るラマン散乱光のスペクトル強度に基づき柑橘類果実の
味覚を判定するための味覚判定手段とを備えているので
、(i) 柑橘類果実の味覚を非破壊状態で検査可能と
する作用をなし、また(ii) 柑橘類果実の味覚を短
時間で検査可能とする作用をなし、ひいては(iii)
 柑橘類果実の味覚を全数検査によって検査可能とする
作用ならびに(iv) 柑橘類果実の商品価値を改善可
能とする作用をなす。 【0009】 【実施例】次に、本発明にかかる柑橘類果実の非破壊味
覚検査装置について、その好ましい実施例を挙げ、添付
図面を参照しつつ、具体的に説明する。 【0010】しかしながら、以下に説明する実施例は、
本発明の理解を容易化ないし促進化するために記載され
るものであって、本発明を限定するために記載されるも
のではない。 【0011】換言すれば、以下に説明する実施例におい
て開示される各要素は、本発明の精神ならびに技術的範
囲に属する限り、全ての設計変更ならびに均等物置換を
含むものである。 【0012】(添付図面) 【0013】図1は、本発明にかかる柑橘類果実の非破
壊味覚検査装置の一実施例を示すための構成図である。 【0014】図2は、図1に示した実施例の具体的な動
作を説明するためのグラフであって、温州ミカンに波長
が514.5nm で強度40mWのレーザー光を照射
して得られたラマン散乱光のスペクトル強度とそのラマ
ン散乱光の波数との間の関係を示している。 【0015】図3は、図1に示した実施例の具体的な動
作を説明するためのグラフであって、温州ミカンの糖酸
比と温州ミカンに波長が514.5nm で強度40m
Wのレーザー光を照射して得られた1159cm−1の
波数をもつラマン散乱光のスペクトル強度との間の相関
関係を示している。 【0016】(実施例の構成) 【0017】まず、図1を参照しつつ、本発明にかかる
柑橘類果実の非破壊味覚検査装置の一実施例について、
その構成を詳細に説明する。 【0018】10は、本発明にかかる柑橘類果実の非破
壊味覚検査装置であって、検査対象たる柑橘類果実Mに
対して適宜の波長および適宜の強度をもつレーザー光L
を照射するためのレーザー光照射手段20と、レーザー
光照射手段20によってレーザー光Lが照射されるに際
して柑橘類果実Mの果皮に含まれたカロチノイドに起因
して発生されたラマン散乱光Rのスペクトル強度に基づ
き柑橘類果実Mの味覚の良否を判定するための味覚判定
手段30とを備えている。 【0019】レーザー光照射手段20は、レーザー管2
1a の両端部に対して反射鏡21b,21c が配設
されており適宜の波長 (たとえばアルゴンの場合51
4.5nm)および適宜の強度(たとえば40mW) 
をもつレーザー光Lを発生するためのレーザー光発生装
置21と、レーザー光発生装置21によって発生された
レーザー光Lを柑橘類果実Mに照射する目的で集光する
ためのレンズ22と、レンズ22によって集光されたレ
ーザー光Lの光路を変更して柑橘類果実Mの適宜の箇所
に照射するためのプリズム23とを包有している。 【0020】味覚判定手段30は、レーザー光照射手段
20によってレーザー光Lが照射されるに際して柑橘類
果実Mの果皮に含まれたカロチノイドに起因して発生さ
れたラマン散乱光Rを平行光線に変えるためのレンズ3
1と、レンズ31によって平行光線に変えられたラマン
散乱光Rを集光するためのレンズ32と、レンズ32に
よって集光されたラマン散乱光Rを分光してラマン散乱
光Rのスペクトルを求めるための分光器34と、分光器
34によって求められたラマン散乱光Rのスペクトルを
受光してその強度 (“スペクトル強度”という) を
求めるための受光装置35とを包有している。 【0021】味覚判定手段30は、更に、受光装置35
に対して接続されており受光装置35によって求められ
たラマン散乱光Rのスペクトル強度を判定基準と比較し
て柑橘類果実Mの味覚の良否を判定するための判定装置
36と、判定装置36に接続されており柑橘類果実Mの
味覚の良否を判定するための判定基準を予め柑橘類果実
の破壊試験によって得られた知見に応じ判定装置36に
対して設定するための設定装置37と、判定装置36に
対して接続されており判定装置36によって判定された
結果 (すなわち柑橘類果実Mの味覚の良否) を出力
するための出力装置38とを包有している。ちなみに、
判定装置36は、スペクトル強度がピークとなる適宜の
波数 (たとえば1130〜1200cm−1あるいは
1500〜1560cm−1) をもつラマン散乱光R
のスペクトル強度を判定基準と比較することにより、柑
橘類果実Mの味覚の良否を判定している。また、出力装
置38は、柑橘類果実Mの等級付けなどに利用する目的
で、判定装置36の判定結果を表示しあるいは記録して
いる。 【0022】(実施例の作用) 【0023】また、図1を参照しつつ、本発明にかかる
柑橘類果実の非破壊味覚検査装置の一実施例について、
その作用を詳細に説明する。 【0024】本発明にかかる柑橘類果実の非破壊味覚検
査装置10では、まず、レーザー光照射手段20が、適
宜の波長および適宜の強度をもつレーザー光Lを発生し
て検査対象たる柑橘類果実Mの適宜の箇所に照射する。 【0025】すなわち、レーザー光発生装置21が、レ
ーザー管21a とその両端部に配設された反射鏡21
b,21c とによって、適宜の波長および適宜の強度
をもつレーザー光Lを発生して出力している。レーザー
光発生装置21によって発生されたレーザー光Lは、レ
ンズ22によって集光され、プリズム23を介して柑橘
類果実Mの所望位置に照射される。ここで、柑橘類果実
Mの果頂部が残部に比べて果皮内にカロチノイドを多量
に含有しており経験的に味覚の良否 (すなわち糖酸比
の大小) と最も強い相関関係を有しているものと期待
できるので、レーザー光Lは、柑橘類果実Mの果頂部に
照射されることが好ましい。柑橘類果実Mに照射された
レーザー光Lは、柑橘類果実Mの果皮表面で反射される
。 【0026】柑橘類果実Mは、レーザー光Lが照射され
ると、果皮に含まれたカロチノイドに起因して、ラマン
散乱光Rを発生する。 【0027】ラマン散乱光Rは、レーザー光Lの反射に
伴なう影響を排除する目的で、レーザー光Lの照射方向
に直交する方向に向けて発生されたものが、味覚判定手
段30に対して与えられている。 【0028】味覚判定手段30では、ラマン散乱光Rは
、レンズ31によって平行光線に変えられたのち、レン
ズ32によって集光されて分光器34に与えられている
。分光器34では、ラマン散乱光Rが分光され、ラマン
散乱光Rのスペクトルが求められる。 【0029】分光器34によって求められたカロチノイ
ドに固有の適宜の波数 (たとえば1130〜1200
cm−1および1500〜1560cm−1のうちの少
なくとも一方) をもつラマン散乱光Rのスペクトルは
、受光装置35によって受光され、そのスペクトル強度
が求められる。受光装置35によって求められたカロチ
ノイドに固有の適宜の波数 (たとえば1130〜12
00cm−1および1500〜1560cm−1のうち
の少なくとも一方) をもつラマン散乱光Rのスペクト
ル強度は、判定装置36に与えられ、柑橘類果実Mの味
覚の良否を判定するために供されている。 【0030】判定装置36では、(i) カロチノイド
に固有の適宜の波数 (たとえば1130〜1200c
m−1および1500〜1560cm−1のうちの少な
くとも一方) をもつラマン散乱光Rのスペクトル強度
が判定基準 (たとえば1.0a.u.)以上となった
とき、柑橘類果実Mの味覚が良好であるものと判定して
おり、(ii)カロチノイドに固有の適宜の波数 (た
とえば1130〜1200cm−1および1500〜1
560cm−1のうちの少なくとも一方) をもつラマ
ン散乱光Rのスペクトル強度が判定基準 (たとえば1
.0a.u.)未満となったとき、柑橘類果実Mの味覚
が不良であるものと判断している。判定装置36におけ
る判定基準は、所望に応じて複数設定してもしてよい。 【0031】判定装置36の判定結果は、出力装置38
に与えられ、所望に応じて表示され、あるいは記録され
ており、柑橘類果実Mの等級付けなどに利用される。 【0032】 (具体例)  【0033】加えて、本発明にかかる柑橘類果実の非破
壊味覚検査装置の理解を促進するために、具体的な数値
などを挙げて、一層詳細に説明する。 【0034】実験例1 【0035】内部にアルゴンの収容されたレーザー管を
利用して 514.5nmの波長をもつ強度40mWの
レーザー光を発生し、柑橘類果実 (ここでは温州ミカ
ン) に照射したときに柑橘類果実からレーザー光の照
射方向に対し直交する方向に向けて放出されるラマン散
乱光のスペクトル強度を受光装置で求めたところ、図2
に示したごとく、1159cm−1付近および1527
cm−1付近に大きなピークが見られた。 【0036】実験例2 【0037】内部にアルゴンの収容されたレーザー管を
利用して 514.5nmの波長をもつ強度40mWの
レーザー光を発生し、柑橘類果実 (ここでは温州ミカ
ン) に照射したときの1159cm−1付近の波数を
もつラマン散乱光のスペクトル強度と、その柑橘類果実
を破壊して検出した糖酸比との間には、図3に示したご
とき相関関係があった。 【0038】糖酸比は、柑橘類果実の総糖度と総酸度と
の比をいう。総糖度とは、柑橘類果実の単位重量あたり
のショ糖の含有量を1倍し、かつ柑橘類果実の単位重量
あたりの果糖の含有量を1.5 倍し、かつ柑橘類果実
の単位重量あたりのブドウ糖の含有量を0.7 倍して
、互いに加算した柑橘類果実の単位重量あたりの糖の含
有量をいう。総酸度とは、柑橘類果実の単位重量あたり
のLアスコルビン酸の含有量がクエン酸の含有量に比べ
て極めて少量でかつLアスコルビン酸の酸味がクエン酸
の酸味に比べて半分であるので、柑橘類果実の単位重量
あたりのクエン酸の含有量をいう。 【0039】実験例3 【0040】実験例2で使用した柑橘類果実 (ここで
は温州ミカン) の幾つかを食したところ、1159c
m−1の波数をもつラマン散乱光のスペクトル強度が、
(i) 0.5 未満では、甘味が不足しており、(i
i)0.5 以上で1.0 未満では、甘味が控え目で
あり、(iii) 1.0 では、甘味が適度であり、
(iv)1.0 を超えると、甘味が過多であった。 【0041】 【発明の効果】上述より明らかなように、本発明にかか
る柑橘類果実の非破壊味覚検査装置は、柑橘類果実の味
覚を非破壊状態で検査するための柑橘類果実の非破壊味
覚検査装置であって、特に、(a) 柑橘類果実に対し
てレーザー光を照射するためのレーザー光照射手段と、
(b) レーザー光照射手段によってレーザー光が照射
されたときに柑橘類果実の果皮に含まれたカロチノイド
に起因して柑橘類果実から発生されるラマン散乱光のス
ペクトル強度に基づき柑橘類果実の味覚を判定するため
の味覚判定手段とを備えているので、(i) 柑橘類果
実の味覚を非破壊状態で検査可能とできる効果を有し、
また(ii)柑橘類果実の味覚を短時間で検査可能とで
きる効果を有し、ひいては(iii) 柑橘類果実の味
覚を全数検査によって検査可能とできる効果ならびに(
iv) 柑橘類果実の商品価値を改善可能とできる効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる柑橘類果実の非破壊味覚検査装
置の一実施例を示すための構成図である。
【図2】図1に示した実施例の具体的な動作を説明する
ためのグラフである。
【図3】図1に示した実施例の具体的な動作を説明する
ためのグラフである。
【符号の説明】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  柑橘類果実の味覚を非破壊状態で検査
    するための柑橘類果実の非破壊味覚検査装置において、
    (a) 柑橘類果実に対してレーザー光を照射するため
    のレーザー光照射手段(20)と、(b) レーザー光
    照射手段(20)によってレーザー光が照射されたとき
    に柑橘類果実の果皮に含まれたカロチノイドに起因して
    柑橘類果実から発生されるラマン散乱光のスペクトル強
    度に基づき柑橘類果実の味覚を判定するための味覚判定
    手段(30)とを備えてなることを特徴とする柑橘類果
    実の非破壊味覚検査装置。
  2. 【請求項2】レーザー光照射手段(20)が、柑橘類果
    実の果頂部に対してレーザー光を照射してなることを特
    徴とする請求項1に記載された柑橘類果実の非破壊味覚
    検査装置。
  3. 【請求項3】レーザー光照射手段(20)によって柑橘
    類果実に照射されるレーザー光の波長が、514.5 
    nmであることを特徴とする請求項1もしくは請求項2
    に記載された柑橘類果実の非破壊味覚検査装置。
  4. 【請求項4】  味覚判定装置(30)が、(a) ラ
    マン散乱光を分光してラマン散乱光のスペクトルを求め
    るための分光器(34)と、(b) 分光器(34)に
    よって分光されたラマン散乱光のスペクトル強度を求め
    るための受光装置(35)と、(c) 受光装置(35
    )の求めたラマン散乱光のスペクトル強度を判定基準と
    比較して柑橘類果実の味覚を判定するための判定装置(
    36)とを包有してなることを特徴とする請求項1に記
    載された柑橘類果実の非破壊味覚検査装置。
  5. 【請求項5】受光装置(35)が、1130〜1200
    cm−1の波数をもつラマン散乱光のスペクトル強度を
    求めてなることを特徴とする請求項4に記載された柑橘
    類果実の非破壊味覚検査装置。
  6. 【請求項6】受光装置(35)が、1500〜1560
    cm−1の波数をもつラマン散乱光のスペクトル強度を
    求めてなることを特徴とする請求項4に記載された柑橘
    類果実の非破壊味覚検査装置。
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