JPH04253622A - ヒートシール方法およびそれに用いる粘着テープ - Google Patents

ヒートシール方法およびそれに用いる粘着テープ

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JPH04253622A
JPH04253622A JP2558991A JP2558991A JPH04253622A JP H04253622 A JPH04253622 A JP H04253622A JP 2558991 A JP2558991 A JP 2558991A JP 2558991 A JP2558991 A JP 2558991A JP H04253622 A JPH04253622 A JP H04253622A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
adhesive
adhesive tape
heating element
resistant member
Prior art date
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Pending
Application number
JP2558991A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadatoshi Tanegashima
貞利 種ケ嶋
Akira Asagami
浅上 彰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
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Publication of JPH04253622A publication Critical patent/JPH04253622A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヒートシール方法の改良
およびその改良方法に用いる粘着テープに関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチックフィルム製の袋に各種物品
を収納し、該袋の開口部を熱融着することにより密封す
るような所謂「ヒートシール」が広く行われている。ヒ
ートシールに際しては、図4に示すように芯体1上に絶
縁体2を介して発熱体3を配置し、この発熱体3上に耐
熱性基材5の片面に粘着剤層6を設けた粘着テープを貼
着した構造の発熱要素と、該発熱要素の上方に所定間隔
をおいて配置される押圧要素(図示省略)を有する装置
を用い、所定の物品を収納したプラスチック製の袋を発
熱要素と押圧要素の間にセットし、次いで発熱体に通電
して発熱させると共に押圧要素により該袋を押圧するこ
とにより、該袋の開口部を融着シールしている。なお、
押圧要素としては、芯体に上記と同様な粘着テープを貼
着したものを用い得る。
【0003】上記発熱要素あるいは押圧要素に貼着して
使用する粘着テープは、ヒートシール時に溶融したプラ
スチックがこれら要素に接着するのを防止するためのも
ので、溶融プラスチックに対する離型性を有する耐熱性
基材の片面に粘着剤層を設けたものが用いられる。
【0004】かようなヒートシール方法においてはシー
ル毎に発熱体が発熱するので、粘着テープも当然その熱
を受けることになり、経時的な粘着剤の熱劣化が不可避
的であり、そのため粘着テープの交換作業を要する。と
ころが、発熱体と粘着剤が直接接触しているので、熱劣
化により粘着剤が発熱体表面に転写移行したり、あるい
はこの粘着剤が発熱体表面に焼き付いたりすることがあ
り、テープ交換に際し発熱体に転写あるいは焼き付いた
粘着剤の洗浄除去作業をせざるを得ないことがしばしば
である。粘着剤の洗浄除去作業は面倒で時間もかかり、
ヒートシール装置の稼働率の低下を招くという問題があ
る。また、粘着剤の洗浄除去が不充分で残留したまま交
換用粘着テープを貼着してシール作業をすると、該残留
部での表面温度が低下し、この部分でシール不良を生ず
ることもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は粘着
剤の発熱体表面への転写移行や焼き付きを生じ難いヒー
トシール方法およびその方法に用いる粘着テープを提供
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は従来技術の有
する上記問題を解決するため、鋭意研究の結果、発熱体
と粘着テープの間に耐熱部材を介在せしめ、発熱体と粘
着剤層とが直接接触しないようすることにより、所期の
目的が達成できることを見い出し、本発明を完成するに
至った。
【0007】即ち、本発明に係るヒートシール方法は、
発熱体上に耐熱部材を介して粘着テープが貼着された発
熱要素と、該発熱要素を押圧し得る押圧要素の間にヒー
トシール対象物品を配置し、次いでこの発熱要素を発熱
させると共に押圧要素により前記対象物品を押圧するこ
とにより、該対象物品をシールすることを特徴とするも
のである。
【0008】以下、図面により本発明に係る方法の実例
を説明する。図1は本発明の方法に用いる発熱要素の実
例を示し、断面方形の芯体1の一側面には絶縁体2を介
して発熱体3が配置され(この発熱体3は芯体1の長尺
方向に沿って配置されており、その長さは芯体のそれよ
りもやや短い)、この発熱体3の上側表面には耐熱部材
4が介在せしめられており、更に耐熱部材4上には耐熱
性基材5の片面に粘着剤層6を設けた粘着テープが貼着
されている。そして、この発熱要素の上方には所定間隔
をおいて押圧要素(図示省略)が配置され、ヒートシー
ル装置を構成している。
【0009】芯体1は発熱体3を支持し、押圧要素によ
る圧力を受け止めるものであるので、強度を有する材料
、例えば、金属により構成する。芯体1を金属のような
熱の良導体により構成すれば、ヒートシール後に発熱体
3への通電を止めるとシール部を急速に冷却でき、シー
ル作業の速度アップが達成できる。なお、図では芯体と
して断面方形のものを用いたが、断面円形等とすること
もできる。
【0010】発熱体3としては、通電により発熱する電
気発熱体が常用され、この発熱体3が絶縁被覆されてい
れば、芯体1の表面を覆う絶縁体2を省略してもよい。 また、耐熱部材4としては、発熱体3の発熱時の温度に
より溶融しないものであれば特に限定なく使用でき、そ
の具体例としては、フッ素樹脂、ポリイミド、ポリアミ
ドイミド、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテル
エーテルケトン、ポリエーテルサルホン、ポリエーテル
イミド、ナイロン6−6等の耐熱性プラスチックフィル
ムやガラスクロスにフッ素樹脂を含浸させた耐熱布等を
挙げることができる。該耐熱部材4の厚さは特に限定さ
れないが、発熱体の熱効率維持のためには薄手(例えば
、100μm以下)のものが好ましい。この耐熱部材4
は発熱体3と粘着剤層6を隔離し接触せしめないように
するためのものであり、その幅は発熱体3の幅と同幅あ
るいはやや広幅とするのが好ましい。
【0011】そして、粘着テープとしては、例えば、フ
ッ素樹脂フィルムやフッ素樹脂含浸ガラスクロス等から
成る離型性を有する耐熱性基材の片面に粘着剤層を形成
したものを使用できる。かような装置を用いて、ヒート
シールを行うには、発熱要素と押圧要素の間にヒートシ
ール対象物品を配置し、次いで通電により発熱体を発熱
させると共に押圧要素により該対象物品を押圧すればよ
く、これにより該対象物品の押圧部が融着してシールさ
れる。
【0012】この方法によれば、耐熱部材の存在により
粘着テープの粘着剤層が発熱体に接触することがないの
で、粘着剤の熱劣化による発熱体への転写移行や焼き付
きを生ずることがない。従って、粘着テープの交換に際
し、粘着剤の洗浄除去作業は不要であり、テープ交換は
容易にできる。本発明はこの方法に使用する粘着テープ
をも提供する。即ち、本発明に係る粘着テープは耐熱性
基材の片面に粘着剤層が設けられ、且つ前記粘着剤層上
にはそれよりも狭幅帯状の耐熱部材が貼着されて成るか
、あるいは片面に帯状の耐熱部材を有する耐熱性基材の
該片面に、前記耐熱部材厚さよりも薄手の粘着剤層を設
けて成るものである。
【0013】図2は前者の粘着テープの実例を示し、離
型性を有する耐熱性基材5の片面に粘着剤層6が設けら
れ、更に該粘着剤層5の幅方向の略中央部にはそれより
も狭幅帯状の耐熱部材4が基材5の長さ方向に沿って貼
着されている。この実例では耐熱部材を粘着剤層の幅方
向のほぼ中央部に貼着したが、該耐熱部材の位置は必ず
しもここに限定されない。しかしながら、この粘着テー
プは発熱体上を覆うように貼着して使用するものである
ので、耐熱部材の幅方向の両側(耐熱部材の幅方向にお
ける両側面の外側)には粘着剤層が存在するようにする
必要がある。また、図3は後者の粘着テープの実例を示
し、片面に帯状の耐熱部材4を有する長尺で離型性を有
する耐熱性基材5の該片面に、該耐熱部材4の厚さより
も薄手の粘着剤層6が耐熱部材4を挟むように設けられ
ている(従って、耐熱部材の露出表面上には粘着剤層は
設けられていない)。このテープも発熱体上を覆うよう
に貼着して使用するものであるので、耐熱部材4の幅は
耐熱性基材5のそれよりも狭く設定され且つ耐熱部材4
の幅方向における両側面の外側に粘着剤層6が設けられ
ている。
【0014】これら粘着テープにおいては耐熱部材の幅
を発熱要素における発熱体の幅と同幅あるいはそれより
もやや広幅とするのが好ましい。また、発熱体による熱
をより効率的に伝導するため、基材や粘着剤中に金属粉
末、カーボン粉末のような熱伝導性粉末を適量配合する
ことも好ましい。そして、これら粘着テープは発熱要素
における発熱体上に耐熱部材が当接するように貼着して
使用するのである。かような構造の粘着テープを用いれ
ば、これまた粘着剤層が発熱体に直接接触することがな
いので、ヒートシールに際し粘着剤の発熱体への転写移
行や焼き付きを生ずることがない。
【0015】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されており、
発熱体と粘着テープの間に耐熱部材を介在せしめたので
、発熱体と粘着剤が直接接触することがなく、発熱体に
粘着剤が転写移行したり焼き付いたりすることがなく、
粘着テープの交換が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヒートシール方法に用いる発熱要素の
実例を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る粘着テープの実例を示す斜視図で
ある。
【図3】本発明に係る粘着テープの実例を示す斜視図で
ある。
【図4】従来のヒートシール方法に用いる発熱要素を示
す正面図である。
【符号の説明】
1  芯体 3  発熱体 4  耐熱部材 5  耐熱性基材 6  粘着剤層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  発熱体上に耐熱部材を介して粘着テー
    プが貼着された発熱要素と、該発熱要素を押圧し得る押
    圧要素の間にヒートシール対象物品を配置し、次いでこ
    の発熱要素を発熱させると共に押圧要素により前記対象
    物品を押圧することにより、該対象物品をシールするこ
    とを特徴とするヒートシール方法。
  2. 【請求項2】  耐熱性基材の片面に粘着剤層が設けら
    れ、且つ前記粘着剤層上にはそれよりも狭幅帯状の耐熱
    部材が貼着されて成る粘着テープ。
  3. 【請求項3】  片面に帯状の耐熱部材を有する耐熱性
    基材の該片面に、前記耐熱部材厚さよりも薄手の粘着剤
    層を設けて成る粘着テープ。
JP2558991A 1991-01-24 1991-01-24 ヒートシール方法およびそれに用いる粘着テープ Pending JPH04253622A (ja)

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JPH04253622A true JPH04253622A (ja) 1992-09-09

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